2014年10月26日日曜日

ハヤシ、薬にディペンドオン。

どうも。開業しました、ハヤシです。
開業して5日目なわけですが、なんかもう2週間くらい経っちまった気分でいます。
つまり、それくらいてんこ盛りな数日間だったわけです。

初日22日は、自分で頼んでおいたお届け物と贈り物の嵐の上に、友達が事務所開きで遊びに来てくれました。その後、自宅に届け物があったので、あたふたと帰宅。
翌日23日は、さらに想定外の贈り物に、最初に入った事務所のボスが、私の担当だった事務局と一緒に来てくれて、しかもいくつか出さなければならない書面の対応に追われ、事務所を出たのがなんと夜の11時少し前・・・

疲れたと思う間もなく、24日は、後輩から刑事事件を一緒にやってくれという依頼があり、昨日は夕方から立川方面に打ち合わせや石鹸のために出かけ、帰宅は夜の11時近く・・・

そして・・・なんとハヤシは、この大切な時期に風邪引いちゃったわけですね。
実は開業前。札幌から帰ってくる日の朝です。
ひどいのどの痛みに襲われ、飛行機の中でみるみる悪化。発熱の恐怖に襲われて、ものすごい焦って到着後、かかりつけ医に飛び込みました。

発熱で開業が延びる、という事態は免れたものの、開業前の2日間、やっておきたかったことはできず・・・なんともしまらない開業となりました。

で、現状風邪の具合がどうなっているかというと、咳がひどいです。
でも、これ感染症のせいではないんだそうで。
もともと咳ぜんそく持ちの私。風邪の予後のアレルギー反応らしいです。

いつもそうなのです。のど風邪→咳→長引く→咳を抑える薬で薬疹・・・がお決まりのパターン。
咳って、でる時間帯が決まっているようで、夜、深夜、起き抜けがとにかくひどい。
特に、体を横にすると咳って出るんだそうです。
そのため、眠れない・・・

金曜日に咳止めや痰を沈める薬を出してもらい、服薬初めて3日目になりますが、これがまたよくなる気配がないんだな・・・

しかも、今回珍しくのど風邪が収まりかけてから声がとんでもないことになってしまい(ヘリウムガス飲んだ感じ)、しかも長引いて、昨日の昨日まで電話対応でいちいち「風邪引いてるもんで、こんな声で失礼します・・・」と断らねばならん始末。
出にくい声を出して話さなあかんというのは、かなり疲れるものなのであります。

おかげさまで声は多少よくなりましたが、正直、体調はあんまりよくない。
というか、今日、だるいっす。病気的なだるさというよりは、単純に疲労です。

疲労している原因は、おそらく、
・咳による体力消耗。
・変な声で話をしなければならないことによる体力消耗。
・薬を一杯飲んでいることによる体力消耗。
の3つかと。

上2つについては、先ほどお話ししたところから感じてもらえると思います。
薬たくさん飲むと体力消耗するというのは、この度初めて感じました。
現在飲んでいる薬の数というか種類。
・咳対策2種
・痰対策2種
・胃薬2種
・腸の薬2種
・低容量ピル1種
・喘息の薬1種
と、かなりな重病人レベル。

アレルギー持ちなので、ここ20年近く何の薬も飲まないで一日を終えるということは、ほぼなかったハヤシなのでありますが、ここまでたくさん飲むのは、かなり久しぶり・・・いや、初めてかも。

以前かかりつけのお医者さんが「薬をたくさん飲むと体力的に大変だから」みたいなことを言っていたのですが、正直、そのときはピンと来てなかった。
が、今回は、なんだかわかる感じ。
なんというか、体力の持ちが悪いのです。疲れやすいなあ・・・という。
そして、副作用が出やすい感じ。

元々、咳関係の薬って、自分にとっては副作用が出やすいと感じるものだったのですが、今回は特に早く出てる気がします。
通常は、それなりの日数飲んで初めてでるんですけどね。
あまり持続しないのでよかったですが、昨日は飲んで数十分後に、眠気や軽いめまい、動機なんかが出たりして、正直立川に行く電車の中が少しつらかった・・・
むしろ今日の方がちょっと楽な感じです(咳は収まりませんが)。

何で今回こんなに「薬の負担」を感じるのかは、ちょいとわかりませんが、単純に年なのかな?6月にやられた腸炎で体重が減ったせいなのかな?、いやいや、単に飲み過ぎか?

事件でお世話になったダンディーな通訳人のおじさまに、「センセ、薬は悪だよ!!薬なんて飲んじゃだめだよ!!今度、いいサプリメントと酵素、教えて上げるから!!」なんて言われたことあるけど、健康対策としては、むしろそっちの方がいいのかも知れないですねえ・・・

いやでも今までさんざん薬にディペンドオンしていたこの体、そうそううまく立ち直れるとも思えず・・・

あ。事務所の方は、たぶん何とか軌道に乗れるんじゃないでしょうか。
まだ、わかんないですけど。

2014年10月19日日曜日

独立したら、こうなりそうな3つのこと。

どうも。
昨夜は、スピリチュアルネタで、アドレナリンでまくりの投稿をしてしまいました、ハヤシです。
今日チェックしたところ、読んでくださってる方が意外に多く(読んだ結果ドン引きしている方も多いのでしょうが)、やはり、スピリチュアルって、人間にとって良くも悪くも関心事なのだなあ、なんて改めて感心しているところです。

さて、明日朝の便で東京に戻ります。
独立は今週の水曜日。
火曜日は定例の裁判所の仕事。
しかも明日の夜は、ちょっとしたシンポジウムで場違いなパネラーをせねばならず…
というわけで、短かった独立前の休暇も終了というわけです。

今ちょっと、緊張してきました。さすが、小心者。
開業のために絶対的に必要ということではないけれど、開ける前にしておきたいことで、かつ、まだやっていないことがチラホラと頭をかすめてきてるわけで…
仕事関係のメーリングリストの登録メアドをそろそろ変えなくちゃ、とか、事務所ホームページのドメインを独自のものにするかどうか、とか、ハンコ関係まだ全部買ってないとか朱肉やスタンプインクもまだ用意していないとか、お客様用のお茶を買ってないとか、ホント、ちっちゃいといえばちっちゃいこと。
でも、こういうのがいくつも残っていると、「実はとても大切なことを忘れているんちゃうか」と焦りだすのが、小心者、なわけです。

まあね、開けちゃえばどうにでもなるんですけど。そりゃあ、わかっちゃあいるんですけどねえ…

それとは別に独立は、ある意味仕事的には新しいステージなわけで、不安はもちろん結構大きいのですが、今のところは、細かいところでビビっているとは言え、「楽しみ」の方が上回ってはおります。
その楽しみというのは、返す返すも「忙しいなりに自分のペースで仕事ができるんじゃないか」という期待なわけでして。

今まで9時5時の規則正しい仕事というものに、トンとご縁がなかったこの私。
おかげで新人の頃から事務所で一番最後に出勤するというふてぶてしさ満点で暮らしてきたわけですが、さりとて、それなりにボスやら先輩やら事務員やらに対して、多少は気を遣い、肩身が狭い思いもしていたのです、一応。

それがなくなる!!!(ことがいいのかどうかは、この際、別。)

独立したら、まず、平日気兼ねなく事務所行かない、とかやりそうだなと思っています。
べつにね、土日働くのはいいんですよ、私。
昔は、土曜日仕事だったんですから。ただ、週に1日や2日、必ず休みが欲しい。それだけの話なのです。
独立したら、土日に仕事入れちゃって、その分平日空けるも自由なわけです(もちろん電話は取れるようにしておきますが)。
今日は、大した仕事もないし、なんてときだと、土日働いて疲れた時には「今日はお休み」とばかりに、平日自宅にひきこもり、なんてことになりそうです(閑古鳥が鳴くと、そういう日ばかりになりそうでちとやばいかも⇒このブログも、通常は週末更新ですが、そのペースが今後変わるかもしれないです)。

次に、やりそうなこと。
私、間違いなく、ジャケット着ないで事務所に行くことが増えると思います。
周り見てるとねえ…自分の事務所持っている人で共同経営者がいない人、服装ラフな人、多いです…
もちろん男性なんぞは「何着ていいかわからないからとりあえずスーツ」という人も結構おられるわけですが、女子は、そもそもスーツ率低い…自分の城を持ったのに、なぜに堅苦しい格好で仕事に出なければならんのだ…そんな感じになるようです。
今までも、自分では頑張ってきちんとした格好しているつもりだったのに、よそ様から見ると、なんか毛色が違うようだった私…これから全開になると、さてどうなるのでしょうか…

そして3つめ。
弁護士じゃない仕事を模索し始めるんじゃないか…
変な話ですが、私、弁護士になった時から、一生弁護士はやらないんじゃないかと漠然と思っておりました。
で、昨日の話の続きみたいでアレなんですが、この手の私の勘は、多分当たるのです。
幼いころから、周りが「女の子はいつかお嫁さんに」みたいな話をしてる中で、自分は、将来の自分がお嫁さんになる図というのはどうしても思い浮かべられなかった。
これは、大学生になって初めてボーイフレンドができても、結婚するかという話が出ても変わらず、どこか自分は「ピン」と来ていなかったのです。

もちろん、弁護士は頑張って目指してなった仕事。
でも、受かった直後から、「弁護士は多分自分にとって通過点でしかない」という気がしてたまらなかったのです。
ゴール地点に対する希望は自分の中ではあります(それはまだ内緒)。
でも、それが将来の自分の姿のイメージなのか、と言われたら、それはまだ自信がないかな、と。

独立して、他のこと考えている自分を見る周りの目がなくなれば、自分、気兼ねなく、自分のあるべき姿について、自問自答し始めるんだろうな…そんな気がしてたまりません。

独立します、というと、ある意味ゴールに近づいたような印象を人様には与えるようで、「いよいよですかあ」みたいなお言葉ももらってしまったりするわけなんですが、主観的には「いよいよ」なんぞでは全くなく、むしろ「まだまだ、これからなんですわ」という気分。

そんなわけで、アクシデンタルに踏んじまったただの通過点、くらいな気持ちで開店するのが一番なのかもしれません。
来週末は開業後数日の状況をアップできるでしょう。

お楽しみにしていただけると嬉しいです。

スピリチュアルとやらについて思うこと。

来週の開業を前にして14日夜から帰省しているハヤシです。
寒い!!
札幌寒すぎます!!
例年、この季節、もう少し暖かかったような…あんまり寒くて、なぜかギャル御用達ブランドSLYでライナー付きのブルゾン買っちゃいました。
ライナーに、フードのファーつければ、真冬でも越せるぞ…くらいな勢いです。

さて、本日のタイトル、何やら怪しい雰囲気です。
実は昨日のこと、とある方とお会いしていて、その方の様子が今まで会った時の感じとあんまり違うので(非常に力強く、パーっと明るい感じ)、なんだろなあ…と思っていたところ、お会いしたあとに、その人にとってかなりな朗報が一度に2つ飛び込んでくる、ということがありました。

この手の体験は非常に久しぶりなのですが、実は今までにも何度かあるのです(考えてみると、いい知らせのオーラを感じるというのは初めて体験だったかも)。
例えば、20代から30代にかけて、いつも通っていたスパゲティ屋さん。
お店の方の接客も、スパゲティの味もいつもと変わりない。
お客さんも入っている。
なのに、お店全体がシーンと活気がない雰囲気を強烈に感じる…
直後に閉店のお知らせがあった、とか。

いつもカラスが来ない私の部屋の側に、朝、やたらカラスが飛んでいる…
その日の夜、祖父が亡くなったという連絡が入った、とか(これ、実は祖母が亡くなった時もそうでした)。

ずっと以前に親しくしていた方が、「昔相当やばいことをしていたことがある」と話していて、あえて追求しなかったのですが、あるとき、その人の後ろに座っていた時に、それがなんだったのか、不意に分かってしまった、とか(事前情報は全くないです。自分の感触としては、その人の背中から情報が飛んできた感じ)。

体験談を挙げていけば、それだけで今日のブログ終わっちゃいそうなんで、この辺でひとまず、終わりにしときます。が、枚挙に暇がないとまではいえないけど、過去振り返ってみると、この手の話、結構自分あるなあ、しみじみ。

実は、ハヤシの家は、母方の親族が、言葉は悪いが「オカルト一家」であります。
特に、7年前に98で亡くなったばあちゃんが凄くて、いやもう、人に見えないものがよく見える。
亡くなる直前直後の「ちょい遠めの親戚」がよく来る。
病気の孫が幽体離脱して飛んでくる(直後に回復)。
ついでに自分も幽体離脱しちゃう。
という不思議な人でした。

子供の頃から「出た」「どこそこの誰某さん(故人)が来た」だのいう話は、もう日常茶飯事で聞いていました。
おまけに、私は、はっきり見えはしないものの、妹がわりに見えちゃうタチで、修学旅行の時に、トンネルで黄色いヘルメットかぶった人が正面から歩いてきて消えた、みたいな話も何回か聞いたりしていました。
そんなわけで、この手の話にはすっかり耐性というか免疫がついていて、自分的には「科学で解明できないことが世の中に存在していて当たり前」という価値観がすっかり出来上がってしまっておりました。

ただ、世の人の中には、それを絶対的に全力で否定したいタイプの人もかなり多くおりまして、個人的にも、それで非常に疎外感というか異質的な目で見られた体験があります。
特に私のいる業界のようなところでは、そういうものは全く信じない、信じるべきではないという方が多いことは否定できないでしょう。

確かに、「超能力」だの「霊能力」だのを持ち出して、人の弱っている心の隙間に入り込んで多額の金をかすめとる…みたいな霊感商法は、もう、最悪です(私も最近この手の被害者救済に関わりつつありますが)。
が、こういうものの横行を排除しなくちゃならんということと、「スピリチュアルなものの存在を肯定するか」ということとは、全く別なんではないか、と常日頃、ハヤシとしては、思っているのであります。

インコグニションであるとか、読心、予知、その他の霊的な能力というのは、おそらく本来人類が持っていた能力だとハヤシは思っております。
が、人間、使わない能力は退化するわけで(後で触れますが、個人的にもそういうことを実感する部分がある)、文明が発達し、人間がその感性を全力投球して研ぎ澄ます必要がなくなっていくに従って、いくつか(もしかすると大部分)の能力は消えていってしまったのです。

が、どんな種にも突然変異というのはいるわけだし、能力のあるなしも、所詮、相対的なものに過ぎない。勘が鋭い人と鈍い人、音感がいい人と悪い人、がいるのと同じようなもんだろうと。
そんなわけで、人類の多くが過去に置いてきてしまった能力を備えた状態で生まれ落ちる人間というのがこの現代においてもいる…ただ、それだけの話なんじゃないのかな、と。
当然、稀少?能力を持っている人間でも、その鋭さの程度には差があるのではないかと思います。

個人的には「人間が本来持っていた能力」を詐欺の道具に使って不当に荒稼ぎすることは、さっきもちょっと書いたけど、天に唾する行為で、非常に許せん。
ただ、一方で、こういうスピリチュアルな話を信じない人は、信じてる人、信じたい人に対して、真性の馬鹿とか精神障害者でも見るような目つきで、全力で否定したり非難したりしないで欲しいのです。

実は、この手の話を信じることによって、説明がつくことと、心の納得が得られることというのは、思いのほかたくさんあったりするのです。
それで、心の安定を得られて、人に迷惑をかけず、社会の一員として普通に生きていられるのであれば、非難されるいわれはないわけで。
逆にこういうものを全力で否定する人たちばかりが周りに大勢いる場合に、同じ感覚を持っている人を求める気持ちから、よろしくない宗教(当然真の宗教ではない)であるとか霊感商法に走るメンタリティが生まれてきちゃうと思うんだよなあ。

私なんかからすると、科学や理屈で説明できることしか信じられない人って、普通に人間関係を築けるのか、とかなり疑問だったりもするのですが(人間関係って、多くは、そのこあにあるのは目に見えない「ホワン」としたものですよねえ)…

いや別にね、独立前のプレッシャーで、こいつ頭がおかしくなったんじゃないかと思われる人は、別に、それで結構です。
でもね、例えば小学生の頃、聞いてもないのに、同じクラスの子、ほぼ全員が早生れか遅生まれかとか、どういう兄弟がいるか一発で分かったり(今は全くわからない)、自分自身の幽体離脱情報2回聞いたり(両方とも本人爆睡中)、眠っていても地震が来る数秒前に目が覚めたりって、あなた、それ全部説明してくれるんですか、って話ですよ。

ハヤシとしては、今までこういう自分の感性を「なんとなくあるんだなあ」という放置状態できててしまった結果、なんのコントロールもできないというのは、個人的にもどかしく、自分のアイデンティティを確立しきれないひとつの要因になっているよなと感じなくもない。

というわけで、ちょっと、そろそろまともに向き合いたいな、とか思っているんですが、向き合い方自体が非常に難しい。
なんせ、本を読もうとしても、ネットで情報拾おうとしても一見して胡散臭いものしかないからさ…

この悶々、さて、いつまで続くのやら…

注)そんなわけで、このブログを見て、何か勧めるお方が出てくるとしても、あたしゃ、そう簡単には乗りませんぜ。一応弁護士なんで、声かけようと考えているよこしまなエセ・スピリチュアルさんがいたら、とりあえずやめておきましょうね。








2014年10月13日月曜日

何もしない、が大正解。

明日は夜、仕事の後、開業前の一休みをするために実家に帰る予定・・・なのですが、台風が来る・・・
なんですか明け方当たりに関東にやってきそうな勢いですが・・・

さて、今回はスキンケアのお話を。

何年か前から、我が妹、時折顔がひどくかぶれるようになってしまいました。
一番最初・・・まだ私が名古屋にいたころなので、4年ほど前のことだと思いますが、その際は、突然ダニ~にやられたのですが、その後、げんいんがよくわからんかぶれに突如おそわれるようになったのです。

どうやら、化粧品が原因のようなのですが、かぶれの恐ろしいところは、今まで問題なく使っていたものでも、ある日突然「!!!!」という状況になることです。
しかも、今年の夏は、ひどくて、一時ひどいことになって皮膚科に行って、治りかけたと思ったら、またかぶれという、もう女子にとっては、なんかの祟りかと思いたくなるくらいの状況でした。

私も肌は弱いですが、妹は、子供のころ、多少アトピー的な症状がありました。
それでも、私のように体育会でメラニンを貯めまくるという青春を送っていたわけでもないので、本来は、色白のきめ細やかなお肌。トラブルさえなければ、「お肌つるつるですね~」と言ってもらえるタイプです。

原因不明の肌トラブル・・・というのは、自分も含めてですが、加齢による影響が絶対に避けられません。
私も40歳を少し過ぎた当たりから、口角炎だの、乾燥性の発疹だの、血管炎によるぶつぶつだのに襲われるようになりましたが、我が妹も、今年でヨワイ41。ちょうど私が苦しみ始めたころの年齢です。
自分のことを思い返すと、そういうトラブルとうまくおつきあいできるようになるまで、ある程度時間がかかるかな、という風に思っておりました。

が。あっさり解決。
皮膚科の先生の指導を守ったところ、現時点で何の問題も起きていません。
解決方法の基本は、「何も塗らない」ということです。
夜の洗顔後は、化粧水も乳液も何も塗らない。
朝の洗顔はぬるま湯のみ。
その後、何も塗らない。化粧したいなら、ワセリンを塗る。その上にファンデを塗ってよい。
以上。

はじめ、それを告げられたときは妹は、キョトン。
「あの・・・それじゃ洗顔後につっぱりますよね・・・」と、おずおず皮膚科の先生に尋ねたところ、「確かに突っ張ります。だけど、だからといって、別にそれでしわが寄るわけではない」と一言。
突っ張るのを放置するとしわが増える、という美容業界の常識をいともあっさり全否定したんだとか。

半信半疑で、でもかぶれを治したい一心で「基本、何も塗らない」を励行したところ、これがかなり調子よい。
だけでなく、肌にもよい感じがするようです。

まず、妹曰く「よけいなもの塗るからテカるんだと思う」とのこと。
化粧水も乳液も塗らなくなったら、テカリもなく、肌は快適なんだそうです。多少洗顔直後は突っ張るものの、その後は別にどうということもない・・・

さらに、ワセリン+ファンデという化粧のみで、日焼け止めも何も塗らなくても、「あんまり灼けない」ことも発見したらしい。

私から見ても、妹のお肌は、きめが細かくビューティフルです。
つまり、よけいなことを極力省いた結果、理想的な状態に肌は導かれたことになります。

無印良品とかドラッグストアとかで適当に基礎化粧品買っていた私と違って、妹は今まで、きちんとしたブランドの割りに高級な化粧品を今まで使っていました。
「金かけてたの、今までなんだったんだ。」
そりゃ、そうも言いたくなる・・・

しかし、私は何となく理解できるのです。
ひどい乾燥肌故、風呂に入っても、石鹸を使う箇所をごく一部に限っている私。シャンプーを使う頻度を極力少なくしている私。
肌トラブルからは比較的遠ざかり、髪の調子も美容師さんお墨付きに回復。

つまり、年齢を経て弱ったものを美しく保つためには、「極力刺激しない」が大正解、なのです。

というわけで私も今、「何もしない」を励行するかどうか悩み中なのです。
ひどい乾燥肌としては、かなり勇気がいりますけど。

2014年10月12日日曜日

フィギュアスケート2014シーズン一考。

札幌から両親と妹がやってきました。
私以外の3人は、すうすうと寝息をたてて寝ております。
せまっくるしい1Kの部屋に4人・・・暑い・・・
というわけで、土曜深夜のハヤシです。
NHKケータイ大喜利に織田信成が出ています・・・

本日、BSフジで「ファンタジー オン アイス 2014 in 富山」を放送していました。
今話題のサラ・オレインの生歌やその他パフォーマーとスケーターとのコラボというなかなか見応えのある企画があったほか、往年の名選手が続々出演しており、アイスショーの中でもかなり面白いものになっていました。

既に競技を引退した有名選手としては、なんと久しぶりのジョニ子、キャンディロロに、麗しのランビエール様などが登場しました。
国内からは、安藤美姫、鈴木明子、(引退表明はしていないけど)高橋大輔が登場。

トリは、羽生ちゃんでした。
クラシックの曲を踊っていました。
この子がまっとうなクラシックの曲を滑っているのは始めて観ました。
案外よかった。
が、金メダルのオーラを持ってしても、今回のトリは、その前に出てきた往年の名選手が放つオーラからすると、全くもってまだ貧弱であることは否めませんでした。

まあ、まだ若いから仕方ないよね・・・
売りが「かわいくて4回転が飛べる」しかないからねえ。

先ほど名前を挙げた選手のうち、正直キャンディロロは年も年だし、演技事態が結構つらそうでした。でも、若いころの迫力や(エキシビジョンの)素っ頓狂さとは違う「大人の男の円熟味」がぷんぷんにおう演技は、プロスケーターとしてまたひとつ違う領域に達していることを思わせて、かなりかっこよかったことは事実。

ジョニ子は、現役時代よりも「自分の世界」に対するこだわりを自由に表現できるようになったことは明らか。
化粧がかなりド派手になったことに最初驚きましたけれど、体のしなりがそれはもう本当に美しくて、ここまでの表現力の持ち主だったのか、と感動すら覚えました(DV被害→離婚という経験も表現力に磨きをかけたのかも知れません)。

そして、ランビエール様は、相変わらずの氷上のバレエ。そして「スピンのランビエール」も健在。もう一度現役復帰して欲しい、と願わずに入られません・・・

そうなのです。
これが今のフィギュアスケート界を表しているのです。

高橋大輔、鈴木明子、浅田真央、(安藤美姫)不在で、エースがいなくて困っているのは何も日本フィギュア界だけではない。

今年は、パトリック・チャンもお休み。ソチの女子シングル金メダリスト、ソトニコワも休養するらしい。

羽生ちゃんも腰の故障がどうもかなりまずい状態ですし、圧倒的な強さで君臨できるかといわれると、そうでもない。

つまり、競技の強さだけではなく、華やかさ・美しさも含めた選手としての存在感やカリスマ性、スター性で、フィギュア界を引っ張っていく人物というのが、世界的にもシングルの領域には、いない、あるいは極めて不足している状況なのです。

確かにオリンピック翌年ですから、そういうことが起こっても当たり前のようにも思えます。

しかし、バンクーバーの翌シーズン、どうだったろうか?トリノの翌シーズンはどうだったろうか?
こんなに中心人物不在立ったという記憶はなかったような気がするのです。

だからこそ、往年の選手が出ているアイスショーに惹きつけられる。
ハヤシは、ハッキリいって競技スケート好き。そのハヤシが、ここまでアイスショーの番組を熱心に視聴していた。
これは、もしかすると「競技なんか観てもスケートの楽しさ、良さがわからん」という衰退の第一歩なのかもしれないと思うのです。

今月末には、もうグランプリシリーズが始まります。
とりあえず男子の1戦目は、町田樹くんと、デニス・テンがでるらしいことはわかっています。
しかし、女子・・・誰でるの?
こんな感じ。

日本という国からでなくてもいい。競技の核になる「引っ張ってく選手」に現れて欲しい。
競技者の裾野を広げるためには、そう言う人の背中を見せることが一番だと思うので。



2014年10月5日日曜日

ウブな高学歴女子と男のズルさ。

東京は雨です。
台風の影響で、どうも明日も大荒れらしい。
昨日は新事務所で開業準備やら簡単な書類作成に追われて、下手すりゃウィークデーより忙しい感じでした。
で、本日は久々の引きこもりで、ほんとに久々に台所で料理をしているところです。
ポメラを台所に持ち込んで、煮込み料理の様子を見ながら書いているところだったりします。

ちょっと、ショックなことがありました。
3年前まで勤めていた先の事務所の後輩(つまり同業者)が、離婚しました。
ショックだったのは、離婚原因の方。
DVや夫からの脅迫などなどだったらしい。
どうも、つきあっていた当初は、それはそれは優しくて、結婚したとたんに化けの皮がはげる、モンスター系(人格障害系)の男性だったようです。

ものすごく仲がよかった後輩というわけでもないのですが、スポーツウーマンで、さばさばしていて、なかなか度胸のいいことをやってのける、そんじょそこらの男より、よっぽど雄々しい女性弁護士でした。
仕事において、戦わなあかんときにはそれをいとわないハヤシから見ても、「この人、すごいな・・・」と思わせる人でした。

FB仲間でもある彼女。以前は頻繁に投稿していたのですが、最近投稿がないな、どうしたのかな、と思っていたところ、今日メールが来て、実は・・・と打ち明けられたという次第。
最終的には、(おそらく想定していたよりも短期間で)離婚できたので、それ自体はよかったと思うのですが、あの彼女が、しかもDV被害か・・・と、考え込まずにいられない。

今まで結婚しそうになったことや、結婚したいと思ったこともあったハヤシですが(そして、そのことについてはこのブログでも触れていますが)、結果として結婚せずに、ここまで来ている。最近は、孤独死も視野に入れている状況です。
で、今まで結婚しなかったことについて後悔はしていないし、むしろ「結婚しないでここまで来てよかった」という気持ちの方が、実際のところ強い。

その原因を、今まで突き詰めて考えたことはありません。が、「周りで結婚で幸せになっている人がごく少数」という事実は、確実に一因を担っています。

DVで離婚した人も他にごく身近にいます。しかもその人は再婚してさらに離婚(こちらはDVではなかったようですが)。

仕事の都合で数ヶ月の別居婚生活の後、夫の元に行ったらとたんに同居を拒否されてあえなく離婚という話を聞いたこともあります(たぶん女ができたか、結婚生活に怖じ気づいたか)。

イスラム教徒の第2婦人として求婚されたという知人もいて、どう考えても家政婦代わりに連れて行こうとされているのに本人だけが気づかない、というケースもある。

精神的DVで離婚調停から訴訟へ移行した同業の後輩も他にいました。
同期でも、夫がストーカー化しているケースが他にあり・・・

しかも、女性弁護士はやはり離婚事件を扱う機会が多く、ハヤシ自身も「え~」というDV事件を何度か扱ったことがあります。DVじゃなくても、夫のために借金しなくちゃならなくなり、自己破産、離婚とかいうケースも珍しくない。

こういうの見てると、自然、結婚したってろくなことがないという刷り込みがされちゃいますし、「自分も含めて高学歴かつハイソ系職業に就いている女は、男を見る目がない」という理解認識にもつながるわけでして。

10年くらい前から、高学歴でもかわいくておしゃれな女子、男の子にももてる、というタイプは、多発してきました。
しかし、だからといって「男を見る目」が養われているかというと、たぶんそうでもないんだな。

「かわいくておしゃれ」にしているのは、女からのひがみに基づくバッシングを避けるためであることが多く(おしゃれであっても、男の子には全然もてないからね)、寄ってくるタイプの男は、大概、見た目重視か、その「頭の良さ、それ故の強さ」をアテにする、要はどっちにしろ、どうしようもないタイプ。

そして、かわいくすらない高学歴ハイソ系職業女子に寄ってくる男子の中には、「こいつのコバンザメになってれば食いはぐれない」というやましい気持ちを持っている輩が多数。

あんまり男の子に優しくされたことがないこの手の女子は、つきあっているときの男子のサービスを優しさだと勘違いし、しかも、多少収入的に男の方が劣っていても、実際食いはぐれないので目をつぶる。
結婚願望がそこそこ強ければ(高学歴女子は一般的に、結婚願望はそこそこ強いぞ、きっと)、「これが一遇のチャンス」とばかりにしがみついてしまう。本来感じているはずの違和感をタンスの奥の奥にしまい込んで・・・

で、期待に胸膨らませて結婚したら、男はとんだ大凶もののはずれくじ、というわけです。

ま、ただ、高学歴女子の場合、収入的に困らないので、男がはずれの場合、愛情さえ残っていなければ、すぐにバイバイできる、弁護士に頼んできっちり争える、さらに同業者の場合には、身の処し方がきちんとわかっている、そのため、ドロンドロンになる前に対処できるとはいえます。

が、そもそもの入り口の部分でつまづきやすいのは、これはもう、どうしようもないわけです。

男ってずるいよねえ。

男の人から見れば、女だってずるいっていうことになるんでしょうけど、私からすると、男の人って、すべからく、本能的に女にしかない「母性本能」をくすぐるスベを知っているのです。
くすぐられまくって「男の手の内」を知り尽くした女性たちは、いざというときにだまされにくいけど、くすぐられた経験がきわめて少ない高学歴女子は、まんまとだまされてしまうわけです。

まあ、とにもかくにも、結婚だけが人生じゃない。
離婚したからって、あなたの人生が終わりってわけでもない。
離婚した後輩は、ケーキもって私の事務所に来てくれるっていうし、そのときには、独女ふたり、男のグチでも垂れまくろうかと思います。








2014年10月3日金曜日

独立開業、悩ましいこと。

どうも。
これから弁護士会の研修が始まるというのに、ブログしているハヤシです。
今回の研修は、弁護士会主催の相談担当として登録されるために必要な研修であり、ある意味仕方なく受けています。
弁護士会の研修というのは、とてつもなくつまんないものが多数含まれていて、しかも、これを受けないとあれができないこれができない、とやまかしいことになっているわけです。
今回の研修は1000円徴収されています。つまんなかったら、クレームつけるからな、覚悟しとけよ、弁護士会!!

さて、前に独立開業するということを、さらっと、このブログでお伝えしたと思いますが、今月下旬に開業を控え、徐々に準備も進んできました。
おそらく、明日突然開業しますといっても、開くこと自体はできると思います。
まあ、消耗品が揃ってないといえば、そうなのですが、そんなもの、ASKULで頼めば、すぐに手に入るわけでして。

独立するということになると、ありがたいのは友達の存在。独立に必要なもので、しかも、なかなかに後回しになりそうなものをくれたりするのです。
例えば、いただいたもので嬉しかったのは、「2枚から80枚まできれいに留められる」というホチキス。
弁護士ハンコセット。
穴開けパンチ。
最初についたボスからは電子レンジをもらうことになりました。
仲の良い同期の友達からは、訳あって使わなくなる空気清浄機をもらうことになりました。

あと、すごく嬉しかったのは、アーティストをやっている友人(としか表現しようがないのでそう書きますが、自分にとってはそれ以上の存在)が、絵をくれたことです。もちろん自分で描いたもの。
原画ではなく、それをプリントしたものをキャンパスに張り付けた、ある意味非常に凝った絵なのですが...
個性が強い絵ですが、これが事務所の雰囲気にぴったりで!!
ともすると、法律事務所って殺風景になりがちです。
これ、実は、事務所を飾るという意味だけでなく、そこで働く自分にとっても精神衛生上よくない。
今、平日の6~7割は新事務所で執務&開業準備で、仮ではありますが、本棚に絵を飾っています。
たまに目に入ると、非常に気持ちが落ち着いたりするのです。
アートの効用は、大です。

さて、ちょっと頭が痛いことがあります。
それは、独立後、複数の植物が届くであろうということ。
独立ではなく、移籍の時も、小規模ながらお花や植木がいくつか届きました。

実はこれ、4月に独立した友人の弁護士から、さんざん脅されまくっています。
なんでも、この友達、執務室、相談室に並べても足りず、エントランス前の通路に並べても足りず、契約違反になるのを覚悟でビルの共有スペースに出さなきゃならなくなるくらい、胡蝶蘭が来ちゃったんだとか。

わざと世話をせずに枯れるのを待っていたらしいです...せつない、胡蝶蘭...

この友人は、私のことをある程度お分かりのようで、「ハヤシさんの場合はさあ、アフリカの花とかとんでもないのが来ちゃう可能性があるよ。アフリカの花は、枯れ始めるとすごい臭い出して、大変なんだよ!!」と、ワタシ特有の問題を指摘してくれちゃったのです。

そういえば...
ホチキスとかハンコセットをくれた同業の友人は、「花なんかもらっても仕方ないでしょ?使えるものが欲しいよね。○○はどう?」と提案してくれたのでした。

そうなのです。
こういうとき、花なんかもらっても、しかたなかとよ。
特に単なるブーケなんか来ちゃった日にゃ、花瓶すらないからね、たぶん。
胡蝶蘭なんかもらったって、世話できないからね。
植木なんかもらった日にゃ、枯らしちゃうよ。
ついでに言うと、鼻炎持ちとしては、花粉の多い花は、非常に辛い...

というわけで、できれば、お気持ちだけいただいて、事前に丁重にお断りしたいのですが、こういうの送ってくれる人というのは、目上の先輩、とかだったりするので、なかなかに難しい...のです。

いや。
ほんとに、花は好きなんですよ。たまに自分でもテーブルフラワーみたいなものを買って飾ったりしますから...
でも、自分で世話できる範囲を越えるものが来ると...

誰かそれとなく吹聴してくれないかなあ…
ハヤシ、花いらないって言ってたって。
も、遅いかな...

開業直後の状況は、おそらく10月24、5日当たりのこのブログで書くことになると思いますが、お花いっぱいで死にそうになってたら、間違いなくご報告することになると思います。