ハヤシの悲しき1kには、敷布団3枚と、掛布団2枚が保管されています。
これ、広い部屋に住んでいた名古屋時代に、両親と妹が遊びに来たときのために置いて行ったもの。
東京に引っ越した後も引き取ってもらえず、今までは、圧縮袋に入れてベッド下に収納していました。
しかし、美観は損ねるし、ベッド下圧縮袋だらけというのは、なかなかにテンションが下がります。
で、1年ほど前からなんとかならんかと思ってきたのですが、有効な方法が見つからないわけです。
ネットで調べてみると、布団収納に困っている都市生活者は案外少なくないようで、様々な収納アイデアや収納グッズの情報が、あふれているのです。
例えば、ベッド下が大収納チェストになっているベッドとか。使わない布団をソファにするグッズとか。
しかし、チェスト付きは、やたらめったらベッドが高いし、ソファにしたら部屋が片付かん。
これ、本気で使っている人いるんだろかと、かなり疑問を持ちながら、ネットを検索する日々が続いておりました。
本日、圧縮袋から一度布団を出しました。ずっとしまったままにしておくと、布団が復活しなくなる、と聞いたもので。
で、再びしまおうとしたところ、なんと圧縮できないではないですか。
掃除機で思いっきり、空気吸ってるのに。
入れ口の閉め方が悪いのかと思ってやりなおしてもだめ。どうも袋自体が劣化していて、圧縮機能がかなり低下しているようでした。
さあ、大変だ。これじゃベッドの下に入れらんない。
ということで、急遽お部屋の片付けが始まりました。
結果、どうなったかというと。
布団は、クローゼットの中に。
クローゼットの中にあった衣装ケース2つは排除。
中にあったタオルケットやベッドカバー類は、使わなくなった圧縮袋にとりあえず入れてベッド下へ。
その他、布団を入れたためにクローゼットを追い出された小物類(基本的に靴の箱に中に収納していた)も、ベッド下へ。
衣装ケースは、不要となったので、粗大ごみ行き。
布団、普通にクローゼットに入りました。
クローゼットは湿気が気になるところではあるけれど、とりあえず、今の部屋は結構乾燥しているので、夏場も湿気取りをこまめに入れ替えれば、大丈夫そうな感じ。
本当は下にすのこなんかあれば良いのでしょうが、なんせ急だったので、本日のところは、使わなくなったタオルを一番下に敷きました。
そして、布団の上には、以前青山でとあるブランド(無用と書いてウーヨンと読む全て手作業で作る洋服のブランドだったと思う)でもらった、大きな布を被せました。
悪くない。
むしろ、すっきり。
変に袋に入れて収納するより、よほど自然な感じです。
ベッド下も、可愛い箱が見えたり、圧縮されてシワシワになっていない状態のベッドカバーの柄なんかが自然に見えて、悪くない。
実は、衣装ケースも、あるとむしろ害悪だなあと思っていた代物でした。
でかい衣装ケースって、あればなんでもつっこんじゃうのよね。
カオスを招く一番の原因。
どうにかしたい、と思っていましたが、こちらもついにどうにかできました。
いや、今回の一連のお部屋お片づけ月間?で、つくづく思ったのだが、収納グッズがあると、部屋が片付かないよね、むしろ。
不自然な収納を強いることになるよね。
収納グッズの置き場に今度は困ることになるよね。
テレビショッピングなんか見てても思うけど、あれで助かっている人って本当にいるのかね。
部屋を整理するには、まずは収納グッズを捨てること、頼らないこと。これが真理だと気づいた、2016年春、桜の時季なのでありました。
いやしかし、それにしても疲れた。すっきりしたけど。
今日は休もうと、思っていたのにさ…