2013年7月29日月曜日

ドローイング!!

金曜夜から昨日遅くまで、名古屋に出張していました。
日がな一日研修の講師をしていたうえ、夜は懇親会やら翌日の準備やらで疲れ果て、林ティアラとして活動する時間が取れませんでした。

今は、実は歯医者の待合室。
なぜ来たかは次回書くことといたしましょう。

さて、昨年秋ころに2キロのダイエットをした話、その後リバウンドをした話は、既にご紹介済みです。
しかし、リバウンドは「若干」の幅で収まっています。平均すると大体1キロくらい。
女子は、ホルモンバランスで代謝が悪くなる時期が必ず1か月に1度訪れます。
その時には、「え!!」と思う体重になるのですが、でも前みたいに「これは中年太りまっしぐら」という危機感を覚える数値には至らなくなりました。
「水を飲んでも太る40代」という事態は、現時点では解消できています。

この傾向、10日ばかり前に「そういえば…」と気が付いて、どうしてだろう?と考えていました。
というのは、この間、特段の食事制限をしていないからです(風邪が治らなかったため、飲酒は1か月ほど控えていましたが)。

考えてみたところ、「ドローイング」が一役買ってくれているような気がしています。
ドローイング…今更説明するまでもないかもしれませんが、息をゆっくり吐きながら(だったはず)下腹部をひっこめる運動。
これ、たまたま見逃した朝イチで紹介していた際に、母が「ダイエットにいいらしい」と教えてくれました。
1度に30回くらい、1日に2回くらいを推奨していたと。
その後、朝イチでは、このドローイングを何度か紹介していたのですが、ヒマな時にドローイングの体勢で起立しているだけとか、歩行しているときにドローイングするとか、要は「気が向いたときにドローイング」すると効果的、みたいな話をしていました。

急激な効果が出るわけではないのですが、6か月くらい経つと知らず知らずのうちに、体重が減っているとかウエストができているとか、そんな感じらしい。
と言われて、始めたわけです。

で、私の場合、14,5のころからほぼ毎日腹筋をする習慣があったせいか、1度に30回という回数では直に物足らなくなり、1度に70回くらいすぐにできるように。そして、朝晩2回は最低やるようになりました。
そのほかにも、決めてはいないけれど、「あ。ドローイングしよ」とか思ったときに、おなかにキューっと力を入れて下腹部をひっこめてみて数十秒間キープしたりというのを、実行しています。

確かに、深夜の通販番組で売ってるようなダイエット器具とは違うので、「うーん、効果的!!」という即物的な感覚はありません。
しかし、そういえば、少し体重が増えてもわりにすぐに戻るとか、消化や代謝が前より良くなった気がするとか、お腹まわりが少しすっきりした気がするとか、「そういえば、どことなく」という自然な嬉しさを実感できるのです。

もちろん、これだけが理由ではないと思います。
同じくらいの時期から、スクワットや腿上げなんかもしていますし、食事制限していないとはいえ、以前よりも、一日の食事のバランス(特に炭水化物の取りすぎ)は気にするようになりましたから。

しかし、言いたいことは、すごーく単純だけれど「ダイエットは一日にあらず」ということです。
サプリとか、ダイエット器具とかに頼ったダイエットって、それをやめると元に戻るという強迫観念に駆られて、どんどん深みにはまるか、効果が出なくてすぐにやめちゃうかのどちらか。

私は、母に勧められてドローイングを始めた時、大した期待はしていなくて、「多少お腹まわりがすっきりすればもうけもの」くらいのつもりでいました。
コアの腹筋が鍛えられるのは運動の性質上明らかで、続けることが何がしかプラスになることはわかっていたので、それだけの気分でのんびり始めたのでした。

そういうのんびり感覚が、実はダイエットというか体型キープには一番良いように思います。

マナジリあげて無理するダイエットやトレーニングは、それだけに専念できる環境にいない人間にとっては、直に苦痛になったり、ストレスを与えることとなります。
おいしいものをある程度食べて、無理のない程度に自分を律して、ゆっくりのんびりできる方法が、働く女子を代表する忙しい人間には最も適しているのです。

ドローイング。
ある程度の腹筋を備えていれば、誰にでもできます。
そして、続けていれば、何がしかの効果が出ます。

というわけで、気が長い人には、おすすめです。



2013年7月22日月曜日

中川政七商店とスターネット

まだNHKで参院選の報道をしています。残り議席はあと1。
そんななか、気合の入らないお題です。

最近、地方発の「こだわりのお店」に注目が集まっていますよね。
その最先端を行くというか、知名度が高いのが、タイトルにあげたふたつかなと思いまして。

林は、このふたつだと、圧倒的に奈良発の中川政七商店のユーザーです。
好きな商品、シーズンになったら買う商品が結構あるのです。

私が一番好きなのは、文香。布や紙でできたお香と言えばいいんでしょうか。
手紙の中に忍ばせたり、バッグやポーチの中に忍ばせて、ほのかな香りを楽しみます。
香りが、本当に「ほのか」なのです。
ポプリとかハーブとかの鼻にツンとつく匂いではなくて、和の優しい優しい香り。気持ちがほぐれます。
中川政七商店は、種類が豊富ですし、シーズン商品もあって、お店に行くと必ず手に取り、かなりな確率で買ってきてしまいます。

それから男物の五本指靴下。
これは、父の日や父の誕生日のプレゼントによくあげます。
五本指靴下の奇妙なフォルムに抵抗感を持っていた父も、中川政七商店のを履いてからは、その気持ちよさに気づき、ヘビーユーザーとなりました。生地もやわらかくて、肌あたり最高です。

あと、今の季節に良く買うのは、沖縄の海水から生成された自然塩を使った「塩飴の力」という飴。
これ、暑い季節は最高です。
汗かいた後にこれなめると、すごーくおいしく感じます。
汗かきのうちの父は、この飴の大ファンです。残念ながら札幌では手に入りにくいらしく、たまに私が送ってあげたり、帰省のお土産に持って行ったりしています。

そのほかにも、ポーチやしおりなどの文具類も充実している中川政七商店。和の小物はダサいという既成概念を覆した功績は、かなり大きいと個人的に思っています。
丸の内のKITTEのお店では、日本野鳥の会の長靴(一部でコアなファンがいます)も売っていて、遊び心満載。

数年前、修学旅行以来の奈良旅行に家族と行きました。
こんなに素敵で楽しい街だったのかと、思いました。
厳かな神社仏閣と粋な飲食店、昔ながらの葛屋さん、お漬物屋さんがミックスされていて、街の雰囲気も行きかう人も、あっけらかんと明るい感じ。
中川政七商店は、そんな奈良の雰囲気をとても醸し出している、本当に楽しいお店だと思います。

一方、益子発のスターネット。
実は、私の家は、スターネット東京店の比較的近くにあります。
数か月に一度覗きに行きます。1階が食料品と食器類。2階が衣類、と売り場が分かれているのですが、「いいものセレクトしておいてまっせ」という雰囲気が、かなり押しつけがましく濃厚に出ているものの、「結局何がしたいわけ?」と、目指しているところがいまいちわからん気持ち悪さを、いつも感じます。

特に衣類なんかは、最近のナチュラルブームに乗っかった天然素材のゆったり系であることはわかるのですが、それ以上にさしたる特徴なし。デザインが特に優れているとかいうのもなし。
置いておく意味を感じません(益子なら意味はあるのかもしれませんが)。

食品にしても、コーヒー豆やお茶、豆菓子などの乾物があるかと思えば、なんかたっかい卵とか置いていたりして、やはり、メインに何を置きたいのかがさっぱりわかりません(益子なら意味はあるのかもしれませんが)。

おそらく、アンテナ的に今の場所に店を開いて、この先、若干コンセプトを変えてどこか違うところに違う雰囲気で移転するつもりなんじゃないかと思うのですが、そうであれば、例えば、作家ものの雰囲気がいい食器と、乾物系やお茶、コーヒーなどの食品類をメインに絞るとかしたほうがいいような気がします。カフェなんぞを併設して。

場所柄の割に最近お客さんは入っているみたいですが、このままの状態では、物好きでその手のオタク的趣味な人しか、そのうち行かなくなるように思います。

あ。でも、この前買った干しイモは、すごーくおいしかったです。こういうものをできればおしゃれに置いてほしいものです。

中川政七商店とスターネット、目指すポジションが全然違うはずなので、本来比べてはいけないのかもしれませんが、肩ひじ張らずに楽しめるのは、圧倒的に中川政七商店です。
地方から来たからといって、「いいもの売ってるよ」「いいお店なんでっせ」と押しつけがましい雰囲気を出してはいけないのです。

だって、そんなことしたら、お店に入りにくいもの。
入った後も、どこか緊張しちゃって、気まずいもの。
お買い物を楽しめません。

人は、良いものが欲しいためだけにそういうお店に行くわけではなくて、置いてあるものに触れて、うきうきしたくて行くのです。

そこのところをわかっているお店づくりをしているかどうかで、お店の行く末は、結構変わるのかなあなんて思います。




2013年7月21日日曜日

足元ですべてが決まる?

金曜の夜も土曜の夜も飲み会?だった林です。
とはいえ、なんとまだ咳が完治していないので、私はアルコールは口にしていないのですが。

金曜の夜は友人ふたり(女性1、男性1)と、共同でやっている事件の打ち合わせがてら飲んでいました。

結構まじめに打ち合わせた後、自然な流れで雑談へ。
なんとなく、三人全員の共通の友人の話になりました。
年は40代後半。バツイチで、中身は立派におばさんですが、見た目は女性らしい美人弁護士です。

二人の友人のうち女性の方が、この美人弁護士について、こう言いました。

いつも、ローラ・アシュレイの花柄ワンピース着てるよね。
彼女のイメージは、ローラ・アシュレイだよね。

ローラ・アシュレイと言われると、私には語らずにはいられない話があります。

大学院生のころ、とある女性教授と親しくさせてもらっていました。
年のころは40代前半。ちょうど今の私と同じ年頃です。
独身でした。
いつも、ローラ・アシュレイのワンピースを着ていました。
そしていつも、白いスポーツソックスに白いリーボックのハイカットスニーカーを履いていました。
白いスポーツソックスは、リブ編みのもので、ふくらはぎの半分くらいのところまでありました。

私は、リーボックのスニーカーは履いたことがあるけれど、ローラアシュレイのワンピースは、ただの一度も着たことがありません。
その理由は、たぶんに

ローラ・アシュレイと言えばリーボック

という刷り込みがなされてしまったせいです。

ちなみに、ローラ・アシュレイを着ている私の友人の方の足元は、いつも、コンフォート系のパンプスです。夏場はサンダル。もちろん、コンフォートシューズ。
こちらも、私の彼女のイメージは、ローラ・アシュレイのワンピースというよりは、コンフォートのパンプス。

そして、金曜の夜に一緒にご飯を食べていた女の方の友達のイメージは「白いコンフォートのストラップシューズに縞々の靴下」なのです。

もちろん、すべての友人を足元のイメージでとらえているわけではないですが、その人を思い浮かべるときには、洋服のイメージとともに、あるいは洋服のイメージよりも、履いている靴のイメージが思い浮かんでくることが比較的多いように思います。
そういえば、あの人は、いつもいい靴履いているな、とか、カンペールの靴をいつも履いているな、とか。

そして、道行く人の姿を眺めるときも、やはり足元に目が行くことが多いのです。
前にも書きましたけど、私の足は日本人らしい「幅広甲高」ではなくて、「幅狭甲低」。
靴選びにいつも困っているので、履きやすそうないい靴を履いている人を自然と目で追いかけてしまうというのも理由のひとつです。
しかし、なにより、その人の雰囲気やおしゃれ感の大部分を決めるのが、実は「靴」であるというセオリーがある、だから、私だけでなくおそらく多くの人が、まず靴に目が行くように思うのです。

例えば、髪のスタイリングもメイクもばっちり、着ている服も相当気合が入ったミニ丈のワンピースだったりするのに、パンプスのヒールの部分が、ぼそぼそだったり、どこかにぶつけて変色していたり、磨いてなくて薄汚れたりしていると、もう、興ざめ。
「取り繕っているけどだらしない人」、「気持ちが行き届かない人」に見えてしまいます。

大橋歩さんの「アルネ」の中で、モッズヘアの美容師さんが、カットをするときにはその人の靴を見るとお話ししているのを読んだこともあります。
コムデギャルソンの服を着ていても、パンプスを履いている人であれば、女性らしい髪型にするとか、そんなことが書いてありました。

本当におしゃれな人は、その日履く靴や靴下を決めてから、それに合わせて洋服を選ぶとも聞きます。
私の場合は、そこまでではありませんが、その日着ていく服を決めたら、必ず鏡の前に立って、合わせようと思っている靴下を履いて、全体のバランスを見ます。その結果、靴下を変えることもあるし、靴下の丈を調整することもよくあります。
時には、鏡の前で靴を履くこともあります(もちろん新聞紙を敷いています!!)。

最近の靴のファッションで、嫌いなものがひとつ。

男性が良く履いている、先が尖がった靴。
あれ、本当にかっこ悪いです。
どこがいいのかわかりません。

パンツとのバランスが取れて上手に履いている人なんて、一人もいやしません。
おそらく最近の主流の「細みで短めのパンツ」にコーディネートして脚長効果を狙っているものなのでしょうが、そんなコーディネート、かえって、頭デカ、胴長短足、ガニ股という日本人男子の悲しい欠点を浮き彫りにするだけですから。
あの靴を履いているだけで、「何にも考えていない、センスが悪い人」に見えてしまいます。

靴のイメージって、本当に恐ろしいものです。







2013年7月16日火曜日

LINEにはまる40代。

この三連休。

LINE POP
LINE JELLY
LINE占い
おまけに、LINEバブルまで始めてしまって、LINE三昧だった、林です…。

LINEは、他にLINEカメラ、LINEカードも導入してますし、妹とのやり取りも、たいていLINE。

1日のうちにLINEをしない日は、ここ数か月、おそらく1日たりともないだろうという感じです。

LINEの魅力は、ずばり「楽しい」です。

加えて、無理にユーザーに金を使わせようとしていないところが非常にいい。
例えば、LINEのゲームや占い、スタンプなどは、有料のサービスも結構あります。
でも、わざわざ有料アイテムを買わなくても、無料サービスレベルで、日常の「あ、楽しかった」というプチ満足は十分に得られます。

だって、LINEカメラなんて、無料でも撮った写真をこれでもかってくらい、デコれるんですぜ。
一時期、撮った写真(たいていはご飯の写真)を全てデコって妹に送っていて、「毎回飯の写真をデコる気かい」と呆れられました。

LINEカードも、例えば、親とかちょっとした友人とかに、メッセージカード風のメールをパッと送ることができます。
しかも、普通のメール形式で送れるので、LINEをやっていない人が相手でもOK。
先日は、ちょいとした手術で入院した母が退院した際に、LINEカードを使って「退院おめでとうメール」をしたところ、非常に喜んでもらえました。

LINE占いも、1問でできる無料心理鑑定は、いつも出てきた結果に納得させられる代物。
著名な占い師の無料占いも、無料でこのコメントですかい、とかなりの充実ぶりです。

そして…LINEが出している数々のゲーム。
私は、世代的にはおそらくテレビゲームの走りの世代なのですが、今まで全く何の興味も持たずに生きてきました。
やれテトリスだの、やれファイナルファンタジーだの、なんだのかんだのと巷でいろんなゲームが大流行になっていても、「ああ、そうですかい」と気に留めたことすらありませんでした。
しかし、その私が、LINEのゲームには、はまりにはまっています。

きっかけは、ルーマニア人の知人(仕事上の知人)に3か月ほど前にLINEPOPを教えられたことでした。

うまくできなかった→悔しい→もう1回トライ→うまくいかない→悔しい→トライ→スコアが伸びた!!→さらに上を目指すぞ!!…

全てのゲーム、こんな感じで芋蔓式にはまっているのです。

さらに、LINEのゲームの場合、LINE上でつながっているお友だちのスコアもわかったりするので、さらに燃える…という。

LINEは、ゲームを中心として、案外40代女子がはまっているのではないかと思います。

なぜか、周りの四十路女子が、LINEのゲームのスコア上に登場することが非常に多いのです…たまに、元の依頼者なんかも名前が登場したりして結構焦ったりする(しかも、ハートやニンジンを頂戴したりしてさらに焦る)のですが、同時に、事件が終わってもつながっている不思議さみたいなものも感じたりして、それはそれで面白かったり…

話はそれましたが、名前が登場する元依頼者も、なぜかすべからく40代…
ユーザー層を調べてみたら、案外年齢層が高い気がするんですが、どうなんでしょうか。

なんで、LINEは、40代に受けるのか?
個人的には、最初に書いた「楽しい」と「無理にお金を使わせない」が大きな要因なんじゃないかと思います。
40代女子は、たいていみんな忙しい。仕事。子育て。
LINEゲームは、1セット大体1分ほど。
ほんのちょっとした隙間で、ほんのちょっと遊べる(しかも、ボケ防止にもよさそう)。
楽しむためにお金を費やさなくてよい。
罪悪感がないのです。

おまけに「おともだち」の中に提携スポンサーを入れておけば、お得なサービスも付いてくる、ということで、大人の生活を支える要素がかなり盛り込まれているのが要因、なんじゃないかと思うんですよね。

最近は、SNSを使った犯罪が増えているとか。
LINE上で知り合った友達を殺したとかいうニュースも流れていたりして、何かと矢面に立ち始めているLINEですが、個人的には、それは違うだろ、と思っています。
人をだましたり脅したりしてお金をとろうとする人は、その時に使えるアイテムを使っているだけです。
LINEがなければ、他の方法を使うだけです。
友達に恨みを抱いて殺す人は、LINE以外の方法で知り合った友達にも恨みを持つ可能性があるのです。
LINEなどのSNSは、事件の本質ではないのです。

まあ、自分で自分を守るためには、やみくもにいろんな人とLINEしないほうがいいだろうとは思いますが、受ける利益が大きくて人を楽しませる要素が満載のアイテムが、ほんのちょっとの事件のために大げさに騒ぎ立てられて悪者にされるのは、いかがなものかと思います。

というか、単純に、私は明日LINEがなくなったら、LINEバブルができなくなって、本当に寂しくなりそうです。
とはいえ、そんな寂しさも3日経ったら忘れちゃいそうな気もしたりするのですが。

2013年7月15日月曜日

小林製薬、すげ~。

小林製薬といえば、「糸ようじ」なんでしょうか。

あの「建もの探訪」と同じ朗々としたナレーションで、「こばやしせいやくの、いとようじ」とか、渡辺篤史が言ってくれちゃっているせいで、やたら耳に残るフレーズ、商品と言えば、これ、なのかもしれません。

大泉洋も、「どうでしょう」の旅の中で、うなされたように「こばやしせいやくの、いとようじ」と物まねを繰り返していました。

思えば、小林製薬って、CMの最後は、必ず「小林製薬の**」と会社名+商品名で、締めています。

この度、ワタクシ、小林製薬の製品の中で、「こりゃすげ~や」と感心するものに出会ってしまいました。

「のどぬ~る ぬれマスク」です。

これ、お医者さんに言われて使うことになったのです。

実は、先週の水曜夜から金曜日夜まで大阪出張だったワタクシ。
もうどうしたって咳が止まらず、先週の火曜日、まだ薬は残っていたのですが、「なんとかしてくださ~い」と、病院に泣きつきに行きました。
そうしたところ、薬も結構増やされたのですが、帰り際、担当のお医者様がふと、「あとね~、ぬれマスク、あれは喉が潤って、いいんですよ~。寝るときとか、新幹線のなかとか、ぜひ使ってみて」と言いました。

寝る時のマスクというのは、冬の乾燥時期に何度も試したことがありますが、もう苦しくって苦しくって、耐えられない。
いつも、夜中目が覚めると、右手にマスクを握りしめていたり。

しかも、ぬれマスクって、朝起きたら顔も布団もずぶ濡れなんじゃないの、みたいな不信感もありつつ、通気性だって普通のマスクよりさらに劣るだろ…と思いながらも、それでも、咳による不眠に苦しめられていた私は、帰りの調剤薬局で、思わず

「ぬれマスクください」

と、言っていたのであります。

買ったからには、出張前に一度試してみようと、火曜日の夜にマスクをして眠ってみました。

なんと、着け心地、非常に快適。口の周りが、ほどよ~くひんやりして、呼吸も楽。
もちろん薬がかなり効いていたというのもありましたが、おかげで朝までぐっすり眠れました。
水曜日、行きの新幹線の中でも装着して爆睡。
その日の夜も、木曜の夜も、金曜の帰りの新幹線も、その日の夜も、そして昨夜も(もちろん今夜も付けますが)、ぬれマスクを着用して寝ました。

しかも、木曜日の夜からは、寝る前に飲むように渡された薬を飲まなくても、咳が出なくなりました。
この薬、結構強めで起きがけに手が震えるなどの副作用もあったので、飲まなくても咳が出ずに眠れる状況になったのは、非常に良かった。

昼間も、少し咳が出るなと思ったら、このマスクをしていました。そうすると、咳が少し収まる感じ。

確かに、マスクのおかげ、だけではないでしょうが、かなり喉を潤してくれたのは確かです。
しかも装着時の不快感が全くないというのもすごい!!

これ、単に「マスクの中に水分を含んだシートを入れてみました」というだけではなくて、快適さなどが非常に計算された商品ではないかと思います。

余りに気持ちいいので、風邪が治っても毎日つけて寝たいくらい。
しかし、ひとこと言わせてほしい。

高い!!
安いドラッグストアでも、3個入り1パック400円前後。

確かに開発にかけたコストや材料費(特に素材には気を遣っていると思うので)を考えると、ある程度お値段はするのでしょうが、せめてあと100円くらい、安くしてくれないかなあ…

健康維持のためにはある程度のお金をかけることが必要な昨今ではありますが、この値段では品物が落ちる二番煎じの商品に負けてしまうかもしれません。

ひどい咳地獄から救ってくれた小林製薬さんの商品を今後もずーっと、一押ししていきたい!!
だからこそ、もう気持ち、庶民のお財布を考えてお値段をダウンしてくれるとうれしいな、と思うのであります。



 

2013年7月14日日曜日

ストールは、夏の必需品

暑い。

東京の7月って、こんなに暑かったでしょうか?
一昨年末まで名古屋で暮らしていた私。
今年のこの時期のこの気温。名古屋並です。
天気予報見ると、名古屋より今、気温が高い気がするのですが…
東京は公共交通機関が発達しているので、名古屋より外を歩く距離が少なくて済むので、まだなんとか耐えられていますが…これ、いつまで続くんでしょう?
もはや、夏バテ気味です。

夏は、秋冬に比べて荷物が多くなります。

まず第一は日傘。他の荷物(例えば裁判の記録とか)が多い時は、外を出歩く時間なども考えて置いて出かけることもありますが、この季節は、基本、必需品。

私は、年がら年中、顔にSPF50の乳液を塗っていますが、この時期は顔だけでなく、首も耳の後ろも耳の穴も腕も(スカート履いていくときは)足もSPF50。
でも、それでも日傘は持っていきます。

もちろん紫外線対策もありますが…何より、日傘をさすと、若干涼しい。
室内に入って日傘に触ると、ものすごく熱くなっていて、日差しをブロックアウトしてくれているのがよくわかります。

第二は、ジャケット。
真夏でも、平日は、基本的にジャケットは持っていきます。法廷に行くときはもう絶対。

昨年までは、真夏でも「絶対」持って行っていたのですが、さすがに来客だけのときは、服装によっては、持っていかないこともあります。ワンピースや襟のあるものを着ているときには、クールビズが浸透した昨今。ジャケットなしでも許してもらえるだろうと(特にうちは、会社のお偉いさんというお客はいませんので)。

それでも、カーディガンは持っていきます。
乗り物や外出先での空調がきつい時の対策です。

そして第三は、ストールです。
これは、仕事があるときでもないときでも、日中でも夜の外出でも、もう絶対に毎日使うアイテムです。

首にかけて出かけます。
首の後ろの日焼けを防げます。
電車に乗ったら、肩までかけます。
ジャケットなんかを出すのが億劫な時、これで10分やそこらであれば、空調の猛烈な冷風を防ぐことができます。

え~、でも、このくそ暑いのに首に巻物なんて、というそこのあなた。
むしろ、かけといた方が、暑さをしのげます。
直射日光を避けられます。
汗を吸ってくれます。
ベトベトッとした気持ち悪さが、かなり緩和されます。
それに、ラフになりがちな夏のファッションを1つ上げてくれますし。

最近、ワンピースを着ていかないときは、基本的にブーツカットのきれい目なパンツに襟の詰まったTシャツという服装で出かけることが多いのですが、その際、ラフに見えすぎないようにするには、小物をしっかり使うことが必要です。
特に首元は大切で、私の場合、長めのネックレスを重ねづけすることが多いのですが(プティのコットンパールは、とても役に立ちます!!)、それにストールをさっとかけると、きりっと引き締まるのです。

でも、そうすると、ストールに汗染みができないように、毎日洗濯することが必要になります。
それに、汗を吸っても不快じゃないように、薄手で吸湿性の良い素材を使っているものがよい。
かといって、ザブザブ洗いたいので、高級なものばかり使うわけにもいきません。

今まで愛用していた夏用のストールは全部で3本です。

結婚式用に買ったdosaのカディコットンの黒のストール。薄手ですがネットに入れて洗濯すれば、毎日の使用に耐えてくれます。
他の2本はセレクトショップで買ったもので、ベージュと濃い目のグレーのコンビになっているのと、薄いグレーのもの。どちらもやはり薄手のコットンですが、薄いグレーのは、ちょっと色褪せが気になってきました。

今年は、ちょっと派手目のが欲しくなって2本買い足しました。
なぜ、派手なのが欲しくなったのか。
それは、年だから。
ではなく、シンプルなTシャツを着ることが多くなったので、映えるように派手目がいいかなと思ったのです。

買い足した2本は、どちらもZARAのものです。
1本は1か月半くらい前に買った、黄色とブルーの柄物。
もう1本は、実は昨日買いました。セール品で2000円弱。こちらは、グリーンやベージュ、オレンジ色など、やや渋めの柄物で、秋にも使えそうな感じ。
どちらもポリエステル混なので、しわになりにくく、洗濯しても乾きやすく、吸湿性も抜群です。
見た目も安っぽくないし。

以前、ZARAのジャケットをほめましたが、実は、巻物も数年前から気になる存在でした。

とはいえ、大判ストール好きの私には細長いだけで幅がなくて好みに合わないものが多く、また、妙に厚ぼったかったり、ちくちくしたり、手に取ると「イマイチだな」と思ってしまうものが多かったのですが、今年のは、一段グレードが上がった感じがします。

おそらく、今シーズンの流行のきらびやかなプリント地は、ZARAの得意分野で、それがストールにうまい具合に活かされているのではないかと思います。

自分の好みでもありますが、ストールは、断然大判のほうが使い勝手がいいと思います。
首元に存在感を出しやすいですし、さっきもちょっと書いたけど、羽織代わりにも使いやすい。

今までチャレンジしたことがない方は、上質のシャツを1枚買うつもりで、少し高めのものをまずは購入してみることをお勧めします。
小物というのは、いいものを最初に知ったほうが、そのもの自体が持つ良さというのを知ることができるように思うのです。
少し高めの上質なストールで良さを知ったら、遊び心のあるものをセールを狙ったりして購入すると、楽しいと思います。

私は夏のストールは今年はもう買わないと思うけど、もう少ししたら、きっと秋冬用が欲しくなると思います。

巻物、大好きです。





2013年7月8日月曜日

洗顔石鹸一考。

ウィンブルドンテニスの男子決勝をやっています。
ジョコビッチVSマレー。
確か2年連続このカードですが、あまりにアウェイな雰囲気で、あの鉄面皮のジョコビッチがイライラしています…

本日は洗顔石鹸のお話です。

若いころは、ファンデーションを塗っていたので、夜はメイク落としをしてから洗顔(しかも、チューブ式の洗顔料で)をしていました。

結果、肌がものすごく荒れてしまいました。

メイク落としを変えても、石鹸を変えてもダメ。
調べてみたところ、異様に濃いポイントメイクをしていない限り、メイクはたいてい洗顔石鹸で落とせるという話を知りました。
懇切丁寧にメイク落としから始めることによって、肌には思いのほか負担がかかるんだとか。

そこで、メイク落としをやめました。

どうせだからと思って、いい石鹸を使ってみようと思うようになりました。
ついでにそのうち、日焼け止めにパウダーという、化粧してるのかしてないのかよくわからない状態になったので、石鹸洗顔で十分ということになりました。

今は、夜は無印良品のエイジングケア用高保湿洗顔料を使っています。チューブ式です。なぜかというと、風呂に置いておいても固形の石鹸と違って溶けないから。

しかし、固形の石鹸のほうが断然好きです。そこで、今まで、色んな固形石鹸を試してきました。

最初にはまったのは、「ガミラシークレット」でした。
これ、イスラエルの「ガミラばあさん」とかいう人の製法を忠実に守ったとかいう石鹸です。
どことなくいびつな正方形の、見るからに「ばあちゃんが窯で炊いたよ」という雰囲気ありありの石鹸。
泡立ちはさほど良くないのですが、とにかく洗い心地がしっとり、うるうる。
しばらく使っていましたが、かなり柔らかめで風呂に置きっぱなしにしていると悲惨なことになりますし、何しろ高い(注:ある種のドラッグストアでは、種類によっては半額で売っています)!!

で、リーズナブルで使いやすいのがないかと、他にも冒険してみることにしました。

ドクターブロナーの固形石鹸は価格も1000円ほどで買いやすく、おまけに1つ買えば数か月は持つので、お得でした。
ドクターブロナーといえば、液状のマジックソープが、顔も体も髪も食器も洗えるとかいう話で、とっても有名みたいですが、私はこちらは使ったことがありません。「ほんまかいな」とか思ってしまいまして…
固形石鹸の方は泡立ちもいいし、肌にも優しいし、しっとりするし、本当にお得感いっぱいでした。

実家では、長らく、ジョンマスターズオーガニックの固形石鹸を使っているようです。ドクターブロナーと比べると1.5倍ほどのお値段ですが、正直なところ、使用感はドクターブロナーとあまり変わらない気がします。
それくらいドクターブロナーは優秀でした。

日本のものでいうと、清肌晶の固形石鹸を使いましたが、特にさしたる感動なし、でしたね。

さて、さきほど、夜は無印良品のチューブ式の洗顔料を使用していると言いましたが、朝は、無印良品のオーガニックの固形石鹸を使っています。

これ、お値段は他の石鹸に比べてかなりお安いですが、久々に感動した石鹸でした。
泡立ちが抜群にいいのです!!
泡立てネットを使わなくても、モクモクになります。弾力もいい泡です。
で、洗い落とすときの泡切れもスムーズです。
洗った後肌が突っ張る感じもありません(私は乾燥肌ですが)。

またも、無印良品を褒めちぎる形になりましたが、洗顔石鹸って、値段じゃないなあと思います。
もちろん、そうはいっても1個100円とかの石鹸で顔を洗うのはためらわれる私ですが、数千円もする高価な石鹸だからといって、使用感がいいかというと、そうでもない。

やれ、美容液成分が入っているだのヒアルロン酸が入っているだの、色々うたい文句はあれど、要は、石鹸の第一の目的「洗い落とす」を果たし、「肌を傷めない」という副次的な課題をクリアすることに、洗顔石鹸の使命は尽きるのではないかと思うのです。
そして、毎日使うものなのですから、高すぎてはいかんのです。

そういう意味で、ドクターブロナーと無印良品の石鹸は、本当に良い品物だなあと石鹸好きとしては思うのです。

さて、洗顔用石鹸に対してはある種のこだわりがある林ですが、では、ボディの方はどうかというと、こちらも石鹸派です。
最近はそうでもないかもしれませんが、あの液状のボディーソープというのは、体の脂分を落としすぎてしまうようで、どうしても肌がカサカサになるのです。

というわけで、数年前から、子供の時からの愛用品に戻しました。
花王の牛乳石鹸です。
牛乳石鹸は最高です。
牛乳石鹸で洗うと、なんだかほっとします。
牛さん、花王さん、ありがとう。
そんな気持ちになります。
癒される洗い心地です。

石鹸って、その存在自体が人を癒すものなのかもしれません。

追伸

刑事弁護を熱心にやっている私の友人が、

PCで石鹸と書こうとすると、変換の第一候補が「接見」になる。
結婚と書こうとすると、「血痕」が一番最初に出てくる。

と、嘆いていたことがありました。

今日のお題を書いていて、ふと、そんな不遇な彼女を思い出しました。
私も、「類友」であることは間違いありません。


2013年7月6日土曜日

安藤美姫に品行方正を求めてはいけない。

本日も引きこもりました。

例の風邪ですが、本当にもう咳が収まらなくて体力消耗しています。
「熱中症注意報」が出ているこんな日に外出したら、死ぬんじゃないかと思ったのです。
一応金曜日に病院に行ったところ、風邪自体は回復傾向であることが分かったのですが…

問題は今晩エアコンをかけずに寝るか、かけて寝るか、です。なんせ熱帯夜、ですから。

さて、世間は、安藤美姫が未婚の母になったニュースでにぎにぎしい感じになっています。

「父親は誰か?」がもっぱらの関心事、と思いきや、未婚の母になったことそれ自体、「常軌を逸した報道はやめてくれ」とブログに書いたことが非難の的になっているようで。

こういう反応を見るにつけ、安藤美姫って、やっぱり今でも「日本女子スケート界のヒール役」なんだわと、なんとなく感心してしまいます。
ま、女に嫌われるタイプの女の子ですね。

安藤美姫は、国民のアイドル浅田真央とは、言うまでもなく対照的なタイプ。影と光、月と太陽、みたいなもんでしょうか。
実はこの人、世界選手権で2回優勝しているし、銅メダルも取っている。浅田真央に勝るとも劣らん成績を残しているのですが、いまひとつ、マスコミの受けも悪いし、女子や年長世代からもよく思われない。

それはひとえに、トリノオリンピックのころの、いかにもギャル的でアホっぽいルックス、一時期受けていた特別対応、なかなかにけばけばしいメイクやネイルなどが、「健全であるはずのスポーツ選手」にふさわしくないという評価をされているからなのでしょう。

あるいは、女の側からすると、かなりKYで男遊びも激しそうで、自分の彼氏を平気で取っていっちゃいそうな匂いを感じさせるのではないかと思います。

浅田真央が、年齢の割に純真無垢で今でもピュアな雰囲気を全身から溢れさせているのとは大違いです。

確かに嫌われる要素満載の安藤さんですから、今回のことも鬼の首でも取ったかのようにやいのやいの言われているのわからなくはないのですが、個人的には、

安藤がおとなしくなっちゃったら、つまんないじゃん

と、思います。

日本の女子スケートの選手って、(村主章枝は置いておくとして)みんな判で押したように、純情可憐あるいはスポーツマンタイプで、大人に反抗しそうにない人ばっかり、ですよね。
で、演技も、情感は出せても年相応の色っぽさや情念を出せる人は、ほとんどいません。

ここ数年の安藤の演技は、「天城越えかい」と突っ込みたくなるような情念たっぷりの「艶技」で、迫力という点においては、真央ちゃんや鈴木明子、荒川静香なんかを遥かに上回っています。
ミッツ・マングローブが、(モロゾフとの関係が氷上に表現されているという意味で)「氷上の公開プレイ」と言ったのもうなづけます。

「4回転ジャンパー」という呪縛でがんじがらめになっていた安藤が、自らのイメージを変えるためには、これくらい振れ幅が大きな演技をすることが必要だったわけで、それを可能にさせたのは、元々持っていた自由奔放さ、自分が女であることへのこだわり、だったのではないかと思うのです。

浅田真央が、「表現力を身に着けた」「ファイブコンポーネンツで稼げる選手になった」と言われつつも、どこかまだトリプルアクセルを引きずって中途半端な演技に終始しているのは、安藤のように「本能」「煩悩」に忠実なところがないからだと思うのです。

ここまで書いておいてなんですが、私は浅田真央ちゃんの大ファンです。
浅田真央ちゃんのプログラム、大好きです。

ただ、安藤のプログラムの中にも結構好きなものがあったりします。

バンクーバーの時の「ラムちゃん」衣装のあの曲はいただけませんでしたが、例えば、彼女の「カルメン」はとても良かった。女の情念が演技に出始めたころ、でしょうか。
一部では、「ビットに対する冒涜」なんて言われ方していましたが、ビットとは違う強気なスペインの女を見事に演じていました。
世界選手権では肩を脱臼して最後まで踊れなかったのが残念なくらいでした。

驚異の5連続ジャンプを後半に盛り込んだ2011年のフリー「ピアノ協奏曲イ短調」も、ジャンプばかりが話題になっていましたけれど、勇壮な曲の雰囲気を体全体で表現していて、非常に良かった。
ノリに乗っている彼女は、理屈ではなく、体全体で世界観を表現できる稀有なスケーターです。
顔芸と1種類の高難度連続ジャンプに頼る韓国のお姫様とは役者が違うのです。

スケート選手で名をはせた人の中で、私生活が落ちぶれてしまった人やお騒がせな人は、少なくないものです。

例えば、リレハンメルの金メダリスト、オクサナ・バイウル。彼女は金メダルを取った後、アルコール依存症になったとか。
アメリカのタラ・リピンスキーも同じく、アルコールだったか薬物依存に走ってしまった。
トーニャ・ハーディングはヌードビデオが公開されたり、ナンシー・ケリガン殴打事件に関与したと疑われていたり(若い人は、ウィキしてください)。

要は、「表現型」スポーツというのは精神の安定を図るのが非常に難しいもので、精進して精進して若くして成功をつかみ取ってしまうと、その後の身の振り方を間違えちゃうこともあるし、逆に周りが甘やかしすぎると、誰が見ても「痛すぎ」な事件を起こしてしまったりするわけです。

安藤なんてかわいいもんじゃないですか。
だって、恋愛して子供ができて、生んだだけでしょ?
(仮に父親が噂の南里君だとしたら)25歳にして、未婚の母になれるだけの甲斐性があったってことでしょ?

そこまでの根性を積み上げてきたスケーター人生を送ってきたんだから、何にも知らない外野の人間がやいのやいのいうことでもないんじゃないのかなというのが、林の感想だったりするのです。

「超セレブと結婚して引退」なんてことしてくれるより、よっぽどへたくそで不器用な人生ではないですか。

子供を産んで、「びっくりするほどの妖艶演技」に何が加わるのか、今年の秋冬は、ちょっと楽しみだったりします。




2013年7月1日月曜日

キスマイのあからさまな序列化が気になる件。

予想以上に風邪のダメージが強い林です。

熱も出てないごく軽症の風邪のはずだったのに、昨夜から咳が止まらなくなって、若干寝不足。
そのせいか、体力的にもなんだか今一つ回復できていない感じ。
で、結局今日は事務所には出ずに、自宅で手間のかかる起案を1本(意外に集中して、事務所にいたら1日では上がりそうもないものが3時間で終わりました)。

ただ、引きこもっているわけにもいかなかったので、3時過ぎから2時間ほど外出しました。
丸の内の丸善と新丸ビルの成城石井、スタバでコーヒー豆買ったくらいなのに、その後スーパーに寄るのもドラッグストアに寄るのもめんどくさくなって、まっすぐ帰ってきてしまいました…

夏風邪がそういうものなのか、はたまた、寄る年波には勝てないということなのか…
ちなみに、FBで風邪だと告白したところ、「今年は長いよ。治るのに10日かかったよ」「2週間くらい前にそんな感じで微熱が出て長引いた」というレスがありましたが…ふたりとも40代女子でした。とほほ。

で、自宅で夕食を食べた後、買ってきた本をめくりながらテレビを観ていると、「HEY!HEY! HEY!」のスペシャルをやっているではありませんか。

中盤あたりだったでしょうか。山ピーの引き立て役的な感じで、「キスマイ」が出てきました。

日曜深夜の「キスマイブサイク」。あれは案外好きで、よく見ています。

「キスマイブサイク」を見ていて思ったのですが、このグループ、グループ内での序列づけというか役割分担が、ジャニーズの割にかなりあからさまですよね。

ファンの人にしてみれば、何をいまさら…と思うかもしれませんが、玉森、藤ヶ谷、北山が、メイン、残りの、宮田、横尾、千賀、二階堂は3人の引き立て役というのが、この番組を見ただけでもよくわかります。

1つのシチュエーションを設定して、メンバーがそれぞれ脚本から演出、芝居まで全部やって、キスマイファン以外の女性が採点して序列化するというコーナーがあるのですが、藤ヶ谷、玉森がもう8割方上位、なのです。
北山はあまり上位には食いこまないけれど、見たところ5位以下はなし。千賀、横尾と順位が逆転することもたまにありますが、「あ~、やっちゃったよ、おれ」みたいなレベルでとどまります。
決して、宮田、二階堂がピラミッドの上に行くことはないのです。

一見公平そうに見せているけれど、かなりな仕込みだな~。そんなに、藤ヶ谷玉森北山売りたいか。しかし、これホントに本人たちが何もかもやっているんだとしたら、二階堂と宮田って実は天才なんじゃないか。いや、「泣いた赤鬼」の青鬼君か?などと思っていたのですが…

今日初めて彼らの歌う姿を見て、キスマイブサイク以上の序列化が歌う場面ではかられていることに、大きなショックを受けました。
「ここまでグループ内の序列化をあからさまに打ち出したジャニーズのグループは今まで見たことない!!」と確信したのです。

その1。衣装が藤ヶ谷玉森北山と、千賀横尾宮田二階堂で別々。
その2。フロントの3人に比べて、他の4人の衣装がやたら地味。
その3。藤ヶ谷玉森北山は常にフロントでソロ有。他の4人は常に後ろでソロなし。

ジャニーズというのは、ソロ活動が盛んな人でも、グループに戻れば、割りに他のメンバーと平等な扱いを受けていました。
例えば、わかりやすいところで言うとキムタク。確かに他の4人に比べればソロ多めですが、突出しているわけではありません。
少年隊も、ヒガシが突出してメインということはない。
嵐も、二宮君や松潤は、グループ内では、「嵐の一員」に徹しています。むしろ、歌も踊りも抜きん出ている大野君がメインを張ることが多い。

なのに!!
なんだ、おい、キスマイ!!
AKBでいうと、藤ヶ谷が大島優子か前田敦子。玉森北山は、さしづめ、まゆゆか柏木か(ただ、北山のイメージはどちらかというと「たかみな」なんだが)。
他の4人のうち、千賀横尾あたりは「次の選挙では神7を狙います!!」くらいな感じだけど、宮田二階堂に至っては、「ん?ああ16位までに入ったの、で、どなたはんで?」みたいな立ち位置かと。

ここまでのあからさまに差別的な取り扱いというのは要するに、他の4人は捨て駒で、まあ千賀横尾くらいは残らせてやってもいいじゃんということなんでしょうか?

この売り方、ジャニーズファンの皆さんは、どう思ってみているんでしょうか。

さて、キスマイのメンバーの10年後の姿を想像してみました。

藤ヶ谷。ソロで歌手活動頑張るタイプかな。あまり役者臭は感じません。赤西仁みたいにならないように気を付けてね!!
玉森。演技派俳優として結構いいドラマや映画に出ていそうな気がします。
北山。第二の中居くんかなあ。
千賀・横尾。こちらも演技派俳優として活躍しているような気がします。
二階堂・宮田…テレ朝の旅番組てお会いしましょう。

うーん…序列化は、正しいですね。