2月20日17時過ぎ。まだ記憶が新鮮なうちに書きたいと思います。
本日、オリンピックフィギュアスケート女子シングルのフリーが行われました。
結果は、金メダルがアリサ・リウ、銀が坂本花織ちゃん、銅が中井亜美ちゃんでした。見ていたい方もたくさんいらっしゃるでしょう。
スレッズなんかを見ると、「よく頑張った!!花織ちゃんも亜美ちゃんもありがとう」みたいな投稿が多いです。確かに私もそう。誰がメダルとってもおかしくない中、よくダブルメダル獲ったと思う。
でもね、もうめちゃくちゃ悔しいのです。見ている側がこんなこと言っちゃいけないのかもしれないのですが、花織ちゃんの金メダルは、後半の連続ジャンプの前まで手中にあったはずなのです。
花織ちゃん一番の大技、フリップ・トゥループのジャンプ、フリップで大きく前傾になりトゥループがつけられませんでした。トゥループ分の点数が入らなかっただけでなく、フリップがリピートとなり点数が70%に減点。
挽回するのに最後のループにつけるのかなとも思ったのですが、結局つけませんでした。解説の鈴木明子さんは、このあとのスピンに差し障りがあるからつけなかったのではないかと言っていましたが、私的には、ダブルトゥループになると合計で3本飛ぶことになって1つ無効になってしまうし、慣れていないので転倒のリスクがあると考えたのではないかとも思いました。下手にジャンプつけるより、その後を全力でやった方が目があるという判断だったのかも・・・
これ自体は私は賢明だったと思います。
が、蓋を開けてみるとフリーは147点。少なく見積もって、トゥループがつけられないことで8点くらい点数を落としているはずなので、まさにこれ一本で金を逃してしまったことになるわけです。
悔しいですよ、悔しすぎる。神様はなんと酷なことをするものかと思わずにいられませんでした。
が、冷静に振り返ると、この1年、花織ちゃんが2本そろえてノーミスでやることって少なくなっていたのですよね。
グランプリシリーズもファイナルもミスをして優勝を逃したりしていました。ショートもフリーも完璧にこなしたのは、団体戦が久しぶりだったように思います。
つまり、もうハードなプログラムをノーミスでやるのは難しい年齢になってきていたということなのかもしれません・・・
花織ちゃんがここまでのトップ選手でなくて、男子顔負けのスピードや大きな技をする選手でなければ、あと1年や2年できたのかもしれません。ですが、坂本花織が坂本花織としてあるには、今回のオリンピックがぎりぎり最後だったのかもしれませんね・・・
世界選手権はどうするのでしょうか・・・ぜひ出場して雪辱した上で引退してほしいと思ってしまうけれど、最後をどうするかは花織ちゃん自身が決める問題です。どんな引退の仕方でも受け止めたいと思います。
さて、それ以外の選手について少し。
中井亜美ちゃん、フリーの演技構成点がやたら低くてびっくりしました。そこまでひどかったとは思えないのですが、何かの力が働いたとしか言い様がありません・・・
とはいえ、演技全体を見て、アリサ・リウ以上とはいえなかったので、なんというか、調整するために点を低くされたのかな・・・などと邪推してしまいます。
そして、千葉百音ちゃんですが、フリー崩れなくて良かったですよね・・・グランプリファイナルで前科があるだけにちょっと心配したのですが、前半4位というプレッシャーがあるようでなさそうな順位につけたのが良かったのかなと思います。
メダルは獲れなかったけど、よくまとめた良い演技だったように思います。
そして、女子でもオリンピックの悪魔に取り憑かれた選手がひとり。優勝候補だったアンバー・グレンです。団体戦でも良くなかったので、個人戦どうかな・・・と思っていたら、1個ジャンプが抜けて無得点に・・・まさかの13位に沈みました。
しかし、フリーで3位(花織ちゃんとほんのちょっとしか違わない)の神演技をして、なんと5位に食い込んだのでした。平昌のネイサンやソチの真央ちゃんを彷彿とさせる逆転劇でした。
個人的にアメリカ的パワフル演技はあまり好きではないので、アンバーの演技も好きなタイプではないのですが、今回のフリーを見ると世界選手権は安心できないなと思うのでした・・・
で、個人資格で出場したロシアのペトロシャンですが、たいしたことありませんでしたね・・・4回転複数回飛ぶ予定だったそうですが、冒頭で失敗した後2本目は回避して、そうしたら、別に普通な演技になってしまいました。
そういえば、中井亜美ちゃん、ペトロシャンよりもフリーの点が低くて、本当にこれは納得がいかんなと思ったりしたのでした。
最後になりますが、ここ最近海外の女子選手で心ときめく人ってあんまりいなかったんですよね・・・あえて挙げれば韓国のキム・チェヨンちゃんが結構好きなのですが、今季怪我か何かで振るわなかったようで、オリンピックにも出られませんでした。
西洋系の方では、久々に、ジョージアのグバノワさんが素敵だなと思いました。特にショートのインド映画の曲は、衣装も振り付けも素敵で引き込まれました。
北海道人としては、あとスピードスケートの高木美帆の1500メートルが残っているのですが、個人的には終わった感たっぷりです。カーリングも振るいませんでしたし(フォルティウス悔しいだろうな・・・)。
と、色々書いて参りましたが、良かった人も良くなかった人も、これで人生終わるわけじゃないし。次のステップに向かって、また進んでもらえればと思うのでした。
ではでは。