急に寒くなってきた東京です。
こういうとき、ちょいと厚着にするのが風邪をひかないコツと考える、寒がり女ハヤシです。
自分は生涯おばさんにはならないと決めていました。
歳はとっても、気持ちは若い娘のまま生涯を終えるのだろう、そう思っていました。
なぜなら、自分自身、いつまでも落ち着きがないし、自分の母方のばあちゃんは、最後まで娘のような人でしたし、うちのお母ちゃんも「気持ちはまだハタチ」とのたまう齢71歳なのです。
が、今日、ハヤシは、遂に自分がおばさんになる日に出遭ってしまった、と思いました。
表参道、原宿方面に出かけました。
ずっと仕事で使っていたカバンの修理を購入した原宿の店に出していたのですが、修理が上がったという連絡が来たのです。
ついでに、色々みたいものがありました。
愛用していた黒のジャケットのひじの部分がてかてかになってきたので、新しい黒いジャケットも見たかった。
もうひとつ、霧吹きが欲しかった。
霧吹き…なぜほしかったか。それは、冬の乾燥対策です。
今まで冬は加湿器を使っていたのですが、うちのマンション、密閉度が高すぎるのか、私が使いすぎなのか、昨年天井に若干にカビが生えるという事態になりました。
で、その割に、なんか効いている気がしない。
で、今年からエコな加湿をしよう、無駄のない加湿に挑戦しようと思いました。
ひとつは、洗濯機置き場に突っ張り棒をかけて干しているタオル類を冬場は、リビングに干す(タオルに限定)。
もうひとつが、一日に1回か2回、空中に向かって、あるいはカーテンに向かって霧吹きをかける、という方法です。
で、原宿方面に出たついでに竹下通りのダイソーに行って買ってこようと思ったわけです。
竹下通り…
もともと苦手ではある。人混み嫌いですから。
特に土日なんかは、もう人人人人、人の海。
がしかし、東京で都心部にあるダイソーの中では、たぶん一番でかい(個人的には我が故郷札幌の狸小路2丁目付近にあるダイソーが品ぞろえといい見やすさという一番好き)。
で、まあ、ある程度覚悟を決めて入っていったわけです。竹下通りに…
ダイソーは竹下通りでも原宿の駅側にあります。
が、ハヤシは、その前に表参道方面にいたため、表参道側の入り口から竹下通りに入りました。
つまり、人の波にさらされる時間が、より長くなる方向から向かっちまったわけです。
頑張ったよ、私。
しかし…肝心のダイソーに入る前に、どっと疲れが。
しかも、これも覚悟ができていたとはいえ、ダイソーの中もひどい人。
しかも!!肝心の霧吹きが見つからない。
ですが、4階の文具コーナーでハヤシの愛するダイスキン(モレスキンにクリソツのゴムバンド付きメモ帳)のなんとA6版を発見(今まで売り出していたのはB6版)。
思わず一冊手に取り、1階の会計に向かったところ、無秩序な長蛇の列にげんなり。
「もう無理」という心の声が聞こえました。
おもわず、その場に手帳を置いて(いけない子)、そそくさとダイソーを後にして、地下鉄の駅めがけてトコトコ歩き出したのでした。
さっきも書いたけど、確かに人込みは苦手です。
渋谷とか、池袋とか、土日に行かなきゃいけないとなると、もう相当気合を入れないとダメな状況。
でもね、実は今仕事の関係で、それなりに竹下通りに行く機会があるわけです。
平日でもそこそこ人は多い。
だから、大丈夫だと思っていたんだよ。
それに、1年くらい前にやっぱり、土曜日、竹下通りのダイソーに行った時も、ここまでげんなりしなかった。
ああ。歳をとったもんだ。
若い子がわんさとあふれかえる空間を全く楽しめなくなってしまった。
おばさんですよ、おばさん。
いや、おばさんならもっと図々しく、竹下通りを闊歩できるのかも知らん。
そうすると、おばさんを通り越して、おばあちゃんに片足を突っ込んでしまったということなんだろうか。
いずれにせよ、すっかり弱っちくなった自分に、がっかりのハヤシです。
ちなみに、がっかりついでに言えば、帰りに自宅に近いダイソーによろうと思ったところ、なんと先月末に閉店していたことがわかり、その後ヨドバシのランドリーコーナーにないかと思って店員さんに聞いてみたところ、店頭販売はないと言われた。
実はダイソーに行く前に、表参道にあるオーサムストアとかいうリーズナブルな生活雑貨屋に行ったんだけど、そこにもなかったんだ、霧吹き。
霧吹き、今売れないのか。店頭で売ってないのか?ということを知って、ちょっとびっくり。
で、結局アマゾンで買ったのでした…
うー、最初からそうすりゃよかった。
でも、家に置くものは、本当は実物見て買いたいんだよ、あたしゃ。
こういうところも、既におばさんか(いやいや、おばさんだったら通販好きなはず…)。
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