2015年7月26日日曜日

最近、ビール派になりました。

暑いっ!!!!!

さっき、30メートル先のコンビニに行きましたが、それだけで嫌になるほど暑い…

昨日は、「そういえば夏に着られるシャツがほぼない」(基本Tシャツかワンピースなので)と気が付いて買い物に出かけ、南青山→表参道→原宿を4時間ほど歩き回っていました(そのせいか、夜は疲労困憊。途中涼しいところに入っていたので、熱中症とかいうことにはなりませんでした)。
その自分が信じられないほど、今日の外は「うげー」な感じです。

で、最近、こういう季節の仕事上がりには「ビールが一番!!」と思うようになりました。
メシのブログをご覧の皆さん、最近夕食画像にやたらビールの写真が出てくるとお思いでしょうが、ここ1か月ばかりは、週に3~4回「とりビー」になっているハヤシです。

実は、元々ビール党ではありませんでした。

ビールといえば、飲み会で、ピッチャーとかに入れられて大量に出てくる「とりあえず」な飲み物。
実際、宴会なんかで飲むビールは、泡だらけか、泡なし。
苦い。
薄い。

そんなこんなで「ビールなんて何がうまいんだか」とずっとずっと思っていました。

それほど強くはありませんが、お酒は嫌いなタチではありません。
私の学生のころはバブル全盛期。
故郷の札幌は万年不況ゆえ、そういう時期でも、東京のようなトチ狂ったバブリーな雰囲気はありませんでしたが、それでも、20歳そこそこの女の子が飲む飲み物といえば「カルーアミルク」だのなんだのかんだのの、甘くてきれいなカクテルが定番ぽい雰囲気でした。

で、既にお気づきの方も多いと思いますが、そんなインチキくさい飲み物(注:ちゃんとしたバーテンダーが作ったカルーアミルクにケチをつける意図ではありません)には、全く興味をひかれないモサモサの20代だった私。

20代のころから、焼酎とか泡盛とか、洋酒であればバーボンとか、そんなのばかり飲んでいました。
しかも、焼酎とか泡盛なんて、ロックにもしないで飲んでいた(必ず横に水は置いてましたが)。
すすきのゼロ番地という、ボロッちい公営のアパートの下の飲み屋街にあったバーにひょんなことで行き始め、ひとりでバーボンやらカルバドスやら1杯か2杯ひっかけて帰る…なんてこともしばしば。

出してもらうカクテルといえば、マティーニくらい。
で、これは足高のいかにもなショートグラスに入れられるのが嫌で、ロックにしてロックグラスに入れてもらっていました。

「ろくなバーがない」と言われている名古屋に行ってからは、夜ひとりで行きつけのバーに行って飲むということもなくなり、その代り、ファッションビルの1階にあったエノテカのスタンドで、時折白ワインやスパークリングワインを飲むようになりました。

で、気が付いたんですよね。
自分は、宴会とかで気がついたらたくさん飲んでて酔っぱらってるという事態になるのは嫌だな、と。
お酒って、ひとりひとりおいしく飲める量が決まっている。
自分は、夕方のお茶代わりとか、夕食前に1杯おいしいのが飲めればもういいかな、と、そう思いました。

まあ、年を取って酒に弱くなってきたというのもあるのかもしれませんが。

昨年胃腸をやられて、しばらくお酒も飲めなくて、ようやく4月頃からぼちぼち飲めるようになったら嬉しくなって、「夕食前の1杯」がわりと定番になりつつあります(ただ、これもお調子こいて飲みすぎると、突然胃腸の調子が悪くなります)。

で、いつだったか、あるときお寿司屋さんでビールを一杯飲んだら、なんだかとてつもなくおいしくて、「あ~、暑いときのビールっておいしいんだなあ」とビール開眼。

お酒のアルコール度数はそのままカロリーなんだそうで、そうすると、度数が高いお酒ほどカロリーが高い。
まあ、焼酎とか泡盛とかバーボンなんかは基本割ったり、氷で薄くなったりするので、実際そこまで度数が高いものをバカバカ飲んでいるわけでもないんでしょうが、太りやすいことは確かだし、胃や肝臓にかける負担も間違いなく大きい。

ビールって、たかだか4,5%ですからね。これをグラス1杯くいっと飲んで、「ん~、うまい~」とかなったところで、ボディに与える影響も、それほどはなく。
つまみにさえ気を付ければ、飲み物それ自体はアルコールの中では太りにくい部類に入るのではないかと。

スターバックスで、なんとかこんとかフラペチーノとかいうクリームごってりの「飲むスイーツ」頼むよりは、全然ましなんじゃないかと思います。

で、お店や自宅で、結構いろいろビールを飲んでいるわけですが、飲み始めると味の違いもわかるようになってきました。

アサヒのドライって、コクがなく辛さばかりが際立って、ビールに「すっきりしつつもこっくりした感じ」を求めたいハヤシとしては、ランクとしては結構下かな、と思います。
昔のラガーも、ファンが多い飲み物ですが、個人的にはそれほどポイント高し、というほとではない。

好みなのは、やはりエビス。プレミアムモルツもいい。
うちのお父ちゃんは、札幌の黒とエビスしか飲みませんが、黒はちょっと薄い感じがするというのがハヤシの印象。でも、刺身とか魚料理と飲むことが多いお父ちゃんには、ちょうどいいかもしれません。

日本各地で最近ビール工房ができて、久々に地ビールブームが来ているみたいですが、先日飲んだ常陸野ビールは、おいしゅうございました。

が…ビール工房も安心はできません。
実は、セブンイレブンとキリンでコラボして出してる色んなテイストのビールが、結構地ビール的なこだわりの味でうまいのです。
お気に入りは、「まろやかエール」。
くせがなく、華やかで、贅沢感があります。

で、これが220円台で買えちゃうんだな。

夏はまだまだ続きますから、ぼちぼちいい味をさらに探していこうと思います。

2015年7月19日日曜日

2015夏のセールはギャルソン三昧

今日は東京は高温注意報だそうで。

3連休の谷間。
昨日は夕方から打ち合わせ。
明日は片付けをするのに事務所に出る予定(気軽に捨てられないゴミがだくさんあるので、廃棄にも気を遣うわけです。とほほ)
本日、本屋とかに行きたいなあ…他、でかけたほうがよさそうな予定もあったのですが、とりあえず安息日に当てました。

今日はこの時間からビール飲んでブログ更新です(最近すっかりビール派。でも1杯だけでいいです)。

さて、今日は久しぶりのファッションネタです。

夏のバーゲン。
ここ数年は7月に入るか入らないかのうちに始まり、もうこの時点ではすっかり終了ということがふつうでした。
が、東京に関していうと(どうもおかあちゃんの話だとさ札幌も同時期だったらしいので、全国同じ感じだったのかもしれませんが)、7月に入ってからバーゲン開始の上、上級ブランドのセールはなんと7月15日開始ということで、かなり今年は時期的に押した感じの夏のセールとなったのでした。

おそらく、今年は、梅雨前半の気温がなかなかに低く、夏物値下げしても人々の購買意欲がいまいち盛り上がりそうにない…そういうファッション業界の鋭い?考慮が働いたせいではないかと思うのですが。

セール前半の時期には、表参道・原宿方面に出かけて行って、ジャーナルスタンダードラックスで「ARMEN」というフランスのワークテイストのブランドの麻のロングワンピを購入しました。
ワークテイストではありますが、ぶかぶか大きいサイズ感ではなく、割に細みで下にデニムなんか履くと、「それってかっこいいわけ?」と一瞬戸惑いそうな大人のカジュアルを実現できる雰囲気の代物です(とはいえ、この暴力的な暑さでこんなカッコすると、ハヤシ熱死しそうですが)。

で、今年のセールはここで打ち止めかなあ、あんまりほしいものもないし…と思っていたところ、ギャルソンから7月15日よりセールとのお知らせが。
しかも、ギャルソンにしては珍しく全国一斉スタートらしい。

実は7月15日は、午前いっぱい霞ヶ関→午後新宿→霞が関に夕方とんぼ返りという予定で、セールめぐりをしている時間はなさそうな感じでした、最初。
が、思いのほか新宿の仕事が早く終わり、伊勢丹のギャルソンに立ち寄る程度の時間はできたのでした。

伊勢丹…すごかったです。
他のブランドもこの日一斉にセールスタートだったらしく(これで置いてある商品が上級ブランド系ばかりというのがお分かりいただけるかと)、午後2時半ころ行ったにもかかわらず、もう人の海、人の海…

特にトップブランドとまではいかないけど、そこそこ高級という路線のものを置いてある3階はひどくて、一度のぼったものの、もう少し若者向けかつリーズナブルな商品がそろっている2階にそそくさとまわりました。
3階のギャルソン店舗は、心が動く商品もないし、更衣室も順番待ち8人とかいう状況だったので(もう無理無理)。

2階には、ギャルソンの中でも「トリコ デ コムデギャルソン」という、わりにガーリーな路線のシリーズがあります。
トリコは、今まであまり着ていなかったのですが、最近ワンピやコートが、わりに好みのものが増えてきて、ワードロープの中に増えてきた感じです。

降りて正解でした。
キュブラのワンピ1枚、コットンの水色のストール一枚ゲット。
ワンピの方は、カーキ色で襟がスクエアカットになっている、私にしては珍しいデザイン。
しかし、キュプラで軽くお洗濯がしやすく、かつ、半袖でも生地が柔らかいので、上着を羽織ってもそれほど窮屈感がないという機能性、おまけに、一枚でも下にデニムを合わせても行けそうな万能シルエットが「役に立ちそう」という一品でした。
仕事にもプライベートにもいけそうだったし。

このときは、今度こそ、今年のセールはこれで打ち止めと思うとりました。

が、しかし…
17日のことです。
この日も移動移動だった私。最後は午後5時から事務所で法律相談。
その後雑務があったので、解放されるのは8時くらいかなあと思いきや、相談が早く終わり、雑務も順調に片づき、事務所を出たのが午後6時半…

15日のセールはゆっくり見れなかったという心残りがありました。
「ギャルソンが私を呼んでいる!!」という、しょーもないことを考えました。

で、丸の内のギャルソンにまずは繰り出しました。
が、ほぼもぬけの殻。
めぼしい商品なし。
というわけで、そのまま徒歩で銀座コマツのギャルソンに繰り出しました。

出会ってしまったのです。

黒のジャケット!!

こちらは「コムデギャルソンコムデギャルソン」、通称「コムコム」のシリーズのもの。
現在存在するシリーズの中では、デザイナー川久保玲のブランド立ち上げ当初から持っている理念を一番発揮しているシリーズとも言われているようです。

レーヨンの丸襟ダブルボタンで、袖は長め。もうくるくるまくって着るのが大前提。
裏地がなく軽い着心地で、シルエットはかっちりしているのですが、皴になりにくくカーディガン代わりとしても使えます。

雰囲気としては、ライダーズジャケットぽくて、ガーリーなアイテムと合わせると、ほどよいクールさが加わりそうなアイテム。
星柄の地模様もよく見るとわかるという心憎い入れ方。

即決しました。

聞くと銀座コマツのギャルソン、例年、他の店舗よりも一足早くセールをするので(通常百貨店内の店舗は、路面店よりも数日から1週間遅いと思います、確かに)、とんでもない混雑になるのだそうですが、今年は同時開催だったのでお客が分散したらしく、初日も試着できる状況で、かつ、品物もいつもならなくなりそうなものが残っていたと…

もともとバーゲンセールで人を押しのけて買い物するのは大の苦手。
プレセールなんかでお呼びいただける場合には、欲しいものがあれば混雑を避けてそういうところに出ていくハヤシです。

そして、セールって実はわからなくて、あきらめ半分で、機を逸した時に行ってみても、案外掘り出し物があったり、で、さらにそれが再値下げ商品だったりして、かえって得することもあるという(ギャルソンに関していえば、セール日程が短期間に設定されていて、さらに再値下げはないんですが)。

まさに「残り物には福がある」の世界だし、「出会い」を感じる瞬間でもあるのです。

そして、ギャルソンって、セールに出す商品は全て「セール用」のものではなくて、本当にそれまで店頭に吊るして売っていたものばかり。それらをきちんと一律40パーセントオフにして売っているのです。

そういう潔さも、好きなんだよなあ、コムデギャルソン。

さて、ここまで書いて気付いたのですが、ここ数年、あたしゃー、店頭でお洋服に会って心ときめくことは度々ありますが、男性に出会って心ときめくことがほぼない生活になっています。

人間、愛着の対象というものは、案外限られるのかもしれませんな。

2015年7月12日日曜日

サービス三流北海道…悪いか!!!

30度を超えたと聞いて一日引きこもっていたハヤシです。
ですが、32度予想の明日は午後から仕事だったりするんだな…

引きこもっていたとはいえ、相変わらず書面作成に追われており、一通りの家事を終えた後は、PC出して、書き書きの数時間を過ごしておりました

時折リフレッシュにSNSをいじっていたところ、金沢に観光に行った人が、タクシーの運転手や飲食店の店員の態度の悪さを指摘している記事を見つけました。
が、その記事をシェアしている人は、「ガサツな北海道の接客より全然マシ」みたいなコメントをしていました。

ちょいと頭にきました、道民。
なぜか。

確かにね、私も含めて道産子が本州の(もっと言えば京都など古都を気取った地域の人々の)物差しでいうと、ガサツな野生児であることは否定しません。
でもね、接客の態度について文句を言われる筋合いはないと思っています。

金沢には仕事で訪れたことがあります。
正直、何の魅力も感じませんでした。
まあ、街並みなんかについては好き嫌いもあるので、何とも言えませんが、よそから来た人間とそうでない人間のカギわけが敏感で、よそから来た人間に対する態度が本当に不親切で冷たい印象を受けたからです。

寿司屋に入ったとき、お店の人の愛想は非常に良かった。
なぜなら、そこは連れてってくれた地元の人のおなじみの店だったから。
私に頭下げているんじゃなくて、その地元人(のお財布)に頭下げてただけです。

タクシーの運転手はひどかった。

東京とか名古屋とかのタクシーの運転手さんて、女性が一人で乗ると、大概声をかけてくれるのです。夕方から夜にかけて乗ると、なおのこと声をかけてくれます。大きい荷物を持っていたら、出し入れもしてくれます。
警戒心や不安を取り除こうという気持ちがあるからではないかと思うのですが、リラックスした気持ちにさせてくれます。
恰好見れば仕事で来たこともわかるから、黙ってても領収書出してくれるし。

金沢の運転手。
スーツケース持ってくれない。
行先を言っても返事をしない。
催促しないと領収書もくれない。

タクシーの運転手だけじゃない。
駅の人間も駅のレストランの店員も、お土産屋の店員も決して対応なんて、別によくなかったのです。
新幹線通って多少ましになったかと思いましたが、案外そうでもないようで。

そんな金沢と引き合いに出されて、道産子、黙っているわけにはいきません!!!

確かにね。北海道、「サービス三流」と言われてきましたよ。
でもね、そんなに他の地域、サービスいいか?
というか、店員の愛想がいいだけで観光地の格って上がるのか?

私にしてみりゃ、京都なんて観光客相手の店の店員の愛想はいいけれど、バス待ちしてたら乗客は横入りするわ、運転手は行き先聞こうとしても無視するわ、「ザ・日本」のテーマパークであることに胡坐かいて、そこに住む人の横柄さにムカついて仕方ないところです(京都は別に好きじゃない。寺と神社と舞子だけだろ、え?)。

北海道の人間の接客は、正直雑ですよ。
だって、きっと「お客様は神様です」なんて、思ってないもん。
北海道の人間は、はっきりいって、客を客だと思ってないんですよ。
つうか、客って概念が、たぶんない。

目の前にいる人は、みんな「自分と同じ、ここにいる人」になっちゃうのです。

私らのご先祖さん(注:アイヌ民族の方は除きます。彼らにしてみたら、私らのご先祖は侵略者であり、私らはその子孫ですから)は、みんなそれなりのワケをしょって、北の大地にやってきた。
自分も脛に傷持つ身。
他人の傷に触れるようなことはしないたしなみを持っていた。
つまり、その人がそこにいる理由・意味を問わないという癖が身についていて、そのDNAを受け継いできたわけです。

遊びに来た人も元からいる人も、みーんな一緒。
「お客様、お客様、なんでもやってさしあげましょう」ではなくて、「まあなんかあったら言ってちょうだい。お手伝いしますから」というスタンスを常に他人に持っているわけです。

奈良生まれ奈良育ちの私の知人の研究者のエピソード。
とある調査のために、道東のとある町に赴き、長期間民宿に泊まることになりました。

荷物を置いてすぐに出かけなければいけないスケジュールだったところ、民宿のおじさんは、一言こう言いました。
「置いとけ(語尾上げる)。上げといてやる(語尾上げる)。」
*語尾をあげるのが北海道のイントネーション。

この言い方を聞いて、奈良人の彼は「なんだ~、その言い方は!!お客様、よろしければワタクシがお部屋に入れておいて差し上げましょう、じゃないのか?」と頭に来たらしいのです(注:道東の田舎のおっさんがそんな言葉遣いできるわけないんですが)。

が、しかし、彼は滞在しているうちに気が付いたのです。おじさんの言葉が、なんてフレンドリーな気持ちにあふれている素敵なものであるかということに!!!

この話を聞いたとき、ハヤシは、「なんでそんなめんどくさい言い方しなきゃいけないの」とか思っちゃいまして、「ああ、そうか。自分、まさに道産子なんだわ」と気づきました。

がさつであることや雑であることと、ホスピタリティーがあること、対応に心がこもっていることは、全く別な問題だと思っています。
北海道は人気の観光地ですが、雄大な自然だけで人呼んでるわけじゃない。
自慢じゃないけど、ちょっと恥ずかしがりやで優しい北海道人の心意気が、雑でガサツな接客ににじみ出ていると思うのです。
その親切過ぎない対応に心地よさを感じてくれる人が新しいお客を呼んできているのだと思うのです。

ちなみに、仕事や観光でいろんなところに行きましたが、ハヤシ的に最高だったのは、奈良でした。
東大寺の大仏さんが大好きというのもありますが、だだっ広い芝生の上でシカが好き放題歩いている自由さがいいし、そういう自由さが町の人の気質にも出ているなあと思います(ま、実際いろいろ被害が出ているようですが)。

タクシーの運転手さんも楽しい人ばかりだったし、飛び込みで入った商店街の飲み屋さん(まあ、お客は地元の人ばかりだろうな)も、ごくごく自然に扱ってくれました。
地元の人に道を聞いても、気張らず普通に答えてくれました。

やっぱり、人を呼ぶのは人、なんだよね。





2015年7月5日日曜日

食生活を見直すことにしました。

梅雨ですなあ。

梅雨がないといわれる故郷の北海道を離れて9年目に突入したハヤシですが、実は、今まで梅雨の鬱陶しさというのをそれほど感じたことはありませんでした。

名古屋に住んでいたころは、梅雨時期でも連日朝から晩まで降っているということはなく、晴れているのに夕方あたりにスコールみたいな雨がドバーン、みたいな感じのことが多かった。気温も25度割るようなことなかったですし。

東京に戻ってきて3年半くらいになりますが、ここまで「連日太陽がなくて雨ばっか降ってて、気温は低いけどムシムシしてキモイ」というのは、正直記憶になく、初めて「梅雨の洗礼」を受けている気分です。

梅雨、きらいだ。

個人的には、暑いのはもともと苦手だし、1月中旬から4月下旬までは花粉で死にそうだし(注:医者もびっくりの超微量でスギ花粉に反応。故に私の花粉シーズンは世間の皆様より1か月ほど長い)、こっちの冬は乾燥して寒いし、梅雨も嫌いな季節に加わって、もう、こっちで好きな季節って、9月下旬から11月初めくらいしかないという、年がら年中苦行みたいな毎日になってしまっています。

さて、本題に入りましょう。
昨日、健康診断でした。
ハヤシは、弁護士国保組合の国民健康保険に加入していて、そこが実施している健康診断を昨日受けてきたわけです。

ちょいとお高いのですが、こちらの健康診断、バリウムがないのです。
まあ、便や尿の検査、血の検査はあるのですが、このうち血で様々なものを診てくれるかわりに、バリウムを飲まずして胃がんの検査ができる。

バリウムを飲んだ後のあの気持ち悪さ。
台の上でぐるぐる回らなきゃいけないし。

しかも先日知り合いが、バリウムで腸に穴が開いて緊急手術という目に遭ったので余計に怖くなりました。
で、自治体の検査に比べてちょいと高いですが、血でなんでも調べてくれる弁護士国保の健康診断を受けているわけです。

今年の健康診断は、ちょっと憂鬱でした。
直前にはかった体重が、かなり自分的にバッドな目方だったからです。
昨年は、この季節、ウイルス性の胃腸炎にやられて検査を受けられず、8月に代替で設けられた検診を受けたのですが、その時から見て*㎏は増えていました(ちなみに去年は、やせすぎの不健康体重)。

まあ、それというのも2日前の木曜日にとある暑気払いに呼ばれていて、それが、東京ミッドタウンのイタリア料理店のワイン飲み放題プランの上、パスタもピザも激ウマという、食べ過ぎ覚悟の暑気払いだった…という事情に負うところも大きいわけですが…

(ちょっと話は横道にそれますが、東京ミッドタウンのイタリア料理店なので、通常のディナーであれば、結構「え~」なお値段だったりするところ、ボーナスも終わり夏休みでもないこの時期、かなりお手頃な価格でのコースがあるということで、この店に決められました。
確かにおいしかったのですが、前菜とかサラダとかが乏しく、ピザ2種類にパスタという、おそらくコストダウンが容易にできるであろう粉もの満載のコースで、なんか腹いっぱいになりゃいいだろみたいな大人を馬鹿にしたプランのようにも思え、個人的には他人にあまりお勧めしたくない感じだったりします。)

ハヤシの毎日は、非常に間食が多いのです。
特に事務所に長い時間いるときは、ばかじゃないのってくらい、間食している。

食べること自体は好きなんだけど、お腹の皮が突っ張るほど一度にたくさん食べるのは苦手です。
だから、外で定食とか食べるときは、必ずご飯を少なくしてもらいます。
一度にたくさん食べるのは苦手なのですが、燃費が悪いたちのようで、すぐにお腹が空いた気分になります。

それに加え、書面を書いているときって、本当に乗り切るまで非常に気持ちが落ち着かない。すると手は、おやつにするすると伸びてしまうことになるわけで…

頂き物も少なくないので、事務所にはなかなか自分では買わないデパ地下のお菓子屋さんのクッキーとかマドレーヌとか、雨宮塔子の元ダンナのチョコレートとか、そんなものがわんさとあふれていたわけで、そういうものをパクパクパクパクすると…体重は、ん~という状況になってしまうわけです。

自分の名誉のために言っておきますが、それでも自分は朝晩体重計に乗るし、毎日筋トレするし、そんなわけで、ある日突然女横綱、みたいなことにはなっていないのですが、40代後半ともなると一度ついた肉を落とすのは結構大変なことで、これは、無駄に太らない食生活に切り替えないとあかんな、と考えました。

はっきり言って、朝昼晩のご飯には特段問題はないと思っています。
たまのカップ麺生活はご愛嬌ということで(深夜のオーガニック食と午後7時のカップ麺。それほど健康に与える影響に変わりないでしょう)。

そう、やはり間食。ここさえなんとかすれば、なんとかなるはず。

というのも、メシのブログで毎週火曜日のハヤシの昼ご飯を見ていただければわかるのですが…
火曜日は、非常勤で裁判所の仕事をしているハヤシ、この日は1日ほぼ缶詰めで、へたすると昼休みもなくなる可能性があるうえ、分厚い記録をたくさん読まねばならない仕事である故、午後3時頃からは、頭がフリースします。
糖分をきちんと摂取しなければならないうえ、時間が空いたときにぽんぽん食べれることも必要だし、で、一時期、結構体重がやばいことになっていた時期があったわけです。

で、火曜日の食生活を見直しました。
昼食は、バナナを中心としたフルーツに置き換える。
間食には「洋菓子」を極力避ける。
小さなせんべい。
寒天ゼリー。
チョコレートはやめて、黒砂糖や甘酒キャンディー。
そして、一口大の羊羹。
さらに欠かせないのが、手巻納豆という成城石井で出している乾燥した納豆を海苔にまいたお菓子。
これで火曜日の肥満は、解消できました。

昨日の健康診断の後、一昨年、長時間空腹の後にいきなりあんかけ焼きそば食べてお腹を下した教訓から、まずは、道民のソウルフード?月寒あんぱんでお腹をリハビリしながら、「毎日の間食を火曜日的にしたら、スリムなボディラインをキープできるんではないか?」などと考えました。

で、事務所備蓄用のお菓子を買い込む…
薄焼き煎餅に、こんにゃくゼリーに、手巻納豆に黒砂糖。
そして、好物の梅干(塩分5%)に味海苔を自宅用の備蓄分から持ち出し。

要は「口さみしさ」を解消して、できるだけ体にたまらず、かつ体に優しいものを食べるようにすりゃいいんだということで。

さて、効果のほどはいかに。
そして、もともとスウィーツ好きのハヤシ、いつまで持ちますことやら。