2025年8月16日土曜日

ライティングの仕事を増やそうと思っています

 今週も土曜日の投稿です。

前回投稿でも言いましたが、明日の日曜日は大相撲札幌巡業を見に行く予定なのです。

昨年は照ノ富士がまだ横綱で、巡業は不参加でしたが、今回は2横綱揃っての巡業になりそうなので、ちょっと楽しみだったりします。


さて、事務所物件が決まった先週。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/08/blog-post.html


荷物の搬入の都合で11月から使わせてもらうので家賃も11月から発生だよなと思っていたら、なんと11月の家賃は無料にしてもらえました。

なんて良心的なレンタルオフィスなのでしょう・・・


事務所で使う家具類は、本当にお安いもので良いと思っていて、これまで無印良品とニトリを見ていたのですが、駅に近い方にオフィス家具のアウトレットがあるようなので、近いうちに見てこようと思っています。


あとはプリンターを用意すればとりあえず足りるかなと思います。

自宅が近いので、あまり大仰なものは必要ないと思いますし、今回は開業費用の目標予算は50万円です。これくらいの範囲で収まれば良いのですが。


今大切なことは、独立時の収入の当てを少しでも増やしておくことだと思っています。

今しっかり収入の当てをつけておけば、独立後に預貯金が減る幅を少しでも解消することができるだろうと。

弁護士会の法律相談に入れる枠は、年度初めに決まってしまっていて、枠が空いた場合には取ることもできるけれども、倍率も高いため、そちらの方を当てにすることはできません。


結局、ライターの仕事を増やせるだけ増やすほうが収入としては確実だろうと思い、多少単価が下がっても仕方がないので、いろんなところに応募しまくりました。

自分は、法律ライターだけでは需要が少ないと思ったので、ペットライターの方も色々応募しました。

法律以外で書けるネタと言ったら私の場合ペットですからね・・・一応資格も持っているし、マサムネやちこちゃんを飼うにあたって本を読んで勉強したし、飼った上で学んだこともたくさんありますから。

で、ペットライターの仕事も探すことにしたわけです。

そうしたところ、ペットライター含め、いくつかのサイトからお声がかかり、来週それらのオンライン面談をすることになりました。

良い話ばかりが出て来るわけではないと思いますが、仕事を掴むためにしっかり面談に臨もうと思っています。


既存の顧客先にも独立のことは伝えていて、仕事が途切れないように持っていきたいと思っています。

1個切れてしまったところはありますが、まあそれは仕方ありません。

ライターの世界って、突然仕事が来なくなったりすることもあるみたいなので(過去にも連絡なしで切られたことあり)、やはり仕事をくれる先をたくさん抱えておくことは非常に大事だなと実感しています。


ただ、ペットライターも法律ライターも、あまり頻繁に応募が出てくる感じではないんですよね・・・なので、毎日スキマ時間に仕事を探す癖がついてしまいました。


並行して、やらなければならないのが、弁護士会の研修参加だったりします。

今どこもそうですが、弁護士会が主催する法律相談の枠を取るためには、決められた研修を受ける必要があります。

札幌はその義務が結構きつい感じで、どの分野も研修の受講義務があるし、2年に1度受けないと名簿から漏れてしまうことになります。

なので、2年に1回は、やろうと思っている法律相談に対応する研修を受ける必要があります。

最近までそのことをすっかり忘れていて、今年研修受けないと、再来年法律相談の枠には入れなくなりそうなものがあったので、そちらの研修を受ける手配をしたところです。


発達障害のせいか、こういうのを忘れずにきちんと押さえておくのが苦手な私は、以前開業した時も「弁護士会からもらう仕事」にあぶれてうまく浮かなかったという反省があります。

同じミスを犯さないようにするためにも、こういうにも取りこぼさないようにしないといけません(この辺りはちょっとストレス)。


今の事務所に行くのもあと数ヶ月だから、それほど苦じゃなく行けるかなと思ったら大間違いでした。

以前にもまして行きたくない。

昨日の金曜日なんぞ、全然起き上がれなくて、9時過ぎまで寝てしまいました(区役所に行く用事があったので、遅刻は連絡済み)。

毎朝カロナールを飲んで頭痛をおさめてから出勤するのもお約束です。

きっと、実際に事務所を辞めるまで、体調不良からは抜け出せないのだろうなと思います。


レンタルオフィスの契約書を再来週あたりに提出するくらいで(妹に連帯保証人をお願いする)、当面は、取り立てて移籍に向けてやることもありません。動きが本格化するのは10月に入ってからかなと思います。

それまでは、ちょこちょこ仕事とって、独立後にできるだけ困らないようにやっていきたいです。


ではでは。

2025年8月9日土曜日

独立開業に向けての動きとちょっとだけ発達障害について

 珍しく土曜日に更新しています。

というのも、明日の日曜日は、我が妹と美味いパフェを食べにいくことになっておりまして。

今週の火水あたりに風邪っぽい症状が出て喉が痛いなあと思っていたら、木曜日から咳が出るようになりました。かかりつけの呼吸器科で咳止めの粉薬と吸入を出してもらいましたが、吸入は、副作用の手の震えが早々に出て服用中止。

いつも効いている粉薬は効きが悪く、咳はイマイチ良くなっていません。

そんなわけで本日は、明日に向けて静養の1日だったりします。


さて、前回投稿で、独立開業することにしたとお伝えしました。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/08/Dokuritsusurukotoninarimashita.html


こちらに書いてあるとおり、中小企業診断士に話を聞きに行ったり、起業支援をしている方にオンラインでお話を聞いたりしましたが、どちらも全然ダメでした。

後者は特にダメで、YouTubeでかなり良いことを言っていて、無料でオンラインでアドバイスしますと言われたのですが、もう最初から大してやる気がない感じでした。

インスタで集客したらどうですか〜、あ、これじゃバズりませんね、と言って終わり。

じゃあ、バズるためにはどうすれば良いかというアドバイスは一切ありませんでした。

1時間の予定と言われていたのに20分で終了。最後にセミナーやるので来てねえと言っていたので、その宣伝が目的だったのかもしれません。

ちょっとむかつきました。

が、先日、Xで集客するためにやるべきことを教えますと言われて、少しお金を払ってココナラでアドバイスをもらったものの、言っていることが分かりにくいわ、全部実践するの無理だわ、で、諦めたとこともありまして。

SNS副業の支援なんてこの程度のものかなという結論になりました。


そのあとふと、ライター職って、インスタ集客向かないんじゃないかと思い、誰が見てくれているかもわからない垢は消してしまおうと、集客向けに解説していたインスタアカウントは2つとも消してしまいました。

ついでに、ライター色を打ち出していたXアカウントも消して、一旦消した匿名アカウントを復活させ、実名アカウントとして再始動することにしました。

こちらで集客するのは難しいかもしれませんが、たまにライター募集案件なんかが流れてくることもあるようなので、そういったものを見逃さないように、ライターの人やライター募集かけてくる企業なんかをフォローしたりしています。


ライターの仕事をとるアテが今のところ、クラウドワークスとランサーズが中心で、ちょっと心許ないのが現状です。

また、1社、ネタ切れしたのか、声がここ数ヶ月掛からなくなった会社もあり、誰かが言ってた「ライター職は不安定」という言葉は結構当てはまるなあと実感しています。


なので、貪欲に仕事をとりにいく必要があるなと痛感しています。しばらくは、クラウドワークスとランサーズに、これからもお世話になると思っています。


仕事があるはずだった木曜日、その仕事がキャンセルになって1日空いたので、夏休みをもらい、私はコホコホ咳をしながら(もちろんマスクしていました)、レンタルオフィス巡りをしていました。

3件ほど回りましたが、最終的には、自宅に程近く一番料金がお手頃だったところに決めたのでした。

想定より広い部屋で、できれば、ちょっと狭くてもいいから、もう1万円くらい安い方がよかったのですが・・・最近札幌、地価が上がっているので、ここは私の見通しが甘かったとしか言いようがありません。

でも、水道光熱費が別に掛からない分、前回独立した時から見れば、おそらく通算で月2万円くらいは事務所経費は安くなるはずなので、まあいいかと思っています。

ここに決めたのは、自宅の3件隣で、行き来するのにすごく楽ということと、士業御用達のようで、10部屋のうち3部屋が同業の人が入っていることが大きな理由でした。

それと、今入居申し込みをしても、家賃は11月から払ってくれればいいということだったので、それも大きな理由でした。

事務所決まったので、中の家具類を選ばないといけませんが、無印とかニトリとかの安いラインで間に合わせるつもりです。

弁護士会への異動届はギリギリでいいですが、確か会費を引落とすための口座は地元の銀行で作る必要があったので、暇暇見て作りに行かないといけません(まあ、これもギリギリでいいと思いますが)。

電話は、回線は引かず、03プラスとかネット電話にしようと思ってますし、ファックスもe-faxで済ませようと思っています。紙代も大きな経費になるのでなるべく削減しようと思います。

でもこれも、11月になってからやればいいことかなと思います。

せっせと仕事を取ることを心がけていくのが当面やるべきことでしょうか。

地道にコツコツ頑張ろうと思います。


さて、話題を変えて、発達障害についてです。

先週火曜日が通院日でした。この日は、先日実家に行った時に母に幼少期のことを思い出してもらいながら作った問診票を提出するのと、薬をもらうのがメインで、診察自体は早めに終わるかなと思っていました。

が、問診票を見ながら、子供の頃について結構詳しめのインタビューがありました。

主に子供の頃の出来事についてのインタビューだったのですが、話しているうちに、色んなエピソードを思い出し、それをそのまま伝えてきました。

伝えてきたエピソードは、こんな感じです。

・2歳の時と3歳の時に骨折している。どちらも、ちょっと高いところから飛び降りて手を変についたのが原因。

・2歳の時にドブに落ちている。

・5歳の時に円形脱毛症になっている(幼稚園の先生が嫌いでストレスがかかったらしい)。

・5歳の時に窓の外に落ちた粘土を拾おうと身を乗り出して落ち、鼻を壁に擦り付けた。

・小学校1年生の時の最初のテストが100点中20点だった。

・小学生の時に、学校にランドセルやカーディガンを忘れて帰ってきたことがある(しかもランドセルは2回)。

・小学生の時に沼にハマったことがある。

・中学生の時、最初のテストの順位が138人中98番だった。

今思い返すと、伝え忘れてきたエピソードがいくつかありますが(小学校1年生の時に、水道の蛇口を閉めようとしたのに逆に回してしまい、辺りを水浸しにしたとか、中学生の時にバスに乗る時に足を滑らせて、右足の脛を階段にしこたまぶつけて、結構な怪我をしたとか)、一連のエピソードを聞いたお医者様は、「色々不注意だった点が見られますね・・・」と呟いたのでした。


話してみてちょっと思ったのですが・・・私は、自分では、ASD(自閉症スペクトラム)傾向だと思っていましたし、オンラインで診察を受けた際にも「軽度のASD」と言われたのですが、案外、ADHD(注意欠如・多動性障害)傾向かも知れません。

もっとも多動性はないと思うのですが(どちらかというと普段はボーッとしている)。


9月の初めに午前いっぱい使って検査があるので、その際におおよその結果がわかるかなと思っています。


さて、本日はこんなところで。早いところ咳が治ってほしいです。

来週は日曜日に大相撲札幌場所を見にいくので、やはり土曜日更新になりそうです。

ではでは。







2025年8月3日日曜日

結論:事務所を辞めて独立することになりました

本日はいきなり本題に入ることにいたしましょう。

つい1週間前の今日、私は、「事務所辞めたい!!でも今は辞められない!!」などと悶々と悩んでおりました。

*前回の投稿はこちらから

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/07/Yametainosonosakini.html


その日1日悩みすぎて、頭がパンクして心も落ち着かなくなり、翌日は冷静に仕事ができるような状態ではありませんでした(やっぱり発達っぽい?)。

そこで、体調不良を理由に仕事を休み、自宅で、「独立するために何を身につければいいか」をひたすら悶々悶々と考え込んでおりました。

どこがどうして頭が飛んだのか「占いができる弁護士」だったら売れるかもしれないなどと思い立ち、数秘術の勉強をしようかなんて、意味のわからないことを考えるまでになっていました。


前日の日曜日、前回投稿をした後に、「そうだ、一度運気をみてもらおう」と思いたち、大通りの近くにある占いサロンを夕方予約していました。

悩み疲れた私は化粧して着替えて、占いサロンに出かけたのでありました。


待っていたのは、40代くらいの女性の占い師。四柱推命で占ってくださいました。事前にLINEで、生年月日と出生地、本日聞きたいことの概要はお伝えしていました。

占いが始まって、自分が弁護士であること、独立したいけれどかくかくしかじかこういう理由で、独立しても良いものかどうか悩んでいることなどを伝えました。

そうしたところ、出てきた答えは、以下のようなものでした。


ハヤシさんは、めちゃめちゃ頭がいい。

で、バカが嫌い。それが顔に出るので、接客業が向いていない。

ライターとかは向いているので、バンバンやればいい。

昨年から10年間はとても運気が良い状態で、その間は、やっていけるでしょう。

ただ、初めから大きくやろうとしないこと。

SNSのバズり運はないので期待しないこと。


「バカが嫌い」と言われたときには、あまりに図星すぎて笑ってしまいました。

確かに私、割と顔には出るタイプなので、事務所で、バカ事務員らがバカな対応したら、めっちゃムッとした対応しているだろうなということは想像に難くありませんでした。

そして、相談者についても、(数は少ないけれど)想像を超えるバカが来たときには、おそらく顔に出ているのではないかと思われました。数年前に一度、あまりにバカなことを言い出した相談者に、色々聞き返していたところ、ブチ切れられて帰られたことがあったりしたので・・・


ただまあ、向こう10年なんとかやれそうというのは嬉しい言葉でした。

こういうのは当たるも八卦当たらずも八卦ですが、少なくとも「今運気激悪です」というときに独立するのは回避した方がいいだろうと思うので、「悪くない」ということを知れたのは、ひとつ自分への後押しとなりました。

疲れていた頭が少しリフレッシュされて、私は占い館を後にして、帰宅したのでした。


用心深い?私は、ChatGPTくんにも、独立運を占ってもらったのでした。結論は、占いサロンとほぼ同じでした。


私は思いました。

以前と違って今は、ライターの収入がいくらかあって、最低限の経費はそれで賄えるであろう。あとは、なんとか頑張って、何某かの仕事を取れれば、やっていけるのではないか。

思い切って、もう1度自分でやってみようと思いました。そう思ったのは、たぶん7月29日か30日のことでした(この辺り、色々考えすぎて頭がはち切れそうになっていて、時系列での記憶が曖昧だったりします)。


まず、親に報告。

翌日、4月に入所した(おっさんだけど)新人弁護士にまず報告。引き継ぎはちゃんとするし、今一緒にやっている事件ももちろん最後まで一緒にやると告げました。今後も相談に乗って欲しいと言われたので、それももちろんOKしました。

そして翌々日、7月31日に事務所内の回覧機能を使って、代表と統括事務局長に、退職の意思を伝えました。

ガンガン慰留されるかと思っていたのですが、そんな感じではありませんでした。

ちょっとがっかりした感じで、「やっぱり、うちの事務所の仕事、嫌でしたかね〜」などと言われました。

それを聞いて、もしかしたら、私が事務所に愛がないことがバレていたかなという気もしましたし、代表自体が、事務所に誇りを持てていないのかなという気もしたのでした(もしそうであれば、他の人が誇りを持てるわけがない)。


地味にですが、事務所開設のための動きは初めております。開設のために必要な物事のチェックリストはすでに作りました。

事務所は今回は、レンタルオフィスにするつもりです。

節約するならバーチャルオフィスでは?と思われた方もいるかも知れませんが、我が業界は、法律で実店舗を持たねばならないことが定められており、バーチャルは許されないのです。


もちろん自宅事務所でもいいのですが、いざという時の相談スペースが設けられないし、住所が公開されてしまうので、防犯上のリスクも大きい。

というわけで、低コストで事務所が出せるレンタルオフィスを選ぶことにしました。

最近は札幌もレンタルオフィスが増えているようで、選ぶのには困らないかな・・・と思っています。

事務所名については、経営が軌道に乗らなかった前回の名前は使いたくありませんでした。

そしてここでも運勢を意識して、GPTくんに姓名判断してもらったところ、苗字平仮名が一番良さそうだったので、それでいこうかなと思っています。


あとは、金をどう稼いでいくか。

今顧問先とかもない状況ですし、弁護士会が主催する法律相談の登録もあまりしていないので、そちらからの収入はあまり見込めない。

そこで、副業的な何かで稼げないかと、YouTubeなんかで情報収集したのですが、これと言ってフィットするものがありません・・・

でも、この点については「ああ、そういうことか」ということが、つい昨日ありました。


副業や事業、投資や家計の見直しで「小金持ち」を目指すオンラインサロンの「リベシティ」というのを知っている人もいると思うのですが、主催者の「両学長」という人の動画をYouTubeで見ていました。

私は、この人の言っていることが基本的に正しいと思っていて、動画を見つけては、いつもちょこちょこと見ておりました。


昨日見た動画では、「やりたいことがない」という人でも、それは、日常に追われて、心の奥底にしまわれているだけではないかという問いかけがありました。

それを見て、私は、ハッとなりました。


私は、「書くこと」で生きてきたいのだな、と気づいたのです。

これまで、「生きていけるならどんな副業でもいい」と思っていました。お金がなかなか入らなくなる状況が、老後を控えて怖かったからです。

しかし、「物書き」になることは、私のもうひとつの夢でした。

小学校5年生の時に、向田邦子の作品に出会い、言葉というのはなんでも表現できるんだということを知り、物書きになることに憧れを抱き始めました。

一方で、弁護士になりたいという夢も芽生え始めました。

一時期、両方の夢に向かって活動していた時期もありましたが、私は、「二兎を追うものは一兎も得ず」と思い、より確実性が高い司法試験合格を目指し、物書きへの夢は封印して生きてきました。

弁護士になってからは、そちらの仕事で手いっぱいで、物書きの夢を本格的に追う余裕はありませんでした。

時系列を追って作成する(🟰ある意味ストーリー仕立てになる)訴状を作成したり、たまにウェブ記事を書かせてもらったりして、「書くこともできているし」と自分を納得させていたのでした。


昨年の1月頃から、あまりに事務所の仕事が暇なので、本格的にお金をもらって法律ライター業を始めて、「私にも書けることがある」ということに気づきました。

月に60本くらい書ければ、なんとか生きてはいけるのに・・・という思いがありました。

が、そう簡単に月60本という数の依頼を得ることができていませんでした。

なので、「副業として割り切るしかないか」と心のどこかで思っていたけれど、そうではなかったのです。

自分の本音は「書くこと」を本業として生きていきたいということだったのだなと、ようやく気づけたのでありました。


もちろん、前回投稿に書いたような「困った人を助けたい」という気持ちはあります。ですが、それは自分の主力業務ではなく、あくまでボランティア的なものに過ぎないのだろうと考えるに至りました。無理のない範囲でこれからも続けていきたいです。


先月のカウンセリングの際に、先生が聞きたかったこともこういうことなのでしょう。

自分の内側から出てくる「やりたいこと」って何?

封印してきた本音がようやく出てきたことが、私としては喜ばしいのでした。


ただ、一方で、「じゃ、書くことでどうやって収益上げていくの?」というのが、今の課題です。

開業まで、あと4ヶ月弱。あと年収50万円でも100万円でもいいから、差し当たり上げて行けるようにしていきたいと思っています。


明日は、商工会議所で、中小企業診断士の人からアドバイスを受け、水曜日には、企業スクールの代表のオンライン面談を受けることにしています。


どんなことでもいい。ヒントを掴んでいきたいと思います。


不安もあるけど、ワクワクもしています。独立に向けて、できるだけの準備をして頑張っていきます。途中経過をまた皆さんにご報告します。

もちろん、発達障害のお話も。


ではでは。





2025年7月27日日曜日

「事務所を辞めたい」のその先に

 本日大相撲名古屋場所千秋楽。

三役以上が中盤過ぎから優勝争いに絡まなくなり、千秋楽で優勝争いをしているのは、全員平幕力士。

しかもトップに立っているのは、前頭15枚目の琴勝峰だったりします。

途中までは北海道出身の唯一の幕内力士、一山本がトップ切ってましたが、ここにきて連敗しとります。お願いだから本日は勝って欲しいものです(負けた・・・)。

ちなみに優勝して欲しいなと思っているのは安青錦です。多彩な技があって腰が低く、良い力士だと思います。おそらく大関くらいにはなれるんじゃないかなあ。楽しみです。

我が推しの若元春は、なんと10日目に負け越しが決まりましたが、その後4連勝しました。今日勝てば、なんとか7勝8敗で終われるのですが、曲者の豪ノ山と当てられてしまいました。ああ、どうなることやら(負けた・・・)。


さて、本題に入ります。

転職活動で「56歳の現実」を突きつけられて、やや悲観的になっていた私ですが、ふとしたきっかけで、「やっぱり早いところ事務所でよう」という気持ちが、また沸々と湧いてきました。

きっかけは、ほんのちょっとしたことです。

我が事務所は、何度も書いているとおり特殊で、とある債権回収会社の系列にあるのですが、年に2回(半期に1度)、全ての系列企業や士業事務所の責任者が一堂に介して、「これからの半期の目標をどうするか」ということを5分くらいずつ発表していくという会があります。

入所して一番最初のこの会には一応出席したのですが(とはいえちこちゃんがいたので懇親会には出ずに直帰)、私からすると、ただただ5分くらいずつ「向こう半年の気合い」を語るだけで、討論も何もないくっだらない会で、やる意味が全く見出せず、この先呼ばれたらどうしようと思っていました。

ここしばらく呼ばれていなかったと思ったら、いきなり9月にやるその会には、出席して欲しいというお達しがあり、「うえ〜、あんなくだらない会絶対出たくない!!」と拒否反応がマックスになったのです。しかも懇親会に出てお泊まり前提って、こちらの都合も全く考えない予定を半ば一方的に押し付けてきました。

私は、メールで「すでに用事が入っているので行けない。どうしても出席する必要があるなら、その時間だけオンラインで出席する」と連絡したのでした。


なんというか、こういう団体主義的なところが、私は本当に受け付けず、気持ち悪いったらないのです。おそらく、出席するおじさんがたの楽しみは、翌日のゴルフで、そのために会社の金をたんまり使って、半日無意味な会議に費やすなんて、本当に古臭くアホみたいなところです。

そこで、私はやっぱり、自分にはこの事務所は肌が合わんとつくづく感じ、やっぱり出るしかないかと思い詰めるようになったのでした。

それがつい一昨日のことです。


とはいえ、この年で転職しようと思ってもうまくいかないのもわかっているので、現時点では、独立するより手がありません。

が、独立しようと思っても、普通に弁護士業で生きていくには、事件がなかなかなく、なんの知恵も出さなければ、また昔のようにジリ貧になるのは目に見えている。


なので、一昨日の夜あたりから、独立してもやって行けるように、ライター業以外に定収入になるものはないかと、めちゃめちゃ探しておりました。

論文の添削、素人でもできるカウンセラーの登録などなどとやっているうちに、カウンセリングをやるのであれば、何か簡単でもいいからカウンセリング系の資格を取った方がいいかなあ、私は離婚が得意だから離婚系のカウンセラー資格ないかなあ・・・などと思いながら、ChatGPTに聞いてみたところ、産業カウンセラーをなぜか激推しされるし、離婚カウンセラーの資格を探しても、あの有名な岡野あつこの66万円の講座しかまもとに出てこず、頭がごちゃごちゃになって、とりあえず一旦クールダウンしようと思い、考えるのをやめたのでした。

ただ、そうしたときに、ふと頭の中によぎったことがありました。

「困っている人を助けたい」ということでした。


私の弁護士人生18年のうち、15年は、「困っている人を助ける仕事」が中心でした。

自分の事務所を立ち上げた時も、「自分のやりたいように困っている人を助けるんだ」という希望に私は満ちていたように思います。

それがなかなか軌道にのらず、事務所を畳んで今の一つ前の事務所に入った時も、そこは「困っている人を助ける事務所」で、私は、いろんなことに疲弊しながらも生き生きと困っている人を助ける仕事をしていました。


困っている人を助ける仕事は、何も正義感が強くてやっているわけではありません。

そうすることで、自分が社会に参加していると思え、私みたいな人間でも人の役に立てると思えることが嬉しかったのでした。

今、自分の中にエネルギーが満ちていないのは、困っている人を助けることができていないからだと思うのです。


自分のペースで、困っている人を助けることができれば、また私は元気になって、生き生きと生きていけるのではないか。

そんなふうに思ったのでした。


しかし、そこを躊躇わせるのが、やはりお金の問題です。

前に独立した時のように経済的な問題に直面するのはもうゴメンです。

精神的に耐えきれないったらありません。

なので、ある程度の定収入を確保しつつ、独立するようにしなければなりません。


やっぱり、今今独立するわけにはいかん。

「これならある程度やれそう」という感触を持てるようになる必要があります。


この前のカウンセリングで、心理士の先生が聞きたかったのは、こういうことなのかもしれません。


この3年は、自分がやりたいことを見失っ3年でした。

やりたいことをようやく取り戻せた気がします。

あとは、どういう準備をして独立するか。そこに尽きます。

少しゆっくりになってもいいから、頑張って独立します。


もがくだけもがきます。


周りから見たら、アホかと思われるかもしれないようなことでも、回り道しているように見えることでも、やりたいようにやっていこうと思います。


気づけてよかった。

頑張ったね、私。今日は自分で自分を褒めてあげたいと思います。



2025年7月21日月曜日

参議院議員選挙2025総括

 昨夜は遅くまで参議院議員選挙開票速報を追っかけていて、やや寝不足のハヤシです。

本日も朝から選挙に関する情報や評論家のコメントを見まくっていて、すでにお疲れ気味。

相撲を見ながら、ちょっとリラックスしたいと思っています。


さて、ハヤシが選挙前に、参政党の地味な落選運動を展開していたのは、以前にこちらでもお知らせした通りです。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/07/Daijinadekigoto.html


選挙日当日に落選運動ができるかどうかについては、見解が分かれていたため、あからさまな?落選運動は前日19日の20時までにして、その後は「いいね」やリポストなどにとどめておりました。


ラスト数日の間に、私は自分の戦略が中途半端であることに気づきました。

選挙戦序盤は、Xにも参政党信者がいて、子供じみた暴言を反対派に吐いていたのですが、途中から全然見なくなりました。

彼らは、参政党が積極的にショート系の動画を流していたTikTokに全振りして、そこで「信じたいものだけを信じる」というカルト宗教信者に完全になってしまったわけです。

私は数本の参政党批判動画をTikTokに投下しました。私のフォロワー数にしては、ある程度の反応がありました。酷いクソリプは全然なくて「参政党に入れまーす」という宣言が返ってくるくらいでした。

投票日数日前以降は、私が住んでいるX界隈は、参政党反対派だらけになっていて、それだけ見ていると、参政党勢いを失っているんじゃないかという錯覚に陥りそうでした。

参政党のヤバい情報もじゃんじゃん出てきていましたし、東京選挙区のさやの公選法違反疑惑とか、北海道選挙区候補者の田中なんちゃらが中国企業と取引していたとかいう話もありました。

東京のように候補者の演説に人が集まるようなこともありませんでしたし。

ですが、TikTokでは全然違う風景が広がっていて、私は「あー、こりゃある程度行っちゃうな」と思って見ていたのでした。


投票日当日は、これまでこんなにドキドキしたことないよってくらいドキドキして、開票速報を待ちました。

20時を過ぎた途端、参政党が大幅に議席を伸ばすであろうという見込みが伝えられ、ネットニュースの情報で、15議席くらい行きそうという情報に触れました。

私は「ああ、20はいかないんだな、ちょっと良かったかも」と思いました。

結局、参政党は14議席で終了しました。そして国民民主も大幅に議席を増やしました。

立憲民主は現状維持。自公と共産党は大幅に議席を減らしました。


参政党が議席を増やしたらもっと絶望的な気持ちになるんじゃないかと思ったのですが、実際終わってみるとそこまで気分が落ち込んだりはしませんでした。

それよりも、「こうなったことの原因はなんなのか考えよう」という気持ちになり、今朝からは、情報番組やネットでの識者のコメントをハシゴして見たりして、色々考えていました。


結論から言うと、自公政権(というか物価高とか生活を直撃する経済問題)に対する不満めいたものが、若い子や知性がない大人については参政党に向かい、多少知性がある大人世代については国民民主党に向かったのかなと思っています。

参政党の代表や候補者は、能力的に難しい言葉を理解できないし使えないという特徴があり(開票速報番組のほぼ全てのインタビューで神谷はフルボッコでした)、そのためなのかなんなのかわかりませんけれど、キャッチーなパワーワードを1個捻り出すことができて、それに知恵がない人や若い人を飛び付かせることができちゃったわけです。

そのパワーワードは、言うまでもなく「日本人ファースト」です。

この言葉は、知性がある程度ある大人であれば、排外的な意味を多分に含む危険な言葉であることがすぐにわかります。だからこそ、参政党が掲げる排外的な政策や独裁的な政策に大きな懸念を持ち、落選運動が繰り広げられていったのです。

かたや、「どうやって政党を選べば良いか」ということについて無知な若い子たちは、TikTokで繰り出される煽動的な動画と「日本人ファースト」というパワーワードに完全に感化されて、参政党に突っ走ってしまったと言えると思います。

選挙前にTikTokを見ていたら、参政党とれいわしか出てこなかったので、下手すると若い子の多くは他の政党を投票日まで知らなかった可能性もあるのではないかと思えるくらいでした。

知恵のない大人連中は、「最近増えてきた外国人がうざい」「外国人消えてくれればいいのに」と言う気持ちで、排外主義に乗せられて投票してしまったのではないかと思います。


なお、私も、マナーが悪い中国人観光客に辟易することがあることはありますが、50年前は日本人も海外旅行に行って同じように鼻つまみされていたことを思うと、生温かい目で見てあげる必要があるのではないかと考えています。


話を元に戻すと、参政党の躍進を自分なりに分析すると、上記のような感じになるんじゃないかなと思いました。


ちなみに参政党のメンバー(神谷含む)が、ここにくるまでに「波動米」というものをやたら高額で売ったり、巷で1000円そこそこで売られているブラシを1万8000円で売ったりするような商売をやっていたという情報を、信者の皆さんは知っているのでしょうか。

水稲を食い荒らすジャンボタニシを田んぼに放って、「雑草を除去してくれるからいいんだ」と言い放った「ジャンボタニシ農法」というとんでもないことをやらかしていたことを知っているのでしょうか。

これに加え、「発達障害は存在しない」とか「発達障害の原因は農薬」とかいうような非科学的な話を流布するその姿は、他の人も指摘していますが、危ないカルト宗教そのものです。


オウム真理教の一連の事件や統一教会の合同結婚式騒ぎのど真ん中世代の私としては、オウムの狂気をリアルタイムで感じていました。

実際知り合いが統一教会に入信して友達が危険を犯して脱会させたことも見ていたりしたので、参政党のそういうヤバさみたいなものはひしひしと感じます。

が、わからない人にはわからないんでしょうね。


こういうこと言うとおばあちゃんくさいですが、TikTokやインスタが全てという若い子(いい年の大人もいるかもしれんが)は、キャッチーで瞬発力があるものに感化されやすいんだろうなと思います。

カルト宗教の餌食としてはもってこいですね。ほんと、うまいこと騙されたと思います。


これは反対派の人間がよく言っていることですが、「日本人ファースト」って「参政党の言うことを聞く使える人間」ファーストでしかないんですよ。

障害があったり、LGBTQに該当したり、反対派だったりする人が日本人でも排除されて、従順な人はどんどん搾取されていくんですよ。それが宗教です。


そういう危うさにどれだけの人が早い段階で気づいてくれるかな〜と思います。

助けてくれるのは、参政党に警笛を鳴らしてくれる人です。そういう人たちがみんな排除されたら、搾取されている人を助けてくれる人は誰もいませんからね。そういう人はせいぜい搾取されまくってのたれ死んでくれればいいんだと思いますけど。


まあ、参政党は案外根性がなさそうで、選挙前に振り上げた拳をそーっと下ろし始めてるようなので、最終的には「ここも何もしてくれなかった」ってことになりそうだなという気もします。


個人的に良かったのは、1人区で参政党が誰も当選しなかったこと、さやがトップ当選じゃなかったこと、北海道選挙区で参政党候補者が落選したこと、杉田水脈が落選したことですね。


自民党敗北して石破さんどうなるのかと思いますが、反対派は実はこのまま続けてくれと思っている人が多いです。高市早苗が来るよりは全然いいと。

識者のコメントからすると、高市早苗が総裁になる可能性は低そうということです(旧安倍派なんて自民の中では少数派ですから)。

維新が、実は、自民党と連立組みたい派とそうでない派で内部対立しているようで、今回の選挙を機に分裂する可能性があるようです。

もし割れれば一部が自公政権に合流するかもしれませんし、あと案外立憲民主との大連立もあるかもしれないと思っています。


私は、ここ数回の選挙では(衆議院も含め)、選挙区は立憲民主、比例は共産党に入れているのですが、もし立憲民主が大連立組むんだとしたら、それはそれで支持しようと思っています。

万が一そんなことになったら、人生で初めて自民党を肯定することになりそうです。


まとまりがなくなってしまいましたが、総括はこの辺にしたいと思います。

これ以上参政党が勢力を伸ばさないように、今後も地味にレジスタンス運動?を続けていきます。



2025年7月20日日曜日

カウンセラーの一言で思い出した大事な出来事

 7月20日16時24分。

参議院議員選挙投票日でございます。私は期日前投票を済ませておきましたが。

これまで2週間ほど、ネット上で地味に参政党の落選運動を繰り広げていました。

落選運動が選挙日当日もできるかどうかは両論あるようなので、私は本日は控えめにやっております。

なお、参政党は、本日投票を促す広告を出しており、ど直球の公選法違反を犯しています。

一党丸ごと議席を奪われればいいのにと思っています。

なお、選挙結果に関する考察は、明日やりたいと思います(つまり、今日明日と連投する予定です)。


さて、本日のお題はカウンセリングに関することです。

4月から概ね月1回のペースで、公認心理士の先生のカウンセリングに通っている私です。

昨日4回目のカウンセリングがありました。


昨日は、先生からの質問ラッシュでした。

質問内容は「今の仕事観」とか「これからどうやっていきたいと思っているか」というテーマで、以前やっている仕事を今やらなくなっていることについて、色々掘り下げたい感じでした。


具体的に書くと・・・

私は以前は、刑事事件(それも結構重たいもの含む。人が亡くなったものとか)や離婚事件をたくさんやっていたけれど、今はやっていない。お腹いっぱいになってしまってやりたいと思わなくなった・・・という趣旨の発言をしたのですが、「どうしてお腹いっぱいになったのか」ということをやたら掘り下げたがりました。


私は色々話しました。

離婚事件のドロドロした感じが嫌い。

刑事事件の弁護人間の徒弟制っぽいところや、弁護活動の「型」を重視する感じに辟易している、もう実力が伸びないなと思った、裁判員が始まってから成果が見えにくくなった。

それにどちらも儲からない。

どれを話しても、いまいち納得しない感じで、「なんかやっぱりお金重視みたいな感じがする」というようなことを言われたりしました。

答えが出ないまま、制限時間が来て、帰り際に「何か大きな出来事というかきっかけがあったんじゃないかと思うんですよね。それがなんだろうと思って」というようなことを言われて、部屋を出ました。


帰る道すがら、私は、「大きなきっかけねえ、なんだろう」と考えながら歩いていて、ほんの5分くらいのところで「あ〜!!!あれだ!!!」ということを思い出したのです。


それは2016年の6月から8月くらいのこと。

私は、弁護士任官という制度を使って、裁判官になろうと手続きをしていたところでした。

審査は、当時所属していた東京弁護士会の審査→関東弁護士連合会の審査→日弁連の審査→最高裁の審査と流れていくのですが、4月に東京弁護士会の審査をパスして、関弁連の審査を待っているところでした。

と、そのとき、東京弁護士会の理事者室からお呼びがかかり尋ねていったところ、懲戒請求されていることを告げられ、任官希望を取り下げるように非常に高圧的に言われたのです。

懲戒請求をしていたのは、当時抱えていた離婚事件の相手方であるDVモラハラ夫でした。私に強硬な手続きを取られたことを恨んでのことでした。

東京弁護士会は、懲戒請求にかかる時間がとても長く、早くて半年ほどかかりました。

なので懲戒請求をされたら、任官希望は取り下げをせざるを得ない。私は、非常に大きなショックを受けました。

どれくらいショックだったかというと、もう頭の中が真っ白でどうしたらいいかわからないくらいのショックでした。

それでも、これも弁護士をやっていたらある程度あるリスクだと考え、なんとか気持ちを収めたのです。

その2ヶ月くらい後です。

自分の経済状態が、自営の事務所を運営する身としては、危機的になりました。

現預金が数十万レベルに落ち込んだのです。

数ヶ月間、仕事があまり入ってきていませんでした。

その上、任官しようと思っていたので、仕事をやや絞っていたということもありました。

そもそも論として、私は集客をネットに依存していて、弁護士会が主催する法律相談などをやっていませんでした。

そのために、仕事が離婚か刑事事件に偏ってしまい、広がっていきませんでした。この2つは、儲からない仕事の2大巨頭と言っても過言ではありません。

さらに私は自分の経済状態をあまり考えない生活をしていました。

高い服を買い、分不相応な保険に入り、無駄金を使ってばかりいました。

そんなこんなが重なって、経済的に危機的な状況となったのです。

人によっては、「弁護士の仕事なんて浮き沈みがあるから、預金が数十万あるならまだ大丈夫」という人もいたでしょう。

しかし、私はそう思うことができず、この状態がこのまま続くと破産してしまう!!!と考えてしまったのです。

札幌に帰りたくなりました。

しかし、懲戒請求の結果が出ていない段階では、所属会を変えることはできず、身動きが取れない。

私はどうしていいか分からず、親に泣きつきました。

そして、とりあえず事務所を畳んで、給料がもらえる事務所に移籍することを決めました。

当座の運営費用として親が100万円を貸してくれました。が、私はこれに手をつけるのは最後の最後だと思って、預金口座から引き出すことはしないでいました。

転職活動の傍、自分の「支出」を見直しました。

2枚のクレジットカードを使っていたのが浪費の原因となっていると思い、使うカードを1枚だけにしました。

医療保険を見直し、月の保険料が安いものに乗り換えました。

保険会社の営業の口車に乗って契約してしまったオーストラリアドル建の生命保険を解約しました。解約返戻金が数百万返ってきて、気持ちが少し軽くなりました。

そして久しぶりに大きな仕事が入ってきて、着手金が数百万入金されました。

これでなんとか危機を脱しました。

並行して、知り合いが何人も在籍していたお給料をもらえる法律事務所に移籍が決まりました。

私は怒涛の数ヶ月を過ごして、なんとか落ち着きを取り戻しました。


私はそれまでお金のことを何も考えずに生きていました。

どうにかなるだろうと思っていたのです。

しかし、それは間違いだということを身をもって知りました。


自分の事務所を畳んで、給料がもらえる事務所に入り、私の生活はとても安定しました。

弁護士としてはそれほど高い給料ではありませんでした。

しかし、暮らしていくには十分だったし、少しずつ貯金もできました。

身の丈にあった生活をしつつ、時には買い物も楽しんで、悪くない生活ができました。

私は、「お給料をもらえるならそれが一番」と思うようになりました。

今もその気持ちは変わっていません。


この時の出来事が私に大きな影響を与えたのかもしれません。


これに加えて、コロナ禍で、ラッシュを避けるために出勤時間を遅くして退勤時間を早くする、必要がなければ出勤しないという生活が身についてしまい、「マイペースでゆるっと生活できる心地よさ」を知ったというのもあるでしょう。

たくさん事件を抱えて、夜も必要に応じて飛んでいかねばならない、離婚や刑事事件からは、自然と気持ちが離れてしまった気がします。


2016年の出来事を思い出したことは、昨日のうちにLINEで、カウンセラーの先生に伝えておきました。次は9月なので、その時までにまた忘れていると困るので・・・


この一連の出来事は自分はあまり意識していなかったけど、もしかすると自分にとって、忘れたい出来事だったのかも。

なので、昨日先生に言われた言葉をきっかけに思い出すまで、全然出てこなかったのかもしれません。


あの時すんげえ焦ってたなあと、あの時の自分の心情を結構リアルに思い出せてるんですけど、今思えば、そんなに焦る必要もなかったし、だけど自分の選択は正しかったしとも思っています。

こういうところで見え張って、なんか横領したり法テラスに水増し請求したりして捕まる弁護士がいますからねえ・・・


それに札幌に帰ってきて思うんですけど、札幌ってまだ、昔ながらの「街弁」の事務所が8割くらいで、みんなめちゃくちゃ大変そうなんですよね。

札幌含め北海道って、個人でそんなにおいしい



お客さんがいるわけではないので、単価が低い事件をみんな一生懸命やっている感じです。

私の友達で1人だけ、顧問業務中心で仕事をやってきて、今半引退状態という羨ましい人がいますが、それ以外は、夫婦で必死に働いてますよね・・・

そういうのを見ちゃっているので、尚更独立のハードルは高かったりします・・・


次回のカウンセリングで、先生はどういう反応をしてくるかな?

ちょっとウキウキすると同時に緊張したりもするのでした。


それでは今日はこの辺で。

明日は本日の開票結果を踏まえた参議院議員選挙総括をしたいと思います。

本日時点での予想としては(期待も込めて)

・参政党はそこそこ伸びる(オエッ)

・れいわと共産党も少し議席を伸ばす

・自公は過半数に届かない

という感じです。


さて、どうなりますやら。


2025年7月14日月曜日

ようやくちゃんとした病院で発達障害の診断を受けることができます

7月14日月曜日午後3時半過ぎ。

2日続けて、しかもこんな時間に投稿です。

今日は久々に?取り立ててやることもなく、そしてご報告したいこともあったので、音を消してNHKプラスの大相撲中継をチラ見しながら投稿です。


以前にも書きましたが、私は一時期、発達障害の診断をしてくれる病院を探しまくっていて、5月ころ、とある病院にようやく予約が取れました。

オンラインでの診断がうまく行けばキャンセルする予定でしたが、全然ダメだったので予約をキープし、本日の午前に行ってきました。


やたら詳しい問診表(A4に5枚)を渡され、「この紙に1本の木を書いてください」で有名なバウムテストをやり、診察を待ちました。

10時半からの診察でしたが、15分ほど前に呼ばれました。

お医者様は女性でした。心療内科で女性のお医者様にかかるのは初めてでした。


どうして受診しようと思ったのかと聞かれ、カウンセラーに「発達障害の特徴がある」と言われたことや、以前から発達障害じゃないかと思っていたことを伝えました。

そうしたら、その先生から、生活状況や、これまでの生活の中で大変だったことなどを、ほぼ順を追って聞かれました。

かなり丁寧に聞いてくれました。

依然やった知能検査の結果もお渡ししました。


そして、「一見話しているとそんな感じはしないんだけれど、ところどころ特徴がありますねえ」と言われました。

おそらく、発達障害があっても、能力が高いので、そこでカバーしてきたのでしょうとも言われました。


とりあえず、親から子どもの頃のことを聞き取る用の問診票を渡され、診察は終了となりました。原則10分診療のはずが、30分くらい話を聞いてくれました。


診察室を出た後、ADHDとおそらくASDの診断をするための問診票を渡されて記入しました。所要時間は10分くらいでした。


最後に受付で、検査は混みあっていて最短でも9月5日と言われ、その日を抑えました。2時間半ほどかかるとのことです。

そして8月に1回受診して、その時にお薬を処方してもらうことになりました。

初診なので結構取られるかと思ったけれど、3000円ほどで済んで、ちょっとびっくりしました。


あまり期待していませんでしたが、しっかりやってくれる病院でした。

受付の方がめっちゃ私服なのも、個人的には好感度高かったです。


少し先にはなりますが、きちんと検査してもらえるとわかり、ホッとしました。


母親にも電話して事情を話し、協力を取り付けました。

今月末に実家を訪ねる予定なので、その際に話を聞いて作ってしまおうと思います。


では本日はこの辺で。ご報告まででした。

ハヤシは地道な参政党の落選運動に戻ろうと思います。