土曜日に更新しています。
というのも明日の日曜日は,東京に午後帰るため,投稿の時間が取れないのです。
今回の帰省は,飼ハムのマサムネが亡くなったことや,移籍準備などもあったため,9泊10日と長めに取っておりました。
が,終わりに近づくと,非常にバタバタしており,ほぼ1日も休めず,あっという間に終わった夏休みでした…というかほぼ休んでないですけど。
おかげさまで,Uターン後の家は決まりました。
決めるまでに不動産屋計4件回り,挙句,場所は想定していた所と違い,家賃も想定する中で1番高い金額を610円越える(全部込み込みで)という結果になりはしましたが,自分としては,まあ良い物件に決まったかなと思っています。
というのも…
私は当初,実家にごく近い場所の賃貸マンションを探そうと思っていました。
我が実家は,大谷地というファミリー向け分譲マンションが立ち並ぶ地域にあります。
市営地下鉄東西線沿線です。
当初は,大谷地駅からそれほど遠くないエリアに住むことを予定していました。
そこで,22日に予約をとった不動産会社では,その旨伝えて探してもらっていました。
が,ここで1つ問題が生じます。
前々回投稿を読んだ方は,お分かりかと思いますが,私,Uターン後は猫と暮らすことが決定してしまいました。
*この件については,こちらからどうぞ*
https://comcomcom0620.blogspot.com/2022/08/isekijunbitonekomamire.html
で,当初から猫1匹抱えるとなると,この猫が私が留守がちであるために寂しがるようになった場合に備えて複数飼育できるところで住居を決めた方が良いのではないかと考えました。
さらに,動物の飼育が決まっているのであれば,エアコンは必須。
そこで,できれば猫複数飼育可,エアコン付きという条件で部屋を探すことになったわけです。
そうしたところ,該当物件はごくわずかな状態に…
エリアを絞った段階では,内見できるところで探すとなると2件しかありませんでした。
で,その2件を見に行ったのですが,1件はバルコニーがなく,しかも何かすごい圧迫感を感じる部屋で,候補から落ちました。
もう一部屋はまだ建築中でしたが,中を見たところ,仕様は悪くない,駅からも徒歩3分。ただ,洋室が3.5畳とかなり狭い…という状況でした…
実家からは駅2つなので,まあ,じゃあとりあえず後者の部屋を候補のひとつにしておいて,翌日別の不動産屋に行くことにしたのです。
また同じエリアで探そうかなと思っていたところ,この日の夜に会った友人から,もう少しエリアを広げた方が,条件に適った部屋が見つかりやすいのでは?と言われました。
さらに,弁護士という私の職業を考えると,ぶっちゃけ「もうちょっと良い地域」に住んだ方が良いのではないか,とも言われました。
はあ,そんなもんかなあと思いながら,とりあえずアドバイスに従って,翌日はエリアを広げて探してみることに。
翌日の不動産屋の担当者さんはどえらい根気がある人で,東から西に向かって気になる物件を
しらみ潰し的に当たって,ペット複数飼育可かをいちいち電話で確認してくれました。
そうしたところ,内見できないところ2件,できるところ2件ヒットし,現地に行ってみることに。
その道中札幌の賃貸不動産事情を色々教えてもらったのですが,なんと,前日見に行って候補に入れていたマンションの地域が,実は生活保護受給者が多いということが判明しました。
生活保護受給者はこれまで仕事で数えきれないくらいお付き合いしてきましたが,精神的に不安定な人がかなり多い。
ということは,周辺にちょっと問題ありげな人が多く住むということで,(個人的にそこまでとは思わないけれど)治安の面でやや心配な部分があるかなという気持ちになりました。
そんなこんなで,紙面での情報を見た中で一番気になっていた物件に到着。
場所は西11丁目という駅に程近い都会エリア。
周辺は法律事務所だらけです(裁判所の最寄り駅なので)。
中に入ると,バルコニー側ともうひとつ大きな窓がありました。
が,バルコニーは北向きで,大きな窓は隣接するビルの壁に面しています。
そんなわけで,日当たりは決して良くありません。
あと角部屋のため洋室に柱の出っ張りがあり,そのためにベッドの起き方どうすればいいかなと,ちょっと悩む事態に…
それでも天井が高く,ウォークインクローゼットも図面上より広い部屋は開放感があり,「あ、ここいいかも」と咄嗟に思いました。
今の東京の住まいは,窓はベランダ側1つしかなく,しかも北向きで,やはり日当たりはそれほど良くない。でも気に入っている部屋でしたし。
エリア的には、地下鉄で実家の最寄り駅まで18分。ドアトゥドアでおそらく30分程度。
職場からは一駅で、歩く距離考えても20分で通勤できる。
しかも裁判所に来る用事があれば、行き帰りにさっと自宅に寄って猫の様子も見られる。
周りはコンビニが2件、小さなスーパーは1件、老舗のパン屋が1件。
ドラッグストアがないのがちょっと難点ですが、職場近くにあるので大した問題でもないだろうと思いました。
高級賃貸シリーズだったらしく、家賃がややお高めで、トランクルームを借りると,先ほど書いたとおり,予算を610円オーバーすることになりましたが…とりあえず仮押さえ。
そしてその後他の不動産屋2件回りましたが,これ以上の出物がなく,最終決定したわけです。
15年前に実家を出て以来,私は「そこそこいいところ」に住んできました。
最初は東京中野の駅前。
名古屋では星ヶ丘というそれなりの住宅街に住んでいました。
今は千代田区の秋葉原から徒歩15分ほどのエリアで,治安はまあまあ良いところ。
その私が,いきなり,足立区や葛飾区,荒川区的なところに住んでも,馴染めないだろう…
そんな風に思うと踏ん切りがつきました…
最終的にはいい物件を見つけたかなと思います。
と,不動産の件はこれで一件落着したわけですが,肝心なニャンコとの暮らしに若干の不安を覚えました。
24日,新しく預かりをしてくれているお宅に費用をお支払いしに伺い,猫ちゃんと3ヶ月半ぶりの対面。
預かりさんは気を利かせてくれて,しばらくの間,1人と1匹にしてくれました。
まあ,私も若干しつこくて悪かったのかもしれませんが…
撫でるポイントが気に入らなかったらしく,パシっとされて流血する事態になりました…
しかも,この猫ちゃん,抱っこは大の苦手。
触れる部位もかなり少ないようですし,超マイペースの偏屈ちゃんのようなのです。
まあ,人に慣れるのに絶好の子猫の時代を長いことペットショップの狭いケージで過ごしてしまったので,そうならざるを得なかったのだと思いますが,果たして一緒に暮らしてうまくやっていけるのかしらと,かなり心配になったのでした。
母からは,多くを求めずに一生懸命お世話していれば大丈夫と言われましたが…
こういう猫ちゃんが心を開いてくれた時はそりゃ嬉しいだろうとは思うし,ご飯やトイレのお世話を続けていけば,自然とわかってくれるものかなとも思うのですが。
引っ掻かれた日は結構落ち込みましたが,落ちこんでも11月にはこの子との暮らしは始まるので,まあ,気にしすぎても仕方ないかと。
札幌での暮らしは穏やかなものになればいいなと思っていましたが,案外波瀾万丈になりそうな予感がするのでした。