9月2度目の三連休初日。
今週こそは休みたいと思ったものの、初日は午前中仕事でした(午前中だけでしたけど)。
そのせいか、午後からスパークしっぱなしで、夜はビアを飲んでピザなど食べてしまいました。
ビアもピザもおいしくいただきました。
さて、皆様、NHK金曜22時から放送されているドラマ、「これは経費で落ちません」をご覧になっているでしょうか。
*「これは経費で落ちません」の情報はこちらからどうぞ*
https://www.nhk.or.jp/drama/drama10/keihi/index.html
主演は、多部未華子ちゃん。猛烈アタックの末恋人になった山田太陽役はジャニーズWESTの重岡大毅くん。
見れなかった回もあったのですが、このドラマ、石鹸会社の経理部の女子社員が主人公という、地味でありながらマニア魂をそそる設定がツボにはまり、楽しみに見ておりました。
一昨日9月20日の第9話(次回が最終話)では、多部さん演じる森若さんが情報漏洩の濡れ衣を着せられ、窮地に立たされました。
情報漏洩があったとされた日の夜には、森若さんは恋人の太陽君と一緒でした。
が、森若さんは、その事実を、疑いをかける上司に報告しようとしません。
違う方法で自分の濡れ衣は晴らせるという考え。
そして、職場で恋愛を公表して「公私混同したくない」という考えからでした。
が、太陽君は、彼女が犯人と決めつける連中に向かって、彼女の許可も取っていないのに、その日の夜は一晩中自分が一緒にいた、と大声で告げてしまいます(元々オープンにしたくて仕方なかった)。
その後、太陽君は、上司から香港への出向を告げられます。
そして、経理部がアウトソーシング化されて居場所がなくなるかもと憂いている森若さんに向かって、「大丈夫」「自分が食わせます」「結婚してください」と畳みかけてしまうのです。
この流れ、皆さんの目にはどう映ったのでしょう?
太陽君のまっすぐな想いにきゅんとなったのでしょうか?
男気溢れる姿勢に「ぶれないなあ」と思ったりしたのでしょうか?
私は、どちらでもありません。
まさに反応は森若さんと一緒。
ん?
という感じです。
いただけません。
こやつ、働く女の誇りを、全くわかっていません。
経理部の制服組の女子というと、なんとなく、「仕事に対してそこまでのプロ意識は持っていない」と思われていることが多そうな気がします。
それは、仕事が良くできる森若さんのポジションのような女性でも、同じ。
しかし、どんな役職だろうと、働く女子の中には、自分の仕事に誇りをもって、そこに「居場所」を感じている人が少なくないのです。
森若さんは、まさにそうであるはず。
そして、仕事に誇りを持って働いていた森若さんを、太陽君は好きだったはず。
なのにあっさり、仕事をやめる前提での「僕が食わせます」「結婚してください」は、なさすぎる!!
香港に出向することになった太陽君にとっては、経理部がアウトソーシングされるのが、まるで「渡りに船」だったかのよう。
好都合と思ってたんじゃないの、太陽君。
などとうがった見方にさえ、なってしまったのです!!
仕事がなくたって僕がいるからいいじゃん!!
てことでしょ?
そうじゃないんですよ。
せめて、せめてせめて
「確かに経理部がなくなるのはあなたにとって大変なことだけど、それでも自分がいることを忘れないでほしい」
というセリフにできなかったのかな…
よく、働く男性にとって、妻の「仕事と私とどっちが大事?」は愚問であるといわれます。
女性だって同じなんですよ!!
こういう気の利かないプロポーズをされた森若さんがどういう反応を示すのかが楽しみではあります。
が、ぼーっとなってしまって、結婚!!なんてことには、もうどうしたってならないでほしいのです、長らく独身で働いてきた女子として。
私は、もう10年ほど恋愛をしないで働いて生きてきました。
しかし、恋愛をしなかった10年が、空虚だったとか、寂しかったとか、そんなことは全くありません。
恋愛をしないと決めていたわけではなく、たまたま恋愛をせずに生きてきただけに過ぎません。
仕事が私を支えてくれました。
一生懸命働いた先に、「ああ、これをやってよかった」と思える瞬間に何度も会えて来ました。
その感動が、私を生かしてくれました。
働く女子(男子も同じかもしれないが)というのは、そういう生き物だと思うのです。
恋愛、支えてくれる男子が常に女子にとって一番大事、というのは男性の幻想にすぎません。
そういうことを太陽君が思い知る展開になってくれることを来週の最終話に臨むハヤシなのでありました。
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