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2014年8月31日日曜日

札幌で私が食べたもの。

生活のリズムが崩れています。

これ、帰省前に陥っていた状態です。
私の場合、崩れ方に特徴があり、夜遅く帰ってきて、やっとの思いで翌日の準備や入浴を終えて、その時点で疲れ果てて、「まずい」と思いつつ、歯も磨かずに寝てしまうという…

で、虫歯ができやすい性質⇒歯を磨かねば⇒熟睡できない⇒でもイマイチ起きれない
という半寝状態を数時間つづけた挙句、起き上がって歯を磨き、再び寝るんだけど、変なタイミングで寝ているので良く寝れないんだな、これが、で朝を迎えるという、自分でも「非常によろしくない」ということがわかっている状況なわけです。

帰省すると生活のリズムは、実家のリズムに強制的に合致させられます。
結果、強制リセットされて、東京に戻っても何とか持ち直す…のが今までの常だったわけですが…

直らんのです。いや、正確に言うと、元に戻っちまったのです。

そろそろこの場でもお話ししていい頃だと思うので打ち明けますと、実は、10月下旬に独立することになりまして、その準備のことで気ぜわしくなっています。色々となれないことも多く、考え事などなどしてしまうという…
しかも、結構でかめな刑事事件も来てしまい、夜の警察署まわりが始まってしまったわけで…

このパターン早かれ遅かれ倒れるパターンです。
早いとこ、修正しないと。

で、帰省中のことが本題だったわけですが…

今回は胃腸の調子が今一つだったため、グルメは控えめ(といっても、いつもグルメな規制を過ごしているわけでもないのですが)…というわけでもなく、割りに食べてきました。
もっとも、食べ過ぎと脂っこいものの取りすぎには注意しましたが…

札幌にお住まいの方、札幌方面に仕事や観光で行かれる方も読んでいらっしゃるかと思うので、独り言ちのレベルを超えて、今回食べたもの、行ったお店などをお話ししたいと思います。

一番のおすすめは、札幌円山公園近くのお寿司屋さん「やしろ」でしたが、それは前回書いたので、置いておくとして…

次にお勧めしたいのは、そこから南に車で5分ほど走ったあたりにある、チーズケーキ専門店の「BUONO BUONO」です。
いろんなチーズで作られたケーキが並んでいるのですが、なかでもおすすめは、ゴルゴンゾーラチーズケーキ。

これ、実は以前にもこのブログにちらっと出てきた写真家の友人(男性)の一押しでした(彼は、大の甘党)。
で、今回連れて行ってもらって、せっかくなので、これをいただきました。

一言でいうと見た目はベイクドチーズケーキ。味は濃厚なベイクドチーズケーキ、というところです。
しかし、ただ、濃厚なだけではありません。
ゴルゴンゾーラの癖がほのかに残っています。
これが「ほのか」程度なのがいいのです。
これ以上強すぎると、ゴルゴンゾーラまるごと食べているような気分になって、完食できない…

その他にも私はサワーチーズケーキをいただきましたが(注:小さかったしお昼控えめにしたので、いけました!!)、こちらはすきっとさわやかな酸味のケーキで、とっても食べやすい一品でした。
写真家の彼が食べていたリコッタチーズケーキもおいしそうだった…(分けてもらえばよかったです、失敗しました)。

座席数は多くないのですが、ぜひお立ち寄りいただきたいお店。

札幌観光というと、ラーメンだのジンギスカンだの、アイスクリームだの、みたいな食べもののイメージがある人が多いと思うのですが、札幌っ子を自認する私からすると、そんなもの、対してうまくないと思うのです。

札幌は、偉大なる「人が住む町」。人が日常食べるものが、全国でも断トツでうまい地域だと思っています。
そして、全国でもかなりカフェ文化が進んでいる街だと思います(奈良出身の友人もかつてそう言っておりました)。

帰省したら、必ずといってよいほど立ち寄るのが、大通りの地下にあるホールステアーズカフェです。

ここは、長居前提のカフェ。何百万するかわからない特上のスピーカーから、決して人の会話を邪魔しない音質と音量のジャズのナンバーが流れます。
また、大人向け雑誌が豊富にそろえられているのも魅力。
手紙を書いたり、本を読んだり、備え付けの雑誌を読んだり、思い思いの過ごし方をされている方が多い。一人客が多いのも特徴です。

私は、ここのチーズトーストの大ファンです。分厚いトースト用のパンにしっかりバターが塗られて、たっぷりとしたチーズがとろける絶品。
軽いお昼に頂きます。
残念なのは禁煙も分煙もしていないので、隣からタバコのにおいが漂ってくることが時折あること。
タバコを吸わない方は席選びにご注意ください。

カフェと言えば、今回1件開拓できました。これも甘党の写真家の彼のおかげです。
舞台は再び札幌円山公園近く、「cafe de ZAZA」。
ナチュラル系の店内は、決して広くはないのですが、とにかく静か。
私が行ったときには、カウンターに女性のお客がひとりいたのですが、全然気になりませんでした。

店長は女性の方ですが、この方もとても物静かなようで、とにかくリラックスできて心地いいお店でした。
東京ではなかなか見つけられないタイプのお店です。とても貴重。

今回は珍しく故郷で新規開拓できたわけですが、東京だけでなく、街ってやっぱり変わるんだ、進化するんだと改めて感じました。まあ、進歩するにはある程度の人口がいることが必要だとは思うのですが…

一方で、若いころから変わらず存在しているお店も恋しいものです。
いつも行きたくてなかなか行けないのが、サンドウィッチ店の「さえら」。
もう20代のころから行っているので、ここの歴史はとても長いはず。
札幌丸井今井デパートの地下入口の横をさらに地下に潜っていきます。

東京でも、食べたくなるしっとりとしたパンにしっかりした具の入ったサンドウィッチ。
ここ以上のおいしいサンドウィッチは食べたことがありません。
特にフルーツサンドが恋しくなります。

次に帰った時には、絶対行こう。








2014年8月25日月曜日

物価の違いを感じてしまったのだ。

なんとなく蒸し暑かった札幌です。
そんななか、今日はハヤシの妹の誕生日で、家族で連れ立ち、円山公園近くのすし店「やしろ」にランチを食べに行ってきました(写真は、メシブログでどうぞ!!)

ここは、確か先月、両親と妹が一度食べに行って、非常に満足していたお店。
帰省したら行こうとずっと言われておりました。
私の方が、昼間は出かける用事がいくつかあったのと胃の調子がいまいちだったのとで、今回の帰省中に実現するかどうか危ぶまれましたが、今日、なんとか出かけることができた、という次第です。

お目当てのランチは限定33食。
お店の開店は11時ですが、前回両親たちは12時過ぎに行ったそうで、まさにハヤシ家で33食完売、ギリギリセーフ、という状況だったそうです。
そこで、今回は余裕をもって11時30分前には到着できるように出発しました。

店内は、カウンターが7,8席。テーブル席が、4人用3席に6人用1つ。
握りを店長一人で賄うことを考えると、限界の広さかな、と思います。
数年前にできたお店で、隣のテーブルの声が聴こえない程度の間隔をきちんと取ってくれている余裕のある作り。

接客は店長の奥様(明るくて気さくな接客)とアルバイトと思しき若い女性がひとり。
食べているペースなどを見ながら、いい具合に放っておいてくれる、とても心地よい接客です。

ランチメニューのうち、握りのメニューは、8貫、10貫、12貫、15貫に1.5人前、これにそれぞれサラダとアイスクリームがつくというものです(ばらずしのランチもあります)。
10貫で1200円(税抜き)、12貫で1500円(同)という価格帯でした。

ここの握りの特徴は、運ばれる前に、すしに刷毛で醤油が塗られているということ。
自分たちで醤油につける必要がありません。

いや…おいしかったです。すしネタはどれも身が引き締まっていて、中トロも無駄に脂っぽくない。うまみも十分。
子持ち昆布のお寿司を初めて食べましたが、コリコリした歯ごたえが新鮮でした。

私は、肉の炙りをすしネタにするというのがあまり好きではないのですが、今日食べた白老牛の炙りのお寿司は、これ見よがしな嫌みがなく、あっさりと、しかもしっかり「お肉」であるにもかかわらず、カツオのたたきとか、良質の大トロの炙りを食べているような感じで、他のすしネタとのバランスも絶妙な感じでした。

個人的にはすし飯は、もう少し柔らかめで酢が気持ち効いていてもいいかなとは思ったのですが、おそらく、日ごろ回転すしばかり食べているので、舌がそういう味を覚えているだけの話ではないかと。
いいネタが乗っかる場合には、ご飯の味は極力主張しないようにすべきなのだろうと思います。

サラダの葉物もシャキシャキしていましたし、デザートの抹茶アイスもコクがあっておいしい一品。

これで、値段は先ほど述べた通りです。
他のネタは、いくらに鯛に甘海老、イカなどなどがあり、カッパとか鉄火とか卵とか「お値段稼ぐ系ネタ」は一切ございません。

信じられないお値段です。

これ、東京で食べたら、いくらするんだろう?

ハヤシは、夕飯に何を食べるか困ったら、とりあえず「回るすし」を食べに行くのですが、恵比寿のやっすい回転寿司でさえ、5皿食べれば800円以上にはなる。

もうなくなっちゃったけど有楽町ガード下の回転ずしだと1000円は余裕で越します。
たまに贅沢して中トロ頼んじゃったりビール飲んじゃったりしたら、1500円くらい簡単に行ってしまう…

おそらく、普通に今日のランチメニューを東京で食べると、10貫で2000円くらいにはなるのではないかと。場所によっては、2000円では済まないかなと思います。

もちろん今はやりの「俺のすし」みたいな感じにすれば、同じくらいの値段に抑えられるかもしれませんが…いくらすしは立ち食いでもいいとはいえ、今日みたいなおすしを、落ち着かない「俺の」方式では食べたくない(座らないで食べるのでうまいものも安いというが、うまいものは座ってちゃんと味わいたい)。

以前から、東京でご飯を食べるとき、少なくとも札幌で食べるときと、ランチで300円は高いなと思っていました。
晩御飯になると、500円以上、場合によっては1000円くらいの差になるかもしれません。

例えば、恵比寿アトレで和食のランチを食べると1000円で、ご飯味噌汁おしんこに焼き魚が一尾。サラダもデザートもドリンクも付きません。札幌だとこの程度なら、そこそこおしゃれな店でも750円から800円くらいでしょう。
同じ店でディナーを食べると、300円程度の箸休めも何となく取らされてしまい1800円くらいに。
フクモリでも夜に焼き魚の定食をとってお茶をつけると、2000円を超えてしまったりします。

札幌だと12,300円、お茶つけて17,800円くらいがせいぜいではないかと思います。


最近お気に入りの銀座ルブランで、ドリアやグラタンのランチをとると確か1400円ほど。サラダとドリンクがセットでつく程度。
確かに札幌でも1000円は割らないと思いますが、1400円はない。だって、サラダはいたってシンプルですし…

今日のすしネタは、本当にいいもので(産地直送のものを新鮮なまま提供というよりは、寝かせたり、炙った「一番おいしい状態」に仕上げて出している手間暇かけたもの。

それが1200円って…(まあ、ランチは採算度外視でやるところもありますが、それにしたって…)

東京にうまいものはたくさんある。
しかし、やはり、「手ごろな値段でおいしいものが食べられる」のは、やっぱり地方都市、とくに北海道なんではないかと改めて感じました。

特に札幌の場合、「日常的に食べるもの」は手ごろにおいしく食べられるものが多いですからねえ…

札幌は地方都市の中では物価が高い街です。
しかし、そんな札幌においても、東京の経済的な意味における暮らしにくさ、みたいなものを、本日は、ちょっと感じてしまったのでした。







2014年8月23日土曜日

パンケーキは、バターとメイプルシロップで。

ハヤシです。
帰省しています。
札幌は、昨日は雨ふりで寒いくらいでしたが、今日はちょっとムシムシしておりました。
とはいえ、気温は20度台。
35度近くまで上がる東京とは違い、汗だくになることもなく、非常に快適なのであります。

最近、パンケーキにはまっております。
この今更感…
パンケーキブームは、おそらく昨年がピーク。今年はおそらく下火傾向になっているはず。
であるにもかかわらず、ハヤシは、今こそ、パンケーキなのであります。

今日も本当はおやつにパンケーキが食べたかったのだけれど(お昼を食べそびれたので)、外出中近くにパンケーキ屋がなく、マザーリーフでプレーンワッフルを食べました(写真は「ハヤシのメシ、その他の食べもの」でご覧ください)。

きっかけは、6月の初めでしたか、個人情報保護士認定試験を受けに行った時のことです。

会場は青山学院大学。
試験は午前中で終わり、なんとなく国連大学前のファーマーズマーケットをうろうろしていたところ、近くに「j.s pancake cafe」を見つけたのです。
この日は少しお腹がすいていたし(かつ、まだ、お腹も元気だったので)、レモンとリコッタチーズのパンケーキという、ごついひと品を食べました。
薄めのパンケーキ3段重ねで、濃厚なリコッタチーズにさわやかなレモンの味が絶妙にマッチして、それはそれで、とってもおいしかった。

その後友人を連れてランチに。
ひとりで買い物の後のブレイクに。
そして、仕事帰りに表参道に用があった帰りの軽い夕食に。

この2か月余りの間に、何度もこのお店でパンケーキを食べました。

このうち、トッピングが色々なされたパンケーキを食べたのは初回と先日の2回のみ。
それ以外は、パンケーキ自体はプレーンのものに、バターやメイプルシロップをかけて食べるスタイルのものを選んでいます(単品のプレーンタイプを選ぶと、バターとメイプルシロップの他、生クリームとレモンがついてきます)。

で、やっぱり、パンケーキを食べるスタイルとしては、バターとメイプルシロップが基本かなあ、と強く思うのであります。

暖かくて、表面に若干焦げ目がつき、スポンジケーキのふわふわ感とは異なる食感のパンケーキには、甘い生クリームに水っぽいフルーツやチョコレートソース、酸味のあるフルーツのソースは、よほど味付けに気をつけないと、ばっちり合う、ということはないように思います。

それに、個人的には、生クリームやフルーツのケーキを食べたいときに、あえてパンケーキの店には来ないかな、という…
パンケーキ食べたいときというのは、暴力的じゃない、甘さの優しい味を求めているような気がします(そうじゃなくてパンケーキ屋に来た時は、普通のカフェが混んでて入れないとかそういうときでしょう)。

シンプルな甘さのパンケーキに塩気のあるバターを溶かしてメイプルシロップをたっぷり…
そんな子供のころの「ホットケーキ」の味をパンケーキに求めているといっても過言ではありません。

「j.s pancake cafe」は、あのジャーナルスタンダートが出しているお店です。
他の店舗は知りませんが、国連大学前のお店は、ここ数か月で何度も行っているところからもお分かりいただける通り、良いお店です。
パンケーキの味もさることながら、お店の雰囲気もいいし(たまにその雰囲気をぶち壊す女性の集団客が来ますが)、店員の方の接客もとても気持ち良い。

様々なトッピングを施したパンケーキが出されていますが、結構見渡してみると、先ほどお話ししたプレーンタイプのものを頼んでいる人がやはり一番多いような気がします(単品のプレーンタイプは2枚です)。

ハヤシは、勝手に、やっぱり自分と同じような「子供のころのホットケーキ」の夢をパンケーキに託している人が多いのかなあなんて思っています。

シンプルに食べられるものが一番おいしいと感じられるのは、きちんと丁寧にそのものを作っている証拠でもあると思います。

このシンプルなパンケーキを、今後も「j.s pancake cafe」には大切にしてもらいたいと思います。

…とここまで書きながら、このプレーンタイプのもう1つのおすすめの食べ方。

バターをしっかり塗った後で、生クリームをたっぷりトッピングしてレモンを絞り、メイプルシロップを多めにかける。この食べ方も、時折はさむと楽しいです。

生クリームが甘すぎないので、レモンの酸っぱい感じとメイプルの優しい甘さ、バターのコクが口いっぱいに広がって、美味です(もちろん、お口直しに最後は、バター&メイプルのシンプルな1ピースでハヤシはしめますが…)。

胃が本調子ではなくて(胃酸逆流気味が1か月ほど継続)、時に胃もたれなどを感じるハヤシでも、ここのプレーンのパンケーキは、大丈夫なのでした。






2014年8月18日月曜日

昨今アイドル事情について四十路女が思うこと。

バイトルドットコムのCMが今しがた入りました。
今年の総選挙で選ばれた「神セブン」の皆様が並んでいるあのCM。

いや、申し訳ないけど、元祖神セブンに比べてオーラ薄っ!!

SKEやNMBからぐんぐん上がってきた山本彩ちゃんと松井珠理奈ちゃんのふたりは、キラキラしていますが、やはり地方臭さが抜けないですし、個人的には、なんであの「ぱるる」とかいう子が人気があるのか、全然わからないのです。

雰囲気としては、王道アイドルというより、ちょっと斜に構えたマイノリティ感が気になる子ではあるのですが…何より見ていてアイドルに絶対的に必要な奉仕の精神とか、まな板の上の鯉になる能力が皆無な気がしてなりません。

第一、顔がかわいくないし。

で、さっしーが2位になった時点で、AKBグループの面白さも半減したと思っていたわけですが、日本のアイドル事情が、実は「AKB」だの「ももクロ」だのと騒いでいる水面下で、結構どえらいカオスな状態になっていることを知りました。

まず、何とかしてくれと思うのは「地下アイドル」の世界…

なんですか、地下アイドルといえば、群を抜いて強い芸能事務所さんがひとつあるんだそうで、そこ以外は、もう衣装はかわいそうなくらいペラペラのうすうす、ドン・キホーテで買ったほうがましじゃないかと思うくらいの安っぽさ。
「歌と踊り」の基本では勝負できないので、それ以外の奇をてらった演出で生き残ろうという、もはや君らアイドルなのか、という策に出ているグループがうじゃうじゃといる状態になっている…

このあたりは先月あたりに「たけしのTVタックル」で、「地下アイドルとそれに群がる40代男」みたいなタイトルの特集でやっていたのを見た方もいるんじゃないかと…

実は、私の依頼者の娘さんが地下アイドルグループにいる関係で、この日、TVタックル観たのですが、余りに心苦しくて、途中でNHKにチャンネルを変えてしまいました…

彼女たちがどこまで生きながらえるかは、40代男の財力と熱意にかかっているといっていいでしょう(しかし、熱意というのは年を追うごとにまた持続しにくくなるのが真実でもあります)。

一方、歌も踊りも素晴らしい実力派アイドルグループが実はあまた存在しているということも知りました。

モーニング娘が冬の時代のうちに踊りと歌を鍛えて、すっかり実力派アイドルグループに変貌したのは結構有名な話ですが、実は、これ、ハロプロ全体の傾向のようで、ハヤシは、すっかりハロプロびいきです。

ももちがいるBerryz工房とキュート(正式表記が難しくてできないのでカタカナにさせてもらいました)は、本当に歌がうまい!!
センターというべきかメインというべきかのお二人がどうやらかなりな歌唱力のようなのですが、ももちのソロを聴いたときに、ももちも歌が案外うまいということに気がつきました。

ハロプロ以外では、東京女子流とかジュースジュースとか、思わずYOUTUBE動画を目の前にして悲鳴を上げそうになるくらいのうまさ…

80年代アイドルが記憶にこびりついている四十路世代(そして、70年代アイドルの記憶も片隅に残っている)としては、女性の歌い手は、その立ち位置が限られているだけに、「歌くらいはまともに歌ってほしい」という気持ちが結構強い。

しかも、アイドルグループとなると、日本には「SPEED」というスーパーなローティーンアイドルグループがいたせいで、「アイドルだってここまで踊れるはずだろ!!」と思ってしまう。

つまり、アイドルグループの女子に対する注文は
可愛くいてほしい
歌もうまくあってほしい
踊りもきちんと踊ってほしい
と、非常に厳しいものになってしまうのであります(歴史的に見て、「アイドル」という土俵で見れば、圧倒的に男性アイドルより女性アイドルの方が、良質な歌を歌ってきたのが日本という国なのであり、歌をこよなく愛する女子は、男性アイドルよりも女性アイドルに目を向けてきたといえるでしょう)。

で、先に「実力派」と挙げた4つのグループの皆さん。
歌はうまい。
踊りもいい。
しかし、顔が飛びぬけてかわいいというわけではない…
楽曲にもそれほど恵まれていない…

というわけで、AKBとかももクロさんなんかに比べて実力ははるかに上なのに売れていない、という憂き目にあってしまっているわけです…

いつの世も芸能の世界は残酷です。
実力がありゃ売れるというわけではない。

80年代、「徳丸純子」というアイドル歌手がいたのを覚えている方はいるでしょうか。
彼女、「レッツゴーアイドル」とかにそこそこ呼ばれるくらいの中途半端な売れ方しかしなかったアイドルでしたが、歌はうまかった。
そして、彼女には、「恋はシーソーゲーム」という名曲があります。
これが、詞といいアレンジといい非常に良い歌だったのに、我が故郷北海道で売れただけで全国的には…な状況だったのです…

堀ちえみとか松本伊代とか、新井薫子とかなんかより、うまかったのに(華がなかった)…

そんなわけで、今、女性アイドル業界はとてつもなく面白い。

地下アイドルに群がる40代のおっさんどもにも、実力派アイドルに是非是非目を向けていただきたい。
そんなマイナーにマイナーを重ねるところでオタ芸しなくても、普通に良質なものを正当に評価することができれば、あなたたちの存在価値は、残されているんだから。






2014年8月17日日曜日

ショートヘア命?

昨年あたりから久々に髪を短めシフトにして、久々のショートヘア生活に突入しました。
7月の初めに訳あって帰省した際に、お耳全開のばっつりショートにして、本格ショートヘア。

前にも書きましたが、ここ10年近くはロングやセミロングの生活で、ここまで短いのは本当に久しぶり。しかも、お耳全開は、人生初といっても過言ではありません。

これが、実は思いのほか評判が良いのです。

「似合いますねえ」
「いいですよ、すごーくいいですよ!!」
「久々に会ったら、すっかりシャレオツな頭になっておられて…」

などなど、お褒めの言葉をいただいており、ハヤシ的には、社交辞令には聞こえない…

実際、美容師さんにはロングをキープしていたころから「一番似合うのはショート」と言われ続けており、ただ、この美容師さん以外に髪を触られるのは基本イヤなので、帰省時以外にカットできない、すなわち「ロングできっついパーマ」が一番ラクということで、弁護士になってからしばらくそういう頭で過ごしていたわけです。

若い時は、発作起こして伸ばしていたこともありますが、基本ショート。
その頃よりかなり短めとはいえ、今の髪は見なれた長さ。
自分でも、違和感のなさを感じています。

お手入れらくちん。
頭が小さいから、服装のバランスもとりやすい(しかし、ボーイッシュな格好は気をつけないと虫取り少年になるので要注意)。マイブームのワンピースも、セクシーになりすぎずに着こなせます。

が、綺麗なショートをキープするには、本当は1か月に一度くらいカットに行けたほうがいいのだと思うのです。
数か月持たせるための策を講じないと…となると、私の、ネコっ毛で少ない髪の毛でショートはきつい。
自然、パーマをかけたり中途半端な髪形になりやすい。

来週帰省して美容室に行くので、そろそろどんなふうにカットしてもらうか考えねばならないところだったのですが、オーダーに際して、こんなことが気になっていました。

しかし…実は、今の伸びかけのショートが、原田知世ちゃんのマッシュ系ショートの形にちょっと近くて(自己満足自己満足)、ちょっとうれしい状態。

次は、10月に帰省予定があり、次のカットまで2か月という微妙な状況。しかし、

思いっきり短くしとけば大丈夫じゃない?

と安易に考えて、ショートヘアキープで乗り切ろうと考えています。

ネットのヘアカタログで、つばつけたものを美容師さんに送付。
髪質的に行けるかどうか確認したところ、OKということだったので、その状態にカット&パーマしてもらうことになります(結局パーマが必要)。

今から楽しみ。
正直すごく短いです。ま、ボーズ寸前とは言いませんが…。

本日、久々にローズベーカリー丸の内に行ったのですが、そこのスタッフの最古参のおねえさんは、後ろ刈り上げのマッシュ系ショートです(髪が黒くて多くてうらやましい)。

「あれ~、ショートになりましたねえ」

顔を見た瞬間に嬉しそうに言ってくれました。

「ショート族にウエルカムですよ~」

この言葉を聞いて、ちょっとピンときました。

ショートヘアって、たまにブームが来て、わりに最近も来たような気がするのですが、いつも短いのです。
やっぱり男受け狙うなら、女子はロングなんですかねえ。
いやいや、私の場合、ロングでもがっつりスパイラルで男受けどころの話ではなかったわけですが…

ショートヘアの女子は、我が道を行くこだわりの持ち主が多いのではないかと。
そういう女子の緩ーいグループを作るのも面白いかと。

さて、この年でここまで短くしちゃうと、もうコラエ性も根気もなくなっているので、二度とロングにはできないなと思っています。

うんと歳をとったら、亡くなった母方の祖母みたいに、長い白髪を後ろでおだんごに下かわいいおばあちゃんになりたいと思っていたんですが、諦めざるを得ないかも。



2014年8月11日月曜日

AKI-OKA ARTISANに行ってはみたものの

今日一日引きこもっていたハヤシです。
そのため、東京がどえらい天気だったらしいことを北海道の母から聞いて知る始末でした。

さて、昨日、フクモリでブログを書いた後、ワタクシ、以前から気になっていた「AKI-OKA ARTISAN」なるところへ行ってまいりました。

JRの秋葉原駅と御徒町駅を結ぶ高架下にできた、まだそれほど知名度がないクリエイターが出品しているスペースで、ひところ、ずいぶんと宣伝されていたスペースでした。

東京スカイツリー構想が持ち上がって以来、イースト東京が熱いとかなんとかって話になり、清澄白河あたりには、先日アラーキーが個展をやったようなアートスペースができていたり、東神田のあたりにも、STARNET東京や、こじゃれたアクセサリーショップ、雑貨屋などなど、クリエイティブな空間ができてきていました。

万世橋のマーチも、アンティークの家具や、イースト東京の職人の作品(東北物も多いけど)などが売られていたり、伝統と若い息吹のイースト東京はまさにホットといえば、ホットです。

そんなわけで、AKI-OKA ARTISANにも、それなりに期待をして行ってきたのですが…

非常に期待外れ。
一言でいえば、全然ダメ、でした。

没個性な革小物屋や安っぽいアクセサリー屋、草木染の衣料品店が軒をつられていて、雰囲気はさながら、商店街のおばちゃんのお店。

別にそれならそれでいいんです。
というか、だったら、「御徒町の商店街ここにあり」みたいに作っちゃえばいいんですよ。

私が言いたいのは、「こじゃれた空間」を装い、間口や中の雰囲気も白壁にして、「おおっ、ここに未来を担う若手クリエイターが」みたいな盛り上がり感を醸し出しておきながら、実のところ下町の商店街みたいになっている「だまし討ち感」が問題だということです。

これじゃ、感度の高い若い者は「けっ、たいしたことねえな」と足が遠のく。
間口をこじゃれた感じにしちゃっている分、気軽におじちゃんやおばちゃんも来れない。

つまり、予言すると、今後1,2年のうちに確実にテナント抜け放題のスカスカになります。
昨日だって、(まあ台風が来るといわれていたのを間引いても)スカスカでしたもん、お客。

はっきり言って、革小物だの、アクセサリー屋だののクオリティを見ると、昨今のちょっと名の売れたサイトのネットショップの方が段違いでレベルが高いです。

おそらく計画した人に、そういうセンスがなかったんだろうな、というか、ちゃんとプロデュースできる人がいなかったんだろうなと思うのです…

なんかバブル期に失敗した数々のテーマパークを見たような思いでした(特に我が故郷北海道は、そういうテーマパーク目白押しの地域でしたから…)。

万世橋マーチは盛り上がってますし、AKI-OKA ARTISANの惨憺たる状況から、「東京スカイツリーバブルはじける」と即断するわけにはいきませんが、実は、東神田のクリエイター招致もそれほどうまくいっているようには、はた目から見ても思えず、やはり、安直に「スカイツリー効果」に乗っかっちゃって、良く考えずに「クリエイター」というワードを利用しちゃった悲しい結末…だと思うのですが、ただ、イースト東京、この線で盛り上げようとした地域が結構多かったようにも思え、案外潮が引くように、「やっぱ、渋谷だよねえ」なんて具合に、ウエスト東京に再び盛り上がりがシフト、というのがありそな雰囲気です。

オリンピックは、おそらく西側中心でしょうからね。

2014年8月9日土曜日

iPhone狂騒曲

東京は雨です。
というか、東京も雨です。
台風でご苦労されている地域から見ると、まだまだ何ともないレベル。
むしろ涼しくて気持ちいい感じです。

朝、内科に行った後、定番の万世橋フクモリでのんびりしています(ついにお店のお姉さんに「お盆もやってるので来てくださいね~」と言われるに及びました、来るぜ、お姉さん!!)。

今週、結構どえらい目に遭いました(なんか、これっぽい書き出しが多いな、ワタシ)。

iPhoneのバッテリーがお陀仏になっちゃったのです。
auで2年契約していたものですが、まだ1年7ヶ月あまりしか経っていない。

しかし、かつて出先にいることが多かったワタシは、iPhoneに仕事用のアプリを入れまくり、バッテリーの減りが早いので携帯用のバッテリーチャージャー常につけまくり・・・というヘビーすぎる使い方をしていたところ、ついに、水曜日あたりから、バッテリー残量まだ結構ある表示になっているのに、次の瞬間電池切れ、みたいな状態になったのです。

何日かはごまかしごまかし使っていました。
しかし、何をやっても、どれだけがんばっても、午後6時にはもう電池切れ。

実は(まだ公表できないのですが)諸事情あって、電話がつながらない事態になるのはちょいとマズい状況でした。

他にも、2年契約のあほらしさを感じていたし、スマホと通話用電話の芯なる使い分けもすべきだよなあと思う事情もあり、シムフリーiPhone買って、シムだけ入れちゃうかとか考えていました。

しかし、アップルで出してるシムフリーiPhoneは死ぬほど高いし、ネット市場で出ている中古のシムフリーも、iPhone5Sの32GB以上になると5万円代後半から6万円台(16GBなんて怖くて使えません。容量少なすぎ)。
持っていたのは5で、5と5Sなんて大して変わらんはずなので、5の中古で全然十分だったのですが、ないし、やっとみつけても、やはり5万円台。

どうしようと思っていたところ、金曜日に完全にiPhoneちゃんがアウトの状態になり、午後8時半頃、悲鳴を上げながら、有楽町ビックカメラのアウトレットに飛び込みました。

そうしたところ、本当に飛び込んだ次の瞬間、目に「au iPhone5 64GB 3万800円」という字が飛び込んできたのです。

うおおおおおっ!!
神はワタシを見捨てていなかった!!

隣にいたお店のお兄さんに「これください!!」といきなり話しかけ、即決お買い上げしました。
「シムの入れ替えしてください」というお願いも聞いてくれましたし(あんな小さいもん、怖くて入れ替えできまへんがな)、動作確認がてら、iCloudを通じたデータの同期もお店でさせてくれました。

お買い上げ1時間後には、ほぼ通常使用できる状態になりました。
まあ、ezwebのメールの設定のみ同期できてなくて、それが多少面倒だったこと以外は、非常にらくちんでした。いや、iCloud、天才です。

そして、ラッキーなことに今回のiPhoneちゃんは、ワイヤレスのテザリング設定が出来ていて、電波が不安定なイーモバイルの代わりも果たしてくれる、少し嬉しいオマケもありました。

64GBあるので、容量もあまり心配なく、動きもサクサク軽い・・・
ほっと一安心。

で、今まで使っていたiPhoneですが、Wi-Fiがあるところでは使えますので、まあ、iPodTouchiみたいな感じになっています。
また、バッテリーチャージャーから解放してあげたり、使わないアプリは片っ端から閉じたり、明るさ調整したり、などなどしているうちに、以前よりもバッテリーが持つようになりました・・・

たとえ一方はiPodみたいになっちゃったとしても、2つあると結構便利です。

ここ数日は、外では新しいiPhone、家に帰ってきたらメールやSMSはできるだけiPod化した元iPhoneですませて、新しいのは電源切る、みたいな生活にしてまして、iPhoneに優しい生活が実現出来ている感じです。

ワタシの方も使い方の荒さを反省しているところではあるのですが、やはり、外出が多くヘビーにスマホを使い回さざるをえない身からすると、携帯電話会社の高い利用料(2年契約ってつくづくごまかされている感がします)や、スマホ本体のどえらい高いお値段が気になります。

ただ、AQUOSPadを使っての感想ですが、Androidって、やっぱりどうしても動きがのろのろしているし、スマホはタブレットよりも軽快に使いたい代物、というところからすると、どうしても電話はiPhoneがいいかなと思うのです(タブレットに関しては、実はWindowsタブが一番かなと思っている)。

そう考えると中古iPhoneの選択って、実は結構ありなのかなあ、なんて思うのです。

特にこの秋だか冬だかに発売予定のiPhone6って、でかくなるわ曲がるわで、どえらい残念なフォルムになるとかって噂もあり。

iPhone中古市場が、今まで以上に盛り上がっちゃうのかも、と思うのでありました。

2014年8月4日月曜日

ハヤシのお気に入りカフェ:フクモリ(万世橋)

ああっ。もうこんな時間です。
怠惰なハヤシですが、明日は、7時30分には起床しないとまずいのです…

最近、本業の方でもちょっとした執筆の仕事が増えてきて(とはいえ、ドカンと一冊本を出すなどという話ではございません)、そのために、今日は丸善に本を仕入に行ってきました。

こんな得手勝手なブログと違って、いい加減なこと書いたらまずいので…

で、その後、お気に入りのカフェに行って、買った本をつらつらと1時間程度読んで、大体こういうことを書こうかと頭の中を整理して帰ってきて、そんでもって、いつもの日曜日のように、ご飯作ったり台所きれいにしたりゴミ捨てしたり、原稿途中まで書いたりしてたら…こんな時間になってしまいました。

「メシのブログ」(しつこくURL http://hayashinomeshi.blogspot.jp/)を見ていただいた人はお分かりいただけたかと思いますが、本日私が本を読んでいたのは、「フクモリ」なるカフェです。

このフクモリ、東神田と万世橋マーチエキュートの2店舗ありまして、私が本日行っていたのは、万世橋の方です。

というか、ここ最近行っているのは、万世橋の方ばかりです。
住まいからは、どちらかというと東神田の方が近かったりするのですが…

東神田の方は、以前数回行きましたが、夜は分煙していないのと、なんだか最近イベントばかりなので落ち着かないのと、金曜の夜なんて予約しないとは入れなくて、自然足が遠のいてしまいました

「フクモリ」は山形のとある旅館がプロデュースしているらしいカフェレストランで、山形を中心とした東北の食材による料理(和食だけではない)やスイーツ、酒類を提供しています。
また、イースト東京を中心とした若手クリエイター、老舗雑貨・文房具店をリスペクトしており、品物をチョコチョコと店内に置いています。

東神田の店舗の方が先にできて、私が名古屋から東京に戻った時には既にありましたから、多分もう開店から3年くらいになっていると思います。

万世橋の方は、開店から1年弱くらいですが、コンセプトは基本東神田と同じ。
ただ、置いてある雑貨類はもっと幅広いですし、クリエイターご推薦の本だとか、後は食材なんかも売っています。

つい2か月くらい前だったでしょうか、初めて訪れたの。
それから週に1回か2回、必ず訪れるようになり、すっかり顔を覚えられてしまいました。
先日はついにお店の方に「いつもありがとうございます」と言われるに及びました。

万世橋のフクモリを気に入っているのは、その居心地の良さと、どんな人でも入ってきてくつろぐことができる気安さが理由です。

リバーサイドのテーブル席や壁際の席は別ですが、それ以外の店内の席は、木製のテーブルに木製の椅子。空間の取り方はゆとりがあり、店内は少し暗く、腰かけるとホッとしてしまいます。

お店の方も、マニュアル通りの対応ではなく、いい具合に放っておいてくれる。呼べば親切に対応してくれる。程よい距離感で接待してくれます。

当然、お茶やお酒、食事、スイーツの味は文句なし。

休みの日の夕方に行くと、私のようにひとりで女性がふらっと入ってきてお茶を飲んでいたり、カップルや友人同士でおしゃべりしていたり、かと思うと、散歩中のおじさんがひとりで入ってきて読書したり、ビールを一杯ひっかけていたり。
さらに、小さい子供を連れた家族連れが軽くご飯を食べていたり。
今日は、それに加えて、お店のスタッフの女性が空いている席で賄いを食べていました。

そんな、いろんな人がいろんな楽しみ方ができて、どれも場違いな感じがなく、ゆったりとした気持で眺められる。

今までこんな空間に出会ったことはありませんでした。

いつかカフェでゆっくり読書する自分…にあこがれていましたが、それをかなえてくれたのがフクモリ。

頭を整理するためのメモづくりをするにも、「フクモリでお茶飲みながらやりたいな」と思いますし、今日みたいに仕事関係の本を読むにも寄りたくなる、もちろん趣味の読書や、ポメラ持ち込んでのブログやその他原稿の執筆、などなど…リラックスして豊かなプライベートの空間を与えてもらえるのです。

自分の空間をカフェに置くことができたのは、札幌で予備校の仕事をしていた時以来です。
そこのカフェも大好きでしたが、快適さえでいえば、フクモリが断然断然上、です。

万世橋マーチの知名度がかなり上がっているのと夏休みのせいで最近は人が多くて、もしかすると、今みたいな楽しみ方もなかなかできなくなってくるのかな、などと思うのですが、もう少し、至福の時間を提供してほしい…わがままなハヤシはそう願ってやみません。

ほんとはブログに書くべきじゃないんでしょうが、思わず書いてしまったのでした。

2014年8月3日日曜日

お口の中の大修繕、そろそろ終了。

暑かったですね…

もう今日は絶対に外出しないと決め込んで、やりたいことをあれもこれもやろうと思っていた日でしたが、結局布団干しに外の出ただけでグロッキーになり、やりたいことの半分も終わらないまま、この時間に至っています…

さて、今年の1月、大きな裁判抱えている身で生じた歯痛から、前歯をどうするか問題、などなど色々あった「歯の大修繕」問題ですが、ようやっと終結に向かいました。

ここまで足かけ6か月。
おそらく、歯のクリーニングなども含めると、もう2回くらい通うことになりそうなので、丸7か月かかることになりそうです。

この間、

・小さな虫歯を数本治療
・親知らず抜歯(1本)
・医師のミスで斜めに根を開けてしまった左前歯の抜歯
・前歯3本ブリッジ及び1本かぶせ物
・奥歯のかぶせ物修繕3~4本(全て金属から白へ)

をやりました。

字面にすると大したことなさそうですが、全部で10本以上の歯を直していることになります(しかも、その大半が結構でかい治療)
で、基本1度治療すると最低1週間くらい空くわけです。長い道のりもうなづける…

しかも、かぶせ物系は全て白い歯にしています。
フロントの前歯四本は、顔の正面なので、保険がきかない歯のなかでも高いものを選ばざるを得ませんでした(一応客商売だしね)。

そんなわけで、この7か月の間に、お口大修繕のためにかなりな金額を費やしてしまったわけです、ハヤシ。

ただ、お金をかけた甲斐はありました。

全ての歯が白くなったので、口を思う存分開けることができるようになりました。
前歯、中途半端な差し歯が抜けるんじゃないかという心配がなくなり、食事の時の負担感が若干減りました(もちろん、今度は3本一気の可能性があるので、気をつけねばならないのですが)。
親知らず抜いて、歯を磨くのが楽になりました(奥に歯ブラシ突っ込まなくてよい)。

口の中は、以前に比べて(子供のころと比べちゃなりませんが)、金をかけた分かなり快適になりました。

今回の治療、開始前に歯科助手さんから予め告げられていた治療計画がありました。

最後に、マウスピースを作る。

どうも私、寝ているときに結構歯ぎしりをしているらしいのです。それで歯がかなりすり減っていると…高い歯も入れるし、長いことキープするには、あったほうがいいですよ、治療によってかみ合わせはずいぶん変わるので、最後に…(注:歯ぎしり自体は誰でもしてるんだそうです)

結構ショックでした。
ひとり寝、ひとり暮らしが長くなると、自分が寝ているときにどういう状況か指摘してくれる人がいないので、全くわからないものです。

寝相が極めて悪いのは自覚がありますが、いびき、歯ぎしりの類は、どんな感じなんだろ、と若干の不安を持ってはいました。
まあ、どうやらいびきは大丈夫そうだったのですが…マウスピース入れるくらいに歯ぎしりしてるって、これ、音響はどうなっているんだ?と、小心者のハヤシは、若干ビビってしまったわけです。

それ以来自分でも気になったのか、たまに夜中目が覚めるようになりました。
気づくと確かに歯をカチカチしている…

まあ、自分が自覚する限り、誰とも一緒に眠れないような音は発していなかったようなので、一安心ではあるのですが。

もうひとつ心配だったのは、マウスピースつけて、はたして安眠できるのか、ということでした。

というのは、ハヤシの妹は、顎関節症でして、時折顎が痛くなるのです。
で、調整のためのマウスピースを持っています。
本当は毎日つけなければならないのですが、顎が痛くなった時だけしている。

なぜか。
つけると、「おえっ」となっちゃうからです。

ハヤシ、意外にデリケートで、妹ですらこうなんだから、あたしゃー絶対無理だろ、そう思っていました。

昨日、マウスピース出来上がりました。
着脱方法を教わり、早速、夜寝る前につけてみました。

快適…とはいきませんが、本当に歯と歯の接触部分を保護するためだけの小さ目のつくりにしてくれたおかげで、喉を圧迫することはありませんでした。
「おえっ」もなく、案外安眠できました(暑くて寝苦しかったのはおいとくとして)。

ほっと一安心。これなら毎晩つけられそうです。

このマウスピース、当初5000円ほどお代がかかる予定でした。
が、しかし、最終的に無料でした。
どうも、ここの歯科医院に多額のお金を貢いだと受け取ってくださった先生の計らいだったようで。

とってもいい状態に治してもらって上に、マウスピースサービスなんて、恐縮しきり。

ま、大病しなけりゃもう数十年は生きるかもしれないので、歯は大事にしましょう、と思うのでした。