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2025年7月27日日曜日

「事務所を辞めたい」のその先に

 本日大相撲名古屋場所千秋楽。

三役以上が中盤過ぎから優勝争いに絡まなくなり、千秋楽で優勝争いをしているのは、全員平幕力士。

しかもトップに立っているのは、前頭15枚目の琴勝峰だったりします。

途中までは北海道出身の唯一の幕内力士、一山本がトップ切ってましたが、ここにきて連敗しとります。お願いだから本日は勝って欲しいものです(負けた・・・)。

ちなみに優勝して欲しいなと思っているのは安青錦です。多彩な技があって腰が低く、良い力士だと思います。おそらく大関くらいにはなれるんじゃないかなあ。楽しみです。

我が推しの若元春は、なんと10日目に負け越しが決まりましたが、その後4連勝しました。今日勝てば、なんとか7勝8敗で終われるのですが、曲者の豪ノ山と当てられてしまいました。ああ、どうなることやら(負けた・・・)。


さて、本題に入ります。

転職活動で「56歳の現実」を突きつけられて、やや悲観的になっていた私ですが、ふとしたきっかけで、「やっぱり早いところ事務所でよう」という気持ちが、また沸々と湧いてきました。

きっかけは、ほんのちょっとしたことです。

我が事務所は、何度も書いているとおり特殊で、とある債権回収会社の系列にあるのですが、年に2回(半期に1度)、全ての系列企業や士業事務所の責任者が一堂に介して、「これからの半期の目標をどうするか」ということを5分くらいずつ発表していくという会があります。

入所して一番最初のこの会には一応出席したのですが(とはいえちこちゃんがいたので懇親会には出ずに直帰)、私からすると、ただただ5分くらいずつ「向こう半年の気合い」を語るだけで、討論も何もないくっだらない会で、やる意味が全く見出せず、この先呼ばれたらどうしようと思っていました。

ここしばらく呼ばれていなかったと思ったら、いきなり9月にやるその会には、出席して欲しいというお達しがあり、「うえ〜、あんなくだらない会絶対出たくない!!」と拒否反応がマックスになったのです。しかも懇親会に出てお泊まり前提って、こちらの都合も全く考えない予定を半ば一方的に押し付けてきました。

私は、メールで「すでに用事が入っているので行けない。どうしても出席する必要があるなら、その時間だけオンラインで出席する」と連絡したのでした。


なんというか、こういう団体主義的なところが、私は本当に受け付けず、気持ち悪いったらないのです。おそらく、出席するおじさんがたの楽しみは、翌日のゴルフで、そのために会社の金をたんまり使って、半日無意味な会議に費やすなんて、本当に古臭くアホみたいなところです。

そこで、私はやっぱり、自分にはこの事務所は肌が合わんとつくづく感じ、やっぱり出るしかないかと思い詰めるようになったのでした。

それがつい一昨日のことです。


とはいえ、この年で転職しようと思ってもうまくいかないのもわかっているので、現時点では、独立するより手がありません。

が、独立しようと思っても、普通に弁護士業で生きていくには、事件がなかなかなく、なんの知恵も出さなければ、また昔のようにジリ貧になるのは目に見えている。


なので、一昨日の夜あたりから、独立してもやって行けるように、ライター業以外に定収入になるものはないかと、めちゃめちゃ探しておりました。

論文の添削、素人でもできるカウンセラーの登録などなどとやっているうちに、カウンセリングをやるのであれば、何か簡単でもいいからカウンセリング系の資格を取った方がいいかなあ、私は離婚が得意だから離婚系のカウンセラー資格ないかなあ・・・などと思いながら、ChatGPTに聞いてみたところ、産業カウンセラーをなぜか激推しされるし、離婚カウンセラーの資格を探しても、あの有名な岡野あつこの66万円の講座しかまもとに出てこず、頭がごちゃごちゃになって、とりあえず一旦クールダウンしようと思い、考えるのをやめたのでした。

ただ、そうしたときに、ふと頭の中によぎったことがありました。

「困っている人を助けたい」ということでした。


私の弁護士人生18年のうち、15年は、「困っている人を助ける仕事」が中心でした。

自分の事務所を立ち上げた時も、「自分のやりたいように困っている人を助けるんだ」という希望に私は満ちていたように思います。

それがなかなか軌道にのらず、事務所を畳んで今の一つ前の事務所に入った時も、そこは「困っている人を助ける事務所」で、私は、いろんなことに疲弊しながらも生き生きと困っている人を助ける仕事をしていました。


困っている人を助ける仕事は、何も正義感が強くてやっているわけではありません。

そうすることで、自分が社会に参加していると思え、私みたいな人間でも人の役に立てると思えることが嬉しかったのでした。

今、自分の中にエネルギーが満ちていないのは、困っている人を助けることができていないからだと思うのです。


自分のペースで、困っている人を助けることができれば、また私は元気になって、生き生きと生きていけるのではないか。

そんなふうに思ったのでした。


しかし、そこを躊躇わせるのが、やはりお金の問題です。

前に独立した時のように経済的な問題に直面するのはもうゴメンです。

精神的に耐えきれないったらありません。

なので、ある程度の定収入を確保しつつ、独立するようにしなければなりません。


やっぱり、今今独立するわけにはいかん。

「これならある程度やれそう」という感触を持てるようになる必要があります。


この前のカウンセリングで、心理士の先生が聞きたかったのは、こういうことなのかもしれません。


この3年は、自分がやりたいことを見失っ3年でした。

やりたいことをようやく取り戻せた気がします。

あとは、どういう準備をして独立するか。そこに尽きます。

少しゆっくりになってもいいから、頑張って独立します。


もがくだけもがきます。


周りから見たら、アホかと思われるかもしれないようなことでも、回り道しているように見えることでも、やりたいようにやっていこうと思います。


気づけてよかった。

頑張ったね、私。今日は自分で自分を褒めてあげたいと思います。



2025年7月21日月曜日

参議院議員選挙2025総括

 昨夜は遅くまで参議院議員選挙開票速報を追っかけていて、やや寝不足のハヤシです。

本日も朝から選挙に関する情報や評論家のコメントを見まくっていて、すでにお疲れ気味。

相撲を見ながら、ちょっとリラックスしたいと思っています。


さて、ハヤシが選挙前に、参政党の地味な落選運動を展開していたのは、以前にこちらでもお知らせした通りです。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/07/Daijinadekigoto.html


選挙日当日に落選運動ができるかどうかについては、見解が分かれていたため、あからさまな?落選運動は前日19日の20時までにして、その後は「いいね」やリポストなどにとどめておりました。


ラスト数日の間に、私は自分の戦略が中途半端であることに気づきました。

選挙戦序盤は、Xにも参政党信者がいて、子供じみた暴言を反対派に吐いていたのですが、途中から全然見なくなりました。

彼らは、参政党が積極的にショート系の動画を流していたTikTokに全振りして、そこで「信じたいものだけを信じる」というカルト宗教信者に完全になってしまったわけです。

私は数本の参政党批判動画をTikTokに投下しました。私のフォロワー数にしては、ある程度の反応がありました。酷いクソリプは全然なくて「参政党に入れまーす」という宣言が返ってくるくらいでした。

投票日数日前以降は、私が住んでいるX界隈は、参政党反対派だらけになっていて、それだけ見ていると、参政党勢いを失っているんじゃないかという錯覚に陥りそうでした。

参政党のヤバい情報もじゃんじゃん出てきていましたし、東京選挙区のさやの公選法違反疑惑とか、北海道選挙区候補者の田中なんちゃらが中国企業と取引していたとかいう話もありました。

東京のように候補者の演説に人が集まるようなこともありませんでしたし。

ですが、TikTokでは全然違う風景が広がっていて、私は「あー、こりゃある程度行っちゃうな」と思って見ていたのでした。


投票日当日は、これまでこんなにドキドキしたことないよってくらいドキドキして、開票速報を待ちました。

20時を過ぎた途端、参政党が大幅に議席を伸ばすであろうという見込みが伝えられ、ネットニュースの情報で、15議席くらい行きそうという情報に触れました。

私は「ああ、20はいかないんだな、ちょっと良かったかも」と思いました。

結局、参政党は14議席で終了しました。そして国民民主も大幅に議席を増やしました。

立憲民主は現状維持。自公と共産党は大幅に議席を減らしました。


参政党が議席を増やしたらもっと絶望的な気持ちになるんじゃないかと思ったのですが、実際終わってみるとそこまで気分が落ち込んだりはしませんでした。

それよりも、「こうなったことの原因はなんなのか考えよう」という気持ちになり、今朝からは、情報番組やネットでの識者のコメントをハシゴして見たりして、色々考えていました。


結論から言うと、自公政権(というか物価高とか生活を直撃する経済問題)に対する不満めいたものが、若い子や知性がない大人については参政党に向かい、多少知性がある大人世代については国民民主党に向かったのかなと思っています。

参政党の代表や候補者は、能力的に難しい言葉を理解できないし使えないという特徴があり(開票速報番組のほぼ全てのインタビューで神谷はフルボッコでした)、そのためなのかなんなのかわかりませんけれど、キャッチーなパワーワードを1個捻り出すことができて、それに知恵がない人や若い人を飛び付かせることができちゃったわけです。

そのパワーワードは、言うまでもなく「日本人ファースト」です。

この言葉は、知性がある程度ある大人であれば、排外的な意味を多分に含む危険な言葉であることがすぐにわかります。だからこそ、参政党が掲げる排外的な政策や独裁的な政策に大きな懸念を持ち、落選運動が繰り広げられていったのです。

かたや、「どうやって政党を選べば良いか」ということについて無知な若い子たちは、TikTokで繰り出される煽動的な動画と「日本人ファースト」というパワーワードに完全に感化されて、参政党に突っ走ってしまったと言えると思います。

選挙前にTikTokを見ていたら、参政党とれいわしか出てこなかったので、下手すると若い子の多くは他の政党を投票日まで知らなかった可能性もあるのではないかと思えるくらいでした。

知恵のない大人連中は、「最近増えてきた外国人がうざい」「外国人消えてくれればいいのに」と言う気持ちで、排外主義に乗せられて投票してしまったのではないかと思います。


なお、私も、マナーが悪い中国人観光客に辟易することがあることはありますが、50年前は日本人も海外旅行に行って同じように鼻つまみされていたことを思うと、生温かい目で見てあげる必要があるのではないかと考えています。


話を元に戻すと、参政党の躍進を自分なりに分析すると、上記のような感じになるんじゃないかなと思いました。


ちなみに参政党のメンバー(神谷含む)が、ここにくるまでに「波動米」というものをやたら高額で売ったり、巷で1000円そこそこで売られているブラシを1万8000円で売ったりするような商売をやっていたという情報を、信者の皆さんは知っているのでしょうか。

水稲を食い荒らすジャンボタニシを田んぼに放って、「雑草を除去してくれるからいいんだ」と言い放った「ジャンボタニシ農法」というとんでもないことをやらかしていたことを知っているのでしょうか。

これに加え、「発達障害は存在しない」とか「発達障害の原因は農薬」とかいうような非科学的な話を流布するその姿は、他の人も指摘していますが、危ないカルト宗教そのものです。


オウム真理教の一連の事件や統一教会の合同結婚式騒ぎのど真ん中世代の私としては、オウムの狂気をリアルタイムで感じていました。

実際知り合いが統一教会に入信して友達が危険を犯して脱会させたことも見ていたりしたので、参政党のそういうヤバさみたいなものはひしひしと感じます。

が、わからない人にはわからないんでしょうね。


こういうこと言うとおばあちゃんくさいですが、TikTokやインスタが全てという若い子(いい年の大人もいるかもしれんが)は、キャッチーで瞬発力があるものに感化されやすいんだろうなと思います。

カルト宗教の餌食としてはもってこいですね。ほんと、うまいこと騙されたと思います。


これは反対派の人間がよく言っていることですが、「日本人ファースト」って「参政党の言うことを聞く使える人間」ファーストでしかないんですよ。

障害があったり、LGBTQに該当したり、反対派だったりする人が日本人でも排除されて、従順な人はどんどん搾取されていくんですよ。それが宗教です。


そういう危うさにどれだけの人が早い段階で気づいてくれるかな〜と思います。

助けてくれるのは、参政党に警笛を鳴らしてくれる人です。そういう人たちがみんな排除されたら、搾取されている人を助けてくれる人は誰もいませんからね。そういう人はせいぜい搾取されまくってのたれ死んでくれればいいんだと思いますけど。


まあ、参政党は案外根性がなさそうで、選挙前に振り上げた拳をそーっと下ろし始めてるようなので、最終的には「ここも何もしてくれなかった」ってことになりそうだなという気もします。


個人的に良かったのは、1人区で参政党が誰も当選しなかったこと、さやがトップ当選じゃなかったこと、北海道選挙区で参政党候補者が落選したこと、杉田水脈が落選したことですね。


自民党敗北して石破さんどうなるのかと思いますが、反対派は実はこのまま続けてくれと思っている人が多いです。高市早苗が来るよりは全然いいと。

識者のコメントからすると、高市早苗が総裁になる可能性は低そうということです(旧安倍派なんて自民の中では少数派ですから)。

維新が、実は、自民党と連立組みたい派とそうでない派で内部対立しているようで、今回の選挙を機に分裂する可能性があるようです。

もし割れれば一部が自公政権に合流するかもしれませんし、あと案外立憲民主との大連立もあるかもしれないと思っています。


私は、ここ数回の選挙では(衆議院も含め)、選挙区は立憲民主、比例は共産党に入れているのですが、もし立憲民主が大連立組むんだとしたら、それはそれで支持しようと思っています。

万が一そんなことになったら、人生で初めて自民党を肯定することになりそうです。


まとまりがなくなってしまいましたが、総括はこの辺にしたいと思います。

これ以上参政党が勢力を伸ばさないように、今後も地味にレジスタンス運動?を続けていきます。



2025年7月20日日曜日

カウンセラーの一言で思い出した大事な出来事

 7月20日16時24分。

参議院議員選挙投票日でございます。私は期日前投票を済ませておきましたが。

これまで2週間ほど、ネット上で地味に参政党の落選運動を繰り広げていました。

落選運動が選挙日当日もできるかどうかは両論あるようなので、私は本日は控えめにやっております。

なお、参政党は、本日投票を促す広告を出しており、ど直球の公選法違反を犯しています。

一党丸ごと議席を奪われればいいのにと思っています。

なお、選挙結果に関する考察は、明日やりたいと思います(つまり、今日明日と連投する予定です)。


さて、本日のお題はカウンセリングに関することです。

4月から概ね月1回のペースで、公認心理士の先生のカウンセリングに通っている私です。

昨日4回目のカウンセリングがありました。


昨日は、先生からの質問ラッシュでした。

質問内容は「今の仕事観」とか「これからどうやっていきたいと思っているか」というテーマで、以前やっている仕事を今やらなくなっていることについて、色々掘り下げたい感じでした。


具体的に書くと・・・

私は以前は、刑事事件(それも結構重たいもの含む。人が亡くなったものとか)や離婚事件をたくさんやっていたけれど、今はやっていない。お腹いっぱいになってしまってやりたいと思わなくなった・・・という趣旨の発言をしたのですが、「どうしてお腹いっぱいになったのか」ということをやたら掘り下げたがりました。


私は色々話しました。

離婚事件のドロドロした感じが嫌い。

刑事事件の弁護人間の徒弟制っぽいところや、弁護活動の「型」を重視する感じに辟易している、もう実力が伸びないなと思った、裁判員が始まってから成果が見えにくくなった。

それにどちらも儲からない。

どれを話しても、いまいち納得しない感じで、「なんかやっぱりお金重視みたいな感じがする」というようなことを言われたりしました。

答えが出ないまま、制限時間が来て、帰り際に「何か大きな出来事というかきっかけがあったんじゃないかと思うんですよね。それがなんだろうと思って」というようなことを言われて、部屋を出ました。


帰る道すがら、私は、「大きなきっかけねえ、なんだろう」と考えながら歩いていて、ほんの5分くらいのところで「あ〜!!!あれだ!!!」ということを思い出したのです。


それは2016年の6月から8月くらいのこと。

私は、弁護士任官という制度を使って、裁判官になろうと手続きをしていたところでした。

審査は、当時所属していた東京弁護士会の審査→関東弁護士連合会の審査→日弁連の審査→最高裁の審査と流れていくのですが、4月に東京弁護士会の審査をパスして、関弁連の審査を待っているところでした。

と、そのとき、東京弁護士会の理事者室からお呼びがかかり尋ねていったところ、懲戒請求されていることを告げられ、任官希望を取り下げるように非常に高圧的に言われたのです。

懲戒請求をしていたのは、当時抱えていた離婚事件の相手方であるDVモラハラ夫でした。私に強硬な手続きを取られたことを恨んでのことでした。

東京弁護士会は、懲戒請求にかかる時間がとても長く、早くて半年ほどかかりました。

なので懲戒請求をされたら、任官希望は取り下げをせざるを得ない。私は、非常に大きなショックを受けました。

どれくらいショックだったかというと、もう頭の中が真っ白でどうしたらいいかわからないくらいのショックでした。

それでも、これも弁護士をやっていたらある程度あるリスクだと考え、なんとか気持ちを収めたのです。

その2ヶ月くらい後です。

自分の経済状態が、自営の事務所を運営する身としては、危機的になりました。

現預金が数十万レベルに落ち込んだのです。

数ヶ月間、仕事があまり入ってきていませんでした。

その上、任官しようと思っていたので、仕事をやや絞っていたということもありました。

そもそも論として、私は集客をネットに依存していて、弁護士会が主催する法律相談などをやっていませんでした。

そのために、仕事が離婚か刑事事件に偏ってしまい、広がっていきませんでした。この2つは、儲からない仕事の2大巨頭と言っても過言ではありません。

さらに私は自分の経済状態をあまり考えない生活をしていました。

高い服を買い、分不相応な保険に入り、無駄金を使ってばかりいました。

そんなこんなが重なって、経済的に危機的な状況となったのです。

人によっては、「弁護士の仕事なんて浮き沈みがあるから、預金が数十万あるならまだ大丈夫」という人もいたでしょう。

しかし、私はそう思うことができず、この状態がこのまま続くと破産してしまう!!!と考えてしまったのです。

札幌に帰りたくなりました。

しかし、懲戒請求の結果が出ていない段階では、所属会を変えることはできず、身動きが取れない。

私はどうしていいか分からず、親に泣きつきました。

そして、とりあえず事務所を畳んで、給料がもらえる事務所に移籍することを決めました。

当座の運営費用として親が100万円を貸してくれました。が、私はこれに手をつけるのは最後の最後だと思って、預金口座から引き出すことはしないでいました。

転職活動の傍、自分の「支出」を見直しました。

2枚のクレジットカードを使っていたのが浪費の原因となっていると思い、使うカードを1枚だけにしました。

医療保険を見直し、月の保険料が安いものに乗り換えました。

保険会社の営業の口車に乗って契約してしまったオーストラリアドル建の生命保険を解約しました。解約返戻金が数百万返ってきて、気持ちが少し軽くなりました。

そして久しぶりに大きな仕事が入ってきて、着手金が数百万入金されました。

これでなんとか危機を脱しました。

並行して、知り合いが何人も在籍していたお給料をもらえる法律事務所に移籍が決まりました。

私は怒涛の数ヶ月を過ごして、なんとか落ち着きを取り戻しました。


私はそれまでお金のことを何も考えずに生きていました。

どうにかなるだろうと思っていたのです。

しかし、それは間違いだということを身をもって知りました。


自分の事務所を畳んで、給料がもらえる事務所に入り、私の生活はとても安定しました。

弁護士としてはそれほど高い給料ではありませんでした。

しかし、暮らしていくには十分だったし、少しずつ貯金もできました。

身の丈にあった生活をしつつ、時には買い物も楽しんで、悪くない生活ができました。

私は、「お給料をもらえるならそれが一番」と思うようになりました。

今もその気持ちは変わっていません。


この時の出来事が私に大きな影響を与えたのかもしれません。


これに加えて、コロナ禍で、ラッシュを避けるために出勤時間を遅くして退勤時間を早くする、必要がなければ出勤しないという生活が身についてしまい、「マイペースでゆるっと生活できる心地よさ」を知ったというのもあるでしょう。

たくさん事件を抱えて、夜も必要に応じて飛んでいかねばならない、離婚や刑事事件からは、自然と気持ちが離れてしまった気がします。


2016年の出来事を思い出したことは、昨日のうちにLINEで、カウンセラーの先生に伝えておきました。次は9月なので、その時までにまた忘れていると困るので・・・


この一連の出来事は自分はあまり意識していなかったけど、もしかすると自分にとって、忘れたい出来事だったのかも。

なので、昨日先生に言われた言葉をきっかけに思い出すまで、全然出てこなかったのかもしれません。


あの時すんげえ焦ってたなあと、あの時の自分の心情を結構リアルに思い出せてるんですけど、今思えば、そんなに焦る必要もなかったし、だけど自分の選択は正しかったしとも思っています。

こういうところで見え張って、なんか横領したり法テラスに水増し請求したりして捕まる弁護士がいますからねえ・・・


それに札幌に帰ってきて思うんですけど、札幌ってまだ、昔ながらの「街弁」の事務所が8割くらいで、みんなめちゃくちゃ大変そうなんですよね。

札幌含め北海道って、個人でそんなにおいしい



お客さんがいるわけではないので、単価が低い事件をみんな一生懸命やっている感じです。

私の友達で1人だけ、顧問業務中心で仕事をやってきて、今半引退状態という羨ましい人がいますが、それ以外は、夫婦で必死に働いてますよね・・・

そういうのを見ちゃっているので、尚更独立のハードルは高かったりします・・・


次回のカウンセリングで、先生はどういう反応をしてくるかな?

ちょっとウキウキすると同時に緊張したりもするのでした。


それでは今日はこの辺で。

明日は本日の開票結果を踏まえた参議院議員選挙総括をしたいと思います。

本日時点での予想としては(期待も込めて)

・参政党はそこそこ伸びる(オエッ)

・れいわと共産党も少し議席を伸ばす

・自公は過半数に届かない

という感じです。


さて、どうなりますやら。


2025年7月14日月曜日

ようやくちゃんとした病院で発達障害の診断を受けることができます

7月14日月曜日午後3時半過ぎ。

2日続けて、しかもこんな時間に投稿です。

今日は久々に?取り立ててやることもなく、そしてご報告したいこともあったので、音を消してNHKプラスの大相撲中継をチラ見しながら投稿です。


以前にも書きましたが、私は一時期、発達障害の診断をしてくれる病院を探しまくっていて、5月ころ、とある病院にようやく予約が取れました。

オンラインでの診断がうまく行けばキャンセルする予定でしたが、全然ダメだったので予約をキープし、本日の午前に行ってきました。


やたら詳しい問診表(A4に5枚)を渡され、「この紙に1本の木を書いてください」で有名なバウムテストをやり、診察を待ちました。

10時半からの診察でしたが、15分ほど前に呼ばれました。

お医者様は女性でした。心療内科で女性のお医者様にかかるのは初めてでした。


どうして受診しようと思ったのかと聞かれ、カウンセラーに「発達障害の特徴がある」と言われたことや、以前から発達障害じゃないかと思っていたことを伝えました。

そうしたら、その先生から、生活状況や、これまでの生活の中で大変だったことなどを、ほぼ順を追って聞かれました。

かなり丁寧に聞いてくれました。

依然やった知能検査の結果もお渡ししました。


そして、「一見話しているとそんな感じはしないんだけれど、ところどころ特徴がありますねえ」と言われました。

おそらく、発達障害があっても、能力が高いので、そこでカバーしてきたのでしょうとも言われました。


とりあえず、親から子どもの頃のことを聞き取る用の問診票を渡され、診察は終了となりました。原則10分診療のはずが、30分くらい話を聞いてくれました。


診察室を出た後、ADHDとおそらくASDの診断をするための問診票を渡されて記入しました。所要時間は10分くらいでした。


最後に受付で、検査は混みあっていて最短でも9月5日と言われ、その日を抑えました。2時間半ほどかかるとのことです。

そして8月に1回受診して、その時にお薬を処方してもらうことになりました。

初診なので結構取られるかと思ったけれど、3000円ほどで済んで、ちょっとびっくりしました。


あまり期待していませんでしたが、しっかりやってくれる病院でした。

受付の方がめっちゃ私服なのも、個人的には好感度高かったです。


少し先にはなりますが、きちんと検査してもらえるとわかり、ホッとしました。


母親にも電話して事情を話し、協力を取り付けました。

今月末に実家を訪ねる予定なので、その際に話を聞いて作ってしまおうと思います。


では本日はこの辺で。ご報告まででした。

ハヤシは地道な参政党の落選運動に戻ろうと思います。




2025年7月13日日曜日

他人の食生活に口を出すうざくてやばい人たち

 7月13日日曜日。大相撲名古屋場所初日です。

我が推しの若元春は、先場所の東前頭筆頭から0.5だけ番付を落として西の前頭筆頭となりました。

これで3場所連続の前頭筆頭。そろそろ三役復帰を願うハヤシです。


さて、今日は最近の発達障害・転職活動ネタとはちょっと違う話をしたいと思います。


来週の日曜日は参議院議員選挙の投票日で、現在各候補者、各政党が選挙活動に勤しんでおります。

ハヤシはすでに期日前投票を済ませていますが、現在、SNS上で地味な落選運動をしております。

このブログを読んでくれている人の中には、おそらく支持者はいないだろうと思うので、思い切って書きますが、私が落選運動をしている政党は参政党です。


この政党は数年前から知っていたのですが、私のイメージとしては、「オーガニックを謳う比較的穏当な保守政党」でした。

が、ここに来て、大っぴらにヘイトスピーチを繰り返し、治安維持法を肯定し始め、女を産むか産まないかで差別し、果ては「精神病はない」などと虚言妄言を大っぴらに言い始めました。

一部の外国人のマナーの悪さやせこい犯罪に眉を顰めていた人を中心に、「日本人ファースト」という耳障りのいいスローガンを掲げるこの政党に騙されている人が続出し、共同通信という保守系通信社ではありますが、その調査では、支持率で自民党の次にまで上り詰めてしまいました。

私は、個人的にオーバーツーリズム対策や外国人の土地取得規制などはする必要があると思いますが、それ以上に外国人に対する規制なんてする必要がないと思っています。

それに、そもそも治安維持法なんてもってのほか、自由にものが言えなくなる社会なんてまっぴらごめん、おまけに現に精神病や発達障害で苦しんでいる人や家族がいるのに何言っとるんじゃと思うし、女を出産マシーンと考えるのは差別の最たるものなので、こんな政党の候補者全員落選してほしいと思っています。

で、微力ながらSNS上で、地味〜に落選運動をしているのです。

もし、スタンディングの機会があれば参加したいとも思っています。


ただ、本日の主題はここにあるわけではありません。

私の周りに少なくとも2人、人が食べるものにうるさい人がいて、そういう押し付けがましさが、「なんか参政党的」と思わせて、とっても気分が悪いのです。

そのうちの1人が、とてもお世話になっている整骨院の先生です。

40歳手前の小太りなお兄さんなのですが、施術はとにかくうまく、ゴッドハンドと言ってもいい腕前。私は週1回、こちらの整骨院に通い、放置しておくとあちこち痛くなる体をケアしてもらっています。

このお兄さんが「米食推進派」でグルテンをとると体が酸性化すると言い続けます。

私が体調が悪いと言うと、「やっぱり米と味噌汁、魚なんか食べるといいですよ」とことあるごとに言うわけです。

それもうざいのですが、この人の場合、色々と尾鰭がついていて、反ワクチンに反マスク(職場では業務命令のため仕方なくつけている)、自民党も共産党もダメというお方。

客商売なので、このような発言をする対象は限定しているようですが、私は「そういう話していい客」認定されているようです。

昨日は施術の際に何気に「期日前投票してきた」と言ったところ、「ボールペン持って行きました?」と返しがありました。

その後の話から「投票用紙に鉛筆で書くと後で書き換えられる」というデマをかなり真面目に信じていたようで・・・

さらに、投票にあたり、選対から送られてくるハガキを忘れていっても身分確認なしに投票できるので、「外国人が有権者のふりして投票している」と言い出す始末・・・

そもそもそれなりの年数居住している外国人に対して選挙権与えない法制度も個人的にどうかと思いますが、「外国人が有権者のふりして」ってそんなんバレるに決まっとりますやんと、頭が痛くなりました。

で、この先生、まとめると「米命」「外国人嫌い」「反ワクチン」「反マスク」「自民党も共産党もダメ」という点が、かなり参政党的で、具体的にどの党の支持かと聞いてませんが、聞かないでおこうかなと思ったりしています。

もし、何かの拍子に参政党支持者であることがわかったら、私、こちらの整骨院に通い続けられるかしら・・・

まあ、政治信条が違っても、施術うまかったら良くない?というのが大方の意見かと思うのですが、私としては「参政党支持」という時点で、その人は危険人物ないし救いようのない大バカなので、一切のお付き合いをしたくないのですよね・・・

自分の健康と引き換えに信条を守れるかはとても悩ましい問題です。


そして、もう1人の「人の食ってるモノにうるさい輩」は同業の先輩です。

東京で弁護士稼業をやっていたときには割とお世話になり、Uターン前には、美味しいご飯をご馳走になった人です。

で、この人が、とにかく人の食ってるモノにうるさい。

本名でやってるFBに焼きそばUFOを食べた写真を載せたら、「こんなものを食っていてはいけない」。

先日もお昼に時間がなくて、事務所のそばのセブンイレブンで買ったクリームパンを食べたのですが、その写真を載せたら「コンビニの菓子パンなんて一番食べたらいけないもの。時間がないならおにぎりに海苔、梅干しがいい」などとコメントされました。

以前にも、「食欲がない」と投稿したところ、「白いご飯にお味噌汁、焼き魚がいいですよ」とコメントが来ました。

そう、このおせっかいジジイもまた「米命」な人なのです。

私は、最近はあまり料理らしい料理をしないのですが、それでもそれなりに食べ物には気をつけている方ではあると思っています。

ただ、たまに「いやもう今日どうしてもお湯入れる以外何もしたくないです」とか「すごいジャンクなもの食べたい」と思うこともあり、そういうときに、カップ麺とか菓子パンとか食べるわけですよ。

で、この点に関しては、「何が悪いんすか」と思っています。

ジャンクフードって、ストレス発散や「どうしても何もしたくない日の小腹を満たす」という意味があって、1人暮らしのしがない給料取りとしては、たまにそういうものに頼れないと、心身の疲弊から回復できないのです。

それにそもそも、「健康食しか食わねえ」というのは自分の勝手なんであって、それは人に強制するものでもなんでもないわけです。

「ハヤシまたあんなもん食ってるよ」で済ませばいいじゃないですか。

良くないって思うんだったら、いいねボタンを押さなきゃいいだけの話。

わざわざ人に自分の「米命」を押し付けて、人を不快にさせる必要なんてないわけです。


ちなみにこの先輩同業者は、弁護士会の活動を真面目にやってきた方で、参政党支持者とは思えんのですが、こういう「米命」なところとか押し付けがましいところとかが、参政党っぽくてすごく嫌だなあと思っています。

ブロックまではしませんでしたが、フォローは解除しました。

それくらいのことは許されると思います。


最後になりますが、参政党を支持してますっていう方、本当に参政党の公約やよって立つ思想、バックボーンについて情報収集した方がいいですよ。

SNS見ている限り、「日本人ファースト」っていう耳あたりのいい言葉に騙されて、戦前回帰下手すると今の北朝鮮よりまだ悪い世の中にしようとしているのが参政党ですから。

支持しているだけで私からするとバカ以外の何者でもありません。

この意見に賛成できない人は、2度とこのブログを読まない方がいいと思います。

2025年7月6日日曜日

やっぱりオンライン診療はダメと確信。予約した病院で発達障害の診断試みます。

 7月6日日曜日16時35分。

現在日本陸上選手権の最終日の中継が入っています。

今年の世界陸上は東京開催なのでトップ選手は張り切っているようですが、結構番狂せも多い感じで、見ていて飽きません・・・

昨日は、弁護士会のイベントで司会という大役?を仰せつかり、ぐったり疲れてまったり過ごしている日曜日です。


さて、前回投稿で、オンライン診療で発達障害の診断を試みようと思っていることを書きました。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/06/Mainichiganbatteiruwatashi.html


結論を言うと、タイトルにもあるとおり、「やっぱりオンライン診療はダメだ」と思いました。

私がオンライン診療を受けていたクリニックは医師が固定されていないのですが、2回目に話した医師がなかなか良さそうだと思い、3回目もその医師の予約をとって話をし始めました。


ですが、この医師、初めての診断のときとは全然態度が違い、非常にめんどくさそうに対応してきました。

話をしている中で、私については「ASD(自閉症スペクトラム)だけでなく軽いADHDもあると思う」と言っていたことが唯一の収穫でしたが、その後に「え?」「は?」と思う発言があったのです。

医師は、「ミスが多いことが気になるなら薬があるからそれを処方しましょうか?」と簡単に言いました。


そもそも、ADHDはこの医師が話の内容から「おそらくあるだろう」と思っただけで、別に確定診断があるわけではない。

にもかかわらず、「困っているなら薬出しますよ」とはどういうことだ?と、私はちょっと混乱しました。

ちなみに薬は2種類あるそうで、それぞれ食欲不振とかめまいとかの副作用があるとか。

私は、「ちょっと考えます」と言いました。考えるつもりはありませんでしたが、とりあえずその場を切り抜けるためにそう言いました。

すると、医師は、「じゃ、今日はこんなところで」とあっさり、機嫌悪そうに診断を打ち切ったのでした。開始から10分も経っていませんでした。


私は終わった瞬間に、もうこの医師に診てもらうのはやめようと決めました。

そして、キャンセル予定だったクリニックの診察を受けてみることにしました。

こちらのクリニックからは、「できれば紹介状を持ってきてほしい」と言われていて、先日から行っていたクリニックは、「必要ならいつでも紹介状は出す」と言ってくれていたので、私はすぐに電話をかけて、紹介状を頼みました。

紹介状を持って別のクリニックに行っても、またかかってくれて問題ないと言ってくれたのが大きいです。

こちら、先生は若干頼りない感じですが、看護師さんやソーシャルワーカーの皆さんに安心感があるので、かかるならこちらかなと思うのです・・・

試しに行ってみるクリニックは自宅からは近いのですが、ちょっと行きにくい場所にあり、結構外を歩いていく感じなのですよね・・・

このクソ暑い中(札幌も暑いです)、えっちらおっちら歩いていくのは健康上の危険もありそうな感じで、タクシー使うかなあという感じです。


まあ、こちらの病院で、どこまで対応してもらえるかはわかりません。

もしかすると全然相手にもされずに終わってしまうかもしれませんが、とりあえず行ってきます。


私が「発達障害の診断をしっかり受けたい」と思っているのは、ただ「自分のことを知りたい」からなのです。

その気持ちをわかってくれる医師が現れず、なかなか気分がスッキリしません・・・


さて、お給料をきちんともらえているのと、ライター副業の収入とで、少し資金に余裕があるので、追加投資をしたいと思っています。

今は、少額のFXシステムトレードの他は、積立投資しかしていないので、ちょっと違ったタイプの投資をしてみたいのですが、どれが良いか考え中です。

ガツっと株を買うか金を買うか?などなど迷い中です・・・

使う予定のない貯金は今日5年ものの定期預金にしました。ネット銀行の定期預金は利率が良いので、5年後にどれくらい増えているかちょっと楽しみです。


一時減った体重ですが、歩いて出勤するようになって増えてきました・・・

増えてくれないで全然良いのですが、歩くとお腹が空く→食べる→増えるという感じです。

健康的に増えているならまあよしとしようかなと思います。


というわけで、本日はこの辺で。