2019年9月2日月曜日

宇野昌磨以後、紀平梨花以後の日本フィギュアスケート界を考えてみる。

まだまだ残暑厳しい9月の始まりです。

せっかくbloggerに出戻ったので、このブログらしく?フィギュアスケートの話をすることにします。

こんな季節ではありますが、フィギュアスケート界はボチボチシーズンが始まっています。

日本でも、8月には、げんさんサマーカップという大会がありました。

*大会情報はこちらから*


ちなみに、こちらのフィギュアスケート速報というサイト、フィギュアスケート好きには嬉しい情報てんこ盛りでおすすめです。


そして、今は、ジュニアグランプリシリーズの真っ只中。
次世代を担うジュニアスケーターがしのぎを削っている最中です。

現在、2戦目まで終了したところです。

その様子を見て、単純な私は、男子は、宇野昌磨以後も期待が持てそう、女子の紀平梨花以後は、うーむ、結構厳しそう、という気持ちになりました。


まず、男子。

1戦目のフランス大会では、鍵山優真くんがぶっちぎりの優勝を果たしました。
しかも、ジュニア男子の世界最高スコアを更新して!!


*ニュースはこちらから*



しかも、フリーでは、4回転トゥループ2本入れてます。

昨年の全日本で6位に入りましたが、コンパクトな身体にメリハリの良い演技をしていて、印象深い選手でした。

ここまで伸びてくるとは、期待大!!

4回転ジャンプの種類が増えてくれば、十分戦えます。


そして、2戦目のアメリカ大会では、初出場の佐藤駿くんが優勝。

15歳ながら、こちらもフリーで4回転トゥループを決めました。

*佐藤くんのニュースはこちら*



宇野くん以後ということでは、2018年の世界選手権であっと驚く5位になった友野一希くんに期待していました。
彼は、踊っている時の背中の線が町田樹級に美しいので。

しかし、いかんせん、ジャンプが安定しません…

どこまで伸びるかなあ、この後…と、不安がよぎる中、ジュニアの期待の星が現れて、もう、ワクワクしています。

しっかり実力を蓄えて、シニアに上がってきて欲しいです。


ちなみに、山本草太くん、島田高志郎くんも忘れちゃなりませんが…

草太くんは、やはり怪我の影響を感じてしまうんですよね、今でも。
それと、申し訳ないけど、華がない…

島田くんは、今年からシニアですが、ちょっとまだ演技の動きが緩慢かなあ、と思います。


なので、今イチオシはジュニアのふたり、特に鍵山くんだったりします。



さて、女子ですが…

完全に世界の潮流に乗り遅れている感じがします。


ロシアが引っ張る高難度ジャンプ時代の女子ファギュア。

ジュニアグランプリシリーズ第1戦でも、ロシアのワリエワが4回転トゥループを決めて優勝しました。


驚くべきは2戦目!!

アメリカのアリサ リウが4回転だけでなく、トリプルアクセルも決めて優勝してしまったのです!!!


*1戦目2戦目の結果は、フィギュアスケート速報からどうぞ*


どちらの大会も、韓国の女子選手が表彰台に乗っているのも注目すべきところ。

キムヨナを見ていた世代が活躍し始めたのでしょう。


日本女子は、表彰台なしという状況です…


寂しい…

これ、ジュニア女子で、技術力も表現力も突出した選手が今いない…ということですよね。


まあ、紀平さんとか、坂本さんはまだ10代ですし、シニアにはまだ、三原さんとか樋口さんがいるから、当面持ちそうかな、とは思うものの、谷間世代がそろそろくるか?というくらい気分が押し寄せてくるのです…


たしかに、ジュニア女子の高難度ジャンプ化は、急激で、ちょっと異常な感じがしなくはありません。

だけど、日本でももう1人くらい、せめてトリプルアクセル跳べる選手が欲しいなあ、女子。


いやしかし。

浅田真央の時代までは、トリプルアクセルは、オンリーワンの技と言ってもいいくらいでした。
が、今や隔世の感すらあります。

トップ選手はトリプルアクセルなんて跳べて当たり前の時代が、そこまでやってきてるのかもしれません。


*楽天ルーム、やってます。どうぞ遊びに来てください*










0 件のコメント:

コメントを投稿