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2020年5月13日水曜日

ハムスターに依存する女

本日、久しぶりに出勤日でした。


11日から職場は出勤当番制になり、今日が私の出勤当番日でした。
今日は午前に呼吸器科の予約があり(咳喘息治療)、薬の処方を受ける必要がありました。
病院に行って、霞が関で用を足して、11時ころオフィスに出勤。
16時ころ、仕事が一段落したので戻ってきました。


私の前の座席は、マスクもしない衛生観念のない若い男で、そやつも15時ころ出てきたので、あまり同じ空間に痛くなかったというのもありますが。


自宅でもぼちぼち仕事はしていましたし、今、裁判所などもストップしてしまっているので、職場に行っても雑事に塗れるということはなかったのですが・・・久々に職場に行って、「ああ、仕事ってこういう感じだったわね」という感触はありました。


ただ、久々に「他人のいる空間に長時間いる」という経験をしたためか、妙に疲れてしまったのも事実。
自宅に帰ってきて、ブログ2本書いてますが、よく書けてるなあなんて思いますもの。
ついさっきまで、動悸していましたし・・・


実は昨日、私は心療内科の予約診療でして、その際主治医の先生に、今後の出勤体制のことを聞かれました。
当番制ではあるが出勤は復活するということを告げると、先生は、いきなり大変にはならないのかと聞いてきたので、「すぐにはそうならない」と答えました。


が、それに付け加えて、「通常の出勤体制に戻ったときに、ちゃんとやっていけるか不安である」ということも伝えました。
事実、そういう不安があるので(それは後に詳述しますが)。


先生によると、そういう不安を持っている人は結構いるということでした。


在宅勤務って(職場にもよるんでしょうが)、良くも悪くもマイペースで回せるので、その時間が長く続くとそこに馴染んでしまい、通常勤務という「社会復帰」を果たしたときに元通りにやれるかどうか不安という人は、そうそう珍しくもないようで。


ちょっと安心しました。


私の場合、「通常の出勤体制に戻ったときにちゃんとやっていけるか不安」ということのなかに、「ああ、マサムネ(注:私の飼育するハムスター)に昼間会えなくなってしまう」という不安も含まれているのですよね。


この1ヶ月あまり、昼間家にいることが多くて、昼間のマサムネの様子というのも見てきました。
まあ、彼は夜行性なので、昼はおトイレとか、お腹が空いてなにか口に入れたいとか、そういうタイミングでしか姿を表さないわけですが、それでも、その時その時の表情というものがあって、そこに触れるのを、私はいつの間にか楽しみにしていたのでした・・・


ひとり暮らしの私にとって、彼は、昼間滅多に姿を現さないけれど「そこにいてくれる存在」であって、私は日々それを感じながら生活してきて、いつの間にかそれが当たり前になってしまっていたわけです。


加えて、この間、マサムネは、血尿が出たり、尿中に細菌が見つかったりして、病院に連れて行ったり、お薬を飲ませたり・・・と、直に関わることも増えました。


今までも愛着をこの上なく感じていましたが、この1ヶ月あまりのうちに、マサムネは、私の生活に本当に欠かせない存在になってしまったのでした。


従前の生活に戻ってしまうと、そんなマサムネのそばに入れなくなる、私がいない間にマサムネになにか起こっていたらどうしよう?などなどと考える自分がいるわけです。


彼の寿命は長くて2〜3年なのに・・・
遠くない将来、彼とは格別に離別する、それをわかって飼い始めたのに・・・


ああ、これを「依存」というのかと、ひしひしと感じます。


「昼間マサムネのそばにいられない」という不安も確実にあります。
私はこの不安を乗り越えていけるんでしょうか?


当番の出勤を重ねてなれていくしかないんだろうな、これは・・・



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