めっきり寒くなりました。
朝晩の寒さが身にしみます。
さて、そんななか、ワタクシ、先週1週間、部屋の整理整頓ばかりやっていました。
月曜日の夜、ふっと家の中を見回して、なんとなくごちゃ~っとした部屋の様子に耐えきれなくなり、「とりあえずもう気がすむまで整理しよう!」と突如思い立って、翌火曜日から、毎日、帰宅後に部屋の整理を始めたわけです。
最初はクローゼットと洋服ダンス。
古着屋に出す、いらない洋服を選別(注:いらないといってもボロではなく、単に着ていないというだけです)。
そして買いすぎたタイツの対処。
水曜日は、本棚(というか、本も並んでいるシェルフですな)の整理。
木曜日は、廊下にある大きめの収納スペースと靴入れの整理。
そして、金曜日がメインイベント。
両親が泊まりに来たときのために置いてある布団の整理。
実は、このお布団類、今まで圧縮袋に詰めてベッドの下に入れてあったのですが、これが膨れたりはみ出したりして部屋の美観を損ねているといったらなかったのです。
「なんとかならんか」と常々思っておりました。
で、東急ハンズで、四つ折りタイプの圧縮袋に入れた後不織布の袋に入れてベルトで締めるというタイプの圧縮袋を3袋購入。
クローゼットを再度整理し直して、大半をクローゼットの中に押し込めるという作戦に成功しました。
土曜日は台所周りと洗面台周りの整理。
まあ、まだ少し課題はあるのですが(後述)、さしあたって、これで少し気が済みました。
火曜日から金曜日までの就寝時刻は、ほぼ午前3時か3時半。
いくら自由業の身とはいえ、翌日昼間で寝ているわけにはいきません。
金曜日まで平均睡眠時間4時間半ほどの、ハヤシにとっては「超睡眠不足状態」だったにもかかわらず、昼間、職場でばてることもなく、1週間を乗り切りました。
おそらく、アドレナリンでまくりのハイテンション状態だったのでしょう。
放送禁止用語になっちゃうので、うかつな言葉は使えませんが、自分で自分のことを「気が○○ていた」としか思えません。
一人暮らしを始めてもうすぐ7年になりますが、こんなに強く「居心地のいい空間にしたい!!」と思って、部屋の整理に邁進したことはありませんでした。
仕事の都合で一人暮らしを始めてから2回の引っ越しをしていますが、いつも、引っ越しをしたときの「とりあえず物とつっこんだ状態」を次の引っ越しまでキープし、無駄な物やいらない物をぽつぽつ捨てる・・・みたいな暮らし方をしてきました。
今の部屋は、約28平米の1K。名古屋の家の約半分くらいの広さです。
そんななか、名古屋時代と違って、家で過ごす時間も増えてきて気持ちが自然と内向きになってきたのでしょうか。
とにかく、「少しでも空間を広く」、「少しでもゆったり過ごせるようにしたい」の一心で、夢中になって部屋を整理しました。
要は、年をとっただけなのかもしれません。
しかし・・・
いらない物がなんと多かったことか。
箱だの、袋だの、プラスチックの物入れだの。
「なんで、こんなもの、とってあったんだろ?」と思う物が、部屋のそこここからわんさと出てきました。
部屋を整理しながら、気づいたことをいくつか。
収納用品をやたらめったら買うのはよくないということです。
これ、ありすぎると、捨てるという行為ができなくなります。
もちろん、今回、私も収納用品をいくつか買いました。
さっき書いた新しい布団圧縮袋、あと無印良品で帆布でできたボックス、圧縮の厚紙でできた小引き出し、段ボール性のA4フォルダー5枚組セット。
それと、なぜか紙袋ホルダー。
これらは、ひとつひとつ明確に目的があって買いました。
部屋を整理するときには、収納場所を移すということがあるわけで、そうすると、新たな収納場所に今まで使っていた箱物が入れられないとか、目に触れる場所に置くことにしたので、ちょっとビジュアル的に美しい物にしたいとか。
これらの物を買ったのは、そういう理由からです。
(なお、A4フォルダーは、平たい物を立てて収納するために買ったのですが、これ、まな板や、オーブンレンジの鉄板、袋入りの出汁の素など、台所でもかなり便利に使えます。おすすめです。)
そういう目的なく、なんとはなしに「あれがあると便利かも」なんていう気持ちで収納洋品を買うと、捨てられないわ、入れる場所はないわで、部屋はさらに悲惨なことになるのではないかと。
「入れる」「しまう」という点からすると、今回非常に役に立ったのは、靴の箱でした。
きれいな靴の箱(をゲットするには、それなりのお値段の靴を買うことが必要ですが)は、小物の収納に持ってこいです。
たとえば文庫本、たとえばCD、手紙類、滅多に使わないけどないと困る工具類。
そういうものは、きれいな靴の箱に入れて積んでおけば、美観も問題なし。
所詮箱ですから、痛んでしまったら捨てちゃえばいいというところも気楽で良いですし。
頂き物のお菓子やお酒が入っていた箱も、とっておいて良かったと今回思えた物の1つです。
こういう箱は、美しいですし、丈夫。
蓋と底を重ねて、たとえばサプリメントのボトルや缶を並べておいたり、ポケットティッシュをつめたりと幅広く使えます。
ただ、こういう箱物っていうのは「あると便利」という気持ちから、何でもかんでも、とっておいてしまいがち。
それが、新たなゴミになります。
丈夫で美しい、表に出して置いても恥ずかしくない物に厳選して残すべきだなあと思いました。
片づけながらもう1つ思ったのは、快適な暮らしを送るためには、必要ない物は家に持ち込まない、そして潔く手放すという行為を励行することだということです。
さっきの箱物じゃないですけど、「後で使うかも」「あると便利かも」なんて思ってとっておくものが、日常生活、案外多いように思うのです。
たとえばレジ袋とか、ファストファッションで買えるちょっとした洋服とか。
必要な物は何か、いらない物は何か、ここまでのサイズの物がいるのかなどなど、自分の身の丈みたいなものを知るということが、「快適な暮らし」の第一歩なんだなあと、先人たちが言っていることを身にしみて感じたのでした。
さて、一息つきましたが、ハヤシのお片づけというか「快適に過ごす作戦」は、まだ終わったわけではありません。
まず、リビングに置くために少し大きめのゴミ箱がほしい。
今まで小さいのを2つ置いていたのですが、じゃまくさいったらなくて、1つにしました。
しかし、大きめの方を残したとはいえ、すぐにパンパンになりそうなのです。ゴミ箱がパンパンって、なんだか格好悪い。
ただ、なかなか気に入ったゴミ箱が売っていない。
納得できる物を探そうと考えています。
もうひとつ、ベッドのサイズを小さくしようかと思っています。
ハヤシのベッドは、無印良品の脚付マットレスのシングルサイズ。幅は93センチです。
このワンサイズ下のスモールというのに変えようと思うのです。幅が10センチ狭くなります。
10センチ程度なら、寝るのに支障はないでしょう。
逆に部屋のスペースが、幅10センチ分広くなると、結構な開放感が広がると思うのです。
ただ、このあと2週間は、いずれも週末留守にするので、取り替えはもう少し後になりそうです。
今年いっぱいくらいで、ハヤシの快適空間がさしあたって完成してくれるといいのですが、そのころにまた、ゴミがたんまりたまっていないよう、せいぜい気をつけるようにしたいと思います。
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