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2014年12月7日日曜日

ぐぐたすでお友達を増やそう大作戦。

どうも。
出張から帰って、自宅でゆっくり、つかの間の休日、ハヤシです。
今日はなんだか冷えますなあ…私の嫌いな東京の冬、全開という感じです。

思えば、東京の季節で好きなのって、花粉が終わって梅雨に入る前の5月から6月初旬くらいまでと、9月から11月の頭くらいまででしょうか。うー、短いなあ。
札幌だと雪解けの3月中旬から下旬、雪降り始めの10月下旬から11月中旬くらい、とごくごく限定されているのに…

さて、最近、ぐぐたすでいろんなコミュニティに参加し始めて、そこでお会いした方をバシンバシン、フォローさせてもらっております。
手始めは、水曜どうでしょう。あと、ちょっと法律家のふりをして、著作権・知的財産権、フリーランス(一応フリーランスに入ると思って)に加入しました。
今日は、さらに、北海道とからす会に加入。

なんだろう…今、なんとなく人とつながりたい気分、なのかもしれません。
それも、「同質的」でない人たちと。
この場合、「同質的」というのは、同業者及びそれと類する人々、おんなじ学校を出てきた人々などなど、結構大きな幅でルーツや現在の立ち位置を共通としている人、を指しております。

いや、何も今に始まったことではないのです。
とりあえず同業者以外の人と知り合いになりたいなあという気持ちは、今までも多少あったわけで。
それで、たまに仕事が暇になったりすると、お花の教室にでも行こうかなあとか、いろいろ考えたりするのですが…
実は、もともと人見知りの性格。知らない人の中に囲まれるのは、結構苦手だったりします。
そんなわけで、仕事以外は、ひとりでショッピングや美術館に行ったりして過ごすことが多く、そのため、同質的な人以外と知り合う機会もなく、どんどんどんどん世界が狭まっているのを、自分自身、ひしひしと感じておりました。

さらに、職業病っぽいところもあるのでしょうが、氏素性が分からん人とつながる、ということに対して、とってもとっても慎重なところがありました。
そんなわけで、ぐぐたすなんて、自分でブログやっているのに、自分からサークルに入れている人はごくごくわずか、という状況が非常に長く続いておりました。

その気持ちが、なんだか、ここ最近急速に弱まっているのが自分でもよくわかります。
が、その原因がわかるようなわからんような(突き詰めて考えようとするところがオタクっぽいですなあ)。

まず、本名でやってるFBに手詰まり感というか閉塞感を感じているような気がします。
FBは、本名じゃないと登録できないという一応の建前になっています。ブロックしたい人もわりに簡単にブロックできる。
SNSの中では相対的に安全性・安心感は高いと思われます。
が、そうなるとつながるのは、同質的な人々のみ。

そして、私の場合、8割は同業者。
そうすると、自由な発言が憚られることがあるわけです。
ここはうまく言えないけど、この感覚、わかってくれる人、少なくないんじゃないのかなあ。
気にしないで言いたいこと言えばいいのかもしれませんけど、うちの業界、ほかの業界と同様、広そうで狭い。
アホ発言の1つでも流出してしまうと、私という弁護士の価値自体がずどんと落ちてしまう、しかも、今でもそうそう高い位置にいるわけでもないのに、そんなことになってしまったら、業界で干されるぜ、というそこはかとない恐怖心と実は隣りあわせだったりしています(私のこと知ってる人は、うそだろ、と思うかもしれないけど、これでも結構気を遣っているわけだ)。

匿名性の高いSNSは、発信する側が無責任になりやすくて、その分恐ろしいことが起こりうる…という刷り込みが激しかったのですが…投稿やコメントを見て、気が付くことがいくつかありました。

どんなコメントを返してくれるのか、どんな投稿をしている人なのか、ということを見て、フォローするかどうか決めれば、それほど怖がる必要はないということ。
匿名性はリスクもあるけど、反面得るものもある。
つまり、いろんなコミュニティに気軽に加わることができる。
いろんな人から、自分が知らない世界を見せてもらえる。

そして、ぐぐたすの、少なくとも私が入っているコミュニティは、嗜好性が顕著なせいか、誹謗中傷合戦になることはまずない…みなさん、反応がフレンドリーで若干オタク的で、とても居心地がよい。

もちろん、弁護士としてはボディがら空きではいけませんので、最低限のリスク管理はしていかねば、と思うておるわけですが、自分のイメージよりもやや緩めに、いろんな人々とつながっていいのかなあと肯定的な気持ちになれました。

ここのお友達、リアル友じゃないわけで、そんな友達増やしたって不毛じゃないの?なんていう気持ちも心の片隅にないでもない。
が、しかし、リアルな知り合いでも何十年も会ってない人なんて、もはや、その中身についてはリアルに知りえないわけですし、会ったことあるからといって、その人の本質はわかるわけでもない。
思いもよらぬトラブルが発生することだって、リアル・非リアル、両方ありうるわけですから。

そんなわけで、リスク管理の本質というのは、相手がリアルだろうが非リアルだろうがおんなじなんだろうといことに気付いたところで、今まであまり楽しめていなかった、ぐぐたすライフを、今後はもうちょっと楽しんでいこうかな、と思うちょります。



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