2017年11月26日日曜日

さ、GPファイナルです。

スケアメの女子シングルフリーがまだなのに気が早いですが、2週間後は名古屋でGPファイナルです。

ジェイコー…
リッポンがとんだ計算違いだった…
金ちゃんはショート終わった段階で6位でまずい、と思ったら、フリーで4位まであげました。

ジェイコが落ちたのは、まさに金ちゃんの踏ん張りのせいなのです。
1戦目2位、2戦目4位とポイントは同じですが、得点全然違うからね(ー ー;)
4回転飛べないと、こーなっちゃうのよね、時として。 
まあ、第一補欠でしょうが。

男子のファイナル進出者は
ネイサン
コリヤダ
宇野くん
リッポン
ボロノフ
金ちゃん
という顔ぶれで、まあ、大半の人は、つまんなーいとかいうんだろうな。

GPファイナルを羽生ちゃんのライブかなんかと勘違いしてる人のこと言ってんだけどね。

確かに、ハヤシもチャンが出ないのは残念です。
しかし、羽生ちゃんが出なくて、良かったと思ってる。

怪我はかわいそうだよ。
でも、コーチと十分な合意すらできてない状態で飛んだジャンプで怪我したんだから、自業自得なんですよ。
まさに自分は絶対王者、自分の選択が絶対なんだと勘違いした結果の大怪我なんだから。

コーチと十分な話し合いもなしで飛ぶなら、関係解消してセルフプロデュースでやりゃーいいんだよ。

彼がいないおかげで、男子のファイナルは、NHK杯同様、純粋な勝負を楽しめる場になりそうです。

あ、お願いだから、羽生ちゃんの代わりに宇野くん人身御供にしないでね。いや、ならんか、あのキャラじゃ。

2017年11月25日土曜日

リッポン、どこへ行く。

グランプリシリーズ最終戦のスケートアメリカが始まりました。

金ちゃんが、アクセルジャンプがシングルになるというミスをやらかしたことや、北米お得意の地元選手得点てんこ盛りという風物詩的な事情もあって、またも、リッポン、ショート終わった段階で2位です。あと少しで90点に迫ろうか、というところ。

ネットで見たところ、先の北米的特殊事情を差し引いたとしても、リッポンの今日の出来は素晴らしく、リッポンといい、ジェイコといい、4回転が飛べなくても、戦う武器はあるということが、この4回転戦国時代と呼ばれている時代に、明らかになっちゃった感があります。

しかし、ハヤシはリッポンが今季ここまで絶好調な理由は、違うと思っています。

聞くところによると、彼は昨年ゲイであることをカミングアウトしたんだそうです。
それが彼の精神を開放し、演技に自由をもたらしたのではないかと。

かつて、オーサーの元でクルクルパーマの愛らしい男の子を演じていたリッポン。
自分の意思だったのか、コーチ陣の指示だったのか分かりませんが不本意だったに違いありません。

佐藤有香さんの元にいた時はちょうど低迷期。やはり、ハンサムな男子を演じていました、

が、アルトゥニアン先生のところに来て、彼は何もかもが変わりました。
体の線がこれでもかっつうくらいでる衣装。ラメラメな上半身。顔にはメイク。そして、体をしなやかにくねらせる男性的とは言い難いセクシーな振り付け。

何も隠すことないじゃないか。
君は君でいいじゃないか。
4回転やDNAに固執してどうする。

アルトゥニアン先生と接するうち、こんな声が聞こえたのかもしれません。
誰からかは知らないけど。

結果、彼は弾け飛んで、今までのリッポンではない真のリッポンをリンクに表すようになったのだと思うのです。

明日、羽生ちゃん並みの大崩れさえしなければ、彼は表彰台に乗るでしょう。

そうしたら、ファイナルです。
羽生ちゃんも、パトリックも、ハピちゃんもいないファイナル。下手すると金ちゃんもいない。

するとですよ。
上2つは順当にネイサンや宇野くんが抑えるとして、銅メダルの行方は4回転飛ぶ飛ぶ系じゃない人のところに行くかもしれない。

ボロノフかも知らんし、ジェイコかも知らん。けど、リッポンの可能性も十分にあるわけです。

実は、オリンピック自体はあんまり4回転戦争にならないんじゃないかと思っています。
やはり、メダルがかかるとヒトは安全策を普通は取るし、羽生ちゃんもメドちゃんも今この時期に怪我となると、
選手全体的に追込み練習に多少の待ったもかかるでしょうから。

しかも、平昌にすらロシアを出さないとかいう話になってくると、リッポンの入賞、しかも、4位とか5位とかあり得る話になってくると思うのです。

リッポン。あなたの選択は正しかった。もう選手生活もこの先長くない中で、自分をさらけ出したのは、さらにあなたを飛躍させた。

しかし、リッポン。
これくらいにしとこう。
ジョニ子レベルまでメイクがいっちゃうと、見てる側は若干引きが入るし、それはあなたを超えていると思うから。

ハヤシはリッポンも応援します。

2017年11月19日日曜日

ヨレヨレの宇野くんと、伸び伸びしてない三原舞依ちゃん

グランプリシリーズのフランス杯は、テレビ放送が極めてふざけやがった時間にしかやってくれないので、ネット放送を駆使しました。無線のWiFiしかないため、おもーいライブ放送には耐えられず、結局LTEを使用。
今月のスマホのデータ使用量は、あと3.5ギガです。  

さて、本当は今の病状だと深夜の変な時間に故意に起きるのは回避すべきなんですが、男子シングルの競技時間がショートもフリーも日本時間の明け方。
どうせ一度目がさめる時間だろうから、もしも、もしも万が一覚めたら見ようと思っていたところ、覚めちゃいましたので^^;、本命が出てくるまでふにゃふにゃゆるゆるしながら待ちつつ、ミーシャにハピちゃんに宇野くんは、バッチリ堪能しました。

いやしかし…
宇野くんの死力を尽くしたフリー、世界最高点出たりするよりある意味感動かも…
インフルエンザに体力を奪われ、1週間しか練習出来ず、2分半でも苦しかったのに、その倍の時間、滑り、回り、飛ばなあかんという…

最後の方までコンボが全然入らなかったので、ハピちゃんもよくなかったとはいえ、フリーでも負けただろうし、下手すると表彰台逃すんじゃ…と思いきや、フリー1位だったんだよね…
演技構成が良かったのかと思いきや、プロトコル見ると、演技構成はハピちゃんの方がうえで、技術点で上回っていたのでした。

ジャンプは加点ついてるのもあったし、スピンとかステップのレベルをしっかりとってるのが、結果に繋がったのでした。

やっぱり、フィギュアスケートで見たいのは、これなんだよな。
別に根性論を振りかざす訳じゃなくて、選手が見せたいと思うものを必死で見せようとする姿が見たいという。
NHK杯のおっさんの闘いが楽しかったのも、みんな、勝つ負けるは結果論、できることを出し切るという気持ちがみーんな前に出てたからなんだよな。

高難度のジャンプを習得しようとするのはいい。
でも、その動機は、それを自分が飛びたいから、であって欲しい。
ネイサンや金ちゃん、宇野くんにはそれを感じる。

でも、羽生ちゃんの動機は違う。自分がオリンピック連覇するために必要だと焦っているから。
だから、大事な場面の大怪我に繋がったのです。
あの怪我は、あなたはスケートで何を見せたいの?という天の問いかけとしか思えない。

その意味で、今やれる限りのことをして、伝えたいことを伝えた宇野くんは、真っ当なスケーターだな、と思ったのでした。

さて、プライムタイムぽい、比較的見やすい時間にやってた女子のショートとフリーですが、おばさん、ザギトワちゃんのかわいさにやられてます。めんどくさいので、私的にザンギちゃんと呼んでますが。

いやー、2016年の世界ジュニア選手権、本田真凛は金メダルとったとでかい顔してますが、実はショート終わった段階で2位で、フリー前にトップだったザンギちゃんが棄権してるんですよね。まさに棚ぼただったわけで。今年の世界ジュニアが正しい序列な訳です。

マスゴミは、エースは宮原か本田か、とか煽ってますが、シニアで今時一度もフリー140点台出してない人をエース呼ばわりするのは、フィギュア大国と呼ばれた日本の恥だよな。ホント、やめろよ、みっともない。

で、昨年から今年初めにかけてグングン点を伸ばしてきた三原舞依ちゃんが伸び悩んでしまっています。

きっと真面目な彼女は、他人の期待に応えたいという気持ちが強すぎてオリンピックを意識しすぎて、演技が小さくなってるんだろうなあ…
いきなりショートに、全然合わないリベルタンゴやらされたり、フリーの振り付けが、突然デヴィッド ウィルソンになったり、周りがプレッシャーかけすぎてるんでしょう。

樋口新葉ちゃんくらい、らしいプログラムを存分にさせてあげれば、こうはなってなかったんじゃないかな…

ところで、フランス杯で女子のファイナル進出者が5人まで決まってしまったのですが、次回のアメリカ大会でワグナーかツルスカヤが優勝したら、新葉ちゃんファイナル落選だそうです…

アメリカだよ。
北米は、フィギュアの不正採点が横行するのは今も昔も変わらず。
たぶん、ロシア人のツルスカヤには盛らないが、ワグナーなんて、転倒さえなければ、花魁の高下駄二段重ねくらいな盛り盛りになるぜ。

これはもう、宇野くんのインフルエンザ菌がなんとかワグナーに届くか、2、3回こけてくれるのを願うしかない。

いや、ワグナーにはなんの恨みもないんですけど。

一方男子は、コリヤダと宇野くんしかファイナル進出者が決まってない状況。

アメリカ大会には、ネイサンに金ちゃんに、ボロノフが出るからね。
順当に行けばこの3人と、ジェイコかな。

いやひとまず宇野くんが決まって、えがったえがった。数日はお休みくださいませ。

2017年11月16日木曜日

心の鼻風邪:その後

本日のメインの仕事が思いのほか早く終わってしまい、来客の時間まで手持無沙汰な感じです。
で、投稿することにしました。

今日の話は、若干重たいので、あ、ちょっとこりゃきついなと思ったら、どうぞご遠慮なく閉じてください。

7月末ころからメンタルに異変が出て、抑うつと診断され、業務量を落とせ、仕事の疲れだから仕事のことを考えるなと言われ、今、ゆるゆると仕事していることは、以前にもブログでお伝えしました。

最近、かかっていた心療内科の先生が新たに処方した薬(パキシルCR)のそれも最低量を1錠飲んだだけで、動悸、焦燥感、不安感(副作用)がマックスになるということがありました。
結局、手持ちの別の薬を飲んだ結果、何とかその日の仕事をこなすことはできたのですが、その後、先生に会った時に、私がそういう状態になったのは「ハヤシが精神的に緊張して薬を飲んだせい」などと言われ、さらにその後も「仕事が終わったらなるべく仕事のことを考えるな」以上のことを言われず、その先生に対する不信感がマックスになってしまいました。

別な先生に一度診てもらおう。

まだ30代の受験生だったころ、一度はやりメンタルが落ち込んだことがありました。母の助言で心療内科を受診することにしたのですが、さて、どこがいいのかわからない。そのとき、その少し前にパニック障害で苦しんでいた友人に、事情を話して病院を紹介してくれないかと頼みました。
友人は快く教えてくれました。だけど、こうも言いました。

心療内科の先生とは相性の問題がある。自分が良かったからハヤシにもいいとは限らない。相性が悪いと思ったら、すぐに変えるんだよ。

この言葉を思い出したわけです。

とはいえ。
この東京、心の悩みを抱えている人が大都会のせいかあまたいるようで、病院もあまたある。どこがいいかなんてわからないから、ウェブサイトを見てピンと来たところに行こうと決めて、根気強く探していたところ、1件見つけました。
毛髪薄目で、めっちゃ笑顔の男の先生。煽りのない極めて普通の紹介文。
ここに行ってみよう。そう思って、翌日予約の電話をしたところ、夕方なら対応できるということで、出かけて行きました。

なかなか繁盛している病院のようで、病院自体は小さいけれど、待合は常にいっぱいです。
詳しめの問診票に記入した後、1時間ほど待って、まずは「インテーク」というものが行われました。ま、予診みたいなものでしょうか。

担当はかわいらしい感じの女の先生(臨床心理士の方かしら?)。どうしてここに来たのか、前の先生のところをやめようと思ったのはなぜか、今の仕事の形態や一人でやっている理由、などなど種種様々なことを聞かれました。時間にして30分くらいだったと思います。

一旦待合に戻り、30分ほど経ったところで本診に呼ばれました
入って見ると、パソコンの前にはごま塩頭の男の先生。はげてもないし、笑ってもいません。
問診表を見ながら、色々と質問されていきました(余診とかぶる質問ほぼなし)。

どんな流れだったかは忘れてしまいましたが、先ほど書いたパキシルCRを飲んだら副作用が全部出てとんでもないことになってしまったという話をしたときのことです。

「それは、怒り系のうつだからだと思いますよ」
先生は一言そう言いました。

怒り系のうつ?

初めて聞く言葉。なんじゃそりゃ、と思って、聞いてみました。

「それは自分に対する怒りですか?他人に対する怒りですか?」
先生の答えは「過去に対する怒り」というものでした。まだ、ハヤシ、ぴんと来ず。
「先生、つけるとすると、私の病名はどんなものになるんですか?」
先生の答えはこうでした。

心的外傷後うつ。
つまり、ひろーい意味でのPTSDに基づくうつ。

その時私の頭の中にパッと浮かんだことがありました。
中学の時にひどいいじめに遭っていたこと。
一瞬だけ死んでしまおうと思ったことがあったこと。
ふいにぽろぽろと涙が出てきました。

先生から、思い当たることがあるなら話してもらえますかと言われたので、その話をしました。
他にも親との関係、妹との関係などいろいろ聞かれましたが。

心的外傷は1つの体験に基づくものとは限らないようで、落ち着いて考えてみると、うーんあれもこれもありそうやなというのはあったりするのですが、先生のこの言葉を聞いて、ハヤシは、長年抱えてきた胸のつかえがやっとぽろんととれた気がしました。

ブログやインスタやツイッターの林ティアラという人間からは想像できないかもしれませんが、ハヤシは、基本的に一人でいるのが一番好きです。大勢の飲み会などは基本的に苦手。みんなで盛り上がっていこーぜー系もおなじく苦手。
こういう職業だと、賛同したり参加表明した覚えのないものに、まるで半強制みたいな参加のお誘いが来るのですが、たいてい無視か欠席という有様です。
友達も自分から作りに行くことはしません。
もちろん私を友達だと思ってくれている人は何人かいると思いますが、そういう人に対して心底腹が立つことがあれば、ぶっつり付き合いを切ってしまうこともいとわない時があります。

要は、手の付けられない人間不信なわけです。
自分ではそれが中学のあの時のことが原因だということはわかっていたのですが、まさか今回のこの件につながっているとは思っていませんでした。

お薬を少し足してもらい、ちょっと様子を見るようです。心理療法も併用するようです。

治るから。
治るタイミングだから症状が出てきたんだと思うし。

先生のこの言葉を信じて、気長にやっていこうと思います。

さて、お医者様の言葉で、1つ、飛び上がるくらいびっくりすることがありました。

「ハヤシさん、紙類の整理、苦手じゃないですか?」

なんでわかるんだ?
私、待合でカバン開けてないぞ!!
と、一瞬なんかの新興宗教かと疑うような言葉がありました(落ち着いて考えてみれば予診の話を見てそう思ったんでしょう)。

「い、一番苦手です…」(この仕事してて事務員やってなくて、よく独立してから紙なくしてトラブルとかなってないよなと、思うくらいです)。

断定はされていないのですが、軽いADHD(多動はたぶんないと思うので、正確に言うとADDかもしれません)があるかもしれない、とのことでした。
要は、細かいこと、ち密な作業が苦手という傾向が、1回の診断で比較的顕著に表れていたということなんでしょう。
こちらの方も、診断が確定したら投薬が開始されるみたいです。

診察が終わったら、とっぷりと日が暮れていました。
お腹が空いたので、薬をもらった後、近くで食事をしながら、スマホでADHDについて調べてみました。
ADHDというと、落ち着きのない男の子のイメージがありますが(女の子でも黒柳徹子は多動の部類でしょう…)、私は、どちらかというと普段は(除く:仕事)、ほわん、ぼーっとしている方なので、意外だったのです。

そうしたところ、ADHDって、性差があって、男性の場合は多動型が多いけれど女性の場合は不注意型が多いという記事が至るところに書いてありました。
忘れ物が多い、落し物が多い、興味のないことは聞いていない(だから当然覚えていない)、興味のあることは際限なくやる、などなど…読めば読むほど「あたしじゃん」というものがたくさんありました(もちろん全ての人にすべてが当てはまるわけではなくて、自分でもこれは違うな、というのがありましたが)。

なにしろ、学校にランドセル忘れて家に帰った子ですから、ワタシ(しかも、母気付かず)。
財布も若い頃よく落としましたし(カードとか大金とか入ってなかったので、なぜか返ってくる)。
1冊100枚の落書帳1日でなくなるくらい絵を描いていたり。
仕事の中では書面作成が好きなのですが、乗っちゃうと深夜近くまでやっちまったり。
学校の成績も、国語で漢文だけ悪いとか、数学でも数列はできるのに行列はできないとか、微分は好きだけど積分はちんぷんかんぷんとか。
絵はわりにうまくて褒められたけど、作る方はまるでだめとか。
得手不得手が極端な子でもありました。

うちの親は、苦手なことに対して怒るタイプではなくて、「この子はこういう子」という感じで見るタイプだったのですが、やはり、周りに当たり前にできる子がうじゃうじゃいる中では、劣等感を感じざるを得ず、いつの間にかハヤシは、「他人が当たり前にできることが私はできない」という自信のなさを身に着けて生きるようにもなってしまったのでありました。

なんだ~、わたしのせいじゃないじゃーんとまだ断定もされていないのに、勝手に気が楽になったりして。

家に帰る道すがら、肩の力がどんどん抜けていったのか、泣きたくて泣きたくてたまらなくなっていきました。
家に帰るまで、何とか我慢して、玄関に入ったとたん、わんわん泣きました。
今まで自分にかかっていたもやの正体が分かった。
時間はかかるかもしれないけど、もう少し気楽に生きていけるようにあるかもしれない。
そんな涙だったように思います。

だからといって、「こういうことで苦しんでいるみなさんを励まします」とかいうのは、とてもじゃないけど、ごめん被りたいので、時折、この手の話もブログに書きつつ、類似の問題を抱えている人やその周辺の人、そうじゃない人なんかが何か(本当に「何か」)適当に考えてくれるのが一番いいのかな、と思います。

なんせまだ、入り口に立ったばかりなんで。

さて、あと30分でお客さんが来ますが、効率よく進めて、早く終わりたいなあ。
晩御飯は久しぶりにうどんと決めています。

なんか明日は関東は激寒らしいので、皆さん風邪に気をつけてくださいませませ。

ではでは。



2017年11月11日土曜日

おっさんたちの仁義なき闘い:NHK杯男子シングル

あらびっくりのルマンド負傷につき直前欠場。しかも、カナダのチャンも欠場。氷上のマエケンこと村上大介も欠場。

目玉らしい目玉がジェイコしかおらず、あとは、ソコソコの実力者とまだ実績のない若者という、さて、どういうことになるんだと思ってました。
始まるまでは。

終わってみたら、無茶苦茶面白い大会でした。ここ数年でNo.1ではないかと。

その理由は、下らないレベルに達しつつある『4回転何種類飛ぶか』戦争がなかったからに他なりません。

複数種類の4回転ジャンパーの中で、ジャンプに複数回失敗してもプログラムを破綻させずに滑り切れるのは、今季、はっきり言って宇野くんとギリギリ、ネイサンくらい。
残念ながら、羽生くんはショート世界新からフリーで大崩れした試合や、GP1戦目を見ても、そうは評価できない。

4回転何種類戦争のために、男子フィギュアは、プログラムを楽しめる演技に出逢えることが、非常に少なくなっていたわけです。

が、今回のメンツ。
上記戦争に足引っ掛けてるのはカナダのナムくんとロシアのアリエフくらい。
他は飛べて一種類、せいぜい二種類。ジャンプ以外の部分で加点を狙い、演技構成で見せようというタイプのスケーターばかりになったわけです。

で、結果、どうなったかというと、ショート終わった段階で、1位は30歳のボロノフという、一種類の4回転を2回飛ぶだけのおっさんスケーター、2位は29歳のやはり4回転は1回か2回しか飛ばないビシェンコ、3位は4回転が飛べるとは言えないジェイコになったのであります。

ついでに言うと、4位につけてたリッポンもショートは4回転なし。して、28歳。

上位4位の得点は、5点差くらいしかなく、ハヤシは、ジェイコの初優勝もありうる!と興奮したのです。

いやでもね、フリーの上位の4名の演技はすごかったっすよ。
みんなが、
オレ、優勝できるかも
と思ってるから、10年以上前のテレビ画面からでも、絶対滑り切ってやると言う、まるでオリンピックみたいな気迫が伝わってくる。

そんな中、まずショート4位のリッポンがほぼノーミス。首位に立ちます。
ショート1位のボロノフは、終わった後暫く立ち上がれないくらい全力を出しきり、やはりノーミス。リッポンを逆転。
2位だったビシェンコは、後半スピードが落ち、5コンポーネンツがやや伸びず、リッポンに抜かれ、3位に。
そして、この雰囲気に呑まれた最終滑走のジェイコは、優しい性格が災いしたのか、せっかく4回転回避したのに、トリプルアクセル2回転倒をやらかし、4位に脱落…

結果、優勝30歳、2位は28歳、3位が29歳と言う、マジかよというラストになったわけです。

そう言えば、ランビエールが教えてるラトビアのデニスくんは、昨日の8位から6位まで、順位を上げました。
滑りやスピンのポジションの面白さ、トリプルアクセルが苦手なところが師匠そっくりとか揶揄されてるみたいで、あっしもそう思うのですが、そりゃ似るよなあと思ったのは、アナウンサーが伝えた情報。

ランビエールは、滑る時に何を伝えたいか考えるように、と指導してるそうで。デニスくんは、たぶんそれをとても大切にしていると思うのです。

そうなんだよ。
4回転何種類飛べるかじゃあねーんだよ。
楽しみにしてるのは、プログラムなんだよ。

大輔のバンクーバーの道も、ソチのビートルズも4回転飛べても飛べなくても人を感動させたのは、大輔が伝えたかったことがプログラムを通じて伝わったからなんだよ。

そりゃね、スポーツですから、高い技も見たい。
しかし、ISUの皆さんには、1つ腰を据えて、フィギュアとはなんぞやを考えて、4回転問題を真剣に議論して欲しいす。

ハヤシとしては、来シーズンからの配点下げではなく、例えばショートでは1回だけ、フリーでは3回までとか、回数制限した方が効果的なんじゃないかと思いますがね。

さて、最後に女子について少し。
宮原さんが、ジャンプ練習再開したのが1ヶ月前と聞いてビビりました。
それであそこまで飛べたんなら120点でしょう。表現力は、休養前の倍も3倍も大きくなっていて、後は実戦にどれだけ慣れるかだな、と思いました。
GPファイナルは望めないと思いますが、本人そもそも頭にないと思うので、スケートアメリカの後は、じっくり全日本に向けて準備して欲しいす。

あと、前の大会でメドちゃん転んだと聞いてたんですが→見てない、今日冒頭で豪快にこけた上、2つ目のルッツも乱れて、びっくりしてたら、両脚テーピングしてましたね。

痛めてんのね…

何やっても同じにしか見えないので、メドちゃんのスケートはあまり好きじゃないけど、なんか、使うだけ使ってダメになったらポイ、みたいなロシアの女子フィギュア界の闇を見た気がしましたよ。
リプニツカヤも摂食障害で引退してるしね。

それだけに、レオノワは感動したなあ!まさかインド映画音楽で来るとは…

あ、そういやレオノワ28歳、コストナー30歳、おっさんだけでなくおばさんも頑張ったんだなあ。

いい大会でした。NHK杯!

2017年11月5日日曜日

ユーロスポーツ2観戦記

インスタやツイッターでフォローしてくださってる方は、ハヤシが散々愚痴っていたのでご存じでしょうが、テレ朝が放映権とってるくせに、フィギュアスケート中国グランプリの放送を超省略して地上波では深夜に回しやがったので、ハヤシは、インターネットでロシアのユーロスポーツ2チャンネルでライブで観戦することにしました。

たぶん、コアなフィギュアスケートファンの方なら、ユーロスポーツで観るのは基本なんでしょうが、なかなか視聴環境を整えるのがめんどく、ハヤシは今までテレビとユーチューブに頼っていました。

フィギュアスケートファンの方には有名でしょうが、フィギュアスケート速報というブログがございまして、そこに出場選手から滑走順から、リザルトからスコアからライブストリーミングできるチャンネルまで、B級のものも含めたような大会の情報が集約されています。

リザルトが出始めると演技動画まで見られます。

で、UQモバイルと持ち歩き用のドコモWi-FiとiPhoneのテザリングしかない状況で、昨日と一昨日の二日間、試しました。

すごい疲れた。

なぜか。
無駄が一切ないから。
CMが入るのは、6分間練習と競技間の30分弱の製氷作業の時のみ。
しかもフリーの時の製氷作業中なんて、前日のショートの上位6人の録画をほぼ編集なしで流すんだもん。

いやー、第1グループなんて見なくていいんじゃね?そこで休めば?と皆さん、お思いになるでしょう。

甘いっ!

まず女子ショートの第1グループには、去年のジュニア女王ザギトワに真凛が出る、男子ショートの第1グループには、4回転ルッツ3回転トゥループに両手挙げちゃうビンセントジョウにハンヤンも出る。

フリーになれば、ショート残念ながら7位だった三原舞依ちゃんが第1グループに出る。
男子のフリーは、第1グループ、最終滑走のビンセントジョウまで、ダラダラしてましたけど、つまり、手を抜けたのは、そこだけ。

製氷中は夕食の用意してましたし、日本シリーズもやってるし、母親にはメールで速報しろとか言われてるし、疲れました。

言っときますけど、選手紹介映像なんて全くないっすからね。
滑る→終わる→採点発表
延々とこの繰り返し。

しかしね、スポーツ中継って、本来こうあるべきなんです。
これで疲れちゃあかんのです。

最近日本ではNHKまで、人気選手の紹介無駄映像流したり、競技直後のコメント紹介したりしますけど、あんなもんいらんわ。

我々はテレ朝とフジとTBSにスポーツ中継の間違った見方を洗脳され、アホにされてるわけです。

女子だってさ、宮原さん以外のJK3女子で真凛(我が家ではウーパールーパーと呼ばれてます→暴言)中心に話回されてるけど、実力は1番下だし、振付は適当に飛ばすし、練習しないし、もう報道が圧倒的に不公平。

ユーロスポーツでは、
マイミハーラーが6分間練習でやたら連呼されてましたよ。
次が、ワカバヒグーチー。
マリンホンダーなんて、ほとんどなし。

ロシア語わかんないんで何喋ってるか知らないけど、実力を元にした注目度に比例してるよなあと思うわけです。

結論
少なくともロシア人にとって、フィギュアスケートは、サッカーとか他のスポーツと同じガチなスポーツでしかない。
ゆず〜とかまりんちゃ〜んとかチャラい要素入れて緩くフィギュアスケート見たい日本人にはすすめません。
疲れてもガチで見たい人にはオススメです。

ちなみに
マイミハーラーとか、ワカバヒグーチーとか、マリンホンダーとか、ロシア語のイントネーションで言われると、格闘技の選手紹介のときのコールみたいで、笑えます。
他の国の言葉なら、たぶんこうはならんだろう…

2017年11月3日金曜日

ハヤシ、扁平足判明。

1週間前から、右足の土踏まず、足首、かかとの痛みが出てきました。

右足はひねりグセがある上、以前同じ症状で足底筋膜炎と医者に言われ、湿布しか出してもらえないということがありました。
今回も同じかなと思って、寝るときに土踏まず冷やしたり、足首サポーターしたりしても治らない。

で、いつもの心療内科の先生のところに行った時のこと。
実は、この病院、あんよの特殊な症状の診断や施術をする病院でして。
先生は、元々整形外科医。が、外科的症状が精神に負うところが大きいと気づき、そちらもやるようになった、という事情があったわけです。

実は少し前、先生が新たに処方した薬を服用したところ、ハヤシが若干のパニックに陥る→まさかの副作用ということがあったので、この日は、ハヤシの症状がどーだこーだという話をするためにいったのですが、先生、ちょっと右足痛くて、みたいな話をしたところ、専門の療法士さんと先生が診てくれることになりました。

結果は、まあ足底筋膜炎、だったわけですが、若干トホホだったのが、その原因です。

足の裏には、縦のアーチ、つまり土踏まずと横のアーチ、つまり指の付け根部分のしなりがあって、足の運動を行う重要な役割を果たしているらしい。

横のアーチが潰れていることは前から知ってました。
縦のアーチも潰れていると宣告されました。
つまり、扁平足。
私の土踏まず、土、踏んでたんだよ。

そのため土踏まず部分にある足底筋膜に負担がかかって炎症起こしてたんだとか。

あ、そ。
扁平足だったんだ。
左はまだ扁平足でないらしいですが、右足カバーするためにやはり負担がかかっているんだそうです。

膝から下左右施術してもらいましたが、痛い。すごい硬くなってる。
当面週一で通うことになりました。

皮膚が弱すぎるためテーピングができず、足裏にパッドがある不思議なサポーターを装着することに。
これでダメなら、包帯ぐるぐる巻きらしい…

さらに!
着圧ソックスなどが実はこの手の足の疲れに効くらしく、ワコールとかメディキュットとかで散財する羽目に…
あ、でも確かに疲れにくいのは本当なんですが…

指を使って歩けてない。
足のマメも魚の目も右足だけ靴が横に開くのも、ぜーんぶ扁平足のせいなんだとさ。

扁平足侮れませんぜ。

最後は専用のインソールかも知んない。

あー、歳だねー。