が、ワタクシ、本日、フィギュアスケートのジャパンオープンを観戦してきました。
この大会は、男子シングルと女子シングルのフリープログラムだけで競う戦いで、ヨーロッパ、北米、日本の対抗戦になっています。
各チーム、女子シングル選手2名、男子シングル選手2名がエントリーします。プロスケーターも参加可で、ISU非公認の大会です。
今大会の出場選手、私は8月に予約したので、宮原知子、紀平梨花、宇野昌磨くらいしか把握していなかったのですが…
本日会場に行って、ものすごい豪華であることが判明しました。
本日の出場選手は以下の通り。
<北米チーム>
ネイサン・チェン
ヴィンセント・ゾウ
長洲未来
ブレイディ・テネル
<ヨーロッパチーム>
デニス・ヴァシリエフス
ハビエル・フェルナンデス
アリーナ・ザギトワ
アレクサンドラ・トルソワ
<日本チーム>
宇野昌磨
島田高志郎
宮原知子
紀平梨花
メンバー的にはグランプリファイナル級の面々。
12時30分競技開始で、11時30分開場。
開場時刻近くに着いたのに、着席できたの、競技開始の10分前くらいでしたからね…
今日の会場はさいたまスーパーアリーナで、来たのは初めてでした。
飲食スペースや、なかの売店の状況が分からなかったので、まず、外で腹ごしらえ…
しようにも、近辺のカフェやレストランはどこも満席。
自宅からカステラとかっぱえびせんを持っていって正解でした。
入り口近くのスタンドのお店でアメリカンドッグも買って、軽く昼食しました。
アリーナ内に入ってみると、意外にトイレが少ない様子。
不安になって、自席につく前に用を足しました(正解でした。休み時間もすごい混みようだったので)。
着席して間もなく競技開始。
寒くない季節のスケート観戦は初めてで、リンク内の温度が分からず、厚手のストール2枚にユニクロのライトダウン、靴下に手袋に帽子まで持っていきました。
が、不要でした。夏場のリンクは、長袖シャツ1枚で足りると思います(ということは、氷は相当柔らかいのだろうなと思いますが)。
さて、試合の方ですが…
この記事を書いている時間は、まだテレビ放送前なので、結果などについて述べることは避けようと思います(すみません、結局結構書いちゃっていますが)。
試合を見ての感想をいくつか。
男子選手の場合、リンクで見ると「役者っぷり」というのが非常によくわかるなと思いました。
今日の演技でいうと、ハビちゃんとネイサンが群を抜いてこなれていてかっこよかった。
特にネイサンは、ジャンプがほぼ完ぺきで、ロック調の曲に合わせたノリの良い振り付けが板についていて言うことありませんでした。
宇野君は、ジャンプが安定しないのが不安要素。
振り付けはデビッド・ウィルソンのはずですが…樋口先生の振り付けと雰囲気は特に変わらないんだよなあ…
せっかく振付師が変わるのだから、選曲の世界観から何から、もっとはじけてもよかったのではないかと思うのですが…
スピード感はすごかったけど、演技の迫力という点ではイマイチな感じを否めませんでした。
スタイルの良さが目立ったのは、デニス君とヴィンセント。
あれで演技がもっと伸びれば、とても花のある選手になるなと思いました。
女子はですね…
なんといってもトルソワがすごかったです。
4回転4本(3種類。3回転とのコンボもあり)決められると、誰もかないませんよ…
演技構成点が低いだの、ステップやスピンがまだ子供だの言われても、ぜーんぶもっていっちゃいますもの。
迫力満点でした。
それから、ザギトワ。
あまりザギトワの演技って好きではなかったのですが、生で見ると、ひとつひとつのポジションの取り方がとてもきれいな選手だということが分かりました。
トリプルアクセルも4回転もない彼女ですが、技術点も演技構成点も今日は紀平さんを上回っていまして…1つ1つの要素の完成度ってやはり大事なのだなと感じさせられました。
紀平さんは、トリプルアクセル2本飛んだのに、技術点も演技構成点もいつものようには伸びませんでしたね…
見ていて思ったのですが、演技を急いでいる感じがすごくしました。
まあ、そういう振り付けなのでしょうが…
それだけに1つ1つの要素に丁寧さが感じられないというか…演技構成点が伸びなかった原因はそこにあるのではないかと思います。選曲、いまひとつよくないかもしれません。
それから、技術点に関しては、おそらくジャンプの加点があまりついていないのではないかと思います。
いつもの流れるような大きなジャンプという印象が今日はありませんでした(失敗はなかったのですけど)。
どうやら足首を若干痛めているようですので、その影響が出たのかなとも思います。
シーズン初めがけがで開始というのは、ちょっと不安ですよね…
グランプリシリーズももうすぐ始まりますし、早く治してほしいなと思います。
*詳しくは「フィギュアスケート速報」さんでご確認ください!!*
https://figureskatejapan.com/competition/japanopen2019.html
さて、ちょっとした小話を2つほど。
デニス君と島田君のコーチとして帯同したうえに、ゲストスケーターとしても演技を披露したステファン・ランビエール。
島田君の演技中に興奮して、リンク際を飛び跳ねる姿が怪しさ満点でした。
ステファンだから当然のことながら許せるのですが…
そして、お弟子さんのデニス君。
全ての演技が終わった後、ヨーロッパチーム以外のすべての選手に挨拶のハグをしに回っていて、礼儀正しさというかよい人ぶりが目立っていました。
彼はいい子だ。
そして、ネイサンは群を抜いて男前でかっこよいです!!
そんなこんなで、結果はともあれとても楽しめた大会でした。
やはり、生で見るのはいいですねえ。
NHK杯のチケットが取れなかったので、全日本のチケット、取りに行こうと思います!!
*楽天ルーム、気が向いたら遊びに来てください。*
https://figureskatejapan.com/competition/japanopen2019.html
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