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2013年6月24日月曜日

メガネとワタシ

そういえば、洋服だの靴だのアクセサリーだのと、身に着ける物のことを散々書いているのに、1日のなかで、一番長時間身に着けているであろうアイテムのことを未だ書いていないことを思い出しました。

メガネです。

実は、このブログに来てくださった方が「一度メガネで」とネタ提供してくださいまして(ハシビロコウさん、ありがとうです)、ふと、考えたのです。

メガネとのお付き合いは、中学2年生のときにはじまりました。
突如として視力が落ちたのです。
それまでは、余裕で左右1.5だった私。
単に賢そうに見えるからという理由でメガネに憧れていたものの、この分だと老眼鏡まで世話にならずに済みそうだと思っていた矢先、「授業中だけでも眼鏡をしなさい」と指摘される状況になってしまったわけです。

その後、視力は順調に落ち続け、大学生になったころには、0.1を切ることに。
今はたぶん、0.02くらいしかないはずです。
メガネ外すと、あたりは、ぽやーんとした感じ。
で、寝てるときと風呂に入るとき、顔を洗うとき以外は、ずーっとメガネ生活なわけです。

コンタクトレンズにしていた時代もありました。
しかし、コンタクトレンズは不経済。なぜなら、絶対に予備でメガネがいるから。
それに、使い捨てでなければ、手入れも大変。

というわけで、ほんの数年で手放し、初めてメガネをかけて以来、概ねメガネ生活を続けているのです。

色んなメガネをかけてきました。

わりに若いころから、メガネは自分の印象を決める物だという意識はあったし、アイテムとしてもメガネはかなり好きだったので、自分で買うようになってからは、メガネを買おうと思ったら、結構じっくり選ぶようになりました。

何度も買いなおしているうちに、メタルっぽいフレームのものは顔に似合わず、セルフレームの濃い色が自分の顔にはしっくりくることがわかってきました。
つくりとしては、メンズっぽいテイストのものです。

しかし、メガネ生活を楽しむのも、楽ではない。
私の顔には、1つ致命的な欠陥があるのです。

鼻が低いのです。
鼻の上に、おとなしくメガネが乗ってくれないのです。

メガネを顔におさめるために、リムの部分の締め付けを強くするとか、ぐにょーんと耳裏でリムを曲げるとか、色んな細工が必要になり、しかし、細工をする割に顔にはマッチしない、こめかみのあたりは痛くなる、メガネと目の距離が異様に近い…みたいな不具合が、頻繁に起こりました。

特に、欧米ブランドのメガネは、私のようにほとんどのっぺらぼうな和風顔向けに調整するのは、非常に困難でした(だって、あんな鼻ならメガネどころか、リンゴだってバナナだって乗りそうではないか)。
そこで、「だったら日本人が作ったものがいいだろ」と国産のものを探した挙句、ついに顔にマッチするブランドを見つけたのです。

それが、999.9。

10年くらい前からは、999.9しかしていません。

999.9は、まず鼻パッドが秀逸です。
私のような小さなお鼻の人間でも、きちんとメガネがおさまってくれる鼻パッド。おかげで、顔の肌に負担がかかりません。
リムと本体の接続はバネ式になっていて、リムは顔にフィットしますが、締め付け感が全くありません。
適度な重みがあり(今流行りの軽いメガネは、逆に軽すぎて落ち着かない)、おさまりが良く、負担がなく、かけ心地サイコー、なのです。
直営店の店員の方の調整の技術も、おそらく優れているのだと思います。

デザイン的には、その時その時によって、大きさや丸みなどを中心に若干の違いがありますが、定番系のイメージは、ほぼ同じ。黒やグレー、茶色(女性向けは明るい色味もありますが)のセルフレームが中心です。

でも、定番系だからと言って、落ち着いてつまらないデザインかというと決してそうではなく、例えば10年近く前に買ったメガネでも、この間のメガネの流行を超えて使い続けることが可能で、なおかつ、常にスタイリッシュな印象を与えられるのです。古さが全くないのです。

今使っているのは、グレーと黒のモノが1本ずつ。どちらもメンズ向け商品のようですが、それでもかけ心地には全く問題ありません。

私の場合、洋服に合わせて眼鏡を変えるということはしていません。
あくまでメガネをかけた自分の印象から、洋服のコーディネートを考えている感じ。
まさに、「メガネは顔の一部」になっているのだと思います。

最後にメガネを作ったのが、もう4,5年前のことなので、そろそろ新しい一本が欲しいなあと思うのですが(もちろん、999.9で買いますよ!!)、実は最近気になることが。

ほんの2,3日前のこと、細かい字に目のピントが合わなくなってしまったのです…
ついに老眼か?

ここ10数年は視力に大きな変化もなく、メガネ屋さんの検眼のみでメガネを作ってきましたが、そろそろ一度、眼科でちゃんと視力を測らねばいけないかもしれません。





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