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2025年11月24日月曜日

退職準備中の私+これが発達障害かと意識する毎日+大相撲九州場所総括

 年内最後の連休の最終日。

一昨日はヨドバシカメラにWi-Fiルーターの買い替えに行き、昨日は事務所最終日に置いてくるお菓子を買いに行き、本日ようやく自宅でまったりしています。


昨日は感謝祭をやっているユニクロとGUにも行ったのですが、10時過ぎに行ったのにもう結構混んでいて、やっぱり感謝祭って人気のイベントなんだわと思ったのでした。

今日は録画していた番組を2本観ていて、途中から眠くなってきたところでした。


さて、本日も3本立てですので、項目ごとに分けて書いていきたいと思います。


1   退職準備中の私

今月末で現事務所を退職するわけですが、最終出勤日が明後日26日で、しかも明日は午後いっぱい外出なので、賞味1日半くらいしか事務所に行かない私だったりします。

荷造りは概ね終わっていて、後は、今動いている仕事の資料や事務所で履いているサンダル、ストール、細かい文房具類を段ボールに詰めてしまえば終わりです。

もう少し手こずるかと思ったのですが、荷造りやいらない資料の廃棄は案外スムーズに行きました。

20日は事務所の引き渡しがあり、引き渡しを受けた後、家具類を入れました。

家具は全て無印良品で揃えたのですが、配送のお兄さんたちが結構冴えなくて、ちょっとがっかりしました。

まずひとつめ。無器用な私には組み立てが難しそうなものがいくつかあったので、組み立て料もお支払いしてやってもらったのですが、お兄さんのうち1人が、部屋が狭いからといっていきなり廊下で組み立てを始めました。いやいや、シェアオフィスの廊下で組み立てってあなたそれは非常識でしょうよ・・・百歩譲ってシェアオフィスだってわからなかったとしても、他のテナントが入っていることは見りゃわかるわけで、なんでそういうアホなことしでかすかなと思いました。

で、穏便に「周りにご迷惑がかかるので中でやってください」とお願いした次第。

ついでに言うと中で作業していた人も、ドア開け放したままですごい音立てて組み立てしてましたからね。最近の若者ここまで配慮ないかと思いました。


そしてそして、段ボールを立てかけた壁に思い切り、汚れを付着させてくれちゃいました。

それも何箇所もで、1箇所は結構広範囲。私の方で拭いてみたけれど取れませんでした。


と、あまりにお粗末だったので、無印良品のお客様センターにしっかり穏便に苦情を入れました。そうしたところ、不備を認めて、清掃しにくるということになりました。

「なんか証拠ありますか」とか言われたら喧嘩してやろうと思っていましたが、そこは天下の無印良品、ひれ伏すぐらいの勢いでお詫びしてきたので、やっぱり一流企業は違うなと思いました。

27日に清掃に来てくださるそうなので、しっかり働いてもらおうと思います。


26日に出す荷物の新事務所到着は27日の午後なのですが、月内に色々始末できるかなとちょっと心配しています。出して詰めるのは早くできても、収めるのは案外大変だったりするし。27日の到着は14時から16時の範囲で、うざったいことに親が見に来るとか言うし、28日は午前遅くから午後早めにかけて、電話待機しなきゃいけない用事があったりするので、案外落ち着いて作業できないなと・・・ここで、思い切り不安障害発動しています。


事務所開設日の12月1日は、各種ウェブサイトで事務所名などの書き換えをしなきゃいけないですし、協会けんぽに任意継続の書類送ったり、区役所に行って、厚生年金から国民年金の変更手続きしてこなきゃいけないし・・・数ヶ月以内には、iDeCoも変更しなくちゃならないし。

確定申告も、税理士に頼むと最安で10万円以上かかるようなので、そんなことなら自分でやった方がいいか(できそうな気もするし)と思ったり・・・そうするとレシートの整理も必要ですし。

何かとこの先忙しそうで、やはり不安増し増しの私だったりします。


2   これが発達障害かと意識する毎日

一時期発達障害であることがはっきりして落ち込んでいた私ですが、最近、そこまで落ち込むことはなくなりました。

しかし、ことあるごとに、「ああ、これが発達障害か」と思う瞬間があって、ああ、もうどうしたって逃げられないのねえと感じております。

最近だと、先週の火曜日だったか、社員証を落としました。

外出の後で、カフェドクリエで軽くお茶して事務所に戻ろうとしたところ、上着のポケットに入れていたはずの社員証がない。

色々思い返して、落としたとすればカフェドクリエしかないと思って取りに行ったら、あったのは良かったのですが、東京の本部の方にお店から連絡が入っていて、ちょっとした騒ぎになってしまったのでした・・・


それと、荷造りや事務所の引き渡しや事務所開設に伴う色々な手続きのせいで、(さっきも書いたとおり)一時期よりはマシになったとはいえ、不安感が強く、イライラしがち。

ちょっとしたことですぐにキレて「ああ!!」と声を上げることもしばしばですし、親にもきつくあたりがちです。

事務所を見に来たいとうるさい親(特に母親)に対して、また親切ぶって食べ物だの日用品だのと持ってこられても困るので(うちの母はそういうことやる人)、「一切何も持ってこないでよ」ときつく言ってしまったり。


毎日の生活の中で、私が発達障害じゃなくて、もっと器用に色々なことができたら、こんな不安にもならないし、こんなイライラもしないし、大らかに構えて、少しくらい不備があっても笑い飛ばせるんじゃないのかなという気がしています。

先輩弁護士で1人、独立した時、椅子とパソコンしかなかったという人がいて、要は箱とパソコンだけあれば、後はなんとかなるということなのだと思うのですけど、自分で自分を信用していないので、気合が入っている時にしっかりやらないと、後でちゃんとはできないような気になってしまうのですよね・・・

頭の中ではわかっていても、実際にはそんな気楽な感じにはできなくて、頭の中は目の前の事務所整理のことだけでなく確定申告のことまで巡ってもうぐちゃぐちゃな感じ。

この頭の中が忙しい感じは、ADHDの典型的な症状だったりするようで、忙しい時に限って、先のことまで考えて頭パンパンになる自分がつくづく嫌になります。


そういえば、ちょっと話は変わりますが、YouTubeで、NINOという40代でASDが発覚した女の人のチャンネルがあって、たまに見ています。

その人は、ASDがどういう思考になるのかとか、ASDが機嫌よく過ごせるためにはどうすればいいのかとか動画で語っているのですが、どうしてそんなに対応策を話せるのか不思議でなりません。

私にできるのは自分を俯瞰することだけで、「じゃ、どうすればいい?」ができなくて、それが発達障害だと思っているので。

この人みたいになれたら、発達障害がありつつも苦しまずにやっていけるのかななんて思っています。


3   大相撲九州場所総括


このブログでは、フィギュアスケートの大会の総括は度々やっていますけど、大相撲の総括をするのは初めてかなと思います。

改めて書くと、私は子どもの頃から相撲を見続けている生粋のスー女で、弁護士の仕事が忙しくなった時には遠ざかっていたこともありましたが、ここ4、5年はまた相撲の世界にがっつり浸る生活を送っています。

一番応援しているのは若元春ですが、他には宇良も好きですし、伊勢ヶ濱部屋の力士は概ね皆さん応援しています。来場所大関に上がりそうな安青錦も応援しています(師匠の安治川さんも好きですしね)。あと、現在地元北海道の唯一の関取一山本も結構好きです。明るくて礼儀正しいところがいいと思っています。


で、本題に入りますが、大相撲九州場所、大変な盛り上がりだったなというか、自分がかなり盛り上がったなと思っています。

推しの若元春がどこまで星を伸ばすかだったり、一山本がかなりな好成績だったりというのもあったのですが、なんといっても優勝争いが見応えありました。


つい1年くらい前までは、突出して強い力士がいなくて、平幕優勝が何回もあった戦国時代でしたが、現在は、相撲エリートの大の里が横綱として君臨しているし、怒涛の勢いで安青錦が番付を上げてきていて、違った意味での見応えがあります。そして今場所は、中盤以降、大の里、豊勝龍、安青錦の3人の優勝争いが展開されてきました。

私は、豊勝龍に優勝させてあげたいと思っていました。

大の里よりもひと足先に横綱になった彼は、昇進以降2場所連続して序盤の負けが込んで休場したり、大の里との優勝決定戦に敗れたりして、横綱としてどうなんだと糾弾されかねない状況に陥っていました。


今場所こそ優勝を決めて、一矢報いてほしい。そう思っていました。


千秋楽。3人は3敗で並んで、結びの一番は大の里と豊勝龍の横綱戦が当然の如く組まれていました。安青錦は大関琴櫻との対戦。これで、安青錦が勝てば、横綱で勝った方との優勝決定戦が組まれることになったわけです。

ところが、なんと大の里がまさかの休場。豊勝龍に不戦勝が飛び込んできたわけです。これで安青錦が負ければ優勝だし、勝っても優勝決定戦。1番勝てば良いという豊勝龍にはすごい有利な展開になったわけです(ただし、安青錦には3連敗していますが・・・)。

正直、安青錦は琴櫻には勝つだろうと思っていました。優勝決定戦では、私は豊勝龍を応援しました・・・横綱で優勝させてあげたい、そんな気持ちでいっぱいでした。

が、割とあっさり負けてしまって、彼はまたも優勝を逃してしまったわけです。


横綱のくせにだらしないと言う人もいるでしょう。でも私はちょっと違って、豊勝龍が気の毒でならないのです。

彼は横綱として弱いんじゃなくて、横綱になるタイミングが悪かっただけだと思います。

大の里と安青錦という化け物2人が登場したことにより、食われる立場になってしまったわけですから。

おそらく、この2人がいなければ、豊勝龍は現役力士で一番強い人だと思います。この2人さえいなければ、優勝回数を重ねることができて、「強かった横綱」として名を刻めるはずの人だったと思います。

が、大の里と安青錦が規格外に強すぎて、すっかり陰に隠れる形になっただけでなく、「横綱にふさわしくない」と叩かれる立場になってしまったのです。

時代ってなんて残酷なんだろうと思いました。そして、これまでの長い相撲の歴史の中で、「本当は強いのにタイミングが悪くて良い成績を残せなかった」という力士がどれだけいたのかなあとも思いました。


まあでも、豊勝龍もまだ横綱になって長い時間が経っているわけではないですし、大の里もどうやら怪我をして休場したようなので、今後もしかすると強さに翳りが出てくるかもしれません。

安青錦は弱点らしい弱点が見当たらなくて、おそらくすぐに横綱に上がってしまうでしょうが、豊勝龍だって横綱としてのプライドがありますから、しっかり研究すると思うし・・・


安青錦はウクライナからやってきてどれだけの努力をしてここまで来たのだろうと思うと、めちゃくちゃ応援したくなりますが、私はこれとともに豊勝龍の応援もしようと心に決めたのでした。


そんな「相撲を見続けなきゃいけない」理由がまた増えた大相撲九州場所だったのでした。


さて、本日はこの辺で。次回の投稿は開業前日になる見込みです。どういうお話になることやら。

ではでは。


















2025年11月16日日曜日

精神不安定の原因と自炊キャンセル界隈

 11月16日日曜日。大相撲九州場所中日ですが、珍しくテレ朝さんがスケートアメリカをダイジェスト放送してくれたので、大相撲を途中までAbema TVでつけつつ、スケートアメリカを堪能していました。

Abemaは毎日序の口から放送しているそうで、初日に地震でNHKの放送が飛んだ時もとても助かりました。

スケートアメリカは、まだ女子のフリーが行われていませんが、渡辺倫果ちゃんが(僅差とはいえ)今のところ1位で、表彰台の期待大です。私、彼女は個性的で割と好きな選手なので、頑張って欲しいです。


さて、相変わらず精神不安定が続く私です。上がり下がりが結構あり、イラつくことも少なくありません。そういうときにちこちゃんが意味不明な行動をしたりしてキレ気味になることもある。

いかんなーと思いつつ、発達障害は癇癪持ちだったりするので、仕方ないな〜、ごめんねとちこちゃんに謝ったりしています。


最近の精神不安定の原因のひとつに、相次ぐ熊の駆除が挙げられます。

北海道しかり、東北しかり。結構な頻度で出没していて、本州の方は人身被害も結構出ていますが、特にここ最近の駆除はもう虐殺だろうと思うほどで、心が痛くて仕方ありません。

なんで柿食べたり、海泳いでるだけで、人になんの脅威も与えていないのに殺されなきゃあかんのだと思います。

それから、無防備に山ん中に入って被害に遭うのは自業自得なので、それで熊が殺されるのもよくわからん。

そもそも、熊が人里に降りてきたりするのは、山に食べ物がないからで、その原因は、人間が作ったもの。そういう不条理を全て熊に押し付けて子熊もろとも殺すなんて、殺人より残酷だと思うわけです。

アメリカの方なんて、自然豊かな地域に住んでいる人は、庭に熊が現れるのは当たり前だと思っていて、ひとしきり遊んで帰るのを家の中から静かに見守ったりしています。

日本人の最近のやり方は、熊の姿が見えた→何かされたら怖いからやられる前に殺しとこうって感じで、「脅威があったらあらかじめ攻めてっていい」という無責任に戦争仕掛ける発想とそっくりなんですよ。

熊なんて皆殺しにしていいという輩もいるようですし。


こういう日本人の心の狭さというか愚かさが情けないし、馬鹿な日本人のせいで殺される必要のない熊が毎日どんどん殺されていくことに心が痛くてたまりません。

熊の駆除のニュースを見るのも嫌で、ニュースは最近ほとんど見ていないし、SNSも下手すると駆除のニュースが出てくるので、出てくるたびに心の中で「ぎゃー」と叫んでいます。


私は弁護士として殺人事件は何件か担当していて、殺された人の遺体とか、遺体を解剖した写真とかを何回も見ています。

そういうのは大丈夫なんですが、リアルに言葉を発せられない動物たちが殺されていくのは、字面で見るだけでもう耐え難くて耐え難くて仕方ないのです。

本当は、熊を殺すことを推奨する国や自治体、報道するテレビ局なんかに慰謝料を請求したい気持ちだったりします。


コロナの頃に三浦春馬とかが自殺しちゃった時に、メンタルを病んだ人が結構出たという話を聞いたことがありますが、なんとなくそうなる人の気持ちがわかったような気がします。


実は、自分のこの感覚は、これまで文字にすると心がもっと落ち込んで破裂しそうで、全然書けませんでした。それくらい病んでいた。

今日やっと言葉にできました。

お願いだから、ご飯食べに来ているくらいで熊殺すのやめようよ。

長野でしたっけ?麻酔で寝かしつけて山に返すの。それもある意味残酷なのかもしれないけれど、問答無用で殺す権利が人間にあるとは思えないので、そうする方がマシだと思います。


あと、山にどんぐりや木の実がなる樹木をたくさん植えましょう。

熊が生息している山には、当座餌を配ってあげましょう。

熊殺しに予算割くんだったら、こうした方がよほど生産的です。むやみやたらと殺すことは生態系を崩すことにもなるし、絶対歪みをもたらすと思う。

そんなことも考えられずただ「怖いから殺せ」というのは、私からしたらただのバカです。

はっきり言って生きている意味がないレベルのバカだと思うので、高市早苗が台湾有事に兵隊出すと言ったら、志願して行ってきて欲しいと思います。


さて、こういうことも含めて精神不安定な私の行き着く先は、「自炊キャンセル界隈」でした。

昔は、煮豆とかきんぴらとか作っていたこともある私ですが、もう最近は自炊をするのがめんどくさくてめんどくさくてたまらない。食事を作ることに頭が回りません。

それでも、健康診断の結果がやばかったこともあって、ある程度バランスよく食べないとまずいかなと不安なので、なんとか堪えて、野菜やらお豆腐やら納豆やらは揃えるようにしているのですが、つい先日本当に爆発して「一生カップ麺だけで生きていけたらいいのに!!」と思い詰めるに至りました。

しかし、そうしないで踏ん張っているのには理由があります。カップ麺を食べると、決まって体重が増えるのです。

カップ麺食べる時は、スープは飲まないようにしていますが、おそらくそれでも塩分摂取量が多くなって、体が浮腫んでいるのだと思うのです。それくらいカップ麺は塩分が多い。

先月の健康診断で、腎臓の数値も良くなかった私としては、それがわかっているのに、毎日カップ麺で生きていくのは無理だよね・・・と思うのです。

だけど、なんとか楽に食事を乗り切りたい。

もういっそのこと晩御飯食べるのやめようかと思ったりもしたのですが、そうするとたぶんお腹が空いてお菓子を食べると思うので、さらに健康に良くないかなと。


最近、冷凍弁当の宅配が結構あって、試してみたい気もしたのですが、どこも定期申し込みが基本で、まずいくつか試したいという私にはちょっと手が出ません。


外食すれば良いのでは?と言われそうですが、近所はカフェとか居酒屋が多く、普通にご飯が食べられる店が少ないですし、ちこちゃんのご飯をあげてからわざわざ出ていくのもめんどくさいし。

ウーバーは割高だし、これからしばらくはジリ貧必至の自営業者になるので、食事代はなるべく抑えたいですよね・・・

というわけで、楽に食べられて、健康に対する悪影響が少ない食べ物を探す日々です。


ちなみに、昨日と今日は少しやる気が出ていて、冷凍庫の在庫一掃のために食材に手を加える晩ごはんになっています。


近所にサイゼリヤとかガストとかホットモットとかできてくれるといいですな〜。


さて、本日はこの辺で。

来週あたりから、事務所開業に向けて本格的な動きが出てきます。

何か忘れそうでヒヤヒヤしていますが、落ち着いてこなしていきたいと思います。

ではでは。

2025年11月12日水曜日

理解者?の存在と障害年金とヘルプマーク

ただいま11月12日水曜日16時少し前。事務所にて勤務中です。

本日は午前中、開業の関係で弁護士会や銀行を行ったり来たりして若干疲れましたが、その後一見てんこ盛りに見えた仕事が割と早く終わったので、ABEMATVで相撲を見ながら、ブログを更新することにしました(NHKは17時まで国会中継中なのでABEMAで見るしかありません)。

本日も内容は3本立てなので、項目立てして書きたいと思います。


1 理解者?の存在について

私が現在勤務する法律事務所には、なんと顧問弁護士がいます。

法律事務所に顧問弁護士ってそりゃ何じゃ・・・と思う方もいると思いますが、最近たまに、スペシャリストな弁護士とか権威ある弁護士なんかを比較的若年層が多い法律事務所のご意見番に添えることがあったりして、うちの事務所にもそういう弁護士がいるということです。

私は、その顧問弁護士の先生は結構頼りにしていて、一昨年、事務所の業務の関係でとばっちり的に懲戒請求を受けた際にも対応してもらいましたし、事務所でパワハラ問題が生じた際にも(私じゃないよ)ご尽力いただきました。

辞めるに当たって、ちょっと挨拶くらいは必要だろうと思い、先日手土産を持って事務所を訪ねたわけです。

開口一番、その先生は「あそこの事務所は厳しいよね~」と言われました。

つまり、債権回収以外の主力業務がなく、弁護士は、電話対応の後始末とか、ちょびちょびっと契約書のチェックくらいしか仕事がない、それじゃやりにくいのは当然だと言ってくれたのです。

他の業務も取り入れていかないと弁護士は増えていかないということをこれまでにも東京の本部の方にアドバイスしているようですが、そこんとこが全然うまくいっていないという認識を持っていらっしゃいました。

私が「あそこは法律事務所じゃない。債権回収会社の下部組織だ」とかなりはっきり言ったことについても同意してくれました。

私は、自分が今の事務所に抱いていた違和感が自分だけのものではなかったことがわかり、かなりホッとしたのでした。

やっぱりね~、弁護士は、もらえるお金がいいだけじゃモチベーションにならないんですよね。

仕事にやりがいがあるかとか、面白いと思って仕事ができているかとか、そういうのすごく大事です。

その辺を放置して事務所を動かそうとしているのは、所詮、事務所の「所有者」が債権回収会社で、その人たちが「弁護士が本質的にどういう人間なのか」ということをわかってないからです。

居着いている弁護士は数人いますが、はっきり言えば、この事務所を出たら使い物にならない人たちなんだろうなと思います。債権回収以外にほぼできないわけですから。

自分は、そんな人たちと一緒になりたくないからいち早く出ることにしたわけです。

出た後は大変だろうと思うけど、やっぱり出ること自体は正しい選択だったんじゃないかなと思えています。


2 障害年金について

現在、かかりつけ医に障害者手帳の申請のための診断書を作成してもらっている最中ですが、それとは別に障害年金も申請したら?と公務員の友人に助言され、先日、障害年金専門の社労士事務所で相談を受けてきました。

すごく詳しく聞き取りをしてもらって、全部で1時間半以上話しました。

その上での結論ですが、現状では難しいだろうということでした。

一人暮らしで一応自立して生活することができているというのが大きな理由でした。

たとえば、家族が定期的にやってきて、食事の世話とかしてくれればよいのだけれど、障害があるとはいえ、一応自分で生活が回せてしまっているので、年金での支援の対象にはなりにくいということです(掃除も食事の支度もめんどくさくてたまりませんが)。

年金を受けるためには、福祉サービスを入れて食事を作りに来てもらうとか掃除をしに来てもらうとか、訪問看護サービスを受けたりするのがよいと言われました。

が、他人が家に入り込むことになるのでちょっとそれは・・・というと、自閉症スペクトラムの人はその辺りがやはり抵抗があることが多いと言われました。

で、一度申請が蹴られてしまうと、その後再申請しても、よほどの事情変更がないと通るのは難しいらしいということもわかりました。

話を聞いていると、今は申請しどきじゃないなと思いました。

将来的に、もっとメンタルを病んで本当に家事とかおぼつかなくなることが出てきて、福祉サービスを入れたりした場合に年金申請するのがいいかなと思いました。

・・・まあこういう状況になってしまったら、弁護士業がおぼつかないんじゃないかって気がしますけどね・・・

念のため自立支援医療の方も受けられるかどうか確認してみましたけど、こちらも全然無理そうでした。

まあ、手帳が取得できるだけで万々歳だろということなんでしょうね。それでよしとしたいと思います。


3 ヘルプマークについて

外から見て障害があるかどうかわからなくても、他人から配慮やサポートが必要な人がつけてよいとされているヘルプマーク。

人混みを歩くとちょっと恐怖心を抱くこともあるし、不安が大きいときには心あらずで歩いていることもあるので、自分も持った方がいいかなあとこの前から考えていました。

だけど、つけて歩くことに抵抗もありました。

今の職場の人の目にとまると、「○○先生なんか障害があるの?」という偏見を持たれそうですし、つけていることで嫌な目に遭うことがありそうな気がして。

ただ、手にしておきたいという気持ちもあり、昨日地下鉄の駅事務所にもらいに行きました。「もらえますか?」と駅員の人に尋ねると、あっさりもらえました。

手元に来たけれど、やはりつけるのには勇気がいる。そんな風に思って、私に障害年金を申請してみたら?と助言をくれた友人に「もらってきたけど、つけるかどうか悩んでる」とメールしました。

そうしたら、友人はこんな返事をくれました。

「自分は、手術した後、移動中にぶつかられたりしたら痛くて嫌だから、人混みに入るときとかラッシュの電車に乗るときにつけていた。いつもつけなくても持ち歩いておいて、調子悪いときにつければいいんじゃないか?」

なるほどね、と思いました。

劇的にメンタルが落ちてぼんやりしながら出歩いているときなんかにつけるといいかも。こういうときは、ぶつかったり転んだり危険がいっぱいなので、「この人危ないですよ~」という信号になるかもしれません。

今日から、小さなポーチに入れて持ち歩いていますが、それだけでもちょっと安心感があります。

おそらく1月か2月に障害者手帳がもらえると思うので、そうしたら、一緒にしておこうかなと思っています。


実は、発達障害のことについて語るだけのXアカウントを作りました。

そこで、発達障害や不安障害のことで辛く感じている気持ちを吐き出すことにしました。

別にフォロワーとか全然増えなくていいです。自分の吐き出し口を作ることが目的だから。

親も妹もほとんどの友達にもカミングアウトするつもりがないので。

Xに「障害者は孤独だ」と書いていた人がいたけれど、それは本当にそう思います。

無理するつもりはないし、無駄に頑張るつもりもないけれど、「ちょっと壊れている」健常者の仮面をかぶって生きてくことにするしかないかなあと感じています。


相撲も佳境に入ってきました。ではでは。




2025年11月9日日曜日

発達障害+開業準備でめっちゃ怒る+NHK杯フィギュア総括

 11月9日日曜日。大相撲九州場所初日です。今幕内力士の土俵入りの最中。

今年最後の場所なので、見る方もめちゃめちゃ気合入ります。我が推しの若元春は番付を2つ上げて前頭2枚目になりました。9勝くらいして、初場所は三役復帰してほしいものです。

さて、本日はちょっとてんこ盛りでお送りしたいので、珍しく見出しをつけて書いていきたいと思います。


1 発達障害について

前回も書きましたが、発達障害に起因すると思われる不安障害の症状が相変わらず悪く(その1つの理由に2に書く話が関わっているのですが)、先週メンタルクリニックを受診したときに「精神障害者手帳を申請できないか」と医師に相談したのでした。

自分の状態が悪いことと手帳の取得となんの関係があるの?と言われそうですが、自分としては「ここまで辛いのだから公的に障害があると認めてほしい」という気持ちがあったのと、開業後十分に働けるか若干心配になってきて、税金の控除とか可能なんであればできるようになりたいと思ったのが理由です。

お医者様は、私が手帳を申請できるかと聞いたところ、職業上不利に働かないか?と言いました。融資を受けようとしても、手帳があるだけで受けられないとか、審査がめちゃくちゃ厳しくなると聞いたことがあるのだそうです。

また、生命保険の加入なんかも影響が出るかもと言われました。

ぶっちゃけ自分の仕事のために融資を受けることは全く考えておらず、今更生命保険にも入らないので、その点は問題ないですと伝えました。

そうしたところ、じゃあ診断書書きましょうということになり、年明けに3級の手帳申請をすることにしました。

その話をメールで、中学時代の友人(市役所職員)に伝えたところ、「自立支援医療と年金も申請したほうがいい」と言われました。

稼ぐ力が(弁護士にしては)乏しいとはいえ、それなりに収入がある私が年金なんて申請できるのか?と思ったのですが、収入があるかどうかはあまり関係なく、可能性がないわけではないから、とりあえず申請してみるといいと言います。

ひょっとしてひょっとすると不安障害のせいで十分に働けない分の補填くらいにはなるのかもと思い、ダメ元で明日、障害年金申請専門の社労士さんに相談してみることにしました。

まあ、あまり期待はしていないです。

手帳が取れて、年金がもらえるようになったら、多少は気持ちが落ち着くのかな。

そうなるといいなと思っています。


2 開業準備でめっちゃ起こったこと

開業準備の方はぼちぼちという感じです。

というのも、電話番号が決まらんと、名刺も事務所印も作れないし、弁護士会に届け出ることもできない。

電話に関しては、以前にも話したと思うのですが、スマホで取れるIP電話にすることにして、なんとか業者を決めて申込みの手続きをしました。

その後の手続でつまずいて、すごーくイラッとなり不安になったわけです。

IP電話の事業者と番号の発番業者が異なり、事業者との契約のあと、発番業者との手続きに移りました。

所在確認をしたうえで本人確認郵便を送り、受取が確認できたあと発番すると言われたので、私は先々週の金曜日に速達で本人確認資料を送付しました。

業者は大阪でしたが、遅くとも連休明けの4日は届いているだろうと思っていました。

しかし、4日5日となんの連絡もなく、6日に「本人確認資料が届いていない」とメールが届いたのです。びっくりした私は電話をかけて、速達で送付済みであると伝えたところ、到着を見落としていたことが判明しました。その理由がひどくダサくて、私が申告していた新規開業事務所と封筒の事務所名が違ったので違う郵便だと思っていたと言われました。その口調は明らかに「そんな封筒で送ってきたあなたが悪い」とディスッている感じで、若干イラッとしましたが、その日のうちに本人受取限定郵便を発送すると言うので許してやったのでした。

担当者(結構若めのお姉ちゃん)は、「明日の夕方には届くので受け取ってほしい」とかなり自信ありげな口調で言いました。

いくらレターパックプラスを使うからと言って大阪を夕方出発する郵便が翌日夕方に札幌に届くか?と疑問を持ったので確認したのですが、「大丈夫です、届きます」と言う。

そのため私は、7日金曜日の夕方、早めに帰宅してレタパが届くのを待っていたのでした。

が、待てど暮らせど来ない。お問い合わせ番号で追跡しても、大阪の郵便局で受領した情報しか出てこない。

そうしたら、19時前にメールで「発送したのが遅かったので到着は明日以降になります。受取よろしくお願いします」という知らせが来たのです。あれだけ自信を持って「明日届く」と言っていたのに、謝罪も何もない。

さすがにブチ切れて、担当者本人に「仕事を切り上げて早く帰ってきたのに、それだけですか」と怒っていることを伝えるメールを送りました。

しかし、返信なし。おそらく明日以降に届くというメールを送っただけで退勤したのだろうと思いました。

腹の虫が収まらなかった私は、取引先にチクって上司に説教されたほうが効くだろうと思い、IP事業者の担当者さんに、ミスが連続しているので、あなたの方から正してほしいとメールしました。

そうしたら、その方からすぐに電話がかかっきて謝罪の上(この人が謝る必要はないのですが)、担当者の上司に伝えておくと言われました。ここまでの酷いミスは今までなかったとも言っていました。

私は、自分の言っていることが正当であるとわかり、ちょっとホッとしたのでした。

本人限定受取郵便は昨日届いたのですが、驚いたのは、宛名にまだ開業していない事務所の名前が書かれていたことでした・・・

本人確認書類は個人名だし、事務所は12月開業だと伝えているのに、何をアホなことをしているのか・・・宛名違いで届かなかったらどうするつもりだったんだと更に怒りが湧きました。

そこで、昨日、この点についても担当者本人に苦情を述べるメールを送ると同時に、IP事業者の担当さんにも「更にやらかしてくれたんでよろしく」とチクッておいたところです。

明日担当者はメールを見ることになり、上司からもお説教食らうと思いますが、いい気味です。番号さえ出してくれれば用はないので、明日早いところ対応してもらえればと思います。

ここまで、ミスが連続する社員てぶっちゃけ頭が悪すぎます。

うちの事務所にもいるけれど、相手のことを考えないで仕事をするとこういうことになるのだと思います。


3 NHK杯総括

ここまでが長くなってしまったので、総括は2点に絞りたいと思います。

まず、私が一番書きたいのは佐藤駿くんです。

中国大会でコーチが大絶叫する優勝を果たし、今回もかなり出来の良い滑りをしました。

フリーを見て、これはもしかすると鍵山くんを逆転するかもと思ったほどでした。

これまで私は、駿くんは「精度があまり高くない高難度ジャンプに頼る踊れない選手」と思っていて、高く評価していませんでした。

そして、今年のショートプログラムの「ラヴェンダーの咲く庭に」を見て、最初のうちは「踊れていないなあ」と思っていたのでした。

この曲は、日本人選手が結構使うもので、有名どころだと、若い頃の浅田真央ちゃん、宇野昌磨くん、町田樹くんが使っていましいた。

映画の主題歌なのですが、映画の筋は、海に打ち上げられた記憶喪失のヴァイオリニストを老姉妹が面倒見ているうちに片方が恋をする、しかし、ヴァイオリニストは恋人を作って去っていく・・・というドラマチックで切ない話です。曲は、この雰囲気をとても良く表しているものです。

過去にこの曲を踊った3人の中では、町田くんが一番ドラマチックな振り付けで、もう、踊ってるそばから薔薇の花がポンポン咲くんじゃないかと思えるような出来でした。私は、町田くんバージョンが一番好きでした。

宇野くんのも悪くはなくて、最後のスピンの時の腕の動きが萌えポイントでした(真央ちゃんのが一番特徴がなくイマイチでした)。

どうしても、この二人のと駿くんバージョンを比べてしまうので、当初は見劣りすると思っていたのですが、NHK杯で見ると、ちゃんと駿くんバージョンが完成しているように感じたのでした。

控えめな感情表現と品の良さが全面に出ていて、これはこれでありだなと思えました。

ついでにいうと、駿くんのフリーの「火の鳥」も町田くんと被っているのですが、こちらも町田くんのとは違う駿くんのものになっていました。

相当表現面を鍛えてきたのが伝わりました。

鍵山くんがわかりやすい演技をするので、どうしても演技構成点で負けてしまいますが、これ、グランプリファイナルとか全日本とか、ちょっと面白い勝負になるのではないかと期待しています。

駿くん頑張れ!!


2点目は、女子シングルの青木祐奈さんについてです。

坂本花織ちゃんとか中井亜美ちゃんなんかの影に隠れていますが、彼女の演技は唯一無二で誰にも真似できないなと思いました。

ショートはラテンで、フリーはラ・ラ・ランドと全然違う曲調でしたが、何を踊らせても品があって、手足がしなやかで本当に素敵です。

衣装もシンプルで色でメリハリを付けていて、とても良く似合っていました。

今回は得意のルッツループの連続ジャンプが決まらなくて、そこが惜しかったけど、私から見れば「ジャンプなんか飛べなくても全然いいです」と思わせてくれる選手です。その意味では、ジェイソン・ブラウンと同じ部類かなと思います。

1年1年引退するか続けるかということを考えながら、ここ最近は滑っているようですが、まだ23歳と(最近の傾向では)若いので、せめて来年もう1年続けて、四大陸選手権くらいには出てほしいなと思うのでした。

ついでに書くと、坂本花織はすごかった・・・更にうまくなっていてもう言うことありません。そして、樋口新葉ちゃんは足の状態からするとオリンピックはきついかもしれないけど、締めくくりの年を悔いなく滑ってほしいです。


さて大相撲初日も佳境となってまいりました。

本日はこの辺にしたいと思います。明日からまた仕事ですが、精神が安定するよう祈っています。

2025年11月3日月曜日

めっちゃ精神不安定な1週間でした+開業の準備状況

 11月3日文化の日。3連休最終日です。見るでもなく剣道の全日本選手権を見ております。


本題に入る前にちょっと書きたいことがありまして。

アメブロの方にも書いたのですが、この度、これまで愛用してきたレッツノートをChromebookにしてしまいました。

というのも2018年に買ったレッツノート、Windows10のサポートが終了してしまって、まだ動くのに仕事では使えなくなってしまいました。

あまりに好きすぎたPCだったので、遺物として放置しておくのは忍びなく、かといって買い取りに出すのも嫌だったので、思い切ってChromebookにしてしまったわけです。

完成までの過程で、いくつかつまずきはあったものの、私にしては順調にChromebook化できました。

使い始めてわかったのは、キーボードの配置がWindowsと若干違うことと、WindowsPCやiPadの感覚で打鍵すると、無駄に文字を打ったり、カーソルが全然違うところに飛んでいくことで、慣れるまでに少し時間がかかりそうです。


本日のブログも練習の意味でChromebookで書いておりますが、さっきからなかなかスムーズに行っておりません・・・


というわけで本題に入ります。

タイトルにもある通り、先週1週間は、めちゃくちゃ精神不安定でした。

いや、正確に言うと少し前から不安定ではあったのですが、先週になってそれがマックスになったというところでしょうか。

原因ははっきりしていて、「12月1日に無事に開業にこぎつけられるだろうか」ということが、もう不安で不安でしょうがなかったということなのです。


前回ブログで、電話とFAXが決まったという話をしました。

↓前回投稿はこちらから

ようやく電話とファックスが決まりました。


ですが、契約にこぎつけた電話の方をキャンセルすることになったのです。

というのも、仕事上、電話に出られないこともままあるので、我々の業界、ワンオペ事務所であれば電話代行会社と契約して、取れなかった電話を転送するのがマストなのですが、先に契約した電話会社のIP電話は転送機能がついていなかったのです。

これでは使えないということになり、契約をキャンセル。別な電話会社を探して、半ば見切り発車で契約しました。

が、電話番号の発行までに割と時間がかかるそうで、弁護士会への届け出までに間に合うか・・・という不安が生じてきました。

FAXの方は無事に契約も済んで番号も発行され、送信できることも確認したのですが、とにかく電話が決まらないのが結構不安で仕方がない(ちなみに我が業界は携帯番号では仕事ができない掟になっております)。

これにプラスして、昨日の日曜日に、事務所の家具類や複合機を買ってしまおうと考えていて、無印良品やヨドバシカメラを回ったのですが、狙いをつけていたものが全て漏れなく買えるか、配達してほしい日にきちんと配達してもらえるかということが、買い物が済むまで不安でたまりませんでした。


なんでこんなことで?と思われるかもしれませんが、そのとおりなのです。

こういう別に普通にやっていれば大丈夫そうなことに過剰に不安になるのは、一種の障害なのです。

札幌でしばらく通っていた心療内科では、私の病名は、若干軽めの「混合性不安抑うつ障害」とされましたが、東京で通っっていた病院ではそのものズバリの「不安障害」という病名が付けられていました。まさにここしばらくの私の症状は「不安障害」そのものなのでした。


実は土曜日がカウンセリングの日だったので、カウンセラーさんにこの話をしたのですが、「かなりきてますね〜」と言われたので、やっぱり「不安」の症状は結構重めと言えるのかと思います。ちなみに、不安障害は、ASD(自閉症スペクトラム障害)の二次障害としては定番なようです・・・


で、心情的に不安なだけならまだしも、これが体にきてしまっているから手に負えません。

先週はじめくらいまでは睡眠の質が激悪でした(今は、眠りの質を良くするとかいうサプリのおかげか若干改善)。さらに、胸のざわざわ感や就寝時のムズムズ足がひどく、デパスを飲む頻度がめっちゃ増えているのですよね。


昨日無事に家具類も複合機も買えて、希望日に配送してもらえることになったので、若干落ち着いたことは落ち着いたのですが、考えれば考えるほどやらなきゃいけないことが溢れ出てきて、「うーん、ちゃんとできるかな」という気持ちはなかなかなくなりません。

事務所印や名刺を作らなきゃいけない、封筒やファイル類などの消耗品もある程度揃えなきゃいけない、郵券も使い切りそうなので補充が必要だし・・・となって、ああ、ちゃんとできるんだろうか、間に合うんだろうかという気持ちは、いまだ消えないのです。


2014年に1回目の開業をしたときには、こんな不安感は全くありませんでした。脳天気だったとしか言いようがありません。まあ、でも初めての私がちゃんとできたんだから今回だってちゃんとできるはずであることは、冷静になって考えればわかるのですけどね・・・


ついでにちょっと頭が痛いのが、書籍類が買った書棚に全部収まるかということです。

収まらなければしばらく段ボールということになりますが、ぶっちゃけいらない本ばかりなので、売っぱらっちまってもいいかななんて思っているのですけどね。

この辺もちょっと考えなきゃいけないことのように思います。


おまけに(ほんとにおまけですが)、職場の事務局長さんから、こじんまりと一席もうけたいと言われ、断ることができなくて若干後悔しています。辞めるに当たってゆっくり食事したい人なんて、おそらく呼ばれるメンバーの中には誰もいないですし。

事務員さんの中で心情的に親しみを感じている人は何人かいるけれど、多分そういう人たちは呼ばれないのですよ。

おまけに、うちの事務局長は、お店のチョイスがイマイチで、この年になって「食えるか!!」って量の食事がついてくるところに連れて行かれるので、そういう意味でも憂鬱です。

ああ、嫌な人だって思われてもいいから断ればよかった・・・


「ASD」であることの辛さも、相変わらずのしかかり続けています。

現状が不安すぎることもそうだし、自分がすること考えること全てがASDに支配されていることが、なんというかしんどく感じられます。

ASDからはもう逃れることはできない、不安障害もあれもこれも全て一生ついてまわるんだよな・・・なんて考えてしまうのですよね。

結構しんどいです。


こんなにしんどいのだから、精神障害者手帳とか取得できないかなとか思うんですが、どうでしょうか。

今週の木曜日がメンタルクリニックの受診日なので、ちょっと聞いてこようかなとか思っています。

手帳が取れたからと言って、しんどさが解消できるわけでもないのでしょうけど。


とりあえず本日はこの辺にしたいと思います。

Chromebookは慣れるまでにホント時間がかかりそうです・・・

2025年10月27日月曜日

ようやく電話とファックスが決まりました。

 土曜日は仕事、昨日の日曜日は実家に行っており、更新が本日月曜日にずれてしまいました。

土日ともに気疲れする日だったので、今日は1日ゆっくり休みたいと思ったものの、新事務所の電話やファックスの申し込みをしておらず、それでてんてこ舞いになっておりました。

電話は普通にNTTの加入電話にすれば問題ないのかもしれませんが、前にも書いたように、事務所と自宅半々での業務になりそうですし、移動も少なくない。そこで、スマホで取れる電話の方が良く、インターネット電話の良い業者を探しておりました。

結果最安値ではないものの、そこそこお安いインターネット電話の会社と契約し、011の番号をもらえることになりました。

FAXの方はやはり色々検討したものの、以前使ったことがあり、勝手がわかっている会社のものを再度使うことにしました。

どちらも、今月中旬からは使えるようになるはずなので、名刺を作ったり、社判を作ったりするのにどうにか間に合いそうです。


で、忘れていたのが電話代行サービスへの申し込みなのでした。

1人事務所では、事務員を雇わない分、電話代行サービスに申し込むのがマストでして、それをどこにするのかちょっと悩ましいなあという感じです。

以前東京で事務所をやっていたときに使っていたところは、現在も同じ料金でサービスを提供しているようでした。

なかなか親切なところでもう一度お世話になりたいなとは思うものの、できればもう少し料金を抑えられないかという気もしています。

まあ、代行をどうするかは開業までに間に合えばいいので、もう少しゆっくり検討でも良いと思っています。

口座も開設したし、電話やファックスの問題も解決しました。

後は、今週末の3連休に家具の買い出しに行き、複合機を導入し、社判と名刺、挨拶状を作ればいいかなという感じなのですが、どれも色々めんどくさそうというのが正直なところです・・・


私は要領が悪いので(自分では悪いと思っているので)、こういうことを漏れなく開業までの間にできるかどうかがめっちゃ不安です。

ぶっちゃけ社判なんて開業初日に間に合わなくたって全然良いと思うのですが(最悪必要な時は手で書けば良い)、なんかねえ、完璧主義というか不安症というか、そういうのが災いして、「うまくできるかなどうかな」なんてめちゃくちゃ心配になるのですよね(これも発達障害の影響らしいが)。


まあ、私の知り合いで、開業時にパソコンと椅子しかなかったという人もいて、最終的にはどうにかなると思うので、あまり焦らずにやっていこうと思います。

11月は連休が2回あるし、もう事務所では戦力とみなされていないから、平日に休むこともまあまあできると思うので、なんとかなるでしょう・・・


開業の不安のせいなのか、自律神経の方がよろしくなく、先日なんぞ立っているのが大変なくらいの目眩を起こしました(これ前回書きましたかね)。

布団に入るたびにむずむず脚症候群や胸のざわざわとした気持ち悪さが出て、なかなか安眠できませんし・・・

前回開業時は今にして思うとめちゃくちゃ脳天気で、あんまり何も悩んでなかった気がします。

1回独立して怖さを知っているので、今めちゃくちゃ怖くなっているんでしょうね・・・


ああ、もう考えても仕方ないので今日はこの辺で終わります。まとまりのない投稿で申し訳ありませんでした。

ではでは。


2025年10月19日日曜日

発達障害が原因?健康診断でよくない結果と抑うつ気味の最近について

プロ野球のクライマックスシリーズ。セリーグはあっさり終わってしまいましたが、パリーグは日ハムが2連敗からの2連勝、今日も勝てそうで俄然面白くなってきました。

日ハムは地元のチームだし、私は下剋上が大好きなので、ぜひ日本シリーズに行ってほしいです。


さて、今週の月曜日に健康診断がありました。

杖をつきながら、ちょっと遠いところにある病院へ行って受けてきました。

そこで私は、ちょっとヒヤッとなる結果を突きつけられたのです。

健診の専門機関なので、血液検査の結果なんかはすぐに出て、最後にやるお医者様の問診で告げられます。

その血液検査がちょっとヤバかったのです。

まずコレステロール値。総コレステロールも中性脂肪も悪玉コレステロールも基準値越えで再検査になっていました。

さらにショックだったのが腎臓の数値。クレアチニンは元々高めだったのですが、今回はegfr という数値が基準値を下回っており(これは低いと良くない)、こちらも再検査になっていたのです。


私はネガティブ思考の人間なので、腎臓が悪い→このままいくと腎臓病→果ては人工透析というところまで一気に考えてしまい、気持ちがかなり落ち込みました(医者をやっている友人に聞いたところ、深刻な数値ではなかったらしく若干安心)。


その後、なんでこんなに急にコレステロール値や腎臓の数値がやばい域に行ってしまったのか考えたのですが、もうどうしようもないくらい明確な理由があったのでした。


まず、コレステロール値。

私は、この1ヶ月間、ローソンのスイーツ(特にゴディバコラボのドラもっち)にどハマりし、かなりの頻度で食べていたのでした。

骨折のために仕事を休んで家にいた4日間は、毎日のように食べていました。

さらに付け合わせはハーゲンダッツなどのアイスクリームだったのです。

そしてそして、健診の2日前には妹と美味しいパフェを食べに出掛けていました・・・

しかも、事務所でランチするときにはほぼ菓子パンだったり。

もうコレステロール値爆上げ祭りだったと言っても過言ではありません。


そして、腎臓の数値。明らかに塩分の取り過ぎでした。

というのも私はこの数ヶ月、ポテチとセブンイレブンのイカせんべいにはまり、ほぼ毎日のように食べていたのです。量としてはどちらも3日で1袋なくなるくらいだったので、まあまあな量を食べていたことになります。

イカせんべいの方はそれほどでもないにせよ、ポテチは塩分がガチで多い。そりゃ毎日食べてれば腎臓に影響もきますよね・・・

さらに、カップ麺や冷凍のピラフ、たこ焼きなどを食べる機会もまあまああったので、それも腎臓の数値に痛手を与えたと思います。


健診が終わって私は、これまでの食生活を猛省して、ここ数日は、ナッツとかブランとかの素材のものやソイジョイとかばかり食べているのですが(本日1週間ぶりにアイスクリーム食べた)、ふと気づいたのです。

こんな偏った食生活を疑問も持たずにやっていたのは、おそらく発達障害のせいに違いないと・・・


発達障害(ASD)の特性として、「こだわりが強い」というのがあります。今回の件は、もう明らかにこれが悪い方に作用したと言うしかないと思っています。

ローソンのスイーツがうまいとなると、可能な限りそれを食べることしか頭になくなりました。

疲れた時のポテチやイカせんべいは体に染みてうますぎて、仕事から帰った後、それを食べることで頭がいっぱいでした。

もうこれ、ASDのせい以外の何ものでもないのです・・・


で、先ほども書いたとおり、さすがにこのままではまずいので、私は「体に悪くないものを食べよう」と決めて、糖分・脂肪分や塩分が少ないおやつを食べるようにし始めたところなのです。ローソンには、そういったお菓子が豊富に売っているので、入手には困りません。

この数日感じているのは、体に良いおやつって腹にたまらないということです。

食べても食べてもお腹が満たされない・・・やっぱり糖質と塩分の力は偉大です。


ASDが自分の健康も脅かすかもと知って、ちょっとまいりました。結構ショックデカかったです。


そのせいなのかなんなのかわかりませんが、火曜日以降、メンタルや自律神経の方も不調に陥っています。

夜はよく眠れないし、木曜日は夕方まっすぐ立っているのが難しいくらいの目眩を起こしました。さすがに脳梗塞か何かではないかと不安になりましたが、その日の夜ベッドに入ると、ムズムズ足症候群の症状が出るわ、胸はざわついて気持ち悪いわで、自律神経が参っていることがわかりました。


野球や相撲のロンドン公演、フィギュアスケートのフランスグランプリの動画を見ている時は楽しいけれど、気持ちが晴れない日が続いています。


もしかすると、開業に向けてそろそろ準備が本格化するので、それでプレッシャー感じているのかも知れません。ちゃんとやっていけるかという不安はまだまだありますからね(最近まあまあ仕事は来るけれど)。開業にきちんとこぎつけられるかという不安もあるし。

そしてこういう不安でいっぱいになるのもまた発達障害のせいだったりするのです。


ああ、もう一体なんなんだろうな・・・と思いますが、とりあえず11月の中くらいに来そうな最終的な健康診断の結果を待つことにします。

さらにやばいことになっていませんように。


追伸

日ハム3連勝!!明日も勝って下剋上だ〜









2025年10月13日月曜日

発達障害であることを引きずり続ける私

 いつもより1日遅れ、月曜日の投稿です。

昨日は、妹と美味いパフェを食べに行き、ついでに開業後に使うプリンターを見たりしているうちに疲れてしまって、投稿できませんでした。


思い切って休みの日にえいやと外出しましたが、やっぱりちょっと怖かった。

周りのことを見ていない人が結構多い上に人が多くて、いつ足を踏まれるかと気が気ではありませんでした。

少なくとも左足に靴が履けるようになるまで、休みの日に街に出るのは控えた方がいいかもしれません・・・


さて、前回投稿で、発達障害の診断がおりたことについてご報告しました。

骨折しました+発達障害の診断が出ました


診断を告げられたその時は、なんとなくホッとした気がしたのですが、その後は、落ち込む気持ちの方が強くなりました。

なんというか、もう自分が発達障害であるということからは逃れられないのだなーという気もしているし、自分のやることなすこと全てが発達障害に支配されているような気もするし、これからも今までと同じように、違和感を抱えながら生きて行くことから逃れられないのかと思うと、苦しいような悲しいような気持ちになってしまったのです。

生まれてからこれまでずーっと発達障害で、人と軋轢を起こしたり嫌な思いをしてきたし、これからもずーっと発達障害で、やっぱり人と軋轢を起こしたり嫌な思いをしていくことになるのです。

1人でいるのが一番差し障りがないことも、他の人が夢中になるディズニーやら海外旅行やらに気持ちが向かないことも、推しがいても夢中で推し活できないことも、みんなみんなたぶん発達障害が原因なのです。

憧れがないわけではないのに、行動しようという気になれない。それが発達障害なのです。


発達障害じゃなければ、今の事務所に勤め続けることができたかもしれない。そうすれば、経済的な不安を抱えずに済んだかもしれない。

自分で自分を苦労させる選択をせざるを得ないのもまた、発達障害が原因なのです。


右を向いても発達障害だし、左を向いても発達障害だし。

そんなことを思うと、気持ちがどんどん下向きになってしまいました。


そのせいか、いつも良くない睡眠の質がさらに悪くなり、頻繁に目は覚めるし、寝ている時も変な夢を見る日々が1週間ほど続いています(余談ですが、発達障害は睡眠障害を併発しがちだそうです。私は子供の頃から寝つきが悪く、早朝に目が覚めるたちでした。これもやはり発達障害が原因だったのです)。


暇がある時は発達障害(特にASD)のことに関する動画を探して、そして脱線して下らない動画ばかり見ている始末です。


今日なんとか、仕事関係で見ておきたい動画を見ることができたけど、それとて2倍速でその間他の動画に気が散る始末(これもまた発達障害っぽい。興味がないことに集中できないという)。


ASDに関する動画をどうして探しているのか、自分でもわからないのですよね。

たぶん、自分が今感じている辛さや下を向く気持ちを言い当てているものを探しているのではないかと思うんだけど、そうそう都合よく見つかるものでもなく。


私の知人に1人、発達障害の方がいて、その人は大学の先生をしているのですが、やはり時折精神的にすごく辛い状況になるようです。すごく抽象的な感覚ではあるのだけれど、それちょっとわかる気がするなと思ったりしています。


だからと言って、診断を受けない方が良かったかというとそういうふうには思っていません。

やっぱり自分のことは知っておきたかったし、知れたということはとても大きかったと思う。

ただ、診断が出る前の自分は、診断が出たらそれでスッキリして、開き直れるようになんとなく考えている節がありました。

が、考えてみれば、自分は全く楽天的な性格ではなく、むしろ突き詰めて落ち込む方で、診断が出たら見事にその方向にハマってしまったのでした。


まあ、悩みたいだけ悩むしかないかなと思います。

悩んでも答えが出る問題でないことはわかりきっているので、そうであれば、悩むのやめたら?とか言われるかもしれない。

しかし、それをやめられないのもたぶん発達障害なのです。


自分の場合は、クヨクヨクヨクヨしているうちに、悩むのに飽きてやめてしまうので、もうクヨクヨする自分にとことん付き合うしかないかなあと思っています。


発達障害の辛さは、発達障害じゃない人(というかその自覚がない人)にはわからないので、普段「辛いよねー」みたいに気軽に言い合える人がいないのが一番しんどいかも知れませんね・・・先の大学の先生も毎日絡んでるわけでもないので。


まあ、元々普段は1人で過ごしてきた人間で、脳内であれこれ考えて自己完結してきたので、なんとかやれるかなー・・・と思うことにして、今日は終わりにしたいと思います。
















2025年10月5日日曜日

骨折しました+発達障害の診断が出ました

 10月最初の日曜日。

本当は本日は、「発達障害の診断が出ました」というタイトルだけでお届けするつもりでした。が、タイトルにもありますとおり、私、骨折してしまいましたので、まずはその点についてのご報告から始めたいと思います。


思えばもう1週間経ったのですが、9月29日月曜日のこと。

この日、私は、オンライン会議の後にタマゴヘビのハルさんを動物病院に連れて行く予定があって、事務所から自宅に一旦戻ろうとしていました。

自宅の最寄りの地下鉄の駅階段を登ろうとした時、蹴つまずきました。そして次の瞬間、左足の親指に激痛が走ったのです。どうやら強打したようでした。

自宅に戻り、靴下を脱いで足を見たところ、親指はすでに腫れていて、曲がらなくなっていました。これは骨が折れているかも・・・と思い、私は会議に出るのをやめて、急いで整形外科に行きました。

レントゲンを撮ったところ、案の定骨にヒビが入っておりました。

その日以来、親指を固定するプレート入りのサポーターを巻いて生活をしております。

本当は少しの間(特に骨折初期は)休んだ方が良かったようですが、どうしても休めない用事が入っていて、先週は1日を除いてほぼ出勤。足は見事に腫れ上がり、どこが痛いのかもうわからない状態になりました。

一昨日あたりから腫れが治ってきて、患部の痛みだけが残るようになっています。

明日から4日間は仕事を休んで、ちょっと安静にしていようと思っています(10日にまた、どうしても出なければならない仕事がある)。

あちゃーと思いましたが、真冬じゃなくて良かった、かつ11月に入ってからじゃなくて良かったと思っています。

真冬は雪と氷で路面状況が悪いので、出歩くことが本当に難しくなりますし、11月は開業目前で色々やるべきことが出てくるので、ちょっと大変だったかなと。

1ヶ月くらいで骨はついて、1ヶ月半から2ヶ月くらいで完治らしいので、本当にセーフでした。

私は、しょっちゅう色んなところにぶつかるのですが、ちょっと気をつけねばならないと思いました・・・


さて、本題です。

10月2日の午後、9月初めにやった心理検査・知能検査の結果と発達障害かどうかの診断を聞きにメンタルクリニックに行きました。


まず、心理士さんから心理検査・知能検査の結果が告げられたのですが、知能検査では「知覚統合」という分野が弱かったようです。

検査をした後のブログにも書いたと思うのですが、絵の中の間違いを探すテストが半分くらいできませんでした。おそらくそれが原因だと思うのですが、「イラストなんかの抽象的な、どうとでも取れるような感じのものに弱い」ということを指摘されました。

そして、具体的なシチュエーションに基づいて、どう発言するかというテストでは回答が一般的なものからずれていたようで、「他人も責めないけど、自分の責任も認めていない。ただ解決しようとしている」と判断されたようでした(職業病のような気がする・・・私たち、誰かを責めたところでなんの解決にもならないので)。

心理士さんとの面談を終えて少し待った後、お医者様の診断でした。

お医者様からは「まあやはり、自閉スペクトラム症(ASD)ですねえ」と言われ、不注意や衝動性なども認められることから「ADHDも合併している」と伝えられました。もっとも程度としては軽度であるとのことです。

お医者様の話で印象的だったのは、「(ジェスチャーも交えて)閉じられている傾向が強いので、1対1の会話なら問題ないと思うのですが、大勢の人と交わらなきゃいけないというのは苦手なのかなと思います。なんで、仕事自体は問題なくこなせるのかなと思うのですが」ということでした。

まさにドンピシャ、そのとおりでした。

前にも書いたことがあると思うのですが、私は、ひとつの話題を囲めるくらいの人数(2、3人からせいぜい4、5人)までの飲み会や食事会なら大丈夫なものの、大人数の宴会なんかは非常に苦手なタチで、いつもどう立ち回ればいいのかわからなくなる傾向にあるのです・・・

弁護士という仕事は、基本的に依頼者1人(場合によっては複数のこともありますが)と対話できればいいので、そういう意味では問題なくやれるということなのですよね。


診断がおりて、ちょっとホッとした気持ちになりました。

これまで抱えてきた、「どこに行っても自分だけがずれている感覚」とか「得意なことと苦手なことの差が激しすぎる」「ケアレスミスが多い」ということの原因がわかったので。

なんだ、しかたなじゃないと思えるようになりました。

と、同時に、なんとなく「ASD、ADHDと診断されたこと」を引きずる感覚もありました。

その正体が何かわからなくて、この数日間考えていたのですが、おそらく「どう頑張っても自分には超えられない壁がある」ということを突きつけられたことに対する無力感なのではないかと思います。

努力しても、靴下を綺麗に収納できない。

努力しても、きっちりお金の管理はできない。

努力しても、ケアレスミスはなくならない。

診断がされた日は、そういうことを突きつけられた日でもありました。

完璧主義者の私としては、どう頑張っても克服できないことがあるということが、ちょっと悲しいというか寂しいというか、そういうことなのかもしれません。


ちょうど昨日がカウンセリングの日だったので、カウンセラーに「診断がついた」と報告したところ、「良かったですね」と言われました。

私が、(昨日の段階ではまだ自分の気持ちを分析しきれていなくて)「自分で自分にレッテル貼りしているような気がする」「(同業の友達と私の間には)歴然とした壁があるような気がする」などと言ったところ、カウンセラーはこんな話をしました。


おそらく弁護士の中には、発達障害の人が比較的多いんじゃないだろうか。「受験勉強」という辛い時期を過ごした後で再度またそこに相当程度の時間を割こうと考える人たちは、やっぱり普通の人たちと違う。友達も案外そうかもしれませんよ。

発達障害はおそらく全体の15から10%くらいいると思う。


前者の話については、確かにと思うところはありました。

弁護士は、自分でいうのもアレですが、「変な人」が多い職業で(変な人でもやっていける職業です)、その「変な人」の正体が発達障害であると言えるんじゃないかと感じられるのです。ぶっちゃけ、私の周りの数人が「絶対そう」と噂されていたりもするので、少なくとも、同業者と私の間に「壁」を感じる必要はないのかもしれません。

それから発達障害の人の割合についてですが、これはあくまで、カウンセラーの体感だと思われ、だとすると正しいのかな、なんて思っちゃいました。

全日本人の5分の1くらいが発達障害なら(軽重あれ)、それってもう障害って言わないんじゃ・・・という気もしたりします。


ASDにある「想像力の欠如」というのが何を指すのかということも初めてわかりました。

私が以前開業した時に「周りで独立してやっている友達のちゃんとやれているところしか見ていなかった」という話をした時に、「そういう話はまさにASDっぽい。想像力に欠けてますよね」と言われたのです。

ああ、こういう部分が「想像力の欠如」というのか、とわかりました。

加えて、「独立したとしてその先どうしたいか」と問われて、私は答えられませんでした。

「自分とちこちゃんとハルさんが食べて行くくらいの生活が続けられればいい」ということしか言えませんでした。

こういう将来の展望を描けてないところも「想像力の欠如」にあたり、ASDの特徴なのだそうです。


案外、ASDやADHDの影響って、広範囲なのかもしれないなと思います。

本当に独立してやっていける?とちょっと不安になったのでした・・・


まあでも、発達障害があってもここまでなんとかこんとか生きてきた自分のことは褒めてあげたいかなと思います。

もうちょっと「頑張っている自分(のつもり)」を労ってあげてもいいかなあという気がします。

ああしなきゃダメ、こうしなきゃダメと自分をがんじがらめにしないで、もう少しゆったり生きていってもいいのかもしれませんね。


Xのプロフィールには、ASD、ADHDがあることは書き加えましたが、リアルの生活で公にするかどうかはまだ決めていません。

したければするし、したくなければしないし。

ただ、自分のことを快く思っていない人間かつ発達障害を理解していない人間にあれこれ言われるのも嫌なので、あんまり大ぴらにはしないかなと今のところは思ってますが。


ということで、こんな私ですが、これからもよろしくお願いいたします。

ではでは。








2025年9月28日日曜日

仕事は増やさねばならぬが「選びたい」と思った一件

本日大相撲9月場所千秋楽。

久しぶりに横綱同士の優勝争いとなっております。

横綱になってからピリッとしなかった豊昇龍に私としては勝たせてあげたいです。

本割と優勝決定戦の2回、大の里に勝たないといけませんけどね・・・

推しの若元春は昨日勝ち越しを決めましたが、今日の対戦相手がなんと安青錦・・・

8勝7敗で終わるのと9勝6敗で終わるのとでは、番付が全然違ってきます。嗚呼どうなることやら・・・


さて、前回投稿で、タマゴヘビのハルさんを毎月病院に連れて行くことになったので、稼がないとあかんみたいな話をいたしました。

*前回の投稿は以下からどうぞ?*

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/09/Kaseganebaandsekairikujo.html


ライターの仕事を見つけたらとりあえず応募し、いわゆる「事件」関係も積極的に受けていかなきゃいけないだろうなと思っていました。

ライターの方は、先週、クラウドソーシングサイト経由で、トントンと2つばかり仕事が決まりました。

それとビズリーチで応募した仕事があり、兼業OKで採用してもらえればとりあえず安泰だなと思いました(未知数ですが)。


そう思っていたところ、受任していた離婚事件で、どうしようもない事態が発生し、即時辞任する事態となりました。


どういう事案かというと・・・

夫名義のローンが組んである家に妻と子供が暮らし、夫は実家で暮らす形で別居している夫婦がいました。その妻の方から協議離婚の依頼がありました。


夫の方は、そもそもあまり離婚に乗り気な感じではなく、私が代理人として介入する前には、「離婚しない」と妻に告げていた程でした。そして、仮に離婚する場合には自宅は売却するとも言っていました。


妻の方は「子供のために」という理由をつけて、自宅に住み続けたい、そのために離婚後も夫にはローンを払い続けてもらいたいと言っていました。


こういうパターンの離婚はまあまああるのですが(最近増えている感じがする)、私としては、「お勧めしない」と伝えることがほとんどです。

というのも、夫にしてみれば、「自分が住まない家」のローンを払うことに対するモチベーションはないわけで、よほど子煩悩でなければ途中で払うのをやめてしまったり、売却してしまったりするパターンが少なくないのです。

妻側にそれなりの収入があって、ローンの借り換えができるパターンであれば問題ないですが、そうでない限りは、ある日突然住まいを失うリスクがあって、弁護士的にはお勧めできないわけです。

この妻に対しても私はその点を話したのですが、そうしたところ、妻は割とあっさり「近くの市営住宅に申し込んで、当選したら引っ越す」と言い出しました。


で、割とすぐに抽選に通ったのですが、入居条件が「離婚成立」だったので、私は夫の代理人に「協議離婚に応じてもらえないか」と打診したのです。

そうしたところ、自宅を早期に売却したい夫は、渋々協議離婚に応じたのでした。

離婚成立を優先させたので、養育費や財産分与はこれから交渉することになっていました。

で、打診をしようとしたところ、離婚が成立した翌日に、妻から私に信じられない内容のメールが来ました。


「内見してきたら狭くてカビ臭かったので、市営住宅はキャンセルします。やっぱり今の家に子供が大きくなるまで住みたいです。」


はあ?と思いました。自分の言ってることがどういうことか、この人わかっているのか?。

この申し出は、そもそも離婚にあまり前向きでなかった夫に対して「自宅売却」という人参をぶら下げて協議離婚に応じさせたのを、足元からひっくり返すことになります。いわば「騙し討ち」になるわけです。

そして、私は、「もしかしてこの女、最初から自宅に居残るつもりで、市営住宅の件を利用したのでは」とも思ったのでした。


「家を出て行くので離婚してください」と夫の代理人と交渉してきた私としては、こんな裏切り行為をできるはずもなく、私は妻に「信頼関係を今後保つことができないので、本日限りで辞任します」と伝えました。

妻は、びっくりして引き留めるかと思いましたが、あっさり「おせ話になりました」と返信してきました。覚悟の上か、あるいはやはり「最初からの目的を達した」かと思いました。

このやりとりがあったのが金曜日の夜だったので、明日一番で夫の代理人に辞任の連絡をする必要があります。


なお、詐欺による離婚は取り消しの対象になります。

夫側から離婚取り消しの調停を起こされたり、建物明渡の訴訟を起こされるリスクがありますが、私には知ったこっちゃありません。


この件で私は「だから離婚は嫌なんだよ」と思いました。


私は家事調停官という仕事をしていたこともあるし、元々離婚関係の事件が多かったこともあって、離婚事件は得意分野ではあります。

が、離婚事件というのは、夫婦間のドロドロした問題に足を突っ込む分、事案によっては、ストレスマックスになることも少なくありません。相手のキャラクターによっては、私自身が嫌がらせの標的になることもあります。実際なったこともありました。


今回のように、依頼者に「とんだ裏切り行為」をされたのは2度目ですが、えてして離婚という問題に直面する人間(妻も夫も)は、常識的な落とし所を考える視点がなくなる傾向にあり(元々ない人も少なくないですが)、とんでもないことをやってくれたりするわけです。

で、それをカバーするには、我々限界があるんですよね・・・


今回の「バカ妻」の件は、私に「離婚事件の嫌なところ」を思いっきり想起させました。

で、占い師さんに言われた「バカが嫌い」という言葉も思い出しました。

離婚事件をがっつりやるということは、こういうバカとまあまあな頻度で付き合っていかなきゃいけないということです。

できるだけ避けたいな〜と思いました。


「バカ」との遭遇って、本当にどういうタイミングで来るかわからないのです。

受刑者だからといってバカとは限りません。ちゃんと話ができて、しっかりした仕事ができるケースもあります。

職業にも関わりません。先日相談に来た元証券会社の社員とかいう女性は、自分の金と家族の金の区別もできず、てめえの借金を家族のカードで借りたお金で支払いまくって、家族に1000万円近い借金を負わせていました。それで「ちゃんと払えている」とほざきやがりました(もちろん、「それは払えているとは言わない」とはっきり告げました)。

「バカ」かどうかって、学歴とか職業とかとあまり相関関係がありません。どれだけ地に足をつけて冷静に自分や自分の周囲のことを見られるかということだと思います。


「事件」をやるにしても、「バカ」とガップリ四つに組まなくて良い事件を増やした方が良さそうです。

相続放棄とか、債務整理とか、裁判所から選任してもらう相続財産清算人とか・・・

事件の受け方も追々考えていきたいと思います。


さて、久しぶりに暴言を吐いたところで今日は終わりにしたいと思います。

もうすぐ横綱戦です。ちなみに若元春は安青錦に勝ちました!!嬉しい!!9勝6敗!!

もしかしてもしかすると来場所は小結くらいにはなれるかもしれない・・・


ではでは。










2025年9月21日日曜日

一生懸命稼がねばならない事態が発生+ちょっとだけ世界陸上

本日は、札幌大荒れの天気予報でしたが、朝から晴れております。

どうやら低気圧は夜中に抜けたようで何よりですが、北海道の一部地域では暴風になっているようです。まあ、北海道はもともと全般的に風が強い地域なので、別に問題ないですが・・・


さて、独立開業まであと2ヶ月ちょっとと迫ってきた私ですが、ここに来て「ちゃんと稼がないとあかんやん」という事態が勃発しました。

それは、我が家にいるタマゴヘビのハルさんのこと。


こちらのブログには書いていなかったと思うので、少し説明します。

タマゴヘビとは、卵(現地ではフィンチの卵。飼育下ではうずらの卵)しか食べない小型のヘビで、トーゴあたりに生息しています。

私は爬虫類が好きで、特にヘビが好きだったのですが、普通ヘビのご飯はマウスやラットで、ハムスター大好きの私としてはそれが耐えられず、卵を食べるタマゴヘビをお迎えしたのです。

昨年の6月のことでした。

神経質な個体が多く、なかなかご飯を食べないこともある・・・ということは事前情報で知っていたのですが、ハルさんはもう何をしても食べない。

温めても、卵を割って黄身の匂いをさせても、卵の殻に黄身を塗っても食べない。

で、そうこうしているうちに1年3ヶ月が経ってしまいました(こんなに食べなくても生きてるヘビって生き物がすごい)。


先日、朝、ケージの中の水入れを見たところ、真っ青な排泄物と思しきものが落ちていて、焦って、ハルさんを動物病院に連れて行きました。

そうしたところ、真っ青な排泄物と思しきものについては、見当がつかないものの、元気なので病気ではなさそう、ただし痩せてきているので、強制的に食べさせないとダメかもねということになりました。


タマゴヘビは本当に小さいヘビで、体の太さなんて、直径1センチちょっとくらい。

これに強制給餌するということは、カテーテルを口に入れなければなりません。無器用な私には到底無理と思われ、病院にお願いすることに。

そこで昨日、私は卵とハルさんを持参して病院に行き、獣医さんに強制給餌してもらったのでした。

私が嫌いらしく?近づくとたまーに威嚇するハルさんが、獣医さんの手の中ではとてもおとなしく、暴れもせずに卵液を飲んだのでした。

獣医さんのプロの技を見た気がしました。私にもできなくはないだろうけど、きっとあんなにうまくはできなくて、ハルさんにストレスをかけるだろうなと思いました。

で、今栄養が不足している状況なので、このまま家で何も食べなければ、また1ヶ月後に卵持ってくるようにと言われました。

そしてお会計なのですが、8000円ちょっとでした。

ヘビはたぶんペット保険はなく、これから月イチで卵飲ませに病院に行くとなると、毎月8000円ちょっとの出費が確定することになるわけです。

我が家は、ちこちゃんもお腹に疾患を抱えており、病院代に漢方代で月1万円くらいかかってる。さらにご飯やおやつも安くて成分がよくないものはアウトなので、数千円単位でお金がかかってる。猫砂も3500円程度かかる。

つまりつまり、超ざっくり計算して、ちこちゃんとハルさんの養育費?で月2万円から2万5000円くらいはかかることになったわけです。

昨日ハルさんの病院からの帰りに、タクシーの中でざっくり計算して(そうタクシー代も加算されるのだ)身が引き締まってしまって、「なんとなるだろなんてのんびりしてられんぞ」と思ったのでした。

最近、自分自身の出費については抑え気味で、朝出勤前にカフェに寄っていたのをやめたり(寄っても頭痛は治らんし)、無駄にお金を使うのは心情的になんとなくやめるようになってきていました。今月に関しては、それで1万円から2万円は出費が抑えられている気がします。

その努力を無にするかもしれん今回の事態・・・

もちろん家計の見直しはさらにするとして、冗談じゃなく、もうちょっと稼げるようにしないとあかんのやないかと危機感を覚えたのでありました。

開業準備を進めながら、仕事拡大に勤しむ必要がありそうです・・・


でも、以前みてもらった占い師さん、こういうことも含めて「今後10年くらいは大丈夫」と言ってくれたのかもしれません。頑張る要素が出てくるので頑張れるでしょっていうことなのかもしれんと。

ハルさんの件で、できる努力はなんでもしようと思ったのでありました。


さて、話は変わって世界陸上。

本日最終日で、日本男子チームは、4✖️100メートルリレー決勝に臨むこととなります。

昨日の予選では、1走の小池くんから2走の柳田くんへのバトンパスにミスがあって(柳田くんが握り損ねた)、それでタイムロスしました。結果なんとか3着には入りましたが、決勝は、バトンパスはもっとギリギリのタイミングを狙ってすることになるので、どうなるかなあと思っています。

6年ぶりのメダルとか言われているけど、難しいんじゃないですかね。

今は他の国もバトンパスを綿密にやるようになってきているので、アメリカ・ジャマイカだけ見ていてはダメだと思います。

で、今回の世界陸上総括すると、日本にとってはとても良い大会になったのではないかなと思います。もちろん、「地の利」もあったと思いますが、競歩でメダルを2つとって、他に入賞した選手が何人かいて、さらに、予選突破した選手も結構いましたので。

個人的に良かったなと思うのは、女子の競技力が少しずつ上がってきたことです。

女子の200メートルで井戸アビゲイル風果が準決勝に行ったり、100mハードルでは2人も準決勝に進んだり。出場種目も少し増えました。マラソンでも入賞しましたしねえ。

今まで、日本女子の陸上選手って「世界はない」って感じでしたけど、少なくとも、世界の舞台に出ていっても恥ずかしくない人が増えてきたのは、大きな成果ではないかと思います。

入賞した選手のうち、2人は、黒人とのミックスの人で、これを揶揄する人もいるのですが、そういう輩ってホントバカじゃないかと思う。

彼らは「日本代表」という看板を背負って戦って、「日本の国」のことを思って戦ってくれたわけで、国籍も日本。それ以上に何が必要というのだと思います。

織田裕二が村竹ラシッドくんの決勝レースの後に「日本人だね」みたいなコメントをしていて、ちょっと良かったなあとか思いました。


そもそも、「固有の日本人」なんていなくて、遠い祖先の中には大陸から渡ってきた人も多く、みんなどこかでいろんな血が混ざり合っているわけですよ。

そんな歴史も知らずに「固有の日本人」とかほざく連中に一発二発お見舞いしたい気持ちにもなる世界陸上でした。


個人的には、泉谷駿介くんのレースが残念でたまらなかったのと、中島佑気ジョセフくんの笑顔にやられた感じでした。


さて、大相撲中日も佳境に入ってきました。ということで本日はこの辺で。






2025年9月16日火曜日

友人の気持ちが若くて?すごいなーと思った件

 9月16日火曜日。

昨日までの三連休は、13、14日がさっぽろレインボープライドに弁護士会として参加、昨日の15日は友人とエスコンに日ハム戦観戦ということで、ちっとも休めなかったハヤシです。

そのため本日までお休みして4連休ということにしました。

来週の連休の谷間の22日月曜日、当初は出る予定でしたが、開業のために家具を見に行きたいので、お休みすることに。

事務所サイドの動きからすると、すでに戦力外になっている模様なので、まあ休みたい時に休んで良いかと思っています。


さて、先ほども書いたとおり、昨日は友人と日ハム戦を観戦しに行きました。

この友人は、高校時代からの仲良しです。数年前から日ハムにハマり、今やエスコンのシーズンチケットを買って、エスコンでの試合は昨シーズンも今シーズンも皆勤賞で見に行っているという人。

一昨年だったか、ほとんど恋だろうと思うほどにとあるピッチャー(それもメジャーではない感じの人)にどハマりし、その人が出ると思しきイベントにも行きまくり、ユニフォームを作り、登板したら動画を撮りまくるなどなどの推し活ぶりは目を見張るものがありました。

ただ、その人が今年の初のキャンプでサインを求めた際に、インスタのコメント返しにChatGPTを使っているという話をされてから、急速に熱が冷め始めてしまったようで・・・

今シーズンは途中から二軍落ちしてしまったようですが、さほど気にする風でもなく・・・

一方、今は今シーズン急成長してきた別のピッチャーにちょいと入れ込んでいるようで、楽天にもビジュアルが好きな選手がいるとかで写真を見せてくれて、とても嬉しそうにしていたのでした。

それを見ていて、私は気持ちが若いなーと思ったのでした。

そりゃ私も一応女性で異性愛者らしいので、「この人はカッコ良いなあ」と思ったりすることはあるし、若元春という推しもいます(ちなみに若元春は見た目も割と好きです)。

しかし、なんというか、「きゃー」とか言って、グッズをかき集めたり、若元春を見るために両国国技館に通い詰めたり、巡業の追っかけをしたりするわけではありません。

せいぜい年1回の札幌巡業を見に行くくらい。それも2日あるうちの1日しか行きません。

彼女の「かっこいい若手選手」にかける意気込みは、ティーンの女の子を彷彿とさせて、「気が若い!!」としみじみ思うのです。

まあでも旧ジャニーズ(特に嵐とか)のファンは50代60代も多いというし、そういう意味では、彼女は「乙女なおばさん」なのかもしれません。が、そういう「乙女」な部分が私にはもはやなくて、なんというかその迫力に会うたびに気圧される感じがするのです。


私にそういう「乙女な時代」があったか遡ってみると、あったのでした。


それは小学校低学年から高学年にかけてのこと。

私が一番最初に好きになった芸能人は、川崎麻世でした。

川崎麻世は当時バリバリのアイドルで、ちょっとミステリアスな顔立ちに、長ーい手足を操って歌い踊っていたのでした。

その姿が私にはとても美しく見えて、母親にねだってブロマイドを買ってもらったのでした(懐かしい響き・・・)。

その後好きになったのは神田正輝。「太陽にほえろ!」で医学部卒のドック刑事役で出ていた彼がとても素敵だなと思っていて、彼の姿を保管したい一心で、「太陽にほえろ」の写真集を買ったりしていたのでした。

ジャニーズ系のアイドルにはあまり興味がなく、どちらかというとシブ好みで、それ以外には、「必殺仕事人」に出ていた三田村邦彦が素敵だと思ったりしたこともあったのでした。

あ〜、あと高校生の頃は、大江千里が好きで、レコード(懐かしい)を買ったりレンタルしたりして聞いていましたね・・・


その後もその時その時で好きだなあ、素敵だなあと思う芸能人(ほとんどはミュージシャンか俳優)がいたりしたのですが、ライブに1、2度行ったりするくらいで、本格的な追っかけみたいなのはしたことがありません。

そういう意味では、「乙女」な自分が全開だったのは小学生の頃で、その後どんどん希薄化していったような気がしないでもありません。


友達の彼女は、日ハムにハマる前は、韓流ドラマにハマっていてハングル検定も何級か取得したはずですが(字幕なしでドラマを見るため)、最近韓流の方はトンとご無沙汰で、日ハムと楽天にぞっこんです。

もしかするとそこの選手って、彼女にとっては、かつてのAKBみたいな「会いに行けるアイドル」なのかもしれんなあと思います。

それに彼女は自身も夫も医者なので、追っかけするだけの財力もあるわけで。2人の子供も家を出たし。そういう意味では、今が一番、推し活しやすい環境なのかもしれませんね。


そういう「夢中になれる何か」を見つけられない自分は、はたまたエネルギー不足なのか、それともリア充なのか?

社会の動きは私が良いと考えるのとは反対の方向にどんどん向かっているし、独立開業を控えて、不安な気持ちも強い。

でも、ちこちゃんが家にいる毎日は、忙しいなりに楽しくて、今日なんて、隣で昼寝しているととても幸せな気持ちに包まれたりするのです。


そうか。私が推し活に興味ないのは、いつでも現実の世界が大事だからなのかもしれないな、などと思ったりするのでした。








2025年9月7日日曜日

発達障害の検査受けてきました+昨日のカウンセリングについて

 先程までオリックスvs日ハム戦を見ておりました。

10ゲーム以上離している下位のオリックスに、日ハムまさかの3連敗。ますますリーグ優勝が遠のきます・・・


さて、前回予告していたとおり、今週木曜日にクリニックで発達障害の検査を受けてきました。

ちらっと見るとWAIS-Ⅲという確か以前もやった検査だったような気がしましたが、今回やったものはちょっと違っていました。

おそらくはきちんと「発達障害」を見るための検査がチョイスされていたのではないかと思います。

検査内容は多岐に渡っていて、最初は絵の間違い探し、その後、言葉の意味説明とか、絵と同じ柄になるようにサイコロを並べていくとか、心理士の先生が言う数個の数字やひらがなと数字の組み合わせを順番通り、あるいは逆に言っていくとか、そういった問題を1時間半の中でやっていきました。


のっけから、「う、わからん」とつまづきました。

絵の間違い探しなのですが、半分くらいからあとは、絵の中のどこにどんな間違いがあるのかさっぱりわからなくなり、「わかりません」を連発しました。

2枚並べて違うところを探すタイプならそこそこいけるのですが、1枚だけのものはまるでダメという感じでした。

あと、数個の数字やひらがなの組み合わせを暗唱していくのも、桁数が多くなっていくと全然ダメでした。


さらに自己嫌悪に陥ったのが知識問題。「枕草子の作者は」と聞かれて「紫式部」と答えてしまいました。答えながら「違うやろ」と思ってましたが、清少納言という言葉が頭に浮かんでこず・・・

結果は1ヶ月後です。自分では、「できたものとできなかったものがはっきりしている」という感触ですが、さて、どうなりますやら・・・


そして、昨日は2ヶ月近くぶりのカウンセリングでした。

昨日は、まず冒頭、心理士の先生に、事務所を辞めて開業することになったことを報告しました。

先生は、ちょっとびっくりしていて、「トラウマは克服できたんですか?」と聞いてきました。

*私のトラウマについてはこちらをどうぞ

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/07/Daijinadekigoto.html


トラウマは克服できてないないけど、ああならないようにしないと思っている、また、今回は前回と違ってライターの仕事があって、それで固定費くらいはなんとかなりそうなので・・・という話をしました。

そこから少し仕事の話になりました。

その心理士の先生は、普段はNPOの仕事をしているのですが、その仕事が、発達障害を患って困っている学生さんの支援なのだそうです。

最近、私立大学なんかは、誰でも入れる時代になっているので、小中高でろくに宿題も出せなかった発達障害の子が入学してしまい、課題のレポートを1個も出せずに退学処分になり、奨学金を返せない状態に陥っている子が結構いるのだそう。

さらに、障害者枠であれば就職できそうなのに、親が障害があると認めてくれず、健常者枠での就職をしようと頑張って、結果どこにも就職できず、やはり奨学金が返せないという子もいるんだとか。

そういう子に対して福祉的な支援をしているのだそうですが、やはり「返せなくなった奨学金」という負債の処理は法律家に頼らざるを得ない(破産ですね)。

で、知り合いの弁護士にお願いすることもあるのですが、その弁護士が、貧困者から高いお金を取らない(で、弁護士を搾取するわけですが)法テラスという機関と契約していないため、そういう学生さんたちをお願いできないことがあるそうなのです。

心理士の先生の表情は(マスクしてましたが)あからさまに「あなた法テラスと契約してない?」と言っており、私は思わず、「そういう困っている人を助けるのはお手のもの」と血が騒いでしまって、「契約してますよ。困ったら連絡ください」と言ってしまったのでした・・・

しかも、これ全くの善意ではなく、心の中で「ちったあ収入の足しになるやろ」とか思ってしまったのも事実です。


前回開業時の反省として、法テラス案件が多い離婚と刑事事件がメインになってしまったということが挙げられるので、法テラス案件ほぼ確実な学生の破産案件なんて、何を考えているんだオイと思われてしまいそうですが、安定的に収入があるのがライターだけの現在においては、少しでも収入になりそうなものは、手元に引き寄せておきたいのです。


それに、こういうのを断らずに手元においておけば、他の案件も来るかもしれませんからね・・・

と、少し打算的になってしまった私でした。


そして、半分くらい仕事の話をした昨日、相談料は通常通り請求されるのだろうかと途中から気になっていたのですが、しっかり請求されたのでした。

こういう強さが自営業者には必要ということも、また学んだ昨日のカウンセリングだったのでした。


来週は3連休ですが、土曜日曜が札幌レインボープライドに駆り出され(弁護士会のお仕事)、月曜日は日ハム戦だったりするので、更新は仕事を休む火曜日になりそうです。

ちょっと間が空いてしまいますが、お待ちいただけますと嬉しいです。


ではでは。


2025年8月31日日曜日

独立に向けて今悩んでいることと最近変えた生活習慣

 8月最後の日で日曜日。

テレビでは日ハムvs楽天が入っていて、今延長11回裏めちゃくちゃ盛り上がってます。

表に楽天にホームランが出て、日ハム絶対絶命です。さてどうなりますやら。(負けた・・・)


さて、独立に向けての動きですが、今週はあまり進みませんでした。

開業は12月なので、今からガンガンに進める必要もないのですが、ちょっと自分の中では、もどかしい気持ちになりつつあります。

少し難しい話になりますが、自宅と事務所半々になりそうなので、事務所の電話は固定電話にはせず、クラウドPBXというサービスを使って、スマホを固定電話的に使おうと思っています。

そういうサービスを提供している会社1社から無料お試し期間で今使わせてもらっているのですが、ちょっと難しすぎて候補から落ちそう。

ですが、今のところ残っている候補の方は、導入に3万円くらいお金がかかってしまうので、ちょっと迷うなあという感じです。

これに加え、パソコンをどうするか、今使っているパソコンを家と事務所両方で使うか、それとも、以前買っておいた中古パソコンを事務所用にするか、でもそうすると、仕事用のファイルを保管しているDropBoxをこれまでの無料プランから有料プランに上げないといけない・・・などと、細かい部分で色々悩みが深かったりするのですよね。

まあ、こういうことは近くなってくれば、エイヤで決まると思うので、今散々悩んでおいてもいいかなと思っています。


それよりも、入居を申し込んだ事務所の方で、契約の手続きがストップしていて、あれどうしたかなとちょっと不安になっています。

まあ、あちらも貸すのは11月からだし、あまり急がなくてもいいかと思っているだけかもしれませんが・・・

前回投稿で話していた独立に向けての不安は、若干解消されました。

*前回の記事はこちらから

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/08/Dokuritsunufuangamasu.html

というのも、今月のライティングの副業収入を計算したところ、まだ十分な金額ではありませんが、順調に伸びてはいるのです。

独立まであと数ヶ月。もう少し頑張って伸ばしていけば、ある程度いけそうな気がしてきました。


さて、ブログ後半戦。最近変えた生活習慣についてです。

それはズバリ、「早寝」です。

「早寝」と言っても、9時とか10時とかに寝ているわけではありません。

なにしろ、ちこちゃんの最後のご飯が夜の10時半ですから。

でも、11時には寝るようにしました。

ここ最近は就寝時間が11時半くらいだったので、30分くらいしか変わっていないのですが、この30分、結構でかいなと思っています。


YouTubeやTikTokなどの動画をダラダラ見るのをやめて、布団に入るようになったら、意外にスッと寝れたりします。

夜中目が覚める回数も少なくなって、実はまあまあ安眠できているという。

しかも、夜から朝にかけての体重の減りも大きくて、ダイエットにも良さそうな感じがしています。


これで夜の睡眠時間は7時間近く確保できるようになったわけですが、なぜか、朝結構眠気が残っているのが難点です。

これまでより睡眠時間多くしているはずなのになぜ眠いのか?

そのため、仕事に行く気持ちも失せがちで、やる気が出なくてなかなか困っていたりします。


でもじゃあ、早寝習慣やめようかというと、そういうふうには思っていなくて、可能な限り続けていこうかなと思っています。

単純に考えて、7時間くらい寝るというのは、おそらく体にとっては良いことだと思うので。

こんなに早く寝るようになったのって、高校生以降初めてではないかと思います。

心なしか肌艶の感じも良さげだし、このまま健康的な生活を続けていきます。


というわけで、本日はこの辺で。

今週の金曜日は、いよいよ発達障害の検査。結果はブログで報告します。







2025年8月24日日曜日

独立への不安感増し増しな1週間

 8月24日日曜日、16時20分。

テレビでは、日ハムvsソフトバンクのパリーグ天王山が入っています。

3連戦中2戦を日ハムが取って、本日3戦目。8回表中ですが、現在どちらも特典が入っておらず、緊張感あるゲームが続いています。


今週は週末に向けて結構散々な感じで、金曜日の朝、突然左足の土踏まずに激痛が走りました。忘れた頃にたまになる足底筋膜炎だと思うのですが、扁平足ゆえなりやすいようで、足を引きずりながら出勤しました。

加えて、この日、数日前から熱発していた母がコロナに感染していたことがわかりました。

関節リウマチのため免疫抑制剤を服用している母は、感染症になりやすいようで、昨年の今時期は確か耐性菌による肺炎になっていたはず。

コロナも私とは違って重くて、昨日は9度6分まで熱が出たようです。

一瞬死にやしないかと焦りましたが、微熱くらいに落ち着いたようで、ほっと一安心しています。


さて、今の事務所に耐えかねて独立することを決めた私ですが、ここに来て、「本当に1人でやっていけるか?」とかなり不安になっています。

理由として挙げられるのが、結構自分の生活的にお金がかかっているなあというのがわかって来たのと、あとは、事務所経費が当時の想定に比べて案外かかるのではないかという感じだからです。

まず、自分の生活なのですが、占い師さんにも言われた通り「金がかかる」感じだなと思いました。

ちこちゃんの食事や薬代、プラス光熱費にかかるのは仕方ないとはいえ、自分の普段の食生活も結構金かけてるよな、私、と気がついたのであります。

というか、15本で4000円近くするようなブルーボトルコーヒーのインスタント買っちゃダメだろうとか、おやつにクリームチーズ毎日食っちゃいかんだろうとか、もう少し普段の生活で色々詰められるんじゃないのかな、でも詰めると気持ちにゆとりもなくなるし、詰めたところでどれくらいの違いになるんだろうとか思うわけです。

医療保険なんかはかなり安いものに切り替え済みですし、あと削るとしたら、スマホ代やWi-Fi代かなと思っています。

Wi-Fiがつながりにくいおかげで(WiMAX全然繋がらない)、スマホのギガ数を結構食ってしまうので、そこは不経済かなと思うのですが、Wi-Fiを別な会社に変えるって結構賭けだったりしてよくわからないなという気がしています。

ただ、このままでは良くない気がするので、ここは見直しポイントだと思います。


事務所経費の方も意外にかかりそうだなと思ったのが、やはり電話などの通信の関係です。


事務所と自宅が半々になりそうなので、通常の電話回線は引かずに、スマホで取れるインターネット電話にインターネットファックスを導入しようと思っています。

事務員を雇わないので、電話番をどうするかと問題もあって、そこで悩んでいます。

電話代行とセットのインターネット電話のサービスがあることを1人事務所をやっている知人に聞いたのですが、それを入れると、想定よりも通信代が数千円上がることになります。

事務所家賃も想定より1万円程度高くなってしまったので、それ以外の費用はなるべく抑えたい。

ただ、電話代行サービスというのは、以前1人事務所をやっていた時に入れていたので知っているのですが、本当に便利で、自分が電話に出られなくてもしっかりと用件を聞いてこちらに伝達してもらえるので、入れておきたいサービスでもあるのですよね。


で、こうやって考えていくと、どんどん事務所経費が嵩んでいく気がして、それらを自分ちゃんと回していけるのかしらとかなり不安になってきているわけなのですよ・・・


それもこれも、そもそも実店舗を持たねばならんという業界ルールが一番の根っこになってしまっているせいですが・・・


どれだけのランニングコストがかかるのかということを一度時間をとってしっかり計算しないといけないかもしれません。

私はこの辺りがどんぶり勘定で(たぶん発達障害のせい?)、そこで前回失敗しているような気もするので・・・また二の舞になるのではないかと、めちゃくちゃ心配しています。


リベシティの両学長が言っていましたけれど、やっぱり簿記の勉強をサッとしておいた方がいいかなあ・・・経費感を自分の中にどう植え付けるかが、今回の独立で成功するかどうかの鍵のような気がしています。


ここまで不安になって、じゃあ、もう一度お願いして事務所に残してもらうことにするか・・・というとそういう気持ちはやはり湧いてこないのですよね。


というのも、先日、とある研修のためにちょっと外に出る機会があって、その時に、12月に移転する事務所のビルを目にしたのですが・・・

はっきり言って、「え〜、ここに移るのか〜」という感じでした。

確かにビル自体は新しくて、1階にはおしゃれローソンが入っているのですが、ビル自体がちょっと通りから奥まっていて、全体の雰囲気が若干暗い。

おまけにロケーションが、すすきのの端っこで、周りはいっぱい飲み屋的な飲食店ばかり。

法律事務所の移転先としてどうなんすかね?という感じでした。


まあ、グループ企業丸ごと移るので、「法律事務所の場所としてどうか」なんて視点は全然ないわけなんですが。


そんなある意味「雰囲気良くないところ」に自分も一緒に移るという実感はまるでないので、やっぱり、今の事務所と私の縁というのはここまでなんだなと思うのですが。


うーん、めちゃくちゃ不安。


まあでも不安不安言ってないで、不安を少しでも軽減できるように、できるだけのことをやります。


日ハムvsソフトバンクは、9回表で未だゼロゲームです。

ソフトバンクが2塁に走者を進めました。はてさて、どうなるか。


ではでは。

2025年8月16日土曜日

ライティングの仕事を増やそうと思っています

 今週も土曜日の投稿です。

前回投稿でも言いましたが、明日の日曜日は大相撲札幌巡業を見に行く予定なのです。

昨年は照ノ富士がまだ横綱で、巡業は不参加でしたが、今回は2横綱揃っての巡業になりそうなので、ちょっと楽しみだったりします。


さて、事務所物件が決まった先週。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/08/blog-post.html


荷物の搬入の都合で11月から使わせてもらうので家賃も11月から発生だよなと思っていたら、なんと11月の家賃は無料にしてもらえました。

なんて良心的なレンタルオフィスなのでしょう・・・


事務所で使う家具類は、本当にお安いもので良いと思っていて、これまで無印良品とニトリを見ていたのですが、駅に近い方にオフィス家具のアウトレットがあるようなので、近いうちに見てこようと思っています。


あとはプリンターを用意すればとりあえず足りるかなと思います。

自宅が近いので、あまり大仰なものは必要ないと思いますし、今回は開業費用の目標予算は50万円です。これくらいの範囲で収まれば良いのですが。


今大切なことは、独立時の収入の当てを少しでも増やしておくことだと思っています。

今しっかり収入の当てをつけておけば、独立後に預貯金が減る幅を少しでも解消することができるだろうと。

弁護士会の法律相談に入れる枠は、年度初めに決まってしまっていて、枠が空いた場合には取ることもできるけれども、倍率も高いため、そちらの方を当てにすることはできません。


結局、ライターの仕事を増やせるだけ増やすほうが収入としては確実だろうと思い、多少単価が下がっても仕方がないので、いろんなところに応募しまくりました。

自分は、法律ライターだけでは需要が少ないと思ったので、ペットライターの方も色々応募しました。

法律以外で書けるネタと言ったら私の場合ペットですからね・・・一応資格も持っているし、マサムネやちこちゃんを飼うにあたって本を読んで勉強したし、飼った上で学んだこともたくさんありますから。

で、ペットライターの仕事も探すことにしたわけです。

そうしたところ、ペットライター含め、いくつかのサイトからお声がかかり、来週それらのオンライン面談をすることになりました。

良い話ばかりが出て来るわけではないと思いますが、仕事を掴むためにしっかり面談に臨もうと思っています。


既存の顧客先にも独立のことは伝えていて、仕事が途切れないように持っていきたいと思っています。

1個切れてしまったところはありますが、まあそれは仕方ありません。

ライターの世界って、突然仕事が来なくなったりすることもあるみたいなので(過去にも連絡なしで切られたことあり)、やはり仕事をくれる先をたくさん抱えておくことは非常に大事だなと実感しています。


ただ、ペットライターも法律ライターも、あまり頻繁に応募が出てくる感じではないんですよね・・・なので、毎日スキマ時間に仕事を探す癖がついてしまいました。


並行して、やらなければならないのが、弁護士会の研修参加だったりします。

今どこもそうですが、弁護士会が主催する法律相談の枠を取るためには、決められた研修を受ける必要があります。

札幌はその義務が結構きつい感じで、どの分野も研修の受講義務があるし、2年に1度受けないと名簿から漏れてしまうことになります。

なので、2年に1回は、やろうと思っている法律相談に対応する研修を受ける必要があります。

最近までそのことをすっかり忘れていて、今年研修受けないと、再来年法律相談の枠には入れなくなりそうなものがあったので、そちらの研修を受ける手配をしたところです。


発達障害のせいか、こういうのを忘れずにきちんと押さえておくのが苦手な私は、以前開業した時も「弁護士会からもらう仕事」にあぶれてうまく浮かなかったという反省があります。

同じミスを犯さないようにするためにも、こういうにも取りこぼさないようにしないといけません(この辺りはちょっとストレス)。


今の事務所に行くのもあと数ヶ月だから、それほど苦じゃなく行けるかなと思ったら大間違いでした。

以前にもまして行きたくない。

昨日の金曜日なんぞ、全然起き上がれなくて、9時過ぎまで寝てしまいました(区役所に行く用事があったので、遅刻は連絡済み)。

毎朝カロナールを飲んで頭痛をおさめてから出勤するのもお約束です。

きっと、実際に事務所を辞めるまで、体調不良からは抜け出せないのだろうなと思います。


レンタルオフィスの契約書を再来週あたりに提出するくらいで(妹に連帯保証人をお願いする)、当面は、取り立てて移籍に向けてやることもありません。動きが本格化するのは10月に入ってからかなと思います。

それまでは、ちょこちょこ仕事とって、独立後にできるだけ困らないようにやっていきたいです。


ではでは。

2025年8月9日土曜日

独立開業に向けての動きとちょっとだけ発達障害について

 珍しく土曜日に更新しています。

というのも、明日の日曜日は、我が妹と美味いパフェを食べにいくことになっておりまして。

今週の火水あたりに風邪っぽい症状が出て喉が痛いなあと思っていたら、木曜日から咳が出るようになりました。かかりつけの呼吸器科で咳止めの粉薬と吸入を出してもらいましたが、吸入は、副作用の手の震えが早々に出て服用中止。

いつも効いている粉薬は効きが悪く、咳はイマイチ良くなっていません。

そんなわけで本日は、明日に向けて静養の1日だったりします。


さて、前回投稿で、独立開業することにしたとお伝えしました。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/08/Dokuritsusurukotoninarimashita.html


こちらに書いてあるとおり、中小企業診断士に話を聞きに行ったり、起業支援をしている方にオンラインでお話を聞いたりしましたが、どちらも全然ダメでした。

後者は特にダメで、YouTubeでかなり良いことを言っていて、無料でオンラインでアドバイスしますと言われたのですが、もう最初から大してやる気がない感じでした。

インスタで集客したらどうですか〜、あ、これじゃバズりませんね、と言って終わり。

じゃあ、バズるためにはどうすれば良いかというアドバイスは一切ありませんでした。

1時間の予定と言われていたのに20分で終了。最後にセミナーやるので来てねえと言っていたので、その宣伝が目的だったのかもしれません。

ちょっとむかつきました。

が、先日、Xで集客するためにやるべきことを教えますと言われて、少しお金を払ってココナラでアドバイスをもらったものの、言っていることが分かりにくいわ、全部実践するの無理だわ、で、諦めたとこともありまして。

SNS副業の支援なんてこの程度のものかなという結論になりました。


そのあとふと、ライター職って、インスタ集客向かないんじゃないかと思い、誰が見てくれているかもわからない垢は消してしまおうと、集客向けに解説していたインスタアカウントは2つとも消してしまいました。

ついでに、ライター色を打ち出していたXアカウントも消して、一旦消した匿名アカウントを復活させ、実名アカウントとして再始動することにしました。

こちらで集客するのは難しいかもしれませんが、たまにライター募集案件なんかが流れてくることもあるようなので、そういったものを見逃さないように、ライターの人やライター募集かけてくる企業なんかをフォローしたりしています。


ライターの仕事をとるアテが今のところ、クラウドワークスとランサーズが中心で、ちょっと心許ないのが現状です。

また、1社、ネタ切れしたのか、声がここ数ヶ月掛からなくなった会社もあり、誰かが言ってた「ライター職は不安定」という言葉は結構当てはまるなあと実感しています。


なので、貪欲に仕事をとりにいく必要があるなと痛感しています。しばらくは、クラウドワークスとランサーズに、これからもお世話になると思っています。


仕事があるはずだった木曜日、その仕事がキャンセルになって1日空いたので、夏休みをもらい、私はコホコホ咳をしながら(もちろんマスクしていました)、レンタルオフィス巡りをしていました。

3件ほど回りましたが、最終的には、自宅に程近く一番料金がお手頃だったところに決めたのでした。

想定より広い部屋で、できれば、ちょっと狭くてもいいから、もう1万円くらい安い方がよかったのですが・・・最近札幌、地価が上がっているので、ここは私の見通しが甘かったとしか言いようがありません。

でも、水道光熱費が別に掛からない分、前回独立した時から見れば、おそらく通算で月2万円くらいは事務所経費は安くなるはずなので、まあいいかと思っています。

ここに決めたのは、自宅の3件隣で、行き来するのにすごく楽ということと、士業御用達のようで、10部屋のうち3部屋が同業の人が入っていることが大きな理由でした。

それと、今入居申し込みをしても、家賃は11月から払ってくれればいいということだったので、それも大きな理由でした。

事務所決まったので、中の家具類を選ばないといけませんが、無印とかニトリとかの安いラインで間に合わせるつもりです。

弁護士会への異動届はギリギリでいいですが、確か会費を引落とすための口座は地元の銀行で作る必要があったので、暇暇見て作りに行かないといけません(まあ、これもギリギリでいいと思いますが)。

電話は、回線は引かず、03プラスとかネット電話にしようと思ってますし、ファックスもe-faxで済ませようと思っています。紙代も大きな経費になるのでなるべく削減しようと思います。

でもこれも、11月になってからやればいいことかなと思います。

せっせと仕事を取ることを心がけていくのが当面やるべきことでしょうか。

地道にコツコツ頑張ろうと思います。


さて、話題を変えて、発達障害についてです。

先週火曜日が通院日でした。この日は、先日実家に行った時に母に幼少期のことを思い出してもらいながら作った問診票を提出するのと、薬をもらうのがメインで、診察自体は早めに終わるかなと思っていました。

が、問診票を見ながら、子供の頃について結構詳しめのインタビューがありました。

主に子供の頃の出来事についてのインタビューだったのですが、話しているうちに、色んなエピソードを思い出し、それをそのまま伝えてきました。

伝えてきたエピソードは、こんな感じです。

・2歳の時と3歳の時に骨折している。どちらも、ちょっと高いところから飛び降りて手を変についたのが原因。

・2歳の時にドブに落ちている。

・5歳の時に円形脱毛症になっている(幼稚園の先生が嫌いでストレスがかかったらしい)。

・5歳の時に窓の外に落ちた粘土を拾おうと身を乗り出して落ち、鼻を壁に擦り付けた。

・小学校1年生の時の最初のテストが100点中20点だった。

・小学生の時に、学校にランドセルやカーディガンを忘れて帰ってきたことがある(しかもランドセルは2回)。

・小学生の時に沼にハマったことがある。

・中学生の時、最初のテストの順位が138人中98番だった。

今思い返すと、伝え忘れてきたエピソードがいくつかありますが(小学校1年生の時に、水道の蛇口を閉めようとしたのに逆に回してしまい、辺りを水浸しにしたとか、中学生の時にバスに乗る時に足を滑らせて、右足の脛を階段にしこたまぶつけて、結構な怪我をしたとか)、一連のエピソードを聞いたお医者様は、「色々不注意だった点が見られますね・・・」と呟いたのでした。


話してみてちょっと思ったのですが・・・私は、自分では、ASD(自閉症スペクトラム)傾向だと思っていましたし、オンラインで診察を受けた際にも「軽度のASD」と言われたのですが、案外、ADHD(注意欠如・多動性障害)傾向かも知れません。

もっとも多動性はないと思うのですが(どちらかというと普段はボーッとしている)。


9月の初めに午前いっぱい使って検査があるので、その際におおよその結果がわかるかなと思っています。


さて、本日はこんなところで。早いところ咳が治ってほしいです。

来週は日曜日に大相撲札幌場所を見にいくので、やはり土曜日更新になりそうです。

ではでは。







2025年8月3日日曜日

結論:事務所を辞めて独立することになりました

本日はいきなり本題に入ることにいたしましょう。

つい1週間前の今日、私は、「事務所辞めたい!!でも今は辞められない!!」などと悶々と悩んでおりました。

*前回の投稿はこちらから

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/07/Yametainosonosakini.html


その日1日悩みすぎて、頭がパンクして心も落ち着かなくなり、翌日は冷静に仕事ができるような状態ではありませんでした(やっぱり発達っぽい?)。

そこで、体調不良を理由に仕事を休み、自宅で、「独立するために何を身につければいいか」をひたすら悶々悶々と考え込んでおりました。

どこがどうして頭が飛んだのか「占いができる弁護士」だったら売れるかもしれないなどと思い立ち、数秘術の勉強をしようかなんて、意味のわからないことを考えるまでになっていました。


前日の日曜日、前回投稿をした後に、「そうだ、一度運気をみてもらおう」と思いたち、大通りの近くにある占いサロンを夕方予約していました。

悩み疲れた私は化粧して着替えて、占いサロンに出かけたのでありました。


待っていたのは、40代くらいの女性の占い師。四柱推命で占ってくださいました。事前にLINEで、生年月日と出生地、本日聞きたいことの概要はお伝えしていました。

占いが始まって、自分が弁護士であること、独立したいけれどかくかくしかじかこういう理由で、独立しても良いものかどうか悩んでいることなどを伝えました。

そうしたところ、出てきた答えは、以下のようなものでした。


ハヤシさんは、めちゃめちゃ頭がいい。

で、バカが嫌い。それが顔に出るので、接客業が向いていない。

ライターとかは向いているので、バンバンやればいい。

昨年から10年間はとても運気が良い状態で、その間は、やっていけるでしょう。

ただ、初めから大きくやろうとしないこと。

SNSのバズり運はないので期待しないこと。


「バカが嫌い」と言われたときには、あまりに図星すぎて笑ってしまいました。

確かに私、割と顔には出るタイプなので、事務所で、バカ事務員らがバカな対応したら、めっちゃムッとした対応しているだろうなということは想像に難くありませんでした。

そして、相談者についても、(数は少ないけれど)想像を超えるバカが来たときには、おそらく顔に出ているのではないかと思われました。数年前に一度、あまりにバカなことを言い出した相談者に、色々聞き返していたところ、ブチ切れられて帰られたことがあったりしたので・・・


ただまあ、向こう10年なんとかやれそうというのは嬉しい言葉でした。

こういうのは当たるも八卦当たらずも八卦ですが、少なくとも「今運気激悪です」というときに独立するのは回避した方がいいだろうと思うので、「悪くない」ということを知れたのは、ひとつ自分への後押しとなりました。

疲れていた頭が少しリフレッシュされて、私は占い館を後にして、帰宅したのでした。


用心深い?私は、ChatGPTくんにも、独立運を占ってもらったのでした。結論は、占いサロンとほぼ同じでした。


私は思いました。

以前と違って今は、ライターの収入がいくらかあって、最低限の経費はそれで賄えるであろう。あとは、なんとか頑張って、何某かの仕事を取れれば、やっていけるのではないか。

思い切って、もう1度自分でやってみようと思いました。そう思ったのは、たぶん7月29日か30日のことでした(この辺り、色々考えすぎて頭がはち切れそうになっていて、時系列での記憶が曖昧だったりします)。


まず、親に報告。

翌日、4月に入所した(おっさんだけど)新人弁護士にまず報告。引き継ぎはちゃんとするし、今一緒にやっている事件ももちろん最後まで一緒にやると告げました。今後も相談に乗って欲しいと言われたので、それももちろんOKしました。

そして翌々日、7月31日に事務所内の回覧機能を使って、代表と統括事務局長に、退職の意思を伝えました。

ガンガン慰留されるかと思っていたのですが、そんな感じではありませんでした。

ちょっとがっかりした感じで、「やっぱり、うちの事務所の仕事、嫌でしたかね〜」などと言われました。

それを聞いて、もしかしたら、私が事務所に愛がないことがバレていたかなという気もしましたし、代表自体が、事務所に誇りを持てていないのかなという気もしたのでした(もしそうであれば、他の人が誇りを持てるわけがない)。


地味にですが、事務所開設のための動きは初めております。開設のために必要な物事のチェックリストはすでに作りました。

事務所は今回は、レンタルオフィスにするつもりです。

節約するならバーチャルオフィスでは?と思われた方もいるかも知れませんが、我が業界は、法律で実店舗を持たねばならないことが定められており、バーチャルは許されないのです。


もちろん自宅事務所でもいいのですが、いざという時の相談スペースが設けられないし、住所が公開されてしまうので、防犯上のリスクも大きい。

というわけで、低コストで事務所が出せるレンタルオフィスを選ぶことにしました。

最近は札幌もレンタルオフィスが増えているようで、選ぶのには困らないかな・・・と思っています。

事務所名については、経営が軌道に乗らなかった前回の名前は使いたくありませんでした。

そしてここでも運勢を意識して、GPTくんに姓名判断してもらったところ、苗字平仮名が一番良さそうだったので、それでいこうかなと思っています。


あとは、金をどう稼いでいくか。

今顧問先とかもない状況ですし、弁護士会が主催する法律相談の登録もあまりしていないので、そちらからの収入はあまり見込めない。

そこで、副業的な何かで稼げないかと、YouTubeなんかで情報収集したのですが、これと言ってフィットするものがありません・・・

でも、この点については「ああ、そういうことか」ということが、つい昨日ありました。


副業や事業、投資や家計の見直しで「小金持ち」を目指すオンラインサロンの「リベシティ」というのを知っている人もいると思うのですが、主催者の「両学長」という人の動画をYouTubeで見ていました。

私は、この人の言っていることが基本的に正しいと思っていて、動画を見つけては、いつもちょこちょこと見ておりました。


昨日見た動画では、「やりたいことがない」という人でも、それは、日常に追われて、心の奥底にしまわれているだけではないかという問いかけがありました。

それを見て、私は、ハッとなりました。


私は、「書くこと」で生きてきたいのだな、と気づいたのです。

これまで、「生きていけるならどんな副業でもいい」と思っていました。お金がなかなか入らなくなる状況が、老後を控えて怖かったからです。

しかし、「物書き」になることは、私のもうひとつの夢でした。

小学校5年生の時に、向田邦子の作品に出会い、言葉というのはなんでも表現できるんだということを知り、物書きになることに憧れを抱き始めました。

一方で、弁護士になりたいという夢も芽生え始めました。

一時期、両方の夢に向かって活動していた時期もありましたが、私は、「二兎を追うものは一兎も得ず」と思い、より確実性が高い司法試験合格を目指し、物書きへの夢は封印して生きてきました。

弁護士になってからは、そちらの仕事で手いっぱいで、物書きの夢を本格的に追う余裕はありませんでした。

時系列を追って作成する(🟰ある意味ストーリー仕立てになる)訴状を作成したり、たまにウェブ記事を書かせてもらったりして、「書くこともできているし」と自分を納得させていたのでした。


昨年の1月頃から、あまりに事務所の仕事が暇なので、本格的にお金をもらって法律ライター業を始めて、「私にも書けることがある」ということに気づきました。

月に60本くらい書ければ、なんとか生きてはいけるのに・・・という思いがありました。

が、そう簡単に月60本という数の依頼を得ることができていませんでした。

なので、「副業として割り切るしかないか」と心のどこかで思っていたけれど、そうではなかったのです。

自分の本音は「書くこと」を本業として生きていきたいということだったのだなと、ようやく気づけたのでありました。


もちろん、前回投稿に書いたような「困った人を助けたい」という気持ちはあります。ですが、それは自分の主力業務ではなく、あくまでボランティア的なものに過ぎないのだろうと考えるに至りました。無理のない範囲でこれからも続けていきたいです。


先月のカウンセリングの際に、先生が聞きたかったこともこういうことなのでしょう。

自分の内側から出てくる「やりたいこと」って何?

封印してきた本音がようやく出てきたことが、私としては喜ばしいのでした。


ただ、一方で、「じゃ、書くことでどうやって収益上げていくの?」というのが、今の課題です。

開業まで、あと4ヶ月弱。あと年収50万円でも100万円でもいいから、差し当たり上げて行けるようにしていきたいと思っています。


明日は、商工会議所で、中小企業診断士の人からアドバイスを受け、水曜日には、企業スクールの代表のオンライン面談を受けることにしています。


どんなことでもいい。ヒントを掴んでいきたいと思います。


不安もあるけど、ワクワクもしています。独立に向けて、できるだけの準備をして頑張っていきます。途中経過をまた皆さんにご報告します。

もちろん、発達障害のお話も。


ではでは。





2025年7月27日日曜日

「事務所を辞めたい」のその先に

 本日大相撲名古屋場所千秋楽。

三役以上が中盤過ぎから優勝争いに絡まなくなり、千秋楽で優勝争いをしているのは、全員平幕力士。

しかもトップに立っているのは、前頭15枚目の琴勝峰だったりします。

途中までは北海道出身の唯一の幕内力士、一山本がトップ切ってましたが、ここにきて連敗しとります。お願いだから本日は勝って欲しいものです(負けた・・・)。

ちなみに優勝して欲しいなと思っているのは安青錦です。多彩な技があって腰が低く、良い力士だと思います。おそらく大関くらいにはなれるんじゃないかなあ。楽しみです。

我が推しの若元春は、なんと10日目に負け越しが決まりましたが、その後4連勝しました。今日勝てば、なんとか7勝8敗で終われるのですが、曲者の豪ノ山と当てられてしまいました。ああ、どうなることやら(負けた・・・)。


さて、本題に入ります。

転職活動で「56歳の現実」を突きつけられて、やや悲観的になっていた私ですが、ふとしたきっかけで、「やっぱり早いところ事務所でよう」という気持ちが、また沸々と湧いてきました。

きっかけは、ほんのちょっとしたことです。

我が事務所は、何度も書いているとおり特殊で、とある債権回収会社の系列にあるのですが、年に2回(半期に1度)、全ての系列企業や士業事務所の責任者が一堂に介して、「これからの半期の目標をどうするか」ということを5分くらいずつ発表していくという会があります。

入所して一番最初のこの会には一応出席したのですが(とはいえちこちゃんがいたので懇親会には出ずに直帰)、私からすると、ただただ5分くらいずつ「向こう半年の気合い」を語るだけで、討論も何もないくっだらない会で、やる意味が全く見出せず、この先呼ばれたらどうしようと思っていました。

ここしばらく呼ばれていなかったと思ったら、いきなり9月にやるその会には、出席して欲しいというお達しがあり、「うえ〜、あんなくだらない会絶対出たくない!!」と拒否反応がマックスになったのです。しかも懇親会に出てお泊まり前提って、こちらの都合も全く考えない予定を半ば一方的に押し付けてきました。

私は、メールで「すでに用事が入っているので行けない。どうしても出席する必要があるなら、その時間だけオンラインで出席する」と連絡したのでした。


なんというか、こういう団体主義的なところが、私は本当に受け付けず、気持ち悪いったらないのです。おそらく、出席するおじさんがたの楽しみは、翌日のゴルフで、そのために会社の金をたんまり使って、半日無意味な会議に費やすなんて、本当に古臭くアホみたいなところです。

そこで、私はやっぱり、自分にはこの事務所は肌が合わんとつくづく感じ、やっぱり出るしかないかと思い詰めるようになったのでした。

それがつい一昨日のことです。


とはいえ、この年で転職しようと思ってもうまくいかないのもわかっているので、現時点では、独立するより手がありません。

が、独立しようと思っても、普通に弁護士業で生きていくには、事件がなかなかなく、なんの知恵も出さなければ、また昔のようにジリ貧になるのは目に見えている。


なので、一昨日の夜あたりから、独立してもやって行けるように、ライター業以外に定収入になるものはないかと、めちゃめちゃ探しておりました。

論文の添削、素人でもできるカウンセラーの登録などなどとやっているうちに、カウンセリングをやるのであれば、何か簡単でもいいからカウンセリング系の資格を取った方がいいかなあ、私は離婚が得意だから離婚系のカウンセラー資格ないかなあ・・・などと思いながら、ChatGPTに聞いてみたところ、産業カウンセラーをなぜか激推しされるし、離婚カウンセラーの資格を探しても、あの有名な岡野あつこの66万円の講座しかまもとに出てこず、頭がごちゃごちゃになって、とりあえず一旦クールダウンしようと思い、考えるのをやめたのでした。

ただ、そうしたときに、ふと頭の中によぎったことがありました。

「困っている人を助けたい」ということでした。


私の弁護士人生18年のうち、15年は、「困っている人を助ける仕事」が中心でした。

自分の事務所を立ち上げた時も、「自分のやりたいように困っている人を助けるんだ」という希望に私は満ちていたように思います。

それがなかなか軌道にのらず、事務所を畳んで今の一つ前の事務所に入った時も、そこは「困っている人を助ける事務所」で、私は、いろんなことに疲弊しながらも生き生きと困っている人を助ける仕事をしていました。


困っている人を助ける仕事は、何も正義感が強くてやっているわけではありません。

そうすることで、自分が社会に参加していると思え、私みたいな人間でも人の役に立てると思えることが嬉しかったのでした。

今、自分の中にエネルギーが満ちていないのは、困っている人を助けることができていないからだと思うのです。


自分のペースで、困っている人を助けることができれば、また私は元気になって、生き生きと生きていけるのではないか。

そんなふうに思ったのでした。


しかし、そこを躊躇わせるのが、やはりお金の問題です。

前に独立した時のように経済的な問題に直面するのはもうゴメンです。

精神的に耐えきれないったらありません。

なので、ある程度の定収入を確保しつつ、独立するようにしなければなりません。


やっぱり、今今独立するわけにはいかん。

「これならある程度やれそう」という感触を持てるようになる必要があります。


この前のカウンセリングで、心理士の先生が聞きたかったのは、こういうことなのかもしれません。


この3年は、自分がやりたいことを見失っ3年でした。

やりたいことをようやく取り戻せた気がします。

あとは、どういう準備をして独立するか。そこに尽きます。

少しゆっくりになってもいいから、頑張って独立します。


もがくだけもがきます。


周りから見たら、アホかと思われるかもしれないようなことでも、回り道しているように見えることでも、やりたいようにやっていこうと思います。


気づけてよかった。

頑張ったね、私。今日は自分で自分を褒めてあげたいと思います。



2025年7月21日月曜日

参議院議員選挙2025総括

 昨夜は遅くまで参議院議員選挙開票速報を追っかけていて、やや寝不足のハヤシです。

本日も朝から選挙に関する情報や評論家のコメントを見まくっていて、すでにお疲れ気味。

相撲を見ながら、ちょっとリラックスしたいと思っています。


さて、ハヤシが選挙前に、参政党の地味な落選運動を展開していたのは、以前にこちらでもお知らせした通りです。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/07/Daijinadekigoto.html


選挙日当日に落選運動ができるかどうかについては、見解が分かれていたため、あからさまな?落選運動は前日19日の20時までにして、その後は「いいね」やリポストなどにとどめておりました。


ラスト数日の間に、私は自分の戦略が中途半端であることに気づきました。

選挙戦序盤は、Xにも参政党信者がいて、子供じみた暴言を反対派に吐いていたのですが、途中から全然見なくなりました。

彼らは、参政党が積極的にショート系の動画を流していたTikTokに全振りして、そこで「信じたいものだけを信じる」というカルト宗教信者に完全になってしまったわけです。

私は数本の参政党批判動画をTikTokに投下しました。私のフォロワー数にしては、ある程度の反応がありました。酷いクソリプは全然なくて「参政党に入れまーす」という宣言が返ってくるくらいでした。

投票日数日前以降は、私が住んでいるX界隈は、参政党反対派だらけになっていて、それだけ見ていると、参政党勢いを失っているんじゃないかという錯覚に陥りそうでした。

参政党のヤバい情報もじゃんじゃん出てきていましたし、東京選挙区のさやの公選法違反疑惑とか、北海道選挙区候補者の田中なんちゃらが中国企業と取引していたとかいう話もありました。

東京のように候補者の演説に人が集まるようなこともありませんでしたし。

ですが、TikTokでは全然違う風景が広がっていて、私は「あー、こりゃある程度行っちゃうな」と思って見ていたのでした。


投票日当日は、これまでこんなにドキドキしたことないよってくらいドキドキして、開票速報を待ちました。

20時を過ぎた途端、参政党が大幅に議席を伸ばすであろうという見込みが伝えられ、ネットニュースの情報で、15議席くらい行きそうという情報に触れました。

私は「ああ、20はいかないんだな、ちょっと良かったかも」と思いました。

結局、参政党は14議席で終了しました。そして国民民主も大幅に議席を増やしました。

立憲民主は現状維持。自公と共産党は大幅に議席を減らしました。


参政党が議席を増やしたらもっと絶望的な気持ちになるんじゃないかと思ったのですが、実際終わってみるとそこまで気分が落ち込んだりはしませんでした。

それよりも、「こうなったことの原因はなんなのか考えよう」という気持ちになり、今朝からは、情報番組やネットでの識者のコメントをハシゴして見たりして、色々考えていました。


結論から言うと、自公政権(というか物価高とか生活を直撃する経済問題)に対する不満めいたものが、若い子や知性がない大人については参政党に向かい、多少知性がある大人世代については国民民主党に向かったのかなと思っています。

参政党の代表や候補者は、能力的に難しい言葉を理解できないし使えないという特徴があり(開票速報番組のほぼ全てのインタビューで神谷はフルボッコでした)、そのためなのかなんなのかわかりませんけれど、キャッチーなパワーワードを1個捻り出すことができて、それに知恵がない人や若い人を飛び付かせることができちゃったわけです。

そのパワーワードは、言うまでもなく「日本人ファースト」です。

この言葉は、知性がある程度ある大人であれば、排外的な意味を多分に含む危険な言葉であることがすぐにわかります。だからこそ、参政党が掲げる排外的な政策や独裁的な政策に大きな懸念を持ち、落選運動が繰り広げられていったのです。

かたや、「どうやって政党を選べば良いか」ということについて無知な若い子たちは、TikTokで繰り出される煽動的な動画と「日本人ファースト」というパワーワードに完全に感化されて、参政党に突っ走ってしまったと言えると思います。

選挙前にTikTokを見ていたら、参政党とれいわしか出てこなかったので、下手すると若い子の多くは他の政党を投票日まで知らなかった可能性もあるのではないかと思えるくらいでした。

知恵のない大人連中は、「最近増えてきた外国人がうざい」「外国人消えてくれればいいのに」と言う気持ちで、排外主義に乗せられて投票してしまったのではないかと思います。


なお、私も、マナーが悪い中国人観光客に辟易することがあることはありますが、50年前は日本人も海外旅行に行って同じように鼻つまみされていたことを思うと、生温かい目で見てあげる必要があるのではないかと考えています。


話を元に戻すと、参政党の躍進を自分なりに分析すると、上記のような感じになるんじゃないかなと思いました。


ちなみに参政党のメンバー(神谷含む)が、ここにくるまでに「波動米」というものをやたら高額で売ったり、巷で1000円そこそこで売られているブラシを1万8000円で売ったりするような商売をやっていたという情報を、信者の皆さんは知っているのでしょうか。

水稲を食い荒らすジャンボタニシを田んぼに放って、「雑草を除去してくれるからいいんだ」と言い放った「ジャンボタニシ農法」というとんでもないことをやらかしていたことを知っているのでしょうか。

これに加え、「発達障害は存在しない」とか「発達障害の原因は農薬」とかいうような非科学的な話を流布するその姿は、他の人も指摘していますが、危ないカルト宗教そのものです。


オウム真理教の一連の事件や統一教会の合同結婚式騒ぎのど真ん中世代の私としては、オウムの狂気をリアルタイムで感じていました。

実際知り合いが統一教会に入信して友達が危険を犯して脱会させたことも見ていたりしたので、参政党のそういうヤバさみたいなものはひしひしと感じます。

が、わからない人にはわからないんでしょうね。


こういうこと言うとおばあちゃんくさいですが、TikTokやインスタが全てという若い子(いい年の大人もいるかもしれんが)は、キャッチーで瞬発力があるものに感化されやすいんだろうなと思います。

カルト宗教の餌食としてはもってこいですね。ほんと、うまいこと騙されたと思います。


これは反対派の人間がよく言っていることですが、「日本人ファースト」って「参政党の言うことを聞く使える人間」ファーストでしかないんですよ。

障害があったり、LGBTQに該当したり、反対派だったりする人が日本人でも排除されて、従順な人はどんどん搾取されていくんですよ。それが宗教です。


そういう危うさにどれだけの人が早い段階で気づいてくれるかな〜と思います。

助けてくれるのは、参政党に警笛を鳴らしてくれる人です。そういう人たちがみんな排除されたら、搾取されている人を助けてくれる人は誰もいませんからね。そういう人はせいぜい搾取されまくってのたれ死んでくれればいいんだと思いますけど。


まあ、参政党は案外根性がなさそうで、選挙前に振り上げた拳をそーっと下ろし始めてるようなので、最終的には「ここも何もしてくれなかった」ってことになりそうだなという気もします。


個人的に良かったのは、1人区で参政党が誰も当選しなかったこと、さやがトップ当選じゃなかったこと、北海道選挙区で参政党候補者が落選したこと、杉田水脈が落選したことですね。


自民党敗北して石破さんどうなるのかと思いますが、反対派は実はこのまま続けてくれと思っている人が多いです。高市早苗が来るよりは全然いいと。

識者のコメントからすると、高市早苗が総裁になる可能性は低そうということです(旧安倍派なんて自民の中では少数派ですから)。

維新が、実は、自民党と連立組みたい派とそうでない派で内部対立しているようで、今回の選挙を機に分裂する可能性があるようです。

もし割れれば一部が自公政権に合流するかもしれませんし、あと案外立憲民主との大連立もあるかもしれないと思っています。


私は、ここ数回の選挙では(衆議院も含め)、選挙区は立憲民主、比例は共産党に入れているのですが、もし立憲民主が大連立組むんだとしたら、それはそれで支持しようと思っています。

万が一そんなことになったら、人生で初めて自民党を肯定することになりそうです。


まとまりがなくなってしまいましたが、総括はこの辺にしたいと思います。

これ以上参政党が勢力を伸ばさないように、今後も地味にレジスタンス運動?を続けていきます。



2025年7月20日日曜日

カウンセラーの一言で思い出した大事な出来事

 7月20日16時24分。

参議院議員選挙投票日でございます。私は期日前投票を済ませておきましたが。

これまで2週間ほど、ネット上で地味に参政党の落選運動を繰り広げていました。

落選運動が選挙日当日もできるかどうかは両論あるようなので、私は本日は控えめにやっております。

なお、参政党は、本日投票を促す広告を出しており、ど直球の公選法違反を犯しています。

一党丸ごと議席を奪われればいいのにと思っています。

なお、選挙結果に関する考察は、明日やりたいと思います(つまり、今日明日と連投する予定です)。


さて、本日のお題はカウンセリングに関することです。

4月から概ね月1回のペースで、公認心理士の先生のカウンセリングに通っている私です。

昨日4回目のカウンセリングがありました。


昨日は、先生からの質問ラッシュでした。

質問内容は「今の仕事観」とか「これからどうやっていきたいと思っているか」というテーマで、以前やっている仕事を今やらなくなっていることについて、色々掘り下げたい感じでした。


具体的に書くと・・・

私は以前は、刑事事件(それも結構重たいもの含む。人が亡くなったものとか)や離婚事件をたくさんやっていたけれど、今はやっていない。お腹いっぱいになってしまってやりたいと思わなくなった・・・という趣旨の発言をしたのですが、「どうしてお腹いっぱいになったのか」ということをやたら掘り下げたがりました。


私は色々話しました。

離婚事件のドロドロした感じが嫌い。

刑事事件の弁護人間の徒弟制っぽいところや、弁護活動の「型」を重視する感じに辟易している、もう実力が伸びないなと思った、裁判員が始まってから成果が見えにくくなった。

それにどちらも儲からない。

どれを話しても、いまいち納得しない感じで、「なんかやっぱりお金重視みたいな感じがする」というようなことを言われたりしました。

答えが出ないまま、制限時間が来て、帰り際に「何か大きな出来事というかきっかけがあったんじゃないかと思うんですよね。それがなんだろうと思って」というようなことを言われて、部屋を出ました。


帰る道すがら、私は、「大きなきっかけねえ、なんだろう」と考えながら歩いていて、ほんの5分くらいのところで「あ〜!!!あれだ!!!」ということを思い出したのです。


それは2016年の6月から8月くらいのこと。

私は、弁護士任官という制度を使って、裁判官になろうと手続きをしていたところでした。

審査は、当時所属していた東京弁護士会の審査→関東弁護士連合会の審査→日弁連の審査→最高裁の審査と流れていくのですが、4月に東京弁護士会の審査をパスして、関弁連の審査を待っているところでした。

と、そのとき、東京弁護士会の理事者室からお呼びがかかり尋ねていったところ、懲戒請求されていることを告げられ、任官希望を取り下げるように非常に高圧的に言われたのです。

懲戒請求をしていたのは、当時抱えていた離婚事件の相手方であるDVモラハラ夫でした。私に強硬な手続きを取られたことを恨んでのことでした。

東京弁護士会は、懲戒請求にかかる時間がとても長く、早くて半年ほどかかりました。

なので懲戒請求をされたら、任官希望は取り下げをせざるを得ない。私は、非常に大きなショックを受けました。

どれくらいショックだったかというと、もう頭の中が真っ白でどうしたらいいかわからないくらいのショックでした。

それでも、これも弁護士をやっていたらある程度あるリスクだと考え、なんとか気持ちを収めたのです。

その2ヶ月くらい後です。

自分の経済状態が、自営の事務所を運営する身としては、危機的になりました。

現預金が数十万レベルに落ち込んだのです。

数ヶ月間、仕事があまり入ってきていませんでした。

その上、任官しようと思っていたので、仕事をやや絞っていたということもありました。

そもそも論として、私は集客をネットに依存していて、弁護士会が主催する法律相談などをやっていませんでした。

そのために、仕事が離婚か刑事事件に偏ってしまい、広がっていきませんでした。この2つは、儲からない仕事の2大巨頭と言っても過言ではありません。

さらに私は自分の経済状態をあまり考えない生活をしていました。

高い服を買い、分不相応な保険に入り、無駄金を使ってばかりいました。

そんなこんなが重なって、経済的に危機的な状況となったのです。

人によっては、「弁護士の仕事なんて浮き沈みがあるから、預金が数十万あるならまだ大丈夫」という人もいたでしょう。

しかし、私はそう思うことができず、この状態がこのまま続くと破産してしまう!!!と考えてしまったのです。

札幌に帰りたくなりました。

しかし、懲戒請求の結果が出ていない段階では、所属会を変えることはできず、身動きが取れない。

私はどうしていいか分からず、親に泣きつきました。

そして、とりあえず事務所を畳んで、給料がもらえる事務所に移籍することを決めました。

当座の運営費用として親が100万円を貸してくれました。が、私はこれに手をつけるのは最後の最後だと思って、預金口座から引き出すことはしないでいました。

転職活動の傍、自分の「支出」を見直しました。

2枚のクレジットカードを使っていたのが浪費の原因となっていると思い、使うカードを1枚だけにしました。

医療保険を見直し、月の保険料が安いものに乗り換えました。

保険会社の営業の口車に乗って契約してしまったオーストラリアドル建の生命保険を解約しました。解約返戻金が数百万返ってきて、気持ちが少し軽くなりました。

そして久しぶりに大きな仕事が入ってきて、着手金が数百万入金されました。

これでなんとか危機を脱しました。

並行して、知り合いが何人も在籍していたお給料をもらえる法律事務所に移籍が決まりました。

私は怒涛の数ヶ月を過ごして、なんとか落ち着きを取り戻しました。


私はそれまでお金のことを何も考えずに生きていました。

どうにかなるだろうと思っていたのです。

しかし、それは間違いだということを身をもって知りました。


自分の事務所を畳んで、給料がもらえる事務所に入り、私の生活はとても安定しました。

弁護士としてはそれほど高い給料ではありませんでした。

しかし、暮らしていくには十分だったし、少しずつ貯金もできました。

身の丈にあった生活をしつつ、時には買い物も楽しんで、悪くない生活ができました。

私は、「お給料をもらえるならそれが一番」と思うようになりました。

今もその気持ちは変わっていません。


この時の出来事が私に大きな影響を与えたのかもしれません。


これに加えて、コロナ禍で、ラッシュを避けるために出勤時間を遅くして退勤時間を早くする、必要がなければ出勤しないという生活が身についてしまい、「マイペースでゆるっと生活できる心地よさ」を知ったというのもあるでしょう。

たくさん事件を抱えて、夜も必要に応じて飛んでいかねばならない、離婚や刑事事件からは、自然と気持ちが離れてしまった気がします。


2016年の出来事を思い出したことは、昨日のうちにLINEで、カウンセラーの先生に伝えておきました。次は9月なので、その時までにまた忘れていると困るので・・・


この一連の出来事は自分はあまり意識していなかったけど、もしかすると自分にとって、忘れたい出来事だったのかも。

なので、昨日先生に言われた言葉をきっかけに思い出すまで、全然出てこなかったのかもしれません。


あの時すんげえ焦ってたなあと、あの時の自分の心情を結構リアルに思い出せてるんですけど、今思えば、そんなに焦る必要もなかったし、だけど自分の選択は正しかったしとも思っています。

こういうところで見え張って、なんか横領したり法テラスに水増し請求したりして捕まる弁護士がいますからねえ・・・


それに札幌に帰ってきて思うんですけど、札幌ってまだ、昔ながらの「街弁」の事務所が8割くらいで、みんなめちゃくちゃ大変そうなんですよね。

札幌含め北海道って、個人でそんなにおいしい



お客さんがいるわけではないので、単価が低い事件をみんな一生懸命やっている感じです。

私の友達で1人だけ、顧問業務中心で仕事をやってきて、今半引退状態という羨ましい人がいますが、それ以外は、夫婦で必死に働いてますよね・・・

そういうのを見ちゃっているので、尚更独立のハードルは高かったりします・・・


次回のカウンセリングで、先生はどういう反応をしてくるかな?

ちょっとウキウキすると同時に緊張したりもするのでした。


それでは今日はこの辺で。

明日は本日の開票結果を踏まえた参議院議員選挙総括をしたいと思います。

本日時点での予想としては(期待も込めて)

・参政党はそこそこ伸びる(オエッ)

・れいわと共産党も少し議席を伸ばす

・自公は過半数に届かない

という感じです。


さて、どうなりますやら。


2025年7月14日月曜日

ようやくちゃんとした病院で発達障害の診断を受けることができます

7月14日月曜日午後3時半過ぎ。

2日続けて、しかもこんな時間に投稿です。

今日は久々に?取り立ててやることもなく、そしてご報告したいこともあったので、音を消してNHKプラスの大相撲中継をチラ見しながら投稿です。


以前にも書きましたが、私は一時期、発達障害の診断をしてくれる病院を探しまくっていて、5月ころ、とある病院にようやく予約が取れました。

オンラインでの診断がうまく行けばキャンセルする予定でしたが、全然ダメだったので予約をキープし、本日の午前に行ってきました。


やたら詳しい問診表(A4に5枚)を渡され、「この紙に1本の木を書いてください」で有名なバウムテストをやり、診察を待ちました。

10時半からの診察でしたが、15分ほど前に呼ばれました。

お医者様は女性でした。心療内科で女性のお医者様にかかるのは初めてでした。


どうして受診しようと思ったのかと聞かれ、カウンセラーに「発達障害の特徴がある」と言われたことや、以前から発達障害じゃないかと思っていたことを伝えました。

そうしたら、その先生から、生活状況や、これまでの生活の中で大変だったことなどを、ほぼ順を追って聞かれました。

かなり丁寧に聞いてくれました。

依然やった知能検査の結果もお渡ししました。


そして、「一見話しているとそんな感じはしないんだけれど、ところどころ特徴がありますねえ」と言われました。

おそらく、発達障害があっても、能力が高いので、そこでカバーしてきたのでしょうとも言われました。


とりあえず、親から子どもの頃のことを聞き取る用の問診票を渡され、診察は終了となりました。原則10分診療のはずが、30分くらい話を聞いてくれました。


診察室を出た後、ADHDとおそらくASDの診断をするための問診票を渡されて記入しました。所要時間は10分くらいでした。


最後に受付で、検査は混みあっていて最短でも9月5日と言われ、その日を抑えました。2時間半ほどかかるとのことです。

そして8月に1回受診して、その時にお薬を処方してもらうことになりました。

初診なので結構取られるかと思ったけれど、3000円ほどで済んで、ちょっとびっくりしました。


あまり期待していませんでしたが、しっかりやってくれる病院でした。

受付の方がめっちゃ私服なのも、個人的には好感度高かったです。


少し先にはなりますが、きちんと検査してもらえるとわかり、ホッとしました。


母親にも電話して事情を話し、協力を取り付けました。

今月末に実家を訪ねる予定なので、その際に話を聞いて作ってしまおうと思います。


では本日はこの辺で。ご報告まででした。

ハヤシは地道な参政党の落選運動に戻ろうと思います。




2025年7月13日日曜日

他人の食生活に口を出すうざくてやばい人たち

 7月13日日曜日。大相撲名古屋場所初日です。

我が推しの若元春は、先場所の東前頭筆頭から0.5だけ番付を落として西の前頭筆頭となりました。

これで3場所連続の前頭筆頭。そろそろ三役復帰を願うハヤシです。


さて、今日は最近の発達障害・転職活動ネタとはちょっと違う話をしたいと思います。


来週の日曜日は参議院議員選挙の投票日で、現在各候補者、各政党が選挙活動に勤しんでおります。

ハヤシはすでに期日前投票を済ませていますが、現在、SNS上で地味な落選運動をしております。

このブログを読んでくれている人の中には、おそらく支持者はいないだろうと思うので、思い切って書きますが、私が落選運動をしている政党は参政党です。


この政党は数年前から知っていたのですが、私のイメージとしては、「オーガニックを謳う比較的穏当な保守政党」でした。

が、ここに来て、大っぴらにヘイトスピーチを繰り返し、治安維持法を肯定し始め、女を産むか産まないかで差別し、果ては「精神病はない」などと虚言妄言を大っぴらに言い始めました。

一部の外国人のマナーの悪さやせこい犯罪に眉を顰めていた人を中心に、「日本人ファースト」という耳障りのいいスローガンを掲げるこの政党に騙されている人が続出し、共同通信という保守系通信社ではありますが、その調査では、支持率で自民党の次にまで上り詰めてしまいました。

私は、個人的にオーバーツーリズム対策や外国人の土地取得規制などはする必要があると思いますが、それ以上に外国人に対する規制なんてする必要がないと思っています。

それに、そもそも治安維持法なんてもってのほか、自由にものが言えなくなる社会なんてまっぴらごめん、おまけに現に精神病や発達障害で苦しんでいる人や家族がいるのに何言っとるんじゃと思うし、女を出産マシーンと考えるのは差別の最たるものなので、こんな政党の候補者全員落選してほしいと思っています。

で、微力ながらSNS上で、地味〜に落選運動をしているのです。

もし、スタンディングの機会があれば参加したいとも思っています。


ただ、本日の主題はここにあるわけではありません。

私の周りに少なくとも2人、人が食べるものにうるさい人がいて、そういう押し付けがましさが、「なんか参政党的」と思わせて、とっても気分が悪いのです。

そのうちの1人が、とてもお世話になっている整骨院の先生です。

40歳手前の小太りなお兄さんなのですが、施術はとにかくうまく、ゴッドハンドと言ってもいい腕前。私は週1回、こちらの整骨院に通い、放置しておくとあちこち痛くなる体をケアしてもらっています。

このお兄さんが「米食推進派」でグルテンをとると体が酸性化すると言い続けます。

私が体調が悪いと言うと、「やっぱり米と味噌汁、魚なんか食べるといいですよ」とことあるごとに言うわけです。

それもうざいのですが、この人の場合、色々と尾鰭がついていて、反ワクチンに反マスク(職場では業務命令のため仕方なくつけている)、自民党も共産党もダメというお方。

客商売なので、このような発言をする対象は限定しているようですが、私は「そういう話していい客」認定されているようです。

昨日は施術の際に何気に「期日前投票してきた」と言ったところ、「ボールペン持って行きました?」と返しがありました。

その後の話から「投票用紙に鉛筆で書くと後で書き換えられる」というデマをかなり真面目に信じていたようで・・・

さらに、投票にあたり、選対から送られてくるハガキを忘れていっても身分確認なしに投票できるので、「外国人が有権者のふりして投票している」と言い出す始末・・・

そもそもそれなりの年数居住している外国人に対して選挙権与えない法制度も個人的にどうかと思いますが、「外国人が有権者のふりして」ってそんなんバレるに決まっとりますやんと、頭が痛くなりました。

で、この先生、まとめると「米命」「外国人嫌い」「反ワクチン」「反マスク」「自民党も共産党もダメ」という点が、かなり参政党的で、具体的にどの党の支持かと聞いてませんが、聞かないでおこうかなと思ったりしています。

もし、何かの拍子に参政党支持者であることがわかったら、私、こちらの整骨院に通い続けられるかしら・・・

まあ、政治信条が違っても、施術うまかったら良くない?というのが大方の意見かと思うのですが、私としては「参政党支持」という時点で、その人は危険人物ないし救いようのない大バカなので、一切のお付き合いをしたくないのですよね・・・

自分の健康と引き換えに信条を守れるかはとても悩ましい問題です。


そして、もう1人の「人の食ってるモノにうるさい輩」は同業の先輩です。

東京で弁護士稼業をやっていたときには割とお世話になり、Uターン前には、美味しいご飯をご馳走になった人です。

で、この人が、とにかく人の食ってるモノにうるさい。

本名でやってるFBに焼きそばUFOを食べた写真を載せたら、「こんなものを食っていてはいけない」。

先日もお昼に時間がなくて、事務所のそばのセブンイレブンで買ったクリームパンを食べたのですが、その写真を載せたら「コンビニの菓子パンなんて一番食べたらいけないもの。時間がないならおにぎりに海苔、梅干しがいい」などとコメントされました。

以前にも、「食欲がない」と投稿したところ、「白いご飯にお味噌汁、焼き魚がいいですよ」とコメントが来ました。

そう、このおせっかいジジイもまた「米命」な人なのです。

私は、最近はあまり料理らしい料理をしないのですが、それでもそれなりに食べ物には気をつけている方ではあると思っています。

ただ、たまに「いやもう今日どうしてもお湯入れる以外何もしたくないです」とか「すごいジャンクなもの食べたい」と思うこともあり、そういうときに、カップ麺とか菓子パンとか食べるわけですよ。

で、この点に関しては、「何が悪いんすか」と思っています。

ジャンクフードって、ストレス発散や「どうしても何もしたくない日の小腹を満たす」という意味があって、1人暮らしのしがない給料取りとしては、たまにそういうものに頼れないと、心身の疲弊から回復できないのです。

それにそもそも、「健康食しか食わねえ」というのは自分の勝手なんであって、それは人に強制するものでもなんでもないわけです。

「ハヤシまたあんなもん食ってるよ」で済ませばいいじゃないですか。

良くないって思うんだったら、いいねボタンを押さなきゃいいだけの話。

わざわざ人に自分の「米命」を押し付けて、人を不快にさせる必要なんてないわけです。


ちなみにこの先輩同業者は、弁護士会の活動を真面目にやってきた方で、参政党支持者とは思えんのですが、こういう「米命」なところとか押し付けがましいところとかが、参政党っぽくてすごく嫌だなあと思っています。

ブロックまではしませんでしたが、フォローは解除しました。

それくらいのことは許されると思います。


最後になりますが、参政党を支持してますっていう方、本当に参政党の公約やよって立つ思想、バックボーンについて情報収集した方がいいですよ。

SNS見ている限り、「日本人ファースト」っていう耳あたりのいい言葉に騙されて、戦前回帰下手すると今の北朝鮮よりまだ悪い世の中にしようとしているのが参政党ですから。

支持しているだけで私からするとバカ以外の何者でもありません。

この意見に賛成できない人は、2度とこのブログを読まない方がいいと思います。

2025年7月6日日曜日

やっぱりオンライン診療はダメと確信。予約した病院で発達障害の診断試みます。

 7月6日日曜日16時35分。

現在日本陸上選手権の最終日の中継が入っています。

今年の世界陸上は東京開催なのでトップ選手は張り切っているようですが、結構番狂せも多い感じで、見ていて飽きません・・・

昨日は、弁護士会のイベントで司会という大役?を仰せつかり、ぐったり疲れてまったり過ごしている日曜日です。


さて、前回投稿で、オンライン診療で発達障害の診断を試みようと思っていることを書きました。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/06/Mainichiganbatteiruwatashi.html


結論を言うと、タイトルにもあるとおり、「やっぱりオンライン診療はダメだ」と思いました。

私がオンライン診療を受けていたクリニックは医師が固定されていないのですが、2回目に話した医師がなかなか良さそうだと思い、3回目もその医師の予約をとって話をし始めました。


ですが、この医師、初めての診断のときとは全然態度が違い、非常にめんどくさそうに対応してきました。

話をしている中で、私については「ASD(自閉症スペクトラム)だけでなく軽いADHDもあると思う」と言っていたことが唯一の収穫でしたが、その後に「え?」「は?」と思う発言があったのです。

医師は、「ミスが多いことが気になるなら薬があるからそれを処方しましょうか?」と簡単に言いました。


そもそも、ADHDはこの医師が話の内容から「おそらくあるだろう」と思っただけで、別に確定診断があるわけではない。

にもかかわらず、「困っているなら薬出しますよ」とはどういうことだ?と、私はちょっと混乱しました。

ちなみに薬は2種類あるそうで、それぞれ食欲不振とかめまいとかの副作用があるとか。

私は、「ちょっと考えます」と言いました。考えるつもりはありませんでしたが、とりあえずその場を切り抜けるためにそう言いました。

すると、医師は、「じゃ、今日はこんなところで」とあっさり、機嫌悪そうに診断を打ち切ったのでした。開始から10分も経っていませんでした。


私は終わった瞬間に、もうこの医師に診てもらうのはやめようと決めました。

そして、キャンセル予定だったクリニックの診察を受けてみることにしました。

こちらのクリニックからは、「できれば紹介状を持ってきてほしい」と言われていて、先日から行っていたクリニックは、「必要ならいつでも紹介状は出す」と言ってくれていたので、私はすぐに電話をかけて、紹介状を頼みました。

紹介状を持って別のクリニックに行っても、またかかってくれて問題ないと言ってくれたのが大きいです。

こちら、先生は若干頼りない感じですが、看護師さんやソーシャルワーカーの皆さんに安心感があるので、かかるならこちらかなと思うのです・・・

試しに行ってみるクリニックは自宅からは近いのですが、ちょっと行きにくい場所にあり、結構外を歩いていく感じなのですよね・・・

このクソ暑い中(札幌も暑いです)、えっちらおっちら歩いていくのは健康上の危険もありそうな感じで、タクシー使うかなあという感じです。


まあ、こちらの病院で、どこまで対応してもらえるかはわかりません。

もしかすると全然相手にもされずに終わってしまうかもしれませんが、とりあえず行ってきます。


私が「発達障害の診断をしっかり受けたい」と思っているのは、ただ「自分のことを知りたい」からなのです。

その気持ちをわかってくれる医師が現れず、なかなか気分がスッキリしません・・・


さて、お給料をきちんともらえているのと、ライター副業の収入とで、少し資金に余裕があるので、追加投資をしたいと思っています。

今は、少額のFXシステムトレードの他は、積立投資しかしていないので、ちょっと違ったタイプの投資をしてみたいのですが、どれが良いか考え中です。

ガツっと株を買うか金を買うか?などなど迷い中です・・・

使う予定のない貯金は今日5年ものの定期預金にしました。ネット銀行の定期預金は利率が良いので、5年後にどれくらい増えているかちょっと楽しみです。


一時減った体重ですが、歩いて出勤するようになって増えてきました・・・

増えてくれないで全然良いのですが、歩くとお腹が空く→食べる→増えるという感じです。

健康的に増えているならまあよしとしようかなと思います。


というわけで、本日はこの辺で。






2025年6月29日日曜日

毎日ちょっと頑張っています〜転職が難しくても下は向いていません

まだ6月下旬だというのに、連日夏日の札幌です。

毎年この時季は、日中25度前後で、夕方以降は涼しくなり、とても良い気候です。

ところが今年は連日28度29度30度という感じ。昼間の暑さは東京にいた頃を思い出させます・・・

湿度が低くて夕方以降が涼しいのが救いですが。夏本番が怖いです。


転職の話をひとつ断ったことは前回お話ししたとおりです。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/06/Tenshokukatsudoandhattatsushogainotuduki.html


打診したきりガン無視されたように動きがないところもいくつかあるのですが、とりあえず「56歳の女性弁護士の転職はめっちゃ難しい」ということを身をもって知り、「今のところでやり抜くための作戦」も考えなければならないと腹を括り?始めたところです。


というか、周囲のメンバーの能力の問題はさておき、こと弁護士に関しては、うちの事務所は結構待遇がいいことを転職活動を通じて身に沁みて感じました。

給料は満足な金額。弁護士会費は出してくれる。厚生年金付きで社保完備(前の事務所は社保なし)。至れりつくせりで、昨年の就職説明会の時に、担当者から「条件面ではピカイチの事務所」と言われたのでした。

その時は、「条件だけで決まるものではない」と思ってみたものの、いざ転職活動で敗北感満載で改めて条件を見直してみると、「確かにピカイチだわ」と思ったり。


自営でうまく稼げれば年収1億に届く人もそりゃいると思いますが、その分私生活が犠牲になったりしますし、昨今のうちの業界ではなかなか難しいようです。

たまに同期の友達と話したり、古参の街弁事務所を訪問したりすると、台所事情は厳しくて、みんな「経費負担してくれる人に事務所に入ってほしい」というのは変わらない感じです。


さらに大手の事務所になると、歩合給を導入しているところが多くて、基本給をどれだけしっかり渡しているかは事務所によって大きく異なります。で、歩合で稼ごうと思えば、やっぱり私生活が犠牲になるのは目に見えています。


私は、ちこちゃんとの暮らしを優先したいし、かつ、ちこちゃんの健康維持にはお金がかかる。

ある程度時間の融通が効いてしっかり給料をくれるという意味では、「弁護士が在籍していること自体に意味がある」今の事務所は却って好都合なのかもと思うようにもなりました。


であれば、なるべく事務所にいなくていいように、自分の事件を増やしたり、外に出る機会を増やそうと、今画策しているところです。

例えば、弁護士のポータルサイトに少しニッチな分野を登録して、他の人がなかなか取らない案件を取ろうとか、弁護士会でやってる法律相談の担当弁護士に欠員が出たら積極的に応募してみるとか。


それから、4月に入った新人くん(とはいえ、かなり遅くに新人になった人なので、年はおそらく40代半ば)の手伝いで2件くらい事件が入ってきたりしました。

そんなこんなで、事務所の「嫌なところ」から目を背けられる機会がどんどん増えていけばいいなと思っています。


早速効果は出ている感じで、まる1日デスクにいる日が、ここ1、2週間ほとんどない感じです。それでもお給料はくれるんだから、そのことには感謝しないといけないのかもしれません・・・


ただ、私は諦めたわけではありません。

もっと良い環境に自分の身を置くチャンスがあるのであれば、それはちゃんと掴んでいきたいと今でも考えています。

60歳になるまでは、地道にポツポツでも転職活動は続けていくつもりです。


最近は、歩いて出勤しているせいか、昼間にやたらお腹が空いてこれまでに比べてたくさん食べるようになりました。

その割に体重は微増しているだけなので、しっかり燃焼しているのかもしれません。

また以前のように1日いっぱい頭痛で死にそうということも少なくなりました。


発達障害の問題にも一歩引いた気持ちで接することができるようになってきました。

ネット診療ではありますが、「この人なら信頼して任せられそう」という医師に出会えたのが大きいかもしれません。

明日2回目の診察なので、しっかりと話ができればいいなと思っています。


今1番の悩みは、ちこちゃんにどうやって負担少なく粉薬を飲ませるかということと、2週間後の血液検査の際に動物病院でうんちを漏らさないでもらうのに(いつも漏らす)どうすればいいかということです。


こういうことに悩めるようになったのは、とりあえず現状幸せだからなのかもしれません。


発達障害の方は、「どうやらこれが確定診断ぽい」というものが出たら、またお知らせします。


ではみなさん、暑さに負けずファイティン!!










2025年6月22日日曜日

転職活動現在の着地点と発達障害問題続き

 今朝起きたら湿度70%で、急いで除湿機回したハヤシです。

この時季の札幌でこの湿度って、なかなかあり得ません。

昨日今日と天気が芳しくなく、夜中に雨が降った影響だと思いますが、なんか気候的にはもはや7月が来ている感じ。地球の温暖化を感じる今日この頃です。


さて、前回投稿では、職務経歴書や履歴書を見直したことや発達障害かどうかが基本どうでもよくなったという話を書きました。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/06/blog-post.html

その後また動きがあったので、お知らせします。


まず、履歴書と職務経歴書のアップデートの効果が出て、ちょっと惜しい話がありました。

スカウトから声がかかって、履歴書・職務経歴書を送ったところ、「欲しい人材なんだけど、もう3人に内定出しちゃったから、内定者次第で面談します」というのがあったのです。

支店は出しているけれど大きすぎない法律事務所でちょうど良い感じだったので、これはちょっと惜しかったなと思いました。


それから昨夜、とある新興大手の法律事務所の面談を受けました。

こちらは法律ライターを募集していて、私はライター職で入りたいと応募していたのです。

そうしたところ、札幌支店を出したいので、そこの所長で入ってくれないか、業務はこんな感じで・・・という提案が、昨日の面談で、代表直々にされたわけです。


まあ、今も所長だし、所長だからといって、事務所に朝から晩まで張りついといてというわけでもないようなので、心が動いたことは動いたのですが、3つの理由で断ることに決めました。


一番大きいのは収入面です。

副業でやっている法律ライターを全て辞めてもらうと言われたので、そうすると、トータルで少なくとも年間200万円の減収になるのです。

給料が今より100万円安く、副業ができない分さらに100万円下がることになります。

200万減収になっても行く価値があると思えるならそれでも良かったのですが、ぶっちゃけ、ちこちゃんの飯代や薬代にまあまあなお金がかかる現状では、税金でいっぱい持っていかれるとはいえ、天秤が傾くことはありませんでした。


2つめの理由は、「お飾り所長」になることは今と変わらなさそうということでした。

法律ライター以外に私に任される仕事が、弁護士法違反になるのを回避するための「債務整理事件の直接面談」だけでした。

1件対応すれば2万円もらえるということですが、要は、後は事務員が債務整理をこなすため、限りなく弁護士法違反に近いことをやることになる。これを形式的に回避するためだけの役割を果たしてくれればそれでいいから的な感じは、なんか私にはすごく引っかかりました。


3つめの理由は、代表の発言でひとつ引っかかるところがあったということです。

その一言というのは、(ぶっちゃけ業界人じゃないとわかりにくいのですが)「任意整理が一番利益率がいいので(それを主体にやりたい)」というものでした。

債務整理というのは、債権者各社と協議して分割払いの回数とか借金の減額とかをする任意整理というものと、裁判所に申し立てをして借金をゼロにしてもらう自己破産、同じく裁判所に申し立てをして借金を減らしてもらう個人再生というものがあります。

もう何年も前から問題になっているのが、本来自己破産させなきゃいけない(収入に対して借金の額がでかい)にもかかわらず、任意整理をして、結局払えなくて破産になるというパターンです。

そして、無理な任意整理をさせる大型事務所の有名どころがいくつかあり、市井の良心的な弁護士はその後始末の自己破産をする羽目になるという構図があります。

私は、こういう「借金で困っている人を食い物にする」ような商売の仕方が大嫌いですし、新人の頃にも「債務整理の方針はシビアに決めないとダメ」とがっつり教わったりもしたのですよね。

なんで、「破産はしたくない」と言ってくる人が、どう考えても破産しか選択肢がないという場合には、私は「あなたは破産しかあり得ない。今破産しないと、もっと苦しくなる。」とはっきり宣告するのです。

だから商売が下手なんだよと言われるかもしれませんが、後々その人が困るのを予見していながら、自分の利益(と言っても特筆すべき差があるわけではない)のために、任意整理をするのはポリシーに反するのです。

で、代表の先の一言は、そういう私の琴線に触れるもので、めちゃくちゃ引っかかったのですよね・・・


ただ、新興大手の法律事務所って、多かれ少なかれ、業界内で悪い評判があるはずなのですが、ここの事務所は気持ち悪いくらい悪い評判がないのです。かえって不気味な感じ。

後は、代表が、インスタの写真と違って、やたら強気なビジネスマン風で態度がでかいのが気に入らないというのもありますし、原則65歳で定年というのも気に入らない・・・

一晩考えて、こちらの事務所には行かないという結論になりました。


で、現在の転職活動ですが、実は行き詰まりを見せています。

というのも、もう地元の法律事務所以外に応募を出せそうなところが見当たらなくなってきたのです。それくらい50代後半の人間の転職活動は厳しいということです。


しかし、現時点で転職活動を諦めることは考えていません。

行くところがなさそうなら、独立も視野に入れて、より一層頑張ろうと思うようになりました。

そして、独立するなら、もう少し個人で受ける事件の「幅」を増やさなければと思いました。


今いる事務所が債権回収系であるため、上からのお達しもあって債務整理を受けるのは控えていました。「利益相反」になる確率が高くなるからです。

ただ、先日、弁護士ポータルサイトの営業さんと話したところ、北海道では、一番債務整理のお客の流入が多いそうで、これができないとなると、お客を取れる機会を大幅に失うことになるという問題があります。

事務所には、利益相反をチェックできるシステムもあるので、思い切って、債務整理やりますという広告を出して、債務整理の仕事を始めようかなと思いました。


王道な分野の他に、ニッチな分野にも手を広げることにしました。

それが外国人の在留資格の申請などのお仕事です。

こちらは行政書士が結構やっているのですが、ぶっちゃけ書類の作成に問題がある行政書士も少なくないようですし、私の知人で、東京で在留関係の仕事をメインにやっている弁護士もいます。行政書士がやるには結構難しい仕事もあるようです。


私が知る限り、札幌で在留関係の仕事をやっているのは1件あるかないかくらいなのと、北海道も在留外国人が増えて来ているので、新規参入にはもってこいかなと思いました。

単価が大きい仕事ではありませんが、拾えるなら拾いたいと思います。

本当は、フリーの法律ライターで食っていきたいと思ったけれど、想像以上に大変でした。

ライターの世界も若い子が欲しいようで、応募しても結構はねられることもあり、現実を見た感じです。

それに、これまで仕事をくれていたところが急にくれなくなったりということもあり、新規の顧客が出てきてもプラスマイナスゼロという感じ。


ちょっと思ったのですが、一番収入が確保できるのってやっぱり本業なんですよね。

自分は、これまで手っ取り早く儲かる仕事を探してばかりで、本業をしっかりやるという視点に欠けていたと思います。

ちこちゃんの健康を守るため、夜の外出がなかなかできないという足枷はありますが、できる範囲で、弁護士としての収入の幅を広げようと思いました。

弁護士の仕事の幅が増えれば、事務所にいる時間も相対的に少なくなる可能性があるので、事務所にムカつくことも少なくなるかもしれないし、ある程度の収入が見込めるようになれば独立すればいい、もちろん、他の事務所や企業への転職活動もできる限り続けていくつもりもあります。

私は、(発達障害?のせいもあるかもしれませんが)視野が狭くなりがちで、ひとつのことに集中すると他ができなくなるのですが、今回は、広く「転職の枠」のなかで、根気強く幅広く頑張ることにしたいと思います。


さて、発達障害の話です。

一旦自分の中でけじめがついたこの話ですが、先週、新たに通い出したクリニックに行ったところ、医師から「グレーゾーンではあると思う」と言われてしまい、またちょっと、「はっきりさせたい」気持ちがムラムラと起こってきてしまいました。

とはいえ、こちらの医師は、発達障害について、診断をつけようという意欲はないようで、これからの対話の中で、徐々に診ていこうという感じ・・・に見受けられます。

しかし、私としては、「もう少しそっちに向けてしっかり問診とかしてもらいたいんですけど」という気持ちが起こりました。


で、どうしようかと考えました。

7月に一応別のクリニックで検査予約は取っているのだけれど、おそらく同じことになるかなあという気がしてきました。

そこで、もう一回ダメもとでオンラインで話を聞いてみようと思いました。


前回20分で「軽度のASD」という診断を下されたところとは別のオンラインの心療内科を当初予約したものの、マイナンバーカードから他院に通っている事が判明したため、紹介状がないとダメと予約解除されてしまいました。

そこで、前回20分で診断を下した医師のいるクリニックで、また別の医師に予約をとって話を聞いてみることにしました。

画面に映ったのは、仏頂面の医師。私は愛想の良い心療内科医師はあまり信用できないので、おおっキタキタと思いました。

私の方から「前回診断で、別のお医者様から、話を始めて20分くらいで軽度のASDと診断されたのだけど、20分の話でわかるものなのか」と率直に聞きました。


もしかすると同僚の医師を庇うようなことを言うかなと思っていたのですが、反応は違っていました。このお医者さんが言うには

大まかな傾向は20分くらいの会話でわかることもある。

しかし、それを告げるかどうかは、告げることがプラスに働くと思われるかマイナスに働くと思われるかによる。

また、早期に伝えてしまうと、そのあとで結論をくつがえすような事情が判明したときに対応がしにくい。

ということで、まあ、まとめていえば「自分の場合はそこまで早期に判断しないけどね」ということかなあと思われました。


その後、話の流れで、私が計算ミスや誤字脱字が多いことやIQが127であったことなどをお話ししたところ、「そのIQで計算ミスが多いというところに問題性を感じる」という発言がありました。


そこで、今後、その先生とオンラインでの診療を重ねて、ASDの診断ができるかどうかを探っていくことになりました。

ただ、診察の関係で、オンライン診療できる日とできない日があるそうで、不定期診断のような形にはなってしまいます。


私は、ちょっとホッとしました。

オンラインだからと言って、何でもかんでも胡散臭いわけでもないんだなと。やはり、どういうお医者さんが対応するかが問題なのだなと思いました。

そして、カウンセラーに「発達障害の特徴がある」と言われ、最初のオンラインの医師に「軽度のASD」と言われ、新しく通っているクリニックの医師に「グレーゾーンではないかと思う」と言われたということは、少なくとも自閉症スペクトラムの傾向自体はあるのだろうと思いました。

後は、そのものズバリなのか、グレーゾーンに留まるのかの部分で、自分が納得いく結論が出るかどうかということだと思います。


そして、7月に予約した病院は、もう行く必要もないのでキャンセルかなあと思っています。


まあ、こんなふうに発達障害の問題もまた考えるに至ってしまったわけですが、以前と違うのは、そのことにとらわれて他のことに頭が回らない状態には今ないということなのだと思います(少なくとも現時点では)。


ただ、おそらく今、気持ちが集中している状態であまり疲れとかも感じていないので、どこかで気力が切れたら、ぷっつり体調が悪化するのではないかと心配しています・・・


運動してきちんと食べて体力つけとくしかないですかね・・・

色々と長丁場になりそうですが、転職の方年々難しくなっていくと思うので、そういうことも肝に銘じてやっていこうと思います。


本日はすっかり長くなってしまいました。

読んでいただきありがとうございます。

ではでは。


2025年6月16日月曜日

発達障害の診断にこだわりがなくなった私と転職活動の進展?

 昨日の日曜日は、日ハム命の友人と一緒に広島カープとの交流戦を観戦して来ました。

詳しくはアメブロの方に書きましたが、7点差を9回裏に追いつき、10回表は三者三振、その裏に先頭打者の田宮が劇的サヨナラホームランを打って、大興奮しました。

そしたら今日は朝から激しい頭痛と疲労感満載で、昼過ぎまでまともに動けませんでした・・・

現在はまあまあ回復しています。そんなわけで、本日更新となりました。


さて、私の発達障害問題ですが、結論から言うと、現時点ではこだわる気持ちがほぼなくなりました。

やはり大きかったのは、いつものかかりつけの医師とは別の医師に「傾向はあるのかもしれないけれど断定できない」と言われたことです。

その後色々と考える時間がありましたが、「そう言うことならもうHSPってことでよくないか?」と思ったりしました。


実は、医師に母親のことを言われたのをきっかけに、自分が「アダルトチルドレン」に当たるのでは?と思い、そちらの方をウェブ上でチェックしたりもしました。

*前回投稿はこちらからどうぞ*

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/06/Hattatsushogaiandmyconditionandtenshoku.html


アダルトチルドレンについては、自分の特性に関するチェック自体ではひっかかるのですが、背景事情が全くひっかからない。

本来のアダルトチルドレンは、親から虐待されたとかネグレクトされたとか、親がアル中とか薬物依存とかそういう激しいご家庭で育った人を指すらしいのです。

確かにうちの母親は、問題がない母親ではなかったと振り返ってみて思うのですが、はっきり言って問題がない母親はうちの母親だけではなく、おそらく世の中にかなり多くいると思うので、まあこちらも断定できそうにないなという結論になりました。


そして、決め手になったのは一昨日のことです。

一昨日は、午後イチでカウンセリングに行き、その後美容室で髪を切って来たのですが、カウンセラーと美容師さん、どちらからも「ハヤシさんは病的な人ではない」というお墨付きをいただいたのです。

あとで書きますが、絶賛転職活動中の私は、昨日は主にカウンセラーと、転職活動にまつわるあれこれを話していました。その最中に「やはり病的な感じはありませんよね」と断言されました。

また、もう35年以上の付き合いの美容師さんは、双極性障害で自殺未遂や自傷行為を繰り返す知り合いの話を引き合いに出して、「ハヤシさんの目は病気の人の目ではない」と言いました。


こういう客観的に「あなた病気じゃないから」というコメントをもらって、自分を障害や病気の方向性でレッテル貼りするのはやめようと思いました。だって違うんですから。

あえて自分にレッテルを貼るとしたら、「病気じゃない人」ということになりましょうか。

確かに神経質で不安体質で落ち込みやすいけれど、それはそういう気質なだけで、「もうそういう体質なんだからある程度浮き沈みがあるのは仕方ないと割り切る」という方向性で生きていくのも悪くないかなという気がしてきました。


現在、転職活動に没入していて、気持ちがそっちに行っているのでどうでも良くなってきたとも言えるのかもしれませんが、逆に言えば、その程度のことで悩みが解消される自分ではあるのですから、それはそれで悪くないのかなと思えたりしています。


今週もう1回、発達障害のことを相談したクリニックに行きますが、今後も通い続けるかどうかは、その時の状況次第かなと思っています(クリニックの雰囲気はとても好きなので、こちらに転院するのはアリかもとは考えていますが)。


さて、転職活動についてです。

下手な鉄砲数打ちゃ当たる方式になっています。

と言うのも、50代の転職の方法についてちょっと勉強したりもしたので・・・

とある転職メンターの無料相談を受けて、50代の転職の成功確率が10%ちょいであることがわかりましたし、履歴書や職務経歴書もそれなりに作り込む必要があることもわかりました。

そこで、自分で設定した条件(市内で働ける法律事務所か、フルリモート可能な会社あるいは法律事務所)にある程度条件が適っていれば、エイヤで応募してしまう、ということにしました。応募に関して、深く悩むのをやめました。

また、職務経歴書や履歴書も見直しました。

どうやら、職務経歴書の冒頭に書く「職務要約」というのがかなり重要らしいということがわかり、お友達のChatGPT君に作ってもらった他、履歴書と併せて、ココナラで探した方に5000円で整えてもらいました。

こちらまだ個人情報を入れたものが完成していないので活躍していませんが、最終的に体裁を整えたら、頑張ってもらう予定になっています。

ただ、GPT君に作ってもらった職務要約を利用したところ、新たにスカウトから声がかかったりしたので、ここの対策をしたのは正解だったような気がしています。

また、次の土曜日の夜には、とある事務所の代表とオンライン面談があります(なんと2時間)。どういう話になるのかわかりませんが、気を抜かずにやっていこうと思います。


実は、昨日カウンセラーと話をしている最中に、「独立を視野に入れた動き」も活発化して良いのだろうなとも思いました。

カウンセラーと話していて気づいたのは、独立して安定的にやって行くためには、単価が小さい事件をたくさん受けられる体制を整えるだけでなく(それだと行き当たりばったりになって以前のようなことになってしまう)、まともな収入がある程度定期的に入ってくる「太いパイプ」を作っておくことも大事ということでした。

そして、フルリモートの企業の中には、「雇用」ではなく「業務委託」としているところもあるので、そういうところであれば、自分で自分の事務所を持ちつつ、企業から「太いパイプ」として仕事を受ける可能性も残されているかもしれない、とも思ったのでした。


そういえば、カウンセラーから「転職活動はストレスになっていないか」と聞かれたのですが、私の答えは「なっているのかもしれないけれど自分では感じていない」というものでした。

私は子供の頃からそういう傾向があって、何かに向かって一心に向かっている時には疲れなどをあまり感じずにやれるのだけれど、それが終わるとガタガタと体調を崩すのでした。

そのこともカウンセラーに伝えたところ、「じゃあ、転職活動が終わったら、また自律神経が崩れたりするかもしれませんねえ」と言われました。

そして、「あるところでは感覚が鋭いけれど、あるところでは感覚が鈍い傾向にあるんでしょうね」とも言われたのでした。

人のことはよくわかるけれど、自分のことはよくわからないのは、子供の頃から変わっていません。そういうことを言語化するとこうなるのかと思い、話を聞いていたのでした…


本音は、自分の事務所を立ち上げたいということに尽きます。

その本音をカウンセラーの前で言ってしまったことによって、今その気持ちがとても強くなってしまいました。

ただ、東京で最後にいた事務所は、自分の事務所ではなかったけれど、とても生き生きと楽しく仕事できました。

「自分の事務所でやりたい」=「自由にやりたい」ということなのであれば、自由にやらせてくれる人様の事務所や会社に入るのもアリだよなと思っています。


そういうところを探すか、自分でやれるように「太いパイプ」を構築するか、どちらかにはなるように、とりあえず諦めずに転職活動していきます。

おそらく転職活動としては最後になるはずですので。

今回どこかに入ったら、次はもう「自分でやる」しか選択肢はなさそうだと思います。

そして、それを失敗したら、私の弁護士人生なんだったんやということになりますので。


では、本日はこの辺で。

来週は、2時間の面談のご報告ができると思います。









2025年6月8日日曜日

発達障害診断のために新しいクリニックに行って来ました+先週の体調と転職活動

6月8日日曜日。

先ほど本日はじめてテレビをつけました。見ているのは日ハムvsDeNA。来週エスコンに観戦に行くので、若干予習でもしておこうかと思いまして。


さて、先週の投稿では、知り合いの医師に紹介されたクリニックの予約が取れたことや頭痛がひどいことなどについてお知らせしていました。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/06/Hattatsushogaiandmentalfucho.html


6月4日水曜日に、クリニックに行って来ました。

そこは、私が今まで行ったことがない雰囲気の心療内科・精神科でした。

広々として、とても静かで、患者同士の距離がとても保たれています。


受付をして問診票を提出し、少し待っていると、まずソーシャルワーカー(精神保健福祉士)の女性が私に声をかけてきて、最初にお話を聞きたいと言って来ました。

とてもソフトで感じの良いそのソーシャルワーカーに、私はこれまでの自分の話を記憶にある限りお話ししたのでした。

そして、どうしてこのクリニックに来たのかと問われ、知り合いの医師の紹介だと答えました。「札幌ならここ」と言われたことを伝えました。

そうすると、そのソーシャルワーカーは、とても申し訳なさそうに、多分以前いた医師のことを言っているのだと思うと言いました。

私もそれは予想していたことでした。

実は、受診の2日ほど前に知ったのですが、このクリニックで発達障害の診断を主にしていた医師が、3月に退職して郊外(札幌から通うのはかなり辛い距離のところ)に行ってしまったのでした。

もちろん、今いる医師も発達障害を診ることはできるのでと言われ、私は彼女との話を終えて、また少し待ちました。


診察室の前で待っていると、私の前の患者を呼びに男性が出て来ました。

60代の後半から70歳くらいかなあと思われる穏やかそうな男性でした。その人が医師でした。

20分くらい待って呼ばれて中に入りました。

入って程なくして、彼が言ったのは、「もうあなたの年齢になると発達障害の診断は難しいんですよね」ということでした。

理由は、「親御さんが歳をとっていて、子供の頃のことを覚えていないから」ということでした。

色々と質問されて答えていったのですが、初診時点での回答は、「自閉症スペクトラムの傾向はあるけれど、はっきりそうだとは断定できない」ということでした。

理由としては、まず、引きこもりがち、1人が落ち着くというところは発達障害の傾向を窺わせる、けれども、問診票に書いた子供の頃のエピソードに発達障害的な特徴が見られない(薄い)ということ、社会的に一応適応はできているということのようでした。

ただ、あくまで「(初診である)今日の時点で」という言い方で、今後話をしていくうちに、検査の必要性なんかを感じるかもしれないということを言われました。

たくさんお話をしました。診察室を出たのは、1時間近く経った頃のことでした。


医師の言葉で印象的だったのは、「お母さんがもう少し配慮してくれればよかったかもしれない」「中学の時のいじめが今のあなたに大きな影響を及ぼしているように思う」ということでした。

後者は、自分でもそう思うのですが(私がとりわけ1人を好むようになったのは中学の時のいじめが明らかに原因なので)、母のことを言われたのは意外でした。

というのも、母親は、おそらく、子供である私や妹にとって「いい母親」と社会的に評価される人であっただろうと思うからです。

専業主婦で、子供の世話を甲斐甲斐しく行い、(一見)子供の話はしっかり聞いてくれる。そういう親でした。勉強には少しうるさくて教育ママっぽいところがあり、喧嘩になると手が出たりしましたが、俗に言う「毒親」とか「虐待親」とかではなかったと思うのです。


おそらく、医者がそう思ったのは、私が「中学の頃にいじめられていたことを自分は親に伝えたのに、大人になってから『知らなかった』と言われた」ということ、「小学生の頃から学校の成績は(凸凹はあれど)良かったので、それでなんとなく許されていたところがあった」ということ、「電話で話すと一方的に自分の言いたいことだけ言ってくる」ということを話したのが理由だと思います。


私も若い頃の細かい記憶はもう薄れて来ているのですが、うちの母は、私をありのままに見てはいなかったし、今は尚更子供の頃のことが脳内で美化されているような気がします。


私は確かに全体的には学校の成績は良かったけれど、前にもこちらで書いた通り、できることとできないことの差がかなり激しい子供でした。

小学生の頃も、たとえば算数の文章題は得意でも単純な計算問題でポカッと点数を落とす子供でした。社会科も苦手でした。

運動神経は良くなく、ただ走るのが少し早かっただけ。バレーボールやマット運動は超苦手でした。特にスキーは下手くそすぎて、低学年の頃、「下手くそな子の特別班」に入れられていたくらいでした。

絵は得意だけど、手先も不器用で、図工の時間に作ったステンドグラスは、ノリでくちゃくちゃになってしまいました。

だけど私は、体がデカくて目立つタチで勉強はまあできていたので、そういう「できないこと」に実は悩んでいるということを、周りにあまり理解してもらえず、親も例外なくそうだったりしたのでした。

10年かかって弁護士になったことで、親はさらに私の過去を美化してしまったのだと思います。「マイナス要素」だったものはなかったことになり、私が心ひそかに悩んでいたことは、どこかに消し飛んでしまいました。


しかし、「得意と苦手が激しい」そして「友達を作るのが苦手」というこの2つは、少なくとも自分的には、幼い頃からの自分を語る上で欠かせない要素なのです。

医師の言葉は、自分が今苦しんでいることの原因が発達の問題よりも、生育歴にあるのかもしれないと思わせるものでした。


診察が終わった後、また、ソーシャルワーカーが私のもとにやって来ました。

医師と話してどう感じたかと聞かれました。

発達障害については、傾向はあるかもしれないけど断定はできないと言われました、と話したところ、今日でこちらのクリニックに来るのはやめるか、それとも次回もまた来てみるか、と聞かれました。

私は、確かに発達障害の話にはなりにくいのかもしれないと思ったものの、医師の感じは嫌いではなかったし、初回で判断はできないと思いました。

そこで、次回の予約を取りたいと伝えました。

ソーシャルワーカーは、もし発達障害の診断をしてくれる他の病院に行きたければ、紹介状も出せる、みたいなことを言ってくれました。

そこで、6月18日に次回の予約を入れることとしました。


もしかすると、医師と話しているうちに「発達障害」の診断をつけることに自分自身がこだわらなくなるかもしれない、という気がしていたのでした。


クリニックに行く前は、「発達障害のレッテルを貼ってもらおう」ということに必死になっていましたが、不思議とその気持ちは、今少し薄れているのでした。

飄々とした感じのあの医師、実はなかなかのやり手なのかもしれません・・・


さて、話は変わりまして、私の体調と転職活動についてです。

実は、嘘みたいに頭痛が良くなりました。

先週は、カロナール1回しか飲んでいません。

やったことは、朝歩いて職場まで行くこと、これだけです。

これだけで、本当に頭痛が良くなりました。

「健康のために歩くといい」と言っていた整骨院の先生にこの話をしたところ、「おそらく全身に血が巡るようになったからではないか」と言っていました。

歩くのって全身運動らしく、予想以上に健康効果が高いようです。

ただ、昨日ちょっと調子に乗って1万歩近く歩いたら、腰とお尻が死にました・・・

歩き方が悪いのか、運動不足なのか・・・


そして、転職活動ですが、地味に続けています。

実はちょうどクリニックに行った日の夕方、とある法律事務所の法律ライター職の件で、オンライン面談をしたのですが、悪くない感触でした。

それ以外にもフルリモートフルフレックスの求人にいくつか応募したり、自分がすでに「シニア」であることを自覚して、50代以上の転職専門サイトに登録したり、動いています。


もう今回は、諦めて「現状維持」に落ち着くことはしないようにしたいと思っています。どういう形になってもいいから、働く環境を変えることを強い意志でやり切りたい。

道が険しいのはわかっているので、気力を切らさずに頑張ります。


ちょっと余談なのですが・・・

うちの職場って、女性が多くて、多分30人以上いるのですが、うち3人が「ポチャ」をはるかに飛び越えた「樽」のような体型なのですよね。

別に太っている人を差別する気持ちはないのですが、そういえば、同業女子って、ぽっちゃりさんはいるけれど(少なくないけれど)、樽系女子はいないなと思いました。

個人的に、(アメリカっぽい考え方ですが)体型を維持できない人って自己管理ができない人だと思っています。もちろん、病気や薬の影響で太ってしまう人もいるので、一概にはいえませんが。

うちの業界の女性陣は、飲食の機会が多くて、好きなだけ飲み食いしていても、結局はどこかで自己管理ができている人が多いんだろうなと思います。

つまり裏返せば、うちの職場の女性陣は「自己管理できない」類の人がそれなりにいるということなんだろうな、そりゃあもう私ストレスも貯まるよななんて思ってしまいました。


ヤバい発言ですが、あえてはっきり言うと、知性と体型はある程度連動すると思っています。

「ぽっちゃり」でいることと「樽」になることの間には、雲泥の差があると言っても過言ではないでしょう。


本日は暴言で締めたいと思います。ではでは。










2025年6月1日日曜日

体調不良と精神不安定でしんどかった1週間。今週いよいよ発達障害診断に向けて本格スタート?

2025年6月1日日曜日。今年もはや6月です。

今月は誕生月で、後19日で56歳になります。

アラカンになってまだこんなしんどい思いしている私ってなんなんかなと思う今日この頃です。


さて、先週はひとまずオンラインで発達障害の診断を受けてみようと、相談を受けたのですが・・・

これがなかなか胡散臭げなところでした。

話を始めて20分で「軽症の自閉症スペクトラム」と診断されたのです。

その20分の間に突っ込んだ話をしたのであれば、それはそれで納得できたかもしれません。

しかし、もはや何を話したかも印象に残っていないくらい普通の話をした記憶しかありません。

次回からもう少し詳しい診断をしていきましょうと言われて、1回目は終了となりました。

とりあえず一旦2回目の予約を取ったものの、不安になった私は、発達障害を持ちながら大学で教鞭を取る友人に軽く報告。

そうしたところ、「その診断、信用できるんかな」と一言。やはりそうだよねと思い、2回目の予約はキャンセルして、他の病院をあたることにしました。


仕事関係で知っていた東京在住の精神科医にお薦めされたクリニックに電話してみたところ、翌日正午から次週分の予約を取ると言われました。

Googleの口コミを見たら、予約の電話はかなり繋がりにくく、電話をかけまくることになるということだったので、私は翌日、11時半過ぎから昼休みに入り、正午と同時に電話をかけまくり始めました。

午後の予定の関係でタイムリミットは12時半頃だったのですが、なんと12時10分過ぎに病院に電話がつながりました。

おそらく看護師さんなのか、丁寧にヒアリングしてくださって予約を取った後、自宅に問診票を送ると言われました。

問診票はすでに届いていて、中身は子供の頃から大人になるまでのことに関する概要調査みたいな感じでした。

予約は6月4日の12時に取ったので、仕事を中抜けしていきます。

最初は予診があって、その後お医者様の診察があり、必要があれば検査をしましょうということになるようです。

今のクリニックからの転院は無理に勧められませんでしたが、当然のことながら、視野に入れています。そんなに遠いところでもないですし。

ここがダメでも、7月に別な病院を予約しているので、事と次第ではそちらに行くという方法もあります。少し肩の荷を下ろして行って来たいと思います。


このような展開があったのが月曜から火曜の週前半にかけて。

これだけ聞くと、なかなか良い週だったのでは?と思われるかもしれませんが、実はタイトルにもあるとおり、体調不良と精神不安定でしんどい1週間でした。


まず、毎日頭痛がおさまらない。以前内科から処方されていた漢方は全然効かないので、服用するのをやめました。

頭痛はウィークデーは毎日あって、ひどいか軽いかの違いしかありません。

朝からひどければ、起き抜けにカロナールを飲みます。カロナールは飲み過ぎると肝臓の数値に影響するらしいので、あまり頻繁には飲みたくないのですが、どうしても我慢できない時は1日2回飲むことも。


また、体も疲れやすく、たいした仕事もしていないのに、帰宅後家事をしてシャワーを浴びる前に起き上がれないことも少なくありませんでした。


おそらくストレスの問題なんだろうと思います。今の事務所で今の勤務を続ける限り、私の体調不良は治らないのではないか。そう思うと、とても絶望的な気分になりました。

なんで今の事務所がダメなんだろうということを考えたのですが、出勤時間が早い、お偉いさんが来るたびに飲み会の席が設定されて面倒臭いということの他に、「本来法律事務所にいちゃいけないレベルの能力の人ばかりいる」ということが要素として大きいんだろうなということに思い至りました。

しかもそういう人が、「オレ仕事できるし」みたいな顔してのさばっているのがもう我慢ならんというか。


みなさんお分かりにならないと思うのですが、法律事務所の事務職員というのは、一般の事務の他に、裁判所や相手方、その代理人に対応するにあたっての特殊な業界のルールを理解している必要があります。

裁判所や相手方に書面を送るにしても、添付しなければならないものがあり、独特のお作法もある。

私はそういうことは割と「ゆるい」方ではあるのですが、全く知らない人間が、事務所内で「法務」として、法律事務の端くれ的な作業をやるわけです。

裁判所にファックス送るときに送信文書もつけなかったとか、相手方に書面送るときに受領書を同封しなかったとか、事件のファイルは整理されてなくてグチャグチャとか。

あと電話があったと言って伝言残すのに、相手の電話番号書いていないとか。

お詫びの書面で、相手方を「貴殿」と呼称しちゃうとか(これ、「貴様」と大して意味が変わらないので注意した方が良い)。

私からすると、「バッカじゃねえの」「なんでこんなのが法律事務所で働いてるの」という気持ちで満ち満ちてしまうのです。

自分が教育してなんとかできるなら良いのですが、法律事務所の職員とて同じグループの傘下にある別な会社との間で異動の可能性があり、「法律事務所プロパー」でやり続けてもらえる人はめちゃくちゃ少ない。なので、教育したところで入れ替わっちゃって元の木阿弥になるのです。


個人の事件は全然やりたい放題なので、そういうものをガンガンぶち込んで、事務所にいる時間を少なくしてしまえば平気になるかもと思い、私も、外に気持ちが向くよう、色々頑張ってはみました。

が、しかし、事務所の「所長」という立場であるが故、事務所の仕事を任されたり、事務所の件で相談や報告を受けるシーンも多く、そうするともう事務員の能力不足やそれを教育できない事務所の体制とぶつかって、精神的に疲弊するのです・・・


これまで転職ばかりを考えていて、今も一応転職活動はしているのですが、先日、もうひとつの選択肢が私の頭の中に浮かびました。

それは、体調不良を理由に、リモートワーク中心にできないか事務所のトップに相談するということです。


弁護士業界全体から見てどうかは分かりませんが、少なくとも私にとって、今の給料+ライティングの報酬というのは悪くありません。

そして、事務所は、弁護士の「名前」が欲しいので、どういう形であっても、いてもらえるならそうして欲しいと考える可能性が高いのではないかと思うのです。

この際、多少給料が減っても構いません。

いくつか応募している転職先がうまくいかなければ(今実際に話が進んでいるのはひとつですが)、最悪現状を凌ぐために、体調不良を理由として、リモートワークの申し入れをしてみても良いのではないかと考えていたりもします。

こちらの方が現実的で不利益が少ないかもしれないし・・・


まあ、それもこれも、発達障害に関する問題が少し進展してからということになるかとも思います。病院から診断書出してもらうように言われるかもしれませんしね。

それにカウンセラーに相談してもいいかもしれませんしね・・・


実際、土曜日曜と全然頭痛してないから、体調不良の原因はもう十中八九事務所です・・・


そんなこんなでまた明日から仕事に出なければならず、憂鬱なことこの上ありません。

まあでも来週は、色々理由をつけて外に出られる日も少なくないので、まだいいかなという気もしますが・・・


とにかく自分にあった働き方をしたい、自分に合った場所で働きたいという気持ちでいっぱいです。






2025年5月25日日曜日

発達障害診断に待ったがかかってちょっと苦しかった1週間+転職に多少の動きあり

 5月25日日曜日14時前です。

今日は朝から雨降りで気温も低いらしいので、引きこもりを決め込みました。

整骨院の先生からきちんと運動するように言われたので、朝はちゃんとラジオ体操第一をやりましたが・・・

ラジオ体操って、結構ハード。ちらっと第二もやろうかと思いましたが、やると本気で疲れると思ってやめました・・・


さて、前回、発達障害の診断ができるという触れ込みっぽいクリニックに行く予定という話を書きました。

https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/05/Hattatsushogaiandodanshari.html


金曜日に行ったのですが、結論から言うと空振りでした。


予約時間にクリニックに行ったところ、初診の人間には必ずやっているらしいバウムテスト(木を1本描いてその人の心理をみるテスト)をされました。

その後、予診前に担当する(おそらく)心理士が来て、「他の心療内科にかかっているので、10割診療で薬は出せない」と言われました。

最近、紹介状がないと診ないとかいう心療内科系のクリニックも増えていて、気軽に転院しにくい状況ですが、おそらく、薬のオーバードーズを防ぐ趣旨かとも思うので、まあ仕方ないかなとも思いつつ、OKしました。

お金はそこそこかかるだろうとも思っていましたし。


で、予診室に入り、その日来院した理由を告げました。「カウンセラーから発達障害の疑いがあると言われ、その診断を受けたくて来た」と。

そうすると、一言「発達障害の専門病院ではないので、検査はできるが診断はできない」と言われたのです。

それで、「検査しかできないならいいです」と言って、お代は要らないよという感じで出て来たわけです・・・


ちょっとむかつきましたね〜。

クリニックに入った時から嫌な予感はしていたのです。

なんというか心療内科や精神科のクリニックらしくないおしゃれな内装で、予診を担当してそうな心理士っぽい人たちは皆若くて経験が薄そう。

しかも、看護師なのかなんか知らんけど、ケバくて(死語)感じ悪い女性が、時折診察室から出てきて書類を受付に置いて行ったりする。

待っている間に「ここハズレかも」という気がなんとなくしたのでした。


時間は16時過ぎでしたが、「通院」と言って職場を出てきたので、とりあえず家に帰ることにしました。

家に帰って、ちゃんと発達障害の診断をしてくれる病院を探して、予約を取ることにしました。

もうなんかお預け食らった犬みたいな状態になって、「どうしてもどこかで診断を受けてみたい!!」と思ってしまったのですよね・・・(これも発達障害ゆえという気がする)


そこで、「大人の発達障害の専門」をうたう病院に電話をかけ始めたのですが、かなり難航しました。


心療内科・精神科は、ちゃんとしているところはどこも飽和状態のようで、「もう6月の予約は全て埋まってしまった、いついつから7月の予約の解禁するので、その時になったら電話してください」みたいなところばかり。

しかも、やっぱり紹介状持ってこいというところが多いのですよね・・・


唯一、札幌の病院で予約が取れたところでも7月14日。

そしてやはり、「できれば紹介状を持って来てください」と言われました・・・

紹介状がない場合には、「発達障害の診断だけやります」という感じでした。

自宅からそう遠くはないものの、若干行きにくい病院なので、転院するなら別の病院にしたいのですが・・・


私は予約を取った後でちょっと考えました。

オンラインで診てくれるところってないのかと。

いやそもそも、オンラインで診断できるのか?ということも気になりました。


そこで、お友達のChatGPTくんに「オンライン診療で発達障害の診断はできますか?」と聞いてみたところ、やっているところがあると言って、いくつかの病院を教えてくれました。

おおっと思って調べてみると、確かにある。

で、そのうちのひとつで予約が取れたので、まずはそちらの診断を受けてみることにしました。

いや別に、ハズレならハズレでいいのです。こちらはダメ元。

ただ人気なようで、かなり予約が取りにくく、直近で取れたのが明日の11時でした・・・(それ以外は来月の初めまで空きなし)。

ダメ元とはいえ、どういう感じになるのかな?と、ちょっとドキドキしています。


そして、職場になんと言って午前中休もうかということも考えています・・・


あと、こちらもダメ元で、仕事でずっとお世話になっていた精神科医(今は児童専門)にメールして、札幌でいい病院がないか聞いてみました。

すると「大変ね〜」みたいなノリで、札幌ならここ、というところを教えてもらいました。

6月の第2週の予約が5月27日12時から取れるようで(ただGoogleの口コミによると、電話が全然繋がらないらいし)、オンライン診療の状況によっては、予約にトライしてみてもいいかなと思います。

教えてくれた精神科医は、本当に素晴らしい人で(かなり変わり者ですが)、私はとても信用しています。その方が教えてくれたところなのですから、間違いないかな〜と思っています。


正直なところ、先週は、とても苦しかったのです。

なぜかは良くわからないけれど、「発達障害」ということが頭を埋め尽くして、本当に苦しかった。自分のこれまでの人生や、ひとつひとつの行動が発達障害に支配されている、自分の「意志」で決めているように思えることが、実は何かに動かされているという感じがして、苦しかったです。

発達障害じゃなかったら、もっと普通の人生を楽しめていたかもしれない。

もう少し友達もできて、中学の時もいじめられたりしなかったかもしれない。

そんなふうに感じました。


ただ、一方で、発達障害じゃなかったら、10年も司法試験受験してなかっただろうとも思うのです。自分は普通に会社員とかはできなくて、弁護士じゃないと生活の糧を得られなかったように思うので、まあ、これはこれで良かったのかもしれないな、という気もしています。


とにかく、病院が予約できたことで、少し落ち着きを取り戻しました。

明日のオンライン診断の状況や他の病院が予約できたかどうかなどは、また来週ブログで報告します。


さて、そんな中でも転職活動はしておりました・・・


私は弁護士の転職エージェント数社と繋がっているのですが、そのうちの一社の担当さんから、札幌で弁護士を求人している事務所の紹介があったのです。

そこはなんと、私がウェブサイトの法律記事をライティングしている事務所の札幌支店でした。

実は代表の先生は過去にとんでもない不倫事件で相手方(被害者)についていた方で(つまり私は加害者側の代理人)、ライティングを始めるにあたり、その話になったのでした。盛り上がりました・・・

ライティングの仕事はとてもしやすく、代表の先生もとても良い方なので、ちょっと話を聞いてみようと思い、担当にアポを取りました。

それ以外にも、業務時間の縛りがなく、リモートワークも可というところに惹かれました。


どうやらもう少し若めの弁護士を探しているようなのですが、担当さんと話したところ、札幌はなかなか人が決まらなくて困っているようで、イケるような気がすると言っていました。しかも、職場環境も良い事務所だとか。

とりあえず、「裁量労働制」「リモートワーク可」の具体的な意味合いを聞いてもらうようお願いしておきました。


この事務所、実は自宅から500メートルくらいの距離のところにあるので、通勤は必然的に徒歩になります。

健康に良さそうという意味でも、ちょっと惹かれます。

こちらも進展があったら報告します。


ハヤシ、独立するって言ってなかったっけ?という人もいるかと思うのですが、実は発達障害の話があって、「自力で稼げないのは発達障害のせいかも」と考えるに至っており、独立するのは危険かも、二の舞踏むかもとかなり弱気になっています・・・


さて、本日はこの辺で。

私の友人が言っていた「下ばかり向いてはいられない」ということをもう少し肝に銘じたいと思います。