2019年9月28日土曜日

カバーアルバムの名作間違いなし:ジェジュン「Love Covers」

現在、ラグビーワールドカップ日本対アイルランド後半戦真っ最中。
アンビリーバブルなことに日本が勝ってます…!!

逃げ切ってくれ!!


というわけで本題に入ります。

ジェジュンさんの「Love Covers」遂に発売になりましたね。
私も買いました。



楽天ブックスで買ったところ、なんと発売日前日の9月24日に届きました。

届いたその日に早速聴きました。

いやもう、いいですね。
よすぎてよすぎて120点です。

ジェジュンさんのシンガーとしての幅広さ、声の良さがとてもよく伝わってきました。
どの曲も曲の良さが引き出されていたように思います。

では、1曲目からレビューしていきたいと思います。


<愛してる>
中島美嘉の名曲のカバー。
中島美嘉の歌い方は、ちょっと「念」を感じさせますが、ジェジュンさんは、抒情的でありながら、少し軽めに歌っています。
それだけに本来の歌詞の良さが伝わってきました。


<未来予想図Ⅱ>
こちらも女性ボーカル曲のカバー。
歌詞はめちゃくちゃガールズな内容なのですが、ジェジュンさんが歌うと、少年の恋を思わせます。ピュアで力強い恋の歌になっています。
ジェジュンさんカバー曲の入門としてまず聞いてもらいたい一曲。


<First Love>
宇多田ヒカルの代表曲。言わずと知れたカリスマ中のカリスマ、ウタダの大ヒット曲だけに、一番カバーがやりずらかったのではないかと思います(勝手に)。
ですが、そんな気負いは全く感じません(NHKの「思い出のメロディー」でも、美空ひばりの「愛燦燦」をサラッと歌っていたぐらいですからね)。
こちらは、宇多田ヒカルの曲のイメージをかなり踏襲している仕上がりでした。


<メロディー>
玉置浩二の曲のカバーです。
こちらは、未来予想図Ⅱとは違って、「大人の男性」の雰囲気たっぷり。
よい意味で癖がなく、すっと入っていけます。
玉置さんには申し訳ないけれど、ジェジュンさんバージョンの方が好みです。


<奏>
スキマスイッチの名曲。
スキマスイッチは、この曲をとても力強く歌いあげていますが、ジェジュンさんバージョンは透明感あふれる雰囲気になっています。
未来予想図Ⅱ同様、少年ぽさが前に出ていて、とてもピュア。
このアルバムの中で一推しを決めるとするなら、これかなと思います。
テレビでは、未来予想図Ⅱが良く歌われるけれど、こちらも歌ってほしいと思います。


<チキンライス>
ダウンタウン浜ちゃんとマッキーの歌。
「あ、そう来たか!!」という意外性ある選曲ですよね…
ジェジュンさんの雰囲気と、歌詞の世界観、マッキー節は、一見相性に疑問がありそうなところなのですが、ミスマッチ感が新鮮でした。
他の曲にない「語りかける」感じのボーカルになっていて、ちょっとおちゃめな部分が出ていると思います。


<Foreget-me -not>
尾崎豊の曲。
尾崎豊の曲もまた、オザキ臭が強く、他のボーカリストには歌いにくいのではないかと思うのですが…個人的には、「奏で」とともにアルバムの中で一推しする曲になっています。
ジェジュンさんというと、力強さよりはリリカルさ、透明さのイメージが強いのですが(いや、小穴ファンの方にはそうではないかもしれませんが)、この曲は、非常に力強く、男っぽく、心の中の鬱屈した部分、闇の部分もよく表現されているように思います。
「ジェジュン」という歌い手の奥深さを一番感じさせるのがこの曲。
やられました。




歌い手にとってカバーというのは、非常に「チャレンジ」なものだと常々思っています。
曲のイメージを壊してはいけないし、かといって、オリジナルをまねするだけでもいけない。
「人の曲に自分の声や魂を乗っける」という恐ろしい作業ではないかと思うのです。

それにジェジュンさんにとっては、ネイティブではない日本語の歌詞を歌うという困難さもあったわけです。

しかし、そんな難しさやハンデをものともせず、ジェジュンさんは7曲の日本の歌に自分の声や魂を見事に乗せて、オリジナルの良さを壊さず、さらに良いものにして届けてくれました。


あまたあるカバーアルバムの中で、出色の出来であることは間違いありません!!!

非常に良いものを聴かせていただきました。
ありがとうございました。


カバーシリーズ、今後も続けてほしいです。

個人的なリクエストとしては、スピッツにオフコース、竹内まりや、あとは、80年代の女性アイドルの曲(中森明菜、斉藤由貴あたり)などが、よろしいと思うのですが…


今後も楽しみにしていきたいなと思います。



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2019年9月22日日曜日

久しぶりにツボにはまった、スピッツの「優しいあの子」。

100作目のNHK朝ドラの「なつぞら」も、明日から最終週となりました。


予告を見ると最後の週は、十勝にゆかりのある人が大集合して大ハッピーエンドとなりそうです(つまり、ドラマとしてはあまり見る価値のない展開になりそう)。

「なつぞら」は実はあまり興味がなくて、途中までほとんど見ていませんでした。
ドラマを毎朝見るようになったのは、実は、9月に入ってから。
マコプロダクションのアニメ「大草原の少女ソラ」に興味が湧いたからです。

どう考えてもカルピス名画劇場枠で放送された「アルプスの少女ハイジ」がモチーフではないかと…絵もハイジっぽいし(元々ジブリにいた方が作画されているそうです)。

ハイジが大好きな私は、そのハイジっぽいソラに惹かれて、「なつぞら」を見るようになったわけです。


*ちなみに、「ハイジ」は今年放送されてから45周年だそうで、グッズが販売されておりました。ふと見つけてしまって、大興奮でいくつか買ってしまいました*





それはさておき。

ドラマ本編には当初あまり興味が持てなかった私ですが、ほぼ毎日、オープニングだけは見ていました。

スピッツの「優しいあの子」が聴きたかったからです。

*「優しいあの子」


私は、古いスピッツの曲が好きでした。
どれくらい古いのが好きかというと、「ロビンソン」の前。
デビューしてから5年くらいの間の、スピッツがあまり売れていないころの曲です。


シングルベストも発売されているので知っている方も多いと思うのですが、古い曲の中にも、名作はたくさんあるのです。

例えば私は、デビュー曲の「ヒバリのこころ」やスピッツ史上最も売れなかった「夏の魔物」、「魔女、旅に出る」が大好きです。
3枚目のアルバムの1曲目にしてタイトル曲「惑星のかけら」のカッコよさには感嘆しました。
また、辺見えみりに提供した「流れ星」も、とても良い曲です。

*シングルヒットを集めたアルバム*


スピッツは元々、ザ・ブルーハーツに影響を受けてできたバンドと言われています。

初期の曲は、その片鱗があり、結構尖っていました。
詞も、後のスピッツとは違うリリカルさがありました。


ですが、ロビンソン以降は、「ナチュラル」「癒し」のイメージが強くなり、本人たちもその路線を守るようになってしまいました。


そのため、私としては、「うーん、スピッツ、面白くなくなったなあ」と思い、なかなかに聴かなくなってしまったのです。


朝ドラの主題歌がスピッツ、と聴いたときには、「おおっ」と思いました。
そういう仕事、受けないんじゃないかと思っていたので。

どんな曲なのかなあと初回放送の時にドキドキしながら待っていました。

多くの人には、みんなが知るスピッツのイメージを壊さない曲に聴こえたかもしれません。
ですが、私の耳には、ちょっと違って聞こえました。

4人で作るシンプルな音にこだわった感じがしました。
曲調もシンプル。
詞は、朝ドラの主人公の人生を思い描いてか、ちょっと重ため。

フルバージョンで聴くと、さらに「おおっ」となりました。
ギターソロがかっこいい。
三輪さんのギター、うなっていました。

なんというか、全体にはとてもポップなのですが、ロック魂も根底に感じられて、「ああ、いい曲だなあ」と思うのです。


確かスピッツのデビューって1992年か1993年くらいだと思うので、もう4半世紀一緒にやっているはず。

そういう人たちが、決して過去の栄光にすがらず、こうして新たな名曲を作ったことは、本当にすごいことだし、感動的だなと感じるのです。


この曲が朝に聴こえるのも、あと6日。
iTunesに入っているからよいのですが…


そんなスピッツですが、新しいアルバム「見っけ」が10月9日に発売になるそうです。





「優しいあの子」ももちろん収録。
なんだか買ってしまいそうです…


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2019年9月21日土曜日

「これは経費で落ちません」の山田太陽に、ちょっとイラッとした件。

9月2度目の三連休初日。
今週こそは休みたいと思ったものの、初日は午前中仕事でした(午前中だけでしたけど)。


そのせいか、午後からスパークしっぱなしで、夜はビアを飲んでピザなど食べてしまいました。




ビアもピザもおいしくいただきました。


さて、皆様、NHK金曜22時から放送されているドラマ、「これは経費で落ちません」をご覧になっているでしょうか。


*「これは経費で落ちません」の情報はこちらからどうぞ*

https://www.nhk.or.jp/drama/drama10/keihi/index.html


主演は、多部未華子ちゃん。猛烈アタックの末恋人になった山田太陽役はジャニーズWESTの重岡大毅くん。

見れなかった回もあったのですが、このドラマ、石鹸会社の経理部の女子社員が主人公という、地味でありながらマニア魂をそそる設定がツボにはまり、楽しみに見ておりました。


一昨日9月20日の第9話(次回が最終話)では、多部さん演じる森若さんが情報漏洩の濡れ衣を着せられ、窮地に立たされました。
情報漏洩があったとされた日の夜には、森若さんは恋人の太陽君と一緒でした。
が、森若さんは、その事実を、疑いをかける上司に報告しようとしません。

違う方法で自分の濡れ衣は晴らせるという考え。
そして、職場で恋愛を公表して「公私混同したくない」という考えからでした。


が、太陽君は、彼女が犯人と決めつける連中に向かって、彼女の許可も取っていないのに、その日の夜は一晩中自分が一緒にいた、と大声で告げてしまいます(元々オープンにしたくて仕方なかった)。


その後、太陽君は、上司から香港への出向を告げられます。

そして、経理部がアウトソーシング化されて居場所がなくなるかもと憂いている森若さんに向かって、「大丈夫」「自分が食わせます」「結婚してください」と畳みかけてしまうのです。





この流れ、皆さんの目にはどう映ったのでしょう?

太陽君のまっすぐな想いにきゅんとなったのでしょうか?
男気溢れる姿勢に「ぶれないなあ」と思ったりしたのでしょうか?

私は、どちらでもありません。
まさに反応は森若さんと一緒。

ん?

という感じです。

いただけません。
こやつ、働く女の誇りを、全くわかっていません。

経理部の制服組の女子というと、なんとなく、「仕事に対してそこまでのプロ意識は持っていない」と思われていることが多そうな気がします。
それは、仕事が良くできる森若さんのポジションのような女性でも、同じ。


しかし、どんな役職だろうと、働く女子の中には、自分の仕事に誇りをもって、そこに「居場所」を感じている人が少なくないのです。

森若さんは、まさにそうであるはず。

そして、仕事に誇りを持って働いていた森若さんを、太陽君は好きだったはず。

なのにあっさり、仕事をやめる前提での「僕が食わせます」「結婚してください」は、なさすぎる!!






香港に出向することになった太陽君にとっては、経理部がアウトソーシングされるのが、まるで「渡りに船」だったかのよう。

好都合と思ってたんじゃないの、太陽君。
などとうがった見方にさえ、なってしまったのです!!

仕事がなくたって僕がいるからいいじゃん!!
てことでしょ?


そうじゃないんですよ。

せめて、せめてせめて
「確かに経理部がなくなるのはあなたにとって大変なことだけど、それでも自分がいることを忘れないでほしい」
というセリフにできなかったのかな…

よく、働く男性にとって、妻の「仕事と私とどっちが大事?」は愚問であるといわれます。


女性だって同じなんですよ!!


こういう気の利かないプロポーズをされた森若さんがどういう反応を示すのかが楽しみではあります。

が、ぼーっとなってしまって、結婚!!なんてことには、もうどうしたってならないでほしいのです、長らく独身で働いてきた女子として。





私は、もう10年ほど恋愛をしないで働いて生きてきました。
しかし、恋愛をしなかった10年が、空虚だったとか、寂しかったとか、そんなことは全くありません。


恋愛をしないと決めていたわけではなく、たまたま恋愛をせずに生きてきただけに過ぎません。
仕事が私を支えてくれました。
一生懸命働いた先に、「ああ、これをやってよかった」と思える瞬間に何度も会えて来ました。
その感動が、私を生かしてくれました。


働く女子(男子も同じかもしれないが)というのは、そういう生き物だと思うのです。
恋愛、支えてくれる男子が常に女子にとって一番大事、というのは男性の幻想にすぎません。


そういうことを太陽君が思い知る展開になってくれることを来週の最終話に臨むハヤシなのでありました。


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2019年9月14日土曜日

しまむらでおしゃれは無理だと思うの。

まずは、ジェジュンさんファンの皆さんにお礼を申し上げます。

前回のジェジュンさんの歌声に関する投稿、本当にたくさんの方に読んでいただき、シェアしていただきました。
いつもと2桁くらいアクセスが違いました😀
その後もブログを読んでくださっている方がいらっしゃるようで、大変ありがたい限りです。
今後も時折、ジェジュンさんの歌に関する投稿をしていければなと思います。
さしあたりは、アルバム発売が楽しみですね~



さて、本題に入ります。

巷では、プチプラ服を活用したファッション生地やブログがとても人気を集めています。
よく見かけるのは、ユニクロ、GU、しまむら。
それから、楽天市場で人気を集めているネット通販のtitivateなど。

私は、ほぼネット通販では服は買いませんが(試着しないと怖くて買えない)、ユニクロ、GUは愛用しています。

特にユニクロは、毎週金曜日のチラシを目を皿にして見て、値下げ商品に良いものがあれば買いに走っています。


*昨日もチラシチェックしてシャツをゲットしてきました*



GUもワンピースやワイドパンツを愛用しています。
前々回の記事でも書いたとおり、GUは、ワンピースやワイドパンツに関しては、ユニクロより優秀と感じておりますので。

GUやユニクロは縫製もよくて、プチプラとはいえ侮れません。
デザインもあか抜けたものが多く、お値段以上の使い勝手のものが多い。
お店の方も、特にユニクロは、商品を素敵に着こなしています。

充分おしゃれに使える。
それが、ユニクロとGUです。


ですが。
しまむらだけは、どうしても、おしゃれとは程遠く見えてしまうのです。

ブロガーさんの中にも、しまむらを愛用している方が何人かおられます。

が、そのほとんどが、個人的には、

安っぽい
あか抜けない
うーむ…

と感じさせるのです。


そもそも、しまむらのお店で、おしゃれなアイテムを探すのは至難の業です。


私の自宅周辺には、しまむらはありません。

が、実家のすぐ近くにあるスーパーマーケットの2階にしまむらができました。
そして、現在週に2,3回仕事で行っている界隈に、大きなしまむらがあります。

私も、いろいろと興味本位で店をのぞくのが好きなもので行ってみたりするのですが…

どこを探せば、おしゃれに耐えうる洋服があるのかさっぱりわかりません。


しまむらは、ユニクロやGUのように、同じ商品を大量に生産するのではなく、少量多品種を標榜しています。
そのせいか、「どこを見れば何があるのか」「どこに行けば何があるのか」が一見してわかりません。
すきまなく大量に商品がつるし下げられているのもよくない。

びっしりと隙間なくつるし下げられている商品のなかでも目に留まるのは、げんなりするような色柄ものばかり。

商品の発色が全般に良くないのです。
ワントーンくすみすぎているか、ワントーン明るすぎるかのどちらかです。

デザインもぱっとしません。
無駄にフリルがついていたり、無駄に透かし編みになっていたり…

はっきり言いましょう。
田舎のスーパーの洋服コーナーにつるされている洋服が一堂に会したのがしまむら、としかいいようがありません。


昔、わがふるさと札幌には「金市館」という大衆百貨店がありました(のちに「ラルズ」という名前になった」)。

そこは、デパートやセレクトショップで洋服を買うのが気恥ずかしいおばちゃんやおばあちゃんが来るところで、つまりは、そういうおばちゃんおばあちゃんたちの心の響く大衆的デザインや色彩の洋服が置かれていたのです。


しまむらって、まさにそんな感じ。




おしゃれブロガーさんたちは、「高見えします!!」などというコメントとともにしまむらで買ったお得な洋服をコーディネートして披露しています。

が、やっぱり、「このチェック…もうすこし細かければまだよかっただろうに」、「この袖のフリル…必然性もないし邪魔くさそうにしか見えない」、「これベージュ?黄土色なんじゃない?」という、残念ポイントが必ずあるのです(しかも小さくない)。


はっきり言いましょう。

しまむらでおしゃれは無理です。


少なくとも私は無理だと思います。
しまむらでおしゃれしようとも思いません。

しまむらで無理におしゃれする必要ないし。

だって、しまむらで、膨大な洋服を前に「いいもの見つけよう」と格闘しなくても、ユニクロやGUで、いいもの見つけられるもの。


別に、しまむらを全力否定するわけではないのです。
おしゃれな店に行くのが気恥ずかしい人、何かのついでに気軽に洋服が買えればいい人、つまり、洋服に対するこだわりがそこまでない人にとっては、とてもいいお店だと思います。

しまむらも、それでいいと思っているんじゃないでしょうか?


むりに、「しまむらでおしゃれできる」なんて、引っ張り出す必要ないよな、と思うんですよね…


とにかく、「しまむら」と「高見え」「おしゃれ」は、両立しません。
巷のプチプラファッションブロガーの人には、そこを認めて、世間に誤解を与える真似はしないでもらいたいものだなあと切に願うのでありました。
 


それでは今日はこの辺で。
明日は午後から仕事になってしまいました、とほほ…


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2019年9月8日日曜日

ジェジュンさんの歌に、心癒される。

今夜から関東は台風直撃だそうで。


私は今日は一日引きこもりで、この後外出の予定はありません。
ですが、明日は仕事で、午前中から、いろいろと出回らなければなりません。
夜中のうちに台風が過ぎ去っていてくれればよいのですが…


元々音楽を聴くのが大好きです。
が、最近は、心ときめく音楽を届けてくれるミュージシャンにあまり出会えなくなりました。

数年前から、米津玄師がいいなと思ってぽつぽつ聴いていますが、CD買って聴こうというほどではありませんし。

*米津玄師の一番好きな曲「飛燕」が収録されたアルバムです*




そんな中、今年の5月末にNHKBSプレミアムの「The covers」にジェジュンさんが出て歌っているのを見て、グーッと惹きこまれていくのを感じました。


韓流ファンの方にとってはおなじみで当たり前のことなのだと思いますが、ジェジュンさんて、そういえば5人だったころの東方神起の中心メンバーだった方なんですよね。

私は全く韓流ファンではなく、Kポップも全く聴かないので、正直、わかりませんでした。が、The Coversを見て「この人の顔、見覚えあるなあ」と思って調べてみたところ、東方神起のメンバーだったことが分かりました。

そういえば、ひとりだけ目立つ顔立ちの彼がいたっけ、と思い出したくらいでした。


ジェジュンさんは、この日、番組で、玉置浩二の「メロディー」とドリカムの「未来予想図Ⅱ」を歌いました。


*歌唱画像はこちら*

「メロディ」
https://www.youtube.com/watch?v=jQ-jus1Agq8

「未来予想図」
https://www.youtube.com/watch?v=ivdos3vf5xw


どちらも、本家を凌駕するほど素敵でした。
一言でいうと「しみじみよい」のです。

ひとつひとつの言葉に気持ちをしっかりこめて歌っていることがとてもよく伝わってきました。
歌に対して、とても真摯な人なんだなあと感動を覚えました。


以来私は、人に会うと「ジェジュンさんの歌はとてもいい」と言いまわるようになりました。





8月にNHKで毎年恒例の「思い出のメロディー」が放送されました。
日韓関係が最悪な状態に突入していたころです。

そんななか、ジェジュンさんは出演しておりました。
そして、あの美空ひばりの「愛燦燦」を歌うという大役を担いました。

さすがに、あの美空ひばりの歌を歌いこなすのは大変なんではないかと思いました。
詞も小椋佳が書いただけあって、格調高くて難しいですし。


しかし、ジェジュンさんは、しっかり自分のものにして歌いきっていたのです…


*ジェジュンさんの「愛燦燦」はこちら*

https://www.youtube.com/watch?v=tzfwPtSAijg


堂々とした歌いっぷりでした。
思わず歌い終わった後、テレビの前で拍手してしまいました。


ああ、この人、歌手として応援したいなあと思いました。


普段はダンスミュージックなどを歌っているようで、The Coversでは、そちらも披露していました。

だけど、ごめんなさい、そっちはどうでもいいです…
というか、そういう歌歌うの、ちょっともったいないなと思いました。


別にダンスミュージックに偏見があるわけではないですけれども、ジェジュンさんには、雰囲気を伝えるダンスミュージックではなく、言葉の重みがある歌を歌うのが似合っているように思うのです。

もっともっとジェジュンさんのカバーを聴きたいなあと思いました。

そうしたら、なんと、カバーアルバムが9月18日に(2019年9月23日追記:9月25日が正しいです。)発売されるのだそうで!!

https://jaefans.com/information/news/release/640

「メロディ」と「未来予想図Ⅱ」はもちろん収録されています。
「奏」と「First Love」も収録されるようで、なかなか楽しみです。

きっと買うな、私…


個人的には、徳永英明があまり元気がなさそうな?昨今、昭和のカッコよい名曲をもっとカバーしてもらいたいなと思います。
西城秀樹の歌なんかも歌ってもらいたい。

ジェジュンさんには、もっともっと日本の歌を愛して歌ってもらいたい。
そして、韓国の良い歌も紹介してもらいたい。


頑張れ、ジェジュンさん!!



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2019年9月7日土曜日

2019ユニクロ秋冬ものレポート:おすすめできるもの、イマイチなもの。

9月だというのに暑いですね。
なのに、もはやインフルエンザで学級閉鎖の学校があるそうで。


まだ暑い季節ですが、ファッションの世界はもう秋冬もの一色。
私が好きなユニクロ、GUもすっかり秋の世界になっています。


ユニクロは、毎週金曜日にLINEで送られてくるチラシを見て心にグッとくる値下げ品(ここ大事)があるときには週末にお店へゴーという生活を送っています。
で、気になったものを片っ端から試着しまくります。


秋物が出回りはじめて2,3週間になります。
現時点でのユニクロ秋冬もののレビューをしたいと思います。
まずはイマイチなものから。
次におすすめ品を紹介します。


*ワンピース、パンツ、イネスシリーズのコートはイマイチ*



昨年くらいからのトレンドのワンピース、太めのパンツが今秋冬も多く出ているようで、ユニクロでも、レーヨンやポリエステル素材のワンピース、ワイド目のパンツが出ています。

ですが、ワンピースに関しては(注:レーヨン物)、シルエットが非常に中途半端で、着ていて、全くしっくりきませんでした。
ウエストを紐で絞めるミモレ丈のワンピースなのですが、下にボリュームがあるのに上半身も妙にだぶついていて、メリハリがないのです。

ふんわりギャザーを美しく見せるのであれば、上半身をタイトめにする必要があるはずなのに、そういう配慮ができていません。


これは、イネスシリーズのワンピースも同じでした。
カシュクールタイプのものも、案外上半身がだぶっとした感じ。
上半身ががっちりした人であればうまく着こなせるかもしれませんが、私のように肩幅が狭く上半身にボリュームがないものは着こなせないなと思いました。


パンツの方は、一言でいえば最悪。
結構ユニクロが推しているセンタープレスのレーヨンのワイドパンツです。

まず生地。
細身のものでないはずなのに、インしたシャツやキャミソールのラインを思いきりひろいます。

(ユニクロのパンツはどれもそうなのですが)ヒップの形もきれいに出ない。
なにより、丈が中途半端に短い(これは私の身長のせいかもしれません。169センチありますので)。

上から下まで、ストンと落ちる感じがワイドパンツには必要ですが、それがないのです。


なお、ワンピースやワイドパンツに関しては、圧倒的にGUの方がシルエットがきれいです。
AラインのTワンピは、タイトな肩回りから裾にかけてのドレープの出方がとてもきれいです。
秋冬もので出ていたウエストドローイングのワイドパンツは、お痴漢と言い幅感といい絶妙で、色違いしたほどです。

プチプラで使えるワンピやパンツをお探しの方には、GUをおすすめします(GUはボトムのつくりは小さめなので、1サイズアップで合わせることをおすすめします)。


イネスシリーズのコートの中では、広告の写真が素敵だったので、ライナー付きのトレンチコートを試着しました。

しかしこれが…着ぶくれするんですよね、ライナーで…。
上半身ボアボアに膨れて、ボタンを締めると、シルエット崩れまくりです。
前を開けたときと閉めたときの落差が大きすぎる逸品です。


ちなみにイネスシリーズ、世の中的には評価が高いようですが、シャツやニットはさておき、コートやジャケット、パンツに関しては、私はあまり良いと思ったことがありません。

羽織物は、肩回りが結構大きくできているんですよね。
肩幅がない人が着ると、肩回りに変なしわが寄ります。
パンツも、ラインがすっきりしていません。


個人的には日本人体形には合わないラインなのではないかと考えています。





*ボーダーTシャツは、七分袖も長袖も超オススメ!!*

さて、散々くさしてきましたが、おすすめ品もあります。
それが、タイトルにも書いたボーダーTシャツです。

ユニクロのTシャツといえば、UNIQLO Uのものが鉄板ですが、今秋冬のTシャツは、セントジェームスやルミノアといったボーダーTシャツの老舗ブランドに負けず劣らずに商品だと思います。


まず、七分袖の方。



着丈が腰骨のあたりまであって、袖は太め。
首周りはボートネックですが、横に開きすぎない控えめな空き加減です。
身幅は広いです。

私はトップスをインするのがあまり好きではないのですが(なので昨今のトレンドにあまり乗れていないかもしれないのですが)、こちらのTシャツは、アウトにしてもだらしなくない丈でちょうどよいです。

もちろん、ハイウエストのボトムスにはインすることもできます。


赤紺のボーダーの方は、夏に買ったchimalaの太めワンウォッシジーンズに合わせるとドンピシャでした。

白紺のボーダーの方は、ジュンヤワタナベの紺色のセンタープレスパンツと合わせて、プチローブノアの大ぶりなコットンパールのネックレスをつけると、ちょっとしたおしゃれ気になります。


袖が太いので、少し寒くなったらインに長袖を合わせられます。
個人的には、クリステンセンの袖クシュクシュTシャツを合わせたいと思っています。

カラーは他に、緑紺ボーダーがあったと思います。



そして、長袖の方。



すみません、たたんだ形で…


こちらは、首周りはボートネックでも七分袖のものよりやや広めです。
身幅は程よく、丈が少し長めで、腰骨の下くらいまできます。


あまり難しいこと考えずに、シンプルに、デニムやチノパンを合わせるのがかわいいと思います。

ネイビーのコートとも相性が良さそうなので、気温が下がるのがとても楽しみ。


こちらもカラーが何パターンか展開がありました。


どちらのTシャツも、地厚でしっかりしています。
七分袖の方は一度洗濯しましたが、全くよれません。

どちらも定価は1500円ですが、私はどれも990円でゲットしていて(税抜)、かなりお得な買い物だったとホクホクしています。


Tシャツに関しては、GUと比べると、ユニクロが圧倒的に勝ると思います。
今年の夏にシルエットが気に入ってGUのTシャツを購入しましたが、1度洗濯しただけでずいぶんよれてしまいました。

ユニクロ、定期的にお値下げするので、チラシをチェックして値下げしているときに買うと、かなりお得な買い物になると思います。


仕事着は、最近特にユニクロで買うことが増えたのですが、やはり、試着しないでオンラインで買うのは怖いなあと思います。

どんなにユニクロサイドが推してきても、試着しないと良しあしはわかりませんので。


なので、私は、よほどのことがない限り、オンラインでは買わないことにしているのです。


ちなみに、東京のユニクロ、いろんな店舗に行っていますが、私のおすすめ店舗をいくつか挙げていきます。

1 ユニクロ銀座店
銀座のど真ん中にある12階建ての店舗。品ぞろえがとにかく抜群です。
ですが、土日に行くと、海外(特に中国の方)の観光客だらけで、試着するのも大変なのが玉に傷。
デパートみたいで楽しめます。

2 ユニクロ新宿高島屋店
新宿高島屋の12階にある店舗。
1フロアで広々していてスムーズに欲しいものが探せます。
なにより、混みすぎてないので、ゆったりした気分で買い物できるのがよいです。

3 ユニクロ秋葉原トリム店
大規模店ではないのですが、値下げ品のワゴンが充実していて、かつて500円でスカートをゲットしたこともあるお店。
コンパクトながら品ぞろえはしっかりしています。
夜も22時まで営業しています。自宅の近所なので、仕事帰りに気晴らしにふらっと寄れるのもうれしい。


お気に入りのお店でしっかり試着して、納得がいく買い物をしたいものです、いくらプチプラでも。


では、本日はこの辺で。


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2019年9月2日月曜日

宇野昌磨以後、紀平梨花以後の日本フィギュアスケート界を考えてみる。

まだまだ残暑厳しい9月の始まりです。

せっかくbloggerに出戻ったので、このブログらしく?フィギュアスケートの話をすることにします。

こんな季節ではありますが、フィギュアスケート界はボチボチシーズンが始まっています。

日本でも、8月には、げんさんサマーカップという大会がありました。

*大会情報はこちらから*


ちなみに、こちらのフィギュアスケート速報というサイト、フィギュアスケート好きには嬉しい情報てんこ盛りでおすすめです。


そして、今は、ジュニアグランプリシリーズの真っ只中。
次世代を担うジュニアスケーターがしのぎを削っている最中です。

現在、2戦目まで終了したところです。

その様子を見て、単純な私は、男子は、宇野昌磨以後も期待が持てそう、女子の紀平梨花以後は、うーむ、結構厳しそう、という気持ちになりました。


まず、男子。

1戦目のフランス大会では、鍵山優真くんがぶっちぎりの優勝を果たしました。
しかも、ジュニア男子の世界最高スコアを更新して!!


*ニュースはこちらから*



しかも、フリーでは、4回転トゥループ2本入れてます。

昨年の全日本で6位に入りましたが、コンパクトな身体にメリハリの良い演技をしていて、印象深い選手でした。

ここまで伸びてくるとは、期待大!!

4回転ジャンプの種類が増えてくれば、十分戦えます。


そして、2戦目のアメリカ大会では、初出場の佐藤駿くんが優勝。

15歳ながら、こちらもフリーで4回転トゥループを決めました。

*佐藤くんのニュースはこちら*



宇野くん以後ということでは、2018年の世界選手権であっと驚く5位になった友野一希くんに期待していました。
彼は、踊っている時の背中の線が町田樹級に美しいので。

しかし、いかんせん、ジャンプが安定しません…

どこまで伸びるかなあ、この後…と、不安がよぎる中、ジュニアの期待の星が現れて、もう、ワクワクしています。

しっかり実力を蓄えて、シニアに上がってきて欲しいです。


ちなみに、山本草太くん、島田高志郎くんも忘れちゃなりませんが…

草太くんは、やはり怪我の影響を感じてしまうんですよね、今でも。
それと、申し訳ないけど、華がない…

島田くんは、今年からシニアですが、ちょっとまだ演技の動きが緩慢かなあ、と思います。


なので、今イチオシはジュニアのふたり、特に鍵山くんだったりします。



さて、女子ですが…

完全に世界の潮流に乗り遅れている感じがします。


ロシアが引っ張る高難度ジャンプ時代の女子ファギュア。

ジュニアグランプリシリーズ第1戦でも、ロシアのワリエワが4回転トゥループを決めて優勝しました。


驚くべきは2戦目!!

アメリカのアリサ リウが4回転だけでなく、トリプルアクセルも決めて優勝してしまったのです!!!


*1戦目2戦目の結果は、フィギュアスケート速報からどうぞ*


どちらの大会も、韓国の女子選手が表彰台に乗っているのも注目すべきところ。

キムヨナを見ていた世代が活躍し始めたのでしょう。


日本女子は、表彰台なしという状況です…


寂しい…

これ、ジュニア女子で、技術力も表現力も突出した選手が今いない…ということですよね。


まあ、紀平さんとか、坂本さんはまだ10代ですし、シニアにはまだ、三原さんとか樋口さんがいるから、当面持ちそうかな、とは思うものの、谷間世代がそろそろくるか?というくらい気分が押し寄せてくるのです…


たしかに、ジュニア女子の高難度ジャンプ化は、急激で、ちょっと異常な感じがしなくはありません。

だけど、日本でももう1人くらい、せめてトリプルアクセル跳べる選手が欲しいなあ、女子。


いやしかし。

浅田真央の時代までは、トリプルアクセルは、オンリーワンの技と言ってもいいくらいでした。
が、今や隔世の感すらあります。

トップ選手はトリプルアクセルなんて跳べて当たり前の時代が、そこまでやってきてるのかもしれません。


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