四大陸フィギュア。女子シングル。
終わってみれば、宮原知子ちゃんの圧勝でした。
あのスコアは女子歴代6位なんだそうです。
歴代1位が、バンクーバーのキムヨナの228点台だということですが、今振り返って考えても、あの演技、ソチのソトニコワにもコストナーにも、浅田真央ちゃんにも、そして当然今回の宮原知子ちゃんにも全然及ばないと思うんだよなあ…
今回の四大陸では、平壌オリンピックに向けてようやく多少選手強化が進んできた韓国から3人の女子選手が出場し、フリーでは、最終グループとその一歩前のグループに入ってきました。
その中で比較的古株のパク・ソヨンちゃんは、今回大健闘の4位に食い込みました。
とはいえ、これは、グレイシー・ゴールドやケイトリン・オズモンドが、ショートでとんでもない大チョンボをやらかし、村上佳菜子が(ある程度想像できていたとはいえ)想定を超える細かいミスの積み重ねで、ショートからフリーの順位をドバッと下げ、さらには、中国の李子君ちゃんが、(これもある程度想定できていたとはいえ)いつものフリーのスタミナ切れで、予想以上にフリーで点が伸びなかったというところに負うのであります。
つまり、実力通りの順位だったかと言えば、そうではない。
しかし、こういう大きい大会になると、こういうミスの少ない演技をしておけば、上がこぼれ落ちてきたときに、そこそこの順位を確保できるわけで、そういう意味では、パク・ソヨンちゃん、選手としての華は甚だなかったりするのだが、まあ頑張ったよなあと思うのであります。
韓国3選手は、みなさん韓流スターっぽい、独特の濃淡のあるメイクをされております。
キム・ダヒョンちゃんなんて、ショートの時、衣装は、ちょっとAKBっぽさが漂うティーンズ系のかわいらしいのを着ていたのに、目の上が、いまどき場末の演歌歌手でもここまでやらねえだろっていうくらい、アイシャドウがラメラメの濃い濃いで、すべからく、目開けてんじゃないかという状態に…
3選手の中では、パク・ソヨンちゃんが、濃いとはいえ、清楚系のふんわりメイクにしており、柔らかな笑顔も相まって、一番好感度の高い顔つきになっていました。
一見。
が、しかし、ハヤシは、メイクの下に隠れている、彼女の顔の本当の造作を垣間見てしまったのです。
それは、フリーの演技を終えた後、キス&クライで表示された点数を見た時の、一瞬の表情でした。
半分口を開け、スコアを見つめるその表情。
間違いなく、テレビに映っているということをすっかり忘れている状態だったと思われます。
その顔は、まぎれもなく、温水洋一でした。
見ちゃったんだよ、アタシ。
かわいそーだ。
かわいそーすぎる。
どこの国の人であろうと、すっぴんが温水洋一に似ている女の子なんて、かわいそーすぎる。
いや別に、人の幸せや価値を容姿で判断しようなんていうおろかしい思想を私は持っていません。
自分の顔だって、たかが知れている。かつて宅八郎に似ていると言われたことさえあります。
生き様や心がけで、人の面構えは変わり、それはもともと持って生まれた顔だちを凌駕して、その人を美しく見せるものだ、とも思っています。
温水洋一が素晴らしい役者さんであることは否定のしようもない。
でもね、本当にソヨンちゃんは、一瞬温水洋一そのものにクリソツだったんだよ。
よりによって、温水だよ、温水。
かわいい衣装着て、
かわいらしくお化粧して、
表情も美しく見せるように、きっとものすごくものすごく努力していたはずなのに、なんで最後の最後に温水に戻っちゃったんだろうと。
整形したら、「一瞬温水」になる事態は回避できるのだろうか?
もしそうなら、ハヤシ、ソヨンちゃんが整形するのはありだと思うよ。
でもね、「顔のベースが温水」のまま、ソヨンちゃんには頑張ってほしい気もする。
そして、いつの日か、大きな大会でメダルをとれる選手になってほしい。
温水顔で美しさを競う女子フィギュアでここまでの成績を残したのだと、いつの日か誇ってほしいのであります。
あ、そうそう、関係ないけど。本郷理華ちゃん、要素ひとつひとつが雑だ。せっかくの素敵なプログラムがものすごく緩慢に見えて、もったいない。
気を抜かないでひとつひとつ丁寧にやらないと、ドンドン低迷しちゃうよ。
村上佳菜子みたいに。
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