本日はいきなり本題に入ることにいたしましょう。
つい1週間前の今日、私は、「事務所辞めたい!!でも今は辞められない!!」などと悶々と悩んでおりました。
*前回の投稿はこちらから
https://comcomcom0620.blogspot.com/2025/07/Yametainosonosakini.html
その日1日悩みすぎて、頭がパンクして心も落ち着かなくなり、翌日は冷静に仕事ができるような状態ではありませんでした(やっぱり発達っぽい?)。
そこで、体調不良を理由に仕事を休み、自宅で、「独立するために何を身につければいいか」をひたすら悶々悶々と考え込んでおりました。
どこがどうして頭が飛んだのか「占いができる弁護士」だったら売れるかもしれないなどと思い立ち、数秘術の勉強をしようかなんて、意味のわからないことを考えるまでになっていました。
前日の日曜日、前回投稿をした後に、「そうだ、一度運気をみてもらおう」と思いたち、大通りの近くにある占いサロンを夕方予約していました。
悩み疲れた私は化粧して着替えて、占いサロンに出かけたのでありました。
待っていたのは、40代くらいの女性の占い師。四柱推命で占ってくださいました。事前にLINEで、生年月日と出生地、本日聞きたいことの概要はお伝えしていました。
占いが始まって、自分が弁護士であること、独立したいけれどかくかくしかじかこういう理由で、独立しても良いものかどうか悩んでいることなどを伝えました。
そうしたところ、出てきた答えは、以下のようなものでした。
ハヤシさんは、めちゃめちゃ頭がいい。
で、バカが嫌い。それが顔に出るので、接客業が向いていない。
ライターとかは向いているので、バンバンやればいい。
昨年から10年間はとても運気が良い状態で、その間は、やっていけるでしょう。
ただ、初めから大きくやろうとしないこと。
SNSのバズり運はないので期待しないこと。
「バカが嫌い」と言われたときには、あまりに図星すぎて笑ってしまいました。
確かに私、割と顔には出るタイプなので、事務所で、バカ事務員らがバカな対応したら、めっちゃムッとした対応しているだろうなということは想像に難くありませんでした。
そして、相談者についても、(数は少ないけれど)想像を超えるバカが来たときには、おそらく顔に出ているのではないかと思われました。数年前に一度、あまりにバカなことを言い出した相談者に、色々聞き返していたところ、ブチ切れられて帰られたことがあったりしたので・・・
ただまあ、向こう10年なんとかやれそうというのは嬉しい言葉でした。
こういうのは当たるも八卦当たらずも八卦ですが、少なくとも「今運気激悪です」というときに独立するのは回避した方がいいだろうと思うので、「悪くない」ということを知れたのは、ひとつ自分への後押しとなりました。
疲れていた頭が少しリフレッシュされて、私は占い館を後にして、帰宅したのでした。
用心深い?私は、ChatGPTくんにも、独立運を占ってもらったのでした。結論は、占いサロンとほぼ同じでした。
私は思いました。
以前と違って今は、ライターの収入がいくらかあって、最低限の経費はそれで賄えるであろう。あとは、なんとか頑張って、何某かの仕事を取れれば、やっていけるのではないか。
思い切って、もう1度自分でやってみようと思いました。そう思ったのは、たぶん7月29日か30日のことでした(この辺り、色々考えすぎて頭がはち切れそうになっていて、時系列での記憶が曖昧だったりします)。
まず、親に報告。
翌日、4月に入所した(おっさんだけど)新人弁護士にまず報告。引き継ぎはちゃんとするし、今一緒にやっている事件ももちろん最後まで一緒にやると告げました。今後も相談に乗って欲しいと言われたので、それももちろんOKしました。
そして翌々日、7月31日に事務所内の回覧機能を使って、代表と統括事務局長に、退職の意思を伝えました。
ガンガン慰留されるかと思っていたのですが、そんな感じではありませんでした。
ちょっとがっかりした感じで、「やっぱり、うちの事務所の仕事、嫌でしたかね〜」などと言われました。
それを聞いて、もしかしたら、私が事務所に愛がないことがバレていたかなという気もしましたし、代表自体が、事務所に誇りを持てていないのかなという気もしたのでした(もしそうであれば、他の人が誇りを持てるわけがない)。
地味にですが、事務所開設のための動きは初めております。開設のために必要な物事のチェックリストはすでに作りました。
事務所は今回は、レンタルオフィスにするつもりです。
節約するならバーチャルオフィスでは?と思われた方もいるかも知れませんが、我が業界は、法律で実店舗を持たねばならないことが定められており、バーチャルは許されないのです。
もちろん自宅事務所でもいいのですが、いざという時の相談スペースが設けられないし、住所が公開されてしまうので、防犯上のリスクも大きい。
というわけで、低コストで事務所が出せるレンタルオフィスを選ぶことにしました。
最近は札幌もレンタルオフィスが増えているようで、選ぶのには困らないかな・・・と思っています。
事務所名については、経営が軌道に乗らなかった前回の名前は使いたくありませんでした。
そしてここでも運勢を意識して、GPTくんに姓名判断してもらったところ、苗字平仮名が一番良さそうだったので、それでいこうかなと思っています。
あとは、金をどう稼いでいくか。
今顧問先とかもない状況ですし、弁護士会が主催する法律相談の登録もあまりしていないので、そちらからの収入はあまり見込めない。
そこで、副業的な何かで稼げないかと、YouTubeなんかで情報収集したのですが、これと言ってフィットするものがありません・・・
でも、この点については「ああ、そういうことか」ということが、つい昨日ありました。
副業や事業、投資や家計の見直しで「小金持ち」を目指すオンラインサロンの「リベシティ」というのを知っている人もいると思うのですが、主催者の「両学長」という人の動画をYouTubeで見ていました。
私は、この人の言っていることが基本的に正しいと思っていて、動画を見つけては、いつもちょこちょこと見ておりました。
昨日見た動画では、「やりたいことがない」という人でも、それは、日常に追われて、心の奥底にしまわれているだけではないかという問いかけがありました。
それを見て、私は、ハッとなりました。
私は、「書くこと」で生きてきたいのだな、と気づいたのです。
これまで、「生きていけるならどんな副業でもいい」と思っていました。お金がなかなか入らなくなる状況が、老後を控えて怖かったからです。
しかし、「物書き」になることは、私のもうひとつの夢でした。
小学校5年生の時に、向田邦子の作品に出会い、言葉というのはなんでも表現できるんだということを知り、物書きになることに憧れを抱き始めました。
一方で、弁護士になりたいという夢も芽生え始めました。
一時期、両方の夢に向かって活動していた時期もありましたが、私は、「二兎を追うものは一兎も得ず」と思い、より確実性が高い司法試験合格を目指し、物書きへの夢は封印して生きてきました。
弁護士になってからは、そちらの仕事で手いっぱいで、物書きの夢を本格的に追う余裕はありませんでした。
時系列を追って作成する(🟰ある意味ストーリー仕立てになる)訴状を作成したり、たまにウェブ記事を書かせてもらったりして、「書くこともできているし」と自分を納得させていたのでした。
昨年の1月頃から、あまりに事務所の仕事が暇なので、本格的にお金をもらって法律ライター業を始めて、「私にも書けることがある」ということに気づきました。
月に60本くらい書ければ、なんとか生きてはいけるのに・・・という思いがありました。
が、そう簡単に月60本という数の依頼を得ることができていませんでした。
なので、「副業として割り切るしかないか」と心のどこかで思っていたけれど、そうではなかったのです。
自分の本音は「書くこと」を本業として生きていきたいということだったのだなと、ようやく気づけたのでありました。
もちろん、前回投稿に書いたような「困った人を助けたい」という気持ちはあります。ですが、それは自分の主力業務ではなく、あくまでボランティア的なものに過ぎないのだろうと考えるに至りました。無理のない範囲でこれからも続けていきたいです。
先月のカウンセリングの際に、先生が聞きたかったこともこういうことなのでしょう。
自分の内側から出てくる「やりたいこと」って何?
封印してきた本音がようやく出てきたことが、私としては喜ばしいのでした。
ただ、一方で、「じゃ、書くことでどうやって収益上げていくの?」というのが、今の課題です。
開業まで、あと4ヶ月弱。あと年収50万円でも100万円でもいいから、差し当たり上げて行けるようにしていきたいと思っています。
明日は、商工会議所で、中小企業診断士の人からアドバイスを受け、水曜日には、企業スクールの代表のオンライン面談を受けることにしています。
どんなことでもいい。ヒントを掴んでいきたいと思います。
不安もあるけど、ワクワクもしています。独立に向けて、できるだけの準備をして頑張っていきます。途中経過をまた皆さんにご報告します。
もちろん、発達障害のお話も。
ではでは。
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