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2024年4月21日日曜日

とんでもなくバタバタした1週間でした

 4月8日夜から9日にかけて発症した全身蕁麻疹。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2024/04/zenshinjinmashinjiken.html


このために仕事(特に法律記事の執筆の仕事)が3日分ほど圧してしまい、これを取り返すために、先週1週間は、もうバタバタバタバタ大変なことになっていました。

外に出る仕事もいくつかあったので、もう毎日バテバテだったのでした。


そんな中で感じていたのは、事務所の外の仕事の楽しさでした。


以前書いたかもしれませんが、友人からの勧めで、2月に国選の刑事事件の配点名簿に登録し(国選の刑事事件というのはどこの弁護士会でも名簿性になっていて、裁判所から事件の配点があると、弁護士会の名簿に倣って法テラスというところが割り振りをするという流れになっています)、弁護士会の法律相談センターの相談も受けられるように、可能なものから登録したのでした(法律相談の種別によっては、研修を受けねばならないものもあり、全部が全部登録できるわけではない)。

そして、待機日や当番日の放出があればできるだけ名乗りを上げて、刑事事件や弁護士会の法律相談の枠がとれるように努力しています。


札幌でも、放出枠の獲得は競争倍率が高く、なかなかとることができません…

おそらく来年になれば、そこそこ枠がもらえるとは思うのですが、枠がもらえたところで、それで事務所の経営が安定するとも思えず、ここ札幌において、自分の力で仕事を得て弁護士業をやっていくというのもなかなか大変な話だなと思うのでありました…


しかし、事務所の外の仕事は、はっきり言って、とても楽しい。

久しぶりにやった国選の刑事事件は、一筋縄ではいかない事件で、悩みながら、関係者の話を聞いて活動していくのが面白かったし。

先日やった弁護士会の電話相談は、1時間半の間に次々電話かかってきて、そのたびに集中して回答を導き出すという作業が楽しかったし。


ああ、自分の「生きる場所」ってやっぱりこっち側なんだわと実感したのであります。

そしてそれと反比例するように、現事務所に対する帰属意識は、どんどんなくなっております。

事務所のために何かするという気が、そもそも全然起こってこない。

ちょこちょこと必要な法的コメントして、たまに来る厄介な電話に出れればそれでいいじゃんと、思うのであります。


しかし、うっとおしいのが、事務所の業務の性格上、苦情を受けやすかったり、懲戒請求を受けやすかったりするところなのです。

先日も、とんだクレーマーから電話があり、最後電話をガチャ切りしたので、おそらく弁護士会に苦情申し入れされるだろうなと思いますし。

昨年9月頃から、とんでもないクソカスタマーが起こした懲戒請求は、まだまだ続いている状況ですし。

もうなんかそういうのって、私にしてみれば当たり屋にあったような気分で、特に最近は不快でしかないのですが、そういうことに対する「ねぎらい」というのが、代表弁護士から全然ないんですよね。

うちの代表に関しては、事務所の移転の話で若干もめてから、信頼感がかなりな程度薄らいでいるので、こういうちょっとしたことに関する一言で、ホント、いちいち「チッ」とか思ったりしています。

*モメた話は以下からどうぞ*

https://comcomcom0620.blogspot.com/2024/03/bengoshiniakitanokamo.html


まあ、そんなこんなで、本当は一刻も早くやめてやりたい、以前も話した通り11月1日独立に向けて動きたいと思うのですが、定期的に仕事が入ってくる口(さっき書いた弁護士会の法律相談の枠とか)が今ないことを考えると、やめたところでじり貧なのです。トホホ…


なので、「よし、今出ても何とかなるであろー」と思えるまでは、事務所に籍を置いて好きなことをやるという方針で行くことにしました。


これまでは、「お給料もらっているから、もう少し事務所にいないと」とか「あんまり外の仕事しないようにしないと」などと思っていましたが、そんなことしてたら、自分の弁護士としての腕が鈍る一方なので、もうそういうこと考えないで、やりたいようにやろうと思います。


そして、それで文句を言われるようなことがあれば、その時はやめるときかなと。

そんな風に思うようになりました。


なんとなく先週の疲れがまだちょっと抜けきっていないハヤシです。

再び倒れないようにするために、ゴールデンウィークはしっかりお休みしたいと思うのでありました。

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