日曜の昼下がり…2時間も昼寝してしまいました。
先週は、気の張る裁判が週末まであったり、金曜日は名古屋からのゲストと、昨日は友人と夜遅くまで飲んだり食べたり…で、お疲れモード最大値…だったようです。
先々週までの「もう忙しすぎてやばいんですけど」みたいな状況ではなかったものの、気が抜けたのか?もう、すやすやとお昼寝してしまいました。
さて、今週のテーマは、ツボです。
体のツボ。
なぜか。
それは、先々週から昨日にかけて、ハヤシがツボによって救われたからです。
先々週の土日、得も言われぬ胃腸の不調に見舞われました。
激痛というほどではないんだが、そこはかとなく、痛い。しかも、痛みひかない。
原因はもうはっきりしていて、昨年来の逆流性食道炎に過敏性腸症候群の状況が芳しくなかったわけです。
暑い日や湿度が高い日が続いていたので、自然、冷たい飲み物を飲むことも増えたし、ビールがうまい季節にもなってきましたし…
症状が悪化した時に頓服的に飲む薬というのは一応もらっていたのですが、これ、胃腸の動きを止めちゃうので、飲んだ後…キモイ…
せっかく、毎食後気休め程度に飲む薬2錠というところまでこぎつけたんだから、飲まずに済むのであれば、飲みたくない…
がしかし、翌月曜からは、さっきも書いた通り、ちと気の張る裁判が。特に月曜はまる一日法廷です。できれば土日の間にどうにかしたい。
そこで、私の頭に思い浮かんだのは、「ツボ」でした。
前に書いたことがあったかどうか忘れましたが、ハヤシ、マッサージうまいのです(自画自賛)。
がしかし、どちらかというと、その腕は、筋肉や筋のコリをとる際に今まで発揮されておりました。
高校3年間を陸上部で過ごし、選手同士でマッサージをしあう中で、「この痛みのポイントはここ」というまさに「ツボ」を把握し、そこを的確に解きほぐす技を身に着けたのであります。
実は、司法試験を受け始めて10年目。「今年で受験はやめよう」と決めていたとき、次に目指そうと思っていたのは、整体師でした(針きゅう師も考えたのですが、人の体に針をぶっこんだり、火のついたものを乗っける度胸は、ワタシにはありませんでした)。
今やこの腕は、帰省時に、仕事で疲れまくって帰ってくる妹のマッサージにおいて、毎夜発揮されております。
東京に戻る際などは、妹に「ああ、専属マッサージ師が長期出張に行ってしまう」と言われるありさま。
話がちとずれましたが、実は胃の調子が芳しくない時は、あばら骨のキワをぐるっと指で軽く押したり、背骨のすぐ横を肩甲骨の下あたりから腰に至るまで適当にグリグリやっていけば、症状が和らぐということは既に知っておりました。
で、体がそれほど柔らかくないとはいえ、さすがに後ろに手をまわしてこの程度のことくらいならできるもんですから、今まではそれでしのいでおりました。
あと、胃腸の調子が悪いときは、土踏まずがだるくなります(胃腸のツボがここにあるのはわかっていた)。で、そこも、調子悪いときは、ぐりぐり。
が、今回はそれくらいじゃどうにもなりそうにない。
ハヤシ、もうちっと本格的にツボを知ろうと、ネットで、人体のツボ分布図を見てみました。
すると、自分が今まで押していた腹や背中の部分には、案の定胃腸系のツボがあることはわかったのですが、見落としも同時に判明しました。
腰のあたりに、もいっこあったのです、ツボ。いつも押しているあたりよりも、1センチ半くらい外側。
で、先週の日曜日、その部分も含めて胃腸のツボを、押して押して押しまくりました。消化の良いもの食べつつ、酒も控えつつ。
そうしたところ、一瞬のどのあたりが酸っぱくなりました。胃酸が上がってきたわけです。
しめた、と思いました。
以前、中野に住んでた時に通ってた中国人整体師の治療院で施術してもらった後、この症状と激しいモミ返しが出て、2日後には、「スッキリスカーッ」になってたから。
月曜日には、ビール軽く一杯飲めるくらいにまで戻ってしまいました。
が、その3日後のこと。
今度は、ひどい偏頭痛がハヤシを襲いました。
朝方から、なんとなく痛いなあ…と思っていたのですが、昼過ぎから、結構本格的にズキズキ。
吐き気上がってくるくらい。
ハヤシは、元々は頭痛持ちではございません。風邪ひいたりしても、あまり頭痛には襲われない。
が、ここ数年、時折得もいわれぬ頭痛に襲われるようになりました。
主に後頭部で、原因はおそらくPC使いによる肩こりからの緊張性頭痛。
さらに、気圧の変化にも敏感に反応しているらしいことがわかりました。
昨年の8月、低気圧が近づいている中、弁護士会館の最上階で3日間研修講師の仕事のためつめていたとき、ひどい頭痛と吐き気と眠気に襲われたのであります。
なんか悪い病かと疑ったところ、気圧過敏症?のとある女子に「たぶんそれ気圧のせいですよ」と教えてもらいました。
先週の木曜日、関東地方は天候が悪く、前の日から見て気圧が低い状況でした。
動悸も多少あったので、やっぱり気圧変動で自律神経がやられているのかも…とあたりを付けました。
この日は、どうしてもやらなければいけない仕事と、打ち合わせが1本ありました。
解消する方法もよくわかんないまま「うー」とかうなりがららも何とかこなしつつ、軽く風呂に入り、就寝。
入浴することによって、多少緩和されるかなあと期待していたのですが、なんと、金曜の朝、右後頭部の頭痛は頑固に残ったまま…
この日の夜は、大事なゲストとお食事会(注:女性です、女性)。
お酒も少し飲みたいので、安定剤とかは飲みたくない。
バファリンは、薬疹が出るので、飲めない。
で、藁をもつかむ思いで、ネットで「低気圧 頭痛 緩和」と調べたところ、出ました、ツボ情報!!
どうも気圧変動による頭痛の原因は内耳にあるようなのですが、それと関係あるのかどうかはともかく、
両耳たぶを、外側に思い切り3回から5回引っ張る。
その後、耳たぶをもって前まわし3回から5回、後ろ回しも同じ。
をやると治る、そう書いておりました。
ほんとかあ?と半信半疑でやってみました。
耳たぶ引っ張ると、もうめちゃくちゃ痛い。どこかが悪いのが反射で出ているのが、よくわかります。
ちょっと気合入れて我慢する必要があるくらいの痛み。
で、気合入れたまま後回りまで終わったところで、かなり良くなりました。「あ、ちょっと痛いかも」くらいのレベルまで。
で、その後1時間の間に、あと2回くらい繰り返したのですが、昼前には頭痛、完璧に治ってしまったのでした。
うそー。
風呂入っても8時間寝ても治らなかったのに、耳たぶグリグリやるだけで治るのかい!!
と、ちょっとびっくり。
そして、実は耳たぶにもマッサージの必要があるということに気づき、ツボの奥深さを改めて知ったのでした。
この独り言ちブログをご覧の方は、ハヤシという人間は、お口の方はかなり元気はいいが、体の方はかなりなへなちょこであることをお分かりではないかと思います。
今までは、薬飲んで治るなら、それでええやん、と思うちょりましたが、実は、薬にもアレルギーがあり、アスピリン系の鎮痛剤は飲めない。薬によっては副作用が強く出すぎて、やっぱり飲めない。
しかも、胃腸が本格的にやられていたときに飲んでいた薬の量が、軽く食事レベルで、「これは…なんか汚染されてるかもアタシ」みないな気分になり、以来、「薬飲まないで何とかなるならそれが一番いい」という発想に激しくシフトしています。
で、改めて、ツボってすごいじゃん、と見直すに至ったのであります。
最近ちょっと習い事したいなあ、別なこと勉強したいなあ(そんな時間あるのかはどうか置いといて)とか思ってたのですが、ツボの勉強、いいかも。うん、本格的にちょっとやってみたい。
って、まずは本読むところから始めるくらいがいいんですかね。
カルチャーセンターとかで教えてくれるところとかあるのかな。
くらいな気分になっているのでした。
やっぱり人間、自然治癒力ですよ。ツボですよ、ツボ。
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