2月15日日曜日。今日は札幌は最高気温8度とのことで、外は雨降りみたいです。
今冬は1月の寒さが厳しくて、私にしては珍しく「はよ春来い」と思っていました。ここしばらく気温が高い日が続くようで、札幌にも春が少しずつやってきそうです。
さて、本日も2本立てで行きたいと思います。
1 オリンピック男子シングル雑感
2月14日早朝に男子シングルのフリーが行われました。
同じ時間帯にスノーボードのハーフパイプ決勝があったので、そちらを見た人もいたかと思いますが、ハヤシはしっかり男子のフリーを見ました。
個人的にびっくりしたことがいくつか。
まず、シャイドロフが金を獲ったこと。
シャイドロフは、昨年の世界選手権の銀メダリストなので、上位に来るとは思っていました。が、今季ここまであまり調子が良くなかったし、ショートも5位だったので、メダル獲るところまで上がるとしても銅メダルくらいかなーと思っていたのでした。
が、フリーはすごい神演技で高得点をたたき出しました。鍵山くんの前には、アダム・シャオイムファも控えていたので、「うわ、やば、鍵山くんピンチ!!」と焦りました。
アダムがいつもの「2本そろえられない男」ぶりを発揮してしまってメダル争いからダダ滑り、鍵山くんの番になりました。
冒頭の4回転サルコーが着地ミス。次の4回転フリップは転倒。その後もジャンプで着地をミスったり、コレオシークエンスに入る前に蹴躓いたりしたので、ああ、これは、メダルから落ちたかも・・・と思っていました。ただ、その時点で後はマリニンだけで、シャイドロフのすぐ下が佐藤駿くんだったので、鍵山くんが駿くん以下でも日本人のメダルは大丈夫かなあ・・・と思っていたところ、なんとかシャイドロフのすぐ下につけてメダル確定。
そして後はマリニンだけだったので、だれもが「ああ、鍵山くんは銅メダルだな」と思ったと思うのですが・・・マリニンがまさかの大崩れでフリー15位、総合8位に沈み、なんと鍵山くんだけでなく駿くんにもメダルが舞い込むという展開になりました。さらに、みんなびっくりのシャイドロフが金メダリストになったのでした。
オリンピックには魔物が棲んでいて、必ず誰かがその餌食になるのですが、今回はマリニンだったのです。
私は、ジャンプだけに頼る選手ってあまり好みではなく、マリニンはすごいとは思っていたけれど、別に好きな選手ではありませんでした。が、さすがにあそこまで崩れて、終わった後の泣き顔を見たら、なんと気の毒なと思わずにいられませんでした。
この件に関しては、夕方に見たNHKのダイジェストでの本田武史の解説がすごくしっくりしたのでした。彼は、マリニンについて「失敗をしてこなかったので、失敗したときの対処がわからなかったのでは」と言っていました。
そう、普通の選手であれば、大舞台になる前に大小いろんなところで「悲惨な演技」を必ずといって良いほど経験しています。なので、大舞台でジャンプミスしてもある程度切り替えることは可能なわけです。が、マリニンは2年間全戦全勝だったので「ミスする」という頭がなかったのかもと思いました。
取材でマリニンは「自分がプログラムのどこを滑っているのかわからなかった」と言っていたそうで、よほどパニックになったのだなと思います。
報道では、マリニンは団体でも2本演技させられて、短期間の間に4本やらされて体力がもたなかったのが敗因みたいな言われ方をされていますけれど、私はそれだけではないと思います。
だって、マリニン、団体の時も調子悪かったですから。個人戦のフリーみたいなひどい崩れ方はしていませんでしたが、いつものクリーンなマリニンではありませんでした。
「自分は王者だからオリンピックで勝たねばならぬ」というプレッシャーがめちゃくちゃ強くてそれが演技に響き、個人戦までの間に修正できず、疲労も重なってさらにひどいことになってしまったということなんじゃないかなと思います。
そういえば、平昌オリンピックの時、ネイサン・チェンが個人戦のショートで、やっぱりひどいミスをやらかし、15位だったか16位に沈みました。
彼はそこから切り替えて、フリーでほぼ完璧な演技をして5位まで巻きかえしました。
マリニンは大崩れしたのがフリーだったので巻き返すことすらできなかったわけです・・・
次のオリンピックは、当然のことながら4年後です。年齢を考えると、今みたいに4回転を跳びたい放題できるのかかなり疑問で、そうすると彼はオリンピック金メダリストになれる貴重な機会を逃してしまったのかもしれないなと思うのでした・・・
さて、日本人選手に話を戻します。
私は実はちょっと寝坊してしまって、三浦佳生くんの演技を生で見られず、製氷休憩の時にNHKが流してくれたのを見ました。
三浦くんは、演技後の取材で、演技構成点が低く抑えられたと不満を述べていましたが、正直、個人的には不当に低いとは思わなかったのですよね。
自分では、演技構成でも点が出るくらい一生懸命やったのでしょうが、私は「全然踊れてないな~」「ステップも踏めてないな~」と思っていて、技術的な面でのミスを最低限に抑えるのに必死だったんだろうと思ったくらいでした(個人戦直前に靴が壊れたことは知っている人も多いと思います)。
本人はきっとかなり必死にやっていて気づかなかっただけなのではないでしょうか・・・
もう少し落ち着いた時期に自分のフリーの演技を見返してもらえればわかるんじゃないのかなと思います。
最後に。
個人的に今回一番嬉しかったのは佐藤駿くんの銅メダルでした。
ショートでちょっとしたミスが出て90点を割ってしまい、9位からのフリーでしたが、フリーはかなり安定しているので、おそらく入賞圏内には上がってくるだろうと思っていました。
上位陣がミスをしたり、良い演技ができなかったりで脱落していった中、しっかりとフリーの演技をした駿くんが生き残ってメダルを獲れたのは本当に良かった。
まだまだステップとかスピンとか改善すべき点はありますが、ジャンプと誠実な演技という自分の持ち味を存分に発揮して獲得したメダルじゃないかなと思います。
ついでに言うと、駿くん以上に毎回喜ぶ日下コーチにとっても良かったかなと思います(メダル決まった後、会場をウイニングランしていたらしいです)。
本当に本当におめでとうございました。
日本選手は同じメンバーで世界選手権です。世界選手権でも良い演技を期待しています。
2 アセクシャルではないかもしれない件
少し前に自分がLGBTQ+の+に該当するのではないかという話を書きました。
昨日カウンセリングの日で、カウンセラーに「同じ年頃の友人たちがこれこれこういうものにハマっているのを見て、自分は全然そういうのがないからちょっと普通じゃないんじゃないかと思って、ネットで診断してみたらことごとくアセクシャルとか出てくるんですよね」という話をしました。
そうしたところ、カウンセラーは一言、「それはちょっと飛躍しすぎじゃないですかね~」と言いました。
カウンセラー曰く、「私と同じ年頃の人たちは、ようするにヒマ、手持ち無沙汰な時間が多いので、何かを見つけて夢中になるしかないのですよ、ハヤシさんの場合は、猫がいて、そのお世話とか色々あるでしょう、いわば猫が推し活の役目を果たしているわけです」ということなのです。
妙に納得しました。
というのも、日ハムやら楽天やらの選手にお熱の友人は、旦那さんが忙しくてあまり家にいない、娘さんのうちひとりも自立済み。本人は仕事はしているけれど、週4回で残業なし。家事をする必要もそれほどないので、まあ、ヒマっちゃヒマかもしれません。
また突然韓流ドラマにはまった美容師さんも、旦那さんとの仲はいまいち。犬はいるけれど、介護が必要な子は旅立ってしまい、比較的手のかからない2匹が残っているのみ。
対して私は・・・最近もうちこちゃんがかわいくてかわいくて仕方ありません。
自営業になって、必要なときしか事務所に行かず、家にいる時間が断然増えました。
ちこちゃんは基本寝ていて、おやつがほしいときにアピールしてきたり、トイレに行くときに目で合図して「片付けよろしく」と言ってくるくらいです。私の方から寄っていくと、「しかたないから撫でさせてやるか」みたいに体勢をちょっと変えて気を遣ってくれたりします。
毎日毎日そんな感じで、「満たされなくて悶々とした気持ち」がないのだということにとても納得したのでした。
もちろん、セクシャリティの問題は自認が全てなので、カウンセラーの言っていることが100%正しいわけでもありません。実際、診断では複数出ているのですから。
なので、自分としては「アセクシャル?」みたいな感じで捉えておけば良いかなという気がしています。
なお、アンドロジナスについては、ほぼ間違いがないので、そこにアイデンティティを持っていても良いと思っています。
もう少し、セクシャリティについて相談できるところがあれば良いなあと思ったりするのでした。
さて、明日の早朝はペアのショートプログラム。これまでペアは全然見ていませんでしたが、りくりゅう、演技はめちゃくちゃうまいし(最近あんまりベタベタしないし)、ゆなすみも入賞できるかもしれないし、今回のオリンピックはしっかり見ようと思ったのでした。
あと1週間ほど寝不足が続きます。
ではでは。