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2016年3月26日土曜日

収納グッズは捨てようぜ。

疲れた…

ハヤシの悲しき1kには、敷布団3枚と、掛布団2枚が保管されています。
これ、広い部屋に住んでいた名古屋時代に、両親と妹が遊びに来たときのために置いて行ったもの。
東京に引っ越した後も引き取ってもらえず、今までは、圧縮袋に入れてベッド下に収納していました。

しかし、美観は損ねるし、ベッド下圧縮袋だらけというのは、なかなかにテンションが下がります。
で、1年ほど前からなんとかならんかと思ってきたのですが、有効な方法が見つからないわけです。

ネットで調べてみると、布団収納に困っている都市生活者は案外少なくないようで、様々な収納アイデアや収納グッズの情報が、あふれているのです。

例えば、ベッド下が大収納チェストになっているベッドとか。使わない布団をソファにするグッズとか。
しかし、チェスト付きは、やたらめったらベッドが高いし、ソファにしたら部屋が片付かん。
これ、本気で使っている人いるんだろかと、かなり疑問を持ちながら、ネットを検索する日々が続いておりました。

本日、圧縮袋から一度布団を出しました。ずっとしまったままにしておくと、布団が復活しなくなる、と聞いたもので。
で、再びしまおうとしたところ、なんと圧縮できないではないですか。
掃除機で思いっきり、空気吸ってるのに。

入れ口の閉め方が悪いのかと思ってやりなおしてもだめ。どうも袋自体が劣化していて、圧縮機能がかなり低下しているようでした。

さあ、大変だ。これじゃベッドの下に入れらんない。
ということで、急遽お部屋の片付けが始まりました。

結果、どうなったかというと。
布団は、クローゼットの中に。
クローゼットの中にあった衣装ケース2つは排除。
中にあったタオルケットやベッドカバー類は、使わなくなった圧縮袋にとりあえず入れてベッド下へ。
その他、布団を入れたためにクローゼットを追い出された小物類(基本的に靴の箱に中に収納していた)も、ベッド下へ。
衣装ケースは、不要となったので、粗大ごみ行き。

布団、普通にクローゼットに入りました。
クローゼットは湿気が気になるところではあるけれど、とりあえず、今の部屋は結構乾燥しているので、夏場も湿気取りをこまめに入れ替えれば、大丈夫そうな感じ。

本当は下にすのこなんかあれば良いのでしょうが、なんせ急だったので、本日のところは、使わなくなったタオルを一番下に敷きました。
そして、布団の上には、以前青山でとあるブランド(無用と書いてウーヨンと読む全て手作業で作る洋服のブランドだったと思う)でもらった、大きな布を被せました。

悪くない。
むしろ、すっきり。
変に袋に入れて収納するより、よほど自然な感じです。
ベッド下も、可愛い箱が見えたり、圧縮されてシワシワになっていない状態のベッドカバーの柄なんかが自然に見えて、悪くない。

実は、衣装ケースも、あるとむしろ害悪だなあと思っていた代物でした。
でかい衣装ケースって、あればなんでもつっこんじゃうのよね。
カオスを招く一番の原因。
どうにかしたい、と思っていましたが、こちらもついにどうにかできました。

いや、今回の一連のお部屋お片づけ月間?で、つくづく思ったのだが、収納グッズがあると、部屋が片付かないよね、むしろ。
不自然な収納を強いることになるよね。
収納グッズの置き場に今度は困ることになるよね。

テレビショッピングなんか見てても思うけど、あれで助かっている人って本当にいるのかね。
部屋を整理するには、まずは収納グッズを捨てること、頼らないこと。これが真理だと気づいた、2016年春、桜の時季なのでありました。

いやしかし、それにしても疲れた。すっきりしたけど。
今日は休もうと、思っていたのにさ…







2016年3月21日月曜日

四十路、現実逃避。

三連休も最後の日。
皆様はどのように過ごすのでせうか。

ハヤシは18日を休みにしちまって、4連休とし、実家の札幌にプチ帰省。

オカン仕込みの梅酒を堪能し、
オカンの手料理を食べ、
買い物して、
んでもって、妹に教えられたスヌーピータウンなるスマホゲームに没頭し、
4日間、ほぼほぼダメ人間をやりました。

が、甘かった。
仕事が微妙に追いかけてきた。
いや別に、単なる事務連絡程度なら良いのです。
実は今、依頼者が厄介な件、依頼者が厄介➕事件が超厄介な件があり、その件で、イライラさせられ、かつ、腰が砕けそうな話を聞き、すんごい水を差される事態に。

我々の仕事、もはや電波を全く通じない事態にしなければ、365日24時間気が休まらないのは、ハヤシの気性もあって、まあ仕方ない。
いやそれにしてもねー…という、なんともとほほな事態となり、本当にもう、穴でも掘って叫びたい気分になったのでした。

ハヤシの知り合いに、休みの日にはデジタルデトックス、つまりデジ物を全て遠ざけてリラックスするという人がおります。

が、ハヤシの場合、今回は、さっきも書いたスヌーピータウンが、現実逃避にかなり役立ってくれました。

これ、ピーナツ村の子どもたちとスヌーピーが住む街を自分の手で作るのですが、お菓子やゲームの屋台と、遊具と植物くらいしかない。
たまにサリーがお兄ちゃんのチャーリーブラウンに毒づくくらいで、諍いもない。
ひたすら平和な街です。

日頃触れているのは、諍いや犯罪の世界。
しかも、昨日とほほ事態になった件は、この先決着つくまで何年かかるかわからないドロンドロンの諍い。
スヌーピータウンの平和な空気は、私に一抹の清涼感を与えてくれるのです。

集中し過ぎて終わらないのが難点ですが。
うん、スマホゲーム、たまには悪くありません。
でも乗り過ごしそうだから、電車でやるのは、やめとこう…

2016年3月13日日曜日

ラグラグラグ。

名古屋です。
研修講師のお仕事中です。
今、他の人が講義中。
てなわけで、投稿タイムになっております。

お片付けの話の続きです。
色々片付けて快適空間を手に入れたのは前回お話ししたとおり。
床にスペースができたので、ラグでも敷こうか、みたいな話をしました。
が、
ラグ、難しい!
いいのがない!
しかも、ないと掃除が超ラク。

難しい。
つまり、色、素材、サイズ、柄のチョイスに迷うということ。

素材は、吸湿性や温度調整、汚れの付きにくさで選ぶと断然ウール。
サイズは110センチ直径の丸形が良い。
無柄は印象が重いので、ある程度柄物。

しかし、ウールは無柄が多いい。
サイズが好きな既製品がなかなかない。
んでもって、オーダーとなると、中心はアクリル。
ウールオーダーだと、目ん玉飛び出そうな値段です。

最近やや流行りのギャベ。
実家は、リビングに敷いてますが、これ、ハヤシも好きな品。
しかし、東京で買うとなると、これまたお高い。
我が故郷札幌発祥のニトリのラグは垢抜けない。

うー、いいのないよ、と思って、ふと思いつきました。

そもそも、ラグいるかよ。

このパターン、引っ越しの時と同じです。
いい部屋ない。
そもそも引っ越し必要かよ。

迷うっちゅうことは、すなわち、フィットしてないということで、こういう時に無理に選んだ妥協物は、後々後悔の元、となるわけです。
これ、服でも靴でも全く同じ。
なんで、そういうときは、根本的に必要性自体を再考すりゃいいのかな、と。

これまた、そもそも考えると、ラグやカーペットは、室内土足文化の欧米式住居で、家屋の汚れを防ぐために使われるようになったものでしょう。
靴脱いで家上がる日本じゃ、不可欠ってわけじゃないよね、とそうなります。

ないと、ラクだしね、ホント、掃除が。
てなわけで、ラグの必要性すら考え始めたハヤシ。
そのうち、ホントに家からなんにもなくなったりして…

2016年3月6日日曜日

住まいについて、考えた。

リオオリンピックを前に、様々なスポーツの大会が盛り上がっていた3月初め。

なでしこはオリンピック出場絶望的となり、卓球世界選手権では、女子がつい先ほど決勝で中国に完敗しました。
男子マラソンの選考レース、びわ湖毎日マラソンは、終盤にアフリカ勢を抜いた日本人選手が第2位に。タイムはいまいちだが、「日本人の戦い方」を見せてくれたよいレースとなりました。

そしてそんな日曜日、ハヤシは自宅の片づけ、模様替えに精を出しておりました。

前回投稿で、「今のご近所で納得いく部屋が見つからない限り、引っ越ししねえ」と言いましたが、そもそも引っ越す必要性が、今の自分にないということに気が付きました。

ほんの数平方メートル広いだけの部屋なら、結局今の部屋と使い勝手が変わらん。
下手すると、今の部屋より使い勝手悪いかも、ということに気が付いたわけです。内見を繰り返したり、間取り図を見たりしているうちに。
平米数が広くても、例えば、梁の位置や大きさによって、デッドスペースが生まれる。
収納スペースが少なくて、生活スペースに家具を置いて収納しなければならない。

そうなると、今の部屋と使い勝手や「広さ感」はほとんど変わらなくなるよなあ、と。

そこで、次に興味を持ったのが「狭い部屋を広く見せる、広く感じる」方法というものでした。
ネットで調べたのですが、背の高いものを置かないとか、色調を整えるとか、カーペットを広く引かないという工夫をすることによって、かなり広く見えるらしく。

そんなわけで、先週のウィークデー、寝不足になりながら深夜に模様替えを行って家具の配置を変えました。ベッドのある壁とは反対側の壁に大物の家具をすべてそろえ、ベランダ側から家の中側に向かって、家具の背が高いものから低いものを置くようにしたわけです。

加えて、ひとつ色調が浮く原因になっていたステンレスラックの天板を裏返して、今までの白から木目が出る方が表になるように置き換えてみました(それ以外の部屋の中の家具は、色は整っていないものの、すべてウッディなものなので)。

それだけで、かなりな空間が部屋の中に生まれ、「私の部屋、こんなに広かったのか」という状態に。

そして、もう汚くて色あせてどうにかしたかったラグを、本日急きょ撤去しました(ベッド下に入っていた部分を出したりしたので、思わぬ力仕事になり、現在若干の筋肉痛)。
広くて汚らしいラグがなくなっただけでも、部屋、さらに広い感じ。
ラグ買わなくていいんじゃないかと一瞬思うくらい(さすがに殺風景なので、小さめのラグを買おうかなとは思っていますが)。

部屋を広くするために、生活スペースにあったオーブントースターをキッチンに移したため、現在キッチンの使い勝手が若干悪くなってしまったところではあるのですが、工夫すりゃ何とかなりそうですし、生活スペースの広さには代えられないなあと実感しています。

広い部屋に引っ越したいと思っている場合には、まず模様替えをしてみることが、案外おすすめかなあと考えています。

ラグ撤去ついでに、様々なものを処分することにしました。
かつて本棚に使っていた背の高い安物の万能棚2本(既に畳んでベッド下に置いていた状態)。
きたならしくなったごみ箱。
名古屋の広い家で使うのに買った照明器具類。
もうやりたいと思ったら何が何でもやってしまいたくなって、一挙にワーッと出し、即日で回収してくれる不用品回収業者さんに電話しました。
今日この後引き取りに来てくれる予定になっています。

ミニマリストという発想が徹頭徹尾正しいとは思いませんが、不要なものは持たない生活という発想自体は正しいんだろうなと思うに至りました。
人間結局気に入ったものに囲まれて暮らすのが一番心地よいはずで。
そして気に入るものなんて、実は、世の中そんなにない。
年をとればとるほど、ドンドン少なくなっていくものなのでしょうし。

最近は、ファストファッションの店で服を買わないと決意して、実は今年に入ってからユニクロでは1枚も服を買わなくなりました。
なんというか、結局飽きちゃうし、捨てるの前提で洋服を買うということがむなしくも思えてきたので。

目下の悩みは台所。ついついおいしそうなものを買いすぎて、ごちゃごちゃした感じになっているのよね。
次なる整理の対象はキッチンとなりそうです。

狭いお部屋でも広く楽しく使える。
身の丈に合った豊かな生活を目指して、ハヤシは今日も片付けます。