小林製薬といえば、「糸ようじ」なんでしょうか。
あの「建もの探訪」と同じ朗々としたナレーションで、「こばやしせいやくの、いとようじ」とか、渡辺篤史が言ってくれちゃっているせいで、やたら耳に残るフレーズ、商品と言えば、これ、なのかもしれません。
大泉洋も、「どうでしょう」の旅の中で、うなされたように「こばやしせいやくの、いとようじ」と物まねを繰り返していました。
思えば、小林製薬って、CMの最後は、必ず「小林製薬の**」と会社名+商品名で、締めています。
この度、ワタクシ、小林製薬の製品の中で、「こりゃすげ~や」と感心するものに出会ってしまいました。
「のどぬ~る ぬれマスク」です。
これ、お医者さんに言われて使うことになったのです。
実は、先週の水曜夜から金曜日夜まで大阪出張だったワタクシ。
もうどうしたって咳が止まらず、先週の火曜日、まだ薬は残っていたのですが、「なんとかしてくださ~い」と、病院に泣きつきに行きました。
そうしたところ、薬も結構増やされたのですが、帰り際、担当のお医者様がふと、「あとね~、ぬれマスク、あれは喉が潤って、いいんですよ~。寝るときとか、新幹線のなかとか、ぜひ使ってみて」と言いました。
寝る時のマスクというのは、冬の乾燥時期に何度も試したことがありますが、もう苦しくって苦しくって、耐えられない。
いつも、夜中目が覚めると、右手にマスクを握りしめていたり。
しかも、ぬれマスクって、朝起きたら顔も布団もずぶ濡れなんじゃないの、みたいな不信感もありつつ、通気性だって普通のマスクよりさらに劣るだろ…と思いながらも、それでも、咳による不眠に苦しめられていた私は、帰りの調剤薬局で、思わず
「ぬれマスクください」
と、言っていたのであります。
買ったからには、出張前に一度試してみようと、火曜日の夜にマスクをして眠ってみました。
なんと、着け心地、非常に快適。口の周りが、ほどよ~くひんやりして、呼吸も楽。
もちろん薬がかなり効いていたというのもありましたが、おかげで朝までぐっすり眠れました。
水曜日、行きの新幹線の中でも装着して爆睡。
その日の夜も、木曜の夜も、金曜の帰りの新幹線も、その日の夜も、そして昨夜も(もちろん今夜も付けますが)、ぬれマスクを着用して寝ました。
しかも、木曜日の夜からは、寝る前に飲むように渡された薬を飲まなくても、咳が出なくなりました。
この薬、結構強めで起きがけに手が震えるなどの副作用もあったので、飲まなくても咳が出ずに眠れる状況になったのは、非常に良かった。
昼間も、少し咳が出るなと思ったら、このマスクをしていました。そうすると、咳が少し収まる感じ。
確かに、マスクのおかげ、だけではないでしょうが、かなり喉を潤してくれたのは確かです。
しかも装着時の不快感が全くないというのもすごい!!
これ、単に「マスクの中に水分を含んだシートを入れてみました」というだけではなくて、快適さなどが非常に計算された商品ではないかと思います。
余りに気持ちいいので、風邪が治っても毎日つけて寝たいくらい。
しかし、ひとこと言わせてほしい。
高い!!
安いドラッグストアでも、3個入り1パック400円前後。
確かに開発にかけたコストや材料費(特に素材には気を遣っていると思うので)を考えると、ある程度お値段はするのでしょうが、せめてあと100円くらい、安くしてくれないかなあ…
健康維持のためにはある程度のお金をかけることが必要な昨今ではありますが、この値段では品物が落ちる二番煎じの商品に負けてしまうかもしれません。
ひどい咳地獄から救ってくれた小林製薬さんの商品を今後もずーっと、一押ししていきたい!!
だからこそ、もう気持ち、庶民のお財布を考えてお値段をダウンしてくれるとうれしいな、と思うのであります。
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