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2013年10月13日日曜日

レースアップシューズ命。

札幌から両親と妹が来ました。
3人そろって来るのは、実に1年半ぶりのことで、せまーい1ルームが、一時的に4人住まいの人口密度がやたら高い状態になっています。

さて、家族が来る前に、札幌から届いたものがもうひとつ。
それは、フット・ザ・コーチャーのビューティフルシューズです。

夏に帰省したときに、例のセレクトショップで受注会をしていたので、レースアップシューズをためしばきしたうえ、予約。先々週に入荷のお知らせが来たのですが、その後、裏を張りに出してもらい(これも以前書いた札幌の職人さんのところ)、全て終了した上で、送ってもらったわけです。

お支払いはイーコレクト。
便利な世の中になったものです。

ちょうど仕事が空いていた9日水曜日の午前を指定して届けてもらいました。
で、午後からの仕事に履いていきました。中敷き入れて、防水スプレーかけて。ついでに靴擦れしたときのために絆創膏持って。

いやもう。
今まで履いたどの靴よりも、格段にすごい履き心地。
何がすごいって、勝手に足が前に出る感じで、まさに「軽い足取り」で歩けるのです。
近い感覚は、一番最初にカンペールの定番スニーカーを履いたときにも感じたのですが、そのときよりもさらに「うわ、足が勝手に前に行く」と驚きました。

この日はけっこう移動したのですが、足は全く疲れず。
いい靴でも、初日というのは、足の入れどころというか収まりどころというのがそれまでと異なるので、疲労感があるのですが、この日は全くありませんでした。
まあ、若干すれるところがあるにはあったのですが、問題なく克服できる範囲で、それがために心地悪いということも全くありませんでした。

この靴、実はHYKEで出しているものと全く同じ型だそうですが、HYKEの名前が入るかどうかで、お値段が3万円以上違います。
ネームにこだわらず、良品を履きたいなら、こちらがオススメ。

最近、靴に対するこだわりが強くなってきました。

私は、前にも書いたとおり、足の形が日本人らしくない甲低幅狭であるうえ、膝裏痛などの問題を抱えており、靴をチョイスするときの条件は、長年、形が自分の足に合って歩きやすいこと、でした。

もちろん、だからといって、ファッション性度外視というわけではなかったのですが、こういう人間にとっては、スニーカーやカンペールは非常に都合の良いアイテムで、このふたつのブランドを駆使して、何とか許せる範囲のファッション性を保ってきたわけです。

靴オタクといえば、私の周りでは、断然妹。
「イメルダ婦人を目指す」と公言し、母に「ムカデか」といわれるほど、こつこつと靴を買いためています。
レースアップにバレーシューズに、オードリー、ウエスタン調のブーツなど、かなり遊び心あふれるラインアップ。

最近は私も、「靴ってファッションを決める上で大事だ」という確固たる信念を築き上げ?、靴のおしゃれに精を出そうと決めたのですが、チョイスはかなり妹と違います。

私は、これからは、頑固にメンズライクなレースアップシューズを履き続けていこうと思います。
スニーカーは、よほどいいもの以外は履かないことにしようかと。

少し前から、質の良いレースアップシューズは、下手なスニーカーよりも、歩行に適していると感じるようになりました。

また、身長が高く小足の私が(身長169センチにして23.5センチしかない)全身のバランスをとるには、レースアップシューズのごつさがちょうど良い。
セクシーな格好をするわけでもないので、スカートでもバランスを保てる。

そして、お年頃を考えると、それなりの質感を保った上質なレースアップを履きたい。

そろそろ、かっちりした服をスニーカーでカジュアルダウンするところから、カジュアルなファッションを質の良い靴で格上げする方向にシフトしたい、という気分です。

すてきな靴が届いたばかりの私ですが、実は今とても気になっているのが、ブッテロのレースアップシューズです。
先日仕事帰りに新宿伊勢丹の靴売場を覗いたのですが、そこでディスプレイされていたブッテロのレースアップは、他と一線を画する雰囲気で、非常に洗練されていました。

しかし、ここに来て、どうもテレビの調子が悪くなってきたのです。
前々から、そろそろ買い換えねばと思っていたのですが、かなり本格的にまずそうな雰囲気。

残念ですが、ブッテロの優先順位は、テレビの次ということになりそうです。


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