2015年10月3日土曜日

ジャパンオープン、真央ちゃん祭り。

先週は月曜からアホみたいに忙しく、金曜の夜は宴会で終了。
怒涛の一週間でせめて今日くらいはのんびりさせて…とばかりに引きこもっていたハヤシです。

さて、真央ちゃん復帰戦のジャパンオープンであります。
まあ、ホスト国なので当たり前ですが、蓋を開けてみれば、日本チームの選手の仕上がりがずん抜けていて、圧勝という結果でした。

真央ちゃんのフリー、蝶々夫人ですが、復帰第一弾のプログラムとして、かなり戦略的に選択された感じがしました。

真央ちゃんのここ数年のプログラムは、重厚なクラシックや可憐なピアノ曲で、真央ちゃんのピュアさや芯の強さを表現するものが多かった。
蝶々夫人は、そのどちらでもなく、大人の女性のしっとりした感情というか、色香が漂うものでした。
他の選手との差別化を図る、イメージチェンジという意味では、いいプログラムかなあ、と思います。

要素を見れば、ソチオリンピックのフリーとほぼ同じ構成で、最近圧倒的に進んでいる女子の技術を考えると、ホントもうこれ以下には下げれません、というのを、さすが分かっていらっしゃる。

ただ、このプログラム好きか、と言われると、ハヤシはよくわかりません。
別に真央ちゃんに今までのイメージの踏襲を求めているわけじゃないんだが。

だって、ちょっと蝶々夫人やるには、フレッシュすぎないか?穢れなさすぎちゃいますか?
フィギュアでやるには難しすぎる曲だと思うし。
だから、実は案外あんまり選曲されてないと思うのです。

とはいえ、真央ちゃんのことなので、全日本あたりに向けてまずはしあげてくると思うので、そのときには感想が変わっているかもしれません。

なお、今日は点数は御祝儀相場で、結構盛ってもらったと思います。
スピードあんまりなかったし。
トリプルトリプル入らなかったし。
3連続もミスったし。
全体的な出来としては宮原知子ちゃんの方が良かった。
順位が逆でも不思議じゃなかったです。

さて、外国勢はまだまだ仕上がってない感じ満載でしたが、女子でいうと、今年はトゥクタミシェワよりソトニコワの方が怖いかも。
足の故障がまだ完治してないっぽいのですが、演技全体の大きさ、力強さは圧巻で、あれにジャンプの安定感が戻ってきたら、女子選手で勝てる人いない気がします。

男子は本格派宇野昌磨くんが実力を存分に発揮してくれて、大満足。
高橋大輔、町田樹なき後の日本の本格派の系譜は、彼が引き継いでくれるでしょう。

チャンが全然精細なくて、大丈夫なんか、という感じ。休養明けだけが理由なのか?こちらも今後注目です。

さ、そろそろフィギュアシーズン本格的に始動です。
が、その前に、今ラグビーのサモア戦だよ。日本強いぜ、勝ってるぜ。
てな訳で、応援します。

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