2016年5月29日日曜日

亀岡拓次が安田顕にしか見えません。

映画「俳優 亀岡拓次」を観たのは、確か3月の終わりころのことだったと思います。

北海道にいたころ「変態ヤスケン」として道産子のハヤシを楽しませてくれたヤスケンが、遂に映画で主役を張るようになったか(鈴井貴之監督の映画を除きます)と思うと、もう嬉しくて嬉しくて、万難を排して観に行ってしまいました。

かつては、映像を見てしまったら原作本は読まない、原作本を読んだら映像化されたものは観ない主義でした。
なぜなら、イメージ狂うことが多かったから。

しかし、最近は、原作に忠実な映像も少なくないようで、以前に比べて抵抗感が少なくなっていました(例えば、「かもめ食堂」とか「プール」とか。あれ、このふたつは同じ監督だったような…)。

「亀岡拓次」の映画は、男の煩悩を集約したような冴えない私生活を送る一方で、それがゆえに、映像の世界では様々な監督から「きっちり仕事ができるバイプレイヤー」として重宝がられる脇役俳優の日常がぷんぷん匂ってくる、本当に良いものでした。

加えて最近、「自分、リラックスするには本を読むのが一番なんだわ」ということに気が付き、読書の趣味が復活しました(移動中は基本読書)。

そんなわけで、5月のとある日、ふらっと丸の内オアゾの丸善に入り、そこで、「俳優 亀岡拓次」の原作本を見つけて購入して読み始め、一昨日読了しました(ハヤシは酷い遅読です)。

映画の方は、いくつかのエピソードを交えながらも、麻生久美子に対する恋心をモチーフにして全体をひとつのストーリーにまとめています。

原作の方は、ひとつひとつの現場の話が1話として完結している、短編の連作物です。原作では全く「人物」としては登場しない人が、映画の方では、要所要所で(声だけ)出演したりとか、そういう違いはあります。

が、映画は、原作の持っている「冴えない男。だけど仕事の絶えない職業俳優」という、微妙なうらぶれ感や、亀岡のそこはかとないプロ意識や職人魂、それでいて「だめじゃん、それじゃあ」という普段の亀岡の雰囲気を、そのままに再現しています。

まあ、はっきり言えば原作者の戌井昭人さんは、主役の亀岡は、もっと見た目的にやばい感じの人を想定していたと思われ、ヤスケンはたぶんいい男すぎるようにも思えます。

しかし、原作の設定で主人公も映像化するとなると、温水洋一を多少マッチョにして、くせ毛のややロングのヅラをかぶせなければならないという難しいことをしなければならなくなってしまいます。

そして、不思議なことに、原作本には「本来であれば↑な感じなんだろうな」という亀岡の容姿に関する記載があるにも関わらず、映画を見てしまうと、小説を読んで頭の中に浮かんでくる亀岡が、そのまんまヤスケンになってしまうのです。

それだけ、映像がヤスケンを「亀岡」にしていたということなのかもしれません。
しかし、それだけではないと思うのです。

ヤスケンが今まで道産子を中心として世間に見せてきた姿が、あまりにも「亀岡的」だったのです。

例えば、テレビ公開包〇手術に臨んで、術後、海岩の上で素っ裸になって写真を撮ったりだとか。

北海道テレビのキャラクターonちゃんとして臨んだ「水曜どうでしょう」の「釣りバカ対決」企画で、ゲロゲロに船酔いしてひっくり返ったり、泥酔したふりで大泉洋が釣ったワカサギをまきちらしてみずうみにかえしちゃったりだとか。

牛乳の早飲み競争で、鼻から牛乳吹き出したりとか。

そういう過去の映像の記憶があったからこそ、ハヤシには「亀岡がヤスケンにしか見えねえ」状態になってしまったのだと思います。

ハヤシはヤスケンのファンで、まだ札幌に住んでいたころ、夕方の地元の情報番組のロケで町場に出ていたヤスケンの実物を、よく見に行ったりしていました。

普段のヤスケンは、物静かであまり人とも話さず、その姿がウチに変態パワーをためているのだと思わせていたのでした。

「亀岡拓次」は間違いなく、ヤスケンの当たり役です。

小説の方は、「俳優 亀岡拓次」の後、続編の「のろい男」というのが出版されています(今読んでます)。
ひょっとすると、まだ文芸誌で連載中だったりするのかな、と思わせます。
映画では登場していないエピソードもあります。

そんなわけで続編を期待したいハヤシだったりするのでした。
もちろん続編も、亀岡はヤスケンに決まりです。


2016年5月27日金曜日

ハヤシ、変態って言われました。

食事とおやつブログにも書きましたが、本日山梨に出張でした。

帰ってきて、今はマッタリしています。

さて、一昨日の同業者の懇親会の席のことです。
美味しい天ぷらをつついているその席で、ハヤシ、変態呼ばわりされました。

健康診断の話をしていました。
バリウムっていやだよねーとか、胃カメラはハナとクチ、どちらから入れるのがいいのか、という話で、盛り上がっていました。

何気に、
ワタシ、血液検査好きなんですよ〜
と、言った途端に、空気が白じみました。

ハヤシとしては、血液検査の結果、様々な身体状況が分かるので面白い、ということを伝えたかったのであります。

が、血を採られることが好きであると、どうも誤解を招いたようです。

ハヤシ、看護師さん泣かせで、なかなか血を採りやすい血管がありません。

血液検査の時は、いつも右腕の決まった血管を利用します。

しかも最近健診で引っかかり、再検査をすることが多く、都合、年に3,4回、血、採ってます。

なもんで、看護師さんがどの血管にするか悩んでいるときに、

あ、いつも、ここから採ります

とか、教えてあげたりして。

別に、チクッとするくらい、どってことないし、血が注射器に入ってくのも、おお、出てるなーとか思いながら、普通に見られます。

そんな話を、とうとうと語ってしまった結果、変態認定されたようでした。

なんか、血採られるところ、見れないヒトって、案外いるみたいですね。

そういえば、ハヤシ、歯の治療中も、寝れます。

爆睡してクチ閉じそうになって、起こされたこともあります。

痛いのとか嫌いなはずなんだけどなあ…

うーむ、これを変態と呼ぶのか!
不本意であります、若干。

2016年5月23日月曜日

柳宗理は、やっぱりすごい!!

本日、実家から月に1度の食材便が届きました。
どんなものが届いたかについては、「食事とおやつ」 ブログに投稿済みですが…

荷物を送った金曜日、夜に電話でお母ちゃんが「サプライズが入っているから」と言っていました。
そのサプライズが、柳宗理のナイフ(18センチ)と片手鍋でした。

ゴールデンウィークに帰省している最中のこと。
近所のスーパーで、お買い物ポイントにいくらかプラスして、とってもお得に柳宗理の包丁やお鍋が手に入れられるというキャンペーンをやっていました。

今使ってる包丁、切れないんだよねえ。
柳宗理の鍋はさあ、いつか手に入れようと思ってたんだよ~。

などと何気なく話しました。
それがどうも、事実上の催促になっていたらしく…
うちのオトンやオカンは、とても善良な人たちなので、娘に催促されたなんて思っちゃいないんですけどね。

切れない包丁は危ないし、そういえば、ひとり暮らし始めるときにはバタバタしていて、まともな鍋も持たせなかったわ。

大方そんなことを考えたのでしょう。
スーパーでゲットして送ってくれちゃったのでした。

早速使いました。
ナイフで、最初に切ったのはキュウリでした。
「切っている」という手ごたえが、ほぼない…
「えーーーー!!!」というくらい、すとんすとんキュウリが切れる切れる。
人参もしかり。
いつも最後は裂けちゃってた油揚げも、もうきれいにスムーズに切れていきます。

切れる包丁って、なんて気持ちいいんだ!!
今まで私が使っていたのは何だったんだ!!
包丁もどきだったのではないか!!

などと目の前にバラが広がるくらいのそう快感を感じました。
そして、油断して刃先に左手の人差し指を当ててしまいました(全く大けがではありません)。

そして、片手鍋。
元々「機能美」を象徴するようなデザインだな、と思ってはいたのですが、正にその通りでした。

鍋蓋と本体にある「羽」の部分。
あそこの部分が本当にすごいのです。

煮物なんかを作るときには、中の温度が過剰に上がりすぎないようにするため、少し蓋をずらして常軌を出したりします。
柳宗理のお鍋は、この蓋があることによって、安定して蓋をずらすことができるのです。

鍋の中に蓋が落ちるなんて全くない。
しかも、蓋と本体の羽が互い違いになるようにずらせば、中の様子が、少し見えたりするんだな。

素材やフォルムのおかげなんでしょう。熱伝導がとても良いようで、仕上がりが早い。
出来上がりもふっくらしていますし。

洋服でもなんでも、ただ飾るだけのデザインというのは元々好きではありません。
こういう機能を追及して、ここにポケットやファスナーを配置している、とか、こういう素材を使っているとか、そういう必然性のあるデザインが好きです。

調理器具っていうのは、本来「機能美」を詰め込むのにはうってつけのものではないかと思うのですが、実際選ぼうとすると、なかなかそういうものには出会えません。
機能的なものでさえあればいいというのであれば、100均でも買えるけど、美しさがあるかと言われれば、ないもんね。

鍋の機能美の話ばかりしてしまいましたが、包丁も、また姿が美しいのです。
柄と刃の部分の素材が同じで、柄の部分も直線的ではなくカーブを描いている。
実は、このカーブのおかげで、握った時のおさまりがとてもいいのです。
これもまたストレスなく物を着れる秘密ではないかと思います。

いや、すごいわ。柳宗理。
台所に立つ楽しみが増えました。

今回は写真つけます!


2016年5月21日土曜日

はあ、そんなオチですか…排水口問題のとどのつまり。

やはり、ヤツはゾンビでした。
排水口の下水のようなにおい。

5月18日朝、突然また匂うてきました。
前の日、重曹にクエン酸入れたのに。
ぼこぼこジュワーッと、いかにも「臭い匂いさよーならー」と言っているかのような音を出していたのに…

急いで水道屋さんを呼びました。
その日は、仕事で午後3時には家を出なければなりません。
電話したら1時から2時の間には来てくれるとのこと。
ネット情報では、作業はものの10分から20分で終わる、とのことで、お願いしました。

結論。
排水口の入り口部分の問題ではありませんでした。
管にいろいろ詰まってヘドロ状になっているとか…
しかも、他の部分の配管にもつまりが出てきかねないといわれました。

もしかして、のせられてるのかもしれないと思いました。
しかし…入居して4年半、排水口掃除やってない…
管理会社の掃除の時は、仕事で家空けてたし…詰まっているのも納得です。

機械を使って大がかりに除去すると結構なお値段。
うー…どうしようと思いましたが、仕方ない。勉強代と思って払うことにしました。

作業は15分くらいで終わりました。
「終わりました」と呼ばれる数分前、水道屋さんが洗濯機を動かしているご様子。
ホース外して作業しただろうから、動作確認しているんだろうと気にも止めいなかったのですが…

「あのう…洗濯機の下から、水漏れてますね」
水道屋のお兄さんの、非常な宣告(いや、親切に話してくれたんですがね)。

お兄さん、私の目の前で洗濯層に水を一度貯めて流してくれました。
下を見ると、確かに洗濯機の底から、ぽたぽたと水が垂れています。

洗濯機パンから水があふれ出ると…階下のお部屋の水漏れ事故になっちゃいます。

お兄さん曰く、洗濯機の中に入っているホースに穴が空いているだけならそこ修理するだけで足りますよ~と。

いやいや。
この洗濯機、ひとり暮らしを始めたまるまる9年前から使っているものです。
最近、風乾燥かけているのに、突然センサーがおかしくなって水が出始めたりすることも度々ありました。

寿命だ。
買い替えないといけない…

そんなわけで、その日は、夕方6時以降に入っていた同業者の集まり(まあ、派閥の集まりです。我らの世界も派閥の世界、やれやれ)をキャンセルして、ヨドバシカメラに走りました。
速攻、東芝の容量5キロの洗濯機を買いました。

なぜ東芝か?
それは、今までも東芝だったし、見たところ、操作感がほぼほぼ変わらなさそうだったからです。
また、お母ちゃんから「シャープのは音がうるさい。洗濯機は日立か東芝」と言われていたからです。

木曜も金曜も朝から晩まで予定がびっしりで、洗濯機を受け取る暇がありませんでした。
やむを得ず、本日土曜の配達を希望。
午後3時頃めでたく搬入、設置となりました。

ちなみに、18日水曜の夜から昨日まで、洗濯物は全て手洗いしていました。

風呂桶に洗濯物をぶち込んで、ぬるま湯とアクロンを注ぎ、1個ずつ手でモミモミ。
シャワーを駆使してよくすすぎ、脱水のみ洗濯機を使用してしのぎました。
脱水くらいで出る水の量なら洗濯機パンから漏れないだろうけど、フルで洗ったら保証できんな、と思いましたので…

仕事や旅行でホテルに泊まるときは、基本下着類を風呂場で洗濯します。
あと、カディコットンとか繊細な素材の服もいくつか持っているので、家でも手洗いたまにするし…

というわけで、手洗いにはそもそもあまり抵抗はありませんでした(昔はみんな手洗いだったしねえ)。
とはいえ、3日連続、深夜の手洗いは、それなりにつかれる作業でしたが…

しかしねえ…古い洗濯機を引き取ってもらう時には、やはり、「ああ、これでお別れなんだなあ」と多少センチメンタルな気持ちになりました。
最初にも書きましたが、ひとり暮らし始めてから、一緒にいた子でしたから。

毎日毎日洗濯して、土日なんて2回も3回も回したのに、文句も言わず動いてくれて…
最後もガタが来ていたのに、脱水と風乾燥はしっかりやってくれました。

ありがとう。そして、こき使ってごめんね。そんな気分です。

さて、次にお陀仏になりそうな家電といえば、テレビです。
テレビくんは、なんとトリノオリンピックの直前に買ってますので既に10年を超えました。

サイズ感が好きなので買い替えのタイミングを逸してここに至っています。
1日でも長く元気でいてほしいものです。

2016年5月16日月曜日

あ、そこでしたか~…

実は、この数週間、洗面所・風呂場付近の悪臭に悩まされておりました。

換気扇回すと、下水のにおいがする…
風呂場、洗面台の排水口を洗浄丸でお掃除。
なのに、良くならない。
ならないどころか、日に日に臭くなっている。

11日の朝のことでした。
早く出て行かなくちゃならなくてバタバタしていたのに、ハヤシ、気が付いてしまったのでした。

洗濯機の下の排水口だ…

引っ越してから4年半、掃除したことがなかったことに気が付きました…
だって、うちの排水口、洗濯機の横じゃないんだもん、下なんだもん。
汚れていても見えないんだもん。
掃除しにくいんだもん。

で、ついうっかり4年半放置しちゃったという…

歯を磨きながらはいつくばって顔を近づけました。
間違いなく、臭いの元は、そこでした。
汚れも…うーん、黒いなあ、元は白いよねえ、ここ…

業者を呼ぼうか…と思いましたが、ネットで調べて、自分でやってみることにしました。
洗濯機の下とは言え、真下ではない。横においてあるものをどかせば、手を入れてある程度掃除することは可能そう。

そして、オカンに勧められてストックしてある重層、クエン酸がある!!!
ついでに強力な洗浄丸もあるし(塩素系なんで、あんまりよくないのかもしれませんが)

仕事を終えて9時過ぎに帰宅。
まず、洗濯機の横の物入れをどかしました。
そして、洗濯機の下に手を突っ込んで、雑巾で、表側の汚れをきれいにぬぐいました。
その後、洗浄丸を投入(隙間が狭いので、バキバキに割って投入)。
お水をコップ一杯流し込む。

すると、うそのように臭いは消えていったのでした!!

しかし、4年半放置したつけがこんなもので簡単に消えるのか?
数日後にまた、悪臭はゾンビみたいに復活するんじゃないのか?

そんなことが怖くなり、それから毎日、重層を流し込んだりクエン酸を流し込んだりしていました。
今のところ、悪臭が復活している様子はありません。
化学反応起こして変なガスが発生している、ということもありません。

洗面所に行くたび、くんくんやってますが…大丈夫そうです。

いやしかし、見えないところって、ホント怖い。
見えないところこそ、気を付けねば…

そう思って、やはり買って以来一度も層洗浄したことがなかった洗濯機(9年物)の層洗浄を昨日行いました。
どんな凄いものが出てくるかと覚悟していました。
が、拍子抜けするくらい、しょぼいものしか出てこなかった…

毎日洗濯して、洗濯後はふたを開けて乾かしていたのがよかったのでしょうか…

なんだか、「洗濯機」に振り回された1週間でした。

さ、もう寝よっと。

2016年5月15日日曜日

東京でハヤシが行くエリア・お店。

あれ、もうこんな時間ですか。

年なんでしょうか。
色々とてきぱきできなくなってきました。

家事だけでなく、仕事も、ですが。
そんなわけで、すべきことを終えてひとっ風呂浴びたら、深夜の1時です。

昨日は、表参道原宿エリアに赴き、その後東京駅方面に出て、なんと丸善だけに行って帰ってきました。本2冊ゲット。

東京にお住まいの方はお分かりの方も少なくないと思いますが、実は、表参道原宿エリアから東京駅方面は、案外出やすいのです。
千代田線に乗って、二重橋という駅で降りれば、地下通路を通って、割にすぐ丸ビル方面に出られますので。
そんなわけで、表参道原宿エリアに出た日は、東京駅方面に回ることも少なくありません。

初めて東京暮らしを始めた9年前は、中野に住んでいました。
その前の司法修習生の時に2か月埼玉の和光市に住んでいた。

元々北海道出身の田舎者。
和光にいた時も2か月しかないと思っていたし、中野に住んでいたときも、1年後は地方に出る予定だったので、「できる限り東京を制覇してやる」くらいな勢いで、もういろんなところに行ってました。
新宿、渋谷、六本木、表参道、果ては成城学園、二子多摩川まで、洋服屋や雑貨屋巡りに行っておりました。

名古屋から東京に戻ってきて、数年経ち、今や、お買い物(洋服や雑貨、アクセサリー類)のために行くエリアは、すっかり限定されてしまいました。
今や行くのは、青山表参道原宿エリア、新宿三丁目、東京駅近辺、この3つだけです…
銀座すらほとんどいかない。六本木なんて、たぶん半年は行ってない…

お目当てのお店が一番多いのは、青山表参道原宿エリアです。
気合入れて洋服を探す時とか、なんとなく「いいもの見たいとき」は、まずここです。

コムデギャルソン青山店。
スーパーAマーケット(トモローランドの系列)。
ジャーナルスタンダードラックス。
キコ。

元気な時には他の路面店や表参道ヒルズも回ります。
竹下通りは…もう無理ですが。

新宿は「3丁目」限定。
もっとはっきり言えば、新宿伊勢丹限定です。
新宿伊勢丹は、現代の百貨店として完ぺきです。
色々見たいけど、路面店をめぐって表を長いこと歩きたくない…というときには、もってこい。
なんせ、「最低限ここは押さえときたいブランド」が、ハヤシ的にはほぼほぼ詰まってますから…

丸の内は、コムデギャルソン有楽町店とローズベーカリーか今日みたいに丸善目当てで行くことがほとんど、でしょうか。
あと、案外、大丸が使えるときがありまし。
化粧品売り場が、老舗デパートだけあって充実しています。
しかも、土日に行っても(食料品とお土産売り場以外は)、伊勢丹みたいにコミコミじゃない。
マニキュアが欲しいときは、基本大丸です。

東京で買えないものは(いやそんなものはおそらくほぼないはずなんだが)、札幌で買っちゃえばいいし、そもそも、他に色々行ったからと言って、欲しいものに出会えるはずもないよな、という悟りが出てきました。

書いていて気づいたんですが、あちこち行きたくなくなったということは、ハヤシ自身が東京の「お客様」ではやっとなくなったということなのかもしれませんね。
東京で暮らす人間にやっとなった、ということなんではないかと。

ちょっとした日用品や食料品を買うエリアも、狭くなりました。
ハヤシの家は、秋葉原の近くではありますが、も少し南の方。
最近は、より家から近いば馬喰町エリアで日用品の買物は済ませるようになりました。
下手すると1か月近く秋葉原に行ってないかも…

生活範囲が狭くなるって、良い面悪い面両方あるのかもしれません。
まあでも、無駄な欲(物欲)がなくなってきたということなんでしょうか。
そうであれば、まあ、自分にとっては、良かったかな?


2016年5月9日月曜日

札幌でハヤシが買ったもの2016GW編+α

休暇中、最後の最後の投稿です。

お休み中の11泊12日の間、3日間、気合入れて買い物してきました。
そして、案の定、気合入れすぎて予算オーバーしました…

洋服代払うために一所懸命働かないといけません。

今回ハヤシが買った大物は、ワンピース2着とシャツが1着です。

ワンピースは、コムデギャルソンコムデギャルソンのブルーの半袖とカディコットンのマキシ丈長袖のもの。
カディはカシュクールタイプですが、胸当がきちんと首元まで止められるタイプなので、私のような貧乳さんでも、一反木綿のようにはならずに済む代物です。
で、シャツはアナトミカというブランドの物です(インスタグラムに載せてます。ブルーと白の縦縞のです)。

本当はね…ワンピ2着も買う予定はなかったのですよ。
3月下旬だったか4月初めにも、コムデギャルソン青山店で1着買ってるしね(これはお仕事用です、はい)。
できればジャケットが欲しかったの…
黒のジャケット。

しかし、夏に向かっていく時季にジャケット類はあまり良いのがない(そんなこと、ずっと前からわかっているはずでしょう、ワタシ)。

まあ、なにをもって「良いジャケット」というかは、人それぞれ、シチュエーションそれぞれだと思いますが、麻やコットンの素材のジャケットは、長く着るという観点からは、回避したいのです、ハヤシの場合。

着方にもよるのでしょうが、やっぱりジャケットにしちゃうとこの素材は、ヨレが早い。
ウールないしウールを基調としたミックス素材が一番長持ちして、個人的にはよい。
できれば5年10年と着れるもの、多少値が張ってもいいから…となると、ホントにないんだよなあ。

出逢った時が買い時です、ジャケットは。
で、今回は出逢えなかったと。
そのかわり、ワンピに出逢ってしまったと…

若いお姉さん方や、われらのような年代でも美魔女系の皆さんが着るようなタイプであれば、わりに容易にワンピは手に入るように思います。

しかしね、膝が隠れる丈、体の線が出過ぎない形、できれば自宅で洗えるものとなると、これがなかなかないんだよね。
そう、ワンピも出逢いなのです、こうなると。
特に夏に着るワンピは、手洗いでも頻繁に洗えなければならんので、そうなると、余計にハードルは上がっちゃうかなと。

「あ、これいい!!」と思ったものをゲットしないと、次はもうない…という強迫観念に駆られてしまうのです。

まあでも、今回のお買い物、後悔はしていません。
ワンピもシャツも飽きずに着られそうなものを手に入れられたので、大満足です。

そのせいかどうかわからんけど、ここ何回かひどかった「東京に戻りたくない病→社会復帰困難な精神状態」は、今回は幾分いい感じだし(かなり豪快に休んだからなあ)。

おかげさまで、明日の午後からぼちぼちまた働くことができそうです。


最後になりますが(いや、このブログが最後ってわけではありません)。

ここ最近、自分の仕事とか働き方とか、これでよいのか、この先どうやって生活していくべきなのかと、かなりもやもやしていました。

まあ、もともと自分に自信がない性格ゆえ、わりにしょっちゅうそういうことは考えてしまうたちなのですが、今回はかなり深刻でして。
もう、GW直前は、仕事ほっぽりだして、行方不明になってやりたいくらいでした。実のところ。

かなり長く休みを取って、買い物やブログ書きなどなど、ホントにやりたいことしか(ほぼ)やらないでずっとずっと過ごして、この先の自分の目指す方向が、少し見えた気がしました。

ハヤシの本質的な部分は、「林ティアラ」として語っている部分で、これを脇にのけて生きていくことは無理だな、と気づきました。
だったら、今は難しくても、何年か先「林ティアラ」としての生き方を、堂々と語れるようになる準備を、ぼちぼちしてかないといけないな、とそんな風に思いまして。

というわけで、これからは今までより一層一生懸命林ティアラをやっていく所存であります。
今後もあっしの独り言、お付き合いくださいまし。




2016年5月7日土曜日

札幌の街は、変わりゆく。

9日午前に東京に戻ります。

午後は雑用含めてお仕事がいくつか。
長期休み後のリハビリには、ちょうどいいかなというくらいの日程です。

10日ほどの休みの間、妹と買い物に出かけたり、友人と過ごしたりするために頻繁に街場に出かけていました。

なんだか急激に変わったなあ…と思いました。
普段出かけない界隈にも足を運んだりしたので、もしかするとずーっと札幌に住んでる人から見れば「今更?」みたいな話もあるのかもしれませんが。

特に変わったという印象を持ったのは、狸小路。

十年程前まで住んでいた限りの印象では、
「一般客・観光客向けは3丁目から5丁目。1丁目、2丁目、6丁目は地元の人向け、7丁目8丁目はマニア向け」
でしたが、今や、

「一般客・観光客向けは3丁目から6丁目、1丁目、2丁目、7丁目東半分までは地元の人向け、7丁目西半分と8丁目はおしゃれグルメスポット」
てな具合に変貌したかな、と。

特に6丁目。

中華系観光客向けのドラッグストア(しかもでかいよ)が3店舗。
札幌人にもなじみのあるチェーン店なんですが、外から見る限り、やたら白を基調とした店内で、大きなポップは中国語ばかり。流れてるアナウンスが漏れ聞こえていて、やはり中国語。
「日本人に用はねえ」みたいな雰囲気が漂っていて、中には入れずじまい(うーん、小心者)。
見たところ、日本人の客らしき姿は、ほぼなし。

確かに日本のドラッグストアは中華系のお客には人気あると思うけど、こんな「中国人だけしか来ない店」に連れてこられて(注:御一行様で添乗員に連れられてきてましたから、みんな)、うれしいのかなあ…となんとなく疑問に思うのでした。

で、その目と鼻の先にあるといっても過言でない7丁目、8丁目になると、中華系観光客の姿は、打って変わって皆無になるのでした。

7丁目って、とたんにアーケードがぼろくなり、昔は、すごい古いクラシック喫茶とか中古レコード店とか、額縁屋さんとか、絶対知ってる人しか来ない店ばかりだった。
その後、シンガポール料理屋さんとか焼肉屋さんとかラーメン屋さんとかができ始めて、何年か前からは男性向けのセレクトショップなんかがぽつぽつでき始めました。

それが…
もう7丁目の西半分は、肉肉肉。ジビエブームに乗っかったオサレな肉料理屋が何件もできていて、おまけにイタリア料理屋や酒まで飲めるジェラート屋ができている。

8丁目は、さらに「通なグルメさんカモン」みたいな料理屋が増えていました。

昔は、とってつけたみたいにぽつんと立っていた老舗カフェの「FAB CAFE」。
そのビルの2階には何年か前に古道具屋ができ(5月末に閉店予定らしい)、3階には閉鎖的な美容院ができ、4階にはとっても素敵な小料理とお酒のお店ができていました(昨日はここで飲んだのさ。GRISというお店。お食事ブログでご確認ください)。

FAB CAFEの隣にあったインドネシア料理屋のフータンは姿を消して、おしゃれハンバーグ屋になっていました。
そして、FAB CAFEの店内も、よりナチュラル志向が高い作りに変貌していた(外から見る限り)。

狸小路8丁目というのは、アーケードもなくて、私が札幌に住んでいたころはさびれた界隈でした。
だから、大家さんが安い店賃で、ビルを使わせるようになって、結果、新興の飲食店が増えていったんだろうなと思います。

そのあたりの事情というのは、昨今のイーストトーキョーとおそらく似ていて、全く悪いことじゃない。
ハヤシの住んでる近くも、東京のここじゃなきゃ、こんな店出せないよなという飲食店、いくつかあるしね。

で、まあ、これ自体は悪いことではないと思うんですが、同時にハヤシが好きだった札幌の良さがちょっとずつなくなっていくような気がして嫌だなあという気もしているわけです。

札幌って、そこそこの都市部であるにもかかわらず、年寄りも若い人も男女もお一人様も「住み分け」されてない街でした。
例えば、スタバで、70代のおばちゃんがレジで「ブレンドちょうだい」とか平気で頼んじゃって、住宅街の喫茶店みたいになってたとりか。

あんなねえ、8丁目のお店なんて、小金持った30代40代しか行けませんて。
6丁目なんて、映画館のシアターキノ以外は、下手すると日本人行かなくなっちゃうよ。

ちょっと堅いこと言うと、過度の住み分けは、色んな層の相互理解を失わせて、お互いにお互いを排除する方向に行っちゃうと思うんですよね。
札幌というか北海道は、いろんな場所からいろんな物捨てて集まってきた場所で(先住民の皆さんには多大なるご迷惑をおかけしたことはいうまでもないが)、お互いの事情に踏み込まない一方で、排除しないよさを持っていた…少なくともハヤシは、そういう札幌人としての誇りみたいなもんは持って生きてきたつもり、なんであります。

それがなくなっちゃうのは…いやだなあ(なんか、話が自分でも想像してなかったまじめな方向に来てしまってるぞ、やば)。

まあ、でも昨日のジェラート屋では、若い女の子たちがカシマシ40代おばさん3人組に席譲ってくれたりしたし、60代のおじさんがアイス食べに入ってきたりしたし、あんまり心配することないのかな。

でもま、このさき札幌がどうなるのか、観察しないとな。
たびたび帰ってきて。

追伸
ツイッターに続いて、インスタグラムも始めました。
この連休、色々色々考えて、ハヤシは「林ティアラ」を極めてみることにしました。
てなわけで、紆余曲折あると思いますが、今後ともハヤシ(独り言だが)をよろしく~。



2016年5月5日木曜日

タバコは怖いね〜。

明日は妹と映画に行くので、早寝しなきゃならないハヤシです。
ちっこい映画館なのに人気あるから、まず整理券とりに行かなきゃいけないんだとか。

さて、2日の夜のこと。
中学の同級生数名と飲み会がありました。
ハヤシが中学のメンツと酒を呑むのは、もう、トチ狂ったか、とでも言いたくなるくらいの珍事。

なにしろ虐められてたトラウマ満載の時代ですから。
がしかし、今まで、越えられなかった気持ちのハードルを、なんとなくフワリと超えてしまい、行ってしまいました。

場末の居酒屋。
なんとそこの店主が同級生な訳ですが。
男子4名女子3名。
喫煙男子2名、女子1名という、もう非喫煙者にはたまらんモクモク飲み会でした。

帰宅後、着ていたもの全部洗濯行きになるくらいのタバコ臭さもさることながら、怖いなーと思ったのが、声でして。

喫煙女子の声が、野太く、つぶれ、若干しゃがれ声になっていたのです。

この子、ヘビーというよりはチェーンスモーカー。
実は高校も一緒で、同窓会で会った時も、ずーっとタバコを手から離していなくて、びっくりしたくらい。

その時は声は気にならなかったのだけど、この前は、こんな声だったっけ?と、もうびっくりしちゃいました。

健康がどうとかいう前に、これだけでも吸わない価値あるな、と思いましたよ。

怖いね、タバコ…

2016年5月4日水曜日

ツイッター始めました。

ゴールデンウィーク後半戦突入!!!

昨日は、寿司食べて、ケーキ食べて、生姜焼き食べただけの食い倒れ的な一日を送っていたハヤシです。

さて、ちょっと告知です。

「林ティアラ」名でツイッターを始めました。
ツイッター自体はあまり得意…ではないのですが、ちょっと思うところあって、このブログの訪問者を増やしたいと思いまして…って、ツイッターじゃなかなかな無名の存在だったりするわけですが。

で、ぐぐタスのみなさんやリンク先から見てくださる皆さんにもフォローしてもらえるとありがたいなあ…いいなと思ったらリツイートしてくれるとうれしいなあと思いつつ、告知することにしたわけです。

ゴールデンウィークのお買い物顛末は、また後日改めて、ということで、本日は告知のみで失礼いたします。

お休みなさーい。

2016年5月1日日曜日

ハヤシのゴールデンウィーク。

ども。
札幌です。
28日の夕方に帰省しました。

よくニュースで「今年は2日と6日を休めば10連休!!」と言ってましたが、
10連休にしちゃいました。
正しく言えば、10.5連休です。
9日の午前の飛行機で東京に戻るんで…
さすがにこの日も1日休むという人でなし行為には出ません。
夕方にはさすがに事務所に一度行く予定です。

さて、情けない話ですが、ハヤシ、若干やられ気味でした。
「ありがたいこと」と言われるかもしれませんが、年明けからここに至るまで、仕事に忙殺される感覚が強く、非常に精神的にプレッシャーが大きくのしかかっていました。
なんというか抱えている事件が結構シビアなものが多く、依頼者が大変でトラブル寸前になりそうなのが数件あったり、相手方の対応がかなり大変だったり、などなど。
頭は大した使わんけど、かなり気を遣うことが続いていたもので。

土日に家で書き仕事をすることはあまり気にならない方だったのですが、ここ1,2カ月は、もーどーしたってどーしたって絶対にやりたくない!!!という気になることも少なくなかったもので。

で、弁護士になって丸9年まであと半年を切るところで、「あ~も~行き詰ってるわ、ワタシ~」みたいな感じで、10.5連休にして帰ってきてしまいました。
ま、今まで体がよれよれになっていたことは何度もあるんですがね。

帰省して3日間。やったことと言えば、コムデギャルソンでワンピを買ったことと(一番のごひいきはこちらの店なんでねえ)、昨日水族館に行ったことくらい。水族館は、地下鉄で二駅のところにあるちっちゃいところ。
で、今日は…天皇賞を見たくらい、だろうか…残念なことに仕事関係でメールしなくちゃならなくてその対応はしたけど。

明日は昼にお母ちゃんとチョイとお出かけした後、夜には、古い知り合いのおじちゃんとお茶して中学の同級生と飲み会する予定があります。
3日は、家族でランチに出かけます。
が、4日は予定なし(おそらく家でゴロゴロ)。
5日は、妹と映画。
6日は美容室。
7日、8日はいまんとこ、特に予定なし。

実は会おうという話をしたきり連絡が取れなくなっている人が2名いて、それがかなり気になっているのですが(ひとりはもしかすると病気で身動き取れなくなってたりして、という感じなんだよな…)。

休みでこちらに帰ってきても、今までは出かけることが多くて(要は買い物ばかりなんだが)、何しに来たんだかよくわからん状況だったりしたわけですが、もうね、休みは休むよ、私は。
おとうちゃんとかおかあちゃんの手伝いを多少しつつ。

買いたいものもそれほどなくなってきたしさ。
色々考えたいこともあるしさ。

頭ぼんやりさせて。
寝たい時に寝て。
夜は早寝して。

みなさん、どんなゴールデンウィークですか。
お仕事の人も、きっとたくさんいらっしゃいますよね。
そんな方には、多少申し訳ない気持ちのお休み。
自分のキャパの狭さを、改めて感じますな。

ま、でも、気にせず、できるだけのんびりして帰ります。