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2014年1月2日木曜日

冬のセールが怖すぎる件について

BSフジで全日本フィギュアの再放送を堪能しながら、ついさっきまで仕事していたハヤシです。

ひと段落ついたので、ちょっとブレイク。

本日、札幌は朝からあいにくの吹雪模様。
妹と二人でセールに出かけるかどうか相談していましたが、双方見たいものはそれなりにある、ということで午前11時少し前に出かけていきました。

本当は明日でもよかったのです。
というのは、例のショップの店長、年末年始は新規開店したショップの方に行っていて、いつものショップの方は明日年明け初出勤なので、顔出すとしたら明日になるからです。

ただ、相当の人混みが見込まれる中、明日長時間外に出ているのは、齢40代姉妹には体力的にきつい。特に私、夜は飲み会だし・・・

で、短時間で帰ってくるつもりで出かけたのであります。
昼ごはんは自宅で食べるつもりでした。

地下鉄はそれほど混んでいませんでした。
地下道も、札幌三越前までは、それほど混んでいませんでした。

が。
大通りとススキノを結ぶ地下街ポールタウンの入口を見た時、愕然としました。
人の海じゃ・・・

ちなみに、ポールタウンは、札幌パルコを始め、若い子が行くファッションビルの地下入口がいくつかつながっているほか、路面店でそれなりの人気店が出店している通りです。

もちろん、人の海といっても、東京あたりの混み具合からいうと、休日の原宿交差点くらいの人出なわけですが、札幌であのくらいの人がいるとなると、もう絶望的な気分になります。
お目当ては、札幌パルコの1階にあるH.P.FRANCEの系列店だったのですが、パルコに入る前に妹と「家に帰りたい」と言い合っていました。

なんと打たれ弱い40代姉妹・・・

パルコに入った後は、混雑しているエスカレーターを避け、階段で1階まであがりました。
お目当ては、ファリエロのストールだったのですが、我慢したかいあってセール品をしっかりゲットすることができました。

その後、妹が行きたかったシップス、丸井今井という地元百貨店、例のショップの次に行く頻度が高いセレクトショップなどを回り、妹はバッグ、私はパンツを買って、概ね目的を達して帰ってきました。

自宅に戻ったのは午後1時半少し前。
移動に費やす時間は往復で40分強なので、買物していたのは、ほんの1時間半ほどでした。

ふたりとも「もう十分」「もう限界」という気分でした。
冬のセールの時は、概ねこんな気分になるのですが、今年は格別でした。

家に帰って軽い昼食を食べていた時に母が言っていたのですが、ニュースで見たところ、丸井今井の初売り、開店前に並んでいる人が多すぎて、予定より早く店を開けたんだそうです。
あまりにごった返す店内の映像を見て、打たれ弱い娘二人を育て上げた母は、我々が疲労困憊して帰ってくると踏んでいたようでした(1時間半で切り上げたので、そこまでには至らず)。

いやしかし。
人の多さもまいりましたが、ビビったのは、行きかう人の手には、必ずと言っていいほど何らかの「福袋」が握られていたことでした。

若い女の子や男の子が持っている洋服やファッション雑貨の福袋に始まり、食料品の福袋を抱える人もおばちゃんの中にはかなりいました(肉屋の福袋もあったのですが、中身は何?)。
しかも、母と娘が一緒に買い物に出て、それぞれ都合2つくらいの福袋を抱えている姿もそこそこにあり・・・

我が家は全員、福袋に興味がありません。
誰も買ったことがありません。
私も、絶対に買わないと決めています。

なぜか。
好きなものが入っているとは限らないからです。
サイズが合うものが入っているとは限らないからです。
そうすると、費やした5000円なり10000円なりは、つまりは無駄銭を使ったということになるからです!!

こんなこと、言われなくても誰でも気づくはずなんだが、それでもかまわないと思って、みんな買うんでしょうか?
中に1つでも使えるものがあれば、それで元をとれたという意識なのでしょうか?
それとも、「福袋」という言葉のマジックに魅かれて、ある意味洗脳されたように購入するのか?
あるいはただの運試しなのか・・・

正月の2日に先を争うように百貨店の前に並ぶ人々。その大半が福袋狙いで、開店と同時に店になだれ込むという図は、非常に恐ろしい。
「福」というものに対する飢餓感が、正月というイベントにマックスになる集団心理も怖いし、マナジリ釣り上げてお目当ての福袋を獲得しに行くその姿は、「福」という言葉とは確実に背反するし。

いやしかし。
こういうゴタクをうだうだ並べて、セールというイベントから背を向ける40代姉妹、確実に生存競争に敗れています。

明日も、お目当てのショップを物色したら、早々に引き揚げてくる予定であります。





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