2020年9月22日火曜日

母と喧嘩しまして。

 なんと敬老の日だったというのに、昨夜から今朝にかけて、後期高齢者の母と大げんかになりました。


親には短時間でもほぼ毎日電話をかけるようにしています。

昨夜も同じように電話しました。

喧嘩の発端は、昨日の私の行動を話したことにありました。


昨日私はペットショップ巡りをしておりました。これ最近の趣味になりつつある。

特に東横線学芸大学の近くにあるpropというエキゾチックアニマル専門のペットショップが好きでして(遠いのでそう頻繁には行きませんが)。

昨日は、げっ歯類がたくさんいて、最近結構興味を持っているファンシーラットちゃんを抱っこさせてもらうなどして楽しみました。


自家繁殖させたジャービルちゃんが1000円で売っていて、思わず買いそうになったという話をしたところ、母の声のトーンが変わり、嫌味を連発し始めました。


ペットといえば犬か猫。

小さい動物は気遣いが多いから私達には無理。

お世話が大変なんだから2匹目はやめろ。

などなどなどなど。


実はマサムネの飼育にもなれてきたので、もう1匹なにか小動物を飼いたいなという気持ちが時折湧いてはやめているというのが続いています(部屋のスペースを考えると、そう大きなものは飼えません。ネズミ系のげっ歯類に限られます)。

そしてそういう気持ちを話すと、母はあからさまに嫌な声を出して、言下に否定するのですが昨日もまさにその調子。


私は、非常に楽しい休日を過ごしたのに、母のその言い方に気分を台無しにされ、電話を切ったのですが、腹の虫が収まらなかったので、その後、メールで文句を言いました。


私は、いかに母の心無い言葉で私の楽しい休日を傷つけられたかということを訴えたのですが、母は論点ずらしに終止し、やれ親をこき下ろして情けない、これじゃなんにも言えないなどと続けます。


しかも朝の5時から母がまたメールをしてきたので、私は起床直後にまたむかっ腹が立ち、メールでの攻撃を2,3発繰り出す始末。

最後には、母がしばらくメールしてくるなと白旗を上げ、昼前に終了となりました。


うちの母は、私が若いときにできた長女で、しかも私がいまだ独身のせいか子離れできていないところがあります。それに加え、専業主婦だったせいか、家族はすべて自分の意向通りに動いて当然と思うところがあります。

とても頭が固くて、「これはこう」と思ったら、他の考えを受け入れることもできません。


さらに、特に父に対しては心が狭く(まあ、父も気が利かなくてずれているところがある人なのですが)、チクチクチクチクと嫌味を言いまくる。

それでいて、父が母に対して怒りをぶつけると、毎日毎日自分が父の被害にあっているようなことを言い出す始末。


年をとってきたせいか、そういう「ちょっと扱いに困る」ところが強調されてきたように思います。


母の話を聞いていて嫌だなあと思ったのは、犬猫以外の動物を飼うということに対する嫌悪感、つまり動物に対する差別感みたいなものがあるように感じたということろです。


普段は優しい人なのに話をしていると人種差別的な思想を持っていることがわかってちょっと幻滅を感じたりする、なんてことを体験したことがある人もいるかと思うのですが、それに似た感じです。


なので、普段マサムネの写真を送って喜んでいる母でも、実際のところどうなのか、ハムスターは良くてもあからさまにネズミなラットなどは、気持ち悪い生き物と思っていて、そういうものを娘が飼うことを我慢ならんと思っているのか。そういう意味でイヤーな気持ちになりました。


2匹目飼うか飼わないかなんて、結局私が決めることであって、離れて暮らしている人にどうのこうの言われる話ではないと思っているので、全く人をいくつだと思っているんだよ、という面倒くささが一番先にあったのは確かですが。


実は昨日から今朝にかけては、むかつきながらも、以前のように腸が煮えくり返るということはなくて、結構冷静な部分がありました。

たぶんデパスを飲んでいたせいではないかと思います。


自分も性格が悪いなと思いますが、母が白旗を上げて「勝った」と多少優越感を持ってしまいました。

母は口が避けたってごめんなんて言わないけれど、暗に負けたことを認めたわけですから・・・


私と母親は気性が似ているところがあって、普段は気が合うのですが、ちょっと亀裂が入ると結構な喧嘩になります。

それでも今までは、いい加減なところで喧嘩は終了して、白黒つかないことのほうが多かったのですが(まあ、親子喧嘩なんて普通はそんなものでしょうが)、昨夜の件に関しては、半分冷静でありながらも、「人の楽しい気持ちをむやみやたらと踏みにじっても平気」というその母の無神経さに我慢ならず、とことんまでやってしまいました。


母とは今日一日話をするつもりはありませんが、別に後悔はしていないかなあという感じです。


昨日の一件で、故郷の札幌に帰っても同居はないな、とはっきりわかりました。

同居して、母をいなしている妹には悪いけれど、いちいちいちいち干渉されるのはゴメンです。


私、50代の働く自立した人間なので。


うちの親は毒親と呼ぶにはパワー不足ではありますが、そういうちょっと家族に嫌な思いをさせても当然と思っている親御さんと同居してお世話している方は、本当に偉いなと思います。

自分にはちょっと考えられません・・・


親孝行はしないといけないな、とは思うのですけれどね。


というわけで、なんだか4連休の終わりは、変な閉まり方になってしまったのでした。

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