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2016年12月25日日曜日
そして女子なのだ。全日本フィギュア総括その2
順当といえば順当だったんでしょうか。
今期のグランプリシリーズである程度活躍した女子3人が代表をとりました。
表彰台争いというところで見ると、宮原さんと樋口新葉ちゃんはほぼ確実だと誰もが思っていたでしょう。
もう一人が誰になるんだ…ある意味混戦といえば混戦だったでしょう。
本田真凛ちゃんか、坂本花織ちゃんか、三原舞依ちゃんか、はたまた本郷理華か…
真央ちゃんに表彰台を期待していた人もいたかもしれません(多かったのかな)。
三原舞依ちゃん、存在があまりにも地味なので、表彰台争いのひとりという印象は結構薄かったかもしれません。だけど、大きなミスなくショートもフリーもまとめて、気が付いたらポンと3番目に来ていた、という感じ。
こうやって眺めてみると、やはり個性のある選手が上位6位に入ったなと思います。
女子って技の正確性や小技の効かせ方次第で点数が大きく変わる非常にわかりにくい競技になってしまっているので、演技も似たり寄ったりだし、選手の個性もパッとしないことが多い。
だけど、世界でも日本でも上にくる子はやはりそれなりの個性があります。
宮原さんは堅実で間違いがなく深い演技をする。
樋口さんはスピード感と色っぽさ。
三原さんは明るさと若さ(体が珍しく堅そうなのも個性かも)。
ただちょっとなあ…このメンバーでオリンピック3枠をとるとなると相当頑張ってもらわないといけないかもしれません。
表彰台が惜しかったマリンちゃんについてですが、表現力も技術力も申し分ないんだろうけど、全体的に「軽い」のが気になります。力強さを感じないんですよね…
そして、なんというか今が完成形になってしまってる感が強くて、伸びしろをあまり感じない。
シニアに来ると結構苦労するのではないかなと感じています。
本郷さんは、表彰台に乗るためにフリーを昨シーズンのものに戻しましたが、不発でしたなあ…リバーダンスは確かに名プログラムではありますが、なんというか今期の不調は別にプログラムのせいではないように思うし…なんというか安直な選択だったような気がする。
逆に評判がよかったプログラムを滑るんだから高得点を出さないとというプレッシャーが彼女にかかったのでは…
本郷さんの場合、長い手足を上手く使えていないためにプログラムが大雑把で粗雑に見える欠点があるのと、回転不足が大きな問題ではないかと。
そこを根本的に直さないと、本当に村上佳菜子地獄に陥ってしまいますぞ。
さて、その村上佳菜子ですが、今日のトスカはよかったですね。ジャンプ構成を落としてプログラム全体を見せるという作戦は当たっていたと思います。
ドラマチックで難しい曲をしっかり踊りこなしていて、近年では一番よい仕上がりだったのではないかと。
ただ、佳菜子ちゃんは艶っぽさが残念ながらゼロで、とはいえ、堅実にクラシックを踊れる雰囲気もない。しかし、イメージ的に曲の選択が難しい人ではないかなと思います。
あ、あと…メイクはもうちょっと勉強した方がいいかも。しもっぷくれの輪郭とか残念ながら鼻の穴が大きいのとか、わざわざ悪目立ちするメイクにすることないでしょう…
申し訳ないが、顔の造作は若干残念な方なので、それを前提として曲や衣装に合わせたメイクができるよう、しっかり勉強しましょう。
最後に真央ちゃんですが…何もいうことないなあ。
終わった後のインタビューとか見ていて、引退するのかなと思ったのですが、どうも競技は続けるらしいですな。
過去の栄光をかなぐり捨ててボロボロになってもやろうというのは本人の選択なので全然かまわないと思う。
自分がピョンチャン目指してやると言って戻ってきたのに、道半ばでやっぱりやめました、というのは言えない性格…なんでしょうね。
個人的には、真央ちゃんに対しては「納得いくまでやっておくれ」ということしかもはや期待していないし、これ以上のことを期待してはいけないんだと思ってます。
トリプルアクセルという呪縛は彼女の栄光にとってはマイナスだったかもしれませんね。
これにこだわりすぎたために、彼女は「3回転3回転を完ぺきに飛ぶ」ことが求められる現代の女子フィギュアの潮流からは置いていかれる存在になってしまいました。
そこが気の毒でもあり、彼女を多くの人の記憶に長いこと残っていく稀有な選手にしたのだとも思うのですが、彼女自身のスケート人生の波瀾万丈さの原因にもなってしまったかな…と。
表彰台に乗った3人の女子は、みなちっこく、その体に世界で戦う力を秘めているのが信じられないくらい。
とりあえず、お疲れさんでした。
気が向いたら、明日のエキジビジョンを楽しもう。
全日本フィギュア、とりあえず男子総括。
本日は、まさかの2連続投稿になりそうです。
本当は昨夜男子の総括をしたかったのですが、力を入れすぎてみていたからなのか、中継が終わった後やたらめったら疲れてしまい、投稿する余力が残っていませんでした。
ルマンドが好きではないハヤシですが、今回の欠場は残念でした。
だって、ルマンドは宇野君の追い上げにひやひやしていいて、お尻に火がついている状態で、出るからには、勝ちで本気出して滑ることは間違いなかったでしょう。
5連覇したかっただろうし。
宇野くんとのし烈な戦いが待っていることは明らかで、それが面白いことは120%確実だったわけですから。
ですが、インフルエンザじゃどうしようもない。
出なくても世界選手権の出場は間違いないのですから、ここは誰がどう考えたって休むべきの当たり前の結論でした。
で、ルマンドが出ないとなると、宇野君余裕で優勝じゃないか…みたいにだれもが思ったはず。
がしかし、試合の1,2日前くらいから、マスコミがこぞって「優勝候補」「4回転3回転も好調」とか、わんさわんさと書きまくったので、こりゃ宇野くん、メンタル大変だろうなあ、ナイーブな人みたいだしなあと心配していました。
ショートプログラムのスタートポジションについたときの顔見て、「わ、これはだめだ」と思いました。
めちゃめちゃ固い(ちなみにGPFの時は、目がよれよれしていて焦点が定まっていなかった。正気の人の目ではなかった)。
案の定、コンビネーションを入れられず、ほぼ完ぺきに滑った無良くんに初日トップを奪われてしまったのでした。
しかし、宇野くんの今期の成長が示されていたのは、それでもショート88点台がマークされたということなのです。
つまり、コンビネーションにできなかったとはいえ、4回転フリップもトゥループもそれ自体は回り切っていた。
そして、演技構成点が高い。
これくらいのミスであれば、フリーで挽回できるくらいの点は取れるようになったということなのです。
トップとの差が2点くらいだったので、ハヤシ、全然心配していませんでした。
で、昨日のフリーですよ。
わが妹から「無良くんは、ムラがあって2本そろえて演技できない」というダジャレが飛び出すくらい、無良くんの演技は前日とは別人かと思うほど、特に後半の出来が悪かった。
3回転にならないジャンプがいくつもあった。
確かにまたも、宇野君はミスをしたわけです。
ミスをしたけど、点は出た190点台という高得点。
ネットでは、点が出すぎだという声がいくつかあったみたいだけれど、技術点に関しては、決してそんなことはないでしょう。
まず、コンビネーションにはできなかったけど、4回転はそれ自体きちんと回っていた。トゥループに関しては、いずれも単発だったため2本目が基礎点を30パーセント減点されましたが、それ以外は基礎点は入っていて、できばえからマイナスされただけ。
転倒なし。
そして、ジャンプの点が1.1倍になる後半になってから、難しい3連続ジャンプを完ぺきに飛び(これは多分現時点で世界で一番点が出る3連続の組み合わせです。あまり注目されてないけど)、ルッツとサルコーを急きょ連続ジャンプにした。
つまり、後半をハイスコアにすることに成功したわけです。
完全に崩れてしまった人と崩れかかったけど崩れ切らずにリカバリーした人の勝負で、後者に高得点が出て勝ったと、それが今回の全日本フィギュア男子の総括になるかなと思います。
「宇野君の意地と成長が見えた」という点では、歴史に残る演技だったと思うのですが、フリーの演技全体を見ると、物足りなかったなというのがハヤシの感想です。
ステップがいつもよりあっさりと雑だったし、音と振りの調和もいつもよりとれていなかった。
なによりクリムキンイーグルに入る前の、空気をふわっとつかむような右手の振りがぞんざいで、
持ち味の演技力があまり発揮されていなかったのです。
特にフリーの曲は、艶っぽく緩急をつけないと、宇野君の場合「ちっこい子供が大人ぶって踊ってる」ようにしか見えない痛い結果になる恐ろしい曲です。
今回全日本だから演技構成点で結構点が出たけど、ISU公認の大会になると、かなり点が削られるかもしれん…(まあ、ネームバリューも出てきてるから大丈夫かな…とも思いますけど)。
まあしかし、ルマンドの欠場で一番難しい立場になったのは明らかに宇野君でした。
宇野くんて、お育ちがよくて、しかも樋口先生とか満智子先生とかが大事大事に育ててきたせいか、自問自答する機会をふんだんに与えられ、それが故にいろんなことに悩んじゃうタイプになっちまったように見受けられます。
そして、そのために階段をのぼりかけては降り、を繰り返さざるを得ないような、そういう幼気な感じがするんだよな。
そんな彼が一皮むける機会になった大会で、その瞬間を目撃できたことは、フィギュアファンとしてはとても喜ばしく、また楽しめた大会でした。
あ。そろそろ海外に出た方がいいという意見もあるようだけど、オリンピック前は環境変えない方がいいというのがハヤシの意見。
彼は、信頼できる人とがっちりやっていきたいタイプだろうから。
で、もしオリンピック後に海外に行くなら、是非ランビエールの下に行ってほしいというのがハヤシの勝手な希望なのでした。
宇野君とランビエールのツーショットが見れるなんて幸せすぎますものね。
さて、女子です。
何やら勝負は宮原さんぶっちぎりの様相を呈していますが、2位以下はどうなるんか?
真央ちゃんの復活はあるのか?
では、また深夜に!!!
本当は昨夜男子の総括をしたかったのですが、力を入れすぎてみていたからなのか、中継が終わった後やたらめったら疲れてしまい、投稿する余力が残っていませんでした。
ルマンドが好きではないハヤシですが、今回の欠場は残念でした。
だって、ルマンドは宇野君の追い上げにひやひやしていいて、お尻に火がついている状態で、出るからには、勝ちで本気出して滑ることは間違いなかったでしょう。
5連覇したかっただろうし。
宇野くんとのし烈な戦いが待っていることは明らかで、それが面白いことは120%確実だったわけですから。
ですが、インフルエンザじゃどうしようもない。
出なくても世界選手権の出場は間違いないのですから、ここは誰がどう考えたって休むべきの当たり前の結論でした。
で、ルマンドが出ないとなると、宇野君余裕で優勝じゃないか…みたいにだれもが思ったはず。
がしかし、試合の1,2日前くらいから、マスコミがこぞって「優勝候補」「4回転3回転も好調」とか、わんさわんさと書きまくったので、こりゃ宇野くん、メンタル大変だろうなあ、ナイーブな人みたいだしなあと心配していました。
ショートプログラムのスタートポジションについたときの顔見て、「わ、これはだめだ」と思いました。
めちゃめちゃ固い(ちなみにGPFの時は、目がよれよれしていて焦点が定まっていなかった。正気の人の目ではなかった)。
案の定、コンビネーションを入れられず、ほぼ完ぺきに滑った無良くんに初日トップを奪われてしまったのでした。
しかし、宇野くんの今期の成長が示されていたのは、それでもショート88点台がマークされたということなのです。
つまり、コンビネーションにできなかったとはいえ、4回転フリップもトゥループもそれ自体は回り切っていた。
そして、演技構成点が高い。
これくらいのミスであれば、フリーで挽回できるくらいの点は取れるようになったということなのです。
トップとの差が2点くらいだったので、ハヤシ、全然心配していませんでした。
で、昨日のフリーですよ。
わが妹から「無良くんは、ムラがあって2本そろえて演技できない」というダジャレが飛び出すくらい、無良くんの演技は前日とは別人かと思うほど、特に後半の出来が悪かった。
3回転にならないジャンプがいくつもあった。
確かにまたも、宇野君はミスをしたわけです。
ミスをしたけど、点は出た190点台という高得点。
ネットでは、点が出すぎだという声がいくつかあったみたいだけれど、技術点に関しては、決してそんなことはないでしょう。
まず、コンビネーションにはできなかったけど、4回転はそれ自体きちんと回っていた。トゥループに関しては、いずれも単発だったため2本目が基礎点を30パーセント減点されましたが、それ以外は基礎点は入っていて、できばえからマイナスされただけ。
転倒なし。
そして、ジャンプの点が1.1倍になる後半になってから、難しい3連続ジャンプを完ぺきに飛び(これは多分現時点で世界で一番点が出る3連続の組み合わせです。あまり注目されてないけど)、ルッツとサルコーを急きょ連続ジャンプにした。
つまり、後半をハイスコアにすることに成功したわけです。
完全に崩れてしまった人と崩れかかったけど崩れ切らずにリカバリーした人の勝負で、後者に高得点が出て勝ったと、それが今回の全日本フィギュア男子の総括になるかなと思います。
「宇野君の意地と成長が見えた」という点では、歴史に残る演技だったと思うのですが、フリーの演技全体を見ると、物足りなかったなというのがハヤシの感想です。
ステップがいつもよりあっさりと雑だったし、音と振りの調和もいつもよりとれていなかった。
なによりクリムキンイーグルに入る前の、空気をふわっとつかむような右手の振りがぞんざいで、
持ち味の演技力があまり発揮されていなかったのです。
特にフリーの曲は、艶っぽく緩急をつけないと、宇野君の場合「ちっこい子供が大人ぶって踊ってる」ようにしか見えない痛い結果になる恐ろしい曲です。
今回全日本だから演技構成点で結構点が出たけど、ISU公認の大会になると、かなり点が削られるかもしれん…(まあ、ネームバリューも出てきてるから大丈夫かな…とも思いますけど)。
まあしかし、ルマンドの欠場で一番難しい立場になったのは明らかに宇野君でした。
宇野くんて、お育ちがよくて、しかも樋口先生とか満智子先生とかが大事大事に育ててきたせいか、自問自答する機会をふんだんに与えられ、それが故にいろんなことに悩んじゃうタイプになっちまったように見受けられます。
そして、そのために階段をのぼりかけては降り、を繰り返さざるを得ないような、そういう幼気な感じがするんだよな。
そんな彼が一皮むける機会になった大会で、その瞬間を目撃できたことは、フィギュアファンとしてはとても喜ばしく、また楽しめた大会でした。
あ。そろそろ海外に出た方がいいという意見もあるようだけど、オリンピック前は環境変えない方がいいというのがハヤシの意見。
彼は、信頼できる人とがっちりやっていきたいタイプだろうから。
で、もしオリンピック後に海外に行くなら、是非ランビエールの下に行ってほしいというのがハヤシの勝手な希望なのでした。
宇野君とランビエールのツーショットが見れるなんて幸せすぎますものね。
さて、女子です。
何やら勝負は宮原さんぶっちぎりの様相を呈していますが、2位以下はどうなるんか?
真央ちゃんの復活はあるのか?
では、また深夜に!!!
2016年12月18日日曜日
ようやく気付いた自分の男性の好みについて書いてみる。
忙殺されています。
明日は日帰り神戸出張です。
まあ、いつも年末帰省前はこんなものですが。
新幹線の中で仕事をするのは嫌なのですが、明日ばかりはそうも言ってられないかもしれまへん…
さて、来週末はいよいよフィギュアシーズン前半戦のクライマックス、全日本選手権です。
その前にふと振り返って気付いたことがありました。
男子フィギュアで若干ながらも心ときめく選手たちを並べてみると、一定の傾向があるということに。
面白枠(金ちゃん、マッチー)とか「さておき応援」枠(ジェイ子)は置いといて、ガチで結構好きな男子選手を現役+割と最近まで現役という感じで並べてみます。
宇野昌麿
ネイサン・チェン
デニス・テン
高橋大輔
ステファン・ランビエール
共通点、あるなあとしみじみ感じ入ります。
リンクの外で「おしゃべり」が過ぎない。
演技が終わった後のお辞儀やキス&クライの態度がそっけない(つまり過剰なファンサービスがない)。
芸術性が高い(ネイサンはもうちょっとだけど)。
そこはかとなく色っぽい。
要は、今風のイケメンさんではなく、職人気質で硬派な色気のある「男は黙ってサッポロビール」(ふるっ)な感じの皆様たちばかり、ということです。
で、気付いたのです。
今までハヤシ、自分が好きな男性のタイプ、というものがわかりませんでした。
「好きになった人がタイプでーす」みたいなおバカなことをいうしかありませんでした(まあ、最近は誰からもそんなことを聞かれなくなりましたが)。
今まで(とはいえもう9年ばかりお付き合いした男性はいなかったりするが)お付き合いした男性のタイプもバラバラでした。
一番最初に付き合った人は、不細工でした。
次に付き合った人は、商売人の息子のくせに妙に安定志向で、ハヤシに専業主婦をさせようなどとあほなことを考えていました。今は公務員になってそこそこ出世しているはずです。
三番目に付き合った人は、若死にしました。
四番目に付き合った人は、マザコンのぷーたろーで、別れる直前に怪しい不動産ころがしになりました。その後金髪で銀座を闊歩していたという目撃情報がありましたが、今は生きているのか死んでいるかもわかりません。
五番目に付き合った人は、酒を飲むと真夜中に電話してきて朝まで寝かせてくれませんでした(しかもひどいこと言ってるのに、電話をかけたことからまるごと忘れるような人でした)。
一貫性がまるでなく、しかも付き合う男の趣味がダダずべりに悪くなっていったことは間違いありません。
「男性」というものに対して自分には見る目がなく、「こういう人が好き」と自信を持って言える部分もなく、そのうち仕事で、それはそれはひどい男ばかりを見てきたので、「男性と自分」という関係性でものを考えることをしなくなりました。
フィギュアの世界でガチンコで戦う男の子たちを見ているだけで満たされるようになりました。
男子フィギュアが好きだからといって、仕事も財産も投げ打って全世界追って見に行こうという気があるわけでもなく(ちょっと実物見たいなと思ったりはするけれど)、でもそれなりに結構好きな選手がいるので、ふと考えてみたところ、さっき書いたような共通点があることに気づき、
これや。
と思ったのでした。
そう。
「男は黙ってサッポロボール」な男子こそ、ハヤシの好みの男性だったわけです。
絶滅危惧種です。
もはや、限られた世界にしか生息していません。
しかも同業者の男性は弁が立ってなんぼ、の人ばかり。
日常生活で会えるわけないはずだよ。
そういや前にも書いたけど、少し年上の女友達に「白い馬に乗った王子様なんていないのよ!!」と言われたことがありました。
ハヤシにとって「白い馬に乗った王子様」は黙ってサッポロビールを飲む男子、なわけです。
なるほど、絶滅危惧種だから、そうそう簡単に来るわけがない。
でもね、ほんと、「来てくれる」ことをあんまり期待してないんだよなあ、たぶん。
だって、白い馬に乗った王子様も黙ってサッポロビールを飲む男子も、一緒にいるとなると、それだけっていうことにならないもんね。
王子様だって馬を降りて、ボリボリ腹を掻くかもしれないし。
サッポロビール男子だって、戸棚の上の埃なんかを人差し指でスーとかやるかもしれないし。
そゆこと考えると、見てるだけの幸せを優先したいんだよな、ワタシ。
総括すると、アラフィフのハヤシは、今まで濃ゆい男ばかりにやられてしまったのか、「観賞用」として男性を楽しむことが一番の楽しみであるという域に達してしまったということのようであります。
さて、片づけて出張の準備でもしよう。
明日は日帰り神戸出張です。
まあ、いつも年末帰省前はこんなものですが。
新幹線の中で仕事をするのは嫌なのですが、明日ばかりはそうも言ってられないかもしれまへん…
さて、来週末はいよいよフィギュアシーズン前半戦のクライマックス、全日本選手権です。
その前にふと振り返って気付いたことがありました。
男子フィギュアで若干ながらも心ときめく選手たちを並べてみると、一定の傾向があるということに。
面白枠(金ちゃん、マッチー)とか「さておき応援」枠(ジェイ子)は置いといて、ガチで結構好きな男子選手を現役+割と最近まで現役という感じで並べてみます。
宇野昌麿
ネイサン・チェン
デニス・テン
高橋大輔
ステファン・ランビエール
共通点、あるなあとしみじみ感じ入ります。
リンクの外で「おしゃべり」が過ぎない。
演技が終わった後のお辞儀やキス&クライの態度がそっけない(つまり過剰なファンサービスがない)。
芸術性が高い(ネイサンはもうちょっとだけど)。
そこはかとなく色っぽい。
要は、今風のイケメンさんではなく、職人気質で硬派な色気のある「男は黙ってサッポロビール」(ふるっ)な感じの皆様たちばかり、ということです。
で、気付いたのです。
今までハヤシ、自分が好きな男性のタイプ、というものがわかりませんでした。
「好きになった人がタイプでーす」みたいなおバカなことをいうしかありませんでした(まあ、最近は誰からもそんなことを聞かれなくなりましたが)。
今まで(とはいえもう9年ばかりお付き合いした男性はいなかったりするが)お付き合いした男性のタイプもバラバラでした。
一番最初に付き合った人は、不細工でした。
次に付き合った人は、商売人の息子のくせに妙に安定志向で、ハヤシに専業主婦をさせようなどとあほなことを考えていました。今は公務員になってそこそこ出世しているはずです。
三番目に付き合った人は、若死にしました。
四番目に付き合った人は、マザコンのぷーたろーで、別れる直前に怪しい不動産ころがしになりました。その後金髪で銀座を闊歩していたという目撃情報がありましたが、今は生きているのか死んでいるかもわかりません。
五番目に付き合った人は、酒を飲むと真夜中に電話してきて朝まで寝かせてくれませんでした(しかもひどいこと言ってるのに、電話をかけたことからまるごと忘れるような人でした)。
一貫性がまるでなく、しかも付き合う男の趣味がダダずべりに悪くなっていったことは間違いありません。
「男性」というものに対して自分には見る目がなく、「こういう人が好き」と自信を持って言える部分もなく、そのうち仕事で、それはそれはひどい男ばかりを見てきたので、「男性と自分」という関係性でものを考えることをしなくなりました。
フィギュアの世界でガチンコで戦う男の子たちを見ているだけで満たされるようになりました。
男子フィギュアが好きだからといって、仕事も財産も投げ打って全世界追って見に行こうという気があるわけでもなく(ちょっと実物見たいなと思ったりはするけれど)、でもそれなりに結構好きな選手がいるので、ふと考えてみたところ、さっき書いたような共通点があることに気づき、
これや。
と思ったのでした。
そう。
「男は黙ってサッポロボール」な男子こそ、ハヤシの好みの男性だったわけです。
絶滅危惧種です。
もはや、限られた世界にしか生息していません。
しかも同業者の男性は弁が立ってなんぼ、の人ばかり。
日常生活で会えるわけないはずだよ。
そういや前にも書いたけど、少し年上の女友達に「白い馬に乗った王子様なんていないのよ!!」と言われたことがありました。
ハヤシにとって「白い馬に乗った王子様」は黙ってサッポロビールを飲む男子、なわけです。
なるほど、絶滅危惧種だから、そうそう簡単に来るわけがない。
でもね、ほんと、「来てくれる」ことをあんまり期待してないんだよなあ、たぶん。
だって、白い馬に乗った王子様も黙ってサッポロビールを飲む男子も、一緒にいるとなると、それだけっていうことにならないもんね。
王子様だって馬を降りて、ボリボリ腹を掻くかもしれないし。
サッポロビール男子だって、戸棚の上の埃なんかを人差し指でスーとかやるかもしれないし。
そゆこと考えると、見てるだけの幸せを優先したいんだよな、ワタシ。
総括すると、アラフィフのハヤシは、今まで濃ゆい男ばかりにやられてしまったのか、「観賞用」として男性を楽しむことが一番の楽しみであるという域に達してしまったということのようであります。
さて、片づけて出張の準備でもしよう。
2016年12月12日月曜日
グランプリファイナルな日曜日。
グランプリファイナルを堪能しすぎてこんな時間になってしまいました。
今回のファイナルの会場は、時差7,8時間のフランスはマルセイユ。あちらのゴールデンないしプライムタイムに競技時間を合わせると、日本では明け方近くに試合が行われていることになります。
おまけにテレ朝さんはそんな時間に生中継してくれません。
がしかし、ハヤシはできるだけリアルタイムでフリーの結果を知りたかった。
なぜなら…時差ボケでショートれろれろだった(のわりになかなかいいスコアだった)宇野君が無事に表彰台に乗れるか、ルマンドゆずる(羽生ちゃんのショートの衣装がブルボンのルマンドそっくりという話を聞いて以来、もうルマンドにしか見えない。ちなみに以前の白い方はこれまたブルボンのホワイトロリータそっくりだった)にチャンとかハビちゃんとか、一矢報いてくれんのかと思っていたから。
そして、女子では、2位と0.9、4位と1点ちょっとという微妙な点差の中にいる宮原さんがどうなるか、結構気になっていたから。
ここ最近なんだか忙しくて、ハヤシにしては朝早くからいつも通り夜10時くらいまで仕事したりしていて、週末はバテバテ。土曜日も仕事出てたし。
で、土曜の夜は、ばったりと12時ころ歯も磨かんと寝てしまいました。
はっと気が付くと午前3時半。
うおー!!女子ショート始まってるよ!!とか思って、急いでヤフー(に転載されているスポーツナビ)のテキスト速報を見ると、なんと宮原さんが首位だよ!!
お願いだ、メドちゃん、悪いが2,3回転んでくれとか願っているうちに速報は自動更新され、あっという間に宮原さんは2位に。メドちゃんも本調子ではなかったようだが、それでもミスを最小限に抑えたらしく、ぶっちぎりの第1位になってしまったのでした。
でも宮原さん2位。オズモンドを抜いたのか…と思ったら、オズモンド、なんと4位まで落ちていました。フリーが思いのほか伸びなかったようで。
なんだか興奮してきたが、男子のフリーまで少し時間があるはずだから、歯を磨いて寝なおそうとしても、もう気になって気になって眠れません。
で、うつらうつらしながら男子のフリーの開始を待ちました。
なんと、宇野君、第1滑走ではないですか。
まだかまだかと自動更新されるテキスト速報が待ちきれず、ほぼほぼ10秒くらいで手動更新していたら、数回目くらいにスコアが出ました。
フリー195点!!すげっ!!これは、肝心なところですっ転ぶハビちゃんか、若干不安定なチャンがどっちかこけてくれたら表彰台だ!!と目がギンギンにさえてきたところで、、ネイサン・チェン登場。
情報更新されたの見たら、ネイサンが宇野君の上にいるではないか。しかも、0.3差ってなんなんだよ…
これじゃもうだめだ、宇野君最悪5位だ(注:その時点でリッポンが宇野君の下にいた)と一気に気持ちがなえていきます…
が、やっぱり気になって気になって眠れない。
ルマンドゆずるは、ジャンプ2つ失敗してフリーの点は187点台だったが、ショートの余勢をかって首位をキープ。
あ~もう本格的にダメだ、と思っていたところ、ハビちゃんもチャンも複数回転倒したために順位を激しく落とし…
明け方の5時過ぎに、布団の中でiPad片手に「やったー!!」と叫ぶ怪しい中年女になっていたのでした。
で、朝は9時半ころ起きていつもの休みのようにゆっくり朝食の準備をして、朝ご飯食べながらYouTubeで、宇野君、ネイサン、宮原さんの演技をチェックしました。
宇野君というのは試合後の表情が本当に豊かで面白い子ですな。
アメリカ大会の時の舌を出して見せた「やっちゃったよ~」という表情。
ロシア大会のあとのなんとも複雑そうな笑顔。
そして、今回は、少し呆然としたまま荒く息をして(たぶん)樋口コーチの方を一瞥した後、目に浮かんでいた涙をぬぐいながらリンクの中央に向かい、まだ気持ちが抜けきっていないような表情でお辞儀をしたのでした。
宮原さんの演技は、ちょっとほろっと来るくらい力がこもっていた。あんなにちっちゃい体の女の子が、こんなに雄大で力強い演技ができるんだなあと感動してしまいました。
そして、ネイサンは、デニス以上のぶっきらぼう感が実に男の子らしくていいです。
滑り終わった後の「ひと仕事終わったぜ」みたいな表情に、おおさっぱなお辞儀。
どこぞのブルボンみたいに演技中にロックスターを気取って(君には何のビートも感じないが)、観客をむやみやたらと煽り、わざとらしい「あとちょっと」ポーズを繰り出す、あのあざとさがかけらもない。
選手はリンクで輝けばいい。
そういう当たり前のことを当たり前にやっている、フィギュア職人みたいな立ち居振る舞いがいいなあと思うのです。
iPadよりは幾分大きいテレビの画面で夜はさらに演技を堪能。
そうやってハヤシの12月のとある日曜は暮れていったのでした。
女子はもう、なにが点差になるのかよくわからん状態になっていて、最近人気が下降気味なのもよくわかる。
そんななか、宮原さんは他の選手とは違う精神性が高い難しいプログラム(テーマの「強い女性」というのが、ワグナーが踊るような肉食系女子とは違う、気持ちのありように焦点を当てたものと解釈されます。)を一人滑って異彩を放っていたし、ポゴちゃんはコストナーの後継者になれると確信しました。
今の女子フィギュアで見る価値あるのはこの二人くらいかな。
男子は、ルマンドゆずるが実は死角だらけであることが改めて分かり、ひそかにほくそえみました。彼、なんてたってフリーは3位ですから。
しかしなんでみんなルマンドが好きなのかなあ。
彼がふとした時に見せる、蛇みたいな邪悪な目つき。
あれが彼の精神の本質だと思うんだよな。
笑った顔なんてもろつくり笑顔。
演技にもそのさもしさ(点数採れることしかやらない)がありありと出てるのに。
さて、2018年平昌オリンピックで、ルマンドゆずるは、おそらく今シーズンと同じプリンスをやるでしょう。
ソチのときもそうだった。
彼は、セクシー部長のテーマ(もとい、パリの散歩道)をソチの前年から踊っていて、この曲が当時のルマンドの代名詞、みたいな印象付けを行っていたから。
それに昨シーズンとその前のシーズンも同じショパンの曲使ってたしね(このプログラムはよかったと思う)。あんまりショートはコロコロ変えない方針なのかも、オーサーって。
プリンスは、「実は踊れないが踊れているようにごまかせる」(派手なパフォーマンスをふんだんに入れれるから)うってつけのプログラムだし、死んで間もないから話題性もあるし、なにより、キャッチーな感じで、もう「皆様のアイドル」化しているルマンドゆずるにはぴったりとしか言いようがない。
この曲でショートの高得点を今シーズンたたき出し、ジャッジに強く印象付けたうえで次のオリンピックにつなげようという、オーサーの二匹目のドジョウ作戦ではないかと思うのだが。
そんなに底浅くないか、オーサー。
まあ、答は来年のシーズン前にはわかりますな。
次は2週間後、一番盛り上がる全日本だ!!
今回のファイナルの会場は、時差7,8時間のフランスはマルセイユ。あちらのゴールデンないしプライムタイムに競技時間を合わせると、日本では明け方近くに試合が行われていることになります。
おまけにテレ朝さんはそんな時間に生中継してくれません。
がしかし、ハヤシはできるだけリアルタイムでフリーの結果を知りたかった。
なぜなら…時差ボケでショートれろれろだった(のわりになかなかいいスコアだった)宇野君が無事に表彰台に乗れるか、ルマンドゆずる(羽生ちゃんのショートの衣装がブルボンのルマンドそっくりという話を聞いて以来、もうルマンドにしか見えない。ちなみに以前の白い方はこれまたブルボンのホワイトロリータそっくりだった)にチャンとかハビちゃんとか、一矢報いてくれんのかと思っていたから。
そして、女子では、2位と0.9、4位と1点ちょっとという微妙な点差の中にいる宮原さんがどうなるか、結構気になっていたから。
ここ最近なんだか忙しくて、ハヤシにしては朝早くからいつも通り夜10時くらいまで仕事したりしていて、週末はバテバテ。土曜日も仕事出てたし。
で、土曜の夜は、ばったりと12時ころ歯も磨かんと寝てしまいました。
はっと気が付くと午前3時半。
うおー!!女子ショート始まってるよ!!とか思って、急いでヤフー(に転載されているスポーツナビ)のテキスト速報を見ると、なんと宮原さんが首位だよ!!
お願いだ、メドちゃん、悪いが2,3回転んでくれとか願っているうちに速報は自動更新され、あっという間に宮原さんは2位に。メドちゃんも本調子ではなかったようだが、それでもミスを最小限に抑えたらしく、ぶっちぎりの第1位になってしまったのでした。
でも宮原さん2位。オズモンドを抜いたのか…と思ったら、オズモンド、なんと4位まで落ちていました。フリーが思いのほか伸びなかったようで。
なんだか興奮してきたが、男子のフリーまで少し時間があるはずだから、歯を磨いて寝なおそうとしても、もう気になって気になって眠れません。
で、うつらうつらしながら男子のフリーの開始を待ちました。
なんと、宇野君、第1滑走ではないですか。
まだかまだかと自動更新されるテキスト速報が待ちきれず、ほぼほぼ10秒くらいで手動更新していたら、数回目くらいにスコアが出ました。
フリー195点!!すげっ!!これは、肝心なところですっ転ぶハビちゃんか、若干不安定なチャンがどっちかこけてくれたら表彰台だ!!と目がギンギンにさえてきたところで、、ネイサン・チェン登場。
情報更新されたの見たら、ネイサンが宇野君の上にいるではないか。しかも、0.3差ってなんなんだよ…
これじゃもうだめだ、宇野君最悪5位だ(注:その時点でリッポンが宇野君の下にいた)と一気に気持ちがなえていきます…
が、やっぱり気になって気になって眠れない。
ルマンドゆずるは、ジャンプ2つ失敗してフリーの点は187点台だったが、ショートの余勢をかって首位をキープ。
あ~もう本格的にダメだ、と思っていたところ、ハビちゃんもチャンも複数回転倒したために順位を激しく落とし…
明け方の5時過ぎに、布団の中でiPad片手に「やったー!!」と叫ぶ怪しい中年女になっていたのでした。
で、朝は9時半ころ起きていつもの休みのようにゆっくり朝食の準備をして、朝ご飯食べながらYouTubeで、宇野君、ネイサン、宮原さんの演技をチェックしました。
宇野君というのは試合後の表情が本当に豊かで面白い子ですな。
アメリカ大会の時の舌を出して見せた「やっちゃったよ~」という表情。
ロシア大会のあとのなんとも複雑そうな笑顔。
そして、今回は、少し呆然としたまま荒く息をして(たぶん)樋口コーチの方を一瞥した後、目に浮かんでいた涙をぬぐいながらリンクの中央に向かい、まだ気持ちが抜けきっていないような表情でお辞儀をしたのでした。
宮原さんの演技は、ちょっとほろっと来るくらい力がこもっていた。あんなにちっちゃい体の女の子が、こんなに雄大で力強い演技ができるんだなあと感動してしまいました。
そして、ネイサンは、デニス以上のぶっきらぼう感が実に男の子らしくていいです。
滑り終わった後の「ひと仕事終わったぜ」みたいな表情に、おおさっぱなお辞儀。
どこぞのブルボンみたいに演技中にロックスターを気取って(君には何のビートも感じないが)、観客をむやみやたらと煽り、わざとらしい「あとちょっと」ポーズを繰り出す、あのあざとさがかけらもない。
選手はリンクで輝けばいい。
そういう当たり前のことを当たり前にやっている、フィギュア職人みたいな立ち居振る舞いがいいなあと思うのです。
iPadよりは幾分大きいテレビの画面で夜はさらに演技を堪能。
そうやってハヤシの12月のとある日曜は暮れていったのでした。
女子はもう、なにが点差になるのかよくわからん状態になっていて、最近人気が下降気味なのもよくわかる。
そんななか、宮原さんは他の選手とは違う精神性が高い難しいプログラム(テーマの「強い女性」というのが、ワグナーが踊るような肉食系女子とは違う、気持ちのありように焦点を当てたものと解釈されます。)を一人滑って異彩を放っていたし、ポゴちゃんはコストナーの後継者になれると確信しました。
今の女子フィギュアで見る価値あるのはこの二人くらいかな。
男子は、ルマンドゆずるが実は死角だらけであることが改めて分かり、ひそかにほくそえみました。彼、なんてたってフリーは3位ですから。
しかしなんでみんなルマンドが好きなのかなあ。
彼がふとした時に見せる、蛇みたいな邪悪な目つき。
あれが彼の精神の本質だと思うんだよな。
笑った顔なんてもろつくり笑顔。
演技にもそのさもしさ(点数採れることしかやらない)がありありと出てるのに。
さて、2018年平昌オリンピックで、ルマンドゆずるは、おそらく今シーズンと同じプリンスをやるでしょう。
ソチのときもそうだった。
彼は、セクシー部長のテーマ(もとい、パリの散歩道)をソチの前年から踊っていて、この曲が当時のルマンドの代名詞、みたいな印象付けを行っていたから。
それに昨シーズンとその前のシーズンも同じショパンの曲使ってたしね(このプログラムはよかったと思う)。あんまりショートはコロコロ変えない方針なのかも、オーサーって。
プリンスは、「実は踊れないが踊れているようにごまかせる」(派手なパフォーマンスをふんだんに入れれるから)うってつけのプログラムだし、死んで間もないから話題性もあるし、なにより、キャッチーな感じで、もう「皆様のアイドル」化しているルマンドゆずるにはぴったりとしか言いようがない。
この曲でショートの高得点を今シーズンたたき出し、ジャッジに強く印象付けたうえで次のオリンピックにつなげようという、オーサーの二匹目のドジョウ作戦ではないかと思うのだが。
そんなに底浅くないか、オーサー。
まあ、答は来年のシーズン前にはわかりますな。
次は2週間後、一番盛り上がる全日本だ!!
2016年12月4日日曜日
顔が凝って凝って仕方ない!!!
飯ブログをご覧の皆様はご存知かと思いますが、ハヤシ、仕事で30日から札幌の来ていました。
明日の朝の飛行機で東京に戻り、その足であくせく仕事再開です。
疲れすぎてしまったせいか、昨日は一度変な時間に寝てしまったせいか、夜あまりうまく眠れませんでした。
朝起きるとなんだか体がガタピシ言ってる感じでした。
ですが、朝ご飯を食べて、妹とちょっくら買い物に行くかと出かけることになりました。
ハヤシは、ほぼほぼ化粧はせず、ベビーパウダーはたくくらいしかしません。
が、ここ半年くらい、パウダーはたく前に顔面をマッサージすることにしています。
顔の真ん中からぐいーっと顔の皮を伸ばす感じ。
あと、口の中に手を突っ込んで上の奥歯のあたりをぐりぐり回す。
ほんの数分のことですが、これで顔のくすみは取れますし、口角も上がるのです。
本日出かける前もマッサージしました。
頬骨の下あたりが固く凝っている。
眉間も凝っている。
「凝っている」。そう、肩やふくらはぎなんかと同じ状況です。
痛いのです!!!
以前、いつも行く美容室でお姉さまに、ぐりぐりやってもらった時と同じくらい顔が固くなっていました。
3日間の仕事は朝から晩までの研修仕事。
体も疲労していましたが、顔面も相当疲労していたわけです。
これ、このまま放置すると、下手すると頭痛の原因にもなりかねない。
頬骨に沿ってぐりぐりぐりぐり。
眉間や目の周りもぐりぐりぐりぐり。
髪の生え際もいつもよりごりごりごりごり。
痛い痛いと口走りながら、ひとりSM状態で顔をマッサージしました。
そのうち、顔がほのかに暖かくなり、凝りは緩んでいきました。
いや。年取るって怖いね。
いきなり顔が凝るもんね。
体だけじゃないもんね。
これを放置すると、頭や肩なんかが痛くなるんだろうし、顔の老化も早くなるんだろうね、きっと。
ハヤシは肌が弱くてなかなか化粧品が使えないからのー。
マッサージでせこく肌をキープしていこう!!
明日の朝の飛行機で東京に戻り、その足であくせく仕事再開です。
疲れすぎてしまったせいか、昨日は一度変な時間に寝てしまったせいか、夜あまりうまく眠れませんでした。
朝起きるとなんだか体がガタピシ言ってる感じでした。
ですが、朝ご飯を食べて、妹とちょっくら買い物に行くかと出かけることになりました。
ハヤシは、ほぼほぼ化粧はせず、ベビーパウダーはたくくらいしかしません。
が、ここ半年くらい、パウダーはたく前に顔面をマッサージすることにしています。
顔の真ん中からぐいーっと顔の皮を伸ばす感じ。
あと、口の中に手を突っ込んで上の奥歯のあたりをぐりぐり回す。
ほんの数分のことですが、これで顔のくすみは取れますし、口角も上がるのです。
本日出かける前もマッサージしました。
頬骨の下あたりが固く凝っている。
眉間も凝っている。
「凝っている」。そう、肩やふくらはぎなんかと同じ状況です。
痛いのです!!!
以前、いつも行く美容室でお姉さまに、ぐりぐりやってもらった時と同じくらい顔が固くなっていました。
3日間の仕事は朝から晩までの研修仕事。
体も疲労していましたが、顔面も相当疲労していたわけです。
これ、このまま放置すると、下手すると頭痛の原因にもなりかねない。
頬骨に沿ってぐりぐりぐりぐり。
眉間や目の周りもぐりぐりぐりぐり。
髪の生え際もいつもよりごりごりごりごり。
痛い痛いと口走りながら、ひとりSM状態で顔をマッサージしました。
そのうち、顔がほのかに暖かくなり、凝りは緩んでいきました。
いや。年取るって怖いね。
いきなり顔が凝るもんね。
体だけじゃないもんね。
これを放置すると、頭や肩なんかが痛くなるんだろうし、顔の老化も早くなるんだろうね、きっと。
ハヤシは肌が弱くてなかなか化粧品が使えないからのー。
マッサージでせこく肌をキープしていこう!!
2016年11月28日月曜日
NHK杯雑感~特にボゴリラヤとネイサンについて
グランプリシリーズ最終戦、NHK杯が終わりました。
結局大羽生ちゃんマンセー祭りで終わるんだろ…と、始まる前はやや冷めた気持ちがありましたが、終わってみると結構楽しめる大会でした。
最近女子の方は、あまり面白みがないなあと思っていました。
ロシア一極集中かつロシアンガール軍団の個性のなさが、女子スケート界をつまらなくさせていると思っていたからです。
ですが、今回のポゴリラヤの演技は、なんだか感動したなあ。
演技だけではなくて、ショートが終わった後の、感極まったような深々としたあのお辞儀にも、ウルウル来たのです、私。
あれは何だったんだろう。
いい演技ができたこと、それを観客が後押ししたことを実感できたこと…そういうことに対するお辞儀だったんだろうか。
あれを見て、すっかり感動してしまいました。
その感動を引きずったままフリープログラムを見て、ああ、この人はとってもエレガントで美しい姿、美しい演技の人なんだなあと、一気に心惹かれていきました。
コストナーが引っ込んでしまった後(来季出てくるらしいけどね。別に引退ではないですから)、コストナー的な別次元の芸術的演技ができる女子スケーターって、いませんでした。
ポゴリラヤは、そこまで昇りつめて行くことができる可能性を持っているような気がする。
こういうことを言うと身も蓋もないかもしれませんが、やっぱり姿のいい人は(決して美人とかそういう意味で言っているわけではない)、いいねえ。
さて、男子ですが、戦績はともかく、非常に面白みのある選手が続々出てきているなあと実感しました。
特にあのラドビアの子。今年ジュニアから上がってきたそうで、まだトリプルアクセルもおぼつかない感じですが、いやもう、振り付けやステップワークの美しいこと。
また、顔が小さいわ、足は長いわで姿もいい。まだ垢にまみれてない純朴さも、すがすがしい。
さすが、コーチがらんびえーるだけあるこの子。
何度が高いジャンプが飛べるようになれば、怖い選手だなと思いました。
で、ネイサン・チェンです。
ルッツにフリップにトゥループに、と4回転をかなりたくさんプログラムに盛り込むことで注目の彼は、なんとなく始まる前は、金ちゃんと同じ「踊れないジャンプだけが取り柄の子」なのかな、と思っていました。
ですが、信成君の解説によれば、ジュニア時代はジャンプが苦手で、むしろ表現力で売っていたらしい。
その解説通り、彼はもうめっちゃくちゃ、ちゃんと美しく踊れるフィギュアスケーターとしては完成度が結構高い若手さんだったりします。
そう、いつまで経っても、艶感やめりはり、空気をはらんだような「間」を出せない、自分大好きな羽生ちゃんとは全然違うのです。
手を前に出すときのシナの作り方、背中のラインの美しい見せ方。
バレエの基礎をきちんとやっているのは明らかな「踊ること」を基本とするフィギュアというものが体に染みついているのです、ネイサンは。
この子、怖いよ。
ジャンプが安定すれば、難しいジャンプは飛べるわ、踊れるわで向かうところ敵なし、になりそう。
個人的には、「そこそこ高難度ジャンプも飛べて、演技もいけてる」という路線に向かえばよいのかなと思います。4回転を飛ぶ本数は、もっと少なくしていいんではないかと。
そうしたほうが、転倒や回転不足のリスクが減る分、むしろスコアが伸びると思うんだよなあ。
おそらく今年ここまでのことをやっているのは、オリンピック前年の「試し」みたいな部分とトリプルアクセルが苦手というところに負う部分が大きいのではないかと。
トリプルアクセルを克服できれば、後半にトリプルアクセルのコンビネーションを入れたりすることもできるから負担減らせるよねえ。
男子は、新しいできる選手がたくさん出てきて群雄割拠というか、ひとつひとつの大会のガチンコ感が非常に高い気がします。
現場ってどんな雰囲気なんだろ。すごい緊張感なんだろな。
来シーズンのピョンチャンへの期待が、ものすんごい高まります。
あ、ちなみにネイサンは、誰かさんみたいににやけ臭くなくて、びしっとした感じの面構えが個人的には結構好きです。
そういえば、さっきも書いた通りラトビアの選手のコーチがランビエールで、テレビでは久々にお姿を拝見しました(あ。今年はBSでやってたランビエール主催のアイスショーを見たな、そういえば)。
見目麗しいお姿が現役時代と全く変わらないのはもちろんですが、トレンチとマフラーという私服姿がシンプルではあるものの非常に洗練されていて、もう見とれてしまいました。
それと、大輔のブルースとか振付けてたカメレンゴさんも、久々に拝見しました。
確かアメリカのアイスダンスのカップルの隣でキス&クライに座っていた。
カメレンゴさんも、オジサマ好きのハヤシにはたまらん渋さでしたわ~…って調べたらまだ50歳なんだよね、この人。ワタシとたいして歳が変わらん…
と、なんだかんだいいつつ、楽しんだNHK杯。
次は、2週後のGPファイナルです。
勝手にファイナルの順位予想をすると(希望も含まれてるか?)
女子
1位ポゴリラヤ
2位宮原知子
3位メドベデワ
と思う。メドちゃんも転倒したり回転不足取られたり、今年は盤石じゃない。案外、ここで一度崩れるかもしらん。
男子
1位チャン
2位宇野くん
3位羽生ちゃん
だといいな。いや、男子は難しいです。はっきりしているのは、リッポンの表彰台はない、ということくらいか。
フェルナンデスはむらっけがあるから案外ここで取りこぼしがある気もするし、羽生ちゃんは気負いすぎて失敗する気がする。4回転ループ、飛べる飛べるとか言ってるけど、宇野君のフリップの安定感に比べたら、まだまだだと思うし。
また、プログラム的にも、宇野君の方がヨーロッパ人受けすると思うしねえ。
ネイサンが食い込んでくる可能性も十分あり!!
ああ、もう2週間仕事に手が付きそうにないんですが、ワタシ…
結局大羽生ちゃんマンセー祭りで終わるんだろ…と、始まる前はやや冷めた気持ちがありましたが、終わってみると結構楽しめる大会でした。
最近女子の方は、あまり面白みがないなあと思っていました。
ロシア一極集中かつロシアンガール軍団の個性のなさが、女子スケート界をつまらなくさせていると思っていたからです。
ですが、今回のポゴリラヤの演技は、なんだか感動したなあ。
演技だけではなくて、ショートが終わった後の、感極まったような深々としたあのお辞儀にも、ウルウル来たのです、私。
あれは何だったんだろう。
いい演技ができたこと、それを観客が後押ししたことを実感できたこと…そういうことに対するお辞儀だったんだろうか。
あれを見て、すっかり感動してしまいました。
その感動を引きずったままフリープログラムを見て、ああ、この人はとってもエレガントで美しい姿、美しい演技の人なんだなあと、一気に心惹かれていきました。
コストナーが引っ込んでしまった後(来季出てくるらしいけどね。別に引退ではないですから)、コストナー的な別次元の芸術的演技ができる女子スケーターって、いませんでした。
ポゴリラヤは、そこまで昇りつめて行くことができる可能性を持っているような気がする。
こういうことを言うと身も蓋もないかもしれませんが、やっぱり姿のいい人は(決して美人とかそういう意味で言っているわけではない)、いいねえ。
さて、男子ですが、戦績はともかく、非常に面白みのある選手が続々出てきているなあと実感しました。
特にあのラドビアの子。今年ジュニアから上がってきたそうで、まだトリプルアクセルもおぼつかない感じですが、いやもう、振り付けやステップワークの美しいこと。
また、顔が小さいわ、足は長いわで姿もいい。まだ垢にまみれてない純朴さも、すがすがしい。
さすが、コーチがらんびえーるだけあるこの子。
何度が高いジャンプが飛べるようになれば、怖い選手だなと思いました。
で、ネイサン・チェンです。
ルッツにフリップにトゥループに、と4回転をかなりたくさんプログラムに盛り込むことで注目の彼は、なんとなく始まる前は、金ちゃんと同じ「踊れないジャンプだけが取り柄の子」なのかな、と思っていました。
ですが、信成君の解説によれば、ジュニア時代はジャンプが苦手で、むしろ表現力で売っていたらしい。
その解説通り、彼はもうめっちゃくちゃ、ちゃんと美しく踊れるフィギュアスケーターとしては完成度が結構高い若手さんだったりします。
そう、いつまで経っても、艶感やめりはり、空気をはらんだような「間」を出せない、自分大好きな羽生ちゃんとは全然違うのです。
手を前に出すときのシナの作り方、背中のラインの美しい見せ方。
バレエの基礎をきちんとやっているのは明らかな「踊ること」を基本とするフィギュアというものが体に染みついているのです、ネイサンは。
この子、怖いよ。
ジャンプが安定すれば、難しいジャンプは飛べるわ、踊れるわで向かうところ敵なし、になりそう。
個人的には、「そこそこ高難度ジャンプも飛べて、演技もいけてる」という路線に向かえばよいのかなと思います。4回転を飛ぶ本数は、もっと少なくしていいんではないかと。
そうしたほうが、転倒や回転不足のリスクが減る分、むしろスコアが伸びると思うんだよなあ。
おそらく今年ここまでのことをやっているのは、オリンピック前年の「試し」みたいな部分とトリプルアクセルが苦手というところに負う部分が大きいのではないかと。
トリプルアクセルを克服できれば、後半にトリプルアクセルのコンビネーションを入れたりすることもできるから負担減らせるよねえ。
男子は、新しいできる選手がたくさん出てきて群雄割拠というか、ひとつひとつの大会のガチンコ感が非常に高い気がします。
現場ってどんな雰囲気なんだろ。すごい緊張感なんだろな。
来シーズンのピョンチャンへの期待が、ものすんごい高まります。
あ、ちなみにネイサンは、誰かさんみたいににやけ臭くなくて、びしっとした感じの面構えが個人的には結構好きです。
そういえば、さっきも書いた通りラトビアの選手のコーチがランビエールで、テレビでは久々にお姿を拝見しました(あ。今年はBSでやってたランビエール主催のアイスショーを見たな、そういえば)。
見目麗しいお姿が現役時代と全く変わらないのはもちろんですが、トレンチとマフラーという私服姿がシンプルではあるものの非常に洗練されていて、もう見とれてしまいました。
それと、大輔のブルースとか振付けてたカメレンゴさんも、久々に拝見しました。
確かアメリカのアイスダンスのカップルの隣でキス&クライに座っていた。
カメレンゴさんも、オジサマ好きのハヤシにはたまらん渋さでしたわ~…って調べたらまだ50歳なんだよね、この人。ワタシとたいして歳が変わらん…
と、なんだかんだいいつつ、楽しんだNHK杯。
次は、2週後のGPファイナルです。
勝手にファイナルの順位予想をすると(希望も含まれてるか?)
女子
1位ポゴリラヤ
2位宮原知子
3位メドベデワ
と思う。メドちゃんも転倒したり回転不足取られたり、今年は盤石じゃない。案外、ここで一度崩れるかもしらん。
男子
1位チャン
2位宇野くん
3位羽生ちゃん
だといいな。いや、男子は難しいです。はっきりしているのは、リッポンの表彰台はない、ということくらいか。
フェルナンデスはむらっけがあるから案外ここで取りこぼしがある気もするし、羽生ちゃんは気負いすぎて失敗する気がする。4回転ループ、飛べる飛べるとか言ってるけど、宇野君のフリップの安定感に比べたら、まだまだだと思うし。
また、プログラム的にも、宇野君の方がヨーロッパ人受けすると思うしねえ。
ネイサンが食い込んでくる可能性も十分あり!!
ああ、もう2週間仕事に手が付きそうにないんですが、ワタシ…
2016年11月20日日曜日
本郷理華に村上佳菜子化現象が漂う件、その他について
テレ朝がまともな時間に中継してくれなかったせいで、中国グランプリのショートは録画したものを、フリーは本日午後のBSの放送を見る羽目になりました。
もちろん順位は知っていたわけです。ヤフーで確認しました。
三原舞衣ちゃんの4位はともかく、とても気になったのは、本郷理華ちゃんの5位という順位。
これはひょっとすると、あの現象が始まっているのではないかと演技を確認しました。
想像したとおりだった。
回転不足地獄。そう、村上佳菜子が近年陥っていて抜け出せないアリ地獄です。
本郷ちゃん、シニアに上がった時から、回転不足やエッジエラーをとられやすいジャンプの癖を指摘されていました。
で、シニアに上がって3年目の今も、修正できていない。
まあ、女子はわりにルッツやフリップでエッジエラー取られやすい傾向にはあるわけで。過度に気にする必要もないのかもしれない。
ことしなんて特に厳しいみたいで、あのメドベデワまで取られてる始末だし。
しかしね…回転不足地獄は恐ろしいですぞ。
宮原さんみたいに、難しいコンビネーションジャンプの後ろにつけたのが取られる…しかも取られる原因が分かっているというケースであればまだいいけど。
本郷ちゃん、毎回毎回だもんね。だから、スコアも全然伸びてこない。ジャッジももう「この子は回転不足の子」という偏見で本郷ちゃんを見てると思うし。
まさに村上佳菜子状態。
しかも村上佳菜子は、絶不調の原因が自分で分かっていないという話ですから、もう修正不能な域まで来ちまっているわけです。
本郷ちゃんて、多分わりに大雑把な人で、振り付けもしかりです。
全身の表現力はあるんだけど、体が大きい分大味になりがちで、そうであるにもかかわらず、腕の位置とか手先の使い方とかに配慮が足りないんですよね。
しかも、集中していない時なのかもしれないけど、極端な話、もう曲に合わせて手足を振り回しているだけ、に見えちゃうときもあるくらいたまにひどくなります。
こういう大味なところも村上佳菜子に似ているんだよ、この人。
本当に今のうちに根本から直さないと、どんどんどんどん順位を落としていくことになる…たぶんねえ、今年の世界選手権、出られないと思うんだよな、本郷ちゃん。
そうなると、アリ地獄まっさかさまですぜ。
さて、シーズン前半のグランプリシリーズも残るはNHK杯だけとなりました。
女子は相変わらずロシアが強い、強すぎるんだけど、一方で案外盤石ではないのかな、とも思うわけです。
メドベデワは、珍しく転倒したりエッジエラー取られたり。
パゴリラヤちゃんは、浮き沈みが激しいし。
ラジオノワちゃんは、いきなり体型変わって苦労しているし(でもきれいになったよねえ、この子。なんだかんだ言って大崩れはしないんだけど)。
ただ、じゃあ、その牙城を日本女子が崩せるのかというと、いまいちパッとしないんだよな…
宮原知子ちゃんは日本女子の中では一歩ぬきんでているけれど、「正確な技術」以上のもう一歩、二歩というのが足りないしね。
表現力はかなりついてきてるんだけど、体が大きく見えるほどの演技の大きさや空気感がまだまだ足りないな…という。
ジュニアから上がってきた子の中では、三原舞衣ちゃんと樋口新葉ちゃんが一つ抜けているかなと思います。
舞衣ちゃんは、今回は惜しかったけど、清潔感があってアンチがつきにくい選手で、演技も軽やか。病気が再発しなければ、息長く安定した演技ができる選手になりそうな気がします。
一方新葉ちゃんは…アンチもたくさんいそうな仏頂面、可愛げがないんだけど、年齢の割に艶のある演技ができてスピードもあるし、ジャンプもでかいし、完成度がずん抜けている感じがします。
世界選手権に出ても、そこそこいい勝負ができるんじゃないのかな。
私は、この生意気でマイペースな感じ、そこはかとなく漂う「チイママ」感が嫌いではないんだけど、なぜか女子フィギュアには選手のピュアさが過度に求められるんだよな、日本の場合。
そういうのに負けないで、頑張ってほしい。
NHK杯で宮原ちゃんと新葉ちゃんに頑張ってもらわんと、日本女子、GPファイナル出場選手ゼロもありうる事態だよ…なんとかこらえてくれ!!!
いやしかしね…若い子(20歳そこそこも含め)がトリプルルッツ-トリプルトゥループなんか、ガンガン決めてるのを見ると、真央ちゃんが果たして…という複雑な気持ちになるんだよなあ、女子は。
さて、男子ですが、戦い方が岐路に立っているなあという気がします。
難しい4回転をガンガン入れてくる戦い方と、ある程度の確実性をとって4回転を控えめにする戦い方、両極に分かれているという。
ネイサン・チェンとか、金ちゃんとかはもちろん前者なんだけれど、これを突き詰めすぎるあまり、演技全体のバランスを欠くようになり、浮上できなくなっていくケースもあるわけです。
例えば、最近で言うとマキシム・コフトゥンなんかは典型例。リッポンも4回転ルッツにこだわりすぐた挙句、一時低迷しましたし。古いところでは、フランスのジュベールとかもそうだった。
金ちゃんなんかはスケートアメリカのショートがかなりひどくて、まずいぞ、と思ったけど、今日見たところでは、あんまり心配ないのないのかなと言う気もしなくはありません(後で書くけど今年は演技も頑張っているので、なかなかバランスがうまくいかないのかもしれない)。
後者の代表としては、ジェイ子が挙げられます。まあ、ジェイ子の場合4回転がかなり苦手でそもそも入れられないというのがあるのかもしれないけど…リッポンもショートでは4回転を入れず、フリーで確か1本化2本入れた程度。それでも2大会とも表彰台にちゃんと乗れている。
今日の中国グランプリではブレジナもショートには4回転入れてなかったし、他にも数名こういう選手がいました。
まだシーズン序盤?ということもあるかと思いますが、昨シーズンはここまであからさまに二極化していなかったような気もする。
オリンピックイヤー前年ということもあって、男子の方は、より自分に合った戦い方をする選手が増えているのかもしれません。
それを考えると、4回転もある程度飛べて演技構成も高い点が出るという選手がかなり貴重なわけですが…そういう選手を数えてみると、チャンとかフェルナンデスとか、宇野くんとか羽生ちゃんとかになってしまうのでした。
さて、金ちゃんですが、中国グランプリの滑りを見て、ハヤシはちょっと涙が出たね。
この前までは「道」(注:高橋大輔がバンクーバーで銅メダルをとったあのナンバー)をやるなんて10年早いよ、金ちゃんとか思ったけど…金ちゃんなりの「道」になっていたんだよなあ。
ショートのスパイダーマンもよかったよなあ。ローリーニコルの振り付けらしい、ちょっと難しい間を出さなきゃいけないプログラムだったんだけど、スピーディにきれいに踊っていた。
難しいジャンプも飛んで、でもそれだけじゃ勝てないと思って、きっと照れくささもあったと思うけど、一生懸命に踊りも練習したんだなあというのが、すごーく伝わってきた…
スパイダーマンは細身の金ちゃんにすごくあってるプログラムだし。
ハヤシはこれからも金ちゃんを応援します。
あ、でも今年の世界選手権のメダルは、宇野くんが頂戴しますからね。
ごめんね、金ちゃん。
もちろん順位は知っていたわけです。ヤフーで確認しました。
三原舞衣ちゃんの4位はともかく、とても気になったのは、本郷理華ちゃんの5位という順位。
これはひょっとすると、あの現象が始まっているのではないかと演技を確認しました。
想像したとおりだった。
回転不足地獄。そう、村上佳菜子が近年陥っていて抜け出せないアリ地獄です。
本郷ちゃん、シニアに上がった時から、回転不足やエッジエラーをとられやすいジャンプの癖を指摘されていました。
で、シニアに上がって3年目の今も、修正できていない。
まあ、女子はわりにルッツやフリップでエッジエラー取られやすい傾向にはあるわけで。過度に気にする必要もないのかもしれない。
ことしなんて特に厳しいみたいで、あのメドベデワまで取られてる始末だし。
しかしね…回転不足地獄は恐ろしいですぞ。
宮原さんみたいに、難しいコンビネーションジャンプの後ろにつけたのが取られる…しかも取られる原因が分かっているというケースであればまだいいけど。
本郷ちゃん、毎回毎回だもんね。だから、スコアも全然伸びてこない。ジャッジももう「この子は回転不足の子」という偏見で本郷ちゃんを見てると思うし。
まさに村上佳菜子状態。
しかも村上佳菜子は、絶不調の原因が自分で分かっていないという話ですから、もう修正不能な域まで来ちまっているわけです。
本郷ちゃんて、多分わりに大雑把な人で、振り付けもしかりです。
全身の表現力はあるんだけど、体が大きい分大味になりがちで、そうであるにもかかわらず、腕の位置とか手先の使い方とかに配慮が足りないんですよね。
しかも、集中していない時なのかもしれないけど、極端な話、もう曲に合わせて手足を振り回しているだけ、に見えちゃうときもあるくらいたまにひどくなります。
こういう大味なところも村上佳菜子に似ているんだよ、この人。
本当に今のうちに根本から直さないと、どんどんどんどん順位を落としていくことになる…たぶんねえ、今年の世界選手権、出られないと思うんだよな、本郷ちゃん。
そうなると、アリ地獄まっさかさまですぜ。
さて、シーズン前半のグランプリシリーズも残るはNHK杯だけとなりました。
女子は相変わらずロシアが強い、強すぎるんだけど、一方で案外盤石ではないのかな、とも思うわけです。
メドベデワは、珍しく転倒したりエッジエラー取られたり。
パゴリラヤちゃんは、浮き沈みが激しいし。
ラジオノワちゃんは、いきなり体型変わって苦労しているし(でもきれいになったよねえ、この子。なんだかんだ言って大崩れはしないんだけど)。
ただ、じゃあ、その牙城を日本女子が崩せるのかというと、いまいちパッとしないんだよな…
宮原知子ちゃんは日本女子の中では一歩ぬきんでているけれど、「正確な技術」以上のもう一歩、二歩というのが足りないしね。
表現力はかなりついてきてるんだけど、体が大きく見えるほどの演技の大きさや空気感がまだまだ足りないな…という。
ジュニアから上がってきた子の中では、三原舞衣ちゃんと樋口新葉ちゃんが一つ抜けているかなと思います。
舞衣ちゃんは、今回は惜しかったけど、清潔感があってアンチがつきにくい選手で、演技も軽やか。病気が再発しなければ、息長く安定した演技ができる選手になりそうな気がします。
一方新葉ちゃんは…アンチもたくさんいそうな仏頂面、可愛げがないんだけど、年齢の割に艶のある演技ができてスピードもあるし、ジャンプもでかいし、完成度がずん抜けている感じがします。
世界選手権に出ても、そこそこいい勝負ができるんじゃないのかな。
私は、この生意気でマイペースな感じ、そこはかとなく漂う「チイママ」感が嫌いではないんだけど、なぜか女子フィギュアには選手のピュアさが過度に求められるんだよな、日本の場合。
そういうのに負けないで、頑張ってほしい。
NHK杯で宮原ちゃんと新葉ちゃんに頑張ってもらわんと、日本女子、GPファイナル出場選手ゼロもありうる事態だよ…なんとかこらえてくれ!!!
いやしかしね…若い子(20歳そこそこも含め)がトリプルルッツ-トリプルトゥループなんか、ガンガン決めてるのを見ると、真央ちゃんが果たして…という複雑な気持ちになるんだよなあ、女子は。
さて、男子ですが、戦い方が岐路に立っているなあという気がします。
難しい4回転をガンガン入れてくる戦い方と、ある程度の確実性をとって4回転を控えめにする戦い方、両極に分かれているという。
ネイサン・チェンとか、金ちゃんとかはもちろん前者なんだけれど、これを突き詰めすぎるあまり、演技全体のバランスを欠くようになり、浮上できなくなっていくケースもあるわけです。
例えば、最近で言うとマキシム・コフトゥンなんかは典型例。リッポンも4回転ルッツにこだわりすぐた挙句、一時低迷しましたし。古いところでは、フランスのジュベールとかもそうだった。
金ちゃんなんかはスケートアメリカのショートがかなりひどくて、まずいぞ、と思ったけど、今日見たところでは、あんまり心配ないのないのかなと言う気もしなくはありません(後で書くけど今年は演技も頑張っているので、なかなかバランスがうまくいかないのかもしれない)。
後者の代表としては、ジェイ子が挙げられます。まあ、ジェイ子の場合4回転がかなり苦手でそもそも入れられないというのがあるのかもしれないけど…リッポンもショートでは4回転を入れず、フリーで確か1本化2本入れた程度。それでも2大会とも表彰台にちゃんと乗れている。
今日の中国グランプリではブレジナもショートには4回転入れてなかったし、他にも数名こういう選手がいました。
まだシーズン序盤?ということもあるかと思いますが、昨シーズンはここまであからさまに二極化していなかったような気もする。
オリンピックイヤー前年ということもあって、男子の方は、より自分に合った戦い方をする選手が増えているのかもしれません。
それを考えると、4回転もある程度飛べて演技構成も高い点が出るという選手がかなり貴重なわけですが…そういう選手を数えてみると、チャンとかフェルナンデスとか、宇野くんとか羽生ちゃんとかになってしまうのでした。
さて、金ちゃんですが、中国グランプリの滑りを見て、ハヤシはちょっと涙が出たね。
この前までは「道」(注:高橋大輔がバンクーバーで銅メダルをとったあのナンバー)をやるなんて10年早いよ、金ちゃんとか思ったけど…金ちゃんなりの「道」になっていたんだよなあ。
ショートのスパイダーマンもよかったよなあ。ローリーニコルの振り付けらしい、ちょっと難しい間を出さなきゃいけないプログラムだったんだけど、スピーディにきれいに踊っていた。
難しいジャンプも飛んで、でもそれだけじゃ勝てないと思って、きっと照れくささもあったと思うけど、一生懸命に踊りも練習したんだなあというのが、すごーく伝わってきた…
スパイダーマンは細身の金ちゃんにすごくあってるプログラムだし。
ハヤシはこれからも金ちゃんを応援します。
あ、でも今年の世界選手権のメダルは、宇野くんが頂戴しますからね。
ごめんね、金ちゃん。
2016年11月13日日曜日
緊急投稿:真央ちゃんは、即刻今シーズンお休みしましょう。
真央ちゃんがどえらいことになっています。
グランプリシリーズフランス大会、9位。フリーでは、ことごとく3回転が入らず、まさかの100点台です…
フリーの演技はまだ見てないが、昨日見たショートは、故障が思わしくないことがありありとわかる痛々しい姿でした。
スピンが遅い。
ステップのエッジが浅い。
スピードがない。
何より、膝を曲げきれてないですし、なんとなく腰もかばっている雰囲気があります。
満身創痍。
聞けば膝の故障は、昨シーズン終わりから引きずってるものというではないですか。
つまりそれって、簡単に治るレベルの故障じゃないってことだよね…
加えて、ローリーニコルを恨みたくなるような、難しい曲に難しい振り付けのリチュアルダンス✖️2…
故障が思わしくなくて、振付を一部直したらしいけど、それでも、踊る修行みたいなプログラムであることに変わりなく、状態悪化に拍車かけてることは間違いなさそうです。
そう、今の体にリチュアルダンス✖️2は無理なのです。
真央ちゃん、オリンピック出たいなら、身体治せ。
今年はもうやめんさい。
治療に専念しておくれ。
そして、踊れる体でリチュアルダンスを見せてくれ。
もし、休まないなら、全日本選手権で引退する覚悟でやってくれ。
貴方には、スケートでこれ以上辛い想いをして欲しくないのです。
哀しいけれど、現実って、そういうこと、だよなぁ。
2016年11月12日土曜日
男子を王子様にしてしまう、あのラベンダー色の曲。
ども。11月12日土曜日、グランプリシリーズフランス大会前の時間です。
本日はちょっとしたお仕事で成城学園前に行っており、帰り道、御茶ノ水近くのスタバで一服しているとことです。
札幌で豪勢に色々買ったんで、お買い物する気にもなれないしねえ…
真央ちゃんが8位、樋口新葉ちゃんが5位、無良くんが6位からのスタートというなんともテンションの低いショートの結果に、ネイサン・チェンとかいう4回転小僧を見るくらいしか、もう楽しみないかもという雰囲気ですし…
先日のロシア大会以降、ハヤシの頭の中は宇野昌磨くんだらけです。
立派におばさんです。
演技しているときの表情と普段の幼さが残る姿のギャップにやられてしまい、ネットで彼の情報の追っかけをしている始末。
YouTubeでは、一昨日あたりまでほぼ毎日、ロシア大会の彼の演技を寝る前に堪能していました。
確かこのブログで、少し前に、今年のショート「ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲」に関しては、「昭和の王子様」臭がプンプン漂うマッチーの方がいいと言いました。
前言を撤回します。
両者甲乙つけがたいです。
技の話をしているんではありません。
王子様感の話です。
この曲、2004年の映画「ラベンダーの咲く庭で」に使われた曲です。
内容は、二人暮らしの老女の姉妹の自宅の庭に、嵐の翌朝、一人の若い男性が行き倒れになっていた。その男性はしばらくの間その家に住むことになるが、バイオリニストで、やがて生涯独身の姉妹の一人が淡い恋心を抱く…というもの。
つまり、老姉妹からすれば、このバイオリニストは目の前にもう、ひっさびさに現れた王子様、なわけです。この曲を踊る男子は、王子様たらねばならんと、そういうことになるわけであります。
で、マッチーは、2014から2015年シーズンの当初から、自分なりの王子様像をバッチリ完成させて臨んできました。
その姿は、もう昭和の少女漫画に出てくる、女性に対する愛をまっすぐに捧げ尽くす古式ゆかしい、ある意味40代のハヤシから見れば正統派の王子様。若干暑苦しくて肉食系というものでありました。
それが、マッチーの入り込む演技にまたぴったりで、もう、ピカイチだよな、と思わせたわけです。
対する宇野くん。
シーズン当初は、綺麗に踊ってるなあという印象はあるものの、王子様臭はあまりなく、正直演技としては物足りなかった。
が、ロシア大会で一皮向けました。
マッチーとは違う、王子様像を提供してくれるようになりました。
宇野くんが演じるのは、ピュアで所々に照れや奥ゆかしさを見せる、まだ若い若い王子様。
私はかの映画は見ていないのですが、おそらく老姉妹の視線では、バイオリニストの若い男はこういう姿に見えたのではないかと思うのです。
だからこそ眩しい。
若き日の甘酸っぱい想いを蘇らせる。
ある意味大人が見た方が良さがよくわかる王子様。
そんなコンセプトを感じます。
宇野くんがこの曲で一皮向けてここまでの美しい王子様像を見せてくれることができるようになったのは、フリーの曲の影響もあるのかなと思います。
フリーの曲は、ぶっとい女性のダミ声響く情熱的なタンゴ。
もうピュアとかそんなどころの話ではない、情熱の愛を感じさせる一曲です。
この曲で宇野くんは、かっこいい男を演じることに集中しています。
彼女もいないどうやらゲームオタクらしい宇野くんからすると、とても難しいのではないかと思うんだが…
とはいえ、ある意味正反対の自分を演じることの方がやさしいのかもしれない。
そういう振れ幅の大きい正反対の曲をフリーとショートでやることによって、宇野くんの男っぽい面と同時にピュアな王子様な面が発揮されるようになってきたのかなあと思うのです。
いや、面白い。
演じるごとにじわじわとその曲の主人公になっていく、その過程は、とてつもなく魅力的です。
そして、「ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲」は、踊る男子を王子様にしてしまう曲なのかもしれません。
この曲、とてもドラマチックな曲なので、この後も多分踊る人が何人も出てくるでしょう。
いろんな選手のファンタジアを比較するのも、また楽しいものなのだろうなと思います。
2016年11月6日日曜日
間違いない札幌のセレクトショップ、ご紹介。
札幌があまりに豪雪過ぎて、明日東京に戻れないんじゃないかと1日ビビりまくっていたハヤシです。
どうにか雪はやんだし、明日は晴れるみたいなんで、夜間に一所懸命除雪してもらえれば大丈夫だろう、新千歳空港、うん。
ハヤシは、特に旅行の趣味なんぞもなく、北海道が恋しいため、長期休暇の合間にも暇を見つけては帰ってきます。
なんですが、結局帰ってきても仕事に追われてるっていうね…
とはいえ、今回はそれなりにお買い物を楽しみました。
最近、思い付きで服を買うのはやめようと考えるようになり(その割に勝ってる服の量は減ってないように思うが)、一時期の爆買い体質はなくなりました。
今回は、冬のコートがほしい、できれば長め丈。
あとはニット、いいジャケットがあればジャケット(最近ジャケット難民)。
お決まりのワンピースもいいのがあれば。
と考えていたところ、お買い物初日の11月3日。いきなり狸小路1丁目の古着屋genre(フランス語、ジャンル)でイタリアのブランドの絶品コートに出会ってしまったのでした…
このお店、のちに名前が出てくるARCH HERITAGEの姉妹店なのですが、とにかく置いてあるものがかなり気合が入ったビンテージものばかり。
ハヤシが買ったコートは古着ではありませんが、置いてあるものの洋服の大半は1800年代から1900年代初頭のヨーロッパのブラウス、ワークドレスなど、まっとうな人が見れば「こんなぼろ布何がいいんじゃ」と思う代物ばかり。
特に、羊飼いの少年が来ていたというインディゴのスモックなんて、インディゴで虫除けをしていたっという機能性とだぼっとしたかわいらしさのバランスが何とも言えず良いのです。
アクセサリーも非常に良くて、特にブローチの品ぞろえが豊富です。
ハヤシはブローチをうまく使いこなせない子ちゃんで購入には至っていませんが、年末に帰ってきたときにはぜひ1つコートに着けるために購入したいと思っています。
さて、コートを買うために清水の舞台から飛び降りてカードを5回払いで切ってしまったハヤシは、その後のお買い物をすべて現金決済で済ますことを心に決めました。
その後購入した大物は、クリステンセン ドゥ ノルドのニット。カシミア95パーセントの肌触り抜群のニットです。
ハヤシは、クリステンセン好きですが、実はクリステンセン物を置いているお店って、案外少ないのです。
東京でもハヤシが行く店では2店舗くらいしか置いてないし。札幌だと安定的に置いているのは、nouerという狸小路2丁目の西側入り口わき近くにあるショップくらいしか知りません。
今回のニットもこちらで買いました。
nouerさん、過去にも何回かお店の名前が出ているかと思いますが、ここは「定番にちょっとしたアク」をプラスしたいというときにもってこいのお店です。
置いてあるブランドは、マニアックなものからそこまでマニアックでもないものまで、実は結構幅広いです。
クリステンセンの他、ダニエラ グレジス、ドーサ、ヒロミ ツヨシ、サイなどなど。
セレクトが若干お高めではありますが、お店の方のスタイリングの提案もピカイチで、センスアップを目指す人にはぜひ行ってもらいたいお店です。
そして、最近のハヤシの鉄板ショップは、genreの姉妹店、ARCH HERITAGEです。
ここは実はANATOMICAの系列店なのですが、置いてあるブランドは、ANATOMICAよりはかなりナチュラルテイスト寄りのものが多いのです。
主力ブランドはtoujours、HONNETなど。シーサーのインナーとか、カディコットンのワンピとかも豊富で、最近帰省したら必ず顔を出すお店のひとつです。
今回は、若干不作で、toujoursの冬のタイツをリピート購入して終わってしまいましたが、商品がはけちゃって何にもない時があるのはセレクトショップの宿命なので、しかたない。
冬の帰省時もしっかりチェックするつもりです。
最後、かなり西側になりますが、資生館小学校近くにあるGARAGE69も札幌のセレクトショップを語るうえで欠かせません。
ここは、nouerに輪をかけて癖のある個性的なアイテムを主力においているショップです。
どちらかというとメンズ中心で、トム ブラウンなんかさりげなくつるしてますし、メンズ物でも女性に来てほしいと思えば小さなサイズをレディースコーナーにディスプレイしたりしています。
kolorとかマルジェラとか、結構なお値段のものが癖のある店内にさらりとディスプレイされています。
ですが、ここは高い!!
あと、あえてだと思うけど、間口が小さくていちげんさんには入りにくい。
そして、お店の方の押しが結構強い…
なんで、それに負けないタフさがあることが訪れるには求められます。
東京はくまなく見れば札幌にないいいものがあるんでしょうけど、正直そこまでする気力はないし、札幌は、セレクトショップ激戦区だけあって、ひとつひとつのお店の個性が際立っているうえ、こだわったセレクトが多くて買い物意欲が増します。
今回紹介した4つのお店は、のぞくだけもセンスアップできるお店ばかり。
そして、林が一番気になっているのはgenreです。
うーんやばいなあ、古着の世界はマニアックだぞ…はまると厄介だと思うんだけどなあ…
どうにか雪はやんだし、明日は晴れるみたいなんで、夜間に一所懸命除雪してもらえれば大丈夫だろう、新千歳空港、うん。
ハヤシは、特に旅行の趣味なんぞもなく、北海道が恋しいため、長期休暇の合間にも暇を見つけては帰ってきます。
なんですが、結局帰ってきても仕事に追われてるっていうね…
とはいえ、今回はそれなりにお買い物を楽しみました。
最近、思い付きで服を買うのはやめようと考えるようになり(その割に勝ってる服の量は減ってないように思うが)、一時期の爆買い体質はなくなりました。
今回は、冬のコートがほしい、できれば長め丈。
あとはニット、いいジャケットがあればジャケット(最近ジャケット難民)。
お決まりのワンピースもいいのがあれば。
と考えていたところ、お買い物初日の11月3日。いきなり狸小路1丁目の古着屋genre(フランス語、ジャンル)でイタリアのブランドの絶品コートに出会ってしまったのでした…
このお店、のちに名前が出てくるARCH HERITAGEの姉妹店なのですが、とにかく置いてあるものがかなり気合が入ったビンテージものばかり。
ハヤシが買ったコートは古着ではありませんが、置いてあるものの洋服の大半は1800年代から1900年代初頭のヨーロッパのブラウス、ワークドレスなど、まっとうな人が見れば「こんなぼろ布何がいいんじゃ」と思う代物ばかり。
特に、羊飼いの少年が来ていたというインディゴのスモックなんて、インディゴで虫除けをしていたっという機能性とだぼっとしたかわいらしさのバランスが何とも言えず良いのです。
アクセサリーも非常に良くて、特にブローチの品ぞろえが豊富です。
ハヤシはブローチをうまく使いこなせない子ちゃんで購入には至っていませんが、年末に帰ってきたときにはぜひ1つコートに着けるために購入したいと思っています。
さて、コートを買うために清水の舞台から飛び降りてカードを5回払いで切ってしまったハヤシは、その後のお買い物をすべて現金決済で済ますことを心に決めました。
その後購入した大物は、クリステンセン ドゥ ノルドのニット。カシミア95パーセントの肌触り抜群のニットです。
ハヤシは、クリステンセン好きですが、実はクリステンセン物を置いているお店って、案外少ないのです。
東京でもハヤシが行く店では2店舗くらいしか置いてないし。札幌だと安定的に置いているのは、nouerという狸小路2丁目の西側入り口わき近くにあるショップくらいしか知りません。
今回のニットもこちらで買いました。
nouerさん、過去にも何回かお店の名前が出ているかと思いますが、ここは「定番にちょっとしたアク」をプラスしたいというときにもってこいのお店です。
置いてあるブランドは、マニアックなものからそこまでマニアックでもないものまで、実は結構幅広いです。
クリステンセンの他、ダニエラ グレジス、ドーサ、ヒロミ ツヨシ、サイなどなど。
セレクトが若干お高めではありますが、お店の方のスタイリングの提案もピカイチで、センスアップを目指す人にはぜひ行ってもらいたいお店です。
そして、最近のハヤシの鉄板ショップは、genreの姉妹店、ARCH HERITAGEです。
ここは実はANATOMICAの系列店なのですが、置いてあるブランドは、ANATOMICAよりはかなりナチュラルテイスト寄りのものが多いのです。
主力ブランドはtoujours、HONNETなど。シーサーのインナーとか、カディコットンのワンピとかも豊富で、最近帰省したら必ず顔を出すお店のひとつです。
今回は、若干不作で、toujoursの冬のタイツをリピート購入して終わってしまいましたが、商品がはけちゃって何にもない時があるのはセレクトショップの宿命なので、しかたない。
冬の帰省時もしっかりチェックするつもりです。
最後、かなり西側になりますが、資生館小学校近くにあるGARAGE69も札幌のセレクトショップを語るうえで欠かせません。
ここは、nouerに輪をかけて癖のある個性的なアイテムを主力においているショップです。
どちらかというとメンズ中心で、トム ブラウンなんかさりげなくつるしてますし、メンズ物でも女性に来てほしいと思えば小さなサイズをレディースコーナーにディスプレイしたりしています。
kolorとかマルジェラとか、結構なお値段のものが癖のある店内にさらりとディスプレイされています。
ですが、ここは高い!!
あと、あえてだと思うけど、間口が小さくていちげんさんには入りにくい。
そして、お店の方の押しが結構強い…
なんで、それに負けないタフさがあることが訪れるには求められます。
東京はくまなく見れば札幌にないいいものがあるんでしょうけど、正直そこまでする気力はないし、札幌は、セレクトショップ激戦区だけあって、ひとつひとつのお店の個性が際立っているうえ、こだわったセレクトが多くて買い物意欲が増します。
今回紹介した4つのお店は、のぞくだけもセンスアップできるお店ばかり。
そして、林が一番気になっているのはgenreです。
うーんやばいなあ、古着の世界はマニアックだぞ…はまると厄介だと思うんだけどなあ…
2016年10月30日日曜日
宇野くんとジェイ子がいればいいかもしれない。
スケートカナダ、見ませんでした。
今回は、日本女子のエース宮原さんに本郷さん、永井さんが出ていました。
男子は、羽生ちゃんに無良くんに、チャンも出ていた。
なのに見ませんでした。
見る気が失せた理由の一つは、始まる前に結果がわかっていたこと。
ショートでは、宮原さんがフリップでエッジエラーに回転不足をとられたこと、フリーでは、宮原さんがなんとステップゼロ点だったこと。
男子は…別に見たい選手がいなかったこと…かな。
あとは、昨日に関しては、日本シリーズが見たかった…というのもあります。
メドベージェワがまたまた優勝し、2位にカナダのケイトリンオズモンドが200点越えで入った。
メドちゃんはおいとくとして、オズモンドは実力から考えても明らかに「盛り」で、この子を2位にするために宮原さんが無理やり低得点にされた。そんなことをとっさに今日は感じました。
またかよ。
北米大陸の出来レース。
それと、最近女子は、審判やルールにこびた点取り演技をやる子ばかりになっているのが、競技の面白さをめちゃくちゃに損なっているのです。
メドちゃんなんて、馬鹿の一つ覚えみたいに、ジャンプの時に手、あげやがるし。
踊りは単調なのに、顔芸だけで馬鹿みたいに表現力評価されているし。
そういう媚媚女子を前にして、職人気質な日本女子は涙をのみ続けてきて、花のない宮原さんは、あおりを食いやすいポジションにいるのです…
女子シングルが「氷上の芸者」(注:揶揄された「芸者」という言葉のニュアンスで使っているのであって、芸を極めた実際の芸者の皆さんを侮辱するつもりは一切ありません)大会であることは、おそらく女子シングルという種目ができてから変わらんのであって、女子の場合、ルール改正なんかがあっても、つまるところ、いかに点数に結びつくことがわかりやすい見せ方をしており、かつ、男受けのいい表情ができる子が上に行っちまうというクソみたいな競技でしかないわけです。
男子の場合は、いまだにまともに4回転飛べないジェイ子ですら、それ以外の技術を駆使してある程度戦えるという多様性が担保されているけれど、もう女子は本間に絶望的なのです。
そして、いま、男子でキラキラ輝いている選手は、ハヤシにとって、宇野昌磨くん。そして、ジェイ子。
宇野君の今期のフリーはすごいよ~。
リズムがとりにくいだろうし、セクシーさや目力が求められるし。
それを、あの小柄で普段は幼い宇野君が人が変わったみたいにやっちゃうんだから、もうほんとにすごい。
ショートの「ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲」は、まっちーの昭和の王子様風が未だ脳裏から離れないので、やや物足りなさを感じますが…
ジェイ子は昨季ケガで後半を棒に振りましたが、今年は、体のしなやかさ、ポージングの美しさに磨きをかけて復活!!
昨季もフリーで使ったピアノレッスン、よいよいと言い続けていましたが、さらに見ごたえあるプログラムになって帰ってきてくれました。
もうね、私は宇野君とジェイ子がいればそれでいいです。
あ、あと金ちゃんの成長を見られれば、それでいいです。
グランプリシリーズも宇野君とジェイ子と金ちゃんが出る大会と、ファイナルが見られればもうそれでいいや。
女子の大会なんて、真央ちゃんが出るときだけ見ればいいわ。
女子フィギュアはスポーツじゃない。
男子フィギュアがあればいい。
でも、もっと、見ていて飽きない魅力ある選手にたくさん出てきてほしい。
今年のフィギュアはそういう意味で今まで見てきた中で最も面白くなくなりそうで、ファンの心も離れがちになりそうなのでありました。
今回は、日本女子のエース宮原さんに本郷さん、永井さんが出ていました。
男子は、羽生ちゃんに無良くんに、チャンも出ていた。
なのに見ませんでした。
見る気が失せた理由の一つは、始まる前に結果がわかっていたこと。
ショートでは、宮原さんがフリップでエッジエラーに回転不足をとられたこと、フリーでは、宮原さんがなんとステップゼロ点だったこと。
男子は…別に見たい選手がいなかったこと…かな。
あとは、昨日に関しては、日本シリーズが見たかった…というのもあります。
メドベージェワがまたまた優勝し、2位にカナダのケイトリンオズモンドが200点越えで入った。
メドちゃんはおいとくとして、オズモンドは実力から考えても明らかに「盛り」で、この子を2位にするために宮原さんが無理やり低得点にされた。そんなことをとっさに今日は感じました。
またかよ。
北米大陸の出来レース。
それと、最近女子は、審判やルールにこびた点取り演技をやる子ばかりになっているのが、競技の面白さをめちゃくちゃに損なっているのです。
メドちゃんなんて、馬鹿の一つ覚えみたいに、ジャンプの時に手、あげやがるし。
踊りは単調なのに、顔芸だけで馬鹿みたいに表現力評価されているし。
そういう媚媚女子を前にして、職人気質な日本女子は涙をのみ続けてきて、花のない宮原さんは、あおりを食いやすいポジションにいるのです…
女子シングルが「氷上の芸者」(注:揶揄された「芸者」という言葉のニュアンスで使っているのであって、芸を極めた実際の芸者の皆さんを侮辱するつもりは一切ありません)大会であることは、おそらく女子シングルという種目ができてから変わらんのであって、女子の場合、ルール改正なんかがあっても、つまるところ、いかに点数に結びつくことがわかりやすい見せ方をしており、かつ、男受けのいい表情ができる子が上に行っちまうというクソみたいな競技でしかないわけです。
男子の場合は、いまだにまともに4回転飛べないジェイ子ですら、それ以外の技術を駆使してある程度戦えるという多様性が担保されているけれど、もう女子は本間に絶望的なのです。
そして、いま、男子でキラキラ輝いている選手は、ハヤシにとって、宇野昌磨くん。そして、ジェイ子。
宇野君の今期のフリーはすごいよ~。
リズムがとりにくいだろうし、セクシーさや目力が求められるし。
それを、あの小柄で普段は幼い宇野君が人が変わったみたいにやっちゃうんだから、もうほんとにすごい。
ショートの「ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲」は、まっちーの昭和の王子様風が未だ脳裏から離れないので、やや物足りなさを感じますが…
ジェイ子は昨季ケガで後半を棒に振りましたが、今年は、体のしなやかさ、ポージングの美しさに磨きをかけて復活!!
昨季もフリーで使ったピアノレッスン、よいよいと言い続けていましたが、さらに見ごたえあるプログラムになって帰ってきてくれました。
もうね、私は宇野君とジェイ子がいればそれでいいです。
あ、あと金ちゃんの成長を見られれば、それでいいです。
グランプリシリーズも宇野君とジェイ子と金ちゃんが出る大会と、ファイナルが見られればもうそれでいいや。
女子の大会なんて、真央ちゃんが出るときだけ見ればいいわ。
女子フィギュアはスポーツじゃない。
男子フィギュアがあればいい。
でも、もっと、見ていて飽きない魅力ある選手にたくさん出てきてほしい。
今年のフィギュアはそういう意味で今まで見てきた中で最も面白くなくなりそうで、ファンの心も離れがちになりそうなのでありました。
2016年10月23日日曜日
真央ちゃんのリチュアルダンスとワグナー。
始まりました。
フィギュアスケート、グランプリシリーズ。初戦はスケートアメリカです。
ハヤシ、話題の真央ちゃんのリチュアルダンスとやらのショートプログラムバージョンを初めて見ました。
いやー、ひでぇ難しい曲だなあ…これ、嬉々として踊るのって、コストナーくらいしかいないんじゃ…と思うくらい、リズムが取りにくそうな、かつヨーロッパ的芸術性が高そな曲でした。
なんでローリーニコルは、真央ちゃんにこれをやらそうと思ったのか…なんというか、この場に及んでもなお、真央ちゃんを修行の道に置き続けるのか…それくらいチャレンジングなプログラムだと感じるのです。
今日はジャンプの難易度を下げて、かつ回転不足をひとつとられ、さらにスピードもイマイチない、乗り切れてない演技でした。
それでも2位とはほぼ一点差の5位発進で、演技構成点は2番目です。
完璧に踊りこなせたら、こりゃ凄いだろうなと期待します。
がしかし、それができたことが実は案外少ないからねー、真央ちゃん…
もっとわかりやすくて、単純な曲をやらせてあげれば、悩まずにもっとスコアも伸びやすいんじゃいか。
実は周りが真央ちゃんに求めるものが、彼女の良さを殺してるんじゃないか。
そんな気がします。
それに引き換え、ワグナーですよ。
ハヤシは、ボーカル入りが解禁になって1番得をしたのは彼女だと思うのであります。
はっきり言って、わかりやすいアメリカンな彼女には、クラシックや映画のBGMなんて、全く合いませんでした。
強くてセクシーなアメリカンギャル…的な雰囲気を出すには、イマドキのアメリカンなロック&ポップスが適しているのであります。
典型的アメリカ女子のワグナーは、アメリカンなロック&ポップスをプログラムに使用することが可能になりました。
悩みがなくなった彼女の演技は安定感を増し、迫力満点。技術点も演技構成点もグングン伸びたという…
未だ修行中の真央ちゃんとは、かなり対照的な状況です。
しかし、観てる方からすりゃ、様々なチャレンジを繰り返し、違った顔を見せてくれる方が楽しいんであって、なんだかんだ言いながら、真央ちゃん頑張れとか、思うんですけどね。
いや、そりゃハヤシが日本人だからか。
アメリカ人は、こう単純に華やかでグワーと一直線に盛り上がれるプログラムの方が好きなんだろな。
スケートシーズンは、まだ始まったばかりだ。
2016年10月16日日曜日
見れば見るほど奥深いピコ太郎。
本日は自宅でのんびりしながら、記録読みのお仕事。
なかなかヘビーな記録に飽きた私を救ってくれたのは、ピコ太郎の動画でした。
今日だけで4,5回リピートして観てしまいました。
そして、観る度に新たな発見があるのです。
要はこの歌。
ここにリンゴがあるよ。
ペンもあるよ。
ブスッと刺したらリンゴのペンになるよ。
ここにパイナップルがあるよ。
ペンもあるよ。
ブスッと刺したらパイナップルのペンになるよ。
リンゴのペンとパイナップルのペン。
リンゴとパイナップルをくっつけたら、
ペン、パイナップル、リンゴ、ペンになるよね。
というだけの話。
これ、ペンもリンゴもパイナップルも実際にないのがまずすごい。
歌っている場面を見てる人に想像させちゃうわけです。
で、想像させるのが、でかい果物にペンがぶっ刺さってるという、若干シュールな画なのです。
しかも、最後が、ペンパイナッポーアッポーペンなのが、また秀逸なわけです。
ピコ太郎の振りを観てると、確実にパイナップルとリンゴの側をくっつけてるわけです。
だから、左から順番に読むと、ペンパイナッポーアッポーペンになるのです。
実物がない中で、ピコ太郎の振りと歌詞で、その画を理解させている。
すごい…
ついでに言うと、衣装も秀逸で、もうあれ以外にベストマッチはないと言っても過言ではありません。
黒人のR&B歌手を気取ったあの風貌。
それがいきなり、昔のインベーダーゲームさながらのピコピコサウンドに合わせて、ニコニコ笑いながら、若干小指立てつつ、オネエ系のダンスを繰り広げる…これ以上に酷い落差の落とし方は、観たことないと言ってもいいくらい。
ピコ太郎の正体が小坂大魔王であることは知れ渡った話ですが、本人は否定してるみたいですね。
今日の「アッコにおまかせ」でピコ太郎が取り上げられていましたが、出ていた芸人が全員小坂大魔王をリスペクトしていたのには驚きました。
テレビの世界では、それほど存在感が大きい芸人さんではないけど、その実力たるや、否定する人がいない、くらいの人のようです…
いやしかし、僅か1分少々のピコ太郎の世界。
是非是非、今年の紅白でトリを飾って欲しいと思うのでした。
2016年10月9日日曜日
MacBookにするか、レッツノートRZにするか、それが問題だ。
パソコンに振り回される日々か相変わらず続いています。
今日は夕方書面書きを始めようと、愛用のレッツノートを開いたところ、なんとWindowsの更新が始まりました。
しかも108個…
も1個のパソコンは既に売却済み。
仕方ないので、iPad mini3にBluetoothキーボードつけて、iOS用Word起動して仕事開始…
やはり、も1個パソコンいるな…しかも、chromebookとか中途半端なものではない、ちゃんとしたのが。
画像処理とかはまるでやりません。
文書作成。
プレゼン資料作成。
たまにたまに表計算。
あとはインターネットとメールチェックが出来れば良い。
但し、持ち歩きの必要もたまに発生。
なんで、最上級のモデルまでは必要なく、しかし、OfficeHome&businessは欲しい、そして、軽いものが欲しいということになりました。
1番いいのは、レッツノートRZ。
基本の性能がバッチリで、しかも750グラム弱…
が、正規で買うと安くても25万前後です。
そしてMacBook。
こちらは920g。
しかし、薄い!形に無駄がない!
が、Office入れると20万近くになる…私の場合、365solo が使えそうですが。ほんとに行けるのか、と一抹の不安が…
iPhoneやiPadを使っていて、Macに対するハードルの高さはやや感じなくなっているとはいえ、いいのか、ハヤシ、Windows捨てていいのか、と、どこかから声が聞こえてくるのです。
ですが、ちゃんとしたWindowsパソコンのアホみたいな高さと比べて、無駄に値段高く設定してないところも、Macパソコンのいいところ。
一方で、ハヤシは頑丈な物好きの、長年のレッツノートファンでもあります。
悩む。
あー、悩む!
どうしよう?
来週までにご報告できると良いのですが。
2016年10月3日月曜日
パソコンとスマホに振り回されている。
月曜日になってしまいました。
いやいや。
一昨日から、パソコンやスマホに振り回されて、なんだか色々大変なことになってしまいました。
まずは、昨年暮れに買ったASUSのEeebookというパソコンが無線LANに繋がらなくなりました。
おそらく、知らないうちに設定がおかしくなったのだと思うのですが、もうどうしたって回復しない。
動作も辛くなって来たんで、この際売っちまおうと、中古パソコン屋に持って行きました。
そうしたところ、誤って自宅のメイン機レッツノートに搭載されていたマイクロソフトオフィスのプロダクトキーを誤ってこん包したらしいことが判明。
実はこちらのパソコンも、ちょっとチョンボをやらかしてウィンドウズをリカバリーしたため、オフィスの再インストールのために本来ならプロダクトキーが必要でした。
が、幸い、別なパソコンに付いていたオフィス365をインストールして事なきを得たという…
しかも、こちらも焦っていたため、よく確かめもせずに有料版にしてしまったのですよ、oh…
さらに、このブログもアップしようとしたら、突然消えて、今書き直しです。
1番ビビったのはプロダクトキーです。
まずい、事務所のパソコンのプロダクトキー、どこにあるだろう…
今まで、一度インストールしたらそのままで、二度と使わなかったプロダクトキー。
つくづくきちんと保管しとかなあかんと思いました。
が!
なんで、こんなことでびびらなあかんのや、と、不条理な気持ちでもあります。
オフィスソフトなんて、フリーで配布されてるものもたくさんあるのに…
と、ここで、オフィスソフトの著作権問題というカオスなネタに入り込み、さらに眠れなくなりそうなハヤシなのでした。
2016年9月24日土曜日
黒いオジ靴が好き。
酷い雨です。
よくまあ、こんなに降るもんだ。
こんな雨の中、なぜかロングのひらひらワンピを着て出かけました。
目的のひとつは、表参道のジャーナルスタンダードラックスに、靴をとりに行くことでした。
先週、半額になってる良い靴を見つけ、裏貼りをお願いしていたのです。仕上がったという連絡があったため、そそくさと出かけて行きました。
そう有名なブランドではありませんが、長年ドクターマーチンの靴底を作っていた会社が立ち上げたブランドだそうで、頑丈そうったらありません。
黒のシューレースの、いわゆるオジ靴です。
所有している靴の半分以上は黒のオジ靴です。
イメルダ夫人を目指して、様々な色、形の靴を所有している妹とはかなり対照的です。
なぜ黒のオジ靴なのか?
理由のひとつは、足の形です。
足幅が狭く、甲が薄い我があんよ。安定的に歩くためには、ビンビンにレースで靴を締め上げる必要があります。
しかも、場合によっては移動距離が長い。歩きやすい靴でなければなりません。
加えて、普段着る服が、基本、黒紺グレーなので、一番黒がしっくりくる。何も考えなくても足元のコーディネートに困らない、というわけです。
黒のオジ靴と白スニーカーがあれば、靴は全く困りません。
買うときは、高くても足に合うものをチョイスして、踵が減ったりつま先が開いたりしたら、修理に出します。
東京修理代高いけど、1万円かけて直せば、また半年や1年履けるわけで、そうすりゃ長くお付き合いできるので。
先週も一足ドック入りしました。月曜も違うのをドック入りさせる予定です。
おしゃれな人は同じ靴を二足買いすると聞いたことがありますが、そういえば、ハヤシの父ちゃんは、バーバリーの同じ木型の靴を何足も持っていて、大事に大事に一足ずつ履いてました。
あの父ちゃん、おしゃれなんか。そうか。なんか納得いきませんが、まあそういうことにしておきましょう。
2016年9月18日日曜日
ジャニーズの安定感と個性。
昨日、王様のブランチでKinKi Kids二人の揃い踏みを久しぶりに見ました。
剛くん好きのハヤシは、堂本兄弟はもちろん、伝説の番組、正直しんどいもよく見ておりました。
久しぶりに2人の息の合ったボケツッコミを堪能してすっかり嬉しくなり、思わずタワレコで、シングルベストを買ってしまう始末…
最近自分のおばさん化現象が進んでいるなあと思う事情のひとつに、ジャニーズを見てると安心感を覚える、ある種の欲求が満足される感覚を覚えるということが挙げられます。
とはいえ、ジャニーズであれば誰でもいいのか、というとそういうわけではありません。
トキオやスマップには、全くときめきがなく(草ぴょんは好きだけど。ぷっすまが好きなので)、キスマイやABC-Z、ヘイセイジャンプは問題外→ファンの人、殺さないで。
ジャニーズの中で一番好きなのは、堂本剛くん、渋谷すばるくんあたりという、どう考えても、ストレートなジャニーズ好きではない趣味だったりするわけです。
かの2人以外では、今井翼くん、佐藤勝利くんあたりが、そこはかとない真面目さを感じさせるため、テレビでお見かけすると、顔がニコニコするのが自分でもわかる始末です。
ハヤシのような中年女性には、ダントツで嵐の人気が高いのですが、いやはや、ハヤシにはその理由が全くわかりません。
こんないい子ちゃん集団、見ていて何が楽しいのだろうと…
そして、ジャニーズは好きでも嵐に興味がないというあたりに、自分のおばさん化は顕著ではないぞ、と虚しい自己弁護をする今日この頃だったりするわけです。
グループ単位で見ると、非常に興味を引くのがv6とNEWS、関ジャニ∞です。
v6とNEWSは、グループとして下火だった時代に、ひとりひとりが個性や実力を蓄え、グループとしての再ブレイクにこぎつけました。
そして、関ジャニ∞は関ジャムを観てもわかりますが、実はマニアな音楽集団。コミカルな要素とマニアな素顔のギャップが滅茶滅茶面白いわけです。
騒動の渦中にあるスマップとか、今やアイドルキングの嵐は、グループとしてのブランド力が強すぎて、その割にグループの取り柄がよくわからんという域に入ってしまっているよなあと、そんな気がします。
ジャニーズの魅力って、こんな男子でもアイドルとして生きていけるのか、という括りきれない人々をうまく飼いならしてるところにあるんじゃないかと。だからこそ、王道から外れてるグループのメンバーが楽しいように思うのです。
エグザイルグループとは違うバラバラ感が、男の子の見本市みたいで楽しいのですよね。
仕事でめんどくさい男女関係やおのこばかり見ているので、最近は男性は素敵な人を少し遠くから眺めるのが一番と考えています。
ジャニーズは、そんな世捨てなハヤシに夢を与えてくれる貴重な存在です。
ちなみに、最近ハヤシの中で急上昇なのが関ジャニ∞の丸山隆平くんです。
目立たないけど、いつも笑ってるし、スタイルも良いし、顔もよく見ると、とても綺麗。
でも、土曜の朝の情報番組は、働く女には早すぎて、なかなかそのお顔を拝むことはできないのです。
2016年9月11日日曜日
ハヤシの基礎英語。
使いものにならない日曜日です。
先週は土日の休みがなく、かつ木曜日にむちゃくちゃ気の張る大仕事があり、ついでにかなりな本気出して書かねばならない書面をしあげました。
昨日、友達と飲み会して緊張が緩んだのか、今朝は昼近くまで起きられませんでした。
最近仕事で、英語の壁に直面しました。
とある件で海外の法律事務所とやりとりしなくちゃいけなくなったのです。
ハヤシ、昔大学院で外国の法制度を学んでいたことがあるので、英語の文献をざっくり斜め読みして6から7割くらいの意味をとる…くらいはできます。
が、喋るのはもちろん片言中の片言。
書くなんてもってのほか。
結果、外国の法律事務所とのやりとりに、語学が堪能な別の弁護士を介することになり、通訳料が発生する事態となったわけです…
他にも何年か前にやった外国人の事件で、元依頼者の西洋人からたまに手紙が来る。
読める、読めるんだよ!
でも、返事を書くのに毎回悶絶しているわけです。
そんなこともあって、英語の読み書き習いたいと通信があるスクールを探したところ、これがなかなかない。
会話か翻訳ばっかり。
ネットで色々検索したところ、NHKの語学講座のページに行き当たりました。
見ると、今の英語の実力をテストしてもらえる。しかも、リスニングなんかもあって所要時間15分と、まあまあな本格ぶり。
やりました。
結果。
基礎英語2から始めましょう。
つまり、中2の勉強から始めろと。
どひゃ。
リーディングは割にできる自負があったので、この宣告は、そこそこなショックを私に与えました。
こりゃスクールとか行っても、ドブに金捨てるようなもんじゃと気づきました。
で、先日MARUZENで、暇暇見ながら独学するのに、瞬間英作文とかいう文庫本サイズの本や基礎英語2の書き込みワークブックとやらを買ってきました。
瞬間英作文の方は、中学レベルの文法でたくさん短時間で英作文を作る練習をするものです。
やってみると、案外文法忘れてるのがよくわかり、プチショックを繰り返し受ける状況。
しかも疲労が強い時って、隙間時間になかなかやる気も起きず、案外進まない…
人間て忘れる生き物なのね、と思うと同時に、働きながら勉強するのって大変ね、と痛感するのでした…
2016年9月4日日曜日
札幌お買い物備忘録。
名古屋です。
これから新幹線で東京に戻ります。
仕事の後、名古屋時代の事務員さんと呑んでました。
ほろ酔いの良い気分です。
さて、今週初めまで夏休み、札幌に帰ってたハヤシです。
今回は夏のセールもとっくに終わり、さりとて東京暮らしには、秋物はまだいらんという微妙な時季。
買物にも熱が入りません。
買ったのは、クリステンセン ドゥ ノルドのワンピ、若干サルエルぽいウールのテーパードパンツ、コムデギャルソンコムデギャルソンのシャツ…と若干おとなしめ。
どこからか、それだけ買えば十分だろという声が聞こえてきそうです。が、ストレス満載だった割に抑えたなあ…と。
中でも一番袖を通すのが楽しみなのは、コムデギャルソンコムデギャルソンのシャツ。
白で若干長め。
これをボタン上までシッカリとめて、ユルパン履くと可愛かろう、と今からウキウキしています。
秋よ来い早く来い。
せめてあと5度くらい涼しくなってくれ。あたしゃーもー夏物着るのに飽きましたよー…
2016年8月28日日曜日
馴染みの店が…
休みも今日で終わり。
帰省した日は、まだオリンピック中でした。
早かったような、長かったような、妙な気分です。
本日は、家族で美術館に行った後、家族丸ごと馴染みの蕎麦屋に行きました。
書いちゃいましょう。
狸小路2丁目の入り口の脇にある、まるきです。
昨年長いこと働いていた馴染みの店長さんが辞めて、男の店長さんになりました。
その頃から、店に華がなくなったと、お父ちゃんは嘆いておりました。
帰省した翌日、妹とランチしに行きました。
蕎麦にコシがなく、天ぷらも脂っぽい感じがしました。
今日はさらに悲しいことに。
帰った客の皿が暫く片付けられてないとか。
蕎麦湯が出てこないとか。
以前なら絶対ありませんでした。
食べ終わりの食器は瞬時に片付けられ、食べ終わりのタイミングを見計らって蕎麦湯が出てきてました。
蕎麦茶のサービスもなくなった。
更に目を疑ったことが…
新しい男の店長が、今日はプライベートだったのか知人と来店し、一番良い席で日本酒を堂々と呑んでいる。
更に店の人間用の日本酒リストを無断で席に持ち込み、酒を物色。
我が物顔で店を使う、この横暴さ。ちなみにこの店、オーナーは別にいるので、この男、雇われ店長です。
これはさすがに嫌な光景でした。
20年以上通ってますが、お店の人のこんな振る舞い、見たことありませんでしたから。
札幌は帰省の度に新しい飲食店ができていて、評判のお店もドンドン出来てるみたいです。
味の良し悪しだけでなく、店の雰囲気の良し悪しも訪れる側にはとーっても重要。
味も落ちてサービスもだだずべって、さらに店長のこんなクソみたいな振る舞い許すような店、いくら明治創業の老舗でも、もたんぞ…
つうか、あたしゃー帰省時の楽しみがひとつ減って、悲しいわ。
暫く行かないと思います。
明日の晩ご飯は、下手すりゃ東京バッソで口直しかな…
2016年8月21日日曜日
民放オリンピック中継ナンバーワンは、テレビ東京だ!!
男子マラソンが入っています。
オリンピックももう終わり。
寝不足になりながら、12時間の時差のオリンピック、結構堪能しました。
やれメダルの数だの何だのかんだのについて書いたところで仕方ないので、別方向から攻めてみようかと思います。
オリンピック中継は、概ねNHK総合かNHKBSで見ていたのですが、たまに、見たい競技がどちらでもやってないとか、時間の都合で民法の録画しか見れないということがありました。
で、そういうときに、たまに民放のオリンピック番組を見ておりました。
よく見ていたのは、TBSで、陸上競技なんかは特に、世界陸上のノウハウがあるからか、なかなかの安定感。解散騒動で心中穏やかでないはずの中居君の仕切りも出すぎず、引っ込みすぎず、うまいなあと感心させられました。
が、あえてハヤシは、テレビ東京に一票を入れたいと思うのであります。
司会は小泉孝太郎でした。
そして、リポーターは、照英と織田信成。
小泉孝太郎はね、無難にこなしていたんですよ。
さすが元総理の息子。
お育ちよく、出しゃばらない。素人っぽいコメントもとても自然です。
がっつり余計なことを聞かないところを見て、さすが、視聴率競争に無理して乗らないテレ東さん、人選の妙ですなあ、と感心したものです。
が、小泉孝太郎とのバランスをとったのか、照英と織田信成の不自然な感じは、なかなかテレビでは見れない代物でした。
まずふたりのかけあい。
かみあっていません。
どちらも、テンションは高いのですが、「あ、私生活は違うんだろな」というにおいを感じさせる、テンポの悪い無理やりあげてる感がちらほら見え隠れします。
二人ともアスリート出身。
信成の方が格上です。
しかし、夏のオリンピックは専門外。
照英は元やり投げの選手なので、そこはかとない先輩風を吹かせています。
そこがまた、かみ合わない原因にもなっている。
陸上競技のウォームアップエリアでは、そんな二人が、「世界の一流選手の裏の顔」を覗き見る興奮した感じを一生懸命出していたのですが、残念ながら、背景が暗くてよく見えなかったがために伝わりにくい状況になってしまいました。
個人的に最大の見せ場だったなあと思うのは、男子体操団体が金メダルをとった後、スタジオに来てくれた時のことでした。
精一杯のお祝いをしようと、日本人のセクシーサンバダンサーを呼んで、サンバの音楽をかけ、ダンサー踊る、照英と信成も何やら小さい楽器をもって「おめでとーございまーす!!!」と叫びながら、選手の周りをまわって踊るという光景が映し出されました。
体操男子、全員ドン引き。
まるで地獄絵図のような空回り。
しかし、二人はこの「サンバによる精いっぱいのお祝い」をやり切ったのであります。
NHKがこんな無謀なことをやらないのは当然です。
ですが、無難に視聴率をとりたい他の民放さんは、こんなことやりません、もとい、できません。
司会が中居正広じゃ無理でしょう。
櫻井翔だったら、櫻井翔が、まず引くでしょう。
さすがだ。
さすが、池上彰の選挙特番をやり続けるテレ東さんだけあります。
オリンピックなんてさ、見てる側からすると、所詮お祭りのひとつです。
本気で戦ってる選手とテンションなんてかみ合うはずないんだから。
そんなことを考えると、ぎこちない関係の照英と信成の起用も、あの地獄絵図のサンバのお祝いも、実はテレ東さんの計算ずくだったのではないかとそんな風にも思えるのでした。
違うと思うけどね。
オリンピックももう終わり。
寝不足になりながら、12時間の時差のオリンピック、結構堪能しました。
やれメダルの数だの何だのかんだのについて書いたところで仕方ないので、別方向から攻めてみようかと思います。
オリンピック中継は、概ねNHK総合かNHKBSで見ていたのですが、たまに、見たい競技がどちらでもやってないとか、時間の都合で民法の録画しか見れないということがありました。
で、そういうときに、たまに民放のオリンピック番組を見ておりました。
よく見ていたのは、TBSで、陸上競技なんかは特に、世界陸上のノウハウがあるからか、なかなかの安定感。解散騒動で心中穏やかでないはずの中居君の仕切りも出すぎず、引っ込みすぎず、うまいなあと感心させられました。
が、あえてハヤシは、テレビ東京に一票を入れたいと思うのであります。
司会は小泉孝太郎でした。
そして、リポーターは、照英と織田信成。
小泉孝太郎はね、無難にこなしていたんですよ。
さすが元総理の息子。
お育ちよく、出しゃばらない。素人っぽいコメントもとても自然です。
がっつり余計なことを聞かないところを見て、さすが、視聴率競争に無理して乗らないテレ東さん、人選の妙ですなあ、と感心したものです。
が、小泉孝太郎とのバランスをとったのか、照英と織田信成の不自然な感じは、なかなかテレビでは見れない代物でした。
まずふたりのかけあい。
かみあっていません。
どちらも、テンションは高いのですが、「あ、私生活は違うんだろな」というにおいを感じさせる、テンポの悪い無理やりあげてる感がちらほら見え隠れします。
二人ともアスリート出身。
信成の方が格上です。
しかし、夏のオリンピックは専門外。
照英は元やり投げの選手なので、そこはかとない先輩風を吹かせています。
そこがまた、かみ合わない原因にもなっている。
陸上競技のウォームアップエリアでは、そんな二人が、「世界の一流選手の裏の顔」を覗き見る興奮した感じを一生懸命出していたのですが、残念ながら、背景が暗くてよく見えなかったがために伝わりにくい状況になってしまいました。
個人的に最大の見せ場だったなあと思うのは、男子体操団体が金メダルをとった後、スタジオに来てくれた時のことでした。
精一杯のお祝いをしようと、日本人のセクシーサンバダンサーを呼んで、サンバの音楽をかけ、ダンサー踊る、照英と信成も何やら小さい楽器をもって「おめでとーございまーす!!!」と叫びながら、選手の周りをまわって踊るという光景が映し出されました。
体操男子、全員ドン引き。
まるで地獄絵図のような空回り。
しかし、二人はこの「サンバによる精いっぱいのお祝い」をやり切ったのであります。
NHKがこんな無謀なことをやらないのは当然です。
ですが、無難に視聴率をとりたい他の民放さんは、こんなことやりません、もとい、できません。
司会が中居正広じゃ無理でしょう。
櫻井翔だったら、櫻井翔が、まず引くでしょう。
さすがだ。
さすが、池上彰の選挙特番をやり続けるテレ東さんだけあります。
オリンピックなんてさ、見てる側からすると、所詮お祭りのひとつです。
本気で戦ってる選手とテンションなんてかみ合うはずないんだから。
そんなことを考えると、ぎこちない関係の照英と信成の起用も、あの地獄絵図のサンバのお祝いも、実はテレ東さんの計算ずくだったのではないかとそんな風にも思えるのでした。
違うと思うけどね。
2016年8月14日日曜日
夏バテ回避の日曜日。
昨日はしくりました。
今週末からの帰省に備えてお土産を買おうと室町のあたりまで歩いて行き、帰りも歩きました。
片道15分程度。
日傘も水もあり。
道中休憩もあり。
が、ワインを飲んで自宅に帰る頃には、すっかり食欲がない状態に…
おでんは食べましたが、夕食後、だるくてひと眠りしました。
すると起き抜けによじれるような胃の痛みに襲われました。
暑さで胃腸が弱ってるところにワインなんぞ飲んで、アイスクリームまで食べて、胃が悲鳴をあげたのかもしれません。
うーむ。
暑さ、あなどれません。
昨日は、早々に寝ましたが、疲労は今日も残っていて、朝もなんとなく食欲不振。
午後は、いくつか仕事のメールをした後、一時間半ほど爆睡しました。
で、なんとか復活して今に至る…という感じです。
思えば、8月に入ってから、結構精神的にハードな仕事が続いて、オリンピックもあって寝不足が続き…というなかで、必然的にこうなったような気がします。
なんか毎日ビール飲んでましたしね…
昨日は実はそれほど暑くなくて、だからこそ、ちょっと油断しちゃったのかもしれません…
みなさま、お気をつけくださいませ。
夏バテ熱中症は、貴方のすぐ隣にいるのでございます。
2016年8月7日日曜日
見えないところにお金をかけるか?
昨夜は同業女子3人で飲み会でした。
昼間の仕事で中々に腹立たしいことがあり、前半はそれで吠えておりました。
が、年取るとなかなか吠え続けるのも疲れるもんで、お腹が満たされる頃には、別な話題にシフト。
ちなみに年齢構成は、ハヤシ47歳、他2名が40歳と50歳です。
なんか老後の話になりました。
金を貯めないと、みたいな。
私、洋服買っちゃうのよねぇ…
という一言から、なんとなく、洋服の下に着る物の話になりました。
ランジェリーですな。
前にも書きましたが、肌が弱く締め付けが苦手なので、ワイヤー入りはできません。
ホアナデアルコというアルゼンチンのヨガウェアブランドの物を愛用してます。
肌触りも良いし、何より色柄が可愛く、セットアップじゃない。
その日の気分で上下のコーディネートができます。
お値段は合わせて9000円から10000円くらいでしょうか。
そして最近いいなと思ったのが、ランジェリークというブランドのものです。
華美ではありませんが、品よく女性らしく、付け心地も良い。
妹が元々愛用していたのですが、伊勢丹セールでオフになっていたので試し買いしたところ、ファンになりました。
プロパーで買うと、いいお値段で20000円前後になります。
金使いすぎですよ!
見えないところには金かけませんよ!
ホアナとランジェリークの話をしたら、こんな言葉が飛んできました…
見せる目的ですか?
いやいや。今更何を!
ホアナなんて、男の人見たら、ドン引きするわ!
実はハヤシの場合、下着に金をかけるようになってきたのは、割に最近です。
それこそ一時はユニクロブラトップ愛用者でしたし。
が、歳を重ねると、やはり着心地がいいものが着たくなる。
特に下着は直接肌に触れるものだし。
色々な事情でなかなか上がりにくくなっているテンションが、かわいいのをつけることによって、微妙に上がる。
そういうことを考えると、見えないものに金をかけるのは、ハヤシにとっては、やっぱり必要かな、と思うのであります。
かわいい下着はいいですよ!
中高年女子よ、下着で弾けようぜ。
たっかい化粧品使うより、肌のハリに違いが出るかも…
2016年7月31日日曜日
最近良く負傷する件について。
正真正銘の引きこもりだったハヤシです。
今週末まで緊張を強いられる件が仕事上あり、ついでに飲み会も続いちゃったため、唯一緩まる土日に、夜爆睡した上昼寝してしまいました…
さて、5月末頃から、負傷が続いております。
手始めは、柳宗理の包丁で左手薬指をばっくり切っちまいました。完治まで、都合2週間。
その後、右足をグッと捻り、アイシングかつサポーター生活。
完治寸前に再び捻り、ヒヤヒヤする事態に。
2週間くらい前には、右手薬指の爪の生え際に菌が入って腫れるわ、膿が出るわ。
一昨日は、左足の薬指を棚の角にぶつけて厚く皮が剥け、流血する事態になりました。
そして今日、ベランダに干していたベッドカバーが風にヒラヒラして、地面につき汚れそうだったため、焦って取り込もうとしたところ、手をドアにしこたまぶつけました。
すぐに冷やしたので、青くはなっていませんが、動かすと痛い…
元々粗忽者ではありますが、最近のちょい怪我の多さは、ハンパありません。
何のお告げだ。
なんか良くないことの前触れか。
それとも、ちょい怪我で厄を祓ってんのか、ワタシ。
まあ、自分で思ってるより、色々考え込んで注意力散漫になってるってことだけなのかもしれないけどね。
テレビでは、小池百合子が当選の挨拶してます。
今後の東京も心配だが、まずは自分の慌てん坊を直さないとな、もう47だけど。
2016年7月24日日曜日
JUJUの唄が酷すぎる件について。
久々の1日2投稿です。
最近、なんだか夏に各局こぞって大音楽特番をやってます。
どれもこれも長時間で、かつ似たような人ばかり出てくるんで、なんのためにやってるんだか、よく分からない感じなんですが。
まあでも、いい番組がない時なんかはラジオ代わりにつけとくのも悪くありません。
それで見るともなくつけておいたりもするわけです。
フジテレビで特番やってたのは、先週のことだったでしょうか。
見た限り、フジテレビの特番が一番ダメダメでした。
森高千里は司会が下手くそだし、なんか他人様の歌をカバーさせたりして、名曲台無しにしてたり。
さすがのハヤシも途中でチャンネル変えました。
中でもとりわけ酷かったのが、JUJU。
そう、いわゆるディーバ系の歌姫扱い、どんな歌でも歌いこなせる上手い歌手扱いの彼女です。
以前から、彼女が歌上手い扱いされていることには、???でした。
いつも高音は伸びがなくて苦しそうだし、伸ばすところは何でもかんでもビブラートだし、滑舌悪いし。
タワレコの視聴コーナーで聴いたカバーアルバムでも、全く印象変わらず。
フジテレビの特番では、彼女のヒット曲の、やさしさで溢れるように、を唄ったのですが…
高音は上がりきらないわ、声は震えてるわ、伸びないわ…聴くに耐えませんでした。
以前、フジは口パク禁止と聞いたことがあって、確かにこの日は、AKBとかperfumeとか嵐とか、普段口パクな人々も、口パクしてなかった。
指原音外さないで歌えてたし、perfumeも案外聴ける。
そんな中での、
JUJUさん大惨事
だったわけです。
なんでこの方、歌姫認定なんすか?
しっとりとした、歌上手いヒトが歌いそうな歌、唄ってるから?
長い髪にハット、超ミニかショーパンにピンヒールの、ちょいといかしたねーさん風の見てくれに、暗示かけられてやしませんかね?
正直なところ、歌の上手い下手だけで言えば、西野カナの方が上だと思いますが?
彼女は、幼稚な歌詞とメロディーの歌ばっかり唄わせられてるから、認知されないだけで。
唄が上手いってのはねー、美空ひばりとか都はるみとか、江利チエミとか、大橋純子とか、高橋真梨子とか、そういう人のことを言うんですよ。
往年の松田聖子もうまかった。
中森明菜も魂入ってるし。
最近だとスーパーフライはうまい。
アイドルだと、モー娘系は、唄が上手い子が多い。
JUJUさんは、はっきり言うて、歌唱力ないし、味もないし、魂も入ってない。
ハヤシから見たら、AKB並み、ももクロよりマシかなってなくらいです。
もうお願いだから、歌姫としてステージに立たせるのは、テレビ界の皆さん、やめてくれ。
ある意味、声が衰えた松田聖子を見るのと同じくらいの苦しさを覚えるので…
健康がなんなのか分からなくなりました。
食べ物ブログでも書きましたが、昨日は朝から健診の再検査でした。
健診センターから、提携医療機関を紹介されたので、昨日はそちらのまずは総合内科へ。
ハヤシの数値上の問題は、腫瘍マーカーのCA19-9が基準値超えてること、ヘモグロビンA1Cという直近1,2ヶ月の血糖の平均値的な数値が高いこと、クレアチンという腎臓の数値が境界ギリギリで、なぜか健診のときは基準値を超えること、です。
総合内科の医者は、ハヤシと同じ年頃な感じの男性。
あからさまにいつも行ってる病院に行けや的なことを言ったのですが、強い抵抗を示したところ、今度は、この腫瘍マーカーの値は身体の様々な部位の疾患に関係します、ですので、幅広い検査が必要と言い出しました。
血液再検査は当然のこと、肺のレントゲンを今日中にやり、さらには消化器内科医に回し、糖尿の恐れがあるので、栄養指導します、などと言いやがりました。
複数回通院してもらいますが、良いですか?と。
今にして思うと、面倒なこと言ったら帰るんじゃないかと期待したんじゃないかな、という気がします。
が、あいにく、ハヤシは、健康診断はかなり好きなんだな。
普段見れない自分の身体の中を知るのは楽しいんだな。
栄養指導が厳しすぎて食べられるものなくなったら、どないしよ、という一抹の不安はあったものの、別にいいっすけど、みたいな感じで、全て同意しました。
で、肺のレントゲンの後、消化器内科へ。担当は女性の三十代とおぼしき先生。
腫瘍マーカー、昨年より下がってるんですよねー。
これ、たんぱく質を見る検査なんで、体質的に高めな人いるんですよねー。
一応一昨年は正常値だったこと、昨年やった検査と所見なしという結果を伝えたところ、
本心では、問題ないと言いたい、と、いたずらっぽい笑い。
ただ、大腸カメラを10年以上やっていないと話したところ、それはやった方がいいですね、と。
大腸カメラって、異常がない場合でも5年に一度はやった方が良いそうで。
しかし。
健診好きのハヤシのアキレス腱は、まさに大腸カメラ。
むかーしむかし、まだしがない受験生だった頃、腸の著しい不調に悩んでいたハヤシは、一度大腸カメラをやったことがありました。
あまりの激痛に途中で麻酔を打たれる始末。
その話をしたところ、管は相当細くなってるし、おそらく骨盤が小さくて、S字結腸部分で曲がるときに強く当たっていたんでしょう、大丈夫、ちゃんと対応しますからと、キッパリ。
ウチはおとーちゃんがポリープできやすいタチ。了承しました。
結局、膵臓のMRIも受けることに。
まず心配ない、とは言われましたが。
最後の栄養指導では、ホントにヒトのよさそな管理栄養士のおじ様が現れました。
年の頃は50代かな。
血糖値って、結局、食べる順番と速度が大きなポイントらしいです。
ハヤシ、早食いが直らんからなあ…
あと、甘い物は食後すぐに食べて、食感には無糖のヨーグルト食べたりするのが良いらしく…
で、健診てかなり基準値を厳しくしてるらしくて、医療的には、ハヤシのヘモグロビンA1C、正常値なんだとか…
6.0を超えるとやばいらしいです。
去年は超えましたが…今年は5.6。
なんだ、正常値じゃん!
健診て、医療界が儲かるための悪しきマシンな気がする…
が、早め早めの対応で病気を事前にシャットアウトという点では間違っていない気もする。
でも、北斗晶は、毎年健診受けてたのに大変なことになったしなー…
健康て、なんなんだ?
分からんけど、とりあえず今日も後でオヤツします。
2016年7月18日月曜日
真夏の夜のフィギュア三昧。
暑い!
西新井での仕事を終えて、ちょっくら銀ブラしようと考えているハヤシです。
昨夜は、土曜日の飲み過ぎが祟ったのか妙に眠く、日付が変わる頃にベッドに入りました。
が、なんだか眠くない。
目が冴えてる。
そこで、youtubeで、フィギュアスケートの動画でも見ようか、とアプリを開きました。
まずはジェイソンブラウン。
昨シーズンは、故障で後半出ておらず、消化不良。
ショート、フリーとも、スケートアメリカの演技を鑑賞。やっぱり昨シーズンのフリーはいいわあ。
次にマッチー。
引退シーズンのショート。ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲。
もう、衣装といい、振り付けといい、薔薇背負って出てくる昭和の王子様の雰囲気がサイコーです。
コレもスケートアメリカですが、解説がやたら爆笑してるのが気になる…
で、その後なんと、この投稿者、2008年の真央ちゃんのショートをくっつけているのです。
同じ曲を真央ちゃんがどう演じていたかの比較。
大会は、世界選手権。そう、真央ちゃんがコーチ不在で臨んだ大会です。
私の記憶の中では、真央ちゃんのプログラムはイマイチ…だったのですが、改めて見ると、少女のピュアな気持ちが満載で、なかなか良い…これ、も一回やってくれないかな、真央ちゃん…
その後は、宇野くんのトゥーランドット。いや、凄い。
何が凄いって、表現力云々とかじゃなく、内面からにじみ出る迫力です。あの歳にしてこれが出せるのか…
そして、オーラスは伊藤みどり。
世界選手権で女子史上初めてトリプルアクセルを決めて、日本人として初優勝したあの大会です。
ジャンプがびっくりするほど高い…
すべてのジャンプに重さがない…
ステップ踏んでないんじゃ…いや、いいんだ、そんなことは!
いや、この時代凄いのは、採点出るのが早いのよねー。
伊藤みどり、まだリンクで観客に応えてる最中に得点表示されてるのです。
今じゃありえない。
如何にいい加減だったか、6点満点の旧採点方式!
解説も実に牧歌的で、ジャンプの種類なんて、冒頭の、ルッツ、アクセル、フリップしか言わない。
どんな技やっても、綺麗ですね、よくなりましたね、クリーンですねぇ…
かなり善意に解釈すれば、伊藤みどりが最先端過ぎて、そして日本人初の金メダル候補として解説者も舞い上がりすぎて、北島康介さながら、なんもいえねー状態になってしまったのかもしれません。
しかしさ、伊藤みどりは、とんでもない選手で、確実に女子フィギュアの世界を変えたのだけれど、今の時代で同じ活躍げできていたかと言われたら、おそらくノーなんでしょうなあ。
今のフィギュアは、欠点がない、つまり全ての要素においてある程度のことができた上で、強力な武器がないと、上に行けない。
伊藤みどりみたいに、ほぼほぼジャンプしか取り柄がないと上には行けないはずです。
ま、男子だったらね、まだ金ちゃんみたいな子が頑張れる風潮があるんですが。
しかし、それにしても、この先、フェンス越えするくらいの高いジャンプ飛べる女子選手なんて、出てこないんだろうな。
やっぱり、みどりちゃんは、伝説です。
2016年7月16日土曜日
初めて東京ミッドタウンで服を買いました。
三連休初日に嫌々同業者向けの研修に出ていたハヤシです。
終わった後、一目散に東京ミッドタウンに行きました。
霞ヶ関から、わずか2駅。
なんというか、バーゲンでなんとなく消化不良が残ってまして。
最近のマイブームは、
ちゃんとしたシャツをちゃんとしたパンツにインして仕事する
なのですが、これがなかなか実現が困難でして。
女子のお洋服は基本どこのブランドもガチで流行りに乗ってしまうので、定番的なシャツやパンツを売ってる店が少ないのです。
で、昨日は隙間時間に行ったISETANで、ラルフローレンの綺麗め定番シャツを見つけたわけですが、合わせるパンツが限られる…
黒やネイビーで、セオリーみたいにぱつんぱつんにならないウールのパンツ欲しいな、と。
頭に浮かぶのは、オールドイングランドとジョゼフくらい…
で、東京ミッドタウンにジョゼフがあるのを思い出して、ノコノコ出向いたわけなのです。
ありましたよー。
ウールの、本当に普通のストレートのセンタープレスパンツが!
しかも、ウール100%なのに、ちょっとストレッチかかっていて、履き心地も気持ち良い。
そして半額。
買いました。
しかし、ジョゼフさん、日本人なんて目じゃないみたいで、169センチの私ですら11センチのカットが必要という…
仕上がりは2週間後。
ラルフやアナトミカのシャツに合わせるのが楽しみです。
うん、良い買い物した!
東京ミッドタウンって、今まで、日本酒やお菓子、皿くらいしか買ったことありませんでした。
ま、これからもあんまり買わないんだろな。
2016年7月10日日曜日
健康と体重の、ちょっと深い関係?
メシブログの方にちょっと載せましたが、昨日から同業者の集まりで千葉の方に行ってました。
今日は、自由解散だったので、一刻でも早く帰ろうと、朝早く千葉を発って9時半前には自宅最寄駅に到着。その後、スーパーで買い出し、参院選の投票に洗濯を終えて、若干シエスタしていたところです。
さて、ゴールデンウィークに帰省した際に増えた体重が、2ヶ月経った今も、全く減りません。
加齢とともに、代謝が悪くなった上、悪くなった代謝をカバーするだけの運動もできていないわけです。
が、 真剣にダイエットしようというモチベーションが働かないことも事実です。
なぜか?
体調が以前より安定しているからです…
具体的に言うと、風邪っぽい症状が出にくくなったとか、倦怠感を感じにくくなったとか、動悸が少なくなったとか、そんな感じです。
そういや、小太りが一番長生きするとかいう話があります。
小太りレベルになると、たぶん脂肪的なものを中心に、健診の数値が様々引っかかってると思うのですが。
でも、この話、案外ホントかな、と今感じています。
身をもって…
従来の体重は、BMIでいうと、18.5あたりという、やせから標準値にギリギリ入ってるくらい。
今は19を超えるくらいです。
今でも、ホントやせてますよねーとか、また痩せた?とか言われるくらいなんで、本人気にするほど、見た目の影響はないのかも…と思ったり。
おまけに、むしろ今の方がパンツなんか履いた時に腰回りの収まりが良かったりするんだよな…
もしかすると、身体が健康になろうとしているのに、あたしゃ、抗い過ぎていたのかもしれません。
がしかし!
このペースで行くと、帰省のたびにデブり、末はとんでもない体重になるやもしれんので、ストレスがかからない程度に食事に配慮して、ボディラインの維持には努めよう…と思うのであります。
食べるの好きだからなあ、ワタシ。
2016年7月7日木曜日
アナトミカのシャツが、超着心地良い件について。
インスタグラムには載せました、アナトミカのボタンダウンシャツ。
ゴールデンウィークに帰省した時に、市内のセレクトショップで買ったもの。
ブルーと白のストライプ。
生地しっかり目の綿ブロード。
高めの襟。
長めの裾。
若干シェイプしたウエスト。
かなり、クラシックでした。
買ったいいけど、着こなせるかな、と思ってました。
何しろ、ふだん、シャツはインしない人間なんで。
少し前に、仕事で、ようやく袖に腕を通しました。
少し細身のパンツに、インしました。
いやもう、着心地最高!
まず、肌触りがスルスルしていて気持ち良い。
長袖だけど、気持ち悪くありません。
むしろ、肌が守られている感じです。
裾出てこないし、何より上半身が綺麗に見えます。
今まで着ていた仕事着シャツのなかで、群を抜いてNo.1です。
夏の殺人的な暑さにおいては、実は長袖シャツが有用であると感じました。
身体を強烈な陽射しや冷房の冷えから守るためには、たとえ薄くても袖一枚があることが、とっても大切です。
こんないいシャツ着ちゃうと、ファストファッションのは着れなくなる…
身体が段々贅沢になっていきます、まずい…
2016年7月4日月曜日
QUICOのスピリッツ。
ここ半年くらい、原宿はキャットストリートにほど近いQUICO で買物をすることが多くなりました。
一番最初に行ったのは、まだ名古屋に住んでいたときです。きっかけは確か、雑誌で店長さんの記事を見たことでした。
お店のジャンルとしてなんと紹介すれば良いのか分かりませんが、一番近いのは、雑貨屋ということになるのでしょうか。
しかし、どのジャンルにも括れない独自の立ち位置を持っているお店であることは、間違いありません。
洋服、アクセサリー、靴、バッグ、ストール、食器、花器、家具…人の生活を語る上で登場するアイテムが、文具類以外はなんでもある…そんな感じです。
オリジナルにせよ、セレクトにせよ、シンプルで上質で、時にお茶目、という?はっきりした物差しで、選ばれた物だけが置かれています。
素敵だなあと思うのは、店を訪れた人、店にある物に興味を持ってくれた人への応対が、本当に分け隔てない、ということです。
おなじみさんでも一見さんでも、心地よい微風のように、お店の方は寄り添ってくれます。
そういう心地良さが、ハヤシをQUICO に向かわせているようです。
たまにしか行けないハヤシの妹にも、先日、店長さんから、
遠くからでも、気になるものがあったら問い合わせて、と伝えてください
と、声をかけてもらいました。
人にも物にも優しさ溢れる言葉で、ハヤシ、感動しちゃいました。
昨日訪れたときは、珍しく中年のオジさん一人客が来ていて、食器のことについてあれこれ問い合わせていました。
とっても丁寧に、かつ自然体で店長さん、応対されていて、ハヤシ、ため息…
食器などは、ちょいとお高い物が多く、おいそれと手出しできないものもあります。
が、そういう物でも手にとれるようにディスプレイしているのは、やはり、いい物を知ってほしいというスピリットの表れかと。
物を見る目がある人がしっかりセレクトした物に囲まれると、単なる癒しとは違う安心感を感じます。
方向性としては、恵比寿のファーマーズテーブルも同じなんだろうと思います。セレクトされる物のタイプは、大分違いますが。
なお、ハヤシのマイブームは、アラビアの食器類です。
先日素敵なお皿を買いましたが、実は狙ってるのが、他に幾つかあり。
入れるとことお金の確保が先ですが。
ホント、QUICO はいいよ。
2016年7月2日土曜日
コムデギャルソン迷走中?
夏のセールが始まりました。
原宿のキコで、オリジナルのワンピと、何故かザルを買ってきました。
ワンピは白で、若干、汚すのが心配です…
コムデギャルソンの青山店はセールしてないということで、丸の内店に来ました。
あまり期待はしてなかったけど、予想外のハズレでがっかり。
今年の春夏は、あまりどのラインも響くものがなく、今シーズンは、仕事用とプライベート用のワンピ2枚しか買っていないというおとなしさ。
ジュンヤさんは、超ド派手柄だし、それ以外も、今までのコレクションで見たことあるよな新鮮味の乏しいお品が多く、食指が動きません…
ギャルソンはもう長いこと直営店を入れていた札幌丸井今井から、この春に突如撤退しました。
大丸とPARCOにそれぞれ店舗はありますが、大丸店は狭くて、セレクトもイマイチ。
閉めるならあっちだろという不可解な撤退でした。
よくわかりませんが、今の売り上げの幾ばくかは中国を初めとするアジアの観光客が買うプレイシリーズのTシャツが占めているのが、悪い方向性に向かわせている気がします。
コアなファンに響くアイテムが少なくなってきたということは、ギャルソニズムの精神が薄れてきた表れなんではないかと…
とかいいつつ、ひと休みしたし、気を取り直して、も少しプラプラして帰ります。
2016年6月25日土曜日
高知東生まで、捕まりましたねー。
今週は、結構なニュースがたくさんありました。
舛添都知事辞任。
イギリスEU離脱。
ケンブリッジ飛鳥が、山縣、桐生を抑えて陸上日本選手権男子100メートル優勝。
しかし、ハヤシが一番うぇっと思ったのは、
高知東生、覚せい剤、大麻所持で逮捕
でした。
なぜ、うぇっとなったか。
まず、逮捕容疑として、この人らしすぎることこの上ない。
しかも、逮捕されたシチュエーションも、この人らしすぎる。
ホステスとラブホで床を同じくしてるところに踏み込まれるという、ボディのがら空き加減。
顔つき自体は二枚目のはずなのに、どこかマヌケっぽさ、隙がありそな感じが漂っていました。
介護で引退、なんて、この人のキャラと全く合わん…そう思うとりました…
介護引退からそうそう経たないうちの、この不始末もこの人らしい。
引退したら追いかけられないとでも、思ってたんでしょうかねぇ…
うぇっとなったポイントはさらにあって、まず、大麻と覚せい剤両方同時所持って、珍しいと思います。
ヤクをやる人は、割と特定のヤクを使い続けることが多いんじゃないかと。
たぶん、売人が複数の種類のヤクを扱っているケースが少ないんじゃないかと思うんですよね。
つまり、高知東生は、複数の入手ルートを持っていたんじゃないかと。
さらに覚せい剤4グラムって、とんでもない量です…普通は、何十回分かです。
まとめ買いした後に、女性とホテルに入ったのか?それとも、そんだけストックがあったのか?
女性とその量使うつもり…じゃないよねー、まさか…
警察の踏み込み方考えると、購入時からつけられてた気がするので、まとめ買い直後だったのかな…とは思いますが…
本業が本業なんで、こういうニュースを見ると、普段は、誰が代理人につくんだろ?とか、情状はどうするんだろ?とか、そういう方面に興味が向くんですが、今回は、なんだか素人的ゴシップ興味で眺めてしまったのでした。
ちなみに、高島礼子は離婚するのかな。
バッサリあっさり切りそな気もしますし、そのまま離婚しない気もするし。
こんなことで高島礼子のネームバリューって、飛びそな気がしない。それくらい自立感溢れる女性って貴重かもしれません。
役のイメージかもしれないけど。
2016年6月21日火曜日
46歳と47歳は、全然違う。
昨日47歳になりました。
書いてるネタがアレなもんで、そう思ってない人も少なくないかもしれませんが、ハヤシ、アラフィフです。
同じアラフィフでも、46歳と47歳では、年齢の感じ方が違うもんです。
実は一昨日夕方あたりから、
ワタシ、47になんのかー
と、自分で信じられない気持になっていました。
これ、35を越えた時も、40を越えた時も、45を越えた時も、なかった感触です。
自分の場合、20代の後半はままならないことが多くて、30代は受験で気持ち的に辛い部分はあったものの、自分で選んだ生活をしているという点や、今更引き返せないしという開き直りもあって、割に充実した気持ちでいました。
40前後の数年間は、弁護士になれて、夢の中にいるような気持ちでいて、体力的な問題以外には、年というものをあまり深刻に捉えていませんでした。
45の時には独立したり、体調崩したり、目の前のことに手いっぱいで、年がどーたらとか考える暇がなかったような。
そして、47。
なんなんだろーか、この、47になっちゃった感は。
なんというか、若干の焦りや、若干の諦めや、若干腹括った感じが入り混じったような、そんな気分。
自分が現役で色々やれる時間のリミットが近づいている、そんな感覚なんでしょうか。
とはいえ、じゃー、多少は人間丸くなって落ち着いていくのか、というと、どうもそういう気配もなさそうなんで、とりあえず、今後も独り言ち、気が向いたら読んでやってください。
48になるときは、何を感じるんだろうなあ…
2016年6月19日日曜日
指原が強いんじゃなくて他の子が弱いのよね。
昨日のAKB48総選挙。
昨年はテレビで生で見ましたが、今年は友人と食事しながら、ネットで速報チェックした程度。
確かに2位のまゆゆとの差は、かなりあって、指原強っ!というイメージですが、ハヤシ的には、
国民に広く知れ渡ったバラドルと雑魚の戦い
でしかなく、したがって、知名度の差を見れば、圧倒的に勝利するのは当たり前だろう、と思いました。
指原とまゆゆ以下の子の知名度の差は歴然としています。
まあ、私らの年齢くらいなら、ギリギリ、まゆゆとかゆきりん、ぱるるくらいは、知ってるかもしらん。
しかし、知らない人も決して少なくなかろうと思います。
50代や小学生他の老若男女隅々まで、広く知れ渡っている現役メンバーは、今やさっしーしかおらんのですよ。
組織票がうんちゃらとか言われてるみたいですが、それで言えば、明らかにコアなファンがいる正統派アイドル路線のまゆゆやゆきりんの方がしっかりしてるはず。
組織云々の問題じゃない。
そして、ここまで知名度の差が出たのは、それなりにかわいいということ以外に取り柄があるかどうか、です。当たり前ですが。
指原は、トーク力、リアクション力がずん抜けています。
つまり、素質的には芸人で、彼女の今の立ち位置は、アイドル芸人というべきもの。
そのため、現役のAKBでありながら、AKBと思えない活動ばかりしていて、それが知名度アップにつながっているのです。
他の子たちは、それなりにかわいいこと以外にアピールすべき部分がない。
バラエティ的に使いにくい。
知名度広がらん。
ファン層も広がらん。
組織票しか入らない。
つまり、AKBファンという限られた器の中で戦うしかない人と、AKBに縛られないファンを獲得している人の戦いなんだから、勝てるわけないのです。
しかし、来年以降、指原が負ける余地もありうる。
それは、テレビを見てる人が、さっしーがAKBであるということを忘れてしまうかもしれないという潜在的リスクです。
忘れちゃって入れない。
だから、1位になれなくても人気が下降したということでもないんですが。
さっしー自体は、さらなる連覇の欲があるようだから、気をつけましょうね。
君の弱点はそこだ。
2016年6月12日日曜日
掃き溜めに鶴、の吉田都さん。
昨日の会合は、一言で言うと、同業女子の集まりでした。
化石みたいな大大大先輩までやってくる、ちょっと気が重い集まりです。
が、昨日はちょっと、楽しみもありました。
バレリーナの吉田都さんの講演会コーナーがあったからです!
そう、あの英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルを20年以上務めた大バレリーナです。
登場した都さんは、真っ白なノースリーブのカットソーに真っ白なフレアスカートという、超シンプルな装い。
姿勢がキリリと良く、無駄肉が全くありません。
筋肉質な体ながら、本当に華奢で、佇まいに、凜とした気品が色濃く漂います。
来場者、全員ため息…
掃き溜めに鶴とは、まさにこのこと。
いや、我ら、掃き溜め以下かもしらん。
確かにね、テレビなんかに出てる同業女子の先生には、お綺麗な方がいらっしゃいます。
しかし、それは、ほんのひとにぎり。
テレビ局の人が、おそらく探して探して探して、やっとこさっとこ見つけてくるのです。
見てくれに構わないで、勉強一筋だったヒト、いっぱいいます。
酒にグルメに三昧しちゃって、身体の大半が贅肉という人も少なくない。
まあ、男性よりはマシですが。
さらに、何よりみんな、運動不足だもん。
たまにエステ行くくらいじゃ、到底追いつきません。
残念な女子の集まりです。
そんな残念女子を前にして、都さんは、自分のバレエ人生を、誠実にお話ししてくれました。
8月に東京で行なわれる公演、ちょっと行ってみたくなりました。
都さんが退席されて、会はお開き。
グルメに酒三昧のとある先輩女子が
ダイエットの秘訣、聞けばよかった!
と、一言。周りの数名、激しく同調。
あのね、都さんがやってきたことは、ダイエットとかいう、生易しいもんじゃないですから…
うん、やっぱり残念女子集団だ…
2016年6月11日土曜日
1週間禁酒します。
今週は、なかなかに酒を飲んだ週でした。
会合的なものは今日しかなかったのですが、要はひとりで飲んでたわけでして。
家とか、夕食食べる店とかで。
次の土曜日は健康診断です。
昨年の健康診断前は、特に何事も抑えず、普通にやって健康診断したところ、腫瘍マーカーだの、ヘモグロビンA1Cだのが基準値越え。
向こう数カ月、すわ膵臓癌か糖尿病かと怯えて過ごす事態となりました。
なもんで、今年は1週間禁酒するのだ!
明けて来週土曜日にうまい酒を飲むのだ、と決めています。
焼け石に水、かもしれません。
これで異常値出たら、本気で凹みますわ〜。
がしかし、とりあえず暑さに負けてビールに走らないよう頑張ります。
2016年6月8日水曜日
2016年6月5日日曜日
AKB48の新曲があんまりあれなもんで、色々考え込んでしまいました。
昨日の深夜のことです。
見るでもなくテレビをつけていたら、カウントダウンTVが入りました。
さらに見るでもなくつけっ放しにして、昨夜アップしたブログを書いておりました。
そうしたところ、ゲストのAKB48が新曲の「翼はいらない」を披露するとの告知。
最初はブログ書きに集中して聴いていませんでした。
半音下がったユニゾンが耳について、曲を聴き始めました。
ひどい曲ですね。
あれはない。
リスナーもばかにされたもんだと思いました。
なんですか、70年代フォーク風という触れ込みらしいですが、アレンジが中途半端で、全くそういう体をなしていません。
70年代風はそうだと思いますが、あれでは売れない歌謡曲にすらなっていません。
メロディーラインなんて、まるで学芸会のために小学生が作ったように捻りがなく、悪い意味で単純すぎる。
あまりに曲そのものがひどすぎるので、歌詞を聞こうという気にもなれません。
いや、もしかするとそれなりに歌唱力がある人が歌うのであれば、まだマシに聴こえたのかもしれません。
が、最初に書いた通り、そもそも音が取れていないくらいだったため、余計に散々な曲になってしまったわけです。
この曲確か、総選挙の投票券がCDについているもの。
まさに、曲がおまけでしかない、そんな状況です。
投票券がついているから、曲がダメでも買ってもらえるだろう、そんな意識で作られたのではないかと思うほど、いやもう、ひどい。
フォーク調の曲といえば、朝ドラの主題歌だった「365日の紙飛行機」。あれは、新しさはないけれど、歌詞もメロディーも爽やかなアレンジも、とてもよかった。
若干ヤンキー系に見えなくもない山本彩がセンターでこの曲か、という意外性はありましたが、こういう若い子だけを狙えない曲でも、AKBはやりこなせるという可能性を見せてくれたような気がしました。
ひょっとして、その流れで2匹目のドジョウとやらを狙ったのでしょうか。
いやさ、アイドルの曲なんだから、そこまで目くじら立てなくても、と言われるかもしれません。
しかし、ドメスティックサウンドに傾倒し?、70年代から歌謡曲やアイドルの曲を熱心に聴いてきたハヤシとしては、戯言抜かしてるんじゃねえと言いたいわけです。
アイドルの歌にもたくさんの名曲があるのは、いまさら言うまでもありません。ピンのアイドルはもちろんのこと、キャンディーズやピンクレディーが、今でも歌い継がれる歌を残してきたのは、若い人でも知っている人は少なくないはず。
AKBそのものだって、大声ダイヤモンドとかフライングゲットとか、恋するフォーチュンクッキーなんて、名曲の域に入るでしょう。
ヒトは、アイドルの歌に、現在進行形の青春とか、かつての甘酸っぱい思いとか、そういうものを重ね合わせたりするものだと思うのです。
そういう意味で、特に女性アイドルが歌う歌っていうのは、曲のクオリティー、とても重要なはずなのです。
しかし、恋するフォーチュンクッキー以降は、朝ドラ主題歌以外に、AKBはこれ、という曲はなし。
主題歌は、ドラマの世界観を表現しなければならないものですから、タイアップのない曲と同列には扱えませんし。
去年の、まゆゆが選挙でセンター勝ち取った曲だって、特段話題にもなりませんでしたしねえ…
AKBグループの曲で話題になったといえば、最近発売されたらしいHKT48の新曲が女性を差別していると批判されていたことくらいでしょうか。
秋元康自身が48グループに飽きてきたのかなあという気がするんですよねえ。
なんか、あきらかに力入ってないよね。
46系は、新たに欅坂46とかいうのができちゃって、デビュー曲もなかなか印象に残る雰囲気を醸し出しておりました。
年長組になるとかなり蓮っ葉な女子が多くなるAKBグループより、純情清潔が売りの46グループの方が、推しってことなんでしょうかね、秋元さん。
大人の都合であんなひどい歌を歌わされる女の子たちもかわいそう。
入るときには、大人の汚い世界なんてわからなかっただろうしね。
こういう大きなアイドルグループというのは、踏み台にするのが正しい選択肢なんだろうな。
所属している数年の間に自分の方向性を見つけて、とっとと見切りをつけてピンになるのが、悲惨な人生を送らないコツなんでしょう。
そういう意味では、今や地道にマルチタレントの道を歩いている秋元才加ちゃんとか、事業家として成功した川崎希ちゃんの選択は成功例のひとつなのかも。
うーん、話が膨らみすぎました。
本日の独り言はこの辺で。
トットテレビの、リアル。
毎週土曜日、トットテレビを楽しみに見ています。
テレビ創成期のドタバタな現場、あまりにも似過ぎている何人かの役者…松重豊のうますぎる中国人的日本語…
トットちゃんが見てきたこと、体験してきたことを忠実に再現しているように思えてなりません。
明けて昨日の放送を、ハヤシはとりわけ楽しみにしておりました。
それは向田邦子さんとトットちゃんのエピソードが描かれる回だったから。
向田さんは、ハヤシにとって特別な存在です。
彼女の『父の詫び状』に、ハヤシは大衝撃を受けたのです。
中学生の頃でした。
どんな感覚でも言葉に置き換えて表現されている…言葉ってなんでもできるんだと教えてくれたのです。
向田さんは、既に亡くなっていました。
しかし、彼女は、以来、ハヤシにとって憧れのヒトになりました。
向田さんを演じたのは、ミムラ。
凛とした、でもどこか抜けたところもある…ハヤシが思う向田さんの雰囲気をそのままに表現していました。
身につけていたもの、ポートレイトも、ハヤシが向田さんの写真で見てきたものが忠実に再現されていました。
ドラマ中のエピソードにも、向田さんのエッセイで知っていたものがいくつかありました。
それだけに、昨日のトットテレビは、いつにもましてリアルで、トットちゃんと向田さんの関係にも、胸がジンと来ました。
そして、航空機事故で亡くなったことがトットちゃん達に伝わったシーンには、喪失感をひしひしと感じてしまいました。
向田さんファンとしては、辛かった…
トットテレビは、現実感を希薄にするような演出もところどころあるのに、実話がベースとはいえ、本当にリアルな生々しさを感じさせる、今時珍しいドラマです。
こう思うのも、ハヤシが昭和を背負っているからかもしれませんが…
しかし、昭和の大大スターを演じる俳優さんたちは、大変だったろうな…
イメージを壊さないように、かといってモノマネではないし…
いつも思うのですが、戦前や戦後の昭和30年代くらいまでの女性の洋装って、本当に女性を美しく見せる工夫がたくさん込められています。
女優陣の衣装も、またリアルな時代再現で、目が離せないのでした。
2016年5月29日日曜日
亀岡拓次が安田顕にしか見えません。
映画「俳優 亀岡拓次」を観たのは、確か3月の終わりころのことだったと思います。
北海道にいたころ「変態ヤスケン」として道産子のハヤシを楽しませてくれたヤスケンが、遂に映画で主役を張るようになったか(鈴井貴之監督の映画を除きます)と思うと、もう嬉しくて嬉しくて、万難を排して観に行ってしまいました。
かつては、映像を見てしまったら原作本は読まない、原作本を読んだら映像化されたものは観ない主義でした。
なぜなら、イメージ狂うことが多かったから。
しかし、最近は、原作に忠実な映像も少なくないようで、以前に比べて抵抗感が少なくなっていました(例えば、「かもめ食堂」とか「プール」とか。あれ、このふたつは同じ監督だったような…)。
「亀岡拓次」の映画は、男の煩悩を集約したような冴えない私生活を送る一方で、それがゆえに、映像の世界では様々な監督から「きっちり仕事ができるバイプレイヤー」として重宝がられる脇役俳優の日常がぷんぷん匂ってくる、本当に良いものでした。
加えて最近、「自分、リラックスするには本を読むのが一番なんだわ」ということに気が付き、読書の趣味が復活しました(移動中は基本読書)。
そんなわけで、5月のとある日、ふらっと丸の内オアゾの丸善に入り、そこで、「俳優 亀岡拓次」の原作本を見つけて購入して読み始め、一昨日読了しました(ハヤシは酷い遅読です)。
映画の方は、いくつかのエピソードを交えながらも、麻生久美子に対する恋心をモチーフにして全体をひとつのストーリーにまとめています。
原作の方は、ひとつひとつの現場の話が1話として完結している、短編の連作物です。原作では全く「人物」としては登場しない人が、映画の方では、要所要所で(声だけ)出演したりとか、そういう違いはあります。
が、映画は、原作の持っている「冴えない男。だけど仕事の絶えない職業俳優」という、微妙なうらぶれ感や、亀岡のそこはかとないプロ意識や職人魂、それでいて「だめじゃん、それじゃあ」という普段の亀岡の雰囲気を、そのままに再現しています。
まあ、はっきり言えば原作者の戌井昭人さんは、主役の亀岡は、もっと見た目的にやばい感じの人を想定していたと思われ、ヤスケンはたぶんいい男すぎるようにも思えます。
しかし、原作の設定で主人公も映像化するとなると、温水洋一を多少マッチョにして、くせ毛のややロングのヅラをかぶせなければならないという難しいことをしなければならなくなってしまいます。
そして、不思議なことに、原作本には「本来であれば↑な感じなんだろうな」という亀岡の容姿に関する記載があるにも関わらず、映画を見てしまうと、小説を読んで頭の中に浮かんでくる亀岡が、そのまんまヤスケンになってしまうのです。
それだけ、映像がヤスケンを「亀岡」にしていたということなのかもしれません。
しかし、それだけではないと思うのです。
ヤスケンが今まで道産子を中心として世間に見せてきた姿が、あまりにも「亀岡的」だったのです。
例えば、テレビ公開包〇手術に臨んで、術後、海岩の上で素っ裸になって写真を撮ったりだとか。
北海道テレビのキャラクターonちゃんとして臨んだ「水曜どうでしょう」の「釣りバカ対決」企画で、ゲロゲロに船酔いしてひっくり返ったり、泥酔したふりで大泉洋が釣ったワカサギをまきちらしてみずうみにかえしちゃったりだとか。
牛乳の早飲み競争で、鼻から牛乳吹き出したりとか。
そういう過去の映像の記憶があったからこそ、ハヤシには「亀岡がヤスケンにしか見えねえ」状態になってしまったのだと思います。
ハヤシはヤスケンのファンで、まだ札幌に住んでいたころ、夕方の地元の情報番組のロケで町場に出ていたヤスケンの実物を、よく見に行ったりしていました。
普段のヤスケンは、物静かであまり人とも話さず、その姿がウチに変態パワーをためているのだと思わせていたのでした。
「亀岡拓次」は間違いなく、ヤスケンの当たり役です。
小説の方は、「俳優 亀岡拓次」の後、続編の「のろい男」というのが出版されています(今読んでます)。
ひょっとすると、まだ文芸誌で連載中だったりするのかな、と思わせます。
映画では登場していないエピソードもあります。
そんなわけで続編を期待したいハヤシだったりするのでした。
もちろん続編も、亀岡はヤスケンに決まりです。
北海道にいたころ「変態ヤスケン」として道産子のハヤシを楽しませてくれたヤスケンが、遂に映画で主役を張るようになったか(鈴井貴之監督の映画を除きます)と思うと、もう嬉しくて嬉しくて、万難を排して観に行ってしまいました。
かつては、映像を見てしまったら原作本は読まない、原作本を読んだら映像化されたものは観ない主義でした。
なぜなら、イメージ狂うことが多かったから。
しかし、最近は、原作に忠実な映像も少なくないようで、以前に比べて抵抗感が少なくなっていました(例えば、「かもめ食堂」とか「プール」とか。あれ、このふたつは同じ監督だったような…)。
「亀岡拓次」の映画は、男の煩悩を集約したような冴えない私生活を送る一方で、それがゆえに、映像の世界では様々な監督から「きっちり仕事ができるバイプレイヤー」として重宝がられる脇役俳優の日常がぷんぷん匂ってくる、本当に良いものでした。
加えて最近、「自分、リラックスするには本を読むのが一番なんだわ」ということに気が付き、読書の趣味が復活しました(移動中は基本読書)。
そんなわけで、5月のとある日、ふらっと丸の内オアゾの丸善に入り、そこで、「俳優 亀岡拓次」の原作本を見つけて購入して読み始め、一昨日読了しました(ハヤシは酷い遅読です)。
映画の方は、いくつかのエピソードを交えながらも、麻生久美子に対する恋心をモチーフにして全体をひとつのストーリーにまとめています。
原作の方は、ひとつひとつの現場の話が1話として完結している、短編の連作物です。原作では全く「人物」としては登場しない人が、映画の方では、要所要所で(声だけ)出演したりとか、そういう違いはあります。
が、映画は、原作の持っている「冴えない男。だけど仕事の絶えない職業俳優」という、微妙なうらぶれ感や、亀岡のそこはかとないプロ意識や職人魂、それでいて「だめじゃん、それじゃあ」という普段の亀岡の雰囲気を、そのままに再現しています。
まあ、はっきり言えば原作者の戌井昭人さんは、主役の亀岡は、もっと見た目的にやばい感じの人を想定していたと思われ、ヤスケンはたぶんいい男すぎるようにも思えます。
しかし、原作の設定で主人公も映像化するとなると、温水洋一を多少マッチョにして、くせ毛のややロングのヅラをかぶせなければならないという難しいことをしなければならなくなってしまいます。
そして、不思議なことに、原作本には「本来であれば↑な感じなんだろうな」という亀岡の容姿に関する記載があるにも関わらず、映画を見てしまうと、小説を読んで頭の中に浮かんでくる亀岡が、そのまんまヤスケンになってしまうのです。
それだけ、映像がヤスケンを「亀岡」にしていたということなのかもしれません。
しかし、それだけではないと思うのです。
ヤスケンが今まで道産子を中心として世間に見せてきた姿が、あまりにも「亀岡的」だったのです。
例えば、テレビ公開包〇手術に臨んで、術後、海岩の上で素っ裸になって写真を撮ったりだとか。
北海道テレビのキャラクターonちゃんとして臨んだ「水曜どうでしょう」の「釣りバカ対決」企画で、ゲロゲロに船酔いしてひっくり返ったり、泥酔したふりで大泉洋が釣ったワカサギをまきちらしてみずうみにかえしちゃったりだとか。
牛乳の早飲み競争で、鼻から牛乳吹き出したりとか。
そういう過去の映像の記憶があったからこそ、ハヤシには「亀岡がヤスケンにしか見えねえ」状態になってしまったのだと思います。
ハヤシはヤスケンのファンで、まだ札幌に住んでいたころ、夕方の地元の情報番組のロケで町場に出ていたヤスケンの実物を、よく見に行ったりしていました。
普段のヤスケンは、物静かであまり人とも話さず、その姿がウチに変態パワーをためているのだと思わせていたのでした。
「亀岡拓次」は間違いなく、ヤスケンの当たり役です。
小説の方は、「俳優 亀岡拓次」の後、続編の「のろい男」というのが出版されています(今読んでます)。
ひょっとすると、まだ文芸誌で連載中だったりするのかな、と思わせます。
映画では登場していないエピソードもあります。
そんなわけで続編を期待したいハヤシだったりするのでした。
もちろん続編も、亀岡はヤスケンに決まりです。
2016年5月27日金曜日
ハヤシ、変態って言われました。
食事とおやつブログにも書きましたが、本日山梨に出張でした。
帰ってきて、今はマッタリしています。
さて、一昨日の同業者の懇親会の席のことです。
美味しい天ぷらをつついているその席で、ハヤシ、変態呼ばわりされました。
健康診断の話をしていました。
バリウムっていやだよねーとか、胃カメラはハナとクチ、どちらから入れるのがいいのか、という話で、盛り上がっていました。
何気に、
ワタシ、血液検査好きなんですよ〜
と、言った途端に、空気が白じみました。
ハヤシとしては、血液検査の結果、様々な身体状況が分かるので面白い、ということを伝えたかったのであります。
が、血を採られることが好きであると、どうも誤解を招いたようです。
ハヤシ、看護師さん泣かせで、なかなか血を採りやすい血管がありません。
血液検査の時は、いつも右腕の決まった血管を利用します。
しかも最近健診で引っかかり、再検査をすることが多く、都合、年に3,4回、血、採ってます。
なもんで、看護師さんがどの血管にするか悩んでいるときに、
あ、いつも、ここから採ります
とか、教えてあげたりして。
別に、チクッとするくらい、どってことないし、血が注射器に入ってくのも、おお、出てるなーとか思いながら、普通に見られます。
そんな話を、とうとうと語ってしまった結果、変態認定されたようでした。
なんか、血採られるところ、見れないヒトって、案外いるみたいですね。
そういえば、ハヤシ、歯の治療中も、寝れます。
爆睡してクチ閉じそうになって、起こされたこともあります。
痛いのとか嫌いなはずなんだけどなあ…
うーむ、これを変態と呼ぶのか!
不本意であります、若干。
2016年5月23日月曜日
柳宗理は、やっぱりすごい!!
本日、実家から月に1度の食材便が届きました。
どんなものが届いたかについては、「食事とおやつ」 ブログに投稿済みですが…
荷物を送った金曜日、夜に電話でお母ちゃんが「サプライズが入っているから」と言っていました。
そのサプライズが、柳宗理のナイフ(18センチ)と片手鍋でした。
ゴールデンウィークに帰省している最中のこと。
近所のスーパーで、お買い物ポイントにいくらかプラスして、とってもお得に柳宗理の包丁やお鍋が手に入れられるというキャンペーンをやっていました。
今使ってる包丁、切れないんだよねえ。
柳宗理の鍋はさあ、いつか手に入れようと思ってたんだよ~。
などと何気なく話しました。
それがどうも、事実上の催促になっていたらしく…
うちのオトンやオカンは、とても善良な人たちなので、娘に催促されたなんて思っちゃいないんですけどね。
切れない包丁は危ないし、そういえば、ひとり暮らし始めるときにはバタバタしていて、まともな鍋も持たせなかったわ。
大方そんなことを考えたのでしょう。
スーパーでゲットして送ってくれちゃったのでした。
早速使いました。
ナイフで、最初に切ったのはキュウリでした。
「切っている」という手ごたえが、ほぼない…
「えーーーー!!!」というくらい、すとんすとんキュウリが切れる切れる。
人参もしかり。
いつも最後は裂けちゃってた油揚げも、もうきれいにスムーズに切れていきます。
切れる包丁って、なんて気持ちいいんだ!!
今まで私が使っていたのは何だったんだ!!
包丁もどきだったのではないか!!
などと目の前にバラが広がるくらいのそう快感を感じました。
そして、油断して刃先に左手の人差し指を当ててしまいました(全く大けがではありません)。
そして、片手鍋。
元々「機能美」を象徴するようなデザインだな、と思ってはいたのですが、正にその通りでした。
鍋蓋と本体にある「羽」の部分。
あそこの部分が本当にすごいのです。
煮物なんかを作るときには、中の温度が過剰に上がりすぎないようにするため、少し蓋をずらして常軌を出したりします。
柳宗理のお鍋は、この蓋があることによって、安定して蓋をずらすことができるのです。
鍋の中に蓋が落ちるなんて全くない。
しかも、蓋と本体の羽が互い違いになるようにずらせば、中の様子が、少し見えたりするんだな。
素材やフォルムのおかげなんでしょう。熱伝導がとても良いようで、仕上がりが早い。
出来上がりもふっくらしていますし。
洋服でもなんでも、ただ飾るだけのデザインというのは元々好きではありません。
こういう機能を追及して、ここにポケットやファスナーを配置している、とか、こういう素材を使っているとか、そういう必然性のあるデザインが好きです。
調理器具っていうのは、本来「機能美」を詰め込むのにはうってつけのものではないかと思うのですが、実際選ぼうとすると、なかなかそういうものには出会えません。
機能的なものでさえあればいいというのであれば、100均でも買えるけど、美しさがあるかと言われれば、ないもんね。
鍋の機能美の話ばかりしてしまいましたが、包丁も、また姿が美しいのです。
柄と刃の部分の素材が同じで、柄の部分も直線的ではなくカーブを描いている。
実は、このカーブのおかげで、握った時のおさまりがとてもいいのです。
これもまたストレスなく物を着れる秘密ではないかと思います。
いや、すごいわ。柳宗理。
台所に立つ楽しみが増えました。
今回は写真つけます!
どんなものが届いたかについては、「食事とおやつ」 ブログに投稿済みですが…
荷物を送った金曜日、夜に電話でお母ちゃんが「サプライズが入っているから」と言っていました。
そのサプライズが、柳宗理のナイフ(18センチ)と片手鍋でした。
ゴールデンウィークに帰省している最中のこと。
近所のスーパーで、お買い物ポイントにいくらかプラスして、とってもお得に柳宗理の包丁やお鍋が手に入れられるというキャンペーンをやっていました。
今使ってる包丁、切れないんだよねえ。
柳宗理の鍋はさあ、いつか手に入れようと思ってたんだよ~。
などと何気なく話しました。
それがどうも、事実上の催促になっていたらしく…
うちのオトンやオカンは、とても善良な人たちなので、娘に催促されたなんて思っちゃいないんですけどね。
切れない包丁は危ないし、そういえば、ひとり暮らし始めるときにはバタバタしていて、まともな鍋も持たせなかったわ。
大方そんなことを考えたのでしょう。
スーパーでゲットして送ってくれちゃったのでした。
早速使いました。
ナイフで、最初に切ったのはキュウリでした。
「切っている」という手ごたえが、ほぼない…
「えーーーー!!!」というくらい、すとんすとんキュウリが切れる切れる。
人参もしかり。
いつも最後は裂けちゃってた油揚げも、もうきれいにスムーズに切れていきます。
切れる包丁って、なんて気持ちいいんだ!!
今まで私が使っていたのは何だったんだ!!
包丁もどきだったのではないか!!
などと目の前にバラが広がるくらいのそう快感を感じました。
そして、油断して刃先に左手の人差し指を当ててしまいました(全く大けがではありません)。
そして、片手鍋。
元々「機能美」を象徴するようなデザインだな、と思ってはいたのですが、正にその通りでした。
鍋蓋と本体にある「羽」の部分。
あそこの部分が本当にすごいのです。
煮物なんかを作るときには、中の温度が過剰に上がりすぎないようにするため、少し蓋をずらして常軌を出したりします。
柳宗理のお鍋は、この蓋があることによって、安定して蓋をずらすことができるのです。
鍋の中に蓋が落ちるなんて全くない。
しかも、蓋と本体の羽が互い違いになるようにずらせば、中の様子が、少し見えたりするんだな。
素材やフォルムのおかげなんでしょう。熱伝導がとても良いようで、仕上がりが早い。
出来上がりもふっくらしていますし。
洋服でもなんでも、ただ飾るだけのデザインというのは元々好きではありません。
こういう機能を追及して、ここにポケットやファスナーを配置している、とか、こういう素材を使っているとか、そういう必然性のあるデザインが好きです。
調理器具っていうのは、本来「機能美」を詰め込むのにはうってつけのものではないかと思うのですが、実際選ぼうとすると、なかなかそういうものには出会えません。
機能的なものでさえあればいいというのであれば、100均でも買えるけど、美しさがあるかと言われれば、ないもんね。
鍋の機能美の話ばかりしてしまいましたが、包丁も、また姿が美しいのです。
柄と刃の部分の素材が同じで、柄の部分も直線的ではなくカーブを描いている。
実は、このカーブのおかげで、握った時のおさまりがとてもいいのです。
これもまたストレスなく物を着れる秘密ではないかと思います。
いや、すごいわ。柳宗理。
台所に立つ楽しみが増えました。
今回は写真つけます!
2016年5月21日土曜日
はあ、そんなオチですか…排水口問題のとどのつまり。
やはり、ヤツはゾンビでした。
排水口の下水のようなにおい。
5月18日朝、突然また匂うてきました。
前の日、重曹にクエン酸入れたのに。
ぼこぼこジュワーッと、いかにも「臭い匂いさよーならー」と言っているかのような音を出していたのに…
急いで水道屋さんを呼びました。
その日は、仕事で午後3時には家を出なければなりません。
電話したら1時から2時の間には来てくれるとのこと。
ネット情報では、作業はものの10分から20分で終わる、とのことで、お願いしました。
結論。
排水口の入り口部分の問題ではありませんでした。
管にいろいろ詰まってヘドロ状になっているとか…
しかも、他の部分の配管にもつまりが出てきかねないといわれました。
もしかして、のせられてるのかもしれないと思いました。
しかし…入居して4年半、排水口掃除やってない…
管理会社の掃除の時は、仕事で家空けてたし…詰まっているのも納得です。
機械を使って大がかりに除去すると結構なお値段。
うー…どうしようと思いましたが、仕方ない。勉強代と思って払うことにしました。
作業は15分くらいで終わりました。
「終わりました」と呼ばれる数分前、水道屋さんが洗濯機を動かしているご様子。
ホース外して作業しただろうから、動作確認しているんだろうと気にも止めいなかったのですが…
「あのう…洗濯機の下から、水漏れてますね」
水道屋のお兄さんの、非常な宣告(いや、親切に話してくれたんですがね)。
お兄さん、私の目の前で洗濯層に水を一度貯めて流してくれました。
下を見ると、確かに洗濯機の底から、ぽたぽたと水が垂れています。
洗濯機パンから水があふれ出ると…階下のお部屋の水漏れ事故になっちゃいます。
お兄さん曰く、洗濯機の中に入っているホースに穴が空いているだけならそこ修理するだけで足りますよ~と。
いやいや。
この洗濯機、ひとり暮らしを始めたまるまる9年前から使っているものです。
最近、風乾燥かけているのに、突然センサーがおかしくなって水が出始めたりすることも度々ありました。
寿命だ。
買い替えないといけない…
そんなわけで、その日は、夕方6時以降に入っていた同業者の集まり(まあ、派閥の集まりです。我らの世界も派閥の世界、やれやれ)をキャンセルして、ヨドバシカメラに走りました。
速攻、東芝の容量5キロの洗濯機を買いました。
なぜ東芝か?
それは、今までも東芝だったし、見たところ、操作感がほぼほぼ変わらなさそうだったからです。
また、お母ちゃんから「シャープのは音がうるさい。洗濯機は日立か東芝」と言われていたからです。
木曜も金曜も朝から晩まで予定がびっしりで、洗濯機を受け取る暇がありませんでした。
やむを得ず、本日土曜の配達を希望。
午後3時頃めでたく搬入、設置となりました。
ちなみに、18日水曜の夜から昨日まで、洗濯物は全て手洗いしていました。
風呂桶に洗濯物をぶち込んで、ぬるま湯とアクロンを注ぎ、1個ずつ手でモミモミ。
シャワーを駆使してよくすすぎ、脱水のみ洗濯機を使用してしのぎました。
脱水くらいで出る水の量なら洗濯機パンから漏れないだろうけど、フルで洗ったら保証できんな、と思いましたので…
仕事や旅行でホテルに泊まるときは、基本下着類を風呂場で洗濯します。
あと、カディコットンとか繊細な素材の服もいくつか持っているので、家でも手洗いたまにするし…
というわけで、手洗いにはそもそもあまり抵抗はありませんでした(昔はみんな手洗いだったしねえ)。
とはいえ、3日連続、深夜の手洗いは、それなりにつかれる作業でしたが…
しかしねえ…古い洗濯機を引き取ってもらう時には、やはり、「ああ、これでお別れなんだなあ」と多少センチメンタルな気持ちになりました。
最初にも書きましたが、ひとり暮らし始めてから、一緒にいた子でしたから。
毎日毎日洗濯して、土日なんて2回も3回も回したのに、文句も言わず動いてくれて…
最後もガタが来ていたのに、脱水と風乾燥はしっかりやってくれました。
ありがとう。そして、こき使ってごめんね。そんな気分です。
さて、次にお陀仏になりそうな家電といえば、テレビです。
テレビくんは、なんとトリノオリンピックの直前に買ってますので既に10年を超えました。
サイズ感が好きなので買い替えのタイミングを逸してここに至っています。
1日でも長く元気でいてほしいものです。
排水口の下水のようなにおい。
5月18日朝、突然また匂うてきました。
前の日、重曹にクエン酸入れたのに。
ぼこぼこジュワーッと、いかにも「臭い匂いさよーならー」と言っているかのような音を出していたのに…
急いで水道屋さんを呼びました。
その日は、仕事で午後3時には家を出なければなりません。
電話したら1時から2時の間には来てくれるとのこと。
ネット情報では、作業はものの10分から20分で終わる、とのことで、お願いしました。
結論。
排水口の入り口部分の問題ではありませんでした。
管にいろいろ詰まってヘドロ状になっているとか…
しかも、他の部分の配管にもつまりが出てきかねないといわれました。
もしかして、のせられてるのかもしれないと思いました。
しかし…入居して4年半、排水口掃除やってない…
管理会社の掃除の時は、仕事で家空けてたし…詰まっているのも納得です。
機械を使って大がかりに除去すると結構なお値段。
うー…どうしようと思いましたが、仕方ない。勉強代と思って払うことにしました。
作業は15分くらいで終わりました。
「終わりました」と呼ばれる数分前、水道屋さんが洗濯機を動かしているご様子。
ホース外して作業しただろうから、動作確認しているんだろうと気にも止めいなかったのですが…
「あのう…洗濯機の下から、水漏れてますね」
水道屋のお兄さんの、非常な宣告(いや、親切に話してくれたんですがね)。
お兄さん、私の目の前で洗濯層に水を一度貯めて流してくれました。
下を見ると、確かに洗濯機の底から、ぽたぽたと水が垂れています。
洗濯機パンから水があふれ出ると…階下のお部屋の水漏れ事故になっちゃいます。
お兄さん曰く、洗濯機の中に入っているホースに穴が空いているだけならそこ修理するだけで足りますよ~と。
いやいや。
この洗濯機、ひとり暮らしを始めたまるまる9年前から使っているものです。
最近、風乾燥かけているのに、突然センサーがおかしくなって水が出始めたりすることも度々ありました。
寿命だ。
買い替えないといけない…
そんなわけで、その日は、夕方6時以降に入っていた同業者の集まり(まあ、派閥の集まりです。我らの世界も派閥の世界、やれやれ)をキャンセルして、ヨドバシカメラに走りました。
速攻、東芝の容量5キロの洗濯機を買いました。
なぜ東芝か?
それは、今までも東芝だったし、見たところ、操作感がほぼほぼ変わらなさそうだったからです。
また、お母ちゃんから「シャープのは音がうるさい。洗濯機は日立か東芝」と言われていたからです。
木曜も金曜も朝から晩まで予定がびっしりで、洗濯機を受け取る暇がありませんでした。
やむを得ず、本日土曜の配達を希望。
午後3時頃めでたく搬入、設置となりました。
ちなみに、18日水曜の夜から昨日まで、洗濯物は全て手洗いしていました。
風呂桶に洗濯物をぶち込んで、ぬるま湯とアクロンを注ぎ、1個ずつ手でモミモミ。
シャワーを駆使してよくすすぎ、脱水のみ洗濯機を使用してしのぎました。
脱水くらいで出る水の量なら洗濯機パンから漏れないだろうけど、フルで洗ったら保証できんな、と思いましたので…
仕事や旅行でホテルに泊まるときは、基本下着類を風呂場で洗濯します。
あと、カディコットンとか繊細な素材の服もいくつか持っているので、家でも手洗いたまにするし…
というわけで、手洗いにはそもそもあまり抵抗はありませんでした(昔はみんな手洗いだったしねえ)。
とはいえ、3日連続、深夜の手洗いは、それなりにつかれる作業でしたが…
しかしねえ…古い洗濯機を引き取ってもらう時には、やはり、「ああ、これでお別れなんだなあ」と多少センチメンタルな気持ちになりました。
最初にも書きましたが、ひとり暮らし始めてから、一緒にいた子でしたから。
毎日毎日洗濯して、土日なんて2回も3回も回したのに、文句も言わず動いてくれて…
最後もガタが来ていたのに、脱水と風乾燥はしっかりやってくれました。
ありがとう。そして、こき使ってごめんね。そんな気分です。
さて、次にお陀仏になりそうな家電といえば、テレビです。
テレビくんは、なんとトリノオリンピックの直前に買ってますので既に10年を超えました。
サイズ感が好きなので買い替えのタイミングを逸してここに至っています。
1日でも長く元気でいてほしいものです。
2016年5月16日月曜日
あ、そこでしたか~…
実は、この数週間、洗面所・風呂場付近の悪臭に悩まされておりました。
換気扇回すと、下水のにおいがする…
風呂場、洗面台の排水口を洗浄丸でお掃除。
なのに、良くならない。
ならないどころか、日に日に臭くなっている。
11日の朝のことでした。
早く出て行かなくちゃならなくてバタバタしていたのに、ハヤシ、気が付いてしまったのでした。
洗濯機の下の排水口だ…
引っ越してから4年半、掃除したことがなかったことに気が付きました…
だって、うちの排水口、洗濯機の横じゃないんだもん、下なんだもん。
汚れていても見えないんだもん。
掃除しにくいんだもん。
で、ついうっかり4年半放置しちゃったという…
歯を磨きながらはいつくばって顔を近づけました。
間違いなく、臭いの元は、そこでした。
汚れも…うーん、黒いなあ、元は白いよねえ、ここ…
業者を呼ぼうか…と思いましたが、ネットで調べて、自分でやってみることにしました。
洗濯機の下とは言え、真下ではない。横においてあるものをどかせば、手を入れてある程度掃除することは可能そう。
そして、オカンに勧められてストックしてある重層、クエン酸がある!!!
ついでに強力な洗浄丸もあるし(塩素系なんで、あんまりよくないのかもしれませんが)
仕事を終えて9時過ぎに帰宅。
まず、洗濯機の横の物入れをどかしました。
そして、洗濯機の下に手を突っ込んで、雑巾で、表側の汚れをきれいにぬぐいました。
その後、洗浄丸を投入(隙間が狭いので、バキバキに割って投入)。
お水をコップ一杯流し込む。
すると、うそのように臭いは消えていったのでした!!
しかし、4年半放置したつけがこんなもので簡単に消えるのか?
数日後にまた、悪臭はゾンビみたいに復活するんじゃないのか?
そんなことが怖くなり、それから毎日、重層を流し込んだりクエン酸を流し込んだりしていました。
今のところ、悪臭が復活している様子はありません。
化学反応起こして変なガスが発生している、ということもありません。
洗面所に行くたび、くんくんやってますが…大丈夫そうです。
いやしかし、見えないところって、ホント怖い。
見えないところこそ、気を付けねば…
そう思って、やはり買って以来一度も層洗浄したことがなかった洗濯機(9年物)の層洗浄を昨日行いました。
どんな凄いものが出てくるかと覚悟していました。
が、拍子抜けするくらい、しょぼいものしか出てこなかった…
毎日洗濯して、洗濯後はふたを開けて乾かしていたのがよかったのでしょうか…
なんだか、「洗濯機」に振り回された1週間でした。
さ、もう寝よっと。
換気扇回すと、下水のにおいがする…
風呂場、洗面台の排水口を洗浄丸でお掃除。
なのに、良くならない。
ならないどころか、日に日に臭くなっている。
11日の朝のことでした。
早く出て行かなくちゃならなくてバタバタしていたのに、ハヤシ、気が付いてしまったのでした。
洗濯機の下の排水口だ…
引っ越してから4年半、掃除したことがなかったことに気が付きました…
だって、うちの排水口、洗濯機の横じゃないんだもん、下なんだもん。
汚れていても見えないんだもん。
掃除しにくいんだもん。
で、ついうっかり4年半放置しちゃったという…
歯を磨きながらはいつくばって顔を近づけました。
間違いなく、臭いの元は、そこでした。
汚れも…うーん、黒いなあ、元は白いよねえ、ここ…
業者を呼ぼうか…と思いましたが、ネットで調べて、自分でやってみることにしました。
洗濯機の下とは言え、真下ではない。横においてあるものをどかせば、手を入れてある程度掃除することは可能そう。
そして、オカンに勧められてストックしてある重層、クエン酸がある!!!
ついでに強力な洗浄丸もあるし(塩素系なんで、あんまりよくないのかもしれませんが)
仕事を終えて9時過ぎに帰宅。
まず、洗濯機の横の物入れをどかしました。
そして、洗濯機の下に手を突っ込んで、雑巾で、表側の汚れをきれいにぬぐいました。
その後、洗浄丸を投入(隙間が狭いので、バキバキに割って投入)。
お水をコップ一杯流し込む。
すると、うそのように臭いは消えていったのでした!!
しかし、4年半放置したつけがこんなもので簡単に消えるのか?
数日後にまた、悪臭はゾンビみたいに復活するんじゃないのか?
そんなことが怖くなり、それから毎日、重層を流し込んだりクエン酸を流し込んだりしていました。
今のところ、悪臭が復活している様子はありません。
化学反応起こして変なガスが発生している、ということもありません。
洗面所に行くたび、くんくんやってますが…大丈夫そうです。
いやしかし、見えないところって、ホント怖い。
見えないところこそ、気を付けねば…
そう思って、やはり買って以来一度も層洗浄したことがなかった洗濯機(9年物)の層洗浄を昨日行いました。
どんな凄いものが出てくるかと覚悟していました。
が、拍子抜けするくらい、しょぼいものしか出てこなかった…
毎日洗濯して、洗濯後はふたを開けて乾かしていたのがよかったのでしょうか…
なんだか、「洗濯機」に振り回された1週間でした。
さ、もう寝よっと。
2016年5月15日日曜日
東京でハヤシが行くエリア・お店。
あれ、もうこんな時間ですか。
年なんでしょうか。
色々とてきぱきできなくなってきました。
家事だけでなく、仕事も、ですが。
そんなわけで、すべきことを終えてひとっ風呂浴びたら、深夜の1時です。
昨日は、表参道原宿エリアに赴き、その後東京駅方面に出て、なんと丸善だけに行って帰ってきました。本2冊ゲット。
東京にお住まいの方はお分かりの方も少なくないと思いますが、実は、表参道原宿エリアから東京駅方面は、案外出やすいのです。
千代田線に乗って、二重橋という駅で降りれば、地下通路を通って、割にすぐ丸ビル方面に出られますので。
そんなわけで、表参道原宿エリアに出た日は、東京駅方面に回ることも少なくありません。
初めて東京暮らしを始めた9年前は、中野に住んでいました。
その前の司法修習生の時に2か月埼玉の和光市に住んでいた。
元々北海道出身の田舎者。
和光にいた時も2か月しかないと思っていたし、中野に住んでいたときも、1年後は地方に出る予定だったので、「できる限り東京を制覇してやる」くらいな勢いで、もういろんなところに行ってました。
新宿、渋谷、六本木、表参道、果ては成城学園、二子多摩川まで、洋服屋や雑貨屋巡りに行っておりました。
名古屋から東京に戻ってきて、数年経ち、今や、お買い物(洋服や雑貨、アクセサリー類)のために行くエリアは、すっかり限定されてしまいました。
今や行くのは、青山表参道原宿エリア、新宿三丁目、東京駅近辺、この3つだけです…
銀座すらほとんどいかない。六本木なんて、たぶん半年は行ってない…
お目当てのお店が一番多いのは、青山表参道原宿エリアです。
気合入れて洋服を探す時とか、なんとなく「いいもの見たいとき」は、まずここです。
コムデギャルソン青山店。
スーパーAマーケット(トモローランドの系列)。
ジャーナルスタンダードラックス。
キコ。
元気な時には他の路面店や表参道ヒルズも回ります。
竹下通りは…もう無理ですが。
新宿は「3丁目」限定。
もっとはっきり言えば、新宿伊勢丹限定です。
新宿伊勢丹は、現代の百貨店として完ぺきです。
色々見たいけど、路面店をめぐって表を長いこと歩きたくない…というときには、もってこい。
なんせ、「最低限ここは押さえときたいブランド」が、ハヤシ的にはほぼほぼ詰まってますから…
丸の内は、コムデギャルソン有楽町店とローズベーカリーか今日みたいに丸善目当てで行くことがほとんど、でしょうか。
あと、案外、大丸が使えるときがありまし。
化粧品売り場が、老舗デパートだけあって充実しています。
しかも、土日に行っても(食料品とお土産売り場以外は)、伊勢丹みたいにコミコミじゃない。
マニキュアが欲しいときは、基本大丸です。
東京で買えないものは(いやそんなものはおそらくほぼないはずなんだが)、札幌で買っちゃえばいいし、そもそも、他に色々行ったからと言って、欲しいものに出会えるはずもないよな、という悟りが出てきました。
書いていて気づいたんですが、あちこち行きたくなくなったということは、ハヤシ自身が東京の「お客様」ではやっとなくなったということなのかもしれませんね。
東京で暮らす人間にやっとなった、ということなんではないかと。
ちょっとした日用品や食料品を買うエリアも、狭くなりました。
ハヤシの家は、秋葉原の近くではありますが、も少し南の方。
最近は、より家から近いば馬喰町エリアで日用品の買物は済ませるようになりました。
下手すると1か月近く秋葉原に行ってないかも…
生活範囲が狭くなるって、良い面悪い面両方あるのかもしれません。
まあでも、無駄な欲(物欲)がなくなってきたということなんでしょうか。
そうであれば、まあ、自分にとっては、良かったかな?
年なんでしょうか。
色々とてきぱきできなくなってきました。
家事だけでなく、仕事も、ですが。
そんなわけで、すべきことを終えてひとっ風呂浴びたら、深夜の1時です。
昨日は、表参道原宿エリアに赴き、その後東京駅方面に出て、なんと丸善だけに行って帰ってきました。本2冊ゲット。
東京にお住まいの方はお分かりの方も少なくないと思いますが、実は、表参道原宿エリアから東京駅方面は、案外出やすいのです。
千代田線に乗って、二重橋という駅で降りれば、地下通路を通って、割にすぐ丸ビル方面に出られますので。
そんなわけで、表参道原宿エリアに出た日は、東京駅方面に回ることも少なくありません。
初めて東京暮らしを始めた9年前は、中野に住んでいました。
その前の司法修習生の時に2か月埼玉の和光市に住んでいた。
元々北海道出身の田舎者。
和光にいた時も2か月しかないと思っていたし、中野に住んでいたときも、1年後は地方に出る予定だったので、「できる限り東京を制覇してやる」くらいな勢いで、もういろんなところに行ってました。
新宿、渋谷、六本木、表参道、果ては成城学園、二子多摩川まで、洋服屋や雑貨屋巡りに行っておりました。
名古屋から東京に戻ってきて、数年経ち、今や、お買い物(洋服や雑貨、アクセサリー類)のために行くエリアは、すっかり限定されてしまいました。
今や行くのは、青山表参道原宿エリア、新宿三丁目、東京駅近辺、この3つだけです…
銀座すらほとんどいかない。六本木なんて、たぶん半年は行ってない…
お目当てのお店が一番多いのは、青山表参道原宿エリアです。
気合入れて洋服を探す時とか、なんとなく「いいもの見たいとき」は、まずここです。
コムデギャルソン青山店。
スーパーAマーケット(トモローランドの系列)。
ジャーナルスタンダードラックス。
キコ。
元気な時には他の路面店や表参道ヒルズも回ります。
竹下通りは…もう無理ですが。
新宿は「3丁目」限定。
もっとはっきり言えば、新宿伊勢丹限定です。
新宿伊勢丹は、現代の百貨店として完ぺきです。
色々見たいけど、路面店をめぐって表を長いこと歩きたくない…というときには、もってこい。
なんせ、「最低限ここは押さえときたいブランド」が、ハヤシ的にはほぼほぼ詰まってますから…
丸の内は、コムデギャルソン有楽町店とローズベーカリーか今日みたいに丸善目当てで行くことがほとんど、でしょうか。
あと、案外、大丸が使えるときがありまし。
化粧品売り場が、老舗デパートだけあって充実しています。
しかも、土日に行っても(食料品とお土産売り場以外は)、伊勢丹みたいにコミコミじゃない。
マニキュアが欲しいときは、基本大丸です。
東京で買えないものは(いやそんなものはおそらくほぼないはずなんだが)、札幌で買っちゃえばいいし、そもそも、他に色々行ったからと言って、欲しいものに出会えるはずもないよな、という悟りが出てきました。
書いていて気づいたんですが、あちこち行きたくなくなったということは、ハヤシ自身が東京の「お客様」ではやっとなくなったということなのかもしれませんね。
東京で暮らす人間にやっとなった、ということなんではないかと。
ちょっとした日用品や食料品を買うエリアも、狭くなりました。
ハヤシの家は、秋葉原の近くではありますが、も少し南の方。
最近は、より家から近いば馬喰町エリアで日用品の買物は済ませるようになりました。
下手すると1か月近く秋葉原に行ってないかも…
生活範囲が狭くなるって、良い面悪い面両方あるのかもしれません。
まあでも、無駄な欲(物欲)がなくなってきたということなんでしょうか。
そうであれば、まあ、自分にとっては、良かったかな?
2016年5月9日月曜日
札幌でハヤシが買ったもの2016GW編+α
休暇中、最後の最後の投稿です。
お休み中の11泊12日の間、3日間、気合入れて買い物してきました。
そして、案の定、気合入れすぎて予算オーバーしました…
洋服代払うために一所懸命働かないといけません。
今回ハヤシが買った大物は、ワンピース2着とシャツが1着です。
ワンピースは、コムデギャルソンコムデギャルソンのブルーの半袖とカディコットンのマキシ丈長袖のもの。
カディはカシュクールタイプですが、胸当がきちんと首元まで止められるタイプなので、私のような貧乳さんでも、一反木綿のようにはならずに済む代物です。
で、シャツはアナトミカというブランドの物です(インスタグラムに載せてます。ブルーと白の縦縞のです)。
本当はね…ワンピ2着も買う予定はなかったのですよ。
3月下旬だったか4月初めにも、コムデギャルソン青山店で1着買ってるしね(これはお仕事用です、はい)。
できればジャケットが欲しかったの…
黒のジャケット。
しかし、夏に向かっていく時季にジャケット類はあまり良いのがない(そんなこと、ずっと前からわかっているはずでしょう、ワタシ)。
まあ、なにをもって「良いジャケット」というかは、人それぞれ、シチュエーションそれぞれだと思いますが、麻やコットンの素材のジャケットは、長く着るという観点からは、回避したいのです、ハヤシの場合。
着方にもよるのでしょうが、やっぱりジャケットにしちゃうとこの素材は、ヨレが早い。
ウールないしウールを基調としたミックス素材が一番長持ちして、個人的にはよい。
できれば5年10年と着れるもの、多少値が張ってもいいから…となると、ホントにないんだよなあ。
出逢った時が買い時です、ジャケットは。
で、今回は出逢えなかったと。
そのかわり、ワンピに出逢ってしまったと…
若いお姉さん方や、われらのような年代でも美魔女系の皆さんが着るようなタイプであれば、わりに容易にワンピは手に入るように思います。
しかしね、膝が隠れる丈、体の線が出過ぎない形、できれば自宅で洗えるものとなると、これがなかなかないんだよね。
そう、ワンピも出逢いなのです、こうなると。
特に夏に着るワンピは、手洗いでも頻繁に洗えなければならんので、そうなると、余計にハードルは上がっちゃうかなと。
「あ、これいい!!」と思ったものをゲットしないと、次はもうない…という強迫観念に駆られてしまうのです。
まあでも、今回のお買い物、後悔はしていません。
ワンピもシャツも飽きずに着られそうなものを手に入れられたので、大満足です。
そのせいかどうかわからんけど、ここ何回かひどかった「東京に戻りたくない病→社会復帰困難な精神状態」は、今回は幾分いい感じだし(かなり豪快に休んだからなあ)。
おかげさまで、明日の午後からぼちぼちまた働くことができそうです。
最後になりますが(いや、このブログが最後ってわけではありません)。
ここ最近、自分の仕事とか働き方とか、これでよいのか、この先どうやって生活していくべきなのかと、かなりもやもやしていました。
まあ、もともと自分に自信がない性格ゆえ、わりにしょっちゅうそういうことは考えてしまうたちなのですが、今回はかなり深刻でして。
もう、GW直前は、仕事ほっぽりだして、行方不明になってやりたいくらいでした。実のところ。
かなり長く休みを取って、買い物やブログ書きなどなど、ホントにやりたいことしか(ほぼ)やらないでずっとずっと過ごして、この先の自分の目指す方向が、少し見えた気がしました。
ハヤシの本質的な部分は、「林ティアラ」として語っている部分で、これを脇にのけて生きていくことは無理だな、と気づきました。
だったら、今は難しくても、何年か先「林ティアラ」としての生き方を、堂々と語れるようになる準備を、ぼちぼちしてかないといけないな、とそんな風に思いまして。
というわけで、これからは今までより一層一生懸命林ティアラをやっていく所存であります。
今後もあっしの独り言、お付き合いくださいまし。
お休み中の11泊12日の間、3日間、気合入れて買い物してきました。
そして、案の定、気合入れすぎて予算オーバーしました…
洋服代払うために一所懸命働かないといけません。
今回ハヤシが買った大物は、ワンピース2着とシャツが1着です。
ワンピースは、コムデギャルソンコムデギャルソンのブルーの半袖とカディコットンのマキシ丈長袖のもの。
カディはカシュクールタイプですが、胸当がきちんと首元まで止められるタイプなので、私のような貧乳さんでも、一反木綿のようにはならずに済む代物です。
で、シャツはアナトミカというブランドの物です(インスタグラムに載せてます。ブルーと白の縦縞のです)。
本当はね…ワンピ2着も買う予定はなかったのですよ。
3月下旬だったか4月初めにも、コムデギャルソン青山店で1着買ってるしね(これはお仕事用です、はい)。
できればジャケットが欲しかったの…
黒のジャケット。
しかし、夏に向かっていく時季にジャケット類はあまり良いのがない(そんなこと、ずっと前からわかっているはずでしょう、ワタシ)。
まあ、なにをもって「良いジャケット」というかは、人それぞれ、シチュエーションそれぞれだと思いますが、麻やコットンの素材のジャケットは、長く着るという観点からは、回避したいのです、ハヤシの場合。
着方にもよるのでしょうが、やっぱりジャケットにしちゃうとこの素材は、ヨレが早い。
ウールないしウールを基調としたミックス素材が一番長持ちして、個人的にはよい。
できれば5年10年と着れるもの、多少値が張ってもいいから…となると、ホントにないんだよなあ。
出逢った時が買い時です、ジャケットは。
で、今回は出逢えなかったと。
そのかわり、ワンピに出逢ってしまったと…
若いお姉さん方や、われらのような年代でも美魔女系の皆さんが着るようなタイプであれば、わりに容易にワンピは手に入るように思います。
しかしね、膝が隠れる丈、体の線が出過ぎない形、できれば自宅で洗えるものとなると、これがなかなかないんだよね。
そう、ワンピも出逢いなのです、こうなると。
特に夏に着るワンピは、手洗いでも頻繁に洗えなければならんので、そうなると、余計にハードルは上がっちゃうかなと。
「あ、これいい!!」と思ったものをゲットしないと、次はもうない…という強迫観念に駆られてしまうのです。
まあでも、今回のお買い物、後悔はしていません。
ワンピもシャツも飽きずに着られそうなものを手に入れられたので、大満足です。
そのせいかどうかわからんけど、ここ何回かひどかった「東京に戻りたくない病→社会復帰困難な精神状態」は、今回は幾分いい感じだし(かなり豪快に休んだからなあ)。
おかげさまで、明日の午後からぼちぼちまた働くことができそうです。
最後になりますが(いや、このブログが最後ってわけではありません)。
ここ最近、自分の仕事とか働き方とか、これでよいのか、この先どうやって生活していくべきなのかと、かなりもやもやしていました。
まあ、もともと自分に自信がない性格ゆえ、わりにしょっちゅうそういうことは考えてしまうたちなのですが、今回はかなり深刻でして。
もう、GW直前は、仕事ほっぽりだして、行方不明になってやりたいくらいでした。実のところ。
かなり長く休みを取って、買い物やブログ書きなどなど、ホントにやりたいことしか(ほぼ)やらないでずっとずっと過ごして、この先の自分の目指す方向が、少し見えた気がしました。
ハヤシの本質的な部分は、「林ティアラ」として語っている部分で、これを脇にのけて生きていくことは無理だな、と気づきました。
だったら、今は難しくても、何年か先「林ティアラ」としての生き方を、堂々と語れるようになる準備を、ぼちぼちしてかないといけないな、とそんな風に思いまして。
というわけで、これからは今までより一層一生懸命林ティアラをやっていく所存であります。
今後もあっしの独り言、お付き合いくださいまし。
2016年5月7日土曜日
札幌の街は、変わりゆく。
9日午前に東京に戻ります。
午後は雑用含めてお仕事がいくつか。
長期休み後のリハビリには、ちょうどいいかなというくらいの日程です。
10日ほどの休みの間、妹と買い物に出かけたり、友人と過ごしたりするために頻繁に街場に出かけていました。
なんだか急激に変わったなあ…と思いました。
普段出かけない界隈にも足を運んだりしたので、もしかするとずーっと札幌に住んでる人から見れば「今更?」みたいな話もあるのかもしれませんが。
特に変わったという印象を持ったのは、狸小路。
十年程前まで住んでいた限りの印象では、
「一般客・観光客向けは3丁目から5丁目。1丁目、2丁目、6丁目は地元の人向け、7丁目8丁目はマニア向け」
でしたが、今や、
「一般客・観光客向けは3丁目から6丁目、1丁目、2丁目、7丁目東半分までは地元の人向け、7丁目西半分と8丁目はおしゃれグルメスポット」
てな具合に変貌したかな、と。
特に6丁目。
中華系観光客向けのドラッグストア(しかもでかいよ)が3店舗。
札幌人にもなじみのあるチェーン店なんですが、外から見る限り、やたら白を基調とした店内で、大きなポップは中国語ばかり。流れてるアナウンスが漏れ聞こえていて、やはり中国語。
「日本人に用はねえ」みたいな雰囲気が漂っていて、中には入れずじまい(うーん、小心者)。
見たところ、日本人の客らしき姿は、ほぼなし。
確かに日本のドラッグストアは中華系のお客には人気あると思うけど、こんな「中国人だけしか来ない店」に連れてこられて(注:御一行様で添乗員に連れられてきてましたから、みんな)、うれしいのかなあ…となんとなく疑問に思うのでした。
で、その目と鼻の先にあるといっても過言でない7丁目、8丁目になると、中華系観光客の姿は、打って変わって皆無になるのでした。
7丁目って、とたんにアーケードがぼろくなり、昔は、すごい古いクラシック喫茶とか中古レコード店とか、額縁屋さんとか、絶対知ってる人しか来ない店ばかりだった。
その後、シンガポール料理屋さんとか焼肉屋さんとかラーメン屋さんとかができ始めて、何年か前からは男性向けのセレクトショップなんかがぽつぽつでき始めました。
それが…
もう7丁目の西半分は、肉肉肉。ジビエブームに乗っかったオサレな肉料理屋が何件もできていて、おまけにイタリア料理屋や酒まで飲めるジェラート屋ができている。
8丁目は、さらに「通なグルメさんカモン」みたいな料理屋が増えていました。
昔は、とってつけたみたいにぽつんと立っていた老舗カフェの「FAB CAFE」。
そのビルの2階には何年か前に古道具屋ができ(5月末に閉店予定らしい)、3階には閉鎖的な美容院ができ、4階にはとっても素敵な小料理とお酒のお店ができていました(昨日はここで飲んだのさ。GRISというお店。お食事ブログでご確認ください)。
FAB CAFEの隣にあったインドネシア料理屋のフータンは姿を消して、おしゃれハンバーグ屋になっていました。
そして、FAB CAFEの店内も、よりナチュラル志向が高い作りに変貌していた(外から見る限り)。
狸小路8丁目というのは、アーケードもなくて、私が札幌に住んでいたころはさびれた界隈でした。
だから、大家さんが安い店賃で、ビルを使わせるようになって、結果、新興の飲食店が増えていったんだろうなと思います。
そのあたりの事情というのは、昨今のイーストトーキョーとおそらく似ていて、全く悪いことじゃない。
ハヤシの住んでる近くも、東京のここじゃなきゃ、こんな店出せないよなという飲食店、いくつかあるしね。
で、まあ、これ自体は悪いことではないと思うんですが、同時にハヤシが好きだった札幌の良さがちょっとずつなくなっていくような気がして嫌だなあという気もしているわけです。
札幌って、そこそこの都市部であるにもかかわらず、年寄りも若い人も男女もお一人様も「住み分け」されてない街でした。
例えば、スタバで、70代のおばちゃんがレジで「ブレンドちょうだい」とか平気で頼んじゃって、住宅街の喫茶店みたいになってたとりか。
あんなねえ、8丁目のお店なんて、小金持った30代40代しか行けませんて。
6丁目なんて、映画館のシアターキノ以外は、下手すると日本人行かなくなっちゃうよ。
ちょっと堅いこと言うと、過度の住み分けは、色んな層の相互理解を失わせて、お互いにお互いを排除する方向に行っちゃうと思うんですよね。
札幌というか北海道は、いろんな場所からいろんな物捨てて集まってきた場所で(先住民の皆さんには多大なるご迷惑をおかけしたことはいうまでもないが)、お互いの事情に踏み込まない一方で、排除しないよさを持っていた…少なくともハヤシは、そういう札幌人としての誇りみたいなもんは持って生きてきたつもり、なんであります。
それがなくなっちゃうのは…いやだなあ(なんか、話が自分でも想像してなかったまじめな方向に来てしまってるぞ、やば)。
まあ、でも昨日のジェラート屋では、若い女の子たちがカシマシ40代おばさん3人組に席譲ってくれたりしたし、60代のおじさんがアイス食べに入ってきたりしたし、あんまり心配することないのかな。
でもま、このさき札幌がどうなるのか、観察しないとな。
たびたび帰ってきて。
追伸
ツイッターに続いて、インスタグラムも始めました。
この連休、色々色々考えて、ハヤシは「林ティアラ」を極めてみることにしました。
てなわけで、紆余曲折あると思いますが、今後ともハヤシ(独り言だが)をよろしく~。
午後は雑用含めてお仕事がいくつか。
長期休み後のリハビリには、ちょうどいいかなというくらいの日程です。
10日ほどの休みの間、妹と買い物に出かけたり、友人と過ごしたりするために頻繁に街場に出かけていました。
なんだか急激に変わったなあ…と思いました。
普段出かけない界隈にも足を運んだりしたので、もしかするとずーっと札幌に住んでる人から見れば「今更?」みたいな話もあるのかもしれませんが。
特に変わったという印象を持ったのは、狸小路。
十年程前まで住んでいた限りの印象では、
「一般客・観光客向けは3丁目から5丁目。1丁目、2丁目、6丁目は地元の人向け、7丁目8丁目はマニア向け」
でしたが、今や、
「一般客・観光客向けは3丁目から6丁目、1丁目、2丁目、7丁目東半分までは地元の人向け、7丁目西半分と8丁目はおしゃれグルメスポット」
てな具合に変貌したかな、と。
特に6丁目。
中華系観光客向けのドラッグストア(しかもでかいよ)が3店舗。
札幌人にもなじみのあるチェーン店なんですが、外から見る限り、やたら白を基調とした店内で、大きなポップは中国語ばかり。流れてるアナウンスが漏れ聞こえていて、やはり中国語。
「日本人に用はねえ」みたいな雰囲気が漂っていて、中には入れずじまい(うーん、小心者)。
見たところ、日本人の客らしき姿は、ほぼなし。
確かに日本のドラッグストアは中華系のお客には人気あると思うけど、こんな「中国人だけしか来ない店」に連れてこられて(注:御一行様で添乗員に連れられてきてましたから、みんな)、うれしいのかなあ…となんとなく疑問に思うのでした。
で、その目と鼻の先にあるといっても過言でない7丁目、8丁目になると、中華系観光客の姿は、打って変わって皆無になるのでした。
7丁目って、とたんにアーケードがぼろくなり、昔は、すごい古いクラシック喫茶とか中古レコード店とか、額縁屋さんとか、絶対知ってる人しか来ない店ばかりだった。
その後、シンガポール料理屋さんとか焼肉屋さんとかラーメン屋さんとかができ始めて、何年か前からは男性向けのセレクトショップなんかがぽつぽつでき始めました。
それが…
もう7丁目の西半分は、肉肉肉。ジビエブームに乗っかったオサレな肉料理屋が何件もできていて、おまけにイタリア料理屋や酒まで飲めるジェラート屋ができている。
8丁目は、さらに「通なグルメさんカモン」みたいな料理屋が増えていました。
昔は、とってつけたみたいにぽつんと立っていた老舗カフェの「FAB CAFE」。
そのビルの2階には何年か前に古道具屋ができ(5月末に閉店予定らしい)、3階には閉鎖的な美容院ができ、4階にはとっても素敵な小料理とお酒のお店ができていました(昨日はここで飲んだのさ。GRISというお店。お食事ブログでご確認ください)。
FAB CAFEの隣にあったインドネシア料理屋のフータンは姿を消して、おしゃれハンバーグ屋になっていました。
そして、FAB CAFEの店内も、よりナチュラル志向が高い作りに変貌していた(外から見る限り)。
狸小路8丁目というのは、アーケードもなくて、私が札幌に住んでいたころはさびれた界隈でした。
だから、大家さんが安い店賃で、ビルを使わせるようになって、結果、新興の飲食店が増えていったんだろうなと思います。
そのあたりの事情というのは、昨今のイーストトーキョーとおそらく似ていて、全く悪いことじゃない。
ハヤシの住んでる近くも、東京のここじゃなきゃ、こんな店出せないよなという飲食店、いくつかあるしね。
で、まあ、これ自体は悪いことではないと思うんですが、同時にハヤシが好きだった札幌の良さがちょっとずつなくなっていくような気がして嫌だなあという気もしているわけです。
札幌って、そこそこの都市部であるにもかかわらず、年寄りも若い人も男女もお一人様も「住み分け」されてない街でした。
例えば、スタバで、70代のおばちゃんがレジで「ブレンドちょうだい」とか平気で頼んじゃって、住宅街の喫茶店みたいになってたとりか。
あんなねえ、8丁目のお店なんて、小金持った30代40代しか行けませんて。
6丁目なんて、映画館のシアターキノ以外は、下手すると日本人行かなくなっちゃうよ。
ちょっと堅いこと言うと、過度の住み分けは、色んな層の相互理解を失わせて、お互いにお互いを排除する方向に行っちゃうと思うんですよね。
札幌というか北海道は、いろんな場所からいろんな物捨てて集まってきた場所で(先住民の皆さんには多大なるご迷惑をおかけしたことはいうまでもないが)、お互いの事情に踏み込まない一方で、排除しないよさを持っていた…少なくともハヤシは、そういう札幌人としての誇りみたいなもんは持って生きてきたつもり、なんであります。
それがなくなっちゃうのは…いやだなあ(なんか、話が自分でも想像してなかったまじめな方向に来てしまってるぞ、やば)。
まあ、でも昨日のジェラート屋では、若い女の子たちがカシマシ40代おばさん3人組に席譲ってくれたりしたし、60代のおじさんがアイス食べに入ってきたりしたし、あんまり心配することないのかな。
でもま、このさき札幌がどうなるのか、観察しないとな。
たびたび帰ってきて。
追伸
ツイッターに続いて、インスタグラムも始めました。
この連休、色々色々考えて、ハヤシは「林ティアラ」を極めてみることにしました。
てなわけで、紆余曲折あると思いますが、今後ともハヤシ(独り言だが)をよろしく~。
2016年5月5日木曜日
タバコは怖いね〜。
明日は妹と映画に行くので、早寝しなきゃならないハヤシです。
ちっこい映画館なのに人気あるから、まず整理券とりに行かなきゃいけないんだとか。
さて、2日の夜のこと。
中学の同級生数名と飲み会がありました。
ハヤシが中学のメンツと酒を呑むのは、もう、トチ狂ったか、とでも言いたくなるくらいの珍事。
なにしろ虐められてたトラウマ満載の時代ですから。
がしかし、今まで、越えられなかった気持ちのハードルを、なんとなくフワリと超えてしまい、行ってしまいました。
場末の居酒屋。
なんとそこの店主が同級生な訳ですが。
男子4名女子3名。
喫煙男子2名、女子1名という、もう非喫煙者にはたまらんモクモク飲み会でした。
帰宅後、着ていたもの全部洗濯行きになるくらいのタバコ臭さもさることながら、怖いなーと思ったのが、声でして。
喫煙女子の声が、野太く、つぶれ、若干しゃがれ声になっていたのです。
この子、ヘビーというよりはチェーンスモーカー。
実は高校も一緒で、同窓会で会った時も、ずーっとタバコを手から離していなくて、びっくりしたくらい。
その時は声は気にならなかったのだけど、この前は、こんな声だったっけ?と、もうびっくりしちゃいました。
健康がどうとかいう前に、これだけでも吸わない価値あるな、と思いましたよ。
怖いね、タバコ…