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2023年4月10日月曜日

東京弾丸出張で感じた「組織で働く」ということ。

本日、今の事務所に入って初めて1日フルのお休みをもらっています。

つい先ほどまで、ソファで小1時間ほど大爆睡していました。


 先週の金曜日、東京に日帰り出張してきました。

私が今いる法律事務所は、とある企業グループのひとつで、そのグループ全体の責任者が一堂に会して行う会議が春と秋の年2回あるのです。

私は弁護士法人の代表ではないけれど、札幌の事務所の責任者かつ法人の社員ということで、発表することも何もないのに、その会議に来いということで、「座ってるだけ」要員にも関わらず出向いて行ったわけです。

本来であれば、その後の懇親会出席込みで宿泊…というのが求められていたところでしたが、我が家には飼い猫ちこちゃんがいます。

泊まりは何が何でも避けたい。

というわけで、懇親会は欠席することにして、日帰り弾丸で東京に行ってきたわけです(留守中のちこちゃんのお世話は、母と妹にお願いしました。)


会議には本当に行きたくなくて、直前まで、悪天候で飛行機が運行停止にならんかとか、色々考えていました。

が、何も起こることなく当日を迎え、行かざるを得ないことになったわけです。


行ってみて、会議自体は、本当に私が行く意味なんぞ何にもないなと思いました。

会議と名はついているものの、その実は、各グループ会社やセクションが、先期の反省と今季の目標を短時間で発表していくだけで、議論も何もないわけですから。

こんなもんウェブでやりゃいいのにと思う代物でした。実際コロナ禍ではオンライン開催だったそうで、今年は4年ぶりに集合したようです。


ただ、会社には、お金使って人をわざわざ集める意味があるのだろうなと感じました。

要は、「みんなで同じ方向向いて頑張ろう!!」という気概を作るのはオンラインでは無理ということなのでしょう。

みんなで集まって「空気感」を作ってこそできるもの…と経営者側は考えているのだなと思いました。

特に今、うちのグループは成長中のようで、余計にみんなを盛り上げていかなあかん。

そんなわけで、たいまい叩いて全国から社員を呼び集めているのだろうなと思うのでした。


そして、私自身、言ったのが完全に無意味で「次回からは絶対に行かね〜」と思ったかというと、そういうわけでもありませんでした。

「行ってお偉いさんに挨拶しておく」というのも、まあそれなりに意味があることなんだろうなと思ったのです。


私に昨年7月採用の内定が出たあと、会長やら常務取締役やらなんやらかんやらとお偉いさんがずらっと揃うお食事会をしてくださって、その席で私の顔はすっかり覚えられたのでありました。

とても親切に優しく受け入れてもらった記憶があります。

そういう人たちに後ろ足で砂かけるわけにも行くまいと。

で、私は事情があって懇親会には出られる日帰りせねばならん。

なんとかこっちに来ることは来ましたよと挨拶することは、「ああ、ハヤシは札幌の所長として責任は果たしているわけだな」と思ってもらう意味があるのだろうなと思ったのです。


実際、私は休憩時間中にお偉いさん全部回って、ちゃんと挨拶しましたよ。

とても気持ちよく対応してもらいましたよ。

それがこの日の私の仕事だったのだなと感じました。


いやでもなんか、こういうの昭和だよね〜。

男社会だよね〜と思う私がいるのも確かです。

実際、この日の会議、おそらく50人以上は人が集まっていたと思うのですが、女性は私含め3人しかいなかった。

最後列の私の目に映っていたのは、おっさんの後頭部の山でした。


なんかこうもう少しスマートにできないのかなと思いつつ、こういう泥臭い感じが「組織で働く」ということなんだろうなと思うし、男社会でそれなりのポジションを確保して行くために必要なことなんだろうなとも感じました。


次は9月末か10月初めにあるはずですが…

できれば行きたくないのはやっぱり変わりません。

が、「来てまっせー」とお偉いさんに顔繋ぎするために、やっぱり行っちゃうのかなワタシ、なんて思ったりもするのでした。


ああ、やっぱり気長にこういうことがない転職先を探してみよっと。

あくまでも気長に。

お給料はまあまあだし、ある程度融通も効くし、いい職場だとは思うので。



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