2013年3月21日木曜日

「春のご挨拶」の贈り物。

なんと。
50本目です。

自分では、最低でも50本は続けてみようと思って書き始めた、このブログ。
書き始めのころは、最低でも2、3日に1度は書こう、とか考えていたんだけど、うれしいことに?本業のほうがくそ忙しく、そんな頻度で書くのは夢のまた夢…みたいな状況になってしまいました。

もう書き始めて半年くらい経つんですねえ。
正直、50本も書いてこられたのは(「独り言ちる」などと威勢のいいことを言っちゃってますけど)、読んでくれる人がいるからです。
ちょっとずつ増えてそうな感じですし。
次は、100を目指してみちゃいます。

さて、本題。

3月も末になり、転勤だの転職だの退職だの卒業だの入学だの、なんだのかんだのと、ご挨拶をしたり受けたりすることが多い季節になってきました。
前にもブログでちろっと書きましたが、私めも今の職場を3月末で退職し、4月から別の事務所に移籍します。
そんなわけで、「ご挨拶をする」側に立っています。

かつ、名古屋で仕事していたころの事務局がひとり転勤になり、後輩がひとり事務所を移ることになりました。
そういうわけで、「ご挨拶を受ける側」の立場でもあるわけです(注:名古屋の職場は今の職場と同じ系列の事務所。私は転勤でこちらに移ってきたのだ)。
まあ、こちらの立場は、普通に学生やっていたり働いたりしていれば、この時季、必ず立つことになると思うんですが。

ただ、名古屋の職場は、私が弁護士になって2年目から3年余りいたところで、しかも当初は私一人、事務局一人、その後も何かと波乱が色々あって、自分としてはその時一緒だったメンバーには思い入れも深いし、まあ、かなり感謝もしているのです。

そんなわけで、①転勤する事務局と退職する後輩に、それぞれお祝いでもあげるか、②事務所自体にも退職のご挨拶かたがた、何かお菓子でも送ろうか等と思い立ち、本日、買い物に出かけました。

贈り物するのは結構好きなほうなんだけど、こういう贈り物って、チョイスが難しいんですよね~。

まず、個人への贈り物、特に目下の人への贈り物って、「何気ないもの」であることが必要なのかなと…
まあ、これは母親に刷り込まれたんですけどね。「もらうほうがかえって気を遣うようなものを贈ってはだめよ。ちょっとしたものでいいのよ」と若いころからずっと言われていました。

でもねえ、「ちょっとしたもの」で相手が喜びそうなものを贈るのって、かなりなセンスを要求されるのですよ。
その人の好みに合うか。イメージに合うか。単純に、喜んで食べたり使ったりしてくれるか?
なんて、ぐちゃぐちゃ考えて訳が分からなくなる…

今日は、とりあえず二人のはなむけに贈るものは、新丸ビルの4階あたりで選ぼうかと向かっていったのですが…何周したことか…結局買いましたけど、うーん、あれでよかったかななんて、買った後も考えていたり。

で、事務所へのご挨拶に贈るお菓子については、新丸ビルに来ていたこともあり、あそこならいろいろあるかなと、大丸の1階に行って見てみました。

行った瞬間、「アウト~」と思いました。

大事なことを忘れていました。
東京の玄関口のデパートの1階。
東京土産(あるいは観光土産)になりそな、まあそれなりにおいしいんだろうけど、土産感満載で若干チープな感じのお菓子ばかり(まあ、それでも鳩サブレには心動いたんですが…個人的に好きなので)。
「東京○○」みたいな名前のものが多い、多い。

そんなわけで、その後、松屋銀座まで行きました。

松屋銀座の地下1階のお菓子スペースは、実は結構好きなのです。
もちろん、メジャーで格式がそれなりに高いお菓子も扱っているのですが、東京ローカルな「知る人ぞ知る!!」みたいなのも結構多いもので。

しかも、ジトっと見てると、試食させてくれる。
これ、今まで行ったお菓子売り場の中で、群を抜いて確率高いです(あくまで主観)。

年末に札幌の帰省した時には、松屋銀座で麻布の「豆源」のお豆をいろいろ買って行って、実家だけじゃなくて友人にも配ったのですが、ほんと、喜んでもらえました。

でも、職場に贈るものって、これまたチョイスする条件が結構あるので、「うまそう」即買いとはならないのです。

日持ちするか。
送っても割れにくいか。
人数分数量が足りてるか。
チープすぎやしないか。
高すぎないか。
食べにくくないか(休み時間にちょちょっと食べるので、食べにくいものはアウト)。
あとまあ、ご挨拶にふさわしいか(せっかく松屋まで来たんだしね)。

松屋銀座の地下も…たぶん3周くらいして、試食もいっぱいさせてもらって(送るつもりのない那須高原のチーズケーキもいただきました。おいしゅうございました)、とある洋菓子に決めました。

でも、東京のデパートの地下食料品売り場って、お菓子売り場に限らず気さくですよね。
少なくとも、名古屋や札幌のデパ地下に比べれば、「ほら、食べてみて」みたいな感じで、かなりの頻度で店員さんの手が出てきます。
まあ、向こうにしてみりゃ、「こいつ、食べさせたら買うぞ」って感じなのかもしれませんが…
それだけ、自分のところの品物に自信があるってことでもあると思うのです。

こちらとしても実際に食べさせてもらって、自分がわかって物を贈りたいという気持ちは当然あるから、願ったりかなったりでもあるわけです。

買ったものは、本日すぐにまとめて名古屋に向けて発送しました。
22日には到着するようです。

喜んでいただけるとよいのですが。


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