世界フィギュアが終わりました…
終わってみれば、女子は宮原知子ちゃんがロシアの2強の間に割って入る銀メダル。
男子の方は、予想に反して?出場枠を減らす結果で、満身創痍の羽生ちゃんだけが一人気を吐いていた、という内容でした。
個人的には、試合としては緊迫感あふれる非常に興味深い内容でした、男子シングルも女子シングルも。
が、しかし…この感じだとオリンピック前年あたりに、また「表現力重視」的な大きなルール改正が来るかもしれんなあ…と感じさせる大会でもありました。
ざっくり説明すると、現行ルールの大きなポイントは、確か、ショートプログラムでは1回転のジャンプはゼロ点。フリーになると2回転ジャンプを跳ぶ回数に制限(確か3回以上飛べない)がかかります。そして、今までと同じように同じ種類のジャンプは2回までしか飛べない、しかも2回飛ぶときは1回をコンビネーションにしなければならないというルールもフリーでは課されています。
こうすることによって、男子の場合、4回転ジャンプを1回は入れないと、ジャンプの構成が非常に厳しくなるという問題が出てきます。
女子のケースでも、トリプルアクセルや4回転が飛べるとジャンプの構成が作りやすくなることは間違いない。
さらに、すっぽ抜けとかタイミングが合わないとかで予定よりも回転数が少なくなると、その後で飛ぶジャンプの構成を変えざるを得ない危険性が出てきて、例えば3-2-2の3連続が飛べなくなるとか、構成を変えられないと1個まるまるジャンプの点がなくなるとか、大きな失点を招きやすくなる。
つまり、高難度の技を入れる必要はあれど、1つミスをすると後の予定が大幅に狂う危険を伴い、見た目の演技の良さよりもガツンと点数が下がる、差がつきやすい採点方式になっているわけです。
これで一番得をしたのが、女子で優勝したトゥクタミシェワであることは間違いありません。
もともと、高難度のジャンプが非常に得意な彼女。
トリプルアクセルの習得に努めてもいたようで、ショートプログラムで披露してくれました。
実際、ショートプログラムで披露したジャンプはどれも完璧でした。
フリーでは、トリプルアクセルを跳んで他の高難度のジャンプも入れられるほど体力がないのか封印しましたが、ま、多少のミスはあれど転倒もなく、滑り切りました。
結果、2位の宮原さんとは17点ほどの点差に。
が、演技全体を見ると、特にフリーはそこまで差がつくような内容でもない。
要は、芸術性がないのです。
振付、超テキトー。
BGMに併せて、概ね腰やら手やらをくねくねさせるだけ(ショートとフリーで曲調は違えど、振付の基本路線は全く同じ)。
ステップのところでは、手をやたらめったら振り回す(よって、肝心のステップワークがどうなっているのか素人は目に入らず)。
ジャンプは威勢よく飛んでたけど、どんな曲だったっけ?どんな振付だったっけ?
と、プログラム全体のイメージが全く記憶に残らない即物的かつ刹那的なプログラム、なわけです。
これ、トリノ以降のプルシェンコと全く同じ傾向です。
「女子フィギュアは進化すべきだ。女子も近い将来、3回転半を跳ぶのが普通になる時代が来る」
という、トゥクタミシェワの話は正しいと思うし、フィギュアがスポーツである以上、技術的進化を目指すべきであるということは、完全に支持したい。
実際、トップクラスの女子選手の比較的多数が、現在トリプルアクセルの取得に励んでいるという話もあります。
日本の新星、ジュニアの樋口新葉ちゃんなんて、4回転も一緒に練習しているっていうし。
が、しかし、だからといって、あそこまで振付蔑ろにするっちゅうものどうなんだと思うわけであります。
おそらく、トゥクタミシェワの「跳んでなんぼ、回ってなんぼ」という価値観は、伊藤みどり以上で、女子選手であそこまで突き抜けて、そこに特化しちまった人というのは初めてなんではないかと思うのです。
日本人の多くは、浅田真央ちゃんにトリプルアクセルの成功を求めていました。
しかし、それは、真央ちゃんに可憐な容姿、可憐で時に華やかな表現力が備わっていたことが前提なんであります。
「跳んでなんぼ」なだけのフィギュアにしてしまったら、はっきりいってそれは身体接触のないプロレスと同じなわけで(ちょっと言いすぎか?)、発祥が氷上のバレエというフィギュアの歴史に重い重い蓋をしてしまうことになるだろう、そう思ったりしちゃうのです。
やはり、バランスですよ、バランス。何事もバランスが大事。
男子だって、フェルナンデス(我が家では、美姫夫と呼ばれています。)が優勝したのは、今の採点方式が物を言っているわけです。
これ、ソチのころのルールでやったら、3位までの順位変わっていたかもしれません。
フェルナンデス、羽生ちゃん、デニスの3人で、技術力と表現力のトータルバランスが一番すぐれているのは、現時点ではおそらくデニスでしょう。あの年にして、あのフリーの難しい曲を飽きずに見させる重厚な表現力はたぐい稀な才能としか言いようがありません。
羽生ちゃんも、オリンピックチャンピオンになったことによって、クラシックもきちんと踊れる表現力が身について、フェルナンデスよりはバランスがいい。
羽生ちゃんは、怪我とか病気とかの影響で十分な練習が積めず、フリーでは大きなミスをしてしまった。だから、今の採点方式では、この順位になったのは仕方ないかもしれない。
しかし、ジャンプ頼みで表現力やスケーティングの技術がふたりに比べていまいちのフェルナンデスとの差は、ソチのころの採点方式であれば、もっと小さかったと思うし、下手すると、デニス・羽生ちゃん・フェルナンデスという順位もあり得たのではないかと思うのです。
ま、でも、ダブルアクセル・ダブルトゥループ・ダブルトゥループというふざけた難易度のジャンプでキム・ヨナが銅メダルをかっさらうことができた過去のルールよりは、スポーツとしてのフィギュアを考えると、ある意味公正でましな採点方式なのかもしれませんが…
だって、うますぎるほどうまいけど、圧倒的に地味な宮原知子ちゃんが初出場で銀メダル採れるなんて、一昔前では考えられないことでしたからねえ…
(注:宮原さんのうまさというのは、おそらく玄人受けするもので、例えば、ジャンプを降りた時の着氷してない方の足の位置がお手本通りのところにあるとか、ビールマンを回る時の背中の弧のラインが美しいとか、そういうところにあるのです。うーん、日本人)。
フィギュアって、難しい。改めてそう感じます。
さて、日本人選手の話に移りたいと思います。
まず、女子。巷では、女子は、期待されていなかった。下手すると、今までキープしていた出場枠3を2に減らすことになるのではないか、と危惧されていました。
が、ハヤシは、あんまり心配していませんでした。
おそらく、宮原さんは5位以内に入ると思っていたし、佳菜子ちゃんか本郷さんもどちらかは(おそらく本郷さんの方)8位以内になるだろうと思っていたのです。
宮原さんは、安定感抜群ですし、本郷さんも(結構おおざっぱだけど)、今年シニアデビューのわりに国際審判の評価はまあまあ。度胸もあるし。おそらく、悲惨なミスはないだろうと踏んでいました。
結果は予想外に良かったです。
さっきもちょっと書いたけど、宮原さんのように確かな技術と全身を使った表現力はあるけど極めて地味という子が、どこまで評価されるのか、すごく心配ではありました。
しかし、1つ1つの技が基本に忠実にクリーンにできるというのは、予想以上に審判に評価されたようで。こういうまっとうな選手が評価されるというのは、非常にうれしいことです。
実は女子に関しては、ショートの前半を見ていなかったのですが、佳菜子ちゃんがかなり頑張ったらしいっすね。
でも、フリーで沈んでしまった。
去就について微妙な発言をしているようですが、まあ、迷うところだよねえ…本人、何が根本的に悪いのかわかってないもんねえ、たぶん。
おそらく、バンクーバー後の真央ちゃんがやったみたいに、基礎を全部やりなおす、くらいの覚悟がないと、根本的大改革はできないと思うのですが、そこまでの根性や執着は、ないんだろうな、佳菜子ちゃん…
まあ、オフシーズンにゆっくり考えてくださいませ(あんまり長くないと思うけど)。
男子。
ショートの結果、無良くん23位(つまりフリー出場者のうち下から2番目)、小塚君18位と聞いた時点で、男子フリーの見どころは、私の中で、「この二人がどこまで順位を上げてくるか」という、箱根駅伝でいえば、シード権争いを見るような気持ちになっていたのでした。
だって、来年に3枠残すためには、上位ふたりの順位を足して13以内じゃないとだめなわけでしょ。もう、どっちかに上がってもらうしかない(ま、半分あきらめてましたけど)。
とか言っておきながら、この二人のフリーについては、風呂に入る方を選択して見ていなかったわけなんですが(結果だけわかりゃいいかなとか思って)、結局小塚君が12位まであげたものの、羽生君が惜しくも銀メダルだったため、足して14というスケ連にしてみれば、泣いても泣ききれない結果に…
ハヤシ的には、実は男子こそ危ないんじゃ…と思っていましたが、さすがに無良くんは10位以内に入れるだろう、そしたら、羽生ちゃん銅メダルでもなんとかなるし…という胸算用が大誤算。
ああ、マッチーがせめて引退を伸ばしていてくれれば。
もう、この際、織田信成でもよかったんじゃないか。
なんて思ってしまいました…
小塚君に関していうと、本人には本当に申し訳ないが、全日本で余計なことをしてくれた、という思いでいっぱいです(つうか、マッチーが悪すぎたんだけどね)。
あのときがたまたまよかっただけなんだよな、たぶん。
バンクーバーの翌年、世界選手権で銀メダル採った時の地力なんて、もう残っちゃいないんだよね。
4回転を安定して飛ぶ技術も習得できず、かといって、ジェイ子(ジェイソン・ブラウン)みたいに、自分が持つ3回転のジャンプで点数を稼ぐ方法を考える機転も利かず、表現力もちっとも向上しない。
現行の採点方式についていけない老兵になってしまった、そんな感じです。
今回は振るわなかったものの、27歳のボロノフがあそこまで頑張ってついていけているのを見ると、「やるなら、ちゃんとついてけるようにやんなさいよ、あんた」という気持ちです。
どうやら、彼も去就については微妙な発言をしているようですが、ハヤシ的には引退勧告かな。
日本男子フィギュアを難しいことにしないためにも、去っていただいた方がいいように思います。
そして、来季はおそらく宇野昌磨くんがシニアに上がるだろうから、羽生ちゃんと宇野くん、ときどき無良くんと村上大介くんで頑張っていただきたい、のであります。
ところで、さっきちらっと名前を出したジェイ子。
ジェイ子、頑張りましたよ。4回転飛べないのに、4位に入りました。
さすがに今後4回転飛べないとメダル争いに食い込めないのは間違いないと思うけど、個性的な世界観と表現力(氷上ではオネエ感はあまりない)、3回転ジャンプのGOEを稼ぐテクニックで、高難度の技に失敗した人がポロポロ落ちてくると、案外相対的に上を狙えるということもわかりました。
これ、ジャンプが苦手な選手には参考になる戦い方かも。
そして、これって、「スピードもなく駆け引きもできないけど、自分なりのスピードでイーブンペースで走った結果、落ちてくる人を抜いていって、最終的に上位に食い込んだ」という極めて日本人的なマラソンの戦い方にも似ているわけで、案外、スケートというのは長距離走的要素があるのかも、なんて思ったりするのでした。
でも、個人的にはジェイ子にはメダル採ってほしいな。
頼むよ、ジェイ子!!
2015年3月29日日曜日
2015年3月20日金曜日
ブログの在り方について、考えてみた。
どうも。
仕事に忙殺されている、ハヤシです。
3月に入ってから、特に2週目に入ってからとんでもないことになっています。
妹と広島に行って、2日連続宮島に行き、お好み焼きだの、アナゴ飯だの、カキだの食いたい放題、遊びたい放題していたバチでも当たったかのような勢いです。
受けている事件の(しかもどっちもそれなりにヘビー)書面の締め切りが数日違いに来ちゃって、てんてこ舞いしたり。
突如刑事事件が飛び込んで来たり。
遠方に行かなきゃいけない幼児が立て続けに入ってしまったり。
そんなわけで、どうにもこうにもならないうちに、どんどんどんどん日にちだけが過ぎていきます…
来週の後半にはもう落ち着くはず(なぜなら、裁判所も検察庁も公務員ゆえ4月異動のため、3月下旬から4月上旬は動きがなくなる)と高をくくって、月末数日間、札幌の返って花粉から遠ざかろうと目論んでおるのですが…花粉からは遠ざかれても仕事は追っかけてきそうだね、こりゃこりゃ…そんな予感が致します。
さて、先週「充電します」と言って、突如、ほんの短い文章でブログを終えてしまったわけですが、最近「林ティアラ」としての活動は、なんだか停滞しています。
別に弁護士としての活動が充実してるから(いや、してるのかすら怪しいが)とは、関係なさそうなのです。
私のも一つの夢は、物書きでした。
その物書きを素人ブロガーの端くれとして、適えてみようかな、そんな気持ちでこのブログをはじめました。
弁護士としても実はぼちぼち執筆活動はしているのですが、全て法律がらみで、こんな日常のどうでもいいこと書く場があるわけではない。
あんまり友達もいないし(実は人見知りだったり)、友達に言っても仕方ないようなこともたくさんあるし、そんな独り言のつもりで始めたこのブログ。
しかし、その独り言ちたいネタ自体が、最近頭に浮かんでこないのです。
なんでなんだろ?
どうしてなんだろ?
個人的に思うのは、自分が枯渇しかかっているのかな、ということ。
色んなものを見て聞いて自分なりに吸収してきたことを、使い切ってしまったか。
それとも、ぐぐたすで知り合った人とのやり取りで、自分の独り言ちたい気分が満足しているのか。
単に忙殺されて気持ちがこっちに向いていないのか?
メシのブログであらかた表現欲が満足しているのか?(そんなに食べ物重視の人間なのか、あたしゃ~)。
単に歳。
単に飽きた(案外、ワタシ飽きっぽいからの~)。
とにかく、まだこのブログをどうしようか、という結論は出ていないのであります。
が、このまま、こんな調子で書いていく、ということは、続けていても意味がないし、モチベーションもないかなという気がする…
でも、閉じちゃうのも、もったいない気がするのです。せっかく続けてきたのですから。2年以上の間。
さて、どうしよか。
ちょっと試行錯誤するかもしれません。
でもま、今まで読んでくださった方には、今後もお付き合いいただけると、ありがたいかもです。
なんか、いつも何がしか悩みがちな四十路女ハヤシなのでした。
そういや、半年ぶりの名古屋、なんかいいです。
今まで来た中で、なんか一番名古屋を感じているかも。
大都市なのに、妙に田舎くさくてのんびりした空気。
独特の食べ物。
どえらい広い道路。
あくせくあくせくしてきた私には、なんかホッとした気持ちを与えてくれました。
とはいえ、明日と明後日は、缶詰めになっちゃうんですけどね。
では、読んでくれた皆さん。良い週末を!!!
仕事に忙殺されている、ハヤシです。
3月に入ってから、特に2週目に入ってからとんでもないことになっています。
妹と広島に行って、2日連続宮島に行き、お好み焼きだの、アナゴ飯だの、カキだの食いたい放題、遊びたい放題していたバチでも当たったかのような勢いです。
受けている事件の(しかもどっちもそれなりにヘビー)書面の締め切りが数日違いに来ちゃって、てんてこ舞いしたり。
突如刑事事件が飛び込んで来たり。
遠方に行かなきゃいけない幼児が立て続けに入ってしまったり。
そんなわけで、どうにもこうにもならないうちに、どんどんどんどん日にちだけが過ぎていきます…
来週の後半にはもう落ち着くはず(なぜなら、裁判所も検察庁も公務員ゆえ4月異動のため、3月下旬から4月上旬は動きがなくなる)と高をくくって、月末数日間、札幌の返って花粉から遠ざかろうと目論んでおるのですが…花粉からは遠ざかれても仕事は追っかけてきそうだね、こりゃこりゃ…そんな予感が致します。
さて、先週「充電します」と言って、突如、ほんの短い文章でブログを終えてしまったわけですが、最近「林ティアラ」としての活動は、なんだか停滞しています。
別に弁護士としての活動が充実してるから(いや、してるのかすら怪しいが)とは、関係なさそうなのです。
私のも一つの夢は、物書きでした。
その物書きを素人ブロガーの端くれとして、適えてみようかな、そんな気持ちでこのブログをはじめました。
弁護士としても実はぼちぼち執筆活動はしているのですが、全て法律がらみで、こんな日常のどうでもいいこと書く場があるわけではない。
あんまり友達もいないし(実は人見知りだったり)、友達に言っても仕方ないようなこともたくさんあるし、そんな独り言のつもりで始めたこのブログ。
しかし、その独り言ちたいネタ自体が、最近頭に浮かんでこないのです。
なんでなんだろ?
どうしてなんだろ?
個人的に思うのは、自分が枯渇しかかっているのかな、ということ。
色んなものを見て聞いて自分なりに吸収してきたことを、使い切ってしまったか。
それとも、ぐぐたすで知り合った人とのやり取りで、自分の独り言ちたい気分が満足しているのか。
単に忙殺されて気持ちがこっちに向いていないのか?
メシのブログであらかた表現欲が満足しているのか?(そんなに食べ物重視の人間なのか、あたしゃ~)。
単に歳。
単に飽きた(案外、ワタシ飽きっぽいからの~)。
とにかく、まだこのブログをどうしようか、という結論は出ていないのであります。
が、このまま、こんな調子で書いていく、ということは、続けていても意味がないし、モチベーションもないかなという気がする…
でも、閉じちゃうのも、もったいない気がするのです。せっかく続けてきたのですから。2年以上の間。
さて、どうしよか。
ちょっと試行錯誤するかもしれません。
でもま、今まで読んでくださった方には、今後もお付き合いいただけると、ありがたいかもです。
なんか、いつも何がしか悩みがちな四十路女ハヤシなのでした。
そういや、半年ぶりの名古屋、なんかいいです。
今まで来た中で、なんか一番名古屋を感じているかも。
大都市なのに、妙に田舎くさくてのんびりした空気。
独特の食べ物。
どえらい広い道路。
あくせくあくせくしてきた私には、なんかホッとした気持ちを与えてくれました。
とはいえ、明日と明後日は、缶詰めになっちゃうんですけどね。
では、読んでくれた皆さん。良い週末を!!!
2015年3月14日土曜日
充電します。
ホワイトデーの土曜日。
あまり物のもみじ饅頭を食らっていたハヤシです。
今週末、充電します。
いや、仕事しないとあかんのですが…
正直言えば、独り言ちるくらいの時間はある。
でも、最近自分が書いてることが、いけてない。
書きたいことが、溢れてこない。
つまり、たぶん、干からびていると思われます。
だから、とりあえず今週は、吐き出すのをストップします。
あまり時間はないけど、自分の中に補給します。
補給の結果は、また、報告します。
ま、独り言ち、なんですけどね。
ではでは、皆様、良い週末を。
2015年3月8日日曜日
関ジャニ∞が(若干)マイブーム。
昨日のまっぴるまに広島から帰ってきて、今日は自宅に引きこもりのハヤシです。
(めったに行かないプライベートの旅行のせいもあるが)旅行の余韻が若干残っています。
厳島神社の迫力…すごかった。
訪れてよかった…
などというやや高尚な始まりであるにも拘らず、タイトルは「関ジャニ」です。
そう。
30代、40代女子にも絶大な人気を誇るジャニーズのアイドルさんたち。
つい先日も、とあるカフェでお茶を飲んでいたところ、後ろ側の席にいた似たような年代の女性二人組が、ずーっとずーっとジャニーズの話をしていました(Hey!Sey!JUMPの話でした)。
妹の職場の30代女性は、嵐の大ファンで、コンサートのために有給をとるほど。
しかも、コンサートの翌日には、買ってきたグッズを部内で回覧に出すという…
同業の先輩にも嵐ファンは数名いて、やはりコンサートに通う、DVDを購入するなどしている。
そういやあ、周りの30代、40代のジャニーズファンは圧倒的に嵐ファンが多いなあということに気が付きました。
40代にとって、懐かしのジャニーズというと、トシちゃん、マッチ、シブがき隊(飛ばしてごめんね、ヨッちゃん)、少年隊にせいぜい光GENJIというところ。
光GENJIが出てきたときは、ずいぶん大人数で出てきたな、と思ったもんですが、今やむしろ大人数グループが主流のジャニーズです。
まあ、これもジャニーズ特有の現象ではなく、昨今に「アイドル」が=「アイドルグループ」を指すみたいな状況ということもあるのですが。
思春期の頃にジャニーズに夢中になったということはハヤシの場合ありませんでした。
中高生のころは、ネタ・知識としてのアイドル話には興味ありましたが、どちらかというと、「アーティストの曲を聴く」方に夢中になってたし、ビジュアル面では、このころからおっさん好き…でしたから…「太陽にほえろ!」に出てた頃の神田正輝とか、「必殺!!仕事人」で「かんざし屋の秀」をやってた三田村邦彦とか…
ただ、ジャニーズ否定派というわけでもなく、かつテレビを見ていると、ジャニーズの露出がやたらめったら高いもんで、見ているうちにちらほらと好きなジャニーズ系アイドルが出てきたわけです。
そういえば、SMAPの森且行くんが結構好きでした。
SMAPって、6人時代から、結構アーティスティックな歌を歌っていて、それもこれも歌唱力が高かった森くんがメインボーカルをはれていたからなのです。
キムタクより、断然森くんがいいと思っていた。
それだけに、やめた時はショックでした。
5人になってから爆発的に売れてきたので(早見あかりちゃんがやめた後のももクロみたいですね)、バランス的にはいなくてよかったのかもしれませんが。
あと、じみーにながーく好感を持って見ているのが、堂本剛くん。
アイドルらしからぬ脱力系のトーク。
「堂本剛の正直しんどい」は大好きな番組でした。
よくわからない異様なファッションセンス、というか美的感覚。
ソロプロジェクトのアーチスト嗜好が高い楽曲も好きです(「瞬き」は購入しました)。
なのに、キンキでパフォーマンスをやるときには、きちんとアイドルっぽく?決めていて、その辺の使い分けにも、なんというか、職業人的なところを感じるのです。
ちなみに、深夜放送で体張ってた頃からゴールデン、プライムに進出してきた頃の嵐は、まあ結構好きでした。別に、松潤きゃー!!、ニノー!!とかいうのは全くないんですが。
「Beautiful Days」とかいい歌があったのもこのころかなあ、と思います。
で、今、なんとなく関ジャニなのです。
まちがいなく、NHKの「明日はどっちだ!!」の影響です。
観てない人のためにいうと、この番組は、ドキュメンタリーに類する(属する)もので、各分野の一線級に届かずにもがき続けている若者の姿を数回にわたって追って、応援する番組です。村上くん、横山くん、渋谷くんの3人が、トークの掛け合いで番組を進行しています。
関ジャニ(特にこの3人)は、全国規模で売れるまでにかなり時間がかかった苦労人の集まりで、特に渋谷くんなんて、ジュニアのころは「東の滝沢、西の渋谷」なんて呼ばれていたのに、その後迷路に入り込んで、一時ほとんど露出しなくなってしまったほど。
そういう「苦労によって作られた厚み」を感じさせつつ、決してそれをひけらかさずに、時折ボケをはさみつつ、優しい目線で、もがき続ける人を見守る姿が、「まだ30代の前半なのに、やるねえ」と思わせるわけです。
そのうち、たまに「仕分け∞」なんかも観たりするようになったのですが、観てたら、目立たないけど?、丸山くんも、安田くんも、普通に面白いじゃないかと気付いたりして。
そして、もう10年近く前だろうか。ジャニーズの年越しカウントダウンで、すしの着ぐるみに身を包み、一生懸命「スシ食いねえ!!」を歌っていた姿が今でも思い出される。
もう、ジャニーズのグループの中では、経験もかなり上だし「売れている」という点でも、余裕を見せてよさそうなポジションにも思えます。
が、なんとなく、今でもあのすしの着ぐるみを着ていたころのメンタルのまま、「関西出身のエンターテイナー」という立ち位置でいるように思う。
そこが、それまでのジャニーズアイドルにない独自の雰囲気を醸し出して、「なんか、いいなあ」と思わせるポイントになっているような気がするのです、ハヤシ的には。
ちなみに、個人的には渋谷すばるくんが、一番いいかなあ。
何がって、雰囲気が。関ジャニ以外のグループには、入れなさそうですよね。なんで、この人、ジャニーズなんですか?という。
そういう意味では、「好きだな」の理由は、堂本剛君と同じだったりします。
本名でやってるFBなんかの友人には、音楽通を自称する同年代の男性が、ジャニーズアイドルのことを「ジャニタレ」などと揶揄してたりするのですが、こういうこと言ってる時点で、この人駄目だな、音楽通なんてまゆつばだよな、と思ったりする。
イケてるメンズにたいするひがみ丸出し、いいものを正面から受け止めて聞けてないことの証拠、だと思うわけです。
ジャニーズに限らず、アイドルの表現力って恐ろしいものがある。それを一番わかりやすく表現してくれてるのが、たぶん、ベビーメタルだと思うのですが。
トシちゃんから、Sexy Zoneに至るまで、ジャニタレだって、いい歌たくさんありますよ。
好みの問題はあるけれど、「ジャニタレ」なんぞと侮ってはいけないのです。
最後になりますが、すばるくん初のソロシングル「記憶」は、詞もメロディーもアレンジも個人的にすごーくいいと思う。
ただ(まあ、映画との関係で難しかったのかもしれないが)、歌い方は、あそこまでシャウトな感じじゃなくて、も少し抑えたほうがよかったかな。その方が歌の持つ悲しい世界観が、より際立った気がします。
いや、素人のくせに生意気ですが。
というわけで、関ジャニさん、これからも、じみーにながーく、こつこつと応援していきます。
嵐やスマップみたいな大御所感、出さないようにしてくださいね。
(めったに行かないプライベートの旅行のせいもあるが)旅行の余韻が若干残っています。
厳島神社の迫力…すごかった。
訪れてよかった…
などというやや高尚な始まりであるにも拘らず、タイトルは「関ジャニ」です。
そう。
30代、40代女子にも絶大な人気を誇るジャニーズのアイドルさんたち。
つい先日も、とあるカフェでお茶を飲んでいたところ、後ろ側の席にいた似たような年代の女性二人組が、ずーっとずーっとジャニーズの話をしていました(Hey!Sey!JUMPの話でした)。
妹の職場の30代女性は、嵐の大ファンで、コンサートのために有給をとるほど。
しかも、コンサートの翌日には、買ってきたグッズを部内で回覧に出すという…
同業の先輩にも嵐ファンは数名いて、やはりコンサートに通う、DVDを購入するなどしている。
そういやあ、周りの30代、40代のジャニーズファンは圧倒的に嵐ファンが多いなあということに気が付きました。
40代にとって、懐かしのジャニーズというと、トシちゃん、マッチ、シブがき隊(飛ばしてごめんね、ヨッちゃん)、少年隊にせいぜい光GENJIというところ。
光GENJIが出てきたときは、ずいぶん大人数で出てきたな、と思ったもんですが、今やむしろ大人数グループが主流のジャニーズです。
まあ、これもジャニーズ特有の現象ではなく、昨今に「アイドル」が=「アイドルグループ」を指すみたいな状況ということもあるのですが。
思春期の頃にジャニーズに夢中になったということはハヤシの場合ありませんでした。
中高生のころは、ネタ・知識としてのアイドル話には興味ありましたが、どちらかというと、「アーティストの曲を聴く」方に夢中になってたし、ビジュアル面では、このころからおっさん好き…でしたから…「太陽にほえろ!」に出てた頃の神田正輝とか、「必殺!!仕事人」で「かんざし屋の秀」をやってた三田村邦彦とか…
ただ、ジャニーズ否定派というわけでもなく、かつテレビを見ていると、ジャニーズの露出がやたらめったら高いもんで、見ているうちにちらほらと好きなジャニーズ系アイドルが出てきたわけです。
そういえば、SMAPの森且行くんが結構好きでした。
SMAPって、6人時代から、結構アーティスティックな歌を歌っていて、それもこれも歌唱力が高かった森くんがメインボーカルをはれていたからなのです。
キムタクより、断然森くんがいいと思っていた。
それだけに、やめた時はショックでした。
5人になってから爆発的に売れてきたので(早見あかりちゃんがやめた後のももクロみたいですね)、バランス的にはいなくてよかったのかもしれませんが。
あと、じみーにながーく好感を持って見ているのが、堂本剛くん。
アイドルらしからぬ脱力系のトーク。
「堂本剛の正直しんどい」は大好きな番組でした。
よくわからない異様なファッションセンス、というか美的感覚。
ソロプロジェクトのアーチスト嗜好が高い楽曲も好きです(「瞬き」は購入しました)。
なのに、キンキでパフォーマンスをやるときには、きちんとアイドルっぽく?決めていて、その辺の使い分けにも、なんというか、職業人的なところを感じるのです。
ちなみに、深夜放送で体張ってた頃からゴールデン、プライムに進出してきた頃の嵐は、まあ結構好きでした。別に、松潤きゃー!!、ニノー!!とかいうのは全くないんですが。
「Beautiful Days」とかいい歌があったのもこのころかなあ、と思います。
で、今、なんとなく関ジャニなのです。
まちがいなく、NHKの「明日はどっちだ!!」の影響です。
観てない人のためにいうと、この番組は、ドキュメンタリーに類する(属する)もので、各分野の一線級に届かずにもがき続けている若者の姿を数回にわたって追って、応援する番組です。村上くん、横山くん、渋谷くんの3人が、トークの掛け合いで番組を進行しています。
関ジャニ(特にこの3人)は、全国規模で売れるまでにかなり時間がかかった苦労人の集まりで、特に渋谷くんなんて、ジュニアのころは「東の滝沢、西の渋谷」なんて呼ばれていたのに、その後迷路に入り込んで、一時ほとんど露出しなくなってしまったほど。
そういう「苦労によって作られた厚み」を感じさせつつ、決してそれをひけらかさずに、時折ボケをはさみつつ、優しい目線で、もがき続ける人を見守る姿が、「まだ30代の前半なのに、やるねえ」と思わせるわけです。
そのうち、たまに「仕分け∞」なんかも観たりするようになったのですが、観てたら、目立たないけど?、丸山くんも、安田くんも、普通に面白いじゃないかと気付いたりして。
そして、もう10年近く前だろうか。ジャニーズの年越しカウントダウンで、すしの着ぐるみに身を包み、一生懸命「スシ食いねえ!!」を歌っていた姿が今でも思い出される。
もう、ジャニーズのグループの中では、経験もかなり上だし「売れている」という点でも、余裕を見せてよさそうなポジションにも思えます。
が、なんとなく、今でもあのすしの着ぐるみを着ていたころのメンタルのまま、「関西出身のエンターテイナー」という立ち位置でいるように思う。
そこが、それまでのジャニーズアイドルにない独自の雰囲気を醸し出して、「なんか、いいなあ」と思わせるポイントになっているような気がするのです、ハヤシ的には。
ちなみに、個人的には渋谷すばるくんが、一番いいかなあ。
何がって、雰囲気が。関ジャニ以外のグループには、入れなさそうですよね。なんで、この人、ジャニーズなんですか?という。
そういう意味では、「好きだな」の理由は、堂本剛君と同じだったりします。
本名でやってるFBなんかの友人には、音楽通を自称する同年代の男性が、ジャニーズアイドルのことを「ジャニタレ」などと揶揄してたりするのですが、こういうこと言ってる時点で、この人駄目だな、音楽通なんてまゆつばだよな、と思ったりする。
イケてるメンズにたいするひがみ丸出し、いいものを正面から受け止めて聞けてないことの証拠、だと思うわけです。
ジャニーズに限らず、アイドルの表現力って恐ろしいものがある。それを一番わかりやすく表現してくれてるのが、たぶん、ベビーメタルだと思うのですが。
トシちゃんから、Sexy Zoneに至るまで、ジャニタレだって、いい歌たくさんありますよ。
好みの問題はあるけれど、「ジャニタレ」なんぞと侮ってはいけないのです。
最後になりますが、すばるくん初のソロシングル「記憶」は、詞もメロディーもアレンジも個人的にすごーくいいと思う。
ただ(まあ、映画との関係で難しかったのかもしれないが)、歌い方は、あそこまでシャウトな感じじゃなくて、も少し抑えたほうがよかったかな。その方が歌の持つ悲しい世界観が、より際立った気がします。
いや、素人のくせに生意気ですが。
というわけで、関ジャニさん、これからも、じみーにながーく、こつこつと応援していきます。
嵐やスマップみたいな大御所感、出さないようにしてくださいね。
2015年3月6日金曜日
ハヤシ、広島初体験。
水曜日から広島に来てます。
仕事ではなく、珍しく旅行。旅の道連れは妹。
妹の会社では、年度内にまとめて休みをとれ、ということになってるらしく、いつのまにか、ワタシが一緒に行くことになっていて、で、調整の結果、この時期になりました…
決まった後で、あれこれ仕事が入ったり、体調崩したり、行けるのか!?と、一時はかなり不安になりました。
が、弥生青色申告を使って自分でやるつもりだった確定申告を税理士さんに依頼することにして、なんとかこんとかやり過ごし、4日の夕方、広島にたどり着きました。
初広島の感想。
世界で初めて原爆が落とされた街で…なんてワタシが書いても仕方ないので、かなり正直に書きます。
政令指定都市級の多くの大都市と同じように、観光に来ても、取り立てて観るところがない。
そして、多くの元城下町と同じで、外から来た人にとって、分かりにくい。
地元の人は、街をとてつもなく愛してるんだろうなという空気がなんとなく伝わる。
そんな街でした。
観るところがない。
これは、我が故郷札幌、そして数年住んでいた名古屋と同じです。
なんか名前だけはやたら有名なんで、何か期待して観光に来ようとする。
しかし、実は観光資源て、それほどないのです。
札幌なんて、正直、雪まつりとかYOSAKOIソーランとか、オータムフェスタとか、イベント狙いで来て頂くしかない。
名古屋と広島は、歴史的な建造物が戦争で焼けてなくなってしまっている。それ故にない。
日本の政令指定都市は、住むための街であり、観るための街ではないわけです。
なので、申し訳ないが、昨日も今日も厳島神社に行ってしまいました…
ただ、個人的に、美術館、もうちょっと推していいでしょう!と思いました。
本日、ひろしま美術館に行きましたが、施設自体がとても素敵でしたし、所蔵品が凄いのばかり!常設展がとてもよかったです。
中国地方のアートといえば、直島に注目が集まっていますが、正統派のクラシックなアートの発信地に名乗りを上げても良いのではないかと…
そして、街が分かりにくい。
これ、地元の方には分からない感覚だと思います。
なぜなら、市街地は碁盤の目になっているので。
しかし、外から来る人間には関係ないのです。
名古屋もそうなんですが、標識がない!
住所表示もない!
どっちに行けば何があるのかも書いてない!
つまり、外から人が来ることを想定していないのです。
今回広島に来て、広島は名古屋と似てるなあと感じたのですが、原爆ドームがあり、近くに宮島があるため、外国人観光客は名古屋と比べて圧倒的に多いという違いがあります。
もっと町歩きしやすくして、飲食街の銀山当たりも、どこに何があるか分かれば、もっともっと人が来やすくなるかも、と思います。
今、再開発真っ只中というのは、そういう意味合いのものなんでしょうか?
もし、広島の皆さんが、地元の今の姿を大切にしたいという想いが強いなら、大きなお世話かもしれないのですが、通りがかりの一介の観光客としては、広島の良さに届きそうで届かなかった、ちょっとした残念さも残る滞在でした。
ちなみに、広島市街地、コンビニといえば、あそこにもここにも、セブンイレブンという状況。
サンクスとデイリーヤマザキは辛うじて見つけましたが、ローソンとかファミマとか見当たらない。
これ、どうしてなんだろ?
セブン好きとしては、かなり気になります。
2015年3月1日日曜日
表参道は行列の街
びわ湖毎日マラソンを見ながら投稿している日曜の昼下がり、ハヤシです。
なんですか、2月中旬から3月にかけて、なんだかバタバタバタバタと急に忙しくなった感じです。
儲かってる感はまーったくないのですが。
で、本当は先週のうち2,3日は確定申告(青)の準備をする予定だったのですが…結局税理士さんに振りました。
これ自分でやるとなると、どこかで徹夜かも、という恐怖心が芽生えまして…
青色申告だと、きちんと仕訳作業をしなければならず、あの領収書の山を見ると一気に気持ちがなえまして…うーん「弥生青色申告」は無駄銭だったかもしれない…
もちろんお金が多少かかりましたが、事務員を雇っていないことを考えると、これくらいは、まあいいかということでお願いしました。
そして…頼んで大正解でした。このストレスのなさ…ハヤシ、ハクション大魔王並みに(ふるっ)数字がダメなもので…やはり、餅は餅屋です。
ところが、今週は土日もどちらか打ち合わせだろうと覚悟を決めていたのですが、依頼を受けていた仕事のひとつが急転直下、7割方解決となったため、打ち合わせの必要がなくなりました。
そうであれば、本当は書かなきゃあかん書面がいくつかあるわけですから、それをやりゃいいものを、締切がもう少し先、しかも厳密に守らないとどうなる、ということもないため、気持ちが仕事モードにどうしてもならない。
そんなわけで、ポンと思い立って、表参道をプラプラしてきました。
3月から4月というのは非常に中途半端な時季でして、着る物に困る季節であります。
個人的には、今ちょっと、ふんわりギャザースカートを履きたい気分であり、かつ春物のカーディガンも見てみたいという気持ちでした。
もちろん先日コートを買っちゃったので、そんなお高い買い物はできません。
ただ、欲しいもののイメージ作りでもできれば→それには、やっぱり表参道だろう(青山は価格帯が今回の買物では合わず、かつ、今回のイメージに合う物を売っている店も思い当たらず)という、まあ、要は久しぶりに表参道に行きたいということを後付で正当化して出かけたのであります。
表参道エリアで私がのぞく店は、表参道ヒルズに2~3件(しかも、地上ではなく地下方面の店→地上階の店より価格帯がリーズナブル)、向かい側の通りのGYREというビルに入っているコムデギャルソン(ギャルソンはもう習慣として覗きたい)、そして、その裏や近辺の数件くらいです。
あ。GYREには、前々回投稿した記事の中に出てくるパン屋さん「デュヌラルテ」もあるので、そこもお目当てです。
午後2時半ころ家を出て、半蔵門線に乗って表参道の駅に着き、ヒルズに近い出口から出ました。まず最初にヒルズに入っているニットのお店「イリアンローブ」に行こうと、歩いていきました。
そうすると、ヒルズ手前から長蛇の列。さらに、エントランスに近づくと別の列がある。
ヒルズ前の行列が名物?になりだしたのって、たぶん数年前になんだかというアイスクリーム屋ができてからだったように記憶しています。
その後、その隣になんだかというポップコーン屋ができて、また長蛇の列(アイスクリーム屋の列はその頃にはもうなくなっていた)。
その列が落ち着かないうちに、1階エントランス近くの飲食店がなんだかというチョコレート専門店?に変わり、そこのチョコフォンデュが話題とかで(全ての情報はハヤシのあいまいな情報に基づく不正確なものです)列ができ始めた。
今まであまり意識したことなかったのですが、昨日はポップコーン屋の列とチョコフォンデュ屋の列が重なるようにできている状況で、しかもフォンデュ屋の列はやたらめったら長かったので、余計に目だったのでありました。
表参道の行列はこれに留まりません。
第2のお目当てのGYREにも、何か月か前に地下になんか話題の
カフェができたみたいで、地上のビルの外にあふれ出るくらい人が並んでいる。
このビル、あまり人が多くなく、割に落ち着いて見ることができるところだったのに、こちらとしては、ちょっと残念な感じになってしまいました。
さらに、ヒルズの比較的近所の中通りに、アフタヌーンティーが出している軽食のお店(お茶も紙コップで出てくる)が、こちらもたぶん半年くらい前にできたのですが、できた当初はそれほど混んでもいなくて、休憩にちょうど良いと思っていたところ、昨日はわずかながらエントランス前に行列。
食べ物屋じゃないけど、つい数か月前までは、このアフタヌーンティーのお店のすぐ近くに例のフライングタイガーがあり、ここも長いこと行列ができていて、入場は1時間待ちとかいう状況でした(昨日は、見たところ行列なし)。
さらにその近くには何があるかわからないけど並んでいる人々を目撃。
東京って、いたるところで行列を目撃するらしい街のようですが、これくらい狭いエリアで、行列行列行列になってるなんて、さすがに表参道くらいのもんじゃないかと思うのであります(注:休日のデパートのレストラン街などは除く)。
ちょっと異様な光景です。特に北海道出身のハヤシとしては。
個人的には、食べるために何十分も並ぶなんてアンビリーバブル。
それこそ時間の無駄、と思うのです。
というわけで、私の場合、表参道方面に出かけるときなどは、そこでは座って食べれないという覚悟で出かけます。どうしてもお腹が空いたら、コンビニとかで適当に買ってパクッとやっちゃうとか、そんな感じ(昨日は軽く昼を食べてから出かけました)。
あるいは裏通りの方にある席が余っていそうなお店に入って一休みする。
倒れる前であれば、秋葉原とか銀座とかに戻ってきて、比較的なじみのある店に入ってくつろぐ、なんてしていました。
日本人は行列が好き、なんて揶揄されるけど、行列に並ぶ人の心理というのは何なんでしょうか。
さっきもちょっと書いたけど、休みの日の昼時なんかにデパートのレストランなんかに行列ができるのは、手近なところで食べる、移動しても大して変わらないし、という状況下でのことなので、ある意味理解できるんだけど。
特に、アイスクリームやポップコーンなんて、たかだかアイスクリームにポップコーンなわけで、「行列はないけどそこそこ高級な店・品物」であれば、大して味に差なんてないだろう…と思うのです。
並ぶことによって心理的に期待感が高まり、それが味わいに影響する、とでもいうんでしょうか。
期待外れだったら、そりゃあ、さぞかしまずいだろうと思うんですがねえ…
実は、フライングタイガーに関しては、池袋パルコの中に入ってまして、先日仕事で池袋に行った帰りに寄ってきました。
安くて可愛い雑貨?
私には、ただ安っぽいだけの毒々しい雑貨にしか見えなかったんだけど…
いや、ちょっと書きすぎたかも…
可愛いものもありました。個人的な好みは別として。
だけど、特に目新しいかと言われるとそうでもなく、特別安いのかと言われても、うーん、な感じ。
おそらく、100均にはないデザイン性があり、かつそこそこお安いというのが売りなんだと思うけど…そうであれば100均でかわいいものをゲットした時の「掘り出し物」感には勝てないような気がするんですけどねえ…
まあ、予想されるのは、表参道の行列の位置は、今後おそらく数か月単位で変わっていき、その理由が別に話題のお店ができたというところにあるんだとは思うのですが、たぶん並んでいるのは、日本人の中でも、ほんの一握りの人だと思われるし、そう思いたい。
だけど、あの表参道というある意味外国人にとって観光名所的な場所で、こうもあちこちで行列ができてしまっていると、「日本人は行列大好き」みたいな誤報が世界中に行き渡っちゃうような気がして嫌なんだよな。
というわけで、どうしたって行列なんかできそうにない、自分的いいお店を探求する派でいようと、改めて誓う日曜の昼下がりなのでした。
なんですか、2月中旬から3月にかけて、なんだかバタバタバタバタと急に忙しくなった感じです。
儲かってる感はまーったくないのですが。
で、本当は先週のうち2,3日は確定申告(青)の準備をする予定だったのですが…結局税理士さんに振りました。
これ自分でやるとなると、どこかで徹夜かも、という恐怖心が芽生えまして…
青色申告だと、きちんと仕訳作業をしなければならず、あの領収書の山を見ると一気に気持ちがなえまして…うーん「弥生青色申告」は無駄銭だったかもしれない…
もちろんお金が多少かかりましたが、事務員を雇っていないことを考えると、これくらいは、まあいいかということでお願いしました。
そして…頼んで大正解でした。このストレスのなさ…ハヤシ、ハクション大魔王並みに(ふるっ)数字がダメなもので…やはり、餅は餅屋です。
ところが、今週は土日もどちらか打ち合わせだろうと覚悟を決めていたのですが、依頼を受けていた仕事のひとつが急転直下、7割方解決となったため、打ち合わせの必要がなくなりました。
そうであれば、本当は書かなきゃあかん書面がいくつかあるわけですから、それをやりゃいいものを、締切がもう少し先、しかも厳密に守らないとどうなる、ということもないため、気持ちが仕事モードにどうしてもならない。
そんなわけで、ポンと思い立って、表参道をプラプラしてきました。
3月から4月というのは非常に中途半端な時季でして、着る物に困る季節であります。
個人的には、今ちょっと、ふんわりギャザースカートを履きたい気分であり、かつ春物のカーディガンも見てみたいという気持ちでした。
もちろん先日コートを買っちゃったので、そんなお高い買い物はできません。
ただ、欲しいもののイメージ作りでもできれば→それには、やっぱり表参道だろう(青山は価格帯が今回の買物では合わず、かつ、今回のイメージに合う物を売っている店も思い当たらず)という、まあ、要は久しぶりに表参道に行きたいということを後付で正当化して出かけたのであります。
表参道エリアで私がのぞく店は、表参道ヒルズに2~3件(しかも、地上ではなく地下方面の店→地上階の店より価格帯がリーズナブル)、向かい側の通りのGYREというビルに入っているコムデギャルソン(ギャルソンはもう習慣として覗きたい)、そして、その裏や近辺の数件くらいです。
あ。GYREには、前々回投稿した記事の中に出てくるパン屋さん「デュヌラルテ」もあるので、そこもお目当てです。
午後2時半ころ家を出て、半蔵門線に乗って表参道の駅に着き、ヒルズに近い出口から出ました。まず最初にヒルズに入っているニットのお店「イリアンローブ」に行こうと、歩いていきました。
そうすると、ヒルズ手前から長蛇の列。さらに、エントランスに近づくと別の列がある。
ヒルズ前の行列が名物?になりだしたのって、たぶん数年前になんだかというアイスクリーム屋ができてからだったように記憶しています。
その後、その隣になんだかというポップコーン屋ができて、また長蛇の列(アイスクリーム屋の列はその頃にはもうなくなっていた)。
その列が落ち着かないうちに、1階エントランス近くの飲食店がなんだかというチョコレート専門店?に変わり、そこのチョコフォンデュが話題とかで(全ての情報はハヤシのあいまいな情報に基づく不正確なものです)列ができ始めた。
今まであまり意識したことなかったのですが、昨日はポップコーン屋の列とチョコフォンデュ屋の列が重なるようにできている状況で、しかもフォンデュ屋の列はやたらめったら長かったので、余計に目だったのでありました。
表参道の行列はこれに留まりません。
第2のお目当てのGYREにも、何か月か前に地下になんか話題の
カフェができたみたいで、地上のビルの外にあふれ出るくらい人が並んでいる。
このビル、あまり人が多くなく、割に落ち着いて見ることができるところだったのに、こちらとしては、ちょっと残念な感じになってしまいました。
さらに、ヒルズの比較的近所の中通りに、アフタヌーンティーが出している軽食のお店(お茶も紙コップで出てくる)が、こちらもたぶん半年くらい前にできたのですが、できた当初はそれほど混んでもいなくて、休憩にちょうど良いと思っていたところ、昨日はわずかながらエントランス前に行列。
食べ物屋じゃないけど、つい数か月前までは、このアフタヌーンティーのお店のすぐ近くに例のフライングタイガーがあり、ここも長いこと行列ができていて、入場は1時間待ちとかいう状況でした(昨日は、見たところ行列なし)。
さらにその近くには何があるかわからないけど並んでいる人々を目撃。
東京って、いたるところで行列を目撃するらしい街のようですが、これくらい狭いエリアで、行列行列行列になってるなんて、さすがに表参道くらいのもんじゃないかと思うのであります(注:休日のデパートのレストラン街などは除く)。
ちょっと異様な光景です。特に北海道出身のハヤシとしては。
個人的には、食べるために何十分も並ぶなんてアンビリーバブル。
それこそ時間の無駄、と思うのです。
というわけで、私の場合、表参道方面に出かけるときなどは、そこでは座って食べれないという覚悟で出かけます。どうしてもお腹が空いたら、コンビニとかで適当に買ってパクッとやっちゃうとか、そんな感じ(昨日は軽く昼を食べてから出かけました)。
あるいは裏通りの方にある席が余っていそうなお店に入って一休みする。
倒れる前であれば、秋葉原とか銀座とかに戻ってきて、比較的なじみのある店に入ってくつろぐ、なんてしていました。
日本人は行列が好き、なんて揶揄されるけど、行列に並ぶ人の心理というのは何なんでしょうか。
さっきもちょっと書いたけど、休みの日の昼時なんかにデパートのレストランなんかに行列ができるのは、手近なところで食べる、移動しても大して変わらないし、という状況下でのことなので、ある意味理解できるんだけど。
特に、アイスクリームやポップコーンなんて、たかだかアイスクリームにポップコーンなわけで、「行列はないけどそこそこ高級な店・品物」であれば、大して味に差なんてないだろう…と思うのです。
並ぶことによって心理的に期待感が高まり、それが味わいに影響する、とでもいうんでしょうか。
期待外れだったら、そりゃあ、さぞかしまずいだろうと思うんですがねえ…
実は、フライングタイガーに関しては、池袋パルコの中に入ってまして、先日仕事で池袋に行った帰りに寄ってきました。
安くて可愛い雑貨?
私には、ただ安っぽいだけの毒々しい雑貨にしか見えなかったんだけど…
いや、ちょっと書きすぎたかも…
可愛いものもありました。個人的な好みは別として。
だけど、特に目新しいかと言われるとそうでもなく、特別安いのかと言われても、うーん、な感じ。
おそらく、100均にはないデザイン性があり、かつそこそこお安いというのが売りなんだと思うけど…そうであれば100均でかわいいものをゲットした時の「掘り出し物」感には勝てないような気がするんですけどねえ…
まあ、予想されるのは、表参道の行列の位置は、今後おそらく数か月単位で変わっていき、その理由が別に話題のお店ができたというところにあるんだとは思うのですが、たぶん並んでいるのは、日本人の中でも、ほんの一握りの人だと思われるし、そう思いたい。
だけど、あの表参道というある意味外国人にとって観光名所的な場所で、こうもあちこちで行列ができてしまっていると、「日本人は行列大好き」みたいな誤報が世界中に行き渡っちゃうような気がして嫌なんだよな。
というわけで、どうしたって行列なんかできそうにない、自分的いいお店を探求する派でいようと、改めて誓う日曜の昼下がりなのでした。
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