仕事が進みません。
本日は、当初より、自宅で書面を作成することにしていました。
おまけに、東京は暴風雪で、近所のコンビニに行くのもはばかられる天気なので、引きこもるにはもってこい。
しかし、進まん…びっくりするほど、進まん…この後、別な書面も書きたいのですが…
というわけで、やや現実逃避気味に投稿です。
弁護士の仕事着って、みなさん、どんなものを思い浮かべるんでしょうか。
男性については、サラリーマンの人とさほど変わらないスーツ姿。
じゃ、女性は?
テレビドラマの印象なんかだと、やっぱりスーツ、なんですかね。
男性の場合、そもそも体を使ったり研究職だったりという事情がない限り、仕事着は、大体スーツですよね。弁護士も同じです。ただ、最近サラリーマンの皆様よりも、うちの業界の男性の皆様は、ノーネクタイ率が高い気がします。
そして、女性の場合ですが…これが案外バリエーションがあります。
ほとんどスーツばかりの人、きちんとした格好はしているけれどスーツではない人、結構カジュアルな人。様々。
で、女性の場合、仕事に対峙する気持ちとか仕事で着る服に何を求めるか、によって、チョイスが結構変わっているような気がします。
「お客さんに失礼がないように」
「お客さんにバカにされないように」
なんて気持ちが強いと、自然、スーツに目が向くように思います。できる女風を装いたいと申しましょうか。若い女性弁護士に多いパターンだと思います。あと、事務所のお客さんが会社関係の人が多い場合。
それから、「スーツ着てりゃ、とりあえずはずれないだろ!!」と思っている人もここに入ります。
ただ、このパターン、安くて仕立の悪いスーツを買っちゃって、ジャケットやパンツがしわしわとか、いつも同じスーツしか着ていない、とか、ちょっと悲しい事態がついて回りがちです。
「仕事はリラックスしてできるのが一番!!」
なんて人だと、カジュアル路線に行きます。ジャケット着用なし。
さすがにジーンズ姿の人はほとんどお会いしたことありませんが、今時季ならニットにパンツ、スカートなんてラフな人も実は案外いたりします。
結構ベテランのおば様弁護士に多いかと思いきや、私の友人にも一人、この手の人が…
気の張るお客さんに会うことが少ない場合なんかに、こうなるんですかね。女性弁護士って、企業法務系の事務所以外は、どうしても離婚事件なんかが多くなりがちなんですが(しかも依頼者の大半は女性)、そうすると、依頼者に緊張させないことが必要になりますし、そもそも、気張ることもあまりないですし。
センスがないと、かなり痛々しい結果になります。
「きちんとした格好はしているけれどスーツではない人」というのは、ある意味、オールマイティでいたい人なのかなあと。会社のお客様も貧乏な破産のお客様もいる。どんな人に対してて合わせられるように、ということが多いのかもしれませんね。
私の場合は、主観的には、「きちんとした格好はしているけれどスーツではない人」に入ると思ってはいるのですが…周りの人がどう思っているかは不明です。
結構異質なセンスの持ち主に見られているかも。だって、こういう職業のいわゆる「仕事着ブランド」ではないようなブランドのものばかり着てますから。
前々から話しているように、コムデギャルソンでしょ。あとは、フォルテフォルテとか、ジャケットだとエンジニアードガーメンツとか、アーツ&サイエンスとか…クリステンセンドゥノルドなんかも着ます。
私の場合、仕事着に求めるコンセプトは、かなりシンプルです。
「気持ちが上がるように!!」
要するに、その日の気持ちにマッチした仕事着を着て、「よし、決まった!!」という気持ちで、毎日の仕事に臨みたいと。
当然、こういう気持ちの中には、様々なものが含まれていると思います。
「よし、これなら、裁判官と対等に話ができそうだ」とか、「相手方に強く出られそうだ」とか、「今日くるお客さんに親しみを持ってもらえそうだ」とか。
そういう意味で言うと、仕事着って、鎧兜と同じようなものなんだと思います。
私の場合、同じような鎧兜を毎日来ているのではなく、その日その日で身に着ける鎧兜を変えているということなんでしょう。
最低限のルールは決めています。
夏場のごく限られた時期は除いて、ジャケットを必ず着用する(ジャケット好きなので苦にならず)ということ。
クールビズの時でも、法廷に入るときには、必ずジャケットを持参していきます。それも、定番系の仕立がしっかりしたものを。
法廷は、それだけ私にとっては神聖な場なのです。民事でも刑事でもお客さんの利益を左右する場なわけですから。
男の人はともかく?、女子は、仕事着をもっと大事にしてほしいと思いますねえ。
私の周りには、着るものによって、相手に与えるイメージは全然違ってくるだけじゃなくて、自分の気持ちも全然変わってくるということに気が付かないで、本当に適当なチョイスをしている人が多いような気がするので。
なりたい自分になるには、外側を変えるのも有効な手段だったりするものだと思うのです。
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