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2013年11月17日日曜日

アーツ&サイエンスにkolorにHYKEの秋。

自宅で落ち着いて投稿するのが、なんだか久し振りな気がします。

秋も深まってきて、先週あたりは寒くて仕方ない日も続いていました。
この間、始末した洋服、逆に購入した洋服、今一つ買う気になれずに終わった洋服など様々ありましたので、今日はその雑感でも書こうかと。

「居心地いい部屋実現計画」の一環で、クローゼット内も大幅に整理しました。
いらなくなった洋服や靴、小物は、大半は古着屋に売却。
その中に含まれていたブランドも結構様々だったのですが、特徴的なのは、アーツ&サイエンスの物が、コート2着を残してすべて出払った、ということです。
シャツから、ワンピースから、ボトムからスニーカーから、ジャケットから・・・

どうしてこういうことになったかというと、アーツ&サイエンスの服は、シルエットにこだわる分、着心地及び生地や縫製の頑丈さという点では、落ちる服が多い、ということなのです。
もちろん、「高価なブランドの割に」という留保はつきます。

たとえば、ジャケット。
シルエットはメンズライクでタイトで、本当に美しい。
自宅で洗濯できるというのもいい。

しかし、いかんせん生地が硬い。
着ても着ても、柔らかくならない。
ジャストサイズの物を着ると、1日の終わりには、腕の付け根に血がよっているなんてことも(注:ハヤシは皮膚と血管があまり丈夫でない)。

それでも最初はかなり頑張って着ていたのですが、「シルエットがきれいで着心地も良いジャケット」というのを続々手に入れてしまってから、とんと手に取らなくなりました。

ワンピースやシャツは袖がタイトで身幅がたっぷりという物を持っていましたが、手が動かしにくく、体の収まりが悪い。
これも徐々に着なくなっていきました。

要はライフスタイルに合わないということなんでしょうが、昨今の日本で、このように動きにくい服を日常着にできる女子というのは、本当のお金持ちしかいないでしょう。

お店にもとんと行かなくなったので、最近の注目度はよくわからないのですが、このブランド、どんどん有閑マダム向けのラインになっていきそうな気がします。

購入したもので是非紹介したいのは、先日もちらっと書いたkolorのパンツ。こちらは改めて詳しめに。

メンズの、コットンツイルのパンツを購入したのですが、2週間足らずで、結構な頻度、履いてます。

なにより生地が柔らかい。
前側に膝の位置まで裏地がついているので、コットンパンツにありがちな「膝ぽっこり」になるのも防げます。

そして、絶妙なのは裾のデザインと丈です。

ハンティング用のパンツのように、裾部分はボタンで留められるようになっているのですが、すぼまりすぎていないのです。
「ちょっと妙なライン」にならずにすむ。
丈は、脚裁きがよくて動きやすく、カジュアルになりすぎない9分丈。

前回も書きましたが、デザインがごつすぎず、サイズ感も多少小降り。女性にも取っつきやすい感じで、おすすめです。

kolorといえば、シャツのイメージが強かったのですが、シャツだけでなくボトムも今後注目したいなと思っています。

そして、「買おうと思ってやめたもの」はHYKEの巻スカートです。

HYKE、サイズ感、かなり小さめなんですね!!

HYKEファンの方はわかると思いますが、今秋冬、ネイビーの膝丈くらいの巻スカートがでています。
デザイン、とってもかわいいです。
めくれてパンツ全開、なんてことにならないように内側に小細工もされてます。

サイズは2サイズ。
私は大きいサイズの方で履きました。
が!!
脇のあたりの生地がつれてしまいました。
ちなみに、ウエストはきつくありません。ジャストです。
要するに、ヒップ周りが細い、ということ。

ま、やせてる割に腰回りが大きめであることは認めますが、大概のブランドでは9号サイズ、Mサイズを無理なく着用しているのです。
HYKEの作りが小振りであることは、たぶん明らか。

ここ、デニムも妙に腰回りが小さいんですよね・・・

日本人による日本人向けのブランド、という理解だったのですが、これって間違いなんだろうか・・・

良いデザインであっただけに残念でしたが、断念しました。
お店の方が、ウエスト位置を調整すれば大丈夫ではないかと言っていたのですが、ホックの縫いつけの部分が、生地の中側に入っていて、一度ほどかねばならないことが判明。
そこまでして欲しくはないなあと思い、やめたのでした。

以前は、仕事がないオフの日は、それこそアーツ&サイエンスみたいなテイストの、ちょっとゆったりした雰囲気のファッションを楽しみたいと思っていましたが、最近は、プライベートでも、例えばきちんとウエストマークをしたり、体のラインや脚などを隠しすぎない格好をしたいなと思うようになりました。

処分したもの、買ったもの、買わないけど興味を引かれて手に取ったものを見ると、そういう今の気分が反映されているなあとよくわかります。

ちなみに、洋服って捨てることに罪悪感を持つ人も結構いると思うのですが、そういう人には古着屋さんがおすすめです。

最近は、洗濯不要で引き取ってくれるとか、どんな服でも引き取りますとか、宅配キットを送ってくれるとか、そういう業者さんが結構います。
ユニクロだって、店舗にリサイクルのボックスが置いてあるし。

そういう罪悪感を減らしてくれるシステムとうまくつきあいながら、そのときの気分でファッションを楽しめる世の中は、悪くないなと思うのであります。




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