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2015年12月27日日曜日

全日本フィギュア、総括してみる。

全日本選手権。
終わってみれば、まあまあ順当な結果だったように思います。

まあ、男子については、今季急成長の村上大介くんがフリーで崩れて7位と振るわなかった、女子については、本郷理華ちゃんがジャンプの出来がことごとく悪く、シークエンスやステップも大味で雑な感じで得点が伸びず順位を落としてしまった、くらいなところが全日本らしい番狂わせではありましたが。

そんなあんまりびっくりのなかった全日本選手権について、若干の総括をしたいなと思います。

その壱 「おい、村上佳菜子」

ジャンプを1個飛ばしたそうで。
見ていてもわかりました。構えをしたのに飛ばなかったのがあったところ。
どうも本人やっている最中、構成をど忘れしたか何かわからんけど、動揺したことがあったようで。それで、1個飛び飛ばし、ジャンプ1個分の基礎点が入らなかったというわけです。
2つ目のジャンプがトリプルフリップからの連続ジャンプを予定していたのが単発になり、飛び飛ばしのところでは本来フリップを飛ぶ予定だったんだとか。これ、そのまま飛ぶと点数が7割になってしまうので、何かそのことを考えてるうちに飛べなくなった…ということなんでしょうか。
いやそれ、明らかに集中してないから。とりあえず飛べ。7割でもゼロになるよりなんぼもマシでしょ。

つまりそういうことなのです。
このあたりの隙のでかさというか、肝心要のところで集中力を発揮できないそそっかしさというか(うん、この点に関してはあんまりハヤシも実は人のこと言えないんだけど)、そういうとこがいつまでもジュニア気分が抜けないお粗末さを感じる。
今回、彼女にとってみれば、世界選手権を逃さないためには、SPの順位から1個も落としてはいけない、そういう切羽詰まった最終滑走だったわけです。
そのうえ、直前の浅田真央ちゃんが根性見せつけてかなりないい点を出した。
それで硬くなったとか、逆に攻めたうえでの失敗というならいいけど、1個飛び忘れって、ある意味信成の飛びすぎよりもタチが悪い…

しかも、kiss and cryでごまかし笑いで済まそうとするその姿勢。
あまりにもプロ意識がないよなあ…
いやもう、本気で引退勧告です。

その弐「羽生ちゃんがいっちゃっている」

誰もが予想していましたが、羽生ちゃんがぶっちぎりの優勝でした。
が、その演技内容は他を圧倒していたという感じではなかった。
宇野くんはショートではわずか5点差以内のところにつけたし、フリーも攻めた結果の失敗のため、開いてしまった。
全て決まっていたら、もっと肉薄していました。

まあ、羽生くんは2回転倒したうえでのあの点数だったことは確かなのですが。

羽生ちゃんとて人間なので調子の波はあるわけで、しかも、アドレナリン出しまくった2つの大会が終わって2週間後の全日本。調子の波が一度落ちていたのはある意味当たり前といえば当たり前です。
別に今回の結果は以外でもなんでもない。こういうことだってあります。

ハヤシが気になるのは、羽生ちゃんの目つきです。
グランプリファイナルの頃から感じていたのですが、目がねえ…明らかに今までと違うんですわ。
どこ見てるんだかわからないというか、目の前にあるものをどこも見ていないというか、なのにやたら目つきは険しいという。

あれは、洗脳された人の目だ。
いっちゃっている人の目です。

俺は一番だ、絶対王者だ、と最近呪文のように唱えているけれど、それはおそらくは、誰かからそう唱えろ、自己暗示にかけろ、そうすることで本当にそう思えてくるからという教えの元で口をついて出てくるようになったんだと思うのです。
つまり、そうじゃないと自分のこと、メンタル的に支えきれなくなっている。
そんな気がするのです。
今回の、村上くんと衝突があって、ハヤシ的にはその影響もメンタル的にあってフリーではショート以上に振るわなかったんではないかと考えています。

絶対王者だと思う一方で、ちょっとしたことでメンタルが崩れてしまう。そして、それをリカバーできるすべもない。

なんて脆い、紙一重のところに立ってる子なんだろう。

テレビの前で、観客席で、すごいすごい騒いでいる一般ピープルたちは、何にも見えちゃあいないよなあ…
案外世界選手権、崩れるんじゃないんだろうか。
優勝できないんじゃないだろうか。
個人的にはそこで崩れるのもまた羽生ちゃんが選手としてひとつ強くなるためのステップとしてはありだと思うんだけど、ついている人が良くないという噂がありますからねえ…適切にサポートしてくれる人がいるのかどうか。

その参「まさか真央ちゃんやめないよね」

フリーではズタズタだった真央ちゃん。
なんとかフリーでは最初2つのジャンプの失敗に抑えて、世界選手権代表に滑り込みました。
ハヤシは蝶々夫人のプログラムは真央ちゃんにあってないと思うし、あまり好きではないのですが、今回の全日本のスケーティングは、気持ちも入っていてとてもよかったかなと思います。

ただ、フリーの後のインタビューで気になる一言が。
「今後のことは何も決めていない」
フリーが終わったあとの気持ちについても、
「全日本が終わったんだな」

まさか…引退を考えているのか?
もしかして、自信がなくなりすぎたのか?

確かにここ2大会の惨敗ぶりはすごい。
しかし、25歳で1年ぶりの復帰でっせ。
あのチャンでさえ、今年は好不調の波がひどい。
それに、前回は体の具合が悪かったわけで。
そこから2週間しか経っていないんだから、今回だってきちんと練習できていなかったんだろうし。

そこ、割り切れないのかな。
私たちにはわからん見えない壁というか追い越せないものが、真央ちゃんくらいになると見えてしまうのでしょうか。

なんとか表彰台に乗り、世界選手権の切符をつかんで真央ちゃんよかったね…と、あんまり喜べない今年の全日本なのでした。

うーん、やだなあ、明日いきなり

浅田真央今季限りで引退

とかでちゃったら!!!




2015年12月20日日曜日

無印良品のネイルものがいい感じ。

どうも。
なんとかブログ書く時間を確保しました。
とはいえ、新しく買ったパソコン(ASUSの安物。EeeBookという軽量のマイクロソフト搭載で45000円というアンビリーバブルな値段のもの。昔のネットブックみたいなものですね)のセットアップに時間を取られて、書き始めが40分押し…

で、新しいPCの使い心地を試すためにそのPCでこのブログを書いている…というところです。

今回のネタは、定期的に出てくることが多い無印ネタです。
とはいえ、今回はお洋服とか食べ物とかではありません。
なんと、ネイルものです。

無印でネイルもの。
ダサい。
そう思う方ももしかしたらいるのかもしれません。
が、侮れません。

さすが無印です。
低価格で、爪への負担を極力少なく、そして使いやすく、ケアも考えるという、ちょいと見習ったらどうだ、ダイソーとでも言いたくなる良心全開のラインナップだったりするわけです。

実は、マニキュアを塗る際のベースコートについては、1年以上前から無印のものを使っていたのですが、たぶん最近見直しが入ったと思います。以前よりも塗り心地が軽く、乾きが早くなりました。
で、無印さんが謳っている通り、これを塗ると、上に塗るマニキュアの発色がきれいです。

感動するのは、除光液。
オレンジオイル主体なのです。
つまり、爪への負担がすごく少ない。
最近まで、ドラッグストアで売っている資生堂のを使っていたのですが、無印のに変えてから、爪の傷みが激減しました。
おまけにマニキュア感覚で塗れる爪用のオイルもあります。
これも、さっと濡れて乾きも早く、で、即効性が高い。
簡単に爪のお手入れができます(マニキュアしない人でも冬場乾燥する時期は爪が割れやすいので、とってもおすすめです)。

で、マニキュアも出してるんだよ、無印。
赤とピンクとベージュ。
かなりスタンダードな色目のものだけ…なんだけど、試しにベージュを買ってみました。

塗ってるのか塗ってないのかわからないくらいの微妙な色合い。
派手派手しいネイルが好きな人にはすすめませんが、いわゆるマニキュアのいろんな色合いを楽しみたい、という女子には、とてもおすすめです。
お上品で、控えめなたしなみを感じさせる、いい色合いだとハヤシは思う。
ちょっと惜しいのは速乾性にありがちな剥げやすさがみられることなんですけど、数百円レベルのマニキュアなのですから、まあ、そこは贅沢言っても仕方ないわけでして。
なにより爪の保湿成分が入っているので、やはり負担が少ないのです。

いやねえ…マニキュア三昧で爪がボロボロになっている方は、一度だまされたと思って無印のネイルものを使ってみることをおすすめします。

ほんと、除光液とネイルオイルだけで十分です。
痛みの程度にもよるけど、ちゃんと元に戻ること、請け合いです。

無印のヒット商品というと、最近は、レトルトのカレーとか各種お菓子とか、たぶんそんな感じなんだと思うのですが、このネイルものシリーズは、おそらく隠れたファンが結構いるのではないか…と信じたいシリーズです。
たぶん最近は、洋服のほうは、どしどしどしどし安物ブランドが出てきているので、無印のものは中途半端な割高感が否めず、あまり売れていないんじゃないかと勝手に推察します。

化粧品、ボディケア、フェイスケア用品は、リニューアルをしながら、結構使い勝手のいいものを出してるよなあと思っていたのですが…うーん、ネイルものは盲点でしたよ。
「人に優しく」「体に優しく」みたいなコンセプトが、実はあまたある無印の商品の中で、一番詰まっているんじゃないかと思います。

別に無印の回し者ではないです、はい。

ということで、他のブランドについて。
いつのまにかマニキュアコレクターのハヤシですが、最近買ったものの中では、MAC STUDIOのなんだかっちゅう犬の名前がついた、ちょっと濃い目のベージュのがヒットでした。
最近平日はこればかり。ハヤシ的には塩キャラメル色なんですが。
MACのはですね、刷毛が塗りやすく、乾きもわりに早く、着け心地が軽く、そして剥げにくい、そしてお値段も1800円くらいで、それほど高くない。
色味が少ないですが、おすすめのブランドかなあと。

冬は手袋つけたりして手を隠すことも多いですが、無印さんにケアしてもらいながら、いろんな色で楽しみたいなと思うちょります。

ただ、この週末は、ケアに当てますけどね。



2015年12月14日月曜日

なんだかクリスティー山口を思い出す、メドベデワ。

グランプリファイナル、終わりました…
もうね、羽生ちゃんのアホみたいな高得点は、鼻くそホジホジしながらのへーな感じでしかないです…特にコメントなし。フリー見てないしさ。

男子でいうと、中国のきんちゃんがフリーで4回の4回転ジャンプをやってのけたのに順位を落とすという、それこそ懐かしのチェンジャンリーばりの逆離れ技をやってくれたのが、まずは良かったかなあと。
4回の4回転ジャンプは本当にすごい。
ただ、心配なのは、金ちゃんがまだ子供体型だということです。
女子だけでなく男子も成長に伴う体型変化、体格変化というのがあるので、体のバランスが変わると、あんなに軽々と飛べるのか、はとても気になります。

そして、いやあ、いやあ、もうもう宇野くんのトゥーランドットは、素晴らしいの一言しかない。
本当にこの人、昨年までジュニアだったのか?という演技力、表現力、そして安定した技術。
感心するのは、目力と場面場面での緩急のメリハリです。
表現や演技ってこういうことを言うのだと思うのです。
空気感、リズムを変える、一瞬時を止めてみる。
それが齢17歳でできるって、本当に稀有なスケーターだと思うのです(そういう意味で、羽生くんの表現力評価には大いに疑問がある。彼はこういう緩急はつけられない)。

氷上のマエケンこと村上大介くんはフリーではミスが目立って残念だったけど、彼にとって一番大切だったのは、ファイナルの舞台に立てたこと、だったと思うので、まあ、お疲れ様と言いたい。

ところで、女子です。
タイトルにも上げましたが、なぜか、私はロシアのメドベデワを見て、クリスティー山口を思い出したのです。
覚えている人、いるでしょうか。クリスティー山口。
アルベールビルオリンピックで、伊藤みどりと金メダルを争い、見事チャンピオンになった彼女。

まあ、この試合自体は、伊藤みどりはショートで転倒し、フリーでは後半にトリプルアクセルを決めるという偉業をやってのけたけど、やはり転倒というミスを犯しているので、この結果自体はしかたないのですが。

昨今の女子フィギュアは、男子ほどではないにしろやはり技術革新の波が来ていています。
女子の場合、如何に高難度の連続ジャンプを跳ぶかがしょうてんになっているのですが、今や、トリプルルッツ、トリプルトゥループを跳べる選手なんて割に結構いて、特にロシアン女子は、ラジオノワちゃんとかリプニツカヤちゃんとか、体格変わる前は当たり前に飛んでいました。
ゴールドも飛べます。実は宮原知子ちゃんも跳べる。
今最高峰に難しい連続ジャンプのトリプルルッツ、トリプルループは、ソチの頃のソトニコワが飛んでるとこしか見た記憶がありませんが、おそらく練習レベルでは跳べる人は結構いるのではないかと。

真央ちゃんは、ファーストジャンプをルッツより一つ下のフリップにして2本目をループにする連続ジャンプを一応持っています。
現在の技術レベルでいうと3番目のレベル。

見たところ、メドベデワが跳べる一番難しいジャンプは、トリプルフリップ、トリプルトゥループの組合せなんだな。更に下。
いや、これだって十分難しいジャンプであることは間違いないんですが、世界のトップ10位の選手になると、あまりに上3つを跳べる人が多くなってきているので、跳べても、あんまり凄い感がないんですよね…

ところが、今回のファイナルでは、ショートもフリーもかなりな高得点を出した。トータルで220点越え。

まあ、ジャンプを点が高くなる後半に固めたり、片手を上げて飛んだりと小技を駆使して細かく稼いだ結果ではあるのですが、特に高難度な技を駆使していないにもかかわらず、高い結果を出すというのが、天性のジャンパー伊藤みどりを倒してオリンピックチャンピオンになったクリスティー山口を彷彿とさせるなあと思うのであります。

実は、オリンピックという場面でこういう高い結果を出すのは、歴史的に彼女みたいなタイプの選手だったわけです、女子の場合。
例えば、トリノのチャンピオン、荒川静香。
サーシャコーエンやスルツカヤがトリプルトリプルの連続ジャンプが飛べたにもかかわらず、彼女はそれができなかった。本番でも当然チャレンジしなかった。
しかし、そんななか、新採点方式が採用されて間もない頃のトリノで、当時としては高得点の180点台を出して優勝したわけです。
コーエンもスルツカヤもフリーで高難度のジャンプを飛ぼうとして転倒しましたからね。
殴打事件で有名になったナンシーケリガンもそう(そういえば、ハーディングってどうしてるんだろう)、古くは3回転ジャンプがほとんど飛べなかったカタリーナビット、などなど。

まあ、ビットの化け物級の演技力は置いておくとして、それ以外の選手にしても評価されているほど演技力、表現力ってあるのか?という疑問が湧くところであり、結構のんべんだらりな見てる方にしてみりゃつまらんスケートが繰り広げられていることも少なくないわけなんです。

なんですか、メドベデワっちゅう子も表現力が評価されている選手らしいけど、そのスケートは山もなく谷もなく、まさにのんべんだらり系。
うちのオカンなんか、いきなり土曜日の夜

メドベデワって子のスケート、おもしろくない

などというメールをあっしに送ってきたぐらいにして。

しかしね、こういう、特段高い技術は持っていないんだが、その技術は常に安定しており、したがって小技は効かせられまんねんというタイプの選手は、本番での取りこぼしが少ないのは、その通りなんであります。
大技は失敗するリスクもあるので、オリンピックなんかの極度の緊張状態の試合の際には、成功の確率が落ちる。そんななかで、トンビが油揚かっさらっていくように、ぽろっとメダルをゲットできる、そいうポジションにいるわけです。

まさにクリスティー山口がそうだった。

そんなわけで、最近わんさと出てきたロシアン女子のなかで、このメドベデワっちゅう子は、ある意味本格派というか本当の意味で強そうというか、なんかそんな気がしてたまらんのです。

ただ、さっきのきんちゃんのときもそうなんだけど、なんだかこの子異様にガリガリで子供体型なんで、これから体型が変わった時にどうなるかなあというのが唯一不確定要素だったりするわけなんですが、まだ16だしね。

で、ここまで書いて気がついたんだけど、宮原知子ちゃんも実のところ類するとクリスティー山口よりなのかもしれませんな。
彼女の場合、もっと職人ぽくて、小技効かせるというよりは、ひとつひとつの技の正確性で点数稼いでいるタイプですが。
もっとジャンプが高く遠くに跳べるようになれば、加点も伸びるだろうし、そうすると選手としてこれ以上ないくらいの最強さを身につけることになるかもしれません。

案外、平昌の金メダルは、彼女だったりして…


2015年12月6日日曜日

UNIQLOのニットが着れない件。

どうも。
昨日までほぼ2週間近く休みがなかったハヤシです。
師も走る師走といいますが、まさにそのとおり。
確か昨年の11月末から12月もめちゃくちゃ忙しかったのですが、今年も御多分に洩れず…
今日はようやく久々のフル休みということで、録画したものの未だ見ていなかったグランプリシリーズフランス大会を観ながらの投稿です。

さて、プライベートではほぼ着ないものの仕事着ではUNIQLOを愛用していたハヤシですが、今年、心境に変化が現れています。

UNIQLOのニットがもうどうしても着たくない
のです。

昨年あたりから、その兆候は出ていました。
着心地が悪い。
下にシャツを着ていても、そのシャツを通して、ニットのチクチク感が伝わってくる…

ここ最近、冬場の肌の乾燥がひどくなってきていて、着る服の材質にかなり敏感になってきてはいました。
タートルネックのニットもなかなか着られませんし(中にもう一枚ハイネックの薄いTシャツを着てなんとかいける)。

で、UNIQLOのニット(注:デザイナーとコラボしていないものです。いわゆるファインメリノのシリーズ)、数年前から毛玉ができにくくなり、品物自体が悪くなったわけですし、体型にあっていないわけでもないのですが…
さっき言ったとおり、身幅や肩幅に合わせて買うと、中にシャツを着ると、ものすごい窮屈感満載だし、さっき言ったように、チクチクが下まで伝わってくる。

実はプライベートで着るための薄手のニットってあまり持っていなかったのですが、今年に入って2着ばかり購入しました。
toujoursのと、ギャルソンのと。前者はカシミア混。後者はウール+コットン。
びっくりするくらい、軽くて、肌触り良くて、温かい。
体が楽ったらない。

人間いいものを知ると本当にダメなもので、「あ、もうUNIQLO着るの無理だわ、自分」となってしまったわけでございます。

念のため言っておきますが、すべてのUNIQLO製品全否定というわけではありません。実は、3年前くらいに買ったUNIQLOのデニムっぽいシャツは、今年は特に大活躍中。生地のヨレもないし、ボタン付けも相変わらず上手で、縫製の良さは相変わらず素晴らしいな、と思っております。

ただ、肌触りという点で言うと、やはりコストの壁があるようで…
椿オイル配合のバージョンは着ていないのでわからんのですが、実は昨年あたりからヒートテックも肌触りが気になるようになり、そして、今年はついにニットが我慢ならなくなってしまったという。

ニットに関して言えば、パターンの問題もあるようで、私の友人の骨格がしっかりしたごつめの体型のスポーツウーマンは、UNIQLOのニットが綺麗に着られるのはスリムな人だけだと断言していました(確かにスキニーなどの細身パンツのパターンは、UNIQLOさん最悪で、モデル以外はお父ちゃんの股引状態になる。私の周りでも酷評が多いです)。
そういうパターンの問題ももしかするとアラフィフの私の体に負担をかけていたのかも…

UNIQLOさん、着なくなったUNIQLO製品の回収ボックスを店内に設けているので、ニットはそこに持って行こうと思っています。
そしてこれからの寒い季節、ジャケットの下に着る薄手のニットを探すショッピングの旅にハヤシは出かけます。
冬のセールでいいのが出てるといいんだが。

そういえば何処かの誰かが、40歳になったら自分の身の回りに置くものを絞っていくべきだ、みたいな話をしていたように思います。
必要にしてできるだけ質のいいもののみを選びなさいということなんでしょうが。

確かにね、安いものって飽きて着なくなるのよね…
人生の後半期は、本当に気に入ったものだけ身に纏って暮らすことを考えたほうがいいかもしれません。