北京オリンピックも今週で終わり。
個人的に夏季より冬季のオリンピックの方が好きで、仕事の合間を縫いながら、フィギュアスケートにカーリングにスピードスケート、ノルデイック複合、スノーボードハーフパイプと楽しみましたなあ。
昔はリュージュとかボブスレーとかも観ていたけど、さすがに最近は見ておらず…
あ、フィギュアスケートの感想については、はてなさんの方に書かせてもらっています。
よければご覧ください。
https://comcomcom0620.hatenablog.jp/
一言言うと、もしかすると今回のオリンピックをきっかけにロシアのエテリ帝国は崩壊していくかもと思います。
坂本花織のような、ジャンプだけじゃない、スケーティングも演技構成も極めていて感銘力のあるスケーターがこの時代に高く評価されたことはスケート界全体にすごく意味があったと思うのです。
世の流れが、スケート本来の姿を追求する方向に流れてくれればいいなと思います。
さて本題。
先週は、転職活動の方でちょっと動きがありました。
以前から声がかかっていた2つの法律事務所でオンラインの面談があったのです。
1つは初回面談。
こちらは正直、業界の評判はあまり良くないところ(以前一度面談しに行ったところとは別の評判が良くないところです)。
もう1つは2回目。こちらも全国展開しようとしているところですが、初回面談のときの感触は、私でもやっていけそうだなあという感触のところで、札幌の支店の方と面談してのでありました。
16日水曜日に業界の評判が良くないところの面談を受けました。
その前に先方の要望で、新人募集向けに作った動画があるのでそれを見ておいて欲しいと言われていたので、仕事の合間を縫って真面目に見ました。
そうしたらまあ…なんか経営戦略の話ばかりで、顧客に対してどういうサービスを提供していこうという話が全然見えてこない。
何かちょっとなあという感じで、面談に突入したのでありました。
先方はお二人が面談に対応していました。
面談では、履歴書に沿って、私の経歴を事細かにチェックして聞かれていきました。
もう、本人すら半分忘れかけている大学院時代の話から、前職の公務員試験予備校の非常勤講師時代の話まで遡って聞かれていくわけです。
弁護士になってからの経歴についても、それぞれの職場での仕事内容であるとか、移籍の理由であるとか、本当に事細かに聞かれていきました。
ひとしきり向こうが経歴を確認したら、今度は、どうして応募したのか(転職エージェントに声をかけられたからというのが本音ですが、そこは大人の回答をしました)、入所したらどういう仕事がしたいか、などなど質問されました。
最後には、私の方から聞きたいことがないかと言われ、その場で思いついた2、3の質問をしたという感じです。
そして、2次選考に進む場合にはまたエージェントを通して連絡しますということで終了しました。
面談は、かなりきっちりしていて、自分のイメージでは大企業の中途採用面談でこんな感じかしらという印象でした。業界の良くない評判とは裏腹に?採用関係はしっかりやっているのかもしれません。
が、それだけでに、マイペースで協調性のない私は、「窮屈そうな事務所だな〜」という印象が拭えず…この段階でお断りするかどうか、ちょっと考えてしまいました。
で、翌日仲介してくれたエージェントの担当者さんと電話で話したのですが、結果は1次面接突破。2次面接は、直接事務所に行って、代表(確か3人いるはず)とやって欲しいという要望が来たわけです。
まあ、何事も経験なので、お受けすることにしました。
で、もう1社の方。現時点ではこちらが本命です。18日の夕方に面談しました。
何しろ、ゆくゆく札幌に行く人を探している事務所なのですから、そういう意味では願ったり叶ったりです。
先ほども書きましたが、現在札幌支店で勤務している弁護士と面談しました。
こちらは、先程の事務所とは対照的で、(1回目もそうだったけど)超フランク。
コンセプトとしては、札幌の支店のイメージを掴んで欲しいという感じで、担当の弁護士さんが、どんなふうに仕事しているか、事務所はどんなところにあるか、どんな設備でやっているか…などなどを教えてくれて、私の質問にも話の流れで丁寧に答えてくれました。
一方的に面接されているというよりは、会話しているというイメージでした。
こちらの事務所は、1回目の面談の時も言われたのですが、リモートで仕事ができるよう環境整備されていて、出社の義務がないというのが非常に理想的。
持病がいくつかあって、月に2〜3回通院が必要な上、将来的に札幌に帰ったら、動物と暮らしたいと思っている私には、まさにうってつけの条件なのです。
また、初回の法律相談は原則電話で行っているそうで、法律相談のためにわざわざ事務所に出向かなくていいというのもポイント高い(とはいえ、対面相談原則という中でこれまでの弁護士人生やってきた私は、電話相談の機会が多くなってきた昨今の状況には、まだ慣れ切っていないのも事実なのですが)。
依頼をどうやって受けているかというのも教えてもらいましたし、あとは、最初に勤務する東京の事務所に行って事務所全体の雰囲気を掴みたい…と思っています。
今の事務所がかなり自由な雰囲気なので、それに近いイメージのところを探している私には、まさに第1希望の事務所です。
不安材料としては、事務所設備の点がまずはあげられるかなと思っています。
おそらくコストをかけないためだと思うのですが、展開しているどこのオフィスも、シェアオフィスを利用してやっているようで、おそらく会議室の設備などが一般の事務所よりは充実していないのかなと思うのです(だからこそ初回相談は電話が原則なんだろうと思うのですが)。
今まで私は、それなりに事務所設備がきちんとしている事務所で仕事してきたので、そういう設備のところでついていけるかというのは若干気になるところではあります(わりと環境適応力はある方なので、そこまで心配はしていませんが)。
あとは給料をどこまで保証してもらえるか…ですね。
条件さえ整えば、こちらの事務所に決めたい…というのが今のところの考え。もちろん、何があるか分からないので、前のめりにならないようにしようとは思いますが。
そして、実は、新規であと2社、エージェントから声がかかっています。
一応週明け話だけは聞いてみようかと思っているところですが。
転職活動をしてちょっと思ったのは、札幌で最初から独立というのも選択肢としてまるでなしではないなということです。
札幌って、うちの業界あまり仕事がないと言われているようなのですが、大手の事務所がわりと最近ちょくちょく参入しているのです。
ネットやリスティングで広告出して、マーケティングしてということをしっかりやっていけば、まだまだ事件の掘り起こしはできるようです。
札幌の既存の弁護士が仕事がないと言っているのは、おそらくネット集客というのをしっかりやっていないからなのでは…とそんな気がするのですよね…
18日に面談した事務所の弁護士の方もそんなことを言っていました。
ということは、個人の零細事務所であったとしても、ある程度マーケティングして、広告をしっかり出して、ネット集客の手段をしっかり講じていけば、仕事自体はある程度取れるのかもしれない…などとも思っています。
なので、今の第1候補の事務所の話が潰れたら、マーケティングの勉強などもちょっとしつつ(私にできるかな、そんなこと?)、ネット集客をどう工夫するかということも考えつつ、自分で独立する道も考えてやってみてもいいかな、なんて思ったりもしています。
転職活動、声がかかったところは、とりあえず断らずに全て面談を受けてここまできましたが、実際色々勉強になるところはあり、自分の選択肢、間違ってなかったよなと思っています。
とりあえず慌てているわけではないので、たとえ第1希望のところでも、条件的に譲れないところに引っかかってくるようであればお断りする、くらいの気持ちを持って取り組んでいければなんて思っています。
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