病院に来ています。いつものかかりつけの病院とは違う病院です。
病院を変えてやろうと決意して、ネットで探してきた病院です(したがって、いい病院なのかどうかは分かりません)。
先週末、ブログを休載しました。それと、今日病院を変えたことには深く?関わっておるわけです。
先週の土曜日の夜のことでした(昼間はふつうに出歩いていた。ま、今にして思えば、いつもの休みの日よりも多少体は重かったかもしれません)。
寝ようとしたら、動悸がでました。これもたまにあることなので、あまり気にも止めず、医者からもらっていた軽い精神安定剤を飲んで寝ました。
いつもなら、朝になれば動悸は収まっています。
が、この日は朝になっても収まっていませんでした。
ま、これもごくたまにではありますが、なくはないこと。なんだか調子悪いなあと思いつつ、食欲はあったので、ふつうに遅い朝御飯を食べました。
その最中から、恐ろしい倦怠感に襲われました。
食事を食べ終わるころには、もう、食器を洗うことさえしたくない、このまま寝たい、と思うほどの倦怠感でした。
とりあえず、こりゃ尋常じゃないなと思い、何とか食器だけは洗って布団に入りました。
すると、今度は多少の悪寒、結構ひどい筋肉痛が伴ってきました。試しに熱を計ってみると7度2分。微熱程度です。
しかし、のども痛くないし熱もないし、下痢したり嘔吐したりするわけでもない。自分でもなにがなんだかよく分からないけど、体調だけは激悪という状況で、とにかく起きていることができず、寝ていました。
夜の6時過ぎだったでしょうか。
熱が多少上がって7度7分くらいになりました。が、体のだるさは、わりととれている。
そして、なぜか、強烈にお汁粉が食べたくなりました。
冷凍にしていたお持ちとゆで小豆でお汁粉を食べたところ、胃痛腹痛を感じました(それとて強烈なものではない)。
その後、さらに眠りました。
起きあがると、さらに体は軽くなっていて、水が飲みたい感じに。
近所のコンビニにスポーツドリンクやウィダーインゼリーを買いに行って、就寝。
翌日、胃の膨満感や腹痛が前日より悪くなっていました。
この日は成人の日。病院は休みです。が、区の保健所が休日診療をやっていることを知り、とりあえず行ってみることに。
診断は、胃腸風邪でした。
ハヤシは昨年の6月に強烈なウィルス性胃腸炎をやったあと、胃腸の調子が反復継続的に芳しくなく、逆流性食道炎、過敏性腸症候群の診断が下っており、ずっと投薬生活を送っておりました。
で、保健所のお医者さんにも、そのことは説明して、現在処方されている薬を話しました。お医者さんは、そこで処方されている薬にプラスする薬を出してくれて、できれば、いつものお医者さんに行った方がいい、と言いました(ま、そりゃそうだよね)。
あけて火曜。
この日は、定例のどうしてもいかねばならない仕事があったので、日中なんとかそれをこなし、夕方、かかりつけの病院へ。
連休明け、かつインフルエンザ流行のためか、病院は混んでおりました。
受付の方に簡単に状況を説明、20分位して診察室に呼ばれました。
先生、パソコン画面に目をやったまま、私から事情を聞くこともなく、まず、ため息一発。そして、開口一番、なぜか怒り口調で、こう言いました。
「ハヤシさんさあ、体調悪かったら、薬の量増やしていいって、言ったよねえ」
え?いきなり、その反応っすか?
確かに言われたことはありました。
しかし、既に一度薬の量は増えており、しかも種類は複数でているわけでなにをどこまで増やしていいか、分からん。
その後も先生はめんどくさそうに私の触診をしたり、脈をはかったり。その様子に、腹は立ってくるわ、悲しくなってくるわ・・・
私は不安だったのです。
自分が体験したことのない異様な熱の出方、引き方。その後の胃腸の不調。なのに、まともに話を聞いてくれることもなく、いきなりこの対応。
「・・・自分もかなり具合が悪くて不安でここに来たのに、いきなり、そんな風に大きな声で怒られたら、困ります!」
言うべきかどうか一瞬悩みましたが、ええい、ままよ!!と思い、こう言いました。
先生、さらに不機嫌になり、初めてこちらを見ました。
「だって、こんなの感染症に決まってるでしょ」
「わかりませんよ、そんなこと。」
その後も、先生、「未体験のことなんて、これからいくらでも起こるよねえ」「いちいちいちいちこんなことで病院に来てたら、大変だよ」などなど、自分の正当性をやたら主張します。
そのうち、なんだか病院でこんなやりとりしているのが本当に本当に情けなくなって、涙がこぼれてきました。
それ見て、先生、初めてひるみました。
ごめんねと言いながら、どこまで薬を増やしていいか、など紙に書いて説明を始めました。私の腕をさすりさすりしながら(うえ~、きもっ)、「他に何か聞きたいことない?」
「いえ、大丈夫です、ありません」とワタシ。翻訳すると「おめえに聞くことなんて、金輪際ありゃしねえよ!!!」ということなわけですが。
こんな病院、二度と来ない。そう決めました。
ただ、薬はもう切れそうで、この身体状況、なかなか薬なしで過ごすというのもかなり不安。
そこで、ネットでかなり時間をかけて病院を調べ、やって来たわけです。
今までと違って、内科以外の科も複数ある検査設備もそろっている病院。とりあえず症状を説明したら、すぐに超音波検査をしてくれて、その他尿検査、便検査、血液検査なども実施。2週間後に検査結果を危機に来ることになりました。
実は、昨日までハヤシはさらに気持ちがドツボにはまっていて、次行く病院でも、あそこのあいつみたいな医者が出てきたらどうしよう?
そんな恐怖心を持っていました。
が。
仕事でつながりがある整形外科医兼心療内科医の先生に、ちょっと電話して相談してみたのです。
そうしたら、「その病名ふたつ並んでると、心的なもの以外の何ものでもないですよねえ」と一言。
「だから、ほんとはね、仕事のスタイル変えるとか環境変えないと治んないんだけど、まあ、無理だよねえ。」
病院はいつでも紹介できるし、「いつでも電話してきてください」と言ってくれました。
ま、でもさし当たり、違う病院に行って検査してもらうのがいいかもね、そうも言われました。
これで、すごーくすごーく気持ちが救われました。
どうせ長いこと治らないんだったら、次の病院がいまいちだと思った時点で、また先生に相談すればいいじゃないか。
自分で、薄々そうだろうと思っていた、でもそう確信することが怖かったワードが出てきて、とてもホッとしたし。
そんなわけで、吹っ切れてとりあえず今日の病院に来て、まずは調べましょう、と言ってもらえた、というわけです。
しかし、前の病院のトンでも医者ですが、今まであんなこといわれたことはありませんでした。
たぶん、病院が混んでて、裁ききれなくてイライラしていたところに、「極軽症」とみなしていたワタシが、深刻な顔して飛び込んできたので、「おまえなんか診てる暇ねえんだよ!!」とイラッと来たんだろうなあ。
人の信頼が崩れるのなんて一瞬だよね~。改めてそう感じました。
医者と弁護士の仕事のあり方って、割とパラレルだと思っています。
話を聞くのが、仕事の7割。
まず、話を聞くこと。
頭ごなしに決めつけないこと。
あいつを反面教師にして、自分はいい仕事してやろう、そう思いました。
・・・てな決意が、またストレス生むんだろうな。気をつけます。
0 件のコメント:
コメントを投稿