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2016年6月12日日曜日

掃き溜めに鶴、の吉田都さん。

昨日の会合は、一言で言うと、同業女子の集まりでした。
化石みたいな大大大先輩までやってくる、ちょっと気が重い集まりです。

が、昨日はちょっと、楽しみもありました。

バレリーナの吉田都さんの講演会コーナーがあったからです!

そう、あの英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルを20年以上務めた大バレリーナです。

登場した都さんは、真っ白なノースリーブのカットソーに真っ白なフレアスカートという、超シンプルな装い。

姿勢がキリリと良く、無駄肉が全くありません。

筋肉質な体ながら、本当に華奢で、佇まいに、凜とした気品が色濃く漂います。

来場者、全員ため息…

掃き溜めに鶴とは、まさにこのこと。
いや、我ら、掃き溜め以下かもしらん。

確かにね、テレビなんかに出てる同業女子の先生には、お綺麗な方がいらっしゃいます。

しかし、それは、ほんのひとにぎり。
テレビ局の人が、おそらく探して探して探して、やっとこさっとこ見つけてくるのです。

見てくれに構わないで、勉強一筋だったヒト、いっぱいいます。

酒にグルメに三昧しちゃって、身体の大半が贅肉という人も少なくない。
まあ、男性よりはマシですが。

さらに、何よりみんな、運動不足だもん。

たまにエステ行くくらいじゃ、到底追いつきません。
残念な女子の集まりです。

そんな残念女子を前にして、都さんは、自分のバレエ人生を、誠実にお話ししてくれました。

8月に東京で行なわれる公演、ちょっと行ってみたくなりました。

都さんが退席されて、会はお開き。

グルメに酒三昧のとある先輩女子が

ダイエットの秘訣、聞けばよかった!

と、一言。周りの数名、激しく同調。

あのね、都さんがやってきたことは、ダイエットとかいう、生易しいもんじゃないですから…

うん、やっぱり残念女子集団だ…




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