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2013年1月24日木曜日

使えるブランドその1:フォルテフォルテ

コムデギャルソン好きのワタクシですが、ギャルソンばっかり着ているわけでもありません。
店頭で見つければ手に取るブランド、そうやって少しずつ買い足しているブランドがあります。

そのひとつが、フォルテフォルテです。
ブランドの成り立ちとかどういう人がやっているかとかは、ソニアパークの本だとか、他のウェブ情報でも入手可能なお話なので、ここでは触れません。
最低限の情報としては、フランスのブランドで、しかも、ヨーロッパではかなりメジャーということ。
日本でも、ファッション好きの人には結構なじみがあるんじゃないかと思います。
路面店はたぶんないと思うけど、セレクトショップでの取り扱いもちょこちょこあり。
でも、(ありがちな話ですが)お店に並んだ直後を逃すと、実は結構手に入れにくいブランド…というのが私の印象です。

私がフォルテフォルテと出会ったのは、3年前くらいだったと思います。
名古屋のとあるセレクトショップで、透け感のあるグレーのシャツと出会いました。それがフォルテのシャツでした(注:名古屋はセレクトショップ不毛の地。センスがよくて購買意欲の湧くディスプレイをしているセレクトショップはほとんどなく、私が通っていたのは、このシャツを見つけたお店だけでした)。

ボタンダウンのメンズライクな形なのに、本当に薄手の生地を使っていて、独特のねじれ感やしわ感がありました。かなりタイトなのに窮屈さはなく、コットン100パーセントであるにもかかわらず、伸縮性すら感じさせる柔らかさ。衝撃を受けて思わず購入。
以来、頻繁に着用しては自宅で洗濯してますけれど(もちろんネットに入れてエマール使用)、ボタンが取れたこともほつれたことも一度もありません。
その後、シャツをもう一枚、パンツを一着…と、気に入ったものを1つ2つと買い足してきました。

最近気に入っているのはジャケットです。
ジャケットは今までに3着購入しました。そのうち1着はどうにも似合わなくて妹にあげましたが、他の2着はヘビロテになっています。
フォルテのジャケット…というと、「ロング丈のダブル、作り大き目」をイメージする人が多いかもしれません。パリジェンヌがショートパンツの上に羽織るようなイメージの。
私が持っているのは、その形のではなくて、8分袖のグレーのフエルトジャケットと、オレンジとグレーの細かいチェックのウールリネンのごく普通のジャケット。

私は、20代のころからジャケットが大好きで、カーディガンを着るくらいならジャケットを羽織りたい派でした。
そして、スタイルとしては、メンズライクな形でつくりが頑丈かつシンプルなジャケットが好きなのですが、フォルテのこの2つのジャケットは、その条件を満たしつつ、柔らかく動きやすく、着るとその人の印象を一段柔らかくしてくれるというところが、とってもいいと思っています。
フォルテのジャケットを羽織って仕事に行く日は、法廷がない日が圧倒的に多いです。
人と会う日でもそれほど気を張らずに済むような日とか、柔らかい印象で依頼者と会いたい日、でしょうか。

品物が確かな割にお値段が抑え目なのもうれしいところ。さらにうれしいのは、普通は無味乾燥なブランドタグが付くところに、コットンの布地に「jacket」とか「pants」とかの刺繍がついていて、なんとも心和むところ。

明日は、フォルテのチェックのジャケットを着て仕事に行く予定です。
中には、冬のセールで購入したクリステンセンドゥノルドのワンピースを合わせる予定ですが、クリステンセンについては、また別の機会に触れることにしようと思います。


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