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2019年12月22日日曜日

ハムスターライフ:私、ハムスターに夢中です。

以前の投稿で書いたかもしれませんが、11月16日に男の子のハムスターを迎えました。
以来、同居を続けています。

名前はマサムネと言います。
黒い体毛のゴールデンハムスターです。


ハムスターの寿命は、2〜3年。病気で亡くなってしまうことも少なくないのだとか。
そのうえ、体調の悪さを隠す性質なので、病気がわかりにくい。
なかなか厄介な生き物です。


自宅に迎える前に、飼育書をガッツリ読みました。
飼育の基本を頭に叩き込んで迎えました。


が、基本はあくまで基本。人間も、それ以外の動物もそうなのだと思うのですが、「要は
その子次第」というところが多いようで、私、すっかり翻弄されています。


マサムネが特別そうなのか、ハムスターが往々にしてそうなのかはわかりませんが、この子、気まぐれです。


まず、あこがれの手乗りハムスター!!ゴールデンはなつきやすいので是非チャレンジ!!なんて飼育書にもネット記事にも書いてますけど、うそうそ。
マサムネは、手からご飯を食べてくれますが、ほとんど手には乗りません。私の足の上は歩いたりするくせに。
手に覆われるのが、もしかするとちょっと怖いのかもしれませんが。


一度お散歩するのにケージの外に出したら、毎日出してあげましょう、というのも眉唾もの。
これ、前提として一度ケージの外に出した子は毎日出たがります、ということなのだと思いますが、うちのマサムネは、気分次第です。「だせだせー!!」とものすごい圧をかけてきて、出したらあちこちパトロールし回ることもあれば、ご飯を上げるときに顔を出しても、「今日はいいや」という感じですぐに巣箱に帰ってしまう日もあります。



↑出せ出せ圧力をかけて出てきたところです。

出してあげたのに、散歩中に寝落ちしたりもします。




食欲もムラがあります。
夜にあげたご飯が朝にはもうなくて、朝や昼にご飯皿を覗いたあと私の方に目をやっては、「ご飯ないぜ、あんたいるなら出しなさいよ」とばかりにアピールしてくることがあるかと思えば、全然ご飯が減っていない日もあります。

実は昨日一昨日と彼はギャル曽根状態でしたが、今日は、昨夜あげたご飯がまだ残っている状態(さすがに食べすぎたんだろうな)。



↑好物を頬張るところ。


私は、彼が異変を見せるたびに、やれ嫌われたんじゃないか、やれ体調が悪いんじゃないかと気をもむにいいだけもんで、最終的にずっこけるという日々をこの1ヶ月ほど繰り返してきました。


私は子供の頃にちょっとしたペットを飼ったことがあるだけで、一人暮らしを始めてからこの方、命あるものと同居したことはありませんでした。
彼は、ペットショップの「小動物フェア」で980円で売られていて、それを私が買ってきました。
猫や犬が数十万円で売られている横で、そんな安価で売られていました。

ですが、値段の重みは命の重みと比例しないことがよくわかります。
こんなに体が小さくて口も聞けない彼だけど、彼の存在感はとても大きくて、コミュニケーションが取れてるなと感じるときには大きな喜びを感じます。

彼が嫌がることはできるだけしないように。
できれば彼が心地良いことをしてあげたい。
だって、ほんの数年の命なのだから。
真剣にそう思う自分は滑稽だけれど、まあ、それもよいのではないかと思います。




帰省するときには(特に冬場は)ペットホテルさんに預けざるを得ませんが、低温に弱い彼は、冬の北海道では死んでしまうかもしれません。
彼の為を思えば、彼の負担にならないために一時離れることも受け入れないといけません・・・ううっ、つらい・・・


毎日の暮らしがマサムネファーストになってきました。
帰りも以前より早くなりました。
無駄な寄り道をしなくなりました(おかげで無駄な買い物もしなくなりました)。

ありがとう、マサムネ。私の家に来てくれて。
本当にそういう気持ちになるものです。


ハムスターを飼うのは良いものです。
安易にお薦めはできないけれど、どんな小さな命でも大切にする気概がある人には「犬猫もいいけど、ハムちゃんもいいよ」と言いたいです。

あ、なお、月にかかる費用ですが、エサ代だけで1000円なんていう話が巷に出ていますが、嘘です。ご飯代、床材代、トイレ砂代その他もろもろ合わせて3000円から5000円位観たほうがいいと思います。


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