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2021年3月14日日曜日

スーツ選びやらなんやらで疲れて不安定になった土曜日

 さっきスーパーに行ってきたら、風は強いがいい日和でした。

帰りに最近友だちになった近所の猫ちゃんに挨拶して、悪くない日曜日です。


昨日の土曜日は雨でした。

そんな雨の中、出かけました。

ちょっとスーツが入用になり(マストではないのですが)、どうせだから久しぶりに気に入ったのを買うかと思い、東京駅方面に向かいました。


なぜ、東京駅方面かというと、丸ビル、新丸ビル、大丸と、スーツが買えそうなところが集中しているエリアだったからです。


結局気に入ったスーツは見つからず、買えずじまいでした。

卒業式とか入学式とか就職とかが重なる季節だからなのか、サイズ欠けが多かったのも理由のひとつ。

これに加え、試着してみて「これ!!」と思えるものに出会えなかったのも大きいです。


シルエットが群を抜いてきれいだったのはセオリーですが、中にパンストを履いてパンツを履くと痒い・・・すっかり肌が弱くなっていて、裏地なしのウール素材がちょっと辛くなってしまったようでした。


ユナイテッドアローズのは着心地は悪くないけど、シルエットが凡庸でダサい。


八重洲地下街にあったスーツ専門店で試着したものが、着心地やシルエットが一番良かったのですが、ジャケットのウエストの切替のデザインがどうにも気に食わなくて、見送りました。


昨日はおそらく、3月の土曜日にしては人出は少ない方だったと思います(とりあえず緊急事態宣言中であることは置いておいて)。

ですが、やはり、色々と行事が重なる季節なので、それなりの人出。

そんななか久しぶりに色々と巡ったら、途中で「ウッ」ときてしまって、家に帰ったら胸のあたりが気持ち悪くなってしまいました。気圧のせいもあったと思いますが(気象病持ちなので)。

結果デパスの世話に・・・


だいぶ元気になってきたつもりではいたけれど、やはりまだ不安定なのだなあと感じて、ちょっと寂しくなってしまいました。


そして昨夜。

NHKBSプレミアムで、養老孟司先生と愛猫のまるの番組が入りました。

まるは18年養老先生と暮らし、昨年12月21日に18歳で亡くなりました。

番組はその最後の1年を追ったもの。


18歳のまるは本当におじいさんで足元もおぼつかない。

養老先生とマイペースで優しいやり取りを続けながら、どんどんと老いていき、最後に亡くなってしまいました。

その姿は、人間の老いの姿と重なりました。

そして、マサムネの老いの姿とも重なりました。


まるちゃんのことはBSプレミアムで何年も前から放映していたみたいで、私はそんなことも知りませんでした。前々から見ていればよかったなという後悔の念も湧きました。


なんというか、老いるってこういうことなんだとまざまざと見せつけられて、それも私にはとてもショックだったような気がする。


そんなこんなで、今朝まで気持ちの不安定を引きずってしまいました。

昼過ぎにはなんとか立ち直れましたが・・・


最近、これからどうやって生きていくか、生きていくべきなのかということを考えるようになってきました。

12月からの絶不調期ではそんなこと思いもしなかったけれど。


現役で働けるのって、あと10年ちょっとくらい。

後期高齢者になってからの暮らしを安定させるためには、この10年、結構大事になります。

安定収入マスト。


さらに、先日、突然「もっと上を目指したい」という思いが頭に浮かんだのです。

「上」というのがなんとも抽象的なんですが・・・

ここ2年余、今の勤め先で、仕事の幅も奥行きも広げられた、そんな気持ちがあります(ここ1年位はマイペースが続いているけれど)。

それをベースにもう1段階ステージをあげられたら、とそんな気持ちが突然湧いたのです。


でも数年後には札幌に戻りたい。

札幌に戻ったら、「あと10年頑張りたい」「さらに上に行きたい」という気持ちは叶えられるのか?


そんなこともうっすら常に心のどこかで渦巻いている感じです。


昨年11月に診てもらった占い師によれば、3月4日から4月22日までは、今年最大の幸運期らしいので、なにか変に期待する気持ちもあるし。

今年は何より、自分のあり方とか人生観とかが変わっていく時期でもあるみたいだし、自分の気持の揺れって、その部分の話なのかなとも思うのです。


ともあれ、そういう気持ちの揺れと「老い」の現実を見たショックとで、昨日の夕方は、ウッとなってしまったのでありました。


まあ、こういう感じはこれから暫く続くんだろうなと思います。


でも、こらえるよりしかたない。

もう五十路なんですから、引退したあとの人生に向けて準備するためには、今が正念場なんだろうな、なんて思うのでありました。


しかし・・・あと数年したら、札幌に戻って猫とのんびり暮らしたいという私のほのかな希望はかなわないのだろうなあ・・・あと何年したら叶うのだろうか。


一生馬車馬のように働くのだけは嫌だ(今も馬車馬のように働いていないのに、よく言うわ・・・)。




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