2013年3月3日日曜日

リーバイス501の魅力

ノンウォッシュのリーバイス501
イングランドのハイスクールのジャケット(ギャルソンのスタンプ付)
コモノリプロダクトのチェックのシャツ
キコで買ったビーズのネックレス
カンペールの定番スニーカー

本日のワタクシのコーディネートでございます。
休日仕様に見えますが、実は軽く1つお仕事がありました(だからジャケット着用)。

リーバイス501(赤耳)は、昨年の10月頃に購入したのですが、実は初挑戦でした。
ジーンズは子供のころからは着慣れていたアイテムで、小学生のころは、母親が選んだ赤のボブソンのストレイトを愛用するサイケな子供でした。
自分で選ぶようになってからは、色々と試行錯誤ののち、女性らしいぴったりしたラインは似合わないこと(注:日本人で、体型が出るラインのジーンズが似合うのは、ごく少数の選ばれし人たちだと思いますよ)が判明し、緩やかなラインのストレイトジーンズを好んで履くようになりました。34,5歳のころ、ですかね。

で、色の濃いデニムはあまり似合わない気がしていました。
愛用していたのは7年前に買ったearnest thawnのヴィンテージ。
まだ、神宮小学校横にあったころのジャーナルスタンダードラックスで購入しました。
生地が柔らかくてデリケートだったので、3年ほど洗わなかったところ、母にこっぴどくしかられ、泣く泣く水洗い。
その後も決して洗剤は使わず慎重に洗い、大切に大切に履いてきました。
これが生涯の1本になるのかなと思っていたところ、突然、昨年の秋に「ノンウォッシュのジーンズをきれいに履きたい」と思い立ったのであります。

私は、元々トラッド好き。大学生のころは、バイト代で買ったジュンコシマダの紺ブレを愛用していたほど。
去年の秋は、ちょうど、気分がトラディショナルなファッションに回帰してきたころでした。
ほら。つい1、2年くらい前まで、ナチュラルテイストの強い服装が流行っていたじゃないですか。
コットン生地のズルリンとしたワンピに、あえて太めのパンツ合わせる、みたいな。
そういうファッションが、私の場合も、2年前くらいから、とてつもなくつまんなく思えて、ちょっときれい目なものに好みが戻ってきて、戻り始めは、わりにモードな感じにシフトしていたのですが、元々持っていたトラッド好きの血が、最近ふつふつとわいてきまして。
ネイビーのジャケットにきれいなシャツ着てノンウォッシュジーンズ履きたいなあ。
なんて思い始めたわけです(なお、先週は、ビューティフルピープルでネイビーの金ボタンジャケットを購入)。

で、どうせなら501に挑戦してみようかなと。
501は、シンプルなアイテムですが、それだけに着る人間にそれなりの味や個性がないと、着こなせません。
20代のころに一度試着して、全く似合わなくて、いつか着たいなあと思いながら、でも私には似合わないかもと忸怩たる思いを持っていたアイテムなのでした。

昨年10月、ここなら売っているかなと、久しぶりに表参道の(移転済み)ジャーナルスタンダードラックスへ行きました。
で、売ってたわけです。お2階に。
サイズ違いも含めて何着か試着させてもらって、ノンウォッシュの30インチを購入。
愛用しています。

まず、腰回りのゆとりが絶妙(ただ、洗うと縮むので要注意!!)。
サイズがちょうどよかったのか、緩すぎず、かといってきつくなく、おしりまわりはまあるく柔らかく見せてくれます。
ポケットの位置も若干下がりめかつ大きめで、私は好きな感じ。
なにより、足が長く見えます!!
愛用してます。
今日みたいに超トラッドに着てもいいし、ジョーゼットのブリブリのブラウスをインして着ても、上品に見えそうです。
新定番になりそうです。
40代になって、やっと着られたな。そんな「ここまで来たのね」感が味わえたのも非常にいい。

実は本日、松屋銀座のマーガレットハウエルで、エドウィンとの今シーズンのコラボジーンズを試着していた70代と思しき女性がいました。
ワンウォッシュの緩めのジーンズが、実にお似合いでした。

お値段が張るシンプルなストレイトジーンズというのは、若いうちよりも年齢高めでカジュアルファッションを着こなしてきた人間のほうが実は似合うと思っています。
ジーンズは、お手軽アイテムであるとともに、着ている人間の品格やセンスが一発で出てしまう恐怖のアイテム。
ですから、実は若い子よりも怖いものが色々わかってきた大人世代のほうが、うまく着こなせたりすると思うのです。

若いころに手が出なかったアイテムで、いつか挑戦してやろうと思っているものが、実はもう1つああります。

コムデギャルソンのサルエルパンツです。

人間に相応の迫力がないと着負けしてしまいます。
今まで数年に一度試着してきましたが、いつも完敗。
でも、最近、着こなせる気がしてきたのです。
今シーズンのどこかで、再々々チャレンジしてくる予定です。

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