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2013年10月20日日曜日

ハヤシの冬支度。

いきなり秋になった東京です。

突然寒くなりました。
いままでシャツ1枚で歩いていた街の人々が、急にジャケットやセーター、コート姿になっています。

北海道出身のワタクシ、実は寒さにはめっぽう弱い。

北海道の人間にとって、雪がない地域の冬は、非常につらいものです。
雪がなく乾燥しているので、外を歩いているとよけいに寒さが身にしみる。
私なんて、北海道にいるときより厚着しています。

おまけに室内が寒い。
うちの事務所ですが、何でこの時期に空気の入れ換えするのに、ずっと日中窓を開けているんでしょうか・・・

私の友達には、冬中暖房を使わず、しかも家の中の服装は、パンツ一丁に綿入れのみという、ほとんど変態さんみたいな格好の人もいます。
もう、アンビリーバブル。

私の実家は、各部屋にガス暖房がついていて、家の中では、セーターにズボン1枚で過ごせる気温になっています。おそらく23、4度位の温度でしょう。

こちらのみなさん、家の中は10度台のようで。

いや確かに、節電は大事なテーマかもしれん。
しかし、寒い室内で過ごすというのは、美容にとっても、健康にとっても激悪であることまちがいなし、と思うのであります。

まず、体全体が冷える。
代謝が落ちる。
血流が悪くなる。
老廃物が体から出にくくなる。
体がむくむ。
免疫力が下がる。
肌はガサガサ。
風邪を引きやすくなる。

しかも、風呂に入った後が大変。
湯冷めの危険もありますし、血圧が急激に変化したり、心臓に負担がかかったり、脳の血管がばーんと切れちゃったり。

だから、室内の気温はある程度高めに設定しておくことが必要なのです。

ところで、ワタクシが住んでいるマンション。
冬の対処がなかなか大変です。
まず、玄関ドアが外にむき出しになっているので、室内の気温が下がりやすい。
しかも、二重窓や二重ガラスになっていないので、窓からも外気が入ってくる上に、室内を暖めると結露になりやすい(北海道は二重窓が当たり前。結露対策にも夏場の外気遮断対策にも有効なのです。最近こちらでも増えてきたようですが)。

昨年までは、二重ガラス効果のあるシートを窓に張っていましたが、あれ、使っていてあまり衛生上よろしくないなあと言うことに気づきまして(かびが生えそう)。暖かくなってる気もしなかったし。

で、今年は、ちょっと冬場の寒さ対策をいろいろと知恵を絞って考えることにしました。

その壱。
ここ最近はやりのアルミ断熱シートを買ってきました。
部屋のカーペットの下に敷きました。
2畳ほどの大きさです。
ダイソーで買いました。値段は、105円。
メイドインベトナムです。

もちろん、ハンズなんかで売っている高い物に比べれば、薄いです。
でも、カーペットの下に敷くには厚ぼったくなくてちょうど良い。
しかも、こんなに薄いのに、お尻ぽかぽかです。
105円で十分です。

その弐は、窓対策。
ベランダに出る大窓(自分の家の窓はこれのみ)のサッシに、断熱のシートを貼りました。実はサッシから入ってくる外気って、窓全体の4割らしいのです。
結露抑制にもなるということで枠全体にシートを貼ったわけです。
さらに窓の下の方には結露吸収シートを貼りました。

一番頭を悩ませたのが、窓全体から入ってくる寒い外気の遮断方法。
夏場の外気遮断は、昼間でもカーテンを閉めることで何とかなりましたけど、冷気の遮断はそういうわけにも行かず。
なにしろ寒い空気は、下から来ますから。

ここは、段ボールを利用しました。
古い段ボールを裏返しにして両面テープで貼り付けて板状にし、固定する足場を作って設置し、窓の下全体を覆うようにしたのです。
段ボールは同じ大きさの物を2つ使いました。

え!!
段ボール!!
貧乏くさい!!
弁護士なんだから、ちゃんとしたもの買えばいいじゃないの!!

と言うそこのあなた。

違うのです。
いろいろ調べたけど「こりゃいいや」っていうものが、なかったのです。

購入するかどうか出一番悩んだのは、断熱カーテンとやら。
おしゃれな物もそこそこありましたが、値段が高い割に柄がダサくて断念。
しかも、断熱に特化してデザイン二の次(確かに機能性は高そう)というのは、やけに長くてわざと床に引きずるサイズに仕上げてある。

ということは、ホコリでカーテンがどえらいことになり、喘息持ちの私には別な意味でつらい結果を生みそうだったわけです。

段ボール。
路上生活者のみなさんが、家を作るときに使う素材。
冷気も熱気もかなり遮断する素材です。

私の場合、実家から定期的に食料が送られてくるので、常にいくつかの段ボールのストックがあります。
これを利用しない手はないな、と。

プラスチック性の段ボール(いわゆるプラダン)を買って作ろうかなとも思ったのですが、今年は、家にある紙段ボールを使うことにしました。

だって、機能はほぼ同じで、成功するかどうかわからないわけですから、お金を無駄にかけるのもどうかと思いまして。

私はガムテープ愛好家でして、カラフルなガムテープをちょいちょい集めています。
この断熱段ボール作成に当たっては、コレクションしたカラフルガムテープの一部を枠や折れ線部分の補強に使いました。
手作り感は満載ですが、貧乏臭さはない・・・はず。
今後、シールやきれいな広告などを切り張りしてアートっぽくしていこうかなあと、もくろんでいるところです。

なお、使用してすでに数日立ちますが、割と快適です。
一番暖かさに有効なのはダイソーの断熱シート・・・という気もしますが。

エコしすぎて健康を損なう、人が命を落とすのは、まったくもって、本末転倒。
ワタクシは、声を大にして言いたい!!

エコより健康!!

暖かい冬の室内を手に入れるために、ハヤシはこの秋、奔走します。







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