ページ

2024年4月14日日曜日

独立の意欲をそいでしまう勢いだった全身蕁麻疹事件

 先週の投稿で、独立のためのリサーチを始めたという話を書きました。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2024/04/dokuritsunimuketeersearchchu.html


その気概を一気にそぐ出来事が起こりました。


投稿翌日の8日月曜日の夜、風呂上りに鏡で体を見ると、腰のあたりに発疹が出ていました。

私はそれまでの2週間くらいの間に、腰痛のためにモーラステープという湿布を何回か貼っていました。

元々鎮痛剤のいくつかにアレルギーがありました。このモーラステープだけは大丈夫だったので使っていたのですが、どうやらこれにも反応が出てきたらしい…そう思ってちょっとがっかりしましたが、それ以上のことは特に思わずベッドに入りました。


夜中、右腕がかゆいなと思って目が覚めました。4時過ぎだったと思います。

トイレにも行きたかったので、そのまま起きてトイレに行き、明かりのもとで腕を見ると、

全体が赤くなり盛り上がっています。

私は超びっくりして、下着やズボンを下げていて見えている腹回りや足を見ました。

一面赤く盛り上がっていました。

なんだなんだ何が起こったんだ!?とパニックになりながらベッドに戻りました。

そして、枕元に置いてあるiPadminiで色々調べましたが、パニック状態で調べているため、有益な情報に行きつくはずもなく、とりあえず皮膚科に行かなきゃ、妹が通っていた皮膚科を教えてもらわなきゃと思って、寝ることにしました。

しかし、もうびっくりしてびっくりして眠るどころではなく、頭がビンビンにさえてしまいました。

枕元にいた飼猫ちこちゃんが、そんなキョドる私を見て、けげんな顔をした後、体をピットリつけて寝てくれたので、少し気持ちが落ち着きましたが、やはり朝まで熟睡はできませんでした。


朝起きると発疹があるほかに、なんとなく倦怠感や頭痛もありました。

母に電話して、妹が起きたら皮膚科を聞いておいてくれと頼み、仕事に一度出るか、出ないでまっすぐ病院に行くか考えました。

体調的にはまっすぐ病院でもよさそうでしたが、一度職場に出てやっておきたいことがあったので、とりあえずいったん仕事に出ることにしました。

妹からの皮膚科情報では、病院が開くのが10時だったので、最低限のことだけしたら、すぐに病院に行こうと決めました。

出勤する前から寒気がしてきて、熱が出るのかなと思いました。まあでもこれで熱が出ても、コロナやインフルではなさそうなので、大丈夫だろうと思い、一度出勤しました。


同僚に事情を伝え、10時前にやるべきことをやって事務所を出て、皮膚科に行きました。

ひととおり皮膚の状態を診てもらって、下された診断は中毒疹というものでした。

飲んでいる薬や感染したウイルスによるアレルギー反応が出ている状態とのことでした。

ウイルスが原因のことが多いようなのですが、薬の原因も排除できないと言われました。


で、どちらも覚えがあるのでした。


確か2月頃。ちこちゃんが猫風邪を引いた後、私も1日だけ風邪の症状が出たことがありました。猫風邪の原因ウイルスや細菌の中では、クラミジアだけが人間にも感染するとのことで、もしかするとそれかなと思っていました。

薬も2月3月は増えていました。

というのも、ちょうど頃のころ、ふらつきの症状が出たうえ、喘息や目鼻のアレルギー症状がひどくなり、漢方や喘息・アレルギーの薬がぐっと増えたのです。


皮膚科医は、これまで飲んでいる薬をすべてやめるように言います。

は!?と思いました。

ふらつきの薬の漢方は、まあやめてもいい。漢方は割と副作用が出ることが多く、今回も怪しい原因の有力候補だったので。


しかし、喘息の薬は命にかかわるものだし、もう7,8年飲んでいる抗不安薬のデパスが原因なんてありえないと思うし(医者も可能性が低いことは認めている)、そもそもこれをやめるの私にしたら精神的にすごくきつい・・・それに更年期ホルモン補充療法やめたら、ぶっちゃけ更年期症状がひどくて仕事にならないんじゃ…

そう思ったものの。ひどい皮膚症状と寒気で、私はとりあえず抵抗する気力もなく、薬を受け取って、その日は自宅に帰ったのでした。

結局体調は好転せず、一時は微熱も出て、私は夕方までずっとソファで寝ていました。


翌日は、薬の副作用との戦いでした。

高容量のステロイド薬が処方されたのですが、まあ、体はむくむ、夜は眠れない、頭はいたい、体から出るべきものが出ないといういや~な感じ。

そして、医者の指示に疑問をもって別の病院でセカンドオピニオンを受けたのですが、やはり「皮膚科医としては薬は全部やめてと言わざるを得ない。後はほかの疾患の治療との兼ね合い」と言われてしまい、翌日から泣く泣く、かかりつけ医回りを始めたのであります。


更年期のホルモン補充療法のほうは、一度試したお薬で発疹が出たことがあったので、お医者様も慎重になり、大豆イソフラボン由来の成分のサプリに変更となりました(ただ、効果は薬よりは低いので、ちょっと心配ではあります)。


次に心療内科ですが、先生に相談したところ、「皮膚科の先生には悪いけれど、ボク、デパスじゃないと思う」と明言しました。デパスで薬疹が出たという話はこれまで聞いたことがなく、そもそも精神科・心療内科系の薬は、発疹が出にくいんだとか。

そこで、こちらは、頓服で服用するにとどめるということで、お薬自体は継続となりました。


呼吸器のほうは明日の午前に行って相談することにしますが…正直今、喘息の症状そんなに良くないし、飲んでるのがアレルギー対応の薬ばかりなので、原因の可能性は低いかなと思っています。


体調のほうはかなり改善してきて、薬の副作用にも慣れてきました(おそらくステロイド剤もホルモン剤なので、一挙に入ってきてホルモンバランスが変わり、体調が悪くなっていたように思います)。


で、そんな中、私の独立の意欲は一挙にそがれてしまっていました。

こんなに体調不良が突然来るとなると…自営の仕事に対応できないのではないか…という不安がよぎってしまったのですよね…

安定した給料をもらえているので、安心して病院に通えて、休める…なんて甘いことをまた考えてしまったのですよね。


思えば東京で自営をしていたころ、経営が一時傾いたのは、心身の不調に伴い、医者から仕事をセーブしろと言われて、素直に仕事をセーブしたことが始まりでした。

今であれば、仕事をセーブしても給料は入ってくるので、体調不良が起きても何とかなる…

と思うと同時に、そもそも「やったるでー」という気持ちがそがれてしまった…


ただ、私の周りの人は、今回のこの一件は、疲労とかストレスとかが原因ではないかというのですよね…あとは加齢で体質が変わっているとか…

まあ、加齢の件はどうしようともないとして、疲労とかストレスの原因は明らかに職場だと思うので、そうすると、今の職場にいる以上、またあの感じが来ることがありうるのかと思うと、ちょっとパスして~と思ったりもするのです。


現実的に今今の時点で、独立できる要素が整っているわけではないので、徐々に整えていくことについては、変わりありません。

できるときにいつでもできるように…今はその準備をしておく時ということでしょうか。


ああ…しかしそれにしてもインパクトが強い、全身蕁麻疹でした…


もう10年以上前、手足に小さな赤いぶつぶつが断続的に出ていた時期があったのですが…それは血管炎というもので、やはり風邪の菌(たぶん溶連菌)が原因のアレルギー反応により、毛細血管がブチ切れまくる病気でした。

症状が出なくなってかなり経つので忘れていましたが、まあまあ私の場合、そういうこともあるってことですよね…


私は精神年齢は若い(低い)ので、新しいことを何でもやってみたい、自分の思うとおりにやってみたいとまだまだ生きているところですが、そろそろ現実と折り合いをつけなきゃいけないところなんですかね…


なんかそれって寂しいねえ~


いやそれにしてもあのインパクト、本当にすごかった…

0 件のコメント:

コメントを投稿