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2014年6月22日日曜日

今更ながら、iTunes。

珍しく、すっかりくつろいでいる日曜日です。

最近は、期せずして土曜日に仕事が入ることが多く、普段なら土曜日に片づいてしまうはずの家事の一部が日曜日に。

そのため、何となく気ぜわしい思いをして休日を終える・・・月曜日、すっきりしない・・・という日々が続いておりました。

まあ、昨日も打ち合わせはあったのですが、夕方から、ごく短時間で終わったので、それほど大変なことにはならず、本日、ハヤシ、のんびりできているわけです。

今は自宅近くのカフェにポメラを持ち込んで、ブログを書いているところでございます。

さて、くつろぎついでに、本日は、最近のハヤシの隠れたマイブームについてお話しします。

それは、「iTunes Store」で音楽を買う、ということです。

なんなんでしょう。この「いまさら」感・・・
しかし、ハヤシにとっては、何とも新鮮な毎日だったりするのです。

ハヤシの音楽傾向について、まずちょっと説明しますと、十数年間クラシックピアノを習っていた人間とは思えないほど、クラシック音楽を聴かず、ドメスティックなポップ&ロック、歌謡曲、アイドルソングなどなどを好んでおりました(未だ演歌にはシフトせず)。
洋楽は、ラテンやアメリカの古いR&Bを多少聴くくらい・・・

いろんな人が手を尽くして完成した1つ1つの作品をリスペクトしている上、CD(古くはレコード)のジャケット好きでもあります(ジャケ買いしたCDも多少あり)。

そのため、曲を聴くなら断然CD派でした。
例えば、店頭の試聴で気に入った曲が1曲しかなくても、アルバムお買い上げ、なんてのは当たり前でした。

webで曲を買うなんて、音楽の使い捨て、文化の衰退を招く、なんて思っていました。

が、つい数週間前のことです。

NHKの「SONGS」で原田知世が唄っていた「うたかたの恋」が非常によくて、欲しいなあと・・・
が、これ、アルバムの中の一曲でシングルカットされていない・・・

本当になんの気なしで「iTunes Store」を覗いてみたところ、売っていて、思わず買ってしまったのであります・・・

で、買ってからの曲の使い勝手がなかなかいいのです。

私は、移動中にイヤホンをして曲は聴かない主義なのですが、例えば自宅で、朝、身支度を整えているとき、ストレッチやその他のトレーニングをしているとき、ベッドに横たわってネットサーフィンをしているとき、何か耳寂しいなと思ったら、わざわざプレイヤーを起動しなくても気軽に聴ける。

「うたかたの恋」はごく短期間で、私の生活を彩る一曲になりました。

その後も、coccoの「水鏡」、大江千里の「十人十色」、ももくろの「サラバ、愛しき悲しみたちよ」、エレカシの「悲しみの果て」を購入し、毎日楽しんでいます。

バラバラやんか!!とお叱りを受けそうですが、どれも「iTunes」で購入した理由はそれなりにあります。

例えば、若い頃好きだったんだけど、CDを買いそびれて今じゃ聴けなくなっているとか(千里くん)、自宅にCDはあるんだけど、わざわざ持ってくるのもちょっととか(cocco)、CDは何枚も持っているのに、なぜかこの曲だけ持ってない(エレカシ)とか。

ももくろに関しては(彼女たちのことは極上のエンターテイメント集団だと思っていて、実は心密かに応援しています)、ほかの曲はあれなんですけど、なぜかこの曲だけが好きで、しかもCD買うのが恥ずかしい(ごめんね!!)という理由での購入になっています・・・

今でも、音楽はきちんとハードを手に入れて聞くのが本筋というポリシーに変わりありませんが、「iTunes Store」も使いようかなと、思うようになりました。

基本1曲250円くらいなので、ちょっと気になっているミュージシャンの曲をお試しで買って聴いてみて、よければCDを買ってみる・・・みたいな感じ。

しかし、もうこうなってくるとCDを買う価値って、自分なりのプレミア感を楽しむとか、ジャケットのアートを楽しむとか、そう言うところに見いださざるを得なくなってくるのかな、世間的には、と思わざるを得ません。

最近、CD屋さんに行っても「このジャケットは素敵!!」というCDに出会えなくなっていて、やはり、webの音楽配信って罪なのかも、と思えてきた。

つくづく、やはり基本はCD、だな。
「iTunes Store」は目的を持って利用しましょう・・・
 

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