2023年7月20日木曜日

大外れだった転職面談

 リモートワークへの転職をもくろみ、活動を始めたところ、いきなり大阪の法律事務所から声がかかったことを昨日投稿しました。


https://comcomcom0620.blogspot.com/2023/07/bibirutenkaininatta.html


で、昨日帰宅後、急いで掃除などをしてから、オンライン面談を開始したわけです。


teamsというあまり使い慣れない(そしてちょっと調子が悪かった)ツールだったので、早めに入ってスタンバイしていたところ、5分前頃に相手方登場。


顔見た瞬間に「外れかも」と思いました。

そこにいたのは、でっぷりした空気を読めなさそうなおっさんでした。


開口一番「随分早いですね」と一言。

そんなんどうでもええやんと思いながら、teamsの調子が悪いので早めに…と一応説明。


そしていきなり、自己紹介しろと言ってきました。

今まで転職面談でそんなこと聞かれたことはありません。

自己紹介は、提出した履歴書や職務経歴書であらかたわかるはず。

びっくりの展開にしどろもどろになりながら自己紹介。


そのあとも、大学院では何をやっていたのかとか、どうしてその研究テーマを選んだのかとか仕事に関する質問はほぼ飛んでこない。


挙句の果てには、「司法試験の選択科目はなんでしたか」とか言い出す始末。

いやいや…成績証明出したでしょ。それ見りゃ選択科目なんぞない旧試験の合格だってわかるだろが!!(つまり見てない。)


合格に10年かかったのはなぜかとも聞かれました。

そりゃ私の要領が悪かったからでしょうとしか説明のしようがないわけで…


もう、実務に関係ないくっだらねえ質問ばかりで、嫌気がさしていて、開始5分で「ここの事務所はないわ」と思っていました。


そして、仕事に関係ない質問を続けた後に「そちらから聞きたいことはありますか」と言われました。

一応、「大阪以外に在住で現在リモートワークしている人はいるのか」と聞いてみたところ、いるという回答。


それから「昨日夜遅くに先生からご連絡いただきましたが(最後の連絡は深夜12時近く)、まだ事務所におられたのでしょうか」と聞いてみました。

そうしたところ、「事務所にいるかどうかは別として、あれくらいの時間まで仕事をしているのは普通です」という回答。


これを聞いた瞬間、「あ、もう絶対なし」と思いました。


いや、私も時には日が変わるころまで働いていたことはありますが、日常的にそんな働き方するのは無理です(体が壊れます)。

こういうことを平気で言う人って、人にもそれを強いるんですよ。

なんせそれが当たり前だから。


で、最後にどうでもいい札幌と大阪の気温の違いの話をして電話を切りました。


切った後、速攻「面談ありがとうございました。御所の今後益々のご発展を心より祈念いたします」(=そちらに行く気はありません)というご挨拶メールを送ってジエンド。


この間15分くらいでした。早かったね~。


案外、私の事前の読みは当たっていたかも。

おそらく急な人員不足になりそうで、急いで誰が入れたくて手当たり次第に人員を探していたんじゃないでしょうか。

それで、「こいつは文句言わずに働きそう」という人間にオファーをしていくつもりだったんじゃないかと思います。


こういうところって、臭覚がない人間が入っちゃって、メンタルや体壊してやめる…ってのがある意味定番だったりするのですよね…


いやー、一昨年当たりから転職面談を繰り返してきたおかげで、この弁護士の「ヤバさ」がしっかりわかりましたよ。

そして、「現状を変えたい」という欲に駆られていたかつての私であれば、もしかすると、このヤバさに引っかかりながらも、採用の声がかかったら行ってしまっていたかもしれない…という自分の若干の成長も感じたりして。


今一応安定して不満の少ない職場にはいますからね。

そんなに慌てなくていいわけです。

「ここは本当に言ってよし」というところをつかむまで、今の職場にいればいいわけですから。


そんなこんなで、のんびりじっくり、自分が納得して働けそうなところを探そうと思います。


とりあえずご報告でした。


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