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2014年3月22日土曜日

コムデギャルソンは札幌、なのだ。

突然ですが、プチ帰省しているハヤシです。
20日の夜の18時羽田発の便で帰ってきました。

この日は、北海道発のツアー客と一緒だったのですが、どうもその団体様というのが、年齢65歳以上くらいの方に限定していたんじゃないかというツアーでして。
私が乗った便は、17時過ぎくらいに搭乗口上に「天候調査中」という表示が出て、ツアーのみなさん、一時騒然。

しかも、25分過ぎには、出発するかどうかお知らせしますというアナウンスがあったにもかかわらず、30分を過ぎてもアナウンスなし。
旅慣れていないとおぼしき高齢のおじさま、おばさま方は、搭乗口付近にどわあああああっと集まり、つぶれかかった銀行の窓口に集中する年金を預けた高齢者、みたいな雰囲気になりました。

そこはさすが日本人、大騒ぎすることはなかったわけですが、人混みがあまり得意でないハヤシは、人いきれのために搭乗前にすっかりくたびれてしまい、飛行機が離陸したとたんに爆睡モードに入ったのでした・・・

今回の帰省は、疲労回復と花粉からの避難が目的です。

例の長い裁判の後、これといって体に不調が出ているわけではないのですが、なんとな~く仕事にやる気が起きないというか、自分自身に覇気がない状況が続いておりました。
しかも、花粉もピークの時期。花粉症の自分にとっては、外出時にずーっとマスクをして過ごす日々が続き、肩こりや頭痛になることもしばしばです。

幸い、我々法曹界は、3月末というのは比較的時間に余裕がある時期でもあるので、リフレッシュのために帰省したというわけです。

で、本日、妹と例のごとくお出かけしました。

毎回帰省する際には、1週間ほど前に妹からラインでメッセージが届きます。
「帰ってきたら、どこ行きたいのさ」
という、この一言。
言うまでもなく、買い物にどこに行きたいのか聞いてるのであります。

別に行く店なんておおかた決まっているのに、わざわざメールなんかよこさんでも・・・と毎回思っていたのですが、例のいつも行っているセレクトショップが、ここ最近品ぞろえがいまひとつで、そこだけでは満足できない状況になっていました。

一番行きたいのは「ギャルソン」だな~。
そんな気分でメールしました。

ギャルソンの品ぞろえは、当然、東京の方が断然多いです。
シーズン物の展開も早い。
お店のスタッフさんの話では、一番早いのは青山店だそうです。
その後、ギンザコマツ、丸の内、そして最後に百貨店など全国展開するんだそうで。

ハヤシは、通勤経路の関係で、東京にいる間は、ギンザコマツ店に出没することがかなり多いです。
次に行く頻度が高いのが丸の内店。青山店は、ごくたまに行くくらい。
丸の内とか青山の方は、かなり本気度が高いときしか行きません。なんせ、お店の人の側の本気度が高いので、ゆっくり見られる感じがあまりないのです。

ギンザコマツはそんなことはないんだけど、他のブランドの物が多すぎて、逆にギャルソンの品ぞろえがちょっと手薄に感じられるほど。
しかも最近かなり閑散としていて、お店に開店時の活気がありません。

ギャルソンは、札幌で見る方が断然テンションがあがります。
これ、気がついたの、昨年の夏あたりなのですが。

札幌には、ギャルソンの路面店はありません。
丸井今井という老舗百貨店(今は、三越伊勢丹ホールディングス系列)に3ラインが同じフロアの別コーナーに展開。コムコムとか、ジュンヤワタナベなどがあります。
そして、札幌パルコにも確か4ラインが同じフロアの別コーナーに展開。トリコやジュンヤワタナベ・メン、ブラック・コムデギャルソンなどがあります。

なんで、札幌の方がテンションがあがるのか。
ずばり「濃さ」が理由と思います。
1つ1つのラインで占めるコーナーの広さは、決して広くありません。
しかし、その小さな店舗の中が、どこのラインについても「びっちり、ギャルソン」しちゃっているのです。
品ぞろえがそれほど多いはずもないのですが、東京のどこで見るよりも、商品がそろっている気がします(もちろん、欲しいサイズがないということはありますが)。ディスプレイの妙、なのかもしれません。

ギャルソンが見たくてギャルソンのお店に行っているので、この、どこもかしこも「コムコムだらけ」「ジュンヤだらけ」「トリコだらけ」みたいな状況には、鼻血が出んばかりに前頭葉が刺激されるのです。

でもこれ、どうも私だけではないようです。

本日、札幌パルコのトリコのお店で、妹が試着しているときのこと、お店の方と世間話になり、「普段は東京に住んでいて、昨日から帰省している」と伝えました。
お店の方に「東京ではどこのお店に行くことが多いんですか」と言われたので、「ギンザも丸の内も青山も行きますけど、でも、ギャルソンは、断然札幌で見る方が楽しいです」と正直な感想を言いました。
そうしたら、「東京のギャルソンに行った方、みなさん、そう言います」と、お店の方から返ってきたのです。

以前、このブログで、札幌はセレクトショップ激戦区で、だからこそ、ショップのみなさんのセレクト眼とディスプレイの技が発達している、みたいなことを書いたのですが、当然、この影響は各ブランドショップにも出てるんでしょうねえ。

あんまりいろんな地方から来られて、札幌のギャルソンが品薄になっちゃうのは、ちょっと困り物ではありますが、この「楽しい濃さ」を味わいに、ギャルソン好きの皆様には、是非一度、来札していただきたいな、とも思います。

ちなみに、本日私は、コムコムで、ネイビーに変形水玉柄の丸襟ジャケットを買いました。中にプレイのボーダーTシャツを来て、下にネイビーのパンツ、スカート、それからワンピースを合わせると、とっても春らしい気分になれそうです。

で、本日は美容室に午前中に行った後、このジャケットに合いそうなワンピースを探したいな、なんて思うのでありました。


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